Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
電子名刺装置、および名刺情報配信システム
説明

電子名刺装置、および名刺情報配信システム

【課題】名刺データを交換するための電子名刺装置を提供すること。
【解決手段】電子名刺装置100は、所有者の名刺データ(以下、「自己名刺データ」と呼ぶ)と名刺データ交換相手の名刺データ(以下、「交換相手名刺データ」と呼ぶ)とを記録する記憶媒体と、名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置から交換相手名刺データを受信して記憶媒体に記録するとともに、記憶媒体に記録されている自己名刺データを名刺データ交換相手が所持する電子名刺端末へ送信することにより、名刺データの交換を行う名刺データ交換手段と、記憶媒体に記録されている交換相手名刺データに基づいて、名刺データ交換相手を特定するための特定情報を表示した表示領域を所定の配置順で配置した表示画面を表示装置上に表示する表示手段と、表示手段によって表示画面上に配置された表示領域の配置位置を、所有者からの指示に基づいて、他の表示領域の配置位置と入れ替える入換手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子名刺装置、および名刺情報配信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
次のような電子名刺が知られている。この電子名刺は、名刺情報を携帯通信端末に記録しておき、携帯通信端末同士の相互通信を用いて名刺情報の交換を行う(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−186936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電子名刺では、会議の出席者等と名刺情報の交換をした場合に、会議中に会議の出席者と名刺情報とを対応付けることが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による電子名刺装置は、所有者の名刺データ(以下、「自己名刺データ」と呼ぶ)と名刺データ交換相手の名刺データ(以下、「交換相手名刺データ」と呼ぶ)とを記録する記憶媒体と、名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置から交換相手名刺データを受信して記憶媒体に記録するとともに、記憶媒体に記録されている自己名刺データを名刺データ交換相手が所持する電子名刺端末へ送信することにより、名刺データの交換を行う名刺データ交換手段と、記憶媒体に記録されている交換相手名刺データに基づいて、名刺データ交換相手を特定するための特定情報を表示した表示領域を所定の配置順で配置した表示画面を表示装置上に表示する表示手段と、表示手段によって表示画面上に配置された表示領域の配置位置を、所有者からの指示に基づいて、他の表示領域の配置位置と入れ替える入換手段とを備えることを特徴とする。
本発明による名刺情報配信システムは、上記の電子名刺装置と、あらかじめ登録された人物の名刺データを記録したデータベースを有するサーバー装置と、サーバー装置のデータベースに記録されている名刺データを最新の情報に更新するための管理者端末とで構成される名刺情報配信システムであって、電子名刺装置は、電子名刺装置が備える記憶媒体に記録されている交換相手名刺データを、サーバー装置のデータベースに記録されている名刺データを用いて上書き更新を行うデータ更新手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、電子名刺装置の所有者は、各人の座席位置に対応させて名刺データ交換相手を特定するための特定情報の配置位置を入れ替えることができるので、実際の座席位置と画面上における表示領域の配置位置とを対応付けて、会議の出席者と交換相手名刺データとを対応付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】電子名刺装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】電子名刺装置100の形状を模式的に示した図である。
【図3】制御回路103の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】名刺データ表示画面の具体例を示す図である。
【図5】名刺データ交換処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】会議画面の具体例を示す図である。
【図7】会議画面上で氏名表示領域を入れ替えた場合の具体例を示す図である。
【図8】会議時表示処理の流れを示すフローチャート図である。
【図9】名刺情報配信システム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図10】名刺データ更新処理の流れを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態における電子名刺装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。電子名刺装置100は、通信モジュール101と、マイク102と、制御回路103と、タッチパネル104とを備えている。
【0009】
通信モジュール101は、名刺データ交換相手の電子名刺装置と名刺データを交換する際に名刺データの送受信を行うためのアンテナを備えた通信モジュールであり、例えば、赤外線通信を行うための通信モジュール、Bluetooth(登録商標)通信を行うための通信モジュール等、公知の通信モジュールが用いられる。
【0010】
マイク102は、周囲の音声を入力するための集音装置であって、マイク102を介して入力された音声データは、制御回路103へ出力される。
【0011】
制御回路103は、電子名刺装置100の全体を制御する。本実施の形態における制御回路103の構成及び機能については、図3で後述する。
【0012】
タッチパネル104は、液晶パネルや有機ELパネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、電子名刺装置100の所有者は、表示装置上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、電子名刺装置100を操作することができる。タッチパネル104は、操作者によるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御回路103へ出力する。
【0013】
図2は、本実施の形態における電子名刺装置100の形状を模式的に示した図である。図2(a)は、電子名刺装置100を表示面、すなわちタッチパネル104側から見た場合を示す図であり、図2(b)は、図2(a)の状態から表示面が図上で上を向くように電子名刺100を倒した場合の側面を示す図である。
【0014】
図2(a)および図2(b)に示すように、本実施の形態における電子名刺装置100は、薄板形状の筐体からなり、その上面にタッチパネル104が配設されている。通信モジュール101、マイク102、制御回路103等の構成部品は、薄板形状の筐体の内部に格納されている。電子名刺装置100の大きさは、携帯に適した大きさにするのが好ましく、例えば、図2(a)における長辺Xを7〜10mm程度、短辺Yを5〜6mm程度とした名刺サイズとすればよい。また、図2(b)における厚さZは、1mm以下のクレジットカードサイズ程度にするのが好ましい。
【0015】
しかしながら、電子名刺装置100の大きさはこれに限定されるものではない。例えば、ユーザーが大画面を好む傾向にある場合には、長辺Xや短辺Yをさらに長くして、搭載するタッチパネル104の画面サイズを大きくすればよいし、ユーザーが小型化を好む傾向にある場合には、長辺X、短辺Y、厚さZをさらに短くすればよい。また、内部に格納する部品サイズや入手できるタッチパネル104の大きさや厚さに応じて、長辺X、短辺Y、厚さZの設計値を変更してもよい。
【0016】
図3は、制御回路103の一実施の形態の構成を示すブロック図である。制御回路103としては、例えばICチップが用いられる。制御回路103は、入出カインターフェース(以下、「入出力I/F」と呼ぶ)1031と、中央演算処理装置1032と、RAM1033と、ROM1034とを備えている。
【0017】
入出力I/F1031は、通信モジュール101を接続するための端子10311と、マイク102を接続するための端子10312と、タッチパネル104を接続するための端子10313とを有している。制御回路103は、これらの端子を介して通信モジュール101、マイク102、およびタッチパネル104との間でデータのやり取りを行う。
