説明

電子線硬化用導電性ペースト及びこれを用いた回路基板の製造方法

【課題】高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れる導電層を形成できる電子線硬化用導電性ペースト及びこれを用いた回路基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】導電粉と、ラジカル重合性組成物と、可塑剤とを含み、前記可塑剤が、前記ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合されていることを特徴とする電子線硬化用導電性ペースト。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子線硬化用導電性ペースト及びこれを用いた回路基板の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
パソコンのキーボード、着座センサ、感圧センサなどに使用されるメンブレンスイッチにおいては、回路基板が使用される。この回路基板としては、プラスチックフィルムと、このプラスチックフィルム上に電子線硬化用導電性ペーストを印刷し電子線照射によって硬化させてなる導電層とで構成されるものがある。
【0003】
このような回路基板の形成に使用する電子線硬化用導電性ペーストとして、アクリレート化合物などのラジカル重合性樹脂を用いたものが知られている(下記特許文献1及び2)。ラジカル重合性樹脂は、導電性ペーストの架橋密度を大きくし、硬化収縮率を大きくする一方で、ラジカル重合性樹脂を含む電子線硬化用導電性ペーストをプラスチックフィルム上に塗布し電子線照射により硬化させて導電層を形成すると、導電層に十分な硬度を付与することができる。
【0004】
一方、電子線硬化用導電性ペーストとしては、ラジカル重合性樹脂にカチオン重合系樹脂を混合したものが知られている(特許文献3)。この電子線硬化用導電性ペーストは、ラジカル重合性樹脂の割合を低下させることができるため、硬化過程での硬化収縮を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第2758432号公報
【特許文献2】特開平6−157945号公報
【特許文献3】特開2005−15627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1又は2に記載の電子線硬化用導電性ペーストは、特に回路基板を高温環境下で使用した場合に、プラスチックフィルムに対する導電層の密着性や、導電層の折曲性が未だ十分とは言えない。このため、回路基板を高温環境下で使用した場合には、導電層がプラスチックフィルムから剥離したり、導電層にクラック等が生じたりすることがあった。
【0007】
このため、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れた導電層を形成し得る電子線硬化用導電性ペーストが求められていた。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れた導電層を形成できる電子線硬化用導電性ペースト及びこれを用いた回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決するため、可塑剤に注目して鋭意研究を重ねた。可塑剤は、その添加により、強度の大きい架橋樹脂の割合を相対的に低下させるため導電層の硬度を低下させたり、高温環境下では導電層から抜け出るか、他の成分と反応を起こす結果、その後の折曲性やプラスチック基材に対する密着性を大きく低下させたりするものと一般に考えられていた。このため、これまで、可塑剤は、電子線硬化用導電性ペーストの分野において使用されてこなかった。しかしながら、本発明者らが、ラジカル重合性組成物に対して所定の割合で可塑剤を配合した電子線硬化用導電性ペーストに電子線を照射して導電層を形成したところ、意外にも、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】
即ち本発明は、導電粉と、ラジカル重合性組成物と、可塑剤とを含み、前記可塑剤が、前記ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合されていることを特徴とする電子線硬化用導電性ペーストである。
【0011】
この電子線硬化用導電性ペーストによれば、当該電子線硬化用導電性ペーストをプラスチック基材上に塗布し、電子線照射によって硬化させて導電層を形成すると、その導電層を、高温環境下で使用しても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れたものとすることができる。
【0012】
ここで、上記効果が得られる理由については定かではないが、本発明者らは、上記導電性ペーストを熱硬化させた場合の結果との関係から、以下のように推測している。
【0013】
