説明

電子インタフェースモジュールの薄型コネクタ

電子装置で使用されるインタフェースモジュールカード(20)のインタフェースモジュールコネクタ(30)。インタフェースモジュールコネクタは、インタフェースモジュールカードの電気接点(24a〜24f)の位置に対応する複数の隆起領域(32a〜32c)を有するシート(31)を備える。導電性で柔軟な材料は隆起領域を貫通して延出し、コネクタの電気接点を形成する。コネクタの電気接点はPCB(50)に電気的に接続されてもよい。コネクタはSIMカード用であってもよい。PCBに装着されたコネクタを含み、PCBに装着されたシールドがコネクタをほぼ包囲するようなPCB構体が提供されてもよい。シールドは、インタフェースモジュールを受け入れるためのスロット(68)を規定してもよい。一実施形態においては、PCBはPCIミニエクスプレスカードであってもよく、別の実施形態においては、インタフェースモジュールを受け入れるスロットは約1.35mm以下の高さであってもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子インタフェースモジュールの薄型コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの電子装置は、多様な機能を実行するモジュール又はプラグインを有する。そのような装置はポータブル装置であってもよく、また、ラップトップコンピュータ、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、計算機及びハンドヘルドゲーム又はコントローラを含んでいてもよく、あるいは着脱自在のメモリ、組合わせメモリ/プロセッサ、デジタル信号プロセッサ又は電源カードを要求する任意の装置を含んでいてもよいが、それらの装置に限定されるものではない。そのような装置には、一般に、標準Subscriber Identity Module(SIM)リーダの電気接点を有するSIMカードを使用できるものも含まれる。通常、コネクタは、標準SIMカード接点に対応する接点を有するSIMカードを受け入れる。
【0003】
SIMカードが使用される場合の一例として、コンピュータで見られるPeripheral Component Interconnect(PCI)バスと共に使用される場合が挙げられる。PCIカードはカードに接続された装置のシステムメモリに直接アクセスする。CPUに接続するフロントサイドバスに接続するためにブリッジが使用される。装置全体の大きさを縮小しようとする努力が続けられているため、PCIカードの大部分は、より小型であり且つ改良された特徴を有するカードに置き換えられつつある。電子装置が小型化するにつれて、装置全体の大きさを縮小するために、各装置の内部にある種々の構成要素の大きさを縮小することが重要であり且つ望ましい。ミニPCIカードはPCIカードと同等の機能を有する小型内部カードである。PCIエクスプレスカードはPCIカードを改良したものであり、2点間切替え接続が可能である。バス上の2つの装置は互いに通信する場合に直接接続され、互いの動作速度を落とすことなく通信できる。更に改善されたカードがPCIエクスプレスミニカードであり、現在は特にラップトップコンピュータにおいて使用されている。このカードはミニPCIカードに代わって使用されており、ミニPCIカードの形状因子の約1/2の大きさであるので、小型化又は同じスペース内での2枚のPCIミニエクスプレスカードの使用が可能になる。
【0004】
SIMカード及びそのコネクタは、例えば、移動遠隔通信装置、ラップトップコンピュータ、Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA)カード及びPCMCIAエクスプレスカードで使用される。SIMカードが望まれる種々の移動遠隔通信装置の例として、Groupe Special Mobile(移動通信用GSM又はグローバルシステムとしても周知である)標準デジタル携帯電話サービスにおいて動作する装置が含まれる。SIMコネクタは移動遠隔通信装置と一体であってもよく、多くの場合、バッテリの下でアクセス可能である。SIMカードは移動遠隔通信装置のSIMコネクタにインストール又は挿入され、その移動遠隔通信装置をSIMカードに格納された加入者関連情報にリンクする。