説明

電子アルバム作成装置、電子アルバム作成システム、情報端末、及び、電子アルバム作成方法

【課題】専用の端末、あるいは専用のアプリをダウンロードした端末を用い、ツアー工程と関連する関連情報と連携させた端末毎の電子アルバムの自動作成を行う。
【解決手段】情報端末の端末IDと、前記情報端末により撮影された施設に関係する写真の画像IDと、施設に設けられた基地局を特定する基地局IDと、を情報端末から受信する送受信部と、前記端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から前記端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の施設の候補を検索するツアー情報処理部と、さらに関連情報処理部と、アルバム編成部とを有することを特徴とする電子アルバム作成装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に観光バスのパッケージツアー等における、電子アルバム作成技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、旅行中に撮影した写真の整理には手間がかかり、また、作成処理も煩雑である。また、写真は、デジタル化したものであっても、e-コマースなどの他業種のサービスとの連携が難しかった。
【0003】
近年、デジタルカメラやムービーなど写真(静止画、動画を含む)を撮影することができる撮影機能と通信機能と位置取得機能とを備えた情報端末を用いたインターネット連携技術の発展により、写真に位置情報を付加し、通信により自動的にネットワーク上のサーバ、PCなどにアップロードする仕組みや、提供された写真を自動的にアルバム化する機能を備えたシステムが市場において認知されつつある。
【0004】
このようなアルバム自動作成技術については、旅行をする地域において、見る、食べる等の旅行テーマからなる基本情報を利用者が入力することで、事前に用意された素材データ、関連画像と撮影した写真の画像、位置、時間データで関連するものを自動でレイアウト設定する仕組みはすでに知られている。(下記特許文献1参照)。
【0005】
また、観光バスを用いたシステムとしては、個人の所持するデジタルカメラなどの写真を観光バスの各座席に搭載されたモニタを通して共有し、アルバムを作成する仕組みも知られている(下記特許文献2参照)。
【0006】
さらに、旅行の行程と連携したアルバム作成処理においては、観光地で撮影された写真をアンケート等から収集した行動履歴と対応付けてアルバムを作成するシステム、及び方法は知られている(下記特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005‐063302号公報
【特許文献2】特開2005‐346575号公報
【特許文献3】特開2009‐169546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、観光バス等を用いたパッケージツアーでは、固定された日程の中で、数時間の自由時間やオプションでの料理の選択、場合によっては半日程度の小さなオプションツアーを組みこめる等、パッケージツアーでありながら、個人の希望を旅行行程の中に組み込めるようになり、従来の画一的なツアーとは異なる形態のツアー、すなわち、カスタマイズ可能なツアーが主流となっている。また、ツアーにおける立ち寄り先は同じでも、例えば同じアミューズメント施設内でも実際に訪れる施設や訪れる順番は異なるのが一般的である。
【0009】
このようなカスタマイズ可能なツアーでは、個人それぞれのカスタマイズされた旅行行程に合わせたアルバム自動作成を行う場合に、利用者毎に異なる立ち寄り先の登録が必要になるなどの追加の処理が必要となり、また個人毎に異なる、立ち寄った店舗やお土産を購入した場所、食事内容等に関しては写真に関連付けしにくいため、アルバム内の写真のうち情報を関連付けできる写真は、パッケージツアー内で固定されている部分の写真のみに留まり、共通部分の思い出を見るアルバム以上のアルバムへの展開も難しい。
【0010】
また既存の電子アルバム作成装置の仕組のうち、上記特許文献1のシステムでは、位置情報、時間等に依存させて写真をレイアウトするという点ではアルバムの自動作成が可能であるが、カスタマイズ可能なツアー等における、個人毎に異なる細かな立ち寄り先などの写真に関して位置情報、時間等に依存させて写真をレイアウトしようとすると、利用者による個人毎に異なる細かな立ち寄り先などの写真に関する位置情報、時間等の関連情報の登録が必要となり、この登録を自動化するための技術が示されていないという問題があった。
【0011】
また、上記特許文献2のシステムでは、観光バスの各席に常設されたモニタを必須の構成とするため、バスを降りた後やホテルなどでの写真と関連情報との関連付けをすることができない。
【0012】
さらに、上記特許文献3では、利用者のアンケート記入が必要であり、利用者の負担が大きくなる他、アンケート等の行動履歴は事後的に記入するものとなるため、リアルタイムなアルバム作成は難しいという問題がある。
【0013】
