説明

電子製品用ボタン

【課題】簡単な構成で多くのボタン機能を遂行する。
【解決手段】ここに開示するのは電子製品用ボタン構造である。ボタン構造は、プッシュボタン、復元手段と対向側壁を含む。プッシュボタンは、多数の接点がその周囲にそって配置される。復元手段は、プッシュボタンの中心部に設けられた中心軸を含む。対向側壁は、接点から離れており、プッシュボタンの周りを囲み、対応する信号を発生するセンサーが、接点の対向するそれぞれの位置における対向側壁の上に設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プッシュボタンに、押しボタンまたはタッチセンサーまたはホイールキー部などを含む、電子製品用ボタン構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1は、電子製品の一例である、従来のリモコンのボタン構造を示す簡略図である。
【0003】
図1のように、従来の電子製品のボタン構造は、リモコンを例にして説明すると次のようになる。
【0004】
リモコン10は、ケース12にさまざまな機能を有する複数のボタン20が配列して構成されている。
【0005】
さらに、前記ボタン20は、下方に押されたときに操作されて、一つのボタン20からは一つの信号だけが発生される。
【0006】
しかし、押し方式ボタン20構造を有する上記のリモコン10は、さまざまな信号を送る必要がある時に、多くのボタン20を順番に押さなければならないという問題がある。
【0007】
さらに、それぞれのボタン20の大きさが指の大きさに適合しなければならない。しかし、ボタン20の大きさが指の面積よりあまりにも小さな場合や、隣接する他のボタン20との間隔が狭い場合に、誤ってボタンを押さないように注意をしなければならないなどの不便な問題がある。
【0008】
さらに、同じ形状を有する多数のボタン20がリモコンにたがいに並列に配列されているので、所望のボタンがひと目で認識することができないため、そのボタン20の位置を確認したのちに、操作しなければならない問題がある。
【0009】
特に、最近使用されている携帯電話、MP3プレーヤ及びナビゲーションシステムなどの電子製品は、コンパクト化の傾向が強い。したがって、多くのボタンが装着されて、不必要に空間を占めるようになると、操作上の不便さと併せて購買意欲を減少させて販売量の減少につながりやすいという問題もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
したがって、本発明は従来技術で発生している上記問題点を考慮したものであり、本発明の目的は、複数の接点が装着された一つのボタンを利用して複数の信号を伝達するように構成された構造を有したプッシュボタンだけでなく、押し方式ボタン及びタッチ方式ボタンなどの多様なタイプのボタンを一体化することで形成された一つのボタンを有し、多様な信号を出すことができる複合されたボタン構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明に係る電子製品用ボタン構造は、複数の接点400がその周囲に沿って設けて構成されるプッシュボタン(200)と;前記プッシュボタン(200)の中心に設けられた中心軸(608)を備える復元手段600と;前記接点(400)と離間し、プッシュボタン(200)の周りを取り囲んで構成される対向側壁(130)であって、前記接点(400)とそれぞれ対向される位置に、対応する信号を発生するためのセンサーが設けられた対向側壁(130)と、を備えて構成されて;前記プッシュボタン(200)が前記中心軸(608)を軸周りの回転なしに移動するとき、接点
(400)が前記対向側壁(130)に設けられた対応するセンサーと接触し、前記復元手段(600)の復元力によってプッシュボタン(200)が原位置に復元されることを特徴とするものである。
【0012】
さらに、前記複数の接点(400)はそれぞれ対応する信号を発生することができ、前記センサーまたは接点(400)は突起で形成することができ、前記プッシュボタン(200)は指接触部(500)を備えてもよい。
【0013】
また、前記プッシュボタン(200)は、水平断面が円形または多角形を有することができ、ボタン構造はさらに前記プッシュボタン(200)と対向側壁(130)との間に設けられる間隔カバー(710)を備えていてもよく、前記復元手段(600)は前記中心軸(608)に連結されたスプリング(610)を備えていてもよい。
【0014】
前記中心軸(608)を備える復元手段(600)は、弾性部材(405)であってもよく、ボタン構造はさらに、前記プッシュボタン(200)の上部に設けられたスティック(700)が設けられてもよい。
【0015】
さらに、本発明に係る電子製品用ボタン構造は、中心軸(608)と;前記中心軸(608)の軸周りに回転することなく移動されるプッシュボタンと;前記プッシュボタンの周りを取り囲み、プッシュボタンの側面へ信号を伝達するかプッシュボタンの側面から信号を受信する対向側壁(130)と、を備えている。
【0016】
さらに、前記ボタン構造は、前記プッシュボタンの側面または対向側壁には複数の接点またはセンサーを設けることができ、前記接点またはセンサーは圧力センサー、光センサーまたは超音波センサーであり、前記圧力センサーが設けられた前記プッシュボタンと対向側壁は、お互いに接することができるように配列してもよい。
【0017】
