説明

電子機器

【課題】標準のバッテリー着脱時の操作性や外観の見えなどを損なうことなく、バッテリー着脱状態にて高容量のバッテリーの誤装着を防止でき、さらにバッテリー端子の保護も考慮した電子機器を提供する。
【解決手段】 電子機器本体の一側面に形成された電源部材を収容可能な収容部と、前記収容部が形成された側面と同一の側面に配置され、電子機器本体に対して回動可能な表示装置を有し、前記表示装置を電子機器に収納した状態で前記表示装置が前記収容部を覆うような電子機器において、前記電源部材を着脱可能な位置まで前記表示装置を電子機器本体に対して回動させた時、前記表示装置の回動に伴って回動する部材が前記収容部の投影面内に突出することを特徴とする電子機器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器に関し、表示装置の内側にバッテリーが配置された電子機器における、高容量バッテリー等の本電子機器に適合しないバッテリーの誤装着防止機構に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、LCDなどの表示装置と着脱可能な小型のバッテリーを有した携帯性に優れる電子機器が普及している。特にデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置やPDAや携帯電話などの携帯型情報端末などの電子機器においては、電子機器本体に対してLCDなどの表示装置が回動可能であることが多い。これらの電子機器では、電子機器本体と表示装置をヒンジなどの連結部材によって回動可能に連結し、表示装置を本体から離間する方向に回転させ、表示装置をユーザーが視認しやすい位置で使用する。電子機器に電源を供給するバッテリーは、電子機器の内部または電子機器の外部に突出した形で装着される。各電子機器でバッテリーの持続時間は様々であるが、同一の電子機器においてもその用途によって求められる持続時間が異なるので、一つの電子機器に対し、容量の異なる数種類のバッテリーが用意され、その中からユーザーが用途に適した持続時間を持つバッテリーを選ぶというケースも少なくない。
【0003】
また同一バッテリーが様々な種類の電子機器に装着可能である場合も多く、当然、各容量のバッテリーも種々の電子機器に装着可能に構成される。各電子機器においてバッテリーを共通化することにより、メーカーはバッテリーを生産する際のコストを削減することが出来るし、同一バッテリーが使用可能な各機器に対するユーザーの購買意欲を促進することも可能である。一般的に現行のバッテリーでは、容量の小さいバッテリーほどその外形も小さく、容量の大きいバッテリーほどその外形も大きくなる。
【0004】
バッテリーの収納機構に関して特許文献1に、ビデオカメラ本体に液晶表示ユニットが開閉可能に設けられ、且つバッテリーが装着可能なビデオカメラにおいて、液晶表示ユニットが設けられたビデオカメラ本体の側面にバッテリーを収納可能なバッテリー収納部を形成し、液晶表示ユニットを閉じた状態で液晶表示ユニットがバッテリー収納部を覆うことを特徴としたビデオカメラが紹介されている。このような構造によると、バッテリー収納部に収容されたバッテリーの上に表示装置が撮像装置本体に収納される形となるため、収納部に収納可能なバッテリーの形状が制限されることとなるが、バッテリーの脱落防止やビデオカメラのコンパクト化を可能にするというメリットがある。
【特許文献1】特開2005−39341号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら前述したように、各容量のバッテリーが種々の電子機器に装着可能であることを鑑みると、上記のような構造をもつ電子機器に適合しない高容量のバッテリー(外形の大きなバッテリー)を装着された場合、表示装置を本体に収納しようとしても、表示装置の表示面と高容量バッテリーとが干渉してしまい、表示装置を本体に収納することができなくなるばかりか、無理に表示装置を収納しようとして表示装置の表示面を破損させるというような問題が起こり得る恐れがある。
【0006】
この問題を解決するには、高容量バッテリーなどの、上記のような構造をもつ電子機器に適合しないバッテリーの誤装着防止機構を電子機器に設けることが有効な手段となる。
【0007】
そこで本発明において、標準のバッテリー着脱時の操作性や外観の見えなどを損なうことなく、バッテリー着脱状態にて高容量のバッテリーの誤装着を防止でき、さらにバッテリー端子の保護も考慮した電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0009】
