【課題】従来の便蓋の色、柄は固定的、静的なものであり、飽きがくる。トイレに行くことが楽しく、また気分の転換にもなるような便器を提供する。
【解決手段】便蓋表面に部分的もしくは全面的に電子ペーパーを取り付け、人々が用を足すため便蓋を開閉する度に蝶番に設けられたセンサーが感知し便蓋表面の柄と色が変化するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
洋式便器の便蓋に電子ペーパーを利用する技術である。
【背景技術】
【０００２】
近年、有機ＥＬや電子粉流体を使ったディスプレイ等、薄く、しかも画像保持に使用電力が極めて少ない、いわゆる電子ペーパーが開発された。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来の便蓋の色、柄は固定的、静的なものであり、飽きがくる。トイレに行くことが楽しく、また気分の転換にもなるような便器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
便蓋表面に部分的もしくは全面的に電子ペーパーを取り付け、人々が用を足すため便蓋を開閉する度に蝶番に設けられたセンサーが感知し便蓋表面の柄と色が変化するようにする。
【発明の効果】
【０００５】
人々がトイレで用を足す度に便蓋の色、柄も変化するわけであり、新鮮な気分になれる。
業務用であれば「いつも清潔に」「水はきちんと流しましょう」等のメッセージを放映させマナーの向上にも役立つ。飲食店等であれば新メニュー等の宣伝も出来る。また便蓋の色を様々に変化させらるので、商品を選択するとき、どの色にするか迷うこともなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図面に添ってこの形態を説明する。
１は便蓋に取り付けられた電子ペーパーである。２は電子ペーパーの駆動ユニットである。
３は蝶番に取り付けられた便蓋の開閉を感知するセンサーである。４は便蓋の開閉の都度、柄が変化する一連の動きを例示する。５はシステム図である。
【産業上の利用可能性】
【０００７】
新しい美的要素を持つ便蓋。マナー向上ツール。広告媒体。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】実施形態及び構成要素を示した図である。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
便蓋表面に電子ペーパーを取り付けたもの。
【請求項２】
入力手段制御部、外部記憶媒体制御部、ＣＰＵ、内部記憶部、ディスプレイ制御部等の駆動装置を便蓋内部に収納したもの。
【請求項３】
任意の画像データをメモリーチップ等の記憶媒体から取り込むための入力ポートを駆動装置に設けたもの。
【請求項４】
請求項１の便蓋を開閉する都度、色、柄が変化するもの。
【請求項５】
便蓋表面の電子ペーパーの画像を変化させるための、信号を送るセンサーを蝶番に取り付けたもの。

【図１】

【公開番号】特開２０１１−２４９７３（Ｐ２０１１−２４９７３Ａ）
【公開日】平成２３年２月１０日（２０１１．２．１０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−１８７８６７（Ｐ２００９−１８７８６７）
【出願日】平成２１年７月２４日（２００９．７．２４）
【出願人】（５９９０２０１８４）
【Ｆターム（参考）】