また、前記光センサーまたは超音波センサーが設けられた前記プッシュボタンと対向側壁がたがいに離れている状態では、プッシュボタンが対向側壁に近付けば信号を発生することができ、前記プッシュボタンが対向側壁を押す時に作用する圧力によって信号が変化し、伝達されるようにしてもよく、前記プッシュボタンが対向側壁に近付く速度と近付いた距離によって信号が変化し、伝達されるようにしてもよい。
【0018】
一方、前記プッシュボタンは、押しボタン、タッチセンサーとホイールキー部のうち少なくとも一つを含むことができ、ボタン構造はさらに、前記プッシュボタンと離間して配置され、統合されたディスプレイ部(564)を備えてもよく、ボタン構造はさらに、前記プッシュボタンの接点の周囲に設けられたディスプレイ窓(554)が設けらてもよい。
【0019】
また、ボタン構造は、前記プッシュボタンに復元手段をさらに備えていてもよく、ボタン構造は、前記プッシュボタンの上部に設けられるスティック(700)をさらに備えてもよい。
【0020】
さらに、本発明に係る電子製品用のボタン構造は、キャップ形状を有するプッシュボタン(541)と;前記プッシュボタン(541)内に設けられた内側バー(542)と;前記プッシュボタンに設けられる押しボタン、タッチセンサーまたはホイールキー部のうち少なくとも1つと、を備える。
【0021】
さらに、前記プッシュボタン(541)の内側面と前記内側バー(542)の側面のうちで、いずれかの面には複数の接点が設けられて、前記接点と対向する位置にはセンサーが設けられてもよい。
【発明の効果】
【0022】
本発明によると、複数の接点が装着された一つのボタンを利用して複数の信号を送り出すことができる構造を有した電子製品用ボタン構造が提供される。
【0023】
本発明に係る電子製品用ボタン構造は、簡単な構成で多くのボタン機能を実施することができる。
【0024】
すなわち、本発明は、プッシュ方式ボタンと同様に、押し方式ボタン及びタッチ方式ボタンなど、多様なボタン方式を一体化して形成されるボタンを備えた多様な信号を発生できる、一体化されたボタン構造を提供する。
【0025】
タッチプッシュボタンは、接点及びタッチセンサーを通じて信号を送るように構成されて、その結果、対応するボタンを単にタッチすれば、押しボタンの効果が達成されると共に、タッチ操作の前後に実行されるプッシュ操作を通じて、多くの信号を発生することができる。
【0026】
ディスプレイプッシュボタンは、複数のプッシュボタンが使用する必要なしに、一つまたは二つのプッシュボタンを使用しながら、多様な信号を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】図1は、電子製品の一例である、従来のリモコンのボタン構造を示す簡略図である。
【図2】図2は本発明の第1実施形態による、電子製品のための電子製品用ボタンを示す簡略図である。
【図3】図3は図2のA部分を示す拡大図である。
【図4】図4は図3の変形例を示す簡略図である。
【図5】図5は図3のボタンの内部構造を示すための断面図である。
【図6】図6は図5の変形例を示す簡略図である。
【図7】図7は本発明の第1実施形態によるボタン構造にスティックが装着された場合を示す簡略図である。
【図8】図8は本発明の第1実施形態によるボタン構造が他のボタンとともに使用される場合を示す簡略図である。
【図9】図9は本発明の第2実施形態によるボタン構造を示す簡略図である。
【図10】図10は図9のA部分を示す拡大図である。
【図11】図11は図10の変形例を示す簡略図である。
【図12】図12は図10のボタンの内部構造を示す断面図である。
【図13】図13は図12の変形例を示す簡略図である。
【図14】図14は本発明の第2実施形態によるボタン構造にスティックが装着された場合を示す簡略図である。
【図15】図15は本発明の第2実施形態によるボタン構造が他のボタンとともに使用される場合を示す簡略図である。
【図16】図16はホイールキープッシュボタンを示す正面図である。
【図17】図17はバー型プッシュボタンを示す断面図である。
【図18】図18は本発明の第6実施形態による電子製品用ボタン構造のうちのディスプレイプッシュボタンを示す簡略図である。
【図19】図19はプッシュボタンと別に統合ディスプレイ部が設けられた場合を示す正面図である。
【図20】図20は、ノン−コンタクトプッシュボタンとプリ−コンタクトプッシュボタンを示す正面図である。
【図21】図21は圧力プッシュボタンと対向側壁との間の境界に間隔がない状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の望ましい実施形態を、添付された図面を参照して詳細に説明する。まず、各図面の構成要素を指示するため参照符号を使用するとき、同一または類似の構成要素を指示するため、他の図面上に表示されても同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、公知の構成または機能に対する具体的な説明が不要であり、本発明の要旨を不明確にさせると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
【0029】
本発明の第1実施形態は、単純なプッシュボタンである。
【0030】
図2は、本発明の第1実施形態にしたがう電子製品用ボタン構造を示す簡略図であり、図3は図2のA部分を示す拡大図であり、図4は、図3の変形例を示す簡略図である。
【0031】