(1)電子機器本体の一側面に形成された電源部材を収容可能な収容部と、前記収容部が形成された側面と同一の側面に配置され、電子機器本体に対して回動可能な表示装置を有し、前記表示装置を電子機器に収納した状態で前記表示装置が前記収容部を覆うような電子機器において、前記電源部材を着脱可能な位置まで前記表示装置を電子機器本体に対して回動させた時、前記表示装置の回動に伴って回動する部材が前記収容部の投影面内に突出することを特徴とする電子機器。
【0010】
(2)前記電源部材と係合し、前記収容部に配置された電源端子部材の一部が、前記電源部材を着脱可能な位置まで表示装置を電子機器本体に対して回動させた時、前記表示装置の回動に伴って回動する部材の投影面内にあることを特徴とする前記(1)に記載の電子機器。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、表示装置の内側に電源部材を配置するような電子機器において、表示装置を電子機器本体に対して回動させ電源部材の着脱を可能な状態にした際、表示装置の回動に伴って回動する部材が、収納部の投影面に突出してくることにより、高容量電源部材などの適合しない電源部材の誤装着の防止が可能となり、無理矢理表示装置を装置を収納させようとして、表示装置を破損させるなどの問題を回避することができる。
【0012】
また、表示部を回動させることによって高容量電源部材などの誤挿入を防止する突出部が出てくるという構造であるため、外装などに誤挿入防止リブをたてるといったような対策と比較し、外観を損なうことなく容易に誤挿入防止機構実現することができる。
【0013】
また、誤挿入を防止する突出部の位置及び突出量により、装着を制限される電源部材の寸法を調整することが可能であるため、標準的に使用する電源部材を挿入する際の操作性を損なうことなく誤挿入防止機構を実現することができる。
【0014】
また、誤挿入を防止する突出部で電源端子部材を覆うことにより、高容量電源部材などの誤挿入等による電源端子部材の破損を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を、電子機器の一例として、撮像装置本体に対して表示装置が連結部材を介して回動可能であり、表示装置を本体に収納した際、表示装置が電源部材を覆うような撮像装置を用いて説明する。
【実施例】
【0016】
(第一の実施例)
図1〜図3に本発明の第一の実施例に係る撮像装置の斜視図を示す。尚、本実施例においては、本実施例に係る撮像装置のレンズ側の面を撮像装置正面、撮像装置正面と反対側の面を撮像装置背面、撮像装置正面の右側の面を撮像装置右側面、撮像装置正面の左側の面を撮像装置左側面、撮像装置正面の下側の面を撮像装置底面とする。
【0017】
(撮像装置外観符号の説明)
10は被写体を撮像するためのレンズ101や図示しない撮像した画像を電気信号として取り込むためのCCD、取り込んだ画像を処理する画像処理制御基板、取り込んだ画像を記録するための記録部など、撮像装置の重要な要素によって構成される撮像装置本体、11は撮像装置右側面に配置され撮像装置本体10で撮像した画像を表示することが可能な表示装置、20は撮像装置本体10と表示装置11を回動可能に連結する連結部、106は情報を表示する表示面、107は表示装置11に設けられた表示装置11を撮像装置本体10にロックするための係合溝、102は係合溝107と係合し表示装置11をロックする表示装置ロック部材、104は押圧することで撮影をスタート/ストップすることができるトリガーボタン、13は撮像装置本体10に電源を供給する標準電源部材、12は撮像装置本体10に形成された凹部によって構成される標準電源部材13を収納する収納部、108は標準電源部材13の端子部と係合し撮像装置本体10に電源を供給する電源端子部材、103は標準電源部材13を収納部12にロックする部材と係合しスライドさせることでロックを解除可能な電源部材ロックノブ、をそれぞれ表す。
【0018】
(撮像装置の構成・使用例)
図1は表示装置11を撮像装置本体10に収納し、表示装置ロック部材102により撮像装置本体10に表示装置11がロックされた状態を表す。また図2は表示装置11を撮像装置本体10に対して回動し、表示装置11をユーザーが視認可能な位置に回動させた状態を表す。また図3は図2の状態から標準電源部材13を取り出した状態を表す。
【0019】