即ち、まず本発明者らは、上記電子線硬化用導電性ペーストに重合開始剤を少量配合したものを熱硬化させ、得られた導電層を高温環境下に保持した。その結果、導電層の折曲性が若干低下し、プラスチック基材に対する密着性も顕著に低下することが判明した。この理由について、本発明者らは、熱硬化時に可塑剤が揮発して抜け出るため、可塑剤の効果があまり得られないこと、熱硬化では十分な架橋密度が得られず、高温環境下での保持により可塑剤が抜け出たり他の成分と化学反応を起こしたことによるものと推測している。これに対して、上記電子線硬化用導電性ペーストを電子線照射した場合、硬化時には熱が加わらないため、可塑剤が抜け出しにくい。また電子線照射により十分な架橋密度が得られるため、高温環境下で保持されても可塑剤が抜け出しにくく、他の成分との化学反応も起こしにくくなっているものと推測される。さらに可塑剤は、ラジカル重合性組成物に対して低い割合で配合されており、硬化したラジカル重合性組成物の相対的な割合を大きく低下させることもない。このため、高温環境下で使用しても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れた導電層を得ることができたのではないかと本発明者らは推測している。
【0014】
上記電子線硬化用導電性ペーストにおいて、前記可塑剤がジカルボン酸エステルであることが好ましい。この場合、より優れた屈曲性を導電層に付与することが出来る。
【0015】
また本発明は、プラスチック基材上に上述した電子線硬化用導電性ペーストを塗布し、電子線照射により硬化させて前記導電層を形成することにより、プラスチック基材上に導電層を設けてなる回路基板を製造することを特徴とする回路基板の製造方法である。
【0016】
この回路基板の製造方法によれば、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れる導電層を有した回路基板を製造することができる。このため、高温環境下で使用されても、プラスチック基材からの導電層の剥離や、繰り返し折曲げ使用により導電層にクラック等が生じることが十分に抑制される。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れた導電層を形成できる電子線硬化用導電性ペースト及びこれを用いた回路基板の製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る回路基板の製造方法により製造される回路基板の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明に係る回路基板の製造方法により製造される回路基板の一例を示す断面図である。図1に示すように、回路基板10は、プラスチック基材1と、プラスチック基材1上に設けられる導電層2とを備える。
【0021】
ここで、導電層2は、電子線硬化用導電性ペーストをプラスチック基材1上に塗布し、電子線照射により硬化させることによって得ることができる。電子線硬化用導電性ペーストとしては、導電粉と、ラジカル重合性組成物と、可塑剤とを含み、可塑剤が、前記ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合されたものが用いられる。
【0022】
この回路基板10においては、導電層2が、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材1に対する密着性に優れる。このため、高温環境下で使用されてもプラスチック基材1からの導電層2の剥離や、繰返し折曲げ使用により導電層2にクラック等が生じることが十分に抑制される。
【0023】
(プラスチック基材)
プラスチック基材1を構成するプラスチックは、プラスチックであれば特に限定されるものではない。このようなプラスチックとしては、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)などのポリエステル樹脂などが挙げられる。
【0024】
(導電粉)
導電粉としては、金、銀、銅、白金、パラジウム、ニッケル又はこれらの2種以上の合金などの金属のほか、セラミック、プラスチックなどの担体を上記金属で被覆したものを用いることができる。上記金属としては、酸化による導電性の低下が小さいことから銀が好ましく用いられる。
【0025】
導電粉の形状は特に限定されるものではないが、導電粉の形状としては、例えば鱗片状、針状、球状が挙げられる。
【0026】
導電粉の平均粒径は、特に制限されるものではないが、通常は0.5〜15μmであり、好ましくは1〜5μmである。
【0027】
(ラジカル重合性組成物)
ラジカル重合性組成物は、電子線照射によりラジカル重合を引き起こすものであればよく、特に制限されるものではないが、このようなラジカル重合性組成物としては、例えばポリエステル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を混合して使用してもよい。中でも、ポリオールの構造、イソシアネートの種類により多様な塗膜を得ることができることから、ポリウレタン(メタ)アクリレートが好ましい。
【0028】