本発明の第1実施形態にしたがう電子製品用ボタンは、図2及び図3のように、リモコン100において使用されており、これは、複数の接点400がその外周面から突出するように設けられた1つまたはそれ以上のプッシュボタン200と、前記接点400と離隔されるとともに、対応するプッシュボタン200の周りを取り囲むように構成される対向側壁130が各々に形成された1つまたはそれ以上のハウジング250、及び、前記ハウジング250とともに提供されるケース120、を含んで構成される。
【0032】
さらに、前記ハウジング250の外周に沿って、0から10まで並べられたアラビア数字と100のアラビア数字が書かれている。前記複数の接点400はそれぞれ対応する信号を発生する。この場合、前記信号は上記アラビア数字に対応する。
【0033】
必要な場合には、前記アラビア数字は、アルファベットやハングルなどに変えることができ、前記接点400がそれらが対応する信号を発生する代りに、それぞれの接点400が接触される対向側壁130のそれぞれの所定位置に対応する信号を発生するセンサーを設けることができる。
【0034】
また、図3(b)のように、前記センサーは、前記接点400と対向する位置から接点400に向かって突出した突出センサー300の形態で提供することもできる。この場合、前記突出センサー300は、接点400の対向側壁130の方向に移動される時に、接点400と隣接する対向側壁130との接触がさらに容易になされるような役割をする。
【0035】
一方、前記プッシュボタン200の各上部には、湾曲の凹部に形成される指接触部500が設けられる。この場合、前記指接触部500は、指接触部500の上に指を乗せてプッシュボタン200を操作するとき、さらに信頼性があって、正確に操作できるようにする役割をする。
【0036】
さらに、前記プッシュボタン200は、図3のように、円形に設けられることが一般的であるが、必要によっては、図4のように、多様な形状に形成して設けることができる。プッシュボタン200とハウジング250の水平断面の形態が図4(a)のような4角形、または図4(b)のような5角形などの多角形に形成することができる。
【0037】
一方、前記プッシュボタン200の内部構造を説明すると次のようである。
【0038】
図5は、図3のボタン内部構造を示すための断面図であり、図6は図5の変形例を示す簡略図である。
【0039】
前記プッシュボタン200には復元手段600が設けられて、使用者がプッシュボタン200を移動させた後に離すと、ボタンが元の位置に復元するように構成されている。
【0040】
そして、本発明では、前記復元手段600はさまざまな形態で設けることができるが、図5に示すような第1形態の復元手段600、そして、図6に示すような第2形態の復元手段600、を以下説明する。
【0041】
図5に示すように、第1形態の復元手段600は、プッシュボタン200の中心に設けられた中心軸608と、該中心軸608の円周方向に90度間隔で中心軸608に連結されたスプリング610とを含む。
【0042】
また、前記中心軸608とスプリング610との間には、加圧部材620が設けられて、前記プッシュボタン200の内側壁にはスプリング据え付け部625が形成される。
【0043】
さらに、前記スプリング610はすべて、同一の弾性力を有するために、使用者がプッシュボタン200を操作する場合以外には、前記プッシュボタン200が常にハウジング250の中央に位置されて、これにより、接点400が対向側壁130に接触することを防止する。
【0044】
図6に示すように、第2形態の復元手段600は、ハウジング250とプッシュボタン200との間に連結された弾性部材405を含む。前記弾性部材405は板ばねに形成されるか、復元力を有する合成樹脂や合成ゴムで形成される。
【0045】
さらに、前記プッシュボタン200と対向側壁130との間には、間隔カバー710が設けられており、これにより、プッシュボタン200と対向側壁130との間に侵入する空間にほこりや異物に起因する、接点400と対向側壁130との間の接触不良が発生することを防止する。この場合、前記間隔カバー710は、プッシュボタン200の移動が邪魔されないように薄い弾性の膜形状で設けられる。
【0046】
前記のような構造を有する本発明の第1実施形態に従う電子製品用ボタンの作用を説明すると次のようになる。
【0047】
使用者がリモコン100を操作するため、使用者が数字を押そうとするとき、ハウジング250の円周方向に沿って設けられたアラビア数字のうちの1つである、所望の数字に向けて前記プッシュボタン200を移動させることが必要である。前記プッシュボタン200が前記中心軸608の軸周りの回転なしに移動されると、前記接点400が対応する対向側壁130に配置された突出センサー300に接触させられて、前記所望の数字に対応する信号を送り出すようになる。
【0048】
そのあと、使用者が他の数字を押そうとする時は、従来と異なり、使用者は単に前記プッシュボタン200を必要な数字がある方向に押すことだけでよい。
【0049】
したがって、本発明の第1実施形態のボタン構造において、多数の押しボタンからそれを認識したのち所望のボタンを押さねばならないという従来の不便さはなくなり、ただ2つのボタン構造を用いることで従来の何十個のボタンの機能を遂行することができる。
【0050】
すなわち、本発明は、複数の接点400をそこに装着することで、一つのボタンを利用して、複数の信号を送り出すことができる電子製品用ボタン構造を提供することができる。
【0051】
さらに、使用者が前記プッシュボタン200を操作させた後に離すと、前記復元手段600の復元力によってプッシュボタン200は原位置に復元される。
【0052】