本実施例における撮像装置にて撮影を行う場合、ユーザーはまず図1の状態から表示装置ロック部材102のロックを解除し、撮像装置本体10に対して表示装置11を回動させる。本実施例における撮像装置は標準電源部材13が表示装置11に覆われる構成であるため、表示装置11を開くことで初めて標準電源部材13の着脱が可能となる。
【0020】
次に図2のように、標準電源部材13を電源端子部材108と係合させるように収納部12に押し込み、標準電源部材13を収納部12にロックさせる。その後、撮像装置本体10の電源を入れ撮像装置本体10を右手で把持して、レンズ101を被写体に向けトリガーボタン104を押圧して撮影を開始する。レンズ101で撮像された画像は、レンズ101の光軸後方に設置された図示しないCCDなどの受光素子によって電気信号としてとりこまれ、撮像装置本体10内部の図示しない画像処理制御基板によって、デジタル変換やデータ圧縮などの画像処理が行われる。処理された画像信号はフレキシブルケーブルなどの信号伝達手段によって表示装置11内に配置された図示しない画像表示基板に伝達され、表示面106に撮影中の画像を表示することができる。表示装置11は後述するヒンジユニット21を介して撮像装置本体10に対して回動可能に取り付けられ、図2に示すように表示装置11を回動させユーザーが視認しやすい位置で使用することができる。撮影終了後、電源部材を取り外す際は、図3のように表示装置11が開いた状態で電源部材ロックノブ103をスライドさせ標準電源部材13のロックを解除し、標準電源部材13を収納部12より取り出す。
【0021】
(電源部材ロック及びロック解除の説明)
図4〜図8に標準電源部材13を収納部12に着脱する際の、ロック及びロック解除の様子を示す。尚、他図と同様の構成要素には同じ符号を付し図示を省略する。
【0022】
109は電源部材ロックノブ103と係合し電源部材ロックノブ103と一体的にスライドする電源部材ロック部材、113は電源部材ロック部材109に形成され、標準電源部材13に形成されたロック溝105と係合し標準電源部材13を収納部12にロックするロック部、110は電源部材ロック部材109を図5のL方向に付勢する電源部材ロックバネ、112は電源部材ロックノブ103に形成され電源部材ロック部材109と係合する爪部、をそれぞれ表す。
【0023】
図4は撮像装置右側面からみた図であり標準電源部材13が収納部12にロックされた状態を表す。図5は撮像装置左側面から標準電源部材13のロック機構をみた際の詳細図を表す。図6〜図8はそれぞれ図4に示す断面を切る線A・B・Cで表わされる断面図である。
【0024】
図6に示すように電源部材ロックノブ103と電源部材ロック部材109は電源部材ロックノブの爪部112によって外装部材111の肉厚部を挟んで係合され、電源部材ロックノブ103をスライドさせるとそれに伴って電源部材ロック部材109も電源部材ロックノブ103と一体的にスライドする。また図5に示すように電源部材ロック部材109は電源部材ロックバネ110によってL方向に付勢され、外装部材111から突出するリブによってスライド方向が一方向に限定される。
【0025】
また図7に示すように、電源部材ロック部材109のロック部113は標準電源部材13に形成されたロック溝112とO部にて係合し、標準電源部材13をロックする。この時、電源部材ロック部材109が電源部材ロックバネ110によってL方向に付勢されていることにより、ロック部113は図7に示すロック状態を維持する。ロックを解除し標準電源部材13をとりはずす場合は、電源部材ロックノブ103をL方向と逆の方向へスライドさせ、ロック部113を図7の破線の位置まで移動させることによりロックを解除し電源部材12を取り外す。
【0026】
また図8に示すように、標準電源部材13の端子部は図示しない金属性の板バネによって構成され、電源端子部材108と係合することにより、撮像装置本体10へ電源を供給する。
【0027】
(表示装置の回動機構)
図9〜図12に撮像装置本体10と表示装置11を回動可能に連結する連結部20の回動機構を示す。尚、他図と同様の構成要素には同じ符号を付し、図示を省略する。
【0028】
21は連結部20の核をなすヒンジユニット、201Aは撮像装置本体10の外装に取り付け可能に構成された取り付け部材A、201Bは撮像装置本体10の外装などに取り付け可能に構成された取り付け部材B、203は連結部20を構成する各要素を連結するヒンジシャーシ、204はヒンジシャーシ203に対し回転可能に連結されたセンターシャフト、205はセンターシャフト204に固定されセンターシャフト204と共に回転可能であり、表示装置に取り付け可能に構成されたヒンジプレート、206はヒンジシャーシ203と取り付け部材B202Bを連結するサイドシャフト、207はヒンジシャーシ203に固定され、ヒンジシャーシ203と共に回転するヒンジストッパー、208はヒンジユニット21の上側に取り付きヒンジユニット21の上部を覆うヒンジ上カバー、209はヒンジユニット21の下側に取り付きヒンジユニット21の下部を覆うヒンジ下カバー、210はヒンジ下カバー209に形成された凸部をそれぞれあらわす。