【0018】
中央演算処理装置1032は、入出力I/F1031を介したデータのやり取りを制御するとともに、本実施の形態における電子名刺装置100を制御するための種々の制御プログラムを実行する。中央演算処理装置1032によって実行される処理の詳細については後述する。
【0019】
RAM1033は、揮発性の半導体メモリであって、中央演算処理装置1032がプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
【0020】
ROM1034は、不揮発性の半導体メモリであって、電子名刺装置100を動作させるために必要なプログラムデータが記録される。また、電子名刺装置100の所有者の名刺データや、名刺データ交換によって他の電子名刺装置100から取得した名刺データ交換相手の名刺データもROM1034に記録される。なお、RAM1033やROM1034の記憶媒体としては、半導体記憶媒体や磁気記憶媒体などの小型記憶装置が用いられる。また、名刺データについては後述する。
【0021】
本実施の形態における電子名刺装置100では、中央演算処理装置1032がROM1034に記録されているプログラムのデータをRAM1033へ読み出して実行することにより、制御回路103は、以下に示す種々の処理を実行することができる。
【0022】
以下、会議等における出席者間での名刺データ交換シーンを想定して、本実施の形態における電子名刺装置100について説明する。電子名刺装置100を所持する所有者は、あらかじめ自身の名刺データを電子名刺装置100に登録しておく。名刺データとは、一般的な名刺に記載される情報をデータ化したものであり、例えば、所有者の氏名の他、会社名、所属部署名、役職名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、URL等の所有者の基本データが含まれる。
【0023】
所有者は、電子名刺装置100の動作モードを基本データ入力モードに変更して、自身の基本データをタッチパネル104を操作して入力する。例えば、所有者は、タッチパネル104上の任意の位置をタッチすることにより、モード切替メニューをタッチパネル104上に表示させることができ、表示されたメニューの中から所望の動作モードを選択することにより、電子名刺装置100の動作モードを切り替えることができるものとする。
【0024】
例えば、中央演算処理装置1032は、電子名刺装置100の動作モードが基本データ入力モードに設定されると、タッチパネル104上に基本データ入力画面を表示し、該基本データ入力画面上での所有者による基本データの入力を受け付ける。中央演算処理装置1032は、入力された基本データをROM1034に記録する。
【0025】
また、名刺データには、所有者の声紋データも含まれる。所有者は、電子名刺装置100の動作モードを声紋データ入力モードに変更して、マイク102に向かって発話をする。中央演算処理装置1032は、所有者の音声データが入力された場合には、入力された音声データをRAM1033に取り込む。そして、中央演算処理装置1032は、RAM1033に取り込んだ音声データを解析して声紋データを生成する。中央演算処理装置1032は、生成された声紋データをROM1034に記録する。
【0026】
上記の名刺データの登録が完了すると、他の電子名刺装置100の所有者との間で名刺データの交換が可能になる。具体的には、次のように名刺データの交換を行う。中央演算処理装置1032は、所有者によって電子名刺装置100の電源がオンされると、電子名刺装置100を起動させるとともに、電子名刺装置100の動作モードを通常モードに設定する。中央演算処理装置1032は、通常モード時には、タッチパネル104上に図4に示す名刺データ表示画面を表示する。
【0027】
図4に示すように、中央演算処理装置1032は、ROM1034から上述した名刺データの基本データを読み出して名刺データ表示画面に表示する。図4に示す例では、基本データとして、会社名、所属部署名、役職名、所有者の氏名、住所、電話番号、FAX番号が表示されている。所有者は、この図4に示す画面が表示されているときに、名刺交換相手の電子名刺装置100との間で名刺データを交換することができる。このために、名刺データ表示画面上には名刺データ交換ボタン4aが表示されている。なお、名刺データ表示画面上における名刺データ交換ボタン4aの表示位置は、図4に示す位置に限定されない。
【0028】
所有者は、自身の電子名刺装置100と、名刺データ交換相手の電子名刺装置100とを接近させた状態で、この名刺データ交換ボタン4aをタッチすることにより、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間での名刺データの交換を行うことができる。すなわち、中央演算処理装置1032は、所有者によって名刺データ交換ボタン4aがタッチされたことを検出した場合には、通信モジュール101による通信を開始し、名刺データ交換相手の電子名刺装置100への接続を試みる。その結果、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との接続が完了した場合には、ROM1034から所有者の名刺データ、すなわち上述した基本データと声紋データとを読み出して、名刺データ交換相手の電子名刺装置100へ送信するとともに、名刺データ交換相手の電子名刺装置100から送信される名刺データ交換相手の名刺データを受信する。
【0029】
中央演算処理装置1032は、受信した名刺データ交換相手の名刺データをバッファメモリとしてのRAM1033に取り込んだ後に、ROM1034に記録する。中央演算処理装置1032は、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間での名刺データの送受信が完了すると、通信モジュール101を制御して、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との通信接続を解除する。これによって、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間での名刺データの交換が完了する。
【0030】
所有者は、上記の名刺データ交換操作を複数の名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間で繰り返し行うことにより、複数の相手と名刺データの交換を行うことができる。そして、その結果取得した複数の名刺データ交換相手の名刺データは、全てROM1034に記録される。
【0031】
なお、名刺データの交換を行う際に、所有者と名刺データ交換相手とがそれぞれ自身の電子名刺装置100上で名刺データ交換ボタン4aにタッチしてしまう可能性があるが、その場合に対応するために、例えば、先に通信を開始した電子名刺装置100による通信を優先する等のルールを設けておけばよい。
【0032】
また、名刺データ表示画面における基本データの表示レイアウトを図4に示すような一般的な名刺と同様のレイアウトとしておけば、所有者および名刺データ交換相手は、紙の名刺をお互いに差し出して名刺交換を行う従来のスタイルと同様の感覚で名刺データの交換を行うことができる。これにより、従来からの名刺交換スタイルを崩さずに、電子名刺装置100を使用することが可能となる。
【0033】
図5は、本実施の形態における名刺データ交換処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理は、所有者によって電子名刺装置100の電源がオンされて、電子名刺装置100の動作モードが通常モードに設定されると起動するプログラムとして、中央演算処理装置1032によって実行される。
【0034】
ステップS10において、中央演算処理装置1032は、図4に示した名刺データ表示画面をタッチパネル104上に表示して、ステップS20へ進む。
【0035】
ステップS20では、中央演算処理装置1032は、名刺データ表示画面上に表示した名刺データ交換ボタン4aが所有者によってタッチされたか否かを判断する。ステップS20で肯定定判断した場合には、ステップS30へ進む。
【0036】
ステップS30では、中央演算処理装置1032は、通信モジュール101による通信を開始し、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との接続を確立する。その後、ステップS40へ進む。
【0037】