加入者関連情報は、移動遠隔通信装置と関連する特定の内部物理識別子(内部シリアルナンバーなど)に代わって通話を完了するために使用されるため、加入者関連情報は任意の有効移動通信装置からの通話を容易にする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、従来のSIMの形状はほぼ平面であり、場合によっては、SIMは郵便切手とほぼ同じ大きさである。SIMコネクタはほぼ同一の形状を有し、ほぼ同一の厚さである。PCIミニエクスプレスカードの場合、SIM及びSIMコネクタの双方を受け入れるために利用可能な標準高さは約1.35mmである。従来のSIM及びSIMコネクタを積み重ねると、この高さを超えるので、それらを組合わせた高さによって小型カードとSIMとの併用は制限される。その結果、SIMカードが配置される装置について要求される小型化も制限される場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、電子装置において使用されるインタフェースモジュールカードのインタフェースモジュールコネクタが提供される。カードは、主面を有する本体と、メモリ、プロセッサ及び電源を含む群から選択される少なくとも1つの構成要素と、主面上にある複数の電気接点とを含む。インタフェースモジュールコネクタは、第1の面及び第2の面を有するシートを含み、インタフェースモジュールカードの電気接点の位置に対応する複数の隆起領域がシートの第1の面から延出する。導電性で柔軟な材料はシートの第2の面からシートの隆起領域を貫通して延出し、インタフェースモジュールカードの電気接点に接触するように構成される。シートの第2の面上の導電性材料は導電性で柔軟な材料からシートの第2の面に沿って延出し、プリント回路基板と共に電気回路の少なくとも一部を形成するように構成される。
【0007】
本発明の別の実施形態によれば、複数の電気接点を含むSIMカードのコネクタが提供される。コネクタは、第1の面及び第2の面を有するシートを含み、SIMカードの電気接点の位置に対応する複数の隆起領域がシートの第1の面から延出する。導電性ゴムはシートの第2の面からシートの隆起領域を貫通して延出し、SIMカードの電気接点に接触するように構成される。シートの第2の面上の導電性材料は導電性ゴムからシートの第2の面に沿って延出し、プリント回路基板と共に電気回路の少なくとも一部を形成する。
【0008】
本発明の別の実施形態によれば、プリント回路基板(PCB)アセンブリ(assembly)が提供される。PCB構体は、接点側面及びプリント回路側面を有するPCBを含む。シートは第1の面及び第2の面を含み、第2の面はPCBの接点側面に装着され、第1の面からPCBとは逆の方向へ延出する複数の隆起領域を含む。導電性で柔軟な材料はシートの隆起領域を貫通して延出し、インタフェースモジュールカードの電気接点に接触するように構成される。シートの第2の面上の導電性材料は導電性で柔軟な材料から第2の面の表面に沿って延出し、PCBと共に電気回路の少なくとも一部を形成する。PCBの接点側面に装着された筐体を含み、インタフェースモジュールを受け入れるように構成されるスロットを規定するよう、シートをほぼ包囲するシールドが設けられる。一実施形態においては、PCBはPCIミニエクスプレスカードであってもよく、別の実施形態においては、インタフェースモジュールを受け入れるように構成されるスロットは約1.35mm以下の高さであってもよい。
【0009】
本発明の別の実施形態によれば、インタフェースモジュールコネクタを製造する方法が提供される。当該方法は、第1の面及び第2の面を有するシート材料を選択する工程を含む。シートは、電気接点が望まれる場所でシートの第1の面から延出する複数の隆起領域を形成するために変形される。各隆起領域の中心に開口部が形成される。導電性で柔軟な材料が開口部を貫通して延出し、インタフェースモジュールカードと電気的に接続する接触点を形成するように、隆起領域は導電性で柔軟な材料によって充填される。シートの第2の面上の1つの回路の少なくとも一部に、導電性で柔軟な材料から延出し且つプリント回路基板上の接点に電気的に接続するように構成される導電性材料が塗布される。
【0010】