【0029】
取り付け部材A201A及び取り付け部材B 201Bはサイドシャフト206を介してヒンジシャーシ203にサイドシャフト206を回転軸として回動可能に取り付けられる。センターシャフト204とセンターシャフト204に固定されているヒンジプレート205はヒンジシャーシ203に対してセンターシャフト204を回転軸に回動可能に取り付けられている。
【0030】
連結部20を電子機器に組み込んで使用する際は、取り付け部材A 201A及び取り付け部材B 201Bを電子機器の本体に固定し、ヒンジプレート205を表示装置に固定して使用する。この際、電子機器本体に固定されている取り付け部材A 201A及び取り付け部材B 201Bとヒンジシャーシ203はサイドシャフト206を軸に回動可能に取り付けられているので、電子機器本体に対して表示装置を接離する方向に回動することが可能となる。また、サイドシャフト206の軸と直行したセンターシャフト204はヒンジシャーシ203に対してセンターシャフト204を軸に回動可能に連結されているので、表示装置の表裏を反転させる方向に回転可能となる。
【0031】
次に、連結部20がサイドシャフトを軸に回動する様子について述べるが、回動する様子はセンターシャフト204を軸に対称であるので、ここでは片側の構造だけを示す。
【0032】
図11は表示装置11が撮像装置本体10に収納された状態で、連結部20を撮像装置底面から見た時の図である。図12は表示装置11が撮像装置本体10に対して離間する方向に90°回転した状態で、連結部20を撮像装置底面から見た時の図である。ヒンジユニット21とヒンジ上カバー208及びヒンジ下カバー209は図示しない爪部及び爪係合溝によってヒンジシャーシ203に固定されているため、ヒンジ上カバー208及びヒンジ下カバー209は図12に示すように、ヒンジユニット21の回動に伴って、撮像装置本体10に接離する方向に回動する。また、メインシャーシ203と共に回動するヒンジストッパー207が、取り付け部材B 201Bに設けられた溝に係合しており、表示装置が所定の角度まで回転すると、ヒンジストッパー207が取り付け部材B 201Bに設けられた溝の端部に突き当たり、サイドシャフト206を軸とした表示装置の回転角度を90°に規制する。
【0033】
(高容量バッテリー誤挿入防止機構の説明)
図13に本実施例にかかる撮像装置を撮像装置右側面からみた図を示す。尚、他図と同様の構成要素には同じ符号を付し図示を省略する。図13は、前述したように連結部20によって表示装置11を撮像装置本体10に対して90°回転させ、標準電源部材13を着脱可能にした状態を表している。図13中の斜線で示した範囲が撮像装置本体10に形成された凹部からなる標準電源部材13を収容可能な収納部12である。114は収納部12の撮像装置正面側の端を表す収納部前端、115は収納部12の撮像装置背面側の端を表す収納部後端をそれぞれ表す。図13に示すように、表示装置11を90°に開き標準電源部材13を着脱可能な状態したとき、表示装置11の回転に伴って回転する連結部20を構成するヒンジ下カバー209の凸部210が収納部前端114から突出し、収納部12の投影面内に入り込む。このとき凸部210の収納部12へ最も突出している部位を突出部211とする。
【0034】
図14及び図15は図13の状態にある撮像装置を撮像装置底面からみた図である。尚、他図と同様の構成要素には同じ符号を付し図示を省略する。14は標準電源部材13に比べ高容量で外形が標準電源部材13よりも大きい高容量電源部材14を表す。
【0035】
図14は撮像装置本体10に形成された収納部12に標準電源部材13を装着しようとした際の様子を表す。標準電源部材13を収納部12に装着する際は、標準電源部材13の端子部を電源端子部材108と係合させるように収納部12に押し込み、標準電源部材13を収納部12にロックさせる。標準電源部材13を収納部12に装着する際には、その装着軌跡が収納部前端114より突出した突出部211と干渉しないため収納部12への装着が可能である。
【0036】