ステップS40では、中央演算処理装置1032は、上述したように、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間で名刺データの送受信を行う。すなわち、中央演算処理装置1032は、ROM1034から所有者の名刺データ、すなわち上述した基本データと声紋データとを読み出して、名刺データ交換相手の電子名刺装置100へ送信するとともに、名刺データ交換相手の電子名刺装置100から送信される名刺データ交換相手の名刺データを受信する。受信した名刺データは、RAM1033に一時的に記録される。
【0038】
その後、ステップS50へ進み、中央演算処理装置1032は、名刺データの送受信が完了したか否かを判断する。ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS60へ進む。
【0039】
ステップS60では、中央演算処理装置1032は、名刺データ交換相手の電子名刺装置100から受信した名刺データをRAM1033から読み出して、タッチパネル104上に受信データ表示画面を表示する。このときの受信データ表示画面上における名刺データの表示レイアウトは、図4に示した名刺データ表示画面の表示レイアウトと同様とする。なお、中央演算処理装置1032は、受信した名刺データの表示向きは、図4に示した所有者の名刺データの表示向きとは逆向きとする。これにより、所有者は、名刺データを交換する際には、交換相手が名刺データの内容を読めるような向きで電子名刺装置100を差し出した場合でも、電子名刺装置100の向きを変えなくても、受信した名刺データの内容を確認することができる。その後、ステップS70へ進む。
【0040】
ステップS70では、中央演算処理装置1032は、所有者によって受信した名刺データをROM1034に記録するように指示されたか否かを判断する。例えば、中央演算処理装置1032は、ステップS60における名刺データの表示時に、図4に示した名刺データ交換ボタン4aに代えて保存ボタンを表示しておき、所有者によって該保存ボタンがタッチされた場合に、所有者によって名刺データの保存指示がなされたと判断する。ステップS70で否定判断した場合には、後述するステップS90へ進む。これに対して、ステップS70で肯定判断した場合には、ステップS80へ進む。
【0041】
ステップS80では、中央演算処理装置1032は、RAM1033に記録しておいた名刺データ交換相手の名刺データをROM1034に記録する。そして、中央演算処理装置1032は、タッチパネル104上の表示を、図4に示した名刺データ表示画面に戻す。その後、ステップS90へ進む。
【0042】
ステップS90では、中央演算処理装置1032は、通信モジュール101を制御して、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との通信接続を解除する。これにより、名刺データ交換相手の電子名刺装置100との間での通信が切断され、名刺データの交換が完了する。
【0043】
その後、ステップS100へ進み、中央演算処理装置1032は、所有者からの指示に基づいて、通常モードが終了したか否かを判断する。例えば、所有者は、電子名刺装置100の動作モードを通常モードから他のモードへ変更することにより、通常モードを終了させることができる。ステップS100で否定判断した場合には、ステップS20へ戻る。これに対して、ステップS100で肯定判断した場合には、処理を終了する。
【0044】
次に、上記の処理によって会議の参加者と一通りの名刺データ交換を終えた後の会議における電子名刺装置100の使用例について説明する。所有者は、電子名刺装置100の動作モードを会議モードに設定することにより、名刺データの交換を行った人達の名刺情報をタッチパネル上に表示させて、会議中に名刺データ交換相手の名刺データを確認することができる。
【0045】
中央演算処理装置1032は、所有者によって動作モードが会議モードに設定されると、図6に示す会議画面をタッチパネル104上に表示する。具体的には、中央演算処理装置1032は、ROM1034から名刺データ交換相手の名刺データを読み出してRAM1033に記録する。このとき、ROM1034には、過去に名刺データの交換を行った人物、すなわち今回の会議の出席者ではない人物の名刺データも記録されている可能性があるため、中央演算処理装置1032は、所定時間以内、例えば1時間以内に名刺データの交換を行った人物の名刺データのみをROM1034から読み出すようにしてもよい。
【0046】
中央演算処理装置1032は、読み出した名刺データに基づいて、名刺データの交換を行った人物の人数を特定し、会議画面内に名刺データ交換相手の情報を表示するための氏名表示領域を名刺データの交換を行った人数分配置する。例えば、図6では氏名表示領域6a〜6eの5人分の氏名表示領域が配置されている。
【0047】
中央演算処理装置1032は、RAM1033に読み出しておいた名刺データに基づいて、配置した氏名表示領域6a〜6e内に名刺データ交換相手の氏名を表示する。これにより、所有者は、現在会議に出席している他の出席者の氏名を会議画面上で確認することができる。なお、中央演算処理装置1032は、図6に示すように、氏名表示領域6a〜6e内に人の形を模した図形を表示して、各氏名表示領域が会議出席者の各人に対応した領域であることを所有者が視覚的に把握できるようにしてもよい。
【0048】
本実施の形態における電子名刺装置100では、所有者は、この会議画面上における氏名表示領域の配置位置を任意に変更することができる。中央演算処理装置1032は、例えば、初期表示時は、図6に示す会議画面上に氏名の50音順、または名刺データの交換日時順といった所定の配置順で氏名表示領域6a〜6e内に名刺データ交換相手の氏名を表示する。これに対して、所有者は、氏名表示領域6a〜6eのいずれかの領域内をタッチし、そのまま指をスライドさせることにより、氏名表示領域の配置位置を任意に移動させることができるものとする。
【0049】
具体的には、上述したように所定の配置順で配置された氏名表示領域6a〜6eが、会議における名刺データ交換相手の実際の席順と異なっている場合には、所有者は、実際の座席位置と一致するように、各氏名表示領域をスライドさせて移動させることができる。これにより、所有者は、会議画面上における氏名の表示位置を会議室における実際の座席位置と対応付けることができ、各出席者の氏名を会議画面上で確認しながら会議を行うことができる。
【0050】
この場合、所有者は、会議画面上に氏名が表示されている参加者と、実際に会議室にいる参加者とを対応付けるのが困難な場合がある。例えば、初対面の参加者は、名刺データの交換をした程度では、顔を覚えられないことも考えられるためである。このような場合、所有者は、参加者の顔と名前が一致しないため、上述したように会議画面上における氏名の表示位置を会議室における実際の座席位置と対応付けるために、氏名表示領域6a〜6eの配置位置を入れ替えることは不可能である。
【0051】
このような問題を解決するために、本実施の形態における電子名刺装置100では、中央演算処理装置1032は、電子名刺装置100の動作モードが会議モードに設定されている間は、マイク102からの音声入力を待ち受け、音声入力を検出した場合には、入力された音声データを声紋データに変換する。そして、変換した声紋データとRAM1033に読み出してある名刺データとを比較し、RAM1033に読み出してある名刺データの中から、声紋データが入力音声の声紋データと一致するデータの抽出を試みる。
【0052】
中央演算処理装置1032は、その結果、入力音声の声紋データと一致する声紋データが抽出できた場合には、その声紋データに対応する基本データに基づいて、会議で発話した名刺データ交換相手を特定し、会議画面上でその人物の氏名が表示されている氏名表示領域を強調表示することにより、その氏名表示領域を配置位置の入れ替え対象として所有者に提示する。中央演算処理装置1032は、例えば、氏名表示領域の表示枠を太くしたり、表示枠の色を他の表示枠とは異なる色にしたり、表示枠を点滅させたりして強調表示を行う。あるいは、中央演算処理装置1032は、氏名表示領域内に表示されている氏名を太字にしたり、氏名の文字色を他の文字とは異なる色にしたり、氏名を点滅させたりして強調表示を行ってもよい。
【0053】
これにより、所有者は、会議における発話者を特定することができるため、現在発話を行っている人物と、会議画面上に表示されている氏名とを対応付けることができ、容易に氏名表示領域6a〜6eの配置位置を実際の座席位置に合わせて入れ替えることが可能となる。例えば、図7は、図6に示した初期の配置位置から、所有者によって氏名表示領域6c、6d、6eの配置位置が入れ替えられた後の会議画面の表示例を示している。なお、会議室での座席配置は、会議室の広さや形状などによって異なるため、所有者は、必ずしも座席配置と氏名表示領域の配置を一致させることはできない可能性があるが、例えば、氏名表示領域の並び順を席の並び順と一致させたりする等の工夫をすることにより、所有者は、会議画面上における氏名の表示位置を会議室における実際の座席位置や席順と対応付けることができる。