加えて、上記3つの先行技術に共通する問題点として、思い出を見るためのアルバムに関してはある程度のものが作成できるが、アルバムからe-コマースなどの、行き先に関連する商品やサービスに後からアクセスして商品を購入したりすることに関する言及はない。
【0014】
本発明の目的は、専用の端末、あるいは、専用のアプリをダウンロードした端末をツアー等に携帯し、これを用いて、位置情報、時間などが付加された写真を端末毎に保存し、旅行日程、観光地情報、店舗情報等の付随する関連情報と連携させた端末毎の電子アルバムの自動作成を行うことを目的とする。
【0015】
さらに、写真に関連付けした付随する情報からwebで商品を購入したりサービスの申し込みをするe-コマースへのアクセスも可能とし、思い出から買い物等が可能な、電子アルバム自動作成、及び、e-コマース連携技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の一観点によれば、情報端末の端末IDと、前記情報端末により撮影された施設に関係する写真の画像IDと、施設に設けられた基地局を特定する基地局IDと、を情報端末から受信する送受信部と、前記端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から前記端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の施設の候補を検索するツアー情報処理部と、得られたツアー工程情報のツアーでの立ち寄り先の施設の候補の中から立ち寄った施設を前記情報端末から得られた前記基地局IDに基づいて特定し、前記基地局IDにより特定される基地局を介して前記立ち寄った施設の店舗IDにより特定される店舗から得られる店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けする関連情報処理部と、前記ツアー情報処理部、前記関連情報処理部の2つの処理部で処理された店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けしていくことで、前記ツアーIDと前記登録ユーザIDとにより識別される個人毎のツアーのアルバム情報を作成するアルバム編成処理を行うアルバム編成部とを有することを特徴とする電子アルバム作成装置が提供される。
【0017】
上記電子アルバム作成装置によれば、ツアー行程情報の中から立ち寄った施設を特定し、その施設の関連情報と施設を撮影した画像データとを関連付けして、電子アルバムを作成することができる。
【0018】
前記店舗の関連情報は、店舗のホームページにアクセスするための店舗アクセス情報を含み、前記アルバム情報における前記店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けに基づいて、前記画像データから前記店舗アクセス情報を介して前記店舗のホームページにアクセスすることで店舗における電子商取引のためのインターフェイスが形成されることを特徴とする。
【0019】
さらに、広告IDと、店舗IDと、広告にアクセスするための広告アクセス情報と、を有する店舗の広告情報を、前記店舗の広告情報と前記店舗の関連情報とを前記店舗IDにより紐付けすることにより、前記店舗の関連情報と関連付けされた前記画像IDにより特定される画像データに基づいて、前記広告アクセス情報を介して前記店舗の広告情報内の広告にアクセスするためのインターフェイスが形成される。
【0020】
前記情報端末から取得されるアルバムレイアウトの変更情報に基づいて、前記アルバム情報におけるアルバムのレイアウトを変更することを特徴とする。
【0021】
本発明は、画像データを取得する入力部と、ツアーの立ち寄り先の店舗に設置されている基地局により位置情報を取得する位置情報取得部と、前記画像データと前記位置情報とを含むアルバムデータをアルバム作成のためのアルバム作成装置に送る送受信部と、を有し、入力部からの電子アルバムのレイアウトの変更のためのユーザ操作に基づいて利用者変更処理部によりアルバムのレイアウト変更処理がなされると、前記送受信部から前記電子アルバム作成装置に向けて、変更されたレイアウト情報又は変更すべきレイアウト情報が送られ、前記電子アルバム作成装置内のアルバム情報が変更され、さらに、前記電子アルバム作成装置から取得した前記アルバムデータの表示処理を行うアルバムデータ表示処理部を有することを特徴とする情報端末である。
【0022】
さらに、店舗にアクセスするための店舗アクセス情報(と店舗における提供物一覧情報とを含む情報)を取得し、前記画像の画像IDにより特定される画像データと関連付けして前記送受信部より前記電子アルバム作成装置に送ることを特徴とする。
【0023】
本発明は、上記のいずれか1に記載の電子アルバム作成装置と、上記に記載の情報端末と、を有する電子アルバム作成システムである。
【0024】
