説明

電子機器

【課題】パスワードを入力する際の秘匿性を高めた電子機器を提供する。
【解決手段】ディスプレイ11と、複数のキー22と、ディスプレイ11の表示を制御するとともに、複数のキー22による入力情報を処理する制御部30とを備え、制御部30、複数のキー22ごとに異なるキー固有の入力音を生成するとともに、パスワードを入力する状況では、キー固有のキー入力音の代わりに、複数のキー入力音をキー操作の順に繰り返して生成するキー入力音生成部30cを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器に関し、特に、携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器、例えば携帯無線端末では、入力に際してキーを押すと、押したことを音で知らせる機能が付加されており、この機能としては、何れのキーにも同じ音が発生するように設定されている場合と、各キーにそれぞれ固有の音が設定されている場合とがある。後者は、例えば特許文献1に開示されるように、視力の弱い人や、キーを見ずに押す場合に効果を発する機能であるが、各キーに設定された固有の音が解析されると、携帯無線端末の使用者以外の人間に、どのキーを押したかが音によって判ってしまい、例えば、暗証番号を入力する際に暗証番号が知られてしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−18567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昨今では、携帯無線端末に様々なアプリケーションが搭載され、また、情報の記憶容量も増えて、他人には使わせたくないアプリケーションや、他人には知られたくない情報を有しているという場合があり得る。このような場合、例えば、他人に通話だけを目的として携帯無線端末を貸すような場合、当該他人に渡す前に、他人が使用可能なアプリケーションを限定したり、他人がアクセス可能なフォルダを限定するため、パスワード(暗証番号含む)を設定することがある。
【0005】
このような場合、他人が近くにいる状態で、固有の音が設定されたキーを用いてパスワードを設定すると、当該他人に、設定したパスワードが知られる可能性があり、秘匿性を保てなくなる。
【0006】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、パスワードを入力する際の秘匿性を高めた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、表示部と、複数のキーと、前記表示部の表示を制御するとともに、前記複数のキーによる入力情報を処理する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のキーごとに異なるキー固有の入力音を生成するとともに、パスワードを入力する状況では、前記キー固有のキー入力音の代わりに、複数のキー入力音をキー操作の順に繰り返して生成するキー入力音生成部を有する。
【0008】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記複数のキー入力音が偶数のキー入力音である。
【0009】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記制御部は、前記表示部においてパスワード入力画面を開くことで前記パスワードを入力する状況と判断し、前記キー入力音生成部を制御する。
【0010】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記複数のキー入力音は、予め設定されている。
【0011】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記複数のキー入力音は、任意に設定される。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る電子機器によれば、他人がキー入力音を聞いて、どのキーが押されているかを読み取ることができなくなり、暗証番号を入力する際の秘匿性を高めることができる。
【0013】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、キー入力音が単音である場合よりも入力桁数の把握が容易となり、入力ミスを低減できるとともに、単音で入力していると、暗証番号の入力中であることが周囲の人間に察知されやすいが、偶数のキー入力音を繰り返して使用している場合には、パスワードの入力中であることが察知されにくいという利点もある。
【0014】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、パスワード入力が必要となる状況になったことを容易に知得することができる。
【0015】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、複数のキー入力音が予め設定されているので、操作者が改めて設定することなく使用できるので利便性に優れている。
【0016】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、複数のキー入力音を任意に設定することで、パスワードを入力する際の秘匿性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る実施の形態の携帯無線端末を開いた状態の外観形状を示す図である。