【0054】
また、所有者は、氏名表示領域6a〜6eの配置位置を入れ替えた後に、取り消しボタン6fにタッチすることにより、氏名表示領域6a〜6eの配置位置変更を図6に示した初期配置位置に戻すことができる。
【0055】
また、所有者は、会議画面上に配置されている氏名表示領域6a〜6eのいずれかをタッチすることにより、タッチした氏名表示領域内に氏名が表示されている名刺データ交換相手の詳細な名刺データを表示させることができる。中央演算処理装置1032は、会議画面上で所有者によっていずれかの氏名表示領域がタッチされたことを検出した場合には、図4に示した名刺データ表示画面と同じレイアウトで、その名刺データ交換相手の名刺データを表示した名刺表示画面をタッチパネル104上に表示する。なお、この名刺表示画面上には、図4に示した名刺データ交換ボタン4aは表示されない。
【0056】
図8は、本実施の形態における会議時表示処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、所有者によって電子名刺装置100の動作モードが会議モードに設定されると起動するプログラムとして、中央演算処理装置1032によって実行される。
【0057】
ステップS110において、中央演算処理装置1032は、図6に示した会議画面をタッチパネル104上に表示して、ステップS120へ進む。
【0058】
ステップS120では、中央演算処理装置1032は、名刺データ交換相手の名刺データをROM1034から読み出す。その後、中央演算処理装置1032は、上述したように、会議画面内に名刺データ交換相手の情報を表示するための氏名表示領域6a〜6eを名刺データの交換を行った人数分配置し、RAM1033に読み出しておいた名刺データに基づいて、氏名表示領域6a〜6e内に名刺データ交換相手の氏名を表示する。
【0059】
その後、ステップS130へ進み、中央演算処理装置1032は、マイク102からの音声データの入力があったか否かを判断する。ステップS130で否定判断した場合には、後述するステップS170へ進む。これに対して、ステップS130で肯定判断した場合には、ステップS140へ進む。
【0060】
ステップS140では、中央演算処理装置1032は、マイク102からの入力された音声データを声紋データに変換し、RAM1033に読み出してある名刺データの声紋データとの比較を行う。
【0061】
その後、ステップS150へ進み、中央演算処理装置1032は、比較の結果、RAM1033に読み出してある名刺データの声紋データの中に入力音声の声紋データと一致する声紋データが存在するか否かを判断する。ステップS150で否定判断した場合には、後述するステップS170へ進む。これに対して、ステップS150で肯定判断した場合には、ステップS160へ進む。
【0062】
ステップS160では、中央演算処理装置1032は、上述したように、入力音声の声紋データと一致する声紋データに対応した基本データに基づいて、会議で発話した名刺データ交換相手を特定し、会議画面上でその人物の氏名が表示されている氏名表示領域を強調表示する。その後、ステップS170へ進む。
【0063】
ステップS170では、中央演算処理装置1032は、所有者によってタッチパネル104が操作され、会議画面上でいずれかの氏名表示領域の配置位置を入れ替えるための操作が行われたか否かを判断する。ステップS170で否定判断した場合には、後述するステップS190へ進む。これに対して、ステップS170で肯定判断した場合には、ステップS180へ進む。
【0064】
ステップS180では、中央演算処理装置1032は、所有者によるタッチパネル操作、すなわちタッチパネル104上でいずれかの氏名表示領域をタッチし、スライドさせる操作に基づいて、氏名表示領域の配置位置を入れ替える。その後、ステップS190へ進む。
【0065】
ステップS190では、中央演算処理装置1032は、所有者によってタッチパネル104が操作され、会議画面上でいずれかの氏名表示領域に氏名が表示された人物の詳細な名刺データを表示するための操作が行われたか否かを判断する。ステップS190で否定判断した場合には、後述するステップS210へ進む。これに対して、ステップS190で肯定判断した場合には、ステップS200へ進む。
【0066】
ステップS200では、中央演算処理装置1032は、所有者によるタッチパネル操作、すなわちタッチパネル104上でいずれかの氏名表示領域をタッチする操作に基づいて、その氏名表示領域内に氏名が表示されている名刺データ交換相手の名刺データをRAM1033から読み出す。そして、図4に示した名刺データ表示画面と同じレイアウトで、その人物の名刺データを名刺表示画面上に表示する。その後、ステップS210へ進む。
【0067】
ステップS210では、中央演算処理装置1032は、所有者からの指示に基づいて、会議モードが終了したか否かを判断する。例えば、所有者は、電子名刺装置100の動作モードを会議モードから他のモードへ変更することにより、会議モードを終了させることができる。ステップS210で否定判断した場合には、ステップS130へ戻る。これに対して、ステップS210で肯定判断した場合には、処理を終了する。
【0068】
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)中央演算処理装置1032は、名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置100から交換相手名刺データを受信してROM1034に記録するとともに、ROM1034に記録されている所有者の名刺データを名刺データ交換相手が所持する電子名刺端末100へ送信することにより名刺データの交換を行うようにした。そして、中央演算処理装置1032は、動作モードが会議モードに設定されると、氏名表示領域内に名刺データ交換相手の氏名を表示した議画面をタッチパネル104上に表示し、所有者による氏名表示領域の入れ替え操作に基づいて、指定された氏名表示領域の配置位置を他の氏名表示領域の配置位置と入れ替えるようにした。これによって、所有者は、各人の座席位置に対応させて氏名表示領域の配置位置を入れ替えることができるので、会議画面上における氏名の表示位置を会議室における実際の座席位置や席順と対応付けることができ、各出席者の氏名を会議画面上で確認しながら会議を行うことができる。
【0069】
(2)中央演算処理装置1032は、マイク102からの音声入力を検出した場合には、入力された音声データを声紋データに変換し、変換した声紋データとRAM1033内の名刺データとRAM1033内の名刺データとを照合するようにした。そして、中央演算処理装置1032は、照合の結果、入力音声の声紋データと一致する声紋データがRAM1033から抽出できた場合には、その声紋データに対応する基本データに基づいて、会議で発話した名刺データ交換相手を特定し、会議画面上でその人物の氏名が表示されている氏名表示領域を強調表示することにより、その氏名表示領域を配置位置の入れ替え対象として所有者に提示するようにした。これにより、所有者は、現在発話を行っている人物と、会議画面上に表示されている氏名とを対応付けることができ、容易に氏名表示領域の配置位置を実際の座席位置に合わせて入れ替えることが可能となる。
【0070】
(3)中央演算処理装置1032は、所有者によって、名刺データ表示画面上に表示された名刺データ交換ボタン4aがタッチされたことを検出した場合には、通信モジュール101による無線通信を開始し、名刺データ交換相手の電子名刺装置100への間で名刺データの交換を行うようにした。これにより、所有者と名刺データ交換相手は、簡易な操作で名刺データの交換を行うことができる。
【0071】
(4)中央演算処理装置1032は、会議画面上で所有者によっていずれかの氏名表示領域がタッチされたことを検出した場合には、対応する名刺データ交換相手の名刺データを表示した名刺表示画面をタッチパネル104上に表示するようにした。これにより、所有者は、簡易な操作で名刺データ交換相手の詳細な名刺データを閲覧することが可能となる。
―第2の実施の形態―
第2の実施の形態では、第1の実施の形態で上述した電子名刺装置100において、ROM1034内に記録されている名刺データをインターネット等の通信回線に接続されている外部のサーバーに登録されている名刺データを用いて更新することができる名刺情報配信システムについて説明する。
【0072】