また、本発明は、情報端末の端末IDと、前記情報端末により撮影された施設に関係する写真の画像IDと、施設に設けられた基地局を特定する基地局IDと、を情報端末から受信するステップと、前記端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から前記端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の施設の候補を検索するツアー工程情報検索ステップと、得られたツアー工程情報のツアーでの立ち寄り先の施設の候補の中から立ち寄った施設を前記情報端末から得られた前記基地局IDに基づいて特定するステップと、前記基地局IDにより特定される基地局を介して前記立ち寄った施設の店舗IDにより特定される店舗から得られる店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けする関連情報処理ステップと、前記ツアー情報検索ステップ、前記関連情報処理ステップの2つのステップで処理された店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けしていくことで、前記ツアーIDと前記登録ユーザIDとにより識別される個人毎のツアーのアルバム情報を作成するアルバム編集処理を行うアルバム編成ステップとを有することを特徴とする電子アルバム作成方法である。
【0025】
本発明は、上記の電子アルバム作成技術をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良く、当該プログラムを記録するコンピュータ読みとり可能な記録媒体であっても良い。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、ツアーでの立ち寄り先の施設と撮影した画像データとを関連付けした電子アルバムを簡単に作成することができる。また、この電子アルバムにおいて、画像データから、施設の商品等や広告にアクセスして購入・参照等をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施の形態による電子アルバム作成システム一構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】情報端末装置の一構成例を示す機能ブロック図である。
【図3】電子アルバム作成中のツアー行程情報を格納するツアー行程情報DB内のデータの一構成例を示す図である。
【図4】電子アルバム作成中の情報端末の情報端末情報を格納する情報端末情報(格納)DB内のデータの一構成例を示す図である。
【図5】情報端末から送付されてきた写真を格納する写真DBのデータの一構成例を示す図である。
【図6】立ち寄り先の施設及びその施設に設置された情報端末への位置情報提供手段を特定するための情報や施設のURLなどの関連情報を格納する関連情報DB内のデータの一構成例を示す図である。
【図7】電子アルバム内の写真に広告として挿入される広告情報を格納する広告情報DB内のデータの一構成例を示す図である。
【図8】本実施の形態による電子アルバム作成技術により作成された電子アルバムを構成するためのアルバム情報を格納するデータ構成図である。
【図9】電子アルバム作成装置(ホストシステム)が写真を受信してから、e-コマースサイトへの誘導が行われるまでの処理の流れの概要を示すフローチャート図である。
【図10】本実施の形態による電子アルバム作成システムにより作成した電子アルバム(e−book)の画面表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本明細書における施設とは、店舗、駅、食事処、などの他、アミューズメントパーク、公園、城、湖、海、池、半島、などの種々の地物が含まれる。
【0029】
以下、本発明の一実施の形態による電子アルバム作成技術について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0030】
図1は本発明の一実施の形態による電子アルバム作成システムのシステム構成例を示す機能ブロック図である。e-コマース連携のための構成も併せて示している。図1に示すように、本実施の形態による電子アルバム自動作成及びe-コマース連携システムは、ツアー行程情報データベース(DB)109、情報端末情報(格納)DB110、写真データDB111、(ツアー)関連情報DB112、広告情報DB113、アルバム情報DB114などの写真とツアーに関連する種々の関連情報を格納するDBを備えた(或いは、ネットワーク接続された)、例えば旅行会社又はその関連会社等が運営するコンピュータなどからなるホストシステム100と、観光バスや徒歩などによるツアーの立ち寄り先毎に設置された基地局105と、ホストシステム100のアルバム情報に基づいて電子アルバムなどを表示するとともに、各種情報を変更する操作が可能な情報端末106と、e-コマースなどを運営するecサイト(サーバ、インターネットショップ等)121と、を有して構成されている。情報端末106は、例えば、携帯電話機やスマートフォンのような携帯端末等である。基地局105は、バスや施設などにも設置可能なWi−Fiなどの基地局である。情報(携帯)端末106のキャリアの基地局であっても、基地局の位置情報などによりその施設を特定できる仕組みがあれば良い。情報端末106は、基地局105を通じてインターネット107に接続することができ、ホストシステム100とも接続が可能である。
【0031】
