説明

電子デバイス、高分子化合物

【課題】高輝度で発光する電界発光素子となる電子デバイスを提供する。
【解決手段】式(1)で表される構造単位及び式(7)で表される構造単位からなる群から選ばれる1種以上の構造単位を有する高分子化合物を含む層を電荷注入層及び/又は電荷輸送層として備える電子デバイス。




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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)で表される構造単位及び式(7)で表される構造単位からなる群から選ばれる1種以上の構造単位を有する高分子化合物を含む層を電荷注入層及び/又は電荷輸送層として備える電子デバイス。
【化1】

(式(1)中、
は式(2)又は式(3)で表される基を表し、
は式(4)で表される基を表し、
m1は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(1)中の水素原子は、R、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

−R−{(Qn1−Y(Ma1(Zb1m2 (2)
(式(2)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m2)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m2は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m2は1を表す。
、Y、M、Z、n1、a1、b1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn2−Y(Ma2(Zb2m3 (3)
(式(3)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m3)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m3は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m3は1を表す。
、Y、M、Z、n2、a2、b2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化2】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化3】

(式(7)中、
は式(8)又は式(9)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m5は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(7)中の水素原子はR、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

【化4】

(式(8)中、
は置換基を有していてもよい(1+m6+m7)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1は前述と同じ意味を表し、
m6及びm7はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化5】

(式(9)中、
は置換基を有していてもよい(1+m8+m9)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2は前述と同じ意味を表し、
m8及びm9はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項2】
前記高分子化合物が、式(10)で表される構造単位及び式(11)で表される構造単位からなる群から選ばれる1種以上の構造単位を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【化6】

(式(10)中、
10は前記式(2)又は前記式(3)で表される基を表し、
11は前記式(4)で表される基を表す。
式(10)中の水素原子はR10、R11以外の置換基と置き換えられてもよい。)

【化7】

(式(11)中、
12は前記式(8)又は前記式(9)で表される基を表し、
13は前記式(4)で表される基を表し、
m10は0以上の整数を表す。R13が複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(11)中の水素原子はR12、R13以外の置換基と置き換えられてもよい。)
【請求項3】
前記高分子化合物を含む層が電子注入層及び/又は電子輸送層である、請求項1又は2に記載の電子デバイス。
【請求項4】
電界発光素子である、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項5】
式(1)で表される構造単位及び式(7)で表される構造単位からなる群から選ばれる1種以上の構造単位を含む高分子化合物。
【化8】

(式(1)中、
は式(2)又は式(3)で表される基を表し、
は式(4)で表される基を表し、
m1は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(1)中の水素原子はR、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

−R−{(Qn1−Y(Ma1(Zb1m2 (2)
(式(2)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m2)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m2は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m2は1を表す。
、Y、M、Z、n1、a1、b1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn2−Y(Ma2(Zb2m3 (3)
(式(3)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m3)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m3は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m3は1を表す。
、Y、M、Z、n2、a2、b2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化9】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【化10】

(式(7)中、
は式(8)又は式(9)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m5は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(7)中の水素原子はR、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

【化11】

(式(8)中、
は置換基を有していてもよい(1+m6+m7)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1は前述と同じ意味を表し、
m6及びm7はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化12】

(式(9)中、
は置換基を有していてもよい(1+m8+m9)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2は前述と同じ意味を表し、
m8及びm9はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項6】
前記高分子化合物が、式(10)で表される構造単位及び式(11)で表される構造単位からなる群から選ばれる1種以上の構造単位を含む、請求項5に記載の高分子化合物。
【化13】

(式(10)中、
10は前記式(2)又は前記式(3)で表される基を表し、
11は前記式(4)で表される基を表す。
式(10)中の水素原子はR10、R11以外の置換基と置き換えられてもよい。)

【化14】

(式(11)中、
12は前記式(8)又は前記式(9)で表される基を表し、
13は前記式(4)で表される基を表し、
m10は0以上の整数を表す。R13が複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(11)中の水素原子はR12、R13以外の置換基と置き換えられてもよい。)
【請求項7】
式(17)又は式(20)で表される有機化合物。
【化15】

(式(17)中、
14は式(2)で表される基、式(3)で表される基、式(18)で表される基、又は、式(19)で表される基を表し、
15は式(4)で表される基を表し、
m11は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を表す。
15が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(17)中の水素原子はR14、R15以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

−R−{(Qn1−Y(Ma1(Zb1m2 (2)
(式(2)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m2)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m2は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m2は1を表す。
、Y、M、Z、n1、a1、b1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn2−Y(Ma2(Zb2m3 (3)
(式(3)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m3)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m3は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m3は1を表す。
、Y、M、Z、n2、a2、b2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化16】