なお、ポリウレタン(メタ)アクリレートは、例えば2官能性のウレタン系オリゴマーと、単官能性のアクリレートモノマーとを反応させることによって得ることができるが、ラジカル重合性組成物は、ポリウレタン(メタ)アクリレートに代えて、その原料である2官能性のウレタン系オリゴマーと単官能性のアクリレートモノマーとの混合物を含んでいてもよい。
【0029】
ラジカル重合性組成物は、耐熱性の向上や軟化点の向上の観点から、オキシアルキレン単位を有するジ(メタ)アクリレートをさらに含んでもよい。
【0030】
オキシアルキレン単位を有するジ(メタ)アクリレートとしては、例えばポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートなどが挙げられるが、中でも、反応速度をより向上させることから、ポリエチレングリコールジアクリレートが好ましい。ポリエチレングリコールジアクリレートは、ポリエチレングリコール構造の繰返し単位(−CHCHO−)を有する。この繰返し単位の数nは特に制限されるものではないが、好ましくは5〜10である。
【0031】
ラジカル重合性組成物の含有率は、特に制限されるものではないが、通常は5〜30質量%であり、好ましくは10〜20質量%である。
【0032】
(可塑剤)
可塑剤としては、例えばジカルボン酸エステル、リン酸エステル、ポリエステル、エポキシ化植物油などを用いることができる。これらは単独で、又は2種以上を混合して使用することができる。中でも、耐熱性、分散性、溶融性を向上させることから、ジカルボン酸エステルが好ましく用いられる。
【0033】
ジカルボン酸エステルは、ジカルボン酸とアルコールとのエステル化により得られるものである。
【0034】
ジカルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸などの脂肪酸や、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香族酸などを用いることができる。
【0035】
アルコールとしては、例えばカプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノイルアルコールなどのアルキルアルコールが挙げられる。
【0036】
ジカルボン酸エステルとしては、特に、アジピン酸とカプリルアルコールとを反応させてなるジオクチルアジペートが好ましい。この場合、耐熱性をより向上させることができる。
【0037】
リン酸エステルとしては、例えばリン酸トリフェニルなどを用いることができる。
【0038】
可塑剤は、ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合されている。可塑剤の割合が5質量部未満では、高温環境下で使用しても硬度やプラスチック基材1に対する密着性に優れるものの、折曲性が顕著に低下する。逆に、可塑剤の割合が20質量部を超えると、高温環境下使用した場合の折曲性には優れるものの、硬度やプラスチック基材に対する密着性が顕著に低下する。
【0039】
可塑剤は、より優れた硬度を得る観点からは、ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜10質量部の割合で配合されていることが好ましい。
【0040】
さらに可塑剤は、より優れた折曲性を得る観点からは、300〜500℃の沸点を有することが好ましく、300〜400℃の沸点を有することがより好ましい。なお、可塑剤の沸点が上記範囲内にあると、導電性ペーストに電子線を照射した場合、300℃未満である場合に比べて、可塑剤が導電性ペーストから抜け出しにくくなる。
【0041】
なお、上記導電性ペーストは、さらにシリカなどの充填剤、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの難燃剤などの添加剤をさらに含んでもよい。上記導電性ペーストにおいては、導電粉、ラジカル重合性組成物、可塑剤及び添加剤の合計含有率は70〜100質量%である。ここで、添加剤は、重合開始剤以外の添加剤を意味する。
【0042】
電子線の照射条件は、導電性ペーストの組成及び製造しようとする導電層の特性にもよるが、通常は、吸収線量が100〜300kGyであり、加速電圧が150〜300kVである。
【実施例】
【0043】
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明の内容をより具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
【0044】
(実施例1〜6及び比較例1〜3)
銀粉、ラジカル重合性組成物、及び可塑剤を表1に示す割合で混合し、3本ロールで混練して電子線硬化用導電性ペーストを得た。なお、ラジカル重合性組成物は、2官能性ウレタン系オリゴマー、単官能性アクリレートモノマー及びポリエチレングリコールジアクリレート(ポリエチレングリコール構造の繰り返し単位n=9)の混合物を含むものであり、2官能性ウレタン系オリゴマーとしては、ポリカーボネート系のウレタンオリゴマーを用いた。また表1において、特に単位を示していない数値については、その単位は質量%を表すものとする。