ホストシステム100は、ツアー行程情報DB109の情報を基に、端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の候補を検索する処理を行うツアー情報処理部102と、ツアーに関連する関連情報DB112と広告情報DB113等を基に、電子アルバムの写真などと関連付けたい関連情報の写真との関連付けを含めた電子アルバム作成用処理を行う関連情報処理部103と、ツアー情報処理部102、関連情報処理部103の2つの処理部で処理されたデータと写真データDB111のデータを用いて、実際の電子アルバムを編集するアルバム編集処理を行うアルバム編成部104と、インターネット107を介して、情報端末106や施設の基地局105やecサイト121との間でのデータ等のやり取りを行う送受信部101と、を有する。また、ツアー情報処理部102、関連情報処理部103の2つの処理部で処理されたデータと写真データDB111のデータと、広告データ情報等とに基づいて、写真をアイコン又はボタンのようにして、周知の技術により広告や関連情報のソースへアクセスできるように構成されている。
【0032】
ツアー行程情報DB109では、個人によって変更された、例えば追加オプションとして提供される料理の情報なども反映することができるように、ユーザを識別するための登録ユーザID304を持ち、情報端末情報格納DB110に保存された個人の選択情報を参照可能である。電子アルバム作成処理が完了した後は、ツアー情報、写真に関連付けされた関連情報とともにアルバム情報DB114内に保存され、関連情報DB112内の関連情報に基づいてe-コマース121にアクセスできるようになっている。また、完成した電子アルバムやe-コマース121へのアクセスは、ツアー終了後などにユーザの情報端末(情報端末106でも良いし別の端末でも良い)からホストシステム100にアクセスすることで参照したり、写真をダウンロードしたり、e-コマース121にアクセスしたりすることができる。
【0033】
図2は、情報端末106の内部構成例を示す機能ブロック図である。情報端末106は、ツアー時に貸し出して、ツアー終了後に回収するのが一般的であるが、ユーザの情報端末106に、以下に説明するような構成と処理を行わせるためのプログラムをインストールするようにしても良い。
【0034】
入力部(カメラ、ムービーなどの撮影部の他にキー操作などを行う操作部も含む)205で写真を撮影し、そこに位置情報取得部(基地局の位置情報に基づくもの、GPSにより位置情報を取得するもの等がある。)204で取得した現在位置情報を関連付けしたデータが、送受信部(通信部)207からホストシステム100に送られる。PBS部(位置情報取得部)204は、店舗に設置されている基地局により、位置を特定することも可能である。また、この情報端末106で、完成後のアルバム情報をホストシステム100から取得すると、送受信部207で受け取ったこのデータを、アルバムデータ格納部208で保持し、データ処理部201内のアルバムデータ表示処理部202で表示制御のための処理がなされた後に、表示部(ディスプレイ)206に表示することができるようになっている。電子アルバムのレイアウト等を変更したい場合には、入力部(操作部)205からのユーザ操作等に基づいて利用者変更処理部203によりレイアウト変更処理がなされ、再度、アルバムデータ表示処理部202で処理されて表示部206に表示された後、送受信部207からホストシステム100に変更された情報(又は変更すべき点に関する情報)が送付され、ホストシステム100内のアルバム情報(個人毎に区別されている)が変更される。
【0035】
図3は、パッケージツアーの行程情報を格納するツアー行程情報DB109のデータ構成例を示す図である。図3に示すデータに関しては、一般的には、外部、例えば旅行会社などから既に入力されて、データは完成している。ツアー行程情報は、電子アルバム作成にあたり、ツアーを一意に認識するためのツアーID301と、事前に判明している範囲での立ち寄り先である予定する行程302と、ツアー全体の日程303と、登録ユーザID304と、を有している。予定する行程302は、さらに、各行程毎に細分化されており、各行程ID305毎に、地域名(ID)306、店舗名(観光地名、施設名)307、訪問予定日時308などが含まれる。この行程情報は、後述する図6の関連情報と結びつけられる。
【0036】
図4は、情報端末106から送られてきた情報を格納する情報端末情報(格納)DB110のデータ構成例を示す図である。図4に示すデータは、端末ID401毎に(すなわち、情報端末を所持するツアー参加者又は参加グループ毎に)格納され、ツアー終了後は、ツアーID402以下の情報が、アルバム情報DB114内に保存され、すべて書き変わるようになっている。
【0037】
図4に示すように、情報端末情報DB110のデータ構成としては、情報端末を一意に識別する端末ID401と、ツアーID402と、情報端末は貸し出されたものである場合を考慮して登録ユーザを一意に識別する登録ユーザID403と、ツアーの立ち寄り先である店舗名、製品名等SSやオプションの料理名等のお気に入り情報、すなわち、カスタマイズされた情報を示すお気に入り情報404と、上記のように、情報端末106の操作部205等からの操作などにより変更指示されたアルバムレイアウト変更情報405と、を有している。