(式(18)中、
16は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m12)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−COχ、−SOχ、−SOχ、−PO(Rχ又は−B(Rχを表し、
n4は0以上の整数を表し、
χは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m12は1以上の整数を表す。但し、R16が単結合である場合、m12は1を表す。
、Y、n4、Rχの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化17】

(式(19)中、
17は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m13)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン原子、−N(Rδ、−P(Rδ、−SRδを表し、
n5は0以上の整数を表し、
δは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m13は1以上の整数を表す。但し、R17が単結合である場合、m13は1を表す。
、Y、n5、Rδの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化18】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【化19】

(式(20)中、
18は式(8)で表される基、式(9)で表される基、式(21)で表される基、又は、式(22)で表される基を表し、
19は前記式(4)で表される基を表し、
m14は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を示す。
19が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(20)中の水素原子はR18、R19以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化20】

(式(8)中、
は置換基を有していてもよい(1+m6+m7)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1は前述と同じ意味を表し、
m6及びm7はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化21】

(式(9)中、
は置換基を有していてもよい(1+m8+m9)価の有機基を表し、
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2は前述と同じ意味を表し、
m8及びm9はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化22】

(式(21)中、
20は置換基を有していてもよい(1+m15+m16)価の有機基を表し、
、n4、Y、Q、n3、Yは前述と同じ意味を表し、
m15及びm16はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q、n4、Y、Q、n3、Yの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化23】

(式(22)中、
21は置換基を有していてもよい(1+m17+m18)価の有機基を表し、
、n5、Y、Q、n3、Yは前述と同じ意味を表し、
m17及びm18はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q、n5、Y、Q、n3、Yの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項8】
式(17A)で表される有機化合物を重合させて、式(1)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ることを含む、式(1)で表される構造単位を有する高分子化合物の製造方法。
【化24】

(式(17A)中、
14’は式(2)で表される基、又は、式(3)で表される基を表す。
15は式(4)で表される基を表し、
m11は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を表す。
15が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(17A)中の水素原子はR14’、R15以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

−R−{(Qn1−Y(Ma1(Zb1m2 (2)
(式(2)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m2)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m2は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m2は1を表す。
、Y、M、Z、n1、a1、b1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn2−Y(Ma2(Zb2m3 (3)
(式(3)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m3)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m3は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m3は1を表す。
、Y、M、Z、n2、a2、b2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化25】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【化26】

(式(1)中、
は前記式(2)又は前記式(3)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m1は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(1)中の水素原子は、R、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)
【請求項9】
(i)式(17B)で表される有機化合物を重合させて、式(17B’)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ること、ならびに
(ii)式(17B’)で表される構造単位を有する高分子化合物をイオン化して、式(1)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ることを含む、式(1)で表される構造単位を有する高分子化合物の製造方法。
【化27】

(式(17B)中、
14’’は式(18)で表される基、又は、式(19)で表される基を表す。
15は式(4)で表される基を表し、
m11は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を表す。
15が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(17B)中の水素原子はR14’’、R15以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化28】

(式(18)中、
16は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m12)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−COχ、−SOχ、−SOχ、−PO(Rχ又は−B(Rχを表し、
n4は0以上の整数を表し、
χは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m12は1以上の整数を表す。但し、R16が単結合である場合、m12は1を表す。
、Y、n4、Rχの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化29】

(式(19)中、
17は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m13)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン原子、−N(Rδ、−P(Rδ、−SRδを表し、
n5は0以上の整数を表し、
δは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m13は1以上の整数を表す。但し、R17が単結合である場合、m13は1を表す。
、Y、n5、Rδの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化30】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【化31】

(式(17B’)中、
14’’は前記式(18)で表される基、又は、前記式(19)で表される基を表す。
15及びm11は、前述と同じ意味を表す。
式(17B’)中の水素原子はR14’’、R15以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化32】

(式(1)中、
は式(2)又は式(3)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m1は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(1)中の水素原子は、R、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

−R−{(Qn1−Y(Ma1(Zb1m2 (2)
(式(2)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m2)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m2は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m2は1を表す。
、Y、M、Z、n1、a1、b1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn2−Y(Ma2(Zb2m3 (3)
(式(3)中、
は単結合、又は、置換基を有していてもよい(1+m3)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m3は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m3は1を表す。
、Y、M、Z、n2、a2、b2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【請求項10】
式(20A)で表される有機化合物を重合させて、式(7)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ることを含む、式(7)で表される構造単位を有する高分子化合物の製造方法。
【化33】

(式(20A)中、
18’は式(8)で表される基、又は、式(9)で表される基を表す。
19は式(4)で表される基を表し、
m14は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を示す。
19が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(20A)中の水素原子はR18’、R19以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化34】