図9は、本実施の形態における名刺情報配信システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。名刺情報配信システム10は、第1の実施の形態で上述した電子名刺装置100と、利用者端末200と、サーバー300と、管理者端末400とで構成される。なお、第2の実施の形態では、電子名刺装置100の構成や機能のうち、第1の実施の形態で上述した内容と同様のものについては説明を省略し、相違点を中心に説明する。
【0073】
利用者端末200は、例えば電子名刺装置100の所有者が所持するパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と呼ぶ)である。また、管理者端末400は、例えば名刺データを管理する組織や人物が所有するパソコンである。利用者端末200と管理者端末400は、それぞれインターネット等の通信回線を介してサーバー300と接続されている。
【0074】
サーバー300は、不図示の記憶装置、例えばハードディスクドライブ等に名刺データを管理するための名刺データ管理データベースが記録されている。このデータベース内のデータは、常に最新の名刺データが記録される。例えば、企業の名刺データを管理する管理者が管理者端末400からサーバー300の名刺データ管理データベースにアクセスし、自社の社員の名刺データが常に最新の状態に保たれるようにメンテナンスを行う。これにより、新入社員が入社したり、社員の異動があった場合でも、名刺管理データベース内には、最新の名刺データが記録されることになる。なお、管理者端末400からサーバー300の名刺管理データベースにアクセスして、データベース内の名刺データを更新する方法については、一般的に行われている公知のデータベース更新方法と相違がないため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0075】
一方、第1の実施の形態で上述した名刺データ交換処理によりROM1034に記録された名刺データ交換相手の名刺データは、名刺データ交換相手が異動した場合などには古い情報となってしまう。このため、第2の実施の形態における名刺情報配信システム10では、電子名刺装置100は、利用者端末200を介してサーバー300にアクセスし、名刺データ管理データベースから最新の名刺データをダウンロードして、ROM1034内の名刺データを更新できるようにして、ROM1034内の名刺データを最新の情報にアップデートできるようにする。具体的には、次のように名刺データのアップデートを行う。
【0076】
まず、電子名刺装置100の所有者は、電子名刺装置100が利用者端末200を介してサーバー300から名刺データをダウンロードできるようにするために、電子名刺装置100と利用者端末200とを接続する。電子名刺装置100と利用者端末200との接続方法としては、種々の方法が考えられるが、例えば、通信モジュール101を介して赤外線通信やBluetooth(登録商標)通信等により無線通信を行えばよい。
【0077】
所有者は、電子名刺装置100と利用者端末200とを接続した状態で、電子名刺装置100の動作モードをデータ更新モードに設定する。中央演算処理装置1032は、電子名刺装置100の動作モードがデータ更新モードに設定されると、タッチパネル104上にデータ更新開始ボタンを配置したデータ更新画面を表示する。所有者は、データ更新画面上でデータ更新ボタンにタッチすることにより、サーバー300から最新の名刺データを取得して、ROM1034内の名刺データを更新するように指示することができる。中央演算処理装置1032は、所有者から名刺データの更新が指示された場合には、利用者端末200に対して、サーバー300からの名刺データのダウンロードを指示するための信号を出力する。
【0078】
一方、利用者端末200には、電子名刺装置100とサーバー300との間の接続を仲介して、名刺更新データのダウンロードを行うためのアプリケーションがインストールされている。利用者端末200が備える不図示のCPUは、電子名刺装置100との接続が検出されると上記アプリケーションを起動させて、電子名刺装置100から上記ダウンロードを指示するための信号が送られてくるのを待ち受ける。
【0079】
利用者端末200のCPUは、電子名刺装置100から上記ダウンロードを指示するための信号が送られてきたことを検出した場合には、インターネットを介してサーバー300に接続して名刺データ管理データベースにアクセスし、名刺管理データベース内に記録されている名刺データをダウンロードする。サーバー300からダウンロードした名刺データは、利用者端末200が備える不図示のRAMに一時的に記録された後に、電子名刺装置100に送信される。なお、利用者端末200からサーバー300の名刺管理データベースにアクセスして、データベース内の名刺データをダウンロードする方法については、一般的に行われている公知のダウンロード方法と相違がないため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0080】
中央演算処理装置1032は、利用者端末200から名刺データを受信した場合には、受信したデータでROM1034内の名刺データを上書き更新する。これにより、電子名刺装置100においても、ROM1034に記録されている名刺データを最新のデータとすることができる。
【0081】
名刺データを上書きするに当たって、利用者端末200から受信した名刺データがROM1034に記録されていない名刺データを含んでいるときは、名刺データ交換をしていない人物の名刺データが取り込まれてしまうことを防ぐために、中央演算処理装置1032は、その名刺データはROM1034に記録せずに消去することが望ましいが、このような名刺データをROM1034に記録するか消去するかを所有者が任意に設定できるようにしてもよい。
【0082】
なお、上記の処理により名刺データを上書き更新することができるのは、サーバー300の名刺管理データベースに名刺データが記録されているもののみに限られる。また、名刺管理データベースに記録されている名刺データは、企業の管理者等により登録された信頼性の高いデータであるということができる。このため、電子名刺装置100では、名刺データを上書き更新することができたか否かを判定することにより、その名刺データが名刺管理データベースで管理されている信頼度の高い名刺データであるか否かを判断することができる。そこで、中央演算処理装置1032は、ROM1034に記録されている各名刺データに上書き更新の有無を管理するための情報、例えばフラグなどを付加して管理する。これにより、中央演算処理装置1032は、フラグを参照することにより、その名刺データが信頼度の高いデータであるか否かを判断することができる。
【0083】
中央演算処理装置1032は、上述した会議画面や名刺表示画面を表示する際には、信頼度の高い名刺データに対しては、他の名刺データと区別できるようなアイコン等の目印を関連付けて表示する。これにより、所有者は、どの名刺データが信頼度が高いものであるかを一目で把握できるようになる。
【0084】
図10は、第2の実施の形態における名刺データ更新処理の流れを示すフローチャートである。図10に示す処理は、電子名刺装置100の動作モードがデータ更新モードに設定されると起動するプログラムとして、中央演算処理装置1032によって実行される。
【0085】
ステップS310において、中央演算処理装置1032は、タッチパネル104上にデータ更新開始ボタンを配置したデータ更新画面を表示する。その後、ステップS320へ進む。
【0086】
ステップS320では、中央演算処理装置1032は、所有者によってデータ更新画面上でデータ更新ボタンがタッチされることにより、名刺データの更新開始が指示されたか否かを判断する。ステップS320で肯定判断した場合には、ステップS330へ進む。
【0087】
ステップS330では、中央演算処理装置1032は、利用者端末200に対して、サーバー300からの名刺データのダウンロードを指示するための信号を出力して、ステップS340へ進む。
【0088】
ステップS340では、中央演算処理装置1032は、利用者端末200から名刺データを受信したか否かを判断する。ステップS340で肯定判断した場合には、ステップS350へ進む。
【0089】
ステップS350では、中央演算処理装置1032は、利用者端末200から受信したデータでROM1034内の名刺データを上書き更新する。これにより、利用者端末200によってサーバー300からダウンロードされた最新の名刺データで、ROM1034内の名刺データを更新することができる。その後、処理を終了する。
【0090】
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)中央演算処理装置1032は、利用者端末200に対してサーバー300からの名刺データのダウンロードを指示し、利用者端末200のCPUは、電子名刺装置100からの指示に基づいて、サーバー300の名刺管理データベースから名刺データをダウンロードして、電子名刺装置100へ送信するようにした。そして、中央演算処理装置1032は、利用者端末200から受信した名刺データを用いて、ROM1034内の交換相手名刺データを上書き更新するようにした。これによって、電子名刺装置100のROM1034に記録されている交換相手名刺データを常に最新の情報に保つことができる。
【0091】
(2)中央演算処理装置1032は、ROM1034に記録されている各名刺データに上書き更新の有無を管理するための情報、例えばフラグなどを付加して管理するようにして各名刺データが信頼度の高いデータであるか否かを判断できるようにした。そして、中央演算処理装置1032は、会議画面や名刺表示画面を表示する際には、信頼度の高い名刺データに対しては、他の名刺データと区別できるようなアイコン等の目印を関連付けて表示するようにした。これにより、所有者は、どの名刺データが信頼度が高いものであるかを一目で把握できるようになる。
【0092】
―変形例―
なお、上述した実施の形態の電子名刺装置、および名刺情報配信システムは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1および第2の実施の形態における電子名刺装置100は、他人による無断使用を防止するために、セキュリティ機能を持たせるようにしてもよい。例えば、電子名刺装置100にあらかじめパスワードを設定しておき、中央演算処理装置1032は、電子名刺装置100の操作が開始される際には、常にパスワード入力画面を表示してパスワードの入力を促し、正しいパスワードが入力された場合のみ、電子名刺装置100のロックを解除して操作可能な状態にするようにしてもよい。あるいは、指紋認証、声紋認証等の生体認証を行ってもよい。
【0093】
あるいは、他の機器と連携させてセキュリティ機能を実現してもよい。例えば、通信モジュール101を介して通信が可能な別の機器、例えば所有者が所持する携帯電話等の携帯端末を電子名刺装置100に登録しておくようにし、中央演算処理装置1032は、登録済みの携帯端末との通信が確立しているときのみ、電子名刺装置100のロックを解除して操作可能な状態にするようにしてもよい。これにより、他人が本来の所有者になりすまして電子名刺装置100を使用することを防ぐことができる。
【0094】
(2)上述した第1および第2の実施の形態では、電子名刺装置100は、図2に示したような薄板形状の筐体からなる電子名刺機能を備えた専用の装置として実現する例について説明した。しかしながら、必ずしも電子名刺装置100として専用の装置を設ける必要はない。例えば、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末に、上述した電子名刺装置100と同様の機能を持たせるためのプログラムをインストールして、これらを電子名刺装置として用いるようにしてもよい。あるいは、社員証、学生証、IDカード等と一体化させてもよい。
【0095】
(3)上述した第1および第2の実施の形態では、名刺データの基本データは、例えば、所有者の氏名の他、会社名、所属部署名、役職名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、URL等を含む例について説明した。しかしながら、基本データの内容は、これらに限定されず、一般的な名刺に記載される他の情報を含むようにしてもよい。また、基本データは、これらを文字情報として保持してもよいし、基本データに含まれる情報を、例えば図4に示したような一般的な名刺のレイアウトとなるように配置して作成した画像データとして保持するようにしてもよい。
【0096】
(4)上述した第1および第2の実施の形態では、名刺データには、基本データと声紋データが含まれる例について説明した。しかしながら、これら以外のデータを名刺データに含めるようにしてもよい。例えば、基本データには含まれない、所有者の趣味、特技、出身地、出身校等に関する情報を付加データとして含めるようにしてもよい。この場合、所有者は、名刺データの交換を行う際に、交換相手の電子名刺装置100に対して、基本データと声紋データのみを送信するか、付加データも含めて送信するかを任意に選択できるようにしてもよい。
【0097】
(5)上述した第1および第2の実施の形態では、動作モードが通常モードに設定されている間に、他の電子名刺装置100から受信した名刺データを交換相手名刺データとしてROM1034に記録する例について説明した。しかしながら、動作モードが会議モードに設定された後も交換相手名刺データを受信して記録できるようにしてもよい。例えば、中央演算処理装置1032は、動作モードが会議モードに設定されている間は、所定の時間、例えば30秒間隔で他の電子名刺装置100との接続を繰り返し、名刺データの送受信を行うようにする。他の電子名刺装置100から受信した交換相手名刺データは、一旦RAM1033に記録され、中央演算処理装置1032は、RAM1033に一時記録された交換相手名刺データと、ROM1034に記録されている交換相手名刺データとを比較する。そして、中央演算処理装置1032は、RAM1033に一時記録された新たに受信した交換相手名刺データと同一の名刺データがROM1034に記録されていない場合には、その交換相手名刺データをROM1034に記録する。一方、中央演算処理装置1032は、RAM1033に一時記録された新たに受信した交換相手名刺データと同一の名刺データがROM1034に記録されている場合には、その交換相手名刺データはRAM1033から削除する。これにより、会議前に名刺データの交換を行うことができなかった参加者がいる場合には、その参加者との名刺データの交換を会議中に自動的に行うことが可能となる。この場合は、中央演算処理装置1032は、新たな交換相手名刺データがROM1034に記録されたタイミングで、会議画面上に氏名表示領域を追加して、新たに記録された名刺データ交換相手データに基づいてその人物の氏名を表示すればよい。
【0098】
(6)上述した第1および第2の実施の形態では、中央演算処理装置1032は、会議における発話者が誰であるかを声紋データを用いて特定し、特定した人物に対応する氏名表示領域を配置位置の入れ替え対象として所有者に提示する例について説明した。しかしながら、氏名表示領域を配置位置の入れ替え対象の提示方法はこれに限定されない。例えば、電子名刺装置100には撮影機能を搭載するようにし、名刺データには、声紋データに代えて電子名刺装置100の所有者の顔を撮影した顔画像データを含めるようにしてもよい。この場合、所有者は、顔と名前が一致しない参加者の顔を撮影機能を用いて撮影してその人物の顔画像データを得る。中央演算処理装置1032は、交換相手名刺データの顔画像データと撮影された顔画像データとを照合して、それらが一致する人物を特定する。そして、中央演算処理装置1032は、特定した人物の氏名が表示されている氏名表示領域を配置位置の入れ替え対象として所有者に提示するようにしてもよい。これにより、発話していない参加者であっても、所有者が顔と名前が一致しない参加者を選んで氏名表示領域の入れ替えを行うことができる。
【0099】
(7)上述した第1および第2の実施の形態における電子名刺装置100に、ROM1034に記録されている名刺データを検索するための検索機能をさらに搭載するようにしてもよい。例えば、電子名刺装置100の動作モードとして検索モードを設け、中央演算処理装置1032は、所有者によって電子名刺装置100の動作モードが検索モードに設定された場合には、タッチパネル104上に検索条件を設定するための検索画面を表示する。そして、中央演算処理装置1032は、所有者によって検索画面上で指定された検索条件に従って、名刺データの検索を行う。例えば、所有者によって、特定の会社名が検索条件として指定された場合には、中央演算処理装置1032は、基本データに含まれる会社名が検索条件にマッチする人物の名刺データのみを抽出して、タッチパネル104上に一覧表示する。一覧表示の際の表示順序は、例えば、氏名の50音順や名刺交換日時の昇順等の所定の表示順序とし、この表示順序は所有者が任意に変更することができるようにしてもよい。
【0100】
(8)上述した第1および第2の実施の形態における電子名刺装置100に、特定の電子名刺装置100へのデータ送信機能をさらに搭載するようにしてもよい。例えば、電子名刺装置100の動作モードとしてデータ送信モードを設け、中央演算処理装置1032は、所有者によって電子名刺装置100の動作モードがデータ送信モードに設定された場合には、タッチパネル104上に、送信するデータや送信先の電子名刺装置100を所有者が指定するためのデータ送信画面を表示する。送信するデータとしては、所有者がタッチパネル104上でフリーハンドで書いた文章や図形、あるいはあらかじめ用意されている定型文や記号などを指定することができる。所有者は、これらの送信データを指定した後に、ROM1034に記録されている名刺データの中から、データを送信した人物を選択することにより送信先の電子名刺装置100を指定する。ROM1034に記録されている名刺データの中から、データを送信した人物を選択する方法としては、図6に示した会議画面上で選択を行ってもよいし、変形例(7)で上述した検索機能を用いてもよい。
【0101】
なお、ここで所有者が選択することができる定型文は、ROM1034に記録されているものとする。この定型文は、電子名刺装置100の製造メーカが出荷時に記録しておいてもよいし、所有者が任意に定型文を作成して記録できるようにしてもよい。所有者が定型文を作成する方法としては、所有者がタッチパネル104を操作して定型文を入力してもよいし、第2の実施の形態で上述した利用者端末200を用いる場合には、所有者は利用者端末200上で定型文を作成して、電子名刺装置100へ取り込むようにしてもよい。これにより、電子名刺装置100の所有者間で、会議中に電子名刺装置100を用いた意思疎通や情報交換を行うことが可能となる。
【0102】
(9)上述した第1および第2の実施の形態における電子名刺装置100に、メモ機能や録音機能をさらに搭載するようにしてもよい。例えば、電子名刺装置100の動作モードとしてメモモードを設け、中央演算処理装置1032は、所有者によって電子名刺装置100の動作モードがメモモードに設定された場合には、タッチパネル104上で所有者によって描かれた図形や文字をメモデータとしてROM1034に記録するようにしてもよい。また、電子名刺装置100の動作モードとして録音モードを設け、中央演算処理装置1032は、所有者によって電子名刺装置100の動作モードが録音モードに設定された場合には、マイク102を介して入力された所有者の発話音声を録音データとしてROM1034に記録するようにしてもよい。これにより、所有者は、電子名刺装置100を電子メモや電子レコーダー代わりに用いることができるため、所有者にとっての利便性を向上させることができる。
【0103】
(10)上述した第2の実施の形態では、電子名刺装置100と利用者端末200とは、例えば、通信モジュール101を介して赤外線通信やBluetooth(登録商標)通信等により無線通信を行う例について説明した。しかしながら、電子名刺装置100と利用者端末200とに有線により接続する通信モジュールを搭載して、両者を有線で接続するようにしてもよい。あるいは、利用者端末200に机上に置いて使用するパッド形状の通信装置を接続し、電子名刺装置100をこのパッド形状の通信装置の上に乗せることにより、Bluetooth(登録商標)通信等を行って両者を接続するようにしてもよい。この場合、電子名刺装置100に非接触充電用のコイルを搭載して、電子名刺装置100をこのパッド形状の通信装置の上に乗せている間は、電子名刺装置100のバッテリーを充電できるようにしてもよい。
【0104】
(11)上述した第2の実施の形態では、利用者端末200は、例えば、電子名刺装置100の所有者が所持するパソコンである例について説明した。しかしながら、利用者端末200としては、インターネットに接続してサーバー300と通信を行うための通信機能を備えた他の装置、例えば携帯電話等を用いてもよい。あるいは、電子名刺装置100にインターネットに接続してサーバー300と通信を行うため機能を搭載すれば、利用者端末200を介さずに、電子名刺装置100が直接サーバー300と通信を行う構成とすることもできる。
【0105】
(12)上述した第2の実施の形態では、中央演算処理装置1032は、所有者によってデータ更新画面上でデータ更新ボタンがタッチされたことを検出したときに、利用者端末200に対して、サーバー300からの名刺データのダウンロードを指示するための信号を出力する例について説明した。しかしながら、中央演算処理装置1032は、電子名刺装置100が利用者端末200と接続されたことを検出したときに、ダウンロードの指示を指示するための信号を利用者端末200に対して自動的に出力するようにしてもよい。これにより、所有者がデータ更新ボタンをタッチする手間を省くことができる。
【0106】
(13)上述した第2の実施の形態では、名刺データの更新を行う際には、中央演算処理装置1032は、利用者端末200から名刺データを受信した場合には、受信したデータでROM1034内の名刺データを上書き更新する例について説明した。このとき、中央演算処理装置1032は、名刺データの更新結果を所有者に提示するようにしてもよい。例えば、中央演算処理装置1032は、ROM1034内の名刺データの少なくとも1件が更新された場合には、「データが更新されました。」のようなメッセージをタッチパネル104上に表示し、ROM1034内の名刺データが1件も更新されなかった場合には、「データが更新されませんでした。」のようなメッセージをタッチパネル104上に表示することにより、名刺データの更新結果を所有者に提示すればよい。また、中央演算処理装置1032は、ROM1034内の名刺データの少なくとも1件が更新された場合には、上記のように「データが更新されました」のメッセージを表示するとともに、ROM1034内のどの名刺データが更新されたかを所有者に提示するようにしてもよい。例えば、中央演算処理装置1032は、名刺データの更新が行われた人物の氏名をタッチパネル104上に一覧表示することにより、所有者に提示するようにすればよい。これにより、所有者は、名刺データの更新状況を把握することができる。
【0107】
(14)上述した第2の実施の形態では、利用者端末200のCPUは、電子名刺装置100からダウンロードを指示するための信号が送られてきたことを検出した場合には、インターネットを介してサーバー300に接続して名刺データ管理データベースにアクセスし、名刺管理データベース内に記録されている名刺データをダウンロードする例について説明した。しかしながら、利用者端末200のCPUは、名刺管理データベース内に記録されている名刺データのうち、前回のデータ更新以降に名刺データが更新されたもののみをダウンロードするようにしてもよい。この場合は、例えば、利用者端末200のアプリケーションは、前回のデータ更新日時データを保持しておき、ダウンロードの際に、名刺管理データベース内の名刺データの更新日時が、前回のデータ更新日時よりも後のデータのみを選択してダウンロードすればよい。これにより、前回のデータ更新日以降に内容が変更された名刺データのみをダウンロードすればよいため、ダウンロードするデータ量を減らして、ダウンロードに要する時間を短縮することができる。
【0108】
(15)上述した第2の実施の形態では、利用者端末200では、サーバー300からダウンロードした名刺データは、利用者端末200が備える不図示のRAMに一時的に記録された後に電子名刺装置100に送信される例について説明した。しかしながら、利用者端末200のCPUは、サーバー300からダウンロードした名刺データを利用者端末200が備える記憶媒体、例えばハードディスクドライブ等に記録するようにしてもよい。これにより、所有者は、ダウンロードした交換相手名刺データを利用者端末200上でも閲覧することができる。
【0109】
(16)上述した第2の実施の形態では、中央演算処理装置1032は、ROM1034に記録されている各名刺データに上書き更新の有無を管理するための情報としてフラグを付加するようにし、該フラグを参照することによりその名刺データが信頼度の高いデータであるか否かを判断することができるようにした。しかしながらこれ以外の方法により名刺データの信頼性が高いか否かを判断するようにしてもよい。その一例を以下に示す。
【0110】
例えば、電子名刺装置100のROM1034内に記録される所有者の名刺データに認証用のコードを付加しておく。この場合、電子名刺装置100同士で名刺データの交換を行えば、認証用のコードも同時に交換されるようになる。一方で、管理者端末400を操作して名刺データを登録する管理者がサーバー300の名刺管理データベースに名刺データを登録する際にも名刺データに認証用のコードを付加しておく。そして、中央演算処理装置1032は、サーバー300からダウンロードされた名刺データでROM1034内の名刺データを更新する際に、各名刺データに付されている認証用のコードを照合し、これらが一致していれば、管理者によって正当に認証用コードが付された信頼性の高い名刺データであると判断することができる。
【0111】
(17)上述した第1および第2の実施の形態では、所有者は、自身の基本データや声紋データといった名刺データを電子名刺装置100を操作して登録する例について説明した。しかしながら、第2の実施の形態においては、所有者は、自身の名刺データを利用者端末200を操作して入力し、それを電子名刺装置100に転送することにより登録するようにしてもよい。あるいは、名刺データを管理する管理者が管理者端末400を操作して名刺データの入力を行ってサーバー300の名刺管理データベースに登録しておき、電子名刺装置100は、サーバー300から所有者自身の名刺データをダウンロードして登録するようにしてもよい。
【0112】
(18)上述した第2の実施の形態においては、管理者端末400からの操作で名刺管理データベース内の名刺データが修正された場合には、サーバー300のCPUは、名刺データが更新された旨を利用者端末200と電子名刺装置100の少なくとも一方に通知するようにしてもよい。これによって、電子名刺装置100の所有者は、名刺管理データベース内の名刺データが修正されたことを容易に把握することが可能となる。
【0113】
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
【符号の説明】
【0114】
10 名刺情報配信システム、100 電子名刺装置、101 通信モジュール、102 マイク、103 制御回路、1031 入出カインターフェース、10311、10312、10313 端子、1032 中央演算処理装置、1033 RAM、1034 ROM、104 タッチパネル、200 利用者端末、300 サーバー、400 管理者端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所有者の名刺データ(以下、「自己名刺データ」と呼ぶ)と名刺データ交換相手の名刺データ(以下、「交換相手名刺データ」と呼ぶ)とを記録する記憶媒体と、
前記名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置から前記交換相手名刺データを受信して前記記憶媒体に記録するとともに、前記記憶媒体に記録されている前記自己名刺データを前記名刺データ交換相手が所持する電子名刺端末へ送信することにより、名刺データの交換を行う名刺データ交換手段と、
前記記憶媒体に記録されている前記交換相手名刺データに基づいて、名刺データ交換相手を特定するための特定情報を表示した表示領域を所定の配置順で配置した表示画面を表示装置上に表示する表示手段と、
前記表示手段によって前記表示画面上に配置された前記表示領域の配置位置を、前記所有者からの指示に基づいて、他の表示領域の配置位置と入れ替える入換手段とを備えることを特徴とする電子名刺装置。
【請求項2】
請求項1に記載の電子名刺装置において、
前記表示画面上に配置されている前記表示領域の中から、入れ替え対象とする表示領域を特定する表示領域特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記表示領域を入れ替え対象として前記所有者に提示する提示手段とをさらに備えることを特徴とする電子名刺装置。
【請求項3】
請求項2に記載の電子名刺装置において、
前記自己名刺データおよび前記交換相手名刺データは、電子名刺装置の所有者の声紋データを含み、
発話者の発話音声を入力するマイクと、
前記マイクによって入力された発話音声に基づいて前記発話者の声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
前記声紋データ生成手段によって生成された前記発話者の声紋データと、前記名刺データに含まれる声紋データとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合の結果、前記名刺データに含まれる声紋データの中に前記発話者の声紋データと一致するものがある場合には、その一致する声紋データに対応する名刺データに基づいて、前記発話者を特定する発話者特定手段とをさらに備え、
前記表示領域特定手段は、前記発話者特定手段によって特定された前記発話者の特定情報が表示されている前記表示領域を入れ替え対象として特定することを特徴とする電子名刺装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子名刺装置において、
データの送信先とする電子名刺装置の指定を受け付ける送信先受付手段と、
前記送信先受付手段によって前記データの送信先として受け付けられた電子名刺装置に対して送信するデータの指定を受け付ける送信データ受付手段と、
前記送信先受付手段によって前記データの送信先として受け付けられた電子名刺装置に対して、前記送信データ受付手段によって指定が受け付けられたデータを送信するデータ送信手段とをさらに備えることを特徴とする電子名刺装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子名刺装置において、
前記名刺データ交換手段は、前記名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置と無線通信を行うことによって、前記名刺データ交換相手が所持する電子名刺装置との間で前記名刺データの交換を行うことを特徴とする電子名刺装置。
【請求項6】
前記1〜5のいずれか一項に記載の電子名刺装置において、
前記表示手段は、前記表示画面上に表示された前記表示領域のいずれかが前記所有者によって選択された場合には、その表示領域内に特定情報が表示されている名刺データ交換相手の詳細な名刺データを前記表示装置上に表示することを特徴とする電子名刺装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子名刺装置において、
電子名刺装置を操作する人物が該電子名刺装置の所有者であるか否かの認証を行って、該電子名刺装置の所有者である場合のみ、電子名刺装置の操作を許可する認証手段をさらに備えることを特徴とする電子名刺装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子名刺装置において、
前記記憶媒体に記録されている前記交換相手名刺データを、外部のサーバー装置で管理されている名刺データを用いて上書き更新を行うデータ更新手段をさらに備えることを特徴とする電子名刺装置。
【請求項9】
請求項8に記載の電子名刺装置において、
前記表示手段は、前記データ更新手段によって上書き更新が行われた前記交換相手名刺データと、上書き更新が行われていない前記交換相手名刺データとを区別して表示することを特徴とする電子名刺装置。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれかに記載の電子名刺装置と、
あらかじめ登録された人物の名刺データを記録したデータベースを有するサーバー装置と、
前記サーバー装置の前記データベースに記録されている前記名刺データを最新の情報に更新するための管理者端末とで構成される名刺情報配信システムであって、
前記電子名刺装置は、前記電子名刺装置が備える記憶媒体に記録されている前記交換相手名刺データを、前記サーバー装置の前記データベースに記録されている前記名刺データを用いて上書き更新を行うデータ更新手段を備えることを特徴とする名刺情報配信システム。
【請求項11】
請求項10に記載の名刺情報配信システムにおいて、
前記電子名刺装置と接続されて前記サーバー装置と通信を行う利用者端末をさらに有し、
前記電子名刺装置は、前記利用者端末に対して前記サーバー装置からの前記名刺データのダウンロードを指示し、
前記利用者端末は、前記電子名刺装置からの指示に基づいて、前記サーバー装置の前記データベースから前記名刺データをダウンロードして、前記電子名刺装置へ送信し、
前記データ更新手段は、前記利用者端末から受信した前記名刺データを用いて、前記交換相手名刺データの上書き更新を行うことを特徴とする名刺情報配信システム。
【請求項12】
請求項10または11に記載の名刺情報配信システムにおいて、
前記データ更新手段によって前記名刺データの更新が行われたときに、名刺データの更新結果を所有者に提示する更新結果提示手段をさらに備えることを特徴とする名刺情報配信システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2013−105470(P2013−105470A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−251187(P2011−251187)
【出願日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【出願人】(510242406)
【出願人】(510242417)
【Fターム(参考)】