【0038】
図5は、情報端末106から送られてきた写真を格納する写真DB111の一構成例を示す図である。図5に示す写真DB111において、端末ID501と登録ユーザID502は図4の携帯端末情報110に基づく情報であり、端末ID501と登録ユーザID502との組により、どのツアーの参加者のうち誰が取った(どの情報端末により撮影された)写真であるかを特定することができる。このように構成することにより、例えば、情報端末106内の情報が書き変わった後(異なるツアー又は日時の異なるツアーで情報端末106が貸し出された後)にも、登録ユーザID502で識別することで、登録ユーザへの写真の提供等が可能となる。
【0039】
さらに、画像を一意に特定する画像ID503と、jpeg、mpegなどの画像(動画を含む)データ属性504と、写真を撮影した位置を示す位置情報505と、撮影日時情報506と、データが配信された基地局を特定する基地局ID507とが、1つの画像ID(503−1)、すなわち、一般的に一枚の写真又は同じ施設で撮影された一連の写真等に対して関連付けされている。別の画像ID(503−2)を持つ別の写真についても、同様に、画像データ属性504と、写真を撮影した位置を示す位置情報505と、撮影日時情報506と、データが配信された基地局を特定する基地局ID507とが関連付けされている。
【0040】
図6は、ツアーにおける立ち寄り先の周辺施設などの、ツアーにおいて写真と関連付けされた関連情報を格納する関連情報DB112のデータ構成例を示す図である。この関連情報DB112の関連情報は、電子アルバムに挿入され、電子アルバム作成処理時に付属情報として提供される。例えば横浜の歴史など、店舗や施設と関係ない情報もここに格納され、電子アルバムを内容的に充実させ電子アルバムをより魅力的なものとするための情報も提供される。そのために、まず、関連情報を分類する関連情報分類データ601が設けられている。ここでは、小売りということで、店舗における商品に関連する情報の例を示している。
【0041】
さらに、横浜などの地域を一意に識別する地域ID602と、店舗、観光地などを一意に識別する店舗ID603と、店舗のURL(店舗のホームページ等のアクセス先等)604と、店舗の住所605と、店舗で提供された提供物一覧(お土産屋などの店舗の場合は売られている商品を提供物一覧のそれぞれのID)606と、店舗毎に設置されている基地局(位置情報取得手段を兼ねた店舗の基地局と情報端末との通信の中継手段)を識別する基地局ID607と、が設けられている。
【0042】
基地局IDにより特定される基地局による中継通信により、例えば気に入った商品やお気に入りの情報なども収集出来るようにしている。また、店舗URL604も有することにより、後述するe-コマース121へのアクセスや、電子アルバム内の写真に関連する、より詳細な情報をさらにみたい場合に、店舗URLへアクセスすることができる。
【0043】
図7は、電子アルバムに広告として挿入される情報をまとめた広告情報DB113内のデータ構成例を示す図である。広告情報DB113内の広告情報は、広告を一意に識別する広告ID701、701−2、…と、それぞれの広告ID毎に設けられた、店舗ID702(図6の店舗ID603と関連する)と、商品名703(図6の提供物IDと関連する)と、画像ID704(図5の画像ID503と関連する)と、メッセージ705と、広告URL706(広告にアクセスするためのURL)と、広告のサイズ707と、広告の掲載期間(有効期限)708とが、含まれる。この広告情報の広告URL706に基づいて、e-コマース121に接続することができる。尚、メッセージ705、広告のサイズ707、掲載期間708の情報は、例えば電子アルバム挿入、レイアウト作成の際に用いられ、メッセージを挿入したり、広告サイズを自動的に決めたり、広告の有効期限に基づいて広告を自動的に掲載、消去したりするための自動化を実現するために用いられる。
【0044】
図8は、完成したアルバム情報を格納するアルバム情報DB114のデータ構成の一例を示す図である。図8に示すように、アルバム情報は、ツアーID801(図3のツアーID301と関連付けされている)と、登録ユーザID802(図3の登録ユーザID304と関連付けされている)と、画像ID803(図5の画像ID503と関連付けされる)と、画像ID803毎に、お気に入り情報804(図4のお気に入り情報404、図6の提供物一覧606と関連付けされる)、アルバムレイアウト情報805(図4のアルバムレイアウト変更情報405により変更されうる)、広告ID又は広告URL806(図7の広告URL706と関連付けられる)が設けられる。
【0045】
すなわち、図3から図7までの情報に基づいて、図8のアルバム情報が構成されており、図8のアルバム情報の各項目から、図3から図7までの各情報を参照しながら、画像ID毎に整理された電子アルバムを構成するための情報を得ることができる。ここで、電子アルバム(e−bookのような形態)が、DVDなどの媒体(メディア)によって提供される場合には、広告ID又は広告URL806が、DVDのデータ領域に挿入され、DVDのデータに基づいてe−コマースに接続するため、広告のURLも情報として保持していることが好ましい。