(式(8)中、
は置換基を有していてもよい(1+m6+m7)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
n3は0以上の整数を表し、
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m6及びm7はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化35】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)
【化36】

(式(9)中、
は置換基を有していてもよい(1+m8+m9)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m8及びm9はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化37】

(式(7)中、
は前記式(8)又は前記式(9)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m5は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(7)中の水素原子はR、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)
【請求項11】
(i’)式(20B)で表される有機化合物を重合させて、式(20B’)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ること、ならびに
(ii’)式(20B’)で表される構造単位を有する高分子化合物をイオン化して、式(7)で表される構造単位を有する高分子化合物を得ることを含む、式(7)で表される構造単位を有する高分子化合物の製造方法。
【化38】

(式(20B)中、
18’’は式(21)で表される基、又は、式(22)で表される基を表す。
19は式(4)で表される基を表し、
m14は0以上の整数を表し、
及びXは、それぞれ独立に、縮合重合に関与する基を示す。
19が複数個ある場合は同一でも異なっていてもよい。
式(20B)中の水素原子はR18’’、R19以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化39】

(式(21)中、
20は置換基を有していてもよい(1+m15+m16)価の有機基を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−COχ、−SOχ、−SOχ、−PO(Rχ又は−B(Rχを表し、
n4は0以上の整数を表し、
は2価の有機基を表し、
はシアノ基、又は、式(5)若しくは式(6)で表される基を表し、
n3は0以上の整数を表し、
χは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m15及びm16はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q、n4、Y、Q、n3、Yの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−O−(R’O)a3−R’’ (5)
【化40】

(式(5)及び(6)中、
R’は置換基を有していてもよい2価の炭化水素基を表し、
R’’は水素原子、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、−NR、シアノ基又は−C(=O)NRを表し、
R’’’は置換基を有していてもよい3価の炭化水素基を表し、
a3は1以上の整数を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表す。
R’、R’’及びR’’’の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化41】

(式(22)中、
21は置換基を有していてもよい(1+m17+m18)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
は2価の有機基を表し、
は、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン原子、−N(Rδ、−P(Rδ、−SRδを表し、
n5は0以上の整数を表し、
δは水素原子、置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m17及びm18はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、Q、n5、Y、Q、n3、Yの各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

−R−{(Qn3−Ym4 (4)
(式(4)中、
は単結合又は置換基を有していてもよい(1+m4)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
m4は1以上の整数を表す。但し、Rが単結合である場合、m4は1を表す。
、Y及びn3の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化42】

(式(20B’)中、
18’’は前記式(21)で表される基、又は、前記式(22)で表される基を表す。
19及びm14は、前述と同じ意味を表す。
式(20B’)中の水素原子はR18’’、R19以外の置換基と置き換えられていてもよい。)

【化43】

(式(7)中、
は式(8)又は式(9)で表される基を表し、
は前記式(4)で表される基を表し、
m5は0以上の整数を表す。Rが複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。
式(7)中の水素原子はR、R以外の置換基と置き換えられてもよい。)

【化44】

(式(8)中、
は置換基を有していてもよい(1+m6+m7)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
は2価の有機基を表し、
は、−CO、−SO、−SO、−PO2−又は−B(Rαを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
n1は0以上の整数を表し、a1は1以上の整数を表し、b1は0以上の整数を表す。但し、a1及びb1は、式(2)で表される基の電荷が0となるように選択される。
αは置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m6及びm7はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n1、n3、a1及びb1の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【化45】

(式(9)中、
は置換基を有していてもよい(1+m8+m9)価の有機基を表し、
、Y及びn3は前述と同じ意味を表し、
は2価の有機基を表し、
はカルボカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表し、
はF、Cl、Br、I、OH、B(R、RSO、RCOO、ClO、ClO、ClO、ClO、SCN、CN、NO、SO2−、HSO、PO3−、HPO2−、HPO、BF又はPFを表し、
は金属カチオンを表すか、置換基を有していてもよいアンモニウムカチオンを表し、
n2は0以上の整数を表し、a2は1以上の整数を表し、b2は0以上の整数を表す。但し、a2及びb2は、式(3)で表される基の電荷が0となるように選択される。
は置換基を有していてもよい炭素原子数1〜30のアルキル基又は置換基を有していてもよい炭素原子数6〜50のアリール基を表し、
m8及びm9はそれぞれ独立に1以上の整数を表す。
、Q、Y、Y、M、Z、n2、n3、a2及びb2の各々は複数個ある場合、同一でも異なっていてもよい。)

【公開番号】特開2012−216821(P2012−216821A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−72604(P2012−72604)
【出願日】平成24年3月27日(2012.3.27)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】