一方、ボタンの下部に多数の接点を配置させて、ボタンを下方に押す方式のボタン構造と比べて見る時、本発明は次のような長所がある。
【0053】
本発明は、プッシュボタン200の側面に沿って接点300が配置され、これにより、接点400が配置される空間を最大限に確保することができるので、より多くの接点400をそこに設置することができる。これに比べて、ボタン下部にいくつかの接点を配置させる方式は、接点間の空間が狭くなり、多くの接点をそこに置くには限界があるという問題がある。
【0054】
さらに、本発明は、接点400と接触する対向側壁130の周囲が、接点400が位置するプッシュボタン200の周囲より大きいために、接点400が前記対向側壁130に位置されたそれぞれの点と、容易かつ正確な接触を許容するという長所がある。
【0055】
したがって、図3(b)のように、対向側壁130に突出センサー300が設けられた場合ですら、隣接した前記突出センサー300間の距離が充分に離れているので、接点400の接触は正確に行われる。
【0056】
一方、本発明の第1実施形態は、後でも説明するが、プッシュボタン200にスティックを装着することで、ゲーム機の操作キーとしてさらに便利に使用されることができるか、または、他の形態のボタンのように使用されることもできる。
【0057】
図7は、本発明の第1実施形態に従うボタン構造にスティックが装着された場合を示す簡略図であり、そして、図8は、本発明の第1実施形態に従うボタン構造が他のボタンのように使用される場合を示す簡略図である。
【0058】
図7のように、本発明の第1実施形態に従う電子製品用ボタン構造において、前記プッシュボタン200の上端にスティック700を設けている場合、ゲームをする場合など、さらに素早くて早いボタン操作が必要な場合にすら、使用することができる。
【0059】
そして、図8のように、前記ハウジング250の内部にプッシュボタン200と従来の押し式ボタン800が共に配列されて使用されることもできる。
【0060】
本発明の第2実施形態は、押しプッシュボタンである。
【0061】
図9は、本発明の第2実施形態に従う電子製品用ボタン構造を示す簡略図であり、図10は、図9のA部分を示す拡大図であり、図11は、図10の変形例を示す簡略図である。
【0062】
本発明の第2実施形態に従う電子製品用ボタン構造は、図9及び図10のように、リモコン100において使用されており、その中央部に押しボタン510が設けられた1つまたはそれ以上の押しプッシュボタン201を備え、さらに、該押しプッシュボタン201の周りを取り囲んで構成されるとともに、押しプッシュボタン201の側面に信号を伝達する、または、側面から信号を受ける対向側壁130が形成された1つまたはそれ以上のハウジング250、及び、該ハウジング250が提供されたケース120も含んで構成される。
【0063】
さらに、前記ハウジング250の外周にそって、0から10までと100のアラビア数字が描かれている。前記複数の接点400はそれぞれ対応する信号を発生ために使用される。この場合、前記信号は上記アラビア数字に対応する。
【0064】
必要な場合には前記アラビア数字の指示は、アルファベットやハングルなどに変更ができ、前記押しプッシュボタン201の側面または対向側壁130には、複数の接点400またはセンサーを設けることができる。
【0065】
また、図10(b)のように、前記センサーは、前記接点400と対向される位置から接点400に向かって突出する突出センサー300の形態で設けることもできる。この場合、前記突出センサー300は、接点400が隣接する対向側壁130との接触をさらに容易にさせるような役割をする。
【0066】
前記接点400は、突出センサー300と接触して、突出センサー300と連結された回路に電流が流れるようにする方式で信号を発生させる一般的な接点400を使用しながら設けられることができ、あるいは、受信用突き出センサー300に接触または単に接近するときに、信号を伝達する送信用センサーを使用しながら設けることもできる。
【0067】
したがって、前記接点400または突出センサー300は、圧力センサー、光センサーまたは超音波センサーであってもよい。
【0068】
一方、前記押しプッシュボタン201の各上部に、湾曲した凹部に形成される指接触部500が設けられる。この場合、前記指接触部500の上に指を乗せて押しプッシュボタン201を操作するとき、指接触部500は、さらに信頼性があり正確に押しプッシュボタン201を操作することを可能にする。
【0069】
さらに、前記押しプッシュボタン201は、図10のように、円形で設けられることが一般的であるが、必要によっては、図11のように前記押しプッシュボタン201は多様な形状で設置してもよい。押しプッシュボタン201とハウジング250の水平断面の形状は、図11(a)のように4角形、または、図11(b)のように5角形、などの多角形に形成してもよい。
【0070】
一方、前記押しプッシュボタン201の内部構造を説明すると次のようになる。
【0071】
図12は、図10のボタンの内部構造を示すための断面図であり、図13は、図12の変形例を示す簡略図である。
【0072】
前記押しプッシュボタン201には、復元手段600が設けられており、使用者が押しプッシュボタン201を移動させた後に離すと、再び原位置に戻るように構成されている。
【0073】
さらに、本発明においては、前記復元手段600は、いろいろな形態で設けられるが、図12に示すように、第1形態の復元手段600と、図13示すような第2形態の復元手段600を以下説明する。
【0074】
図12に示すように、第1形態の復元手段600は、押しプッシュボタン201の中心部に設けられた中心軸608と、該中心軸608の円周方向に90度間隔で中心軸608に連結されたスプリング610を含む。
【0075】
さらに、前記中心軸608とスプリング610との間には、加圧部材620が設けられ、そして、前記押しボタン201の内側壁にはスプリング据え付け部625が形成される。
【0076】
さらに、前記スプリング610のすべては、同一の弾性力を有しており、これにより、使用者が押しプッシュボタン201を操作する場合以外には、前記押しプッシュボタン201は、常にハウジング250の中央に位置される。
【0077】
一方、前記押しボタン510は、前記中心軸608上に形成される。この場合、復元弾性装置及び信号感知センサーなどの一般的な押しボタンに使用される装置が前記中心軸608の内部に装着され、これにより、前記押しボタン510の操作が可能になる。
【0078】
よって、押しプッシュボタン201は、多様な信号を送るために、押しボタンとプッシュボタンが互いに統合されて形成された、複合ボタンとして機能する。
【0079】
さらに、必要な場合には、前記押しボタン510が複数個で設けられてもよい。前記押しボタン510は、中心軸608の周りに設けることもできる。
【0080】
なぜなら、前記押しプッシュボタン201は、前記中心軸608の軸周りに回転はされることなく、四方に押すことだけが可能な構造を有するためである。
【0081】
一方、図13のような第2形態の復元手段600は、弾性部材405を含む。前記弾性部材405は板ばねで形成されるか、または、復元力を有する合成樹脂や合成ゴムで形成される。
【0082】
さらに、前記押しプッシュボタン201と対向側壁130との間には、間隔カバー710が設けられ、押しプッシュボタン201と突出センサー300の間の空間に入り込むほこりや異物に起因する接点400と対向隔壁130との間の接触不良の発生を防止する。この場合、前記間隔カバー710は押しプッシュボタン201の移動が邪魔されないように薄い弾性膜の形に形成される。
【0083】
さらに、前記弾性部材405の上方に押しボタン510が設けられる。前記押しボタン510は一般的な押しボタンとして機能する。
【0084】
前記のような構造を有する本発明の第2実施形態に従うボタン構造を説明すると次のようになる。
【0085】
使用者がリモコン100を操作するために、使用者が1つの数字を押そうとするとき、ハウジング250の周囲に沿って設けられた数字の中から選択するために、所望の数字に向けて前記押しプッシュボタン201を移動させる必要がある。前記押しボタン200が移動されると、前記接点400が対向隔壁130上に形成された対応する突出センサー300との接触がもたらされ、前記所望の数字に対応する信号が送り出される。
【0086】
その後、使用者が他の数字を押そうとする時は、使用者は従来と異なり、前記押しプッシュボタン201を必要な数字が存在する方向に押すことだけが必要とされる。
【0087】
また、使用者は、前記押しボタン510を押して、他の機能を遂行させることができる。このため、多くのボタン機能が遂行されることができる。
【0088】
したがって、本発明の第2実施形態に従うボタン構造において、使用者が多数の押しボタンから認識したのちに、所望のボタンが押されるという従来の不便さがなくなり、2つのボタン構造を使用しながら、従来の何十個のボタン機能を遂行することができる。
【0089】
さらに、使用者が前記押しプッシュボタン201を操作した後に離したとき、前記復元手段600の復元力によって押しプッシュボタン201は原位置に復元される。
【0090】
一方、本発明の第2実施形態は、後述するように、押しプッシュボタン201にスティックを装着することにより、ゲーム機の操作キーとしてもっと便利に使用されるか、または、他の形態のボタンと共に使用されうる。
【0091】
図14は、本発明の第2実施形態に従うボタン構造にスティックが装着された場合を示す簡略図であり、図15は本発明の第2実施形態に従うボタンが他のボタンとともに使用されることを示す簡略図である。
【0092】
図14のように、本発明の第2実施形態に従う電子製品用ボタン構造において、前記押しプッシュボタン201の上部にスティック700が設けられ、ゲームをする場合などのさらに素早くて早いボタン操作が必要な場合にすら、前記ボタン構造は、使用されうる。この場合、前記スティック700は押しボタンとしても機能する。
【0093】
さらに、図15のように、従来の押し式ボタン800と共に、前記ハウジング250の内部に押しプッシュボタン201を配列することができる。
【0094】
本発明の第3実施形態は、タッチプッシュボタンである。
【0095】
タッチプッシュボタンは、図9ないし図15に示すように、前記押しプッシュボタン201の押しボタン510構造を、タッチセンサーが装着されたタッチ方式に変えたものである。
【0096】
前記タッチプッシュボタンは、前記側面接点400から信号を発生させるように構成され、そして、プッシュボタン上面に別個にタッチセンサーを装着するように構成される。したがって、使用者が押しボタン510を押すよりもむしろ、前記タッチセンサーに接触して、押しボタン510を押す機能を利用することができる。
【0097】
前記タッチプッシュボタンは、前記接点400及び前記タッチセンサーを通じて信号を送るように構成される。したがって、対応するボタンをタッチさえすれば、押しボタン式の効果を出せると共に、タッチ操作の前後に実行される押し操作を通じて、多数の信号を発生させることができる。
【0098】
前記押しボタン510において、ボタンが押されたときにのみ、すなわち、押すことで下部に圧力を与えたときに信号が発生するが、タッチセンサーを利用したタッチボタンは、ボタン上面に単に指が置かれた時に、押し方式により発生するのと同一の信号が発生する。したがって、タッチボタンは、操作がより便利になるという長所がある。また、押しボタン510は突出構造を有し、タッチボタンは各指接触部500と同じ高さに設けることができる。したがって、製品の厚さを薄くすることができる。
【0099】
前記タッチプッシュボタンの操作方法を説明すると次のようになる。
【0100】
使用者がテレビリモコンのボリューム調節部に装着された前記タッチプッシュボタンのタッチボタンをタッチするとき、テレビディスプレイにボリューム表示がグラフィックで表示される。
【0101】
この場合、使用者がタッチされたボタンを一方向に押せばボリュームが上がる。逆に、使用者がタッチされたボタンを反対方向に押すとボリュームが下がる。
【0102】
また、前記タッチプッシュボタンが携帯電話などのキーパッド構造に応用される場合、個別のタッチプッシュボタンが配列されたタッチ式キーパッドで作ることができる。前記タッチ式キーパッドにおいて、個別のボタンがタッチ操作を通じて本来の信号を発生する構造に付加して、各キーに関する上下左右構造の組み合わせにより、多様な付加的な信号の入力が可能である。
【0103】
一方、前記タッチプッシュボタンがタッチセンサーに指を置いたまま横に押される場合、指がスライドして、隣のボタンを触れる誤操作が発生することがある。この誤操作の発生を阻むために、ボタンを押しても指が該当ボタンの上面から外れないように、各指接触部500の周りに突出部が設けられてもよい。
【0104】
本発明の第4実施形態は、ホイールキープッシュボタンである。
【0105】
図16はホイールキープッシュボタンを示す正面図である。
【0106】
ホイールキープッシュボタン210は、図9〜図15に示される前記押しプッシュボタン201から押しボタン510を除いた構造を有し、図16のように、ボタン上面は、決められた半径で中央部529とホイールキー部530に分けれれ、ホイールキー部530は、矢印532の方向に中央部529の周りを回転する構造である。
【0107】
したがって、前記ホイールキープッシュボタン210は、その周りに配置された前記接点400から信号を発生する構造を有し、ホイールキープッシュボタン210上面のホイールキー部530が矢印532の方向に中央部529の周りを回転する構造である。
【0108】
前記ホイールキープッシュボタン210の操作は、例示により説明すると次のようになる。
【0109】
使用者が、テレビリモコンに装着された前記ホイールキープッシュボタン210における前記ホイールキー部530を回転すると、テレビブラウン管のディスプレイ上には、チャンネル/ボリューム/画面比率など、特有の信号表示が連続的に表示される。
【0110】
この場合、目的とする信号が表示されると、使用者はホイールキー部530の回転を止めて、前記ホイールキープッシュボタン210を押すことにより、次の段階の信号が伝達されるようにする。
【0111】
本発明の第5実施形態は、バー型プッシュボタンである。
【0112】
図17は、バー型プッシュボタンを示す断面図である。
【0113】
前記バー型プッシュボタン540は、キャップ形態を有するプッシュボタン541と、前記プッシュボタン541内に設けられた内側バー542を含んで構成されて、前記内側バー542の表面の周りに配列される接点546が、プッシュボタン541内側面に配列されるセンサー547と接触される構造を有する。
【0114】
さらに、前記プッシュボタン541と内側バー542との間には、復元部材544が設けられる。
【0115】
前記バー型プッシュボタン540は本発明に従うプッシュボタンとは異なる構造を有するが、その操作はプッシュボタンの操作と同じである。
【0116】
すなわち、使用者が前記プッシュボタン541を押せば、前記内側バー542の接点546がプッシュボタン541の内側面に配列される、対応するセンサー547と接触され、このように信号が伝達される。また、必要な場合には、内側バー542に前記接点546の代わりにセンサー547が装着され、プッシュボタン541の内側面には前記センサー547の代わりに接点546を装着することもできる。
【0117】
さらに、前記バー型プッシュボタン540は、プッシュボタンの機能を維持しながら、その上面または外部側壁に前記押しボタン510、タッチセンサーまたはホイールキー部530のうちの少なくとも一つを装着する場合、多様な信号をさらに発生させることができる。
【0118】
本発明の第6実施形態は、ボタン部周りに各接点に関するキャラクター指示ディスプレイ窓が設けられたディスプレイプッシュボタンである。
【0119】
図18は、本発明の第6実施形態に従う電子製品用ボタン構造のうちでディスプレイプッシュボタンを示す簡略図である。
【0120】
前記ディスプレイプッシュボタン550は、プッシュボタン552の各接点400周りにディスプレイ窓554が設置されるように構成される。
【0121】
前記ディスプレイプッシュボタン550の例を挙げる。図18に示すように、テレビリモコンのプッシュボタン552の周りに、接点400が設けられ、各接点400に近接して、‘ボリューム’、‘チャンネル’、‘画面の大きさ、‘音声多重’が表示されるディスプレイ窓554が配列される。
【0122】
この状態で、ディスプレイプッシュボタン550により‘画面の大きさ’にタッチすると、メニューが変わり、ディスプレイプッシュボタン550の各接点400に近接して‘4:3’、‘16:9’、‘ワイド’、‘2倍ズーム’画面などが指示される。この場合、目的とする信号が16:9ならば、16:9が表示されたディスプレイ窓554のほうにプッシュボタン552を押さなければならない。
【0123】
前記接点400がディスプレイ窓554に接触される時、該当ディスプレイ窓554の色が変わるなどの方法で、使用者により導入された、信号の発生が表示され、テレビディスプレイ上にも対応するメニューも表示される。
【0124】
メニューを効率よく構成するのならば、上記ディスプレイプッシュボタン550は、複数のプッシュボタンの使用を必要することなしに、一つまたは二つのプッシュボタンを使用するだけで、多様な信号を発生することができる。
【0125】
図19は、プッシュボタンと別に統合ディスプレイ部が設けられた場合を示す正面図である。
【0126】
図9のように、数多くの接点400を有する円形の押しプッシュボタン201の場合、指を
ボタンに当てると、各接点400に関して、ボタン上部周り表示されている数字を見ることはできるが、ボタンの下部周りに表示された数字は、指に覆われているので、見ることができないという不便さが発生することがある。
【0127】
前記ディスプレイプッシュボタン550の変形例として、図19のようにプッシュボタン566から離して統合ディスプレイ部564を配置するようにリモコン562が構成される。したがって、使用者がリモコン562の下部に配置される複数のプッシュボタン566のうちの特定ボタンを押すか、またはタッチすると、その発生した信号による画面が前記統合ディスプレイ部564に同一にグラフィック的に現われるようにすることもできる。
【0128】
この場合、リモコン562の下端にある前記プッシュボタン566は、接点周囲に別々に作られた個別の信号の表示をする必要なしに、単に決められた方向にプッシュ操作さえすれば良く、このように、各プッシュボタン566のサイズを最小限にすることができるという長所がある。
【0129】
さらに、特定の接点に関して、使用者により行われた信号の発生が、ディスプレイ窓の色が変わるなどの方法を使用して表示されてもよく、テレビディスプレイ上にも対応するメニュー表示が現われるようにしてもよい。
【0130】
本発明の第7実施形態は、圧力センサーによる速度調節が可能な圧力プッシュボタンである。
【0131】
前記圧力プッシュボタン570は、前記第1実施形態から第6実施形態に使用される接点またはセンサーよりももしろ、一般的な圧力センサーを使用して実施したものである。
【0132】
図20は、非接触プッシュボタンと既接触(pre-contact)圧力プッシュボタンを示す正面図である。
【0133】
必要な場合には、図20の下部に設けられた既接触圧力プッシュボタンのように、前記圧力プッシュボタン570の接点301と対向側壁の接点401とがはじめからお互いに接触している。したがって、使用者が圧力プッシュボタン570を押せば、前記圧力プッシュボタン570の接点301が対向側壁の接点401に圧力を伝達することができる。
【0134】
前記圧力センサーは、使用者が圧力プッシュボタン570を利用して対向側壁を押すときに作用する圧力にしたがって変化する信号を伝達する装置である。例えば、テレビチャンネルやボリュームの場合、圧力センサーが押されるときに作用するプッシュ圧力を調節しながら、使用者は、チャンネルやボリュームを早くまたは遅く変えることが可能である。
【0135】
図21は、圧力プッシュボタンと対向側壁との間の境界に存在する間隔がない状態そ示す図である。
【0136】
図21に示すように、前記圧力プッシュボタン570と対向側壁571との間の境界573の間隔を無くして、圧力プッシュボタン570と対向側壁571がはじめから互いに接している状態で、圧力プッシュボタン570が対向側壁571を押したとき、対向側壁571の押された部分に圧力が感知される方式を利用した圧力プッシュボタン570も設けることができる。
【0137】
本発明の第8実施形態は、前記第7実施形態における圧力センサーが、非接触センサーである光センサーまたは超音波センサーで置き換えられたものであり、別々の接点が不必要な光プッシュボタンまたは超音波プッシュボタンである。
【0138】
すなわち、前記第1実施形態と第6実施形態で使用される接点及びセンサーの代わりに、一般的な光センサーや超音波センサーが使用される場合であり、接点またはセンサーのいずれか一つが送信用センサーまたは受信用センサーとして使用され、他の一つがもう一方のセンサーになる。
【0139】
この場合、前記光センサーまたは超音波センサーが設けられた前記プッシュボタンと対向側壁はお互いに離れており、プッシュボタンが対向側壁に近付く速度と近付いた距離によって信号が変化し、伝達されるように設けられる。
【0140】
一方、必要な場合には、一つのリモコンに、前記第1実施形態から第8実施形態までの多くの方式のボタンを複合化することにより、一つのボタンにより多様な複合した信号の発生が可能な複合ボタン装置を設けることができる。
【0141】
前記のように、本発明による電子製品用ボタン構造は、簡単な構成で多くのボタン機能を実施することができる。
【0142】