【0046】
尚、DB109〜113までのデータは、基本的に新しい情報が得られると更新されるものであるが、アルバム情報DB114内のデータは、基本的にはユーザの要求に応じて過去のツアーの電子アルバムを作成するためのテンプレートとなるような情報であり、長期的に保存される性質の情報である。ツアー終了後に、電子アルバムとして旅行者に提供された後に、後日、電子アルバムから関連情報DB112内のデータ等を通じて、e-コマース121等にアクセスすることができる。その際には、DB109〜113までのデータは、基本的に新しい情報に更新され、例えば販売中止になった商品等は、販売がされていない旨がわかるようになっている。
【0047】
図9は、ホストシステム100が情報端末106から写真を受信してから、e-コマースサイト121へアクセスする動作が行われるまでの一連の処理の流れの例を示すフローチャート図である。
【0048】
まず、情報端末106から写真が送付され、ホストシステム100で受信することで、本電子アルバム作成装置の処理が開始する(ステップ900)。受信した写真は、まず写真データDB111内に格納され(ステップ901)、写真に付属していた端末ID501と関連する登録ユーザID502から、ツアー情報処理部102がツアー行程情報DB109を検索して、該当するツアー(図3のツアーID301)を抽出する(ステップ902)。そして、関連情報処理部103が、図3のツアー行程情報DB109から、ツアーで立ち寄る先やその周りの関連情報303を検索し、写真以外の電子アルバムに挿入する情報を収集する。この際、図4の情報端末情報110、図6の関連情報DB112、図7の広告情報DB113等を参照して、実際に立ち寄った店舗や店舗の広告などの位置情報や商品情報等も店舗に設けられた基地局105を介して入手する(ステップ903)。
【0049】
ツアー情報処理部102がステップ903で収集した情報と、関連情報処理部103が図5に示す写真データDB111の位置情報505や日時506、基地局ID507と、を参照して、アルバム編成部104が、図8に示すアルバム情報を作成する。この際、ツアーID801は、図3のツアーID301と関連付けされ、登録ユーザID802は、図3の登録ユーザID304と関連付けされ、画像ID803は、図5の画像ID503と関連付けされ、画像ID803毎に、お気に入り情報804は、図4のお気に入り情報404、図6の提供物一覧606と関連付けされ、アルバムレイアウト情報805は、図4のアルバムレイアウト変更情報405により変更され、広告ID又は広告URL806は、図7の広告ID701又は店舗URL(広告URLと同じ)に関連付けされるため、DB109から113までにより、アルバム情報DB114を作成することができる。そこで、レイアウトや挿入する広告を決めて電子アルバム作成を行う(ステップ904)。
【0050】
ここまで処理が進むと、追加の写真がないか否かを検索し(ステップ905)、写真が追加されている場合は(Y)、ホストシステム100に送信して追加し、ステップ901からの電子アルバム作成までの処理を繰り返す。また写真が追加されていない時は(N)、情報端末106からのアルバム配信要求がないかを確認し(ステップ906)、要求があった場合には(Y)、アルバム情報を情報端末106に送信する(ステップ907)。アルバム配信要求がない場合は(N)、ステップ905に戻る。
【0051】
ステップ907のアルバム情報の送信後に、情報端末106から電子アルバムにおける写真等のレイアウト変更の要求があった場合(ステップ908)、変更を踏まえて再度電子アルバムを作成する(Yでステップ904に戻る)。
【0052】
電子アルバムが完成した(ステップ909)後は、電子アルバムに挿入した広告などの関連情報へ接続要求がユーザ端末(PCなど)からあった場合に、e-コマースサイト121へアクセス(誘導)する(ステップ911)。
【0053】
上記の処理により、ツアーのカスタマイズされた部分も、基地局等の位置情報を介して写真と施設等を関連付けした電子アルバムを作成することができる。また、電子アルバムから、写真と関連付けされた施設のホームページのURL、広告のURLに基づいて商品等を購入するためのサイト、例えばe-コマースサイト121へアクセス(誘導)することで、欲しい商品等を簡単に購入するような仕組みとすることができる。例えば、表示された画像をボタンとして、そのボタンをクリック等することで、自動的に、店舗のホームページや商品等の広告のための頁にアクセスすることができるようにすることで、電子アルバムに含まれる画像と関連する商品を簡単に購入することができる。
【0054】
図10は、本実施の形態による電子アルバム作成システムにより作成した電子アルバム(e−book)のPC上等における画面表示例を示す図である。図10に示すアルバム表示(画面表示)1000は、例えばツアーID801に基づいて特定される行き先を示す「○○ツアーの思い出」などのタイトル(1003)がツアーID801に基づいて表示される。図3には示されていないが、ツアーID801(301)を介してツアー名を予め取得しておけば良い。
【0055】
