説明

電子広告システム及び広告方法

【課題】広告映像の監視を可能にしつつ、ディスプレイ装置の設置場所の制約を低減し得る、電子広告システム、及び広告方法を提供する。
【解決手段】電子広告システム100は、広告映像を配信する配信装置10と、配信装置10から配信された広告映像を表示する広告表示装置20とを備える。配信装置10は、
広告表示装置20の表示画面に特定のサインが表示されるように、広告映像の映像データに、サインの画像データを付加する、サイン付加部11と、サインの画像データが付加された映像データを広告表示装置20に配信する、映像データ配信部12とを備える。広告表示装置20は、配信されてきた映像データに基づいて、広告映像と共にサインを表示画面に表示する、表示部21と、表示部21によって表示されたサインを読み取り、サインを特定する情報を外部に出力する、サイン読取部22とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶ディスプレイ等の表示装置を用いて広告を行なうための、電子広告システム、及び広告方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、屋外に設置した表示装置に広告映像を表示させるデジタルサイネージ(電子広告:Digital Signage)が利用されている。また、近年、液晶ディスプレイ等の薄型の表示装置の普及に伴い、屋外だけでなく、店頭、駅の構内、電車内といった、種々の場所でも、デジタルサイネージが利用されており、デジタルサイネージの市場は拡大している。
【0003】
一般に、デジタルサイネージでは、広告会社は、広告代理店などを通じて、広告主から広告の依頼を受け、そして、依頼を受けた広告の映像を、契約内容に応じて、屋外等に設置された表示装置に表示させる。また、広告主は、契約内容に応じて、広告会社に広告料を支払う。
【0004】
ところで、このようなデジタルサイネージにおいて、広告主にとっては、契約通りに広告が行なわれていることが重要であり、広告が契約通りに行なわれているかどうかを確認する必要がある。このため、従来から、カメラを用いた監視システムが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0005】
特許文献1又は特許文献2に開示された監視システムによれば、広告主は、カメラからの映像により、広告の映像が契約通りに表示されているかどうかを確認することができるので、安心して広告を委託することができる。また、このうち、特許文献1に開示された監視システムは、カメラから出力された撮影映像の信号と、広告の映像信号との差分を求め、求めた差分に基づいて、映像の異常検知を行なうことができるので、管理者における手間を軽減することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−268552号公報
【特許文献2】特開2008−146349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1又は2に開示された監視システムでは、広告映像が表示されている画面全体を撮影する必要があるため、監視カメラは、表示装置から距離を開けて配置する必要がある。更にこの距離は画面が大きくなるほど長くなる。
【0008】
結果、特許文献1又は2に開示された監視システムでは、監視カメラの設置位置を考慮して、表示装置を配置する必要があり、表示装置の配置場所に制約が生じてしまう。また、監視カメラは、ディスプレイ装置から離れた場所に別途取り付ける必要があるため、余分な設置費用までもがかかってしまう。
【0009】
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、広告映像の監視を可能にしつつ、ディスプレイ装置の設置場所の制約を低減し得る、電子広告システム、及び広告方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の一側面における電子広告システムは、広告映像を配信する配信装置と、前記配信装置から配信された広告映像を表示する広告表示装置と、を備え、
前記配信装置は、
前記広告表示装置の表示画面に特定のサインが表示されるように、前記広告映像の映像データに、前記サインの画像データを付加する、サイン付加部と、
前記サインの画像データが付加された前記映像データを前記広告表示装置に配信する、映像データ配信部と、を備え、
前記広告表示装置は、
配信されてきた前記映像データに基づいて、前記広告映像と共に前記サインを表示画面に表示する、表示部と、
前記表示部によって表示された前記サインを読み取り、前記サインを特定する情報を外部に出力する、サイン読取部と、を備えている、
ことを特徴とする。
【0011】
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における広告方法は、広告映像を配信する配信装置と、前記配信装置から配信された広告映像を表示する広告表示装置と、を用いた広告方法であって、
(a)前記配信装置によって、前記広告表示装置の表示画面に特定のサインが表示されるように、前記広告映像の映像データに、前記サインの画像データを付加する、ステップと、
(b)前記配信装置によって、前記サインの画像データが付加された前記映像データを前記広告表示装置に配信する、ステップと、
(c)前記広告表示装置によって、前記(c)のステップで配信されてきた前記映像データに基づいて、前記広告映像と共に前記サインを表示画面に表示する、ステップと、
(d)前記広告表示装置によって、前記(c)のステップで表示された前記サインを読み取り、前記サインを特定する情報を外部に出力する、ステップと、を有する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