図15は撮像装置本体10に形成された収納部12に高容量電源部材14を装着しようとした際の様子を表す。標準電源部材13の場合と同様、高容量電源部材14を収納部12に装着する際は、標準電源部材13を電源端子部材108と係合させるように収納部12に押し込み、標準電源部材13を収納部12にロックさせねばならないが、図15に示すように、高容量電源部材14を収納部12に収納しようとすると、収納部前端114より突出した突出部211が高容量電源部材14の先端117と突き当たり、収納部12に収納しようとしても収納部後端115と高容量電源部材14の底面116が接触し高容量収納部12への進入が不可能となる。また、図15に示す突出部211のY方向位置及びX方向の突出量を調整することにより、収納部12への進入を制限する電源部材大きさをコントロールすることが可能である。
【0037】
図16は連結部20により、表示装置11を撮像装置本体10に対して90°回転させ、標準電源部材13を着脱可能な状態での連結部20と電源端子部材108との関係を、撮像装置右側面からみた図である。図16のP部に示されるように、電源端子部材108が突出部211より収納部前端114側へ配置される。即ち電源端子部材108の一部が連結部20の投影面内に配置されることとなる。このような構成にすることによって、高容量電源部材14などを誤挿入してしまいそうになった時も、高容量電源部材14と電源端子部材108が接触不可能であるため、電源端子部材108を保護することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】第一の実施例に係る撮像装置の斜視図
【図2】第一の実施例に係る撮像装置の斜視図
【図3】第一の実施例に係る撮像装置の斜視図
【図4】電源部材をロックしている状態を表す撮像装置右側面図
【図5】電源部材をロックする機構の詳細図
【図6】図4における断面図A−A
【図7】図4における断面図B−B
【図8】図4における断面図C−C
【図9】連結部材正面図
【図10】連結部正面図
【図11】連結部下面図(閉)
【図12】連結部下面図(開)
【図13】撮像装置右側面図
【図14】標準電源部材挿入時
【図15】高容量電源部材挿入時
【図16】連結部と電源端子部材の位置関係
【符号の説明】
【0039】
10 撮像装置本体
11 表示装置
12 収納部
13 標準電源部材
14 高容量電源部材
101 レンズ
102 表示装置ロック部材
103 電源部材ロックノブ
104 トリガーボタン
105 ロック溝
106 表示面
107 係合溝
108 電源端子部材
109 電源部材ロック部材
110 電源部材ロックバネ
111 外装部材
112 ロック爪
113 ロック部
114 収納部前端
115 収納部後端
116 高容量電源部材底面
117 高容量電源部材先端
20 連結部
21 ヒンジユニット
201A 取り付け部材A
201B 取り付け部材B
203 ヒンジシャーシ
204 センターシャフト
205 ヒンジプレート
206 サイドシャフト
207 ヒンジストッパー
208 ヒンジ上カバー
209 ヒンジ下カバー
210 凸部
211 突出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器本体の一側面に形成された電源部材を収容可能な収容部と、前記収容部が形成された側面と同一の側面に配置され、電子機器本体に対して回動可能な表示装置を有し、前記表示装置を電子機器に収納した状態で前記表示装置が前記収容部を覆うような電子機器において、前記電源部材を着脱可能な位置まで前記表示装置を電子機器本体に対して回動させた時、前記表示装置の回動に伴って回動する部材が前記収容部の投影面内に突出することを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記電源部材と係合し、前記収容部に配置された電源端子部材の一部が、前記電源部材を着脱可能な位置まで表示装置を電子機器本体に対して回動させた時、前記表示装置の回動に伴って回動する部材の投影面内にあることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2007−18971(P2007−18971A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−201618(P2005−201618)
【出願日】平成17年7月11日(2005.7.11)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】