また、画面表示1001においては、アルバム情報DB114のツアーID801から、図3のツアー行程情報DBを呼び出し、例えばGPS部204等から取得した立ち寄り先の位置情報を基に、図5も参照して、ツアー全体の地図(ツアーが複数の地域に跨っておこなわれる場合には、その一部でも良い)、すなわち、立ち寄り先のポイントP1、P2等を含む地図1003を一般的な地図ソフトウェア等を利用して作成し、さらに、ツアーの行程のコース1004と、立ち寄り先1005(P1)、1007(P2)等の代表的な写真(インデックスとして用いる)を図8のアルバム情報DB114の画像ID801に基づいて表示させても良い。
【0056】
また、画面表示1010においては、例えば、PCのポインタなどにより指示した地点(例えば1005(P1)の写真1)等をポイントすることで、そのポイントP1における写真一覧(サムネイル等の縮小写真でも良い)として、写真(1a)1011、写真(1b)1013、…を表示させることができるようにしても良い。また、スライドショー1015ボタンを設けておき、その地点P1の複数の写真を順番に表示させるようになっている。ここで、例えば画面表示1001の地図で写真、例えば写真(1)を選択すると、図8の画像ID803と同じ画像ID503をもつ図5の位置情報505を検索し、その位置情報505と同じ又はその近傍の一情報を持つ写真一覧の表示1010(写真(1a)1011,写真(1b)1013、…)が行われる。また、スライドショー1015ボタンを押すと、写真(写真(1a)1011、写真(1b)1013、…)が順番にスライドのように表示されるようになっている。
【0057】
画面表示1020は、広告表示画面の一例を示しており、立ち寄り先の位置情報を基に、広告を選んで表示している。広告の選択処理は、例えば、現在、画面表示1001において写真(1)の位置1005(P1)を選択状態とし(ポイントし)、画面表示1010において写真1a、1bが表示されている場合には、地図1003の写真(1)1005の位置P1が特定されていることになり、図5と図7とで同じ画像IDをもつ図7の広告DB113のデータに基づいて、画面表示1001における位置情報と同じ位置に関する広告を特定することで、立ち寄り先の位置情報を基に特定の広告ID701を持つ広告を図7から選択して、図7の商品名703、メッセージ705等をベースに説明文1023等を表示させることができる。広告画像1021は、画像ID704の画像でも良いが、別途、広告URLから取得しておいた広告の画像を表示させるのがより好ましい。
【0058】
さらに、画面表示1030は、アルバム情報DB114の広告URL806から、e−コマーズにアクセスして、広告IDで特定される商品等を購入できるインタフェイスを表示させる(購入サイトにアクセスする)ためのボタン(アイコン)1031を表示させている。
【0059】
画面表示を1画面に表示させても良いし、切り替えて複数画面に表示させるようにしても良い。
【0060】
このように、図10に示すアルバムでは、ツアーの地図、写真(画像)、広告、e−コマースへのアクセスボタンを一括して1画面に表示させたり、或いは、画面を切り替えて表示させたりすることにより、ツアーの行程や地図、写真を確認しながら、そして、ツアーの思い出を辿りながら、行程毎に写真を参照して楽しむことができる。また、ツアーの行程におけるある位置の写真とその近傍の店舗等の広告の情報も参照しながら、インターネットなどの購入サイトへアクセスすることで、ツアーで購入して良かった商品を再度購入したり、ツアーでは買いそびれてしまった商品を購入したりすることができる。また、ツアーで出会った人、ツアーに行けなかった人などに、お気に入りの商品を送ったりすることが簡単にできる。
【0061】
以上に説明したように、本実施の形態による電子アルバム作成装置では、ツアーでの立ち寄り先の施設と撮影した画像データとを関連付けした電子アルバムを簡単に作成することができる。また、この電子アルバムにおいて、画像データから、施設や店舗の商品等や広告等にアクセスして、商品の購入・サービスの提供を受けるための申し込みをしたり、情報の参照をしたりすることができる。
【0062】
尚、上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0063】
本発明は、電子アルバム作成システムとして利用することができる。
【符号の説明】
【0064】
100…ホストシステム、101…送受信部、102…ツアー情報処理部、103…関連情報処理部、104…アルバム編成部、105…基地局、106…情報端末、インターネットショップ等)、107…インターネット、109…ツアー行程情報データベース(DB)、110…情報端末情報DB、111…写真データDB、112…(ツアー)関連情報DB、113…広告情報DB、114…アルバム情報DB、121…ecサイト(サーバ)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報端末の端末IDと、前記情報端末により撮影された施設に関係する写真の画像IDと、施設に設けられた基地局を特定する基地局IDと、を情報端末から受信する送受信部と、