添付の図面に示される本発明のいくつかの実施形態の以下の詳細な説明を参照することにより、本発明の特徴及び利点は更に明らかになるであろう。本発明によれば、本発明から逸脱せずに、種々の点において以下のような変形が実現可能である。従って、図面及び説明は単なる例示であり、限定的な意味を持つものではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本明細書中、いくつかの用語が単に便宜上使用されるが、それらの用語は本発明を限定すると解釈されるべきではない。例えば、「上部」、「底部」、「上方」、「下方」、「水平」、「垂直」、「内側」、「外側」、「上向き」及び「下向き」などの用語は、単に図示される構成を説明したものにすぎない。構成要素は任意の向きに配置されてもよく、従って、特に指示のない限り、それらの用語はそのような変形例を含むものと理解されるべきである。
【0012】
本明細書中で使用される「移動端末」なる用語は、特に、従来のラップトップコンピュータ及び/又はパームトップレシーバ又は他の機器;マルチラインディスプレイを有する又は有さない携帯無線電話;携帯無線電話をデータ処理、ファクシミリ及びデータ通信機能と組合わせたPersonal Communications System(PCS)端末;無線電話、ページャ、インターネット/イントラネットアクセス、ウェブブラウザ、オーガナイザ、カレンダー及び/又は全地球測位システム(GPS)受信機を含むPDA;計算機;ハンドヘルドゲーム又はコントローラ;並びにCD、ミニディスク、MP−3ファイル、メモリスティックなどの個人向け音楽再生システムを含んでいてもよい。そのような装置の従来のインタフェースモジュールは一般にほぼ平面的である。
【0013】
図面を参照すると、図1及び図2はインタフェースモジュール20を示す。この場合、インタフェースモジュール20は、上述の種々の移動端末又はパーソナルコンピュータにおいて使用される従来のSIMカードである。他にも多くの種類のインタフェースモジュールが存在しており、SIMカード20は単なる1つの種類であり、本発明はこのSIMカードに限定されないことはいうまでもない。SIMカード20は、例えば、メモリ、プロセッサ又は電源、あるいは所望の機能性を提供する他の装置を含む種々の装置のうち任意の1つであってもよいことはいうまでもない。本発明は装置の種類に限定されず、説明の便宜上、SIMカードの使用は本発明の単なる一実施形態にすぎない。
【0014】
SIMカード20は本体22及び6つのSIMカード電気接点24a〜24fを有してもよいが、任意の数のSIMカードデータ接点が本発明の範囲内に含まれることが理解されよう。SIMカード20はほぼ平坦、すなわちほぼ平面的であり、その上部に第1の主面26を有する。第1の主面26は、SIMカード20の底部にある第2の主面28とほぼ平行であり、第2の主面28に対向する。主面は、部品において最も広い面積を有する面である。
【0015】
図3は、本発明による薄型インタフェースモジュールコネクタ30の一実施形態を示す。コネクタは、例えば、ポリイミド又はポリエステルから製造されたシート31から形成されるが、当業者により選択された任意の材料から製造されてもよい。本実施形態のコネクタにおいてはドームに類似している複数の隆起領域が設けられる。ドームのうち3つのドーム32a、32b、32cはインタフェースモジュールを支持するために、本実施形態においてはSIMカード20を支持するために使用される。残る6つのドーム34a〜34fは電気接点36a〜36fを含む。
【0016】
6つの接点ドーム34a〜34fはSIMカード20上の接点24a〜24fと対応する位置にある。図4は、1つの接点ドーム34a及び対応する電気接点36aを示す。コネクタ接点36aはシートの開口部38aにおいてドーム34aを貫通して突出する。この構成は他の接点ドーム34b〜34fについても同様である。接点36a〜36fは導電性ゴムなどの導電性で弾性の材料から製造されてもよい。そのような材料はSIMカード接点24a〜24fに常時接続するための正圧を加え、コネクタ接点36a〜36f及びSIMカード接点24a〜24fを互いに近接する相補的な位置に保持する。
【0017】
図5に示されるように、各電気接点ドーム34a〜34fの内側の空隙をほぼ充填してコネクタ電気接点36a〜36fを形成するために、コネクタ30の底面側に導電性ゴムが配置されてもよい。コネクタ30の底面側に電気リード40a〜40fが蒸着され、図示される実施形態の場合、それらの電気リードは、PCBの回路に接続する「ホットバー」まで延びてそれに接続してもよい。PCBへの装着のために、コネクタ30の一端部に接着剤42が設けられてもよい。
【0018】