【図2】本発明に係る実施の形態の携帯無線端末の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る実施の形態の携帯無線端末のキー入力音の切り替え動作を説明するフローチャートである。
【図4】暗証番号入力動作の一例を説明する図である。
【図5】暗証番号入力動作の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
<実施の形態>
以下、本発明の実施の形態として、本発明に係る電子機器を折り畳み式の携帯無線端末に適用した例について説明する。なお、本発明の適用は、折り畳み式以外の携帯無線端末にも適用可能であり、また携帯無線端末に限定されるものではなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコンなど、携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器に適用可能である。
【0019】
図1は、本発明を適用した折り畳み式の携帯無線端末100の外観形状を示す図であり、図1は、携帯電話機100を開いた状態の図である。
【0020】
携帯無線端末100は、図1に示すように、第1筐体である表示部側筐体10と、第2筐体である操作部側筐体20とを備えている。表示部側筐体10と操作部側筐体20とは、例えば、図示されないヒンジ部を介して連結されており、携帯無線端末100を開状態および閉状態に変更可能に構成されている。なお、携帯無線端末100を開状態とした場合、操作部側筐体20の側を下側、その反対を上側と呼称する。
【0021】
すなわち、ヒンジ部は、表示部側筐体10と操作部側筐体20とを、任意の角度で開閉可能に連結している。ここで、閉状態とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重なるように配置された状態であり、開状態(図1)とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重ならないように配置された状態を指す。
【0022】
操作部側筐体20は、キー操作部12を有している。ここで、キー操作部12は、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するためのテンキー等の入力操作キー22、クリアーキー231や、電源キー232など、各種機能を作動させるための機能設定操作キー23、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー24などを有している。
【0023】
表示部側筐体10は、携帯無線端末100を開くことで露出するディスプレイ11(表示部)を有している。また、表示部側筐体10には、音声出力部としてのスピーカ18が格納されており、スピーカ18は、ディスプレイ11が設けられた面の上側端部近傍に設けられている。また、操作部側筐体20には、音声入力部としてのマイク19や格納されており、マイク19は、操作キー群25が設けられた面の下側端部近傍に設けられている。
【0024】
<電気的構成>
図2は携帯無線端末100の電気的な構成を示すブロック図である。図2に示されるように、携帯無線端末100は、ディスプレイ11、キー操作部12、音声出力部(スピーカ)18、音声入力部(マイク)19、制御部30および無線通信部31を備えている。なお、制御部30および無線通信部31は、操作部側筐体20内に収められている。
【0025】
制御部30は、CPU30aおよび記憶部30b等を備えており、キー操作部12の複数のキーによるキー入力による情報を処理するとともに、携帯無線端末100の他の構成要素を制御することによって、携帯無線端末100の動作を統括的に管理する。記憶部30bは、ROMおよびRAM等で構成されている。制御部30の各種機能は、CPU30aが記憶部30b内の各種プログラムを実行することによって実現される。
【0026】
無線通信部31は、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続されたWebサーバ等の通信装置からの無線信号をアンテナ31aで受信し、受信信号に対して増幅処理やダウンコンバートを行って制御部30に出力する。また無線通信部31は、制御部30で生成された送信信号に対してアップコンバートや増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ31aを通じて、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続された通信装置に対して無線送信する。
【0027】
音声入力部19は、外部から入力される音声を音声データに変換して制御部30に出力する。音声出力部18は、制御部30からの音声データを音声に変換して外部に出力する。
【0028】
また、制御部30はキー入力音生成部30cを有し、キー入力の際の音のデータを生成して音声出力部18に与え、音声出力部18でキー入力音を発生させる構成となっている。なお、キー入力音は、デフォルトでは、キーのそれぞれに異なる固有のキー入力音が設定されている。
【0029】
ディスプレイ11は、制御部30によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。
【0030】