以上のように本発明における電子広告システム及び広告方法によれば、広告映像の監視を可能にしつつ、ディスプレイ装置の設置場所の制約を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1における電子広告システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す平面図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す側面図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態1における電子広告システムの動作を示すフロー図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態2における電子広告システムの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における電子広告システム及び広告方法について、図1〜図6を参照しながら説明する。
【0015】
[システム構成]
最初に、本発明の実施の形態1における電子広告システム100の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における電子広告システムの構成を示すブロック図である。
【0016】
図1に示すように、本実施の形態1における電子広告システム100は、広告映像を配信する配信装置10と、配信装置10から配信された広告映像を表示する広告表示装置20とを備えている。
【0017】
また、図1に示すように、配信装置10は、サイン付加部11と、データ配信部12とを備えている。サイン付加部11は、広告表示装置20の表示画面に特定のサインが表示されるように、広告映像の映像データに、この特定のサインの画像データ(以下「サイン画像データ」と表記する。)を付加する。データ配信部12は、サイン画像データが付加された映像データを広告表示装置20に配信する。
【0018】
本実施の形態1では、配信装置10は、更に、多数の広告映像の映像データを保持する広告映像データベース(以下、「広告映像DB」と表記する。)13を備えている。サイン付加部11は、広告映像DB13から、配信が指示された広告映像の映像データを取得し、取得した映像データにサインデータを付加する。また、本実施の形態1において、映像データは、静止画データであっても良いし、動画データであっても良い。
【0019】
また、図1に示すように、広告表示装置20は、表示部21と、サイン読取部22とを備えている。表示部21は、配信されてきた、サイン画像データ付の映像データに基づいて、広告映像と共に特定のサインを、その表示画面に表示する。サイン読取部22は、表示部21によって表示されたサインを読み取り、サインを特定する情報(以下「サイン情報」)を外部に出力する。
【0020】
このように、電子広告システム100では、広告映像と共に特定のサインが表示されるので、広告主は、特定のサインの読み取りによって得られたサイン情報を解析することによって、広告映像が契約通りに表示されているかどうかを判断することができる。また、電子広告システム100では、特定のサインのみを読み取れば良く、従来のような監視カメラを設置する必要がないので、広告表示装置20の設置場所が制約されることはない。
【0021】
ここで、本実施の形態1における電子広告システム100の構成を、図2〜図4を用いて、更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す平面図である。図3は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1で用いられる広告表示装置の外観を示す側面図である。
【0022】
図2〜図4に示すように、本実施の形態1において、広告表示装置20は、表示部21として、液晶表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置を備え、更に、サイン読取部22として、表示画面21aに表示されたサインを光学的に読み取る光学式読取装置を備えている。
【0023】
具体的には、図2及び図3に示すように、表示部21の表示画面21aには、特定のサインとして、バーコード22aが表示されるので、サイン読取部22としては、バーコードリーダーが用いられている。なお、表示画面21aに表示されるサインの具体例としては、バーコード以外の二次元コード(例えば、QRコード)、数字、文字等も挙げられる。
【0024】
また、図2〜図4に示すように、サイン読取部22として機能するバーコードリーダーは、その情報読取面が、表示画面21a上のバーコード22aに対向するように、表示画面21aの周辺、即ち表示部21の額縁領域に取り付けられている。つまり、本実施の形態では、表示画面21a全体を撮影する必要性がなく、バーコード22aの読み取りが可能であれば良いため、表示部21とサイン読取部22とを一体化できる。結果、上述したように、広告表示装置20の設置場所の制約が低減される。
【0025】
また、本実施の形態1では、サインは、広告映像毎に設定されているのが好ましく、サイン付加部11は、広告映像の映像データに、当該広告映像に対して設定されたサインデータを付加する。この場合、後述する判定装置30は、サインを識別することによって、表示された広告映像を特定することができる。
【0026】
加えて、本実施の形態1では、図1に示すように、電子広告システム100は、更に、判定装置30も備えている。判定装置30は、判定部31と、表示部32とを備えている。このうち、判定部31は、サイン付加部11によって付加されたサインデータと、サイン読取部22によって出力された、サイン情報とを比較し、両者が一致するかどうかを判定する。