図6は、PCB50に装着されたコネクタ30を示す。図7には、コネクタ30の直ぐ上の位置にSIMカード20が想像線で示される。SIMカード接点24a〜24fとコネクタ接点36a〜36fとは互いに近接する相補的な位置関係にある。SIMカード20の周囲に沿って支持ドーム32a〜32cが配置される。
【0019】
図8及び図9は、組立て後のPCIミニエクスプレスカード60を示す。PCIミニエクスプレスカード60はPCB50、上部カバー64及び底部カバー66を含む。コネクタ30(図9には示されず)はPCB50に装着される。SIMカード20は、PCB50及び上部カバー64により規定されるSIMカードスロット68の前方に配置される。窓部70から上部カバー64を通して内部を観察できる。SIMスロット68からSIMカード20を取り出す場合に使用するために、爪又は他の用具に対応する狭いスロット72が上部カバー64に設けられる。穴74a、74bは、ホスト装置に固着するためにPCIミニエクスプレスカード60に設けられる。
【0020】
本発明の一実施形態にかかるコネクタ30を製造するために、シート31の基材は先に説明したようにポリイミド、ポリエステル又は当業者により選択される他の材料であってもよく、ロールの形で提供される未加工原料である。電気リード40a〜40fは、例えば、銅トレース又は他の導電性材料であってもよく、最初に標準フレックス回路と共に形成される。次に、従来の金属パンチ及び型を使用して、このシート31に穴38a及びドーム34a〜34f又はカップ型ポケットが形成される。これにより、完成部品を構成するアレイが形成される。次に、ドーム34a〜34f又はポケットの中に導電性ゴム36a〜36fが搾り出されて乾燥される。その後、抜き型を使用してロールから個々のコネクタ30が切り出される。
【0021】
本発明が他の環境において他の用途を有することは、電気装置技術の分野の当業者には直ちに認識されるであろう。また、インタフェースモジュールの機能性が多様に変化してもよいことは当業者には理解されるであろう。実際、数多くの実施形態及び実現例が可能である。例えば、カードは識別情報、セキュリティ情報、財務情報及びプログラムを格納する記憶装置として機能してもよく、それらは全て本発明の範囲から逸脱するものではない。コネクタは平面以外の形状に製造又は形成されてもよい。添付の請求の範囲は、本発明の範囲を説明された特定の実施形態に限定することを意図したものではない。本発明の趣旨の範囲から逸脱せずに、上述の変形並びに種々の他の変更、省略及び追加を実施できることは当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】従来のSIMカードを示す平面斜視図である。
【図2】図1の従来のSIMカードを示す底面斜視図である。
【図3】本発明による薄型コネクタの一実施形態を示す平面斜視図である。
【図4】図3の薄型コネクタの一部分を示す拡大詳細図である。
【図5】図3の薄型コネクタの一部分を示す底面斜視図である。
【図6】図3の薄型コネクタが装着されたPCBを示す平面斜視図である。
【図7】図3の薄型コネクタに装着された図1のSIMカードが想像線で示されている薄型コネクタが装着されたPCBを示す平面斜視図である。
【図8】PCB、上部カバー、底部カバー及び図3の薄型コネクタが組立てられた構造、並びに図1のSIMカードを示す平面斜視図である。
【図9】PCB、上部カバー及び底部カバーが組立てられた図8の構造に図1のSIMが挿入された状態を示す平面斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
主面を有する本体と前記主面上の複数の電気接点とを含み且つ電子装置で使用されるインタフェースモジュールカードのインタフェースモジュールコネクタであって、
第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面から延出する複数の隆起領域を含み、前記領域が前記インタフェースモジュールカードの前記電気接点の位置に対応するシートと、
前記シートの前記第2の面から前記シートの前記隆起領域を貫通して延出し、前記インタフェースモジュールカードの前記電気接点に接触するように構成される導電性で柔軟な材料と、
前記シートの前記第2の面上にあり、前記導電性で柔軟な材料から前記シートの前記第2の面に沿って延出し、プリント回路基板と共に電気回路の少なくとも一部を形成する導電性材料と
を備えることを特徴とするインタフェースモジュールコネクタ。
【請求項2】
前記シートは、ポリイミド及びポリエステルを含む群から選択された材料から製造されることを特徴とする請求項1記載のインタフェースモジュールコネクタ。
【請求項3】
前記インタフェースモジュールはSubscriber Identity Moduleであることを特徴とする請求項1記載のインタフェースモジュールコネクタ。
【請求項4】
前記導電性で柔軟な材料は導電性ゴムであることを特徴とする請求項1記載のインタフェースモジュールコネクタ。
【請求項5】
複数の電気接点を含むSubscriber Identity Module(SIM)カードのコネクタであって、
第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面から延出する複数の隆起領域を含み、前記領域が前記SIMカードの前記電気接点の位置に対応するシートと、
前記シートの前記第2の面から前記シートの前記隆起領域を貫通して延出し、前記SIMカードの前記電気接点に接触する導電性ゴムと、
前記シートの前記第2の面上にあり、前記導電性ゴムから前記シートの前記第2の面に沿って延出し、プリント回路基板と共に電気回路の少なくとも一部を形成する導電性材料と
を備えることを特徴とするコネクタ。
【請求項6】
接点側面及びプリント回路側面を有するプリント回路基板(PCB)と、
第1の面及び第2の面を有し、前記第2の面が前記PCBの前記接点側面に装着され、前記第1の面から前記PCBとは逆の方向へ延出する複数の隆起領域を含むシートと、
前記シートの前記隆起領域を貫通し、前記インタフェースモジュールカードの前記電気接点と接触する導電性で柔軟な材料と、
前記シートの前記第2の面上にあり、前記導電性で柔軟な材料から前記第2の面の表面に沿って延出し、前記PCBと共に電気回路の少なくとも一部を形成する導電性材料と、
前記PCBの前記接点側面に装着された筐体を含み、前記シートをほぼ包囲して、インタフェースモジュールを受け入れるスロットを規定するシールドと
を備えることを特徴とするプリント回路基板(PCB)アセンブリ。
【請求項7】
Subscriber Identity Module(SIM)カードを含むインタフェースモジュールを更に備えることを特徴とする請求項6記載のPCBアセンブリ。
【請求項8】
前記シート及び前記SIMカードは前記スロットに受け入れられることを特徴とする請求項7記載のPCBアセンブリ。
【請求項9】
前記PCBはPCIミニエクスプレスカードであることを特徴とする請求項8記載のPCBアセンブリ。
【請求項10】
前記シールドにより規定される前記スロットは約1.35mm以下の高さであることを特徴とする請求項9記載のPCBアセンブリ。
【請求項11】
インタフェースモジュールコネクタを製造する方法であって、
第1の面及び第2の面を有するシート材料を選択する工程と、
前記シートの前記第2の面上にある1つの回路の少なくとも一部に、導電性で柔軟な材料から延出し、プリント回路基板上の複数の接点に電気的に接続するように構成される導電性材料を塗布する工程と、
前記電気接点が望まれる場所で前記シートの前記第1の面から延出する複数の隆起領域を形成するために前記シートを変形する工程と、
各隆起領域の中心に開口部を形成する工程と、
前記導電性で柔軟な材料が前記開口部を貫通して、インタフェースモジュールカードと電気的に接続する接触点を形成するように、前記隆起領域を導電性で柔軟な材料によってほぼ充填する工程と
を備えることを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2009−505217(P2009−505217A)
【公表日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525982(P2008−525982)
【出願日】平成18年3月1日(2006.3.1)
【国際出願番号】PCT/US2006/007378
【国際公開番号】WO2007/021314
【国際公開日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【出願人】(502087507)ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー (823)
【Fターム(参考)】