なお、上述した携帯無線端末100においては、1つのディスプレイ11のみを有する構成として示したが、例えば表示部側筐体10のディスプレイ11が設けられた面とは反対側の面にディスプレイを有する構成であっても良い。また、キー操作部12は、押しボタン式のキーにより構成されるものとして説明したが、タッチパネル機能により実現されるタッチキーにより構成しても良い。その場合、1つのディスプレイを有する構成において、当該ディスプレイ上にタッチキーを表示する構成や、複数のディスプレイを有する構成において、1つのディスプレイにタッチキーを表示する構成を採ることができる。
【0031】
<動作>
次に、図1および図2を参照しつつ、図3に示すフローチャートを用いて、携帯無線端末100におけるキー入力音の切り替え動作について説明する。
【0032】
携帯無線端末100の電源スイッチを投入すると、図2に示した制御部30において、キー入力音の切り替え動作のためのモードがスタートし、制御部30は、暗証番号入力が必要となる状況を待つ(ステップS1)。
【0033】
ここで、暗証番号入力が必要となる状況とは、例えば、他人に通話だけを目的として携帯無線端末を貸すような場合、当該他人に渡す前に、他人が使用可能なアプリケーションを限定したり、他人がアクセス可能なフォルダを限定するため、対象となるアプリケーションやフォルダに、暗証番号を設定する画面を開いたような状況が考えられる。
【0034】
また、携帯無線端末100に搭載されたアプリケーションのうち、暗証番号を入力しないと使用できないアプリケーションや、暗証番号を入力しないと開けないようなフォルダにアクセスするために、暗証番号を入力する画面を開いたような状況が考えられる。
【0035】
また、インターネット等の通信網を介して買い物をするような場合に、暗証番号の入力のための画面が開かれるような状況が考えられる。
【0036】
このような、暗証番号の入力が必要となる状況においては、暗証番号入力画面が開かれるので、制御部30は、暗証番号入力画面を開く際に、暗証番号入力が必要となる状況になったことを容易に知得することができる。そして、その場合は、制御部30が、キー入力音生成部30cにおいてデフォルトで設定されていたキー入力音を変更し、予め設定された2つの異なる音(2音)を、キー操作の順に交互に生成するものとし、スピーカ18を介して音を発生させる(ステップS2)。この場合、異なるキーを押した場合だけでなく、同じキーを連続して押した場合も、1回目と2回目ではキー入力音が異なることとなる。これが、キー操作の順に2つの異なる音が交互に生成されるという意味である。なお、キー入力音の変更対象となるキーは全てのキーであり、数字キー以外のキー、例えばクリアーキー231や、電源キー232、決定操作キー24についてもキー入力音が変更される。
【0037】
その後、制御部30は、暗証番号入力の終了を待ち(ステップS3)、暗証番号入力が終了した後は、2音のキー入力音を、デフォルトで設定されていたキー入力音に戻す処理を行う(ステップS4)。
【0038】
ここで、暗証番号入力が終了したか否かは、暗証番号入力画面において暗証番号が入力され、確定キーが押されて、暗証番号が受理されて画面が変わることによって知ることができる。なお、暗証番号が不正確で受理されなかった場合は、暗証番号入力画面の前の画面に戻る。
【0039】
デフォルトで設定されていたキー入力音に戻った後は、制御部30はステップS1以下の動作を繰り返す。
【0040】
以上、説明したように、携帯無線端末100においては、暗証番号入力が必要となる状況においては、キー入力音を変更し、予め設定された2音をキー入力音として、キー操作の順に交互に発生させるように構成されているので、他人がキー入力音を聞いて、どのキーが押されているかを読み取ることができなくなり、暗証番号を入力する際の秘匿性を高めることができる。
【0041】
また、予め設定された2音をキー操作の順に交互に発生させることで、単音を使用する場合よりも入力桁数の把握が容易となり、入力ミスを低減できるとともに、単音で入力していると、暗証番号の入力中であることが周囲の人間に察知されやすいが、2つのキー入力音を使用している場合には、暗証番号の入力中であることが察知されにくいという利点もある。
【0042】
<動作例>
次に、図1を参照しつつ、図4および図5を用いて、携帯無線端末100における暗証番号入力動作の一例を説明する。
【0043】
まず、図4を用いて、暗証番号入力の通常動作について説明する。ここで、暗証番号としては「1192」を入力するものとし、キー操作の順にA音、B音を交互に発生するものとする。
【0044】
図4は、携帯無線端末100のディスプレイ11に、暗証番号入力画面が開かれた状態を示しており、暗証番号入力画面には、例えば「ロックNo.は?」という文章が表示され、暗証番号の入力が促される。なお、暗証番号が入力されると、その都度アスタリスク「*」が表示される。
【0045】
まず、図4の(a)部に示されるように「1」を入力するが、その際にはキー入力音としてA音が鳴る。次に、図4の(b)部に示されるように再び「1」を入力するが、その際にはキー入力音としてB音が鳴る。次に、図4の(c)部に示されるように「2」を入力するが、その際にはキー入力音としてA音が鳴る。ここで、「2」を入力したことは間違いであると気が付き、図4の(d)部に示されるようにクリアーキー231(図1)を押して「2」を消去するが、その際にはB音が鳴る。その後、図4の(e)部に示されるように「9」を入力するが、その際にはキー入力音としてA音が鳴り、続けて、図4の(f)部に示されるように「2」を入力するが、その際にはキー入力音としてB音が鳴る。
【0046】