【表1】

【0045】
[特性評価]
実施例1〜6及び比較例1〜3で得られた導電性ペーストを厚さ75μmのPETフィルム上に厚さ20μmとなるように塗布し、加速電圧250kV、吸収線量200kGyの条件で電子線を照射して導電層を形成し、回路基板を得た。
【0046】
そして、上記のようにして得られた各回路基板について、以下の特性を評価した。
【0047】
(1)硬度
上記各回路基板の硬度は、JIS K−5600−5−5に準拠して測定した鉛筆硬度によって評価した。このとき、鉛筆硬度がB以上(Bと同様又はBよりも硬い)である場合を合格とし、鉛筆硬度がB未満である場合を不合格とした。結果を表1に示す。
【0048】
(2)折曲性
折曲性は、上記各回路基板について、80℃に設定したオーブン中で500時間保持したものについて、折曲試験を行う前後の比抵抗の上昇値に基づいて評価した。
【0049】
即ちまず上記各回路基板について、80℃に設定したオーブン中で500時間保持した後、デジタルマルチメータを用いて4端子法により導電層の比抵抗(初期比抵抗値)を測定した。
【0050】
その後、R=0で10回折り曲げた後の回路基板についても上記と同様にして比抵抗(折曲げ後比抵抗値)を測定した。そして、下記式:
比抵抗の上昇率(%)=100×(折曲げ後比抵抗値/初期比抵抗値)
に従って、比抵抗の上昇率を算出した。結果を表1に示す。なお、表1には、初期比抵抗値も示した。
【0051】
なお、折曲性に関しては、比抵抗の上昇率が100%未満である場合には折曲性に優れるとして合格とし、比抵抗の上昇率が100%以上である場合には折曲性に劣るとして不合格とした。
【0052】
(3)密着性
上記各回路基板について、以下のようにしてPETフィルムに対する密着性を評価した。即ち、上記の各回路基板について、JIS K−5400−8.5の8.5.3に規定される碁盤目テープ法に準拠して密着性を評価した。具体的には、導電層に対し、カッターナイフを用いて1mm間隔で11本の平行な切り傷を付け、これらに直交するように、1mm間隔で11本の平行な切り傷を付けた。そして、その上にセロハン粘着テープを貼り付け、消しゴムでこすって完全に貼り付けた。その後、セロハン粘着テープの一端を、導電層に対して直角となるようにしながら瞬間的に引き剥がした。このとき剥がれた小片の面積によって以下のように点数を付けた。
0%・・・・・・・・・・・・・・10点
0%より大きく 5%以下・・・・8点
5%より大きく 15%以下・・・・6点
15%より大きく 35%以下・・・・4点
35%より大きく 65%以下・・・・2点
65%より大きく100%以下・・・・0点
【0053】
そして、点数が8点以上の場合には、導電層がPETに対する密着性に優れるとして合格とし、8点未満の場合には導電層がPETに対する密着性に劣るとして不合格とした。
【0054】
表1に示す結果より、実施例1〜6の導電性ペーストを用いて形成された導電層は、硬度、折曲性、及びPETフィルムに対する密着性のいずれについても合格基準に達していたのに対し、比較例1〜3の導電性ペーストを用いて形成された導電層は、硬度、折曲性、又はPETフィルムに対する密着性のいずれかについて合格基準に達していなかった。
【0055】
このことから、本発明の電子線硬化用導電性ペーストによれば、高温環境下で使用されても硬度及び折曲性に優れ且つプラスチック基材に対する密着性に優れた導電層を形成できることが確認された。
【符号の説明】
【0056】
1…プラスチック基材、2…導電層、10…回路基板。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電粉と、
ラジカル重合性樹脂組成物と、
可塑剤とを含み、
前記可塑剤が、前記ラジカル重合性組成物100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合されていること、
を特徴とする電子線硬化用導電性ペースト。
【請求項2】
前記可塑剤がジカルボン酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載の電子線硬化用導電性ペースト。
【請求項3】
プラスチック基材上に請求項1又は2に記載の電子線硬化用導電性ペーストを塗布し、電子線照射により硬化させて前記導電層を形成することにより、プラスチック基材上に導電層を設けてなる回路基板を製造することを特徴とする回路基板の製造方法。


【図1】
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【公開番号】特開2011−150897(P2011−150897A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−11313(P2010−11313)
【出願日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【出願人】(000166683)互応化学工業株式会社 (57)
【Fターム(参考)】