【0027】
そして、判定部31は、判定の結果、一致する場合は、「異常無し」と判定し、一致しない場合は「異常有り」と判定する。一致する場合は、判定部31は、更に、サインデータ又はサイン情報に基づき、表示された広告映像を特定することもできる。また、表示部32は、液晶表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置であり、判定部31による判定結果、即ち、異常の有無、及び表示された広告映像を特定する情報を表示する。
【0028】
また、実際には、判定装置30は、パーソナルコンピュータ等の端末装置によって実現される。この場合、端末装置のプロセッサが、プログラムの実行によって判定部31として機能する。
【0029】
更に、図1の例では、1台の広告表示装置20のみが図示されているが、本実施の形態1において、広告表示装置20の数は限定されるものではない。本実施の形態1における電子広告システムでは、1台の配信装置10に対して、複数台の表示装置20が備えられていても良い。また、配信装置10は、表示装置20毎に、異なる映像データを配信することもできる。
【0030】
[システム動作]
次に、本発明の実施の形態1における電子広告システム100の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態1における電子広告システムの動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図4を参酌する。また、本実施の形態1では、電子広告システム100を動作させることによって、広告方法が実施される。よって、本実施の形態における広告方法の説明は、以下の電子広告システム100の動作説明に代える。
【0031】
図4に示すように、まず、サイン付加部11が、広告映像DB13から、配信が指示されている広告映像の映像データを取得する(ステップS1)。次に、サイン付加部11は、表示される映像の所定の位置に、特定のサイン(例えば、図2に示すバーコード22a)が表示されるように、取得した映像データにサインデータを付加する(ステップS2)。
【0032】
また、ステップS2において、サイン付加部11は、サインデータが付加された映像データをデータ配信部12に出力すると共に、付加対象となったサインデータを判定装置30に送信する。次に、データ配信部12は、サインデータが付加された映像データを、広告表示装置20に配信する(ステップS3)。
【0033】
次に、表示装置20において、表示部21は、配信されてきた、サイン画像データ付の映像データ基づいて、広告映像と共に特定のサインを、その表示画面21a(図2及び図3参照)に表示する(ステップS4)。
【0034】
次に、ステップS4が実行され、表示画面21aにサインが表示されると、サイン読取部22は、表示されたサインを読み取り、サイン情報を判定装置30へと送信する(ステップS5)。なお、サイン情報は、例えば、サインがバーコード等の二次元データの場合は、二次元データの画像データであっても良いし、二次元データが表現するデータであっても良い。
【0035】
次に、判定装置30において、判定部31は、表示装置20のサイン読取部22から出力されたサイン情報と、配信装置10のサイン付加部11が送信したサインデータとを比較し、両者が一致するかどうかを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定の結果、一致する場合は、判定部31は、「異常無し」と判定し、一致しない場合は「異常有り」と判定する。また、一致する場合は、判定部31は、サインデータ又はサイン情報に基づき、表示された広告映像を特定する。
【0036】
その後、判定部31が、判定結果を、表示部32に出力すると、表示部32が判定結果を表示する(ステップS7)。この結果、判定装置30を所有する広告主は、判定結果から、広告が適切に表示されているかどうかと、表示された広告が契約通りであるかどうかとを確認できる。
【0037】
このように、本実施の形態1によれば、広告主は、広告表示装置20に広告が正常に表示されているかどうかを簡単に確認できる。また、広告表示装置20に対して、従来のようなカメラを設置する必要はないため、広告表示装置20は、駅の構内、電車内、店頭、屋外等のいずれの場所でも、制約を受けることなく設置可能となる。
【0038】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における電子広告システム及び広告方法について、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の実施の形態2における電子広告システムの構成を示すブロック図である。
【0039】
図6に示すように、本実施の形態2における電子広告システム101は、配信装置40の構成の点で、図1に示した実施の形態1における電子広告システム100と異なっている。実施の形態2では、配信装置40は、図1に示した配信装置10と異なり、集計部14を備えている。
【0040】
なお、上記の点以外の点では、本実施の形態2における電子広告システム101は、実施の形態1における電子広告システム100と同様に構成されている。以下、相違点を中心に説明する。
【0041】
本実施の形態2において、集計部14は、各広告映像について設定されたサイン毎に、表示画面に表示された回数と、表示された時間とを集計する。具体的には、本実施の形態では、サイン付加部11は、サインデータが付加された映像データを、データ配信部12と集計部14とに出力する。そして、集計部14は、出力されてきたサインデータを判定装置30に送信すると共に、映像データ毎に、サインデータ及び当該サインデータが表示される時間を特定し、特定したサインデータが出力されてきた回数と、表示される時間の合計とを集計する。更に、集計部14は、集計結果も、判定装置30に送信する。
【0042】
また、判定装置30においては、判定部31は、集計結果を受け取り、これも表示部32に表示させる。この結果、広告主は、依頼した広告が実際に表示された回数と表示された時間とを知ることができる。このため、本実施の形態2における電子広告システム101は、特に、広告会社が、広告主に対して、従量制課金によって利用料を請求している場合に有効となる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明によれば、デジタルサイネージにおいて、広告映像の監視が可能になると共に、ディスプレイ装置の設置場所の制約が低減される。本発明は、デジタルサイネージの分野に有用である。
【符号の説明】
【0044】
10 配信装置(実施の形態1)
11 サイン付加部
12 データ配信部
13 広告映像データベース
14 集計部
20 広告表示装置
21 表示部
22 サイン読取部
30 判定装置
31 判定部
32 表示部
40 配信装置(実施の形態2)
100 電子広告システム(実施の形態1)
101 電子広告システム(実施の形態2)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告映像を配信する配信装置と、前記配信装置から配信された広告映像を表示する広告表示装置と、を備え、
前記配信装置は、
前記広告表示装置の表示画面に特定のサインが表示されるように、前記広告映像の映像データに、前記サインの画像データを付加する、サイン付加部と、
前記サインの画像データが付加された前記映像データを前記広告表示装置に配信する、映像データ配信部と、を備え、
前記広告表示装置は、
配信されてきた前記映像データに基づいて、前記広告映像と共に前記サインを表示画面に表示する、表示部と、
前記表示部によって表示された前記サインを読み取り、前記サインを特定する情報を外部に出力する、サイン読取部と、を備えている、
ことを特徴とする電子広告システム。
【請求項2】
前記サイン付加部によって付加された前記サインの画像データと、前記サイン読取部によって出力された、前記サインを特定する情報とを比較し、両者が一致するかどうかを判定する、判定装置を更に備えている、
請求項1に記載の電子広告システム。
【請求項3】
前記サイン付加部が、前記広告映像毎に異なるサインを設定し、前記広告映像の映像データに、当該広告映像に対して設定された前記サインの画像データを付加する、請求項1または2に記載の電子広告システム。
【請求項4】
前記配信装置が、更に、前記サイン毎に、前記表示画面に表示された回数と表示された時間とを集計し、集計結果を前記判定装置に出力する、集計部を備えている、
請求項3に記載の電子広告システム。
【請求項5】
前記サインが、数字、文字、及び二次元コードのうち、少なくとも一つを含み、
情報読取部が、光学的に前記サインを読み取る光学式読取装置であり、前記光学式読取装置の情報読取面が、前記表示画面上の前記サインに対向するように、前記表示画面の周辺に取り付けられている、
請求項1〜4のいずれかに記載の電子広告システム。
【請求項6】
広告映像を配信する配信装置と、前記配信装置から配信された広告映像を表示する広告表示装置と、を用いた広告方法であって、
(a)前記配信装置によって、前記広告表示装置の表示画面に特定のサインが表示されるように、前記広告映像の映像データに、前記サインの画像データを付加する、ステップと、
(b)前記配信装置によって、前記サインの画像データが付加された前記映像データを前記広告表示装置に配信する、ステップと、
(c)前記広告表示装置によって、前記(c)のステップで配信されてきた前記映像データに基づいて、前記広告映像と共に前記サインを表示画面に表示する、ステップと、
(d)前記広告表示装置によって、前記(c)のステップで表示された前記サインを読み取り、前記サインを特定する情報を外部に出力する、ステップと、を有する、
ことを特徴とする広告方法。
【請求項7】
更に、判定装置を用い、
(e)前記判定装置によって、前記(a)のステップで付加された前記サインの画像データと、前記(d)のステップで出力された、前記サインを特定する情報とを比較し、両者が一致するかどうかを判定する、ステップを更に有する。
請求項6に記載の広告方法。
【請求項8】
前記(a)のステップにおいて、前記広告映像毎に異なるサインを設定し、前記広告映像の映像データに、当該広告映像に対して設定された前記サインの画像データを付加する、請求項6または7に記載の広告方法。
【請求項9】
(f)前記配信装置によって、前記サイン毎に、前記表示画面に表示された回数と表示された時間とを集計し、集計結果を前記判定装置に出力する、ステップを更に有する、
請求項8に記載の広告方法。
【請求項10】
前記サインが、数字、文字、及び二次元コードのうち、少なくとも一つを含み、
前記(d)のステップが、前記広告表示装置に備えられた、光学的に前記サインを読み取る光学式読取装置によって実行される、
請求項6〜9のいずれかに記載の広告方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−252548(P2012−252548A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−124959(P2011−124959)
【出願日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(390001395)NECシステムテクノロジー株式会社 (438)
【Fターム(参考)】