図4の(g)部に示されるように、暗証番号を全て入力した後は、決定操作キー24(図1)により確定を行うが、その際にはA音が鳴り、暗証番号入力画面が閉じて、2音のキー入力音が、デフォルトで設定されていたキー入力音に戻る。
【0047】
次に、図5を用いて、暗証番号入力を途中で止める場合の動作について説明する。なお、暗証番号等は図4の場合と同じである。
【0048】
図5は、携帯無線端末100のディスプレイ11に、暗証番号入力画面が開かれた状態を示しており、暗証番号入力画面には、「ロックNo.は?」という文章が表示され、暗証番号の入力が促される。
【0049】
まず、図5の(a)部に示されるように「1」を入力するが、その際にはキー入力音としてA音が鳴る。次に、図5の(b)部に示されるように再び「1」を入力するが、その際にはキー入力音としてB音が鳴る。次に、図5の(c)部に示されるように「2」を入力するが、その際にはキー入力音としてA音が鳴る。ここで、暗証番号の入力を止めたい場合には、図5の(d)部に示されるようにクリアーキー231(図1)を押して「2」を消去するが、その際にはB音が鳴る。さらに、図5の(e)部に示されるようにクリアーキー231(図1)を押して2番目に入力した「1」を消去するが、その際にはA音が鳴る。続けて、図5の(f)部に示されるようにクリアーキー231(図1)を押して最初に入力した「1」を消去するが、その際にはB音が鳴る。最後に、クリアーキー231または電源キー232を押して暗証番号入力画面を消去し、図5の(g)部に示されるように待ち受け画面に戻すが、その際にはA音が鳴る。
【0050】
このように、暗証番号入力画面においては、何れのキーを押してもA音またはB音が鳴り、同じキーであっても、1回目と2回目とでは違う音が鳴る。
【0051】
<変形例>
以上の説明においては、暗証番号入力が必要となる状況においては、予め設定された2音をキー入力音として、キー操作の順に交互に発生させるものとして説明したが、2音に限定されるものではなく、3音あるいはさらに多くの音をキー入力音としてキー操作の順に繰り返して発生させる構成としても良い。特に、偶数のキー入力音を繰り返す場合、奇数のキー入力音を繰り返す場合に比べて、何桁の番号を入力したかを判別しやすいという利点がある。また、キーと、キー入力音とが関連性を持つのでなければ音の種類に限定はない。この場合も、同じキーを連続して押した場合も、1回目と2回目ではキー入力音が異なることとなる。
【0052】
なお、2音を超える音を使用するのであれば、あまりにランダムな音では操作者にとって耳障りとなるので、連続した音階、あるいはひびきの良い音階(例えば、大幅に高低差が生じるような音階ではないもの)となるように設定することが望ましい。2音の場合には、音階への限定は少ないが、連続した音階、あるいはひびきの良い音階としても良いことは言うまでもない。
【0053】
また、図4および図5を用いた説明では、「1192」の4桁の暗証番号を入力する例を示したが、桁数はこれに限定されるものではない。
【0054】
また、以上の説明においては、暗証番号入力の場合について説明したが、本発明はアルファベット等の文字を含んだパスワードを入力する際にも適用可能であることは言うまでもない。例えば、図1に示したように、テンキー(数字入力キー)のそれぞれにはアルファベットが割り付けられているので、何れかのアルファベットを入力する場合には、テンキーの何れかを押すこととなる。従って、予め設定された複数のキー入力音を、キー操作の順に繰り返して発生させることで、パスワードを入力する際の秘匿性を高めることができる。
【0055】
なお、キー操作の順に繰り返して発生させる複数のキー入力音は、製品出荷時にはデフォルトで所定の音が設定されており、操作者が改めて設定することなく使用できるので便利であるが、この設定を変更可能としても良い。
【0056】
すなわち、操作者の好みに合わせて、例えばディスプレイ11に表示された設定変更画面から、任意の音に設定できる構成としても良い。これにより、同じ機種の使用者であっても、他人にはパスワード入力していることが察知されず、パスワードを入力する際の秘匿性をさらに高めることができる。
【符号の説明】
【0057】
11 ディスプレイ
22 入力操作キー
30 制御部
30c キー入力音生成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
複数のキーと、
前記表示部の表示を制御するとともに、前記複数のキーによる入力情報を処理する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のキーごとに異なるキー固有の入力音を生成するとともに、パスワードを入力する状況では、前記キー固有のキー入力音の代わりに、複数のキー入力音をキー操作の順に繰り返して生成するキー入力音生成部を有することを特徴とする、電子機器。
【請求項2】
前記複数のキー入力音は、偶数のキー入力音である、請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、
前記表示部においてパスワード入力画面を開くことで前記パスワードを入力する状況と判断し、前記キー入力音生成部を制御する、請求項1記載の電子機器。
【請求項4】
前記複数のキー入力音は、予め設定されている、請求項1記載の電子機器。
【請求項5】
前記複数のキー入力音は、任意に設定される、請求項1記載の電子機器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate