説明

電子透かし広告コンテンツサービスシステム

【課題】 広告コンテンツデのデザイン性を低下させることなく広告コンテンツに対するアクセス数を向上させることができる電子透かし広告コンテンツサービスシステムを提供すること。
【解決手段】 カメラを備えたクライアント端末と、このクライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた広告コンテンツを提供するサーバとから成る広告コンテンツサービスシステムであって、
前記クライアント端末は、広告コンテンツを印刷または表示した媒体に埋め込まれた電子透かし画像を前記カメラで読取って解析し、当該電子透かし画像から電子透かしIDを抽出し、前記サーバに送信する手段を有し、前記サーバは、前記クライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた前記広告コンテンツの詳細をデータベースから取得し、要求元の前記クライアント端末に送信して表示させる手段を有していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子透かしを埋め込んだ広告コンテンツをユーザが所持する携帯電話機やPDA付属のカメラによって読取り、ユーザによって選択された位置に埋め込まれた電子透かしにより識別される商品などの詳細情報をサーバから配信する電子透かし広告コンテンツサービスシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、各種の商品の広告情報を一般ユーザに提供する場合、紙媒体であるチラシに印刷された広告コンテンツ中に、それぞれの商品あるいは商品カテゴリ別のQRコード(2次元バーコード)を印刷し、そのQRコードを携帯電話機等のユーザ端末に付加されたカメラによって読取り、読取ったQRコードをインタネットを介してサーバに送信し、サーバにおいて受信したQRコードに対応する商品の詳細情報(仕様、形状、価格、在庫状況など)をユーザ端末に配信するようにしたものがある。
この種の技術の先行技術文献として下記の特許文献1に開示されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−18724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の先行技術にあっては、紙媒体の広告コンテンツ中にQRコードを印刷する必要があるため、QRコード自体が広告コンテンツのデザイン性を低下させてしまうという問題があった。特に、女性向けのファッション雑誌等に掲載する広告コンテンツにあっては、広告コンテンツ自体に高級感を持たせた雰囲気で作成されるが、如何に高級感を持たせたとしてもQRコードがデザイン性を大きく低下させ、広告効果が期待できなくなり、サーバへのアクセス数がそれほど向上しないという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、広告コンテンツデのデザイン性を低下させることなく広告コンテンツに対するアクセス数を向上させることができる電子透かし広告コンテンツサービスシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子透かし広告コンテンツサービスシステムは、カメラを備えたクライアント端末と、このクライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた広告コンテンツを提供するサーバとから成る広告コンテンツサービスシステムであって、
前記クライアント端末は、広告コンテンツを印刷または表示した媒体に埋め込まれた電子透かし画像を前記カメラで読取って解析し、当該電子透かし画像から電子透かしIDを抽出し、前記サーバに送信する手段を有し、
前記サーバは、前記クライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた前記広告コンテンツの詳細をデータベースから取得し、要求元の前記クライアント端末に送信して表示させる手段を有していることを特徴とする。
また、前記媒体に埋め込む電子透かし画像は、広告コンテンツの詳細毎に一意に定めた電子透かしIDをアイコン画像化したものであることを特徴とする。
また、前記媒体に埋め込む電子透かし画像は、広告コンテンツの詳細毎に一意に定めた電子透かしIDを任意の画像に付加して作成した画像であることを特徴とする。
前記広告コンテンツ中には複数の電子透かし画像が埋め込まれており、前