以上の説明は、本発明の技術思想を伝えるために説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者ならば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で、多様な修正及び変形が可能であろう。したがって、本発明に開示された実施形態は、本発明の技術思想を限定するものではなくて説明するためのにすぎず、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈されなければならないし、それと等価な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の技術的範囲に含まれるものとして解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0143】
100 リモコン
200、541、552、566 プッシュボタン
201 押しプッシュボタン
210 ホイールキープッシュボタン
300 突起センサー
400 接点
500 指接触部
540 バー型プッシュボタン
550 ディスプレイプッシュボタン
570 圧力プッシュボタン
600 復元手段
608 中心軸
610 スプリング
620 加圧部材
625 スプリング据え付け部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心軸(608)と;
前記中心軸(608)の軸周りに回転することなしに移動し、押しボタン、タッチセンサーまたはホイールキー部のうちで少なくとも一つ以上が設けられるプッシュボタンと;
前記プッシュボタンの周りを取り囲み、プッシュボタンの側面に信号を伝達し、プッシュボタンの側面から信号を受信する対向側壁(130)と、を備え、
前記プッシュボタンの側面と前記対向側壁のうち、いずれかの面には、複数の接点が設けられ、前記接点と対向する位置にはセンサーが設けられ、
前記プッシュボタンが前記中心軸を軸周りの回転なしに移動するとき、前記プッシュボタンの側面に設けられた接点又はセンサーのいずれか一方が、前記対向側壁に設けられた接点又はセンサーのいずれか他方に接触または近接して信号を送出することを特徴とする電子製品用ボタン構造。
【請求項2】
前記接点またはセンサーは、圧力センサー、光センサーまたは超音波センサーのうちいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項3】
前記圧力センサーが設けられた前記プッシュボタンと対向側壁は、お互いに接することができるように配列されることを特徴とする請求項2に記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項4】
前記光センサーまたは超音波センサーが設けられた前記プッシュボタンと対向側壁は互いに離隔された状態で、プッシュボタンが対向側壁に近付いた時に、信号が発生されることを特徴とする請求項2に記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項5】
前記プッシュボタンが対向側壁を押す時に作用する圧力によって信号が変化し、伝達されることを特徴とする請求項3に記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項6】
前記プッシュボタンが対向側壁に近付く速度と、近付いた距離にしたがって、信号が変化し、伝達されることを特徴とする請求項4に記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項7】
前記プッシュボタンから離間されて、統合されたディスプレイ部(564)が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項8】
前記プッシュボタンの接点の周囲に、ディスプレイ窓(554)が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項9】
前記プッシュボタンには、復元手段が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項10】
前記プッシュボタンの上部には、スティック(700)が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の電子製品用ボタン構造。
【請求項11】
押しボタン、タッチセンサーまたはホイールキー部のうちで少なくとも一つ以上が設けられ、キャップ形状を有するプッシュボタン(541)と;
前記プッシュボタン(541)内に設けられた内側バー(542)と;を備え、
前記プッシュボタン(541)の内側面と前記内側バー(542)の側面のうち、いずれかの面には複数の接点が設けられて、前記接点と対向するそれぞれの位置にはセンサーが設けられ、
前記プッシュボタンが前記中心軸を軸周りの回転なしに移動するとき、前記プッシュボタンの側面に設けられた接点又はセンサーのいずれか一方が、前記対向側壁に設けられた接点又はセンサーのいずれか他方に接触し、信号を送出することを特徴とする電子製品用ボタン構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公開番号】特開2012−256618(P2012−256618A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−218131(P2012−218131)
【出願日】平成24年9月28日(2012.9.28)
【分割の表示】特願2010−513107(P2010−513107)の分割
【原出願日】平成20年6月18日(2008.6.18)
【出願人】(509307598)
【Fターム(参考)】