前記端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から前記端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の施設の候補を検索するツアー情報処理部と、
得られたツアー工程情報のツアーでの立ち寄り先の施設の候補の中から立ち寄った施設を前記情報端末から得られた前記基地局IDに基づいて特定し、前記基地局IDにより特定される基地局を介して前記立ち寄った施設の店舗IDにより特定される店舗から得られる店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けする関連情報処理部と、
前記ツアー情報処理部、前記関連情報処理部の2つの処理部で処理された店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けしていくことで、前記ツアーIDと前記登録ユーザIDとにより識別される個人毎のツアーのアルバム情報を作成するアルバム編成処理を行うアルバム編成部と
を有することを特徴とする電子アルバム作成装置。
【請求項2】
前記店舗の関連情報は、店舗のホームページにアクセスするための店舗アクセス情報を含み、
前記アルバム情報における前記店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けに基づいて、前記画像データから前記店舗アクセス情報を介して前記店舗のホームページにアクセスすることで店舗における電子商取引のためのインターフェイスが形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子アルバム作成装置。
【請求項3】
さらに、広告IDと、店舗IDと、広告にアクセスするための広告アクセス情報と、を有する店舗の広告情報を、前記店舗の広告情報と前記店舗の関連情報とを前記店舗IDにより紐付けすることにより、前記店舗の関連情報と関連付けされた前記画像IDにより特定される画像データに基づいて、前記広告アクセス情報を介して前記店舗の広告情報内の広告にアクセスするためのインターフェイスが形成されることを請求項1又は2に記載の電子アルバム作成装置。
【請求項4】
前記情報端末から取得されるアルバムレイアウトの変更情報に基づいて、前記アルバム情報におけるアルバムのレイアウトを変更することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子アルバム作成装置。
【請求項5】
画像データを取得する入力部と、ツアーの立ち寄り先の店舗に設置されている基地局により位置情報を取得する位置情報取得部と、前記画像データと前記位置情報とを含むアルバムデータをアルバム作成のためのアルバム作成装置に送る送受信部と、を有し、
入力部からの電子アルバムのレイアウトの変更のためのユーザ操作に基づいて利用者変更処理部によりアルバムのレイアウト変更処理がなされると、前記送受信部から前記電子アルバム作成装置に向けて、変更されたレイアウト情報又は変更すべきレイアウト情報が送られ、前記電子アルバム作成装置内のアルバム情報が変更され、
さらに、前記電子アルバム作成装置から取得した前記アルバムデータの表示処理を行うアルバムデータ表示処理部を有することを特徴とする情報端末。
【請求項6】
さらに、店舗にアクセスするための店舗アクセス情報を取得し、前記画像の画像IDにより特定される画像データと関連付けして前記送受信部より前記電子アルバム作成装置に送ることを特徴とする請求項5に記載の情報端末。
【請求項7】
請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子アルバム作成装置と、
請求項5又は6に記載の情報端末と、を有する電子アルバム作成システム。
【請求項8】
情報端末の端末IDと、前記情報端末により撮影された施設に関係する写真の画像IDと、施設に設けられた基地局を特定する基地局IDと、を情報端末から受信するステップと、
前記端末IDと関連付けされているツアーIDにより特定されるツアー工程情報中から前記端末IDを検索キーとしてツアーの立ち寄り先の施設の候補を検索するツアー工程情報検索ステップと、
得られたツアー工程情報のツアーでの立ち寄り先の施設の候補の中から立ち寄った施設を前記情報端末から得られた前記基地局IDに基づいて特定するステップと、
前記基地局IDにより特定される基地局を介して前記立ち寄った施設の店舗IDにより特定される店舗から得られる店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けする関連情報処理ステップと、
前記ツアー情報検索ステップ、前記関連情報処理ステップの2つのステップで処理された店舗の関連情報と前記画像IDにより特定される画像データとを関連付けしていくことで、前記ツアーIDと前記登録ユーザIDとにより識別される個人毎のツアーのアルバム情報を作成するアルバム編集処理を行うアルバム編成ステップとを有することを特徴とする電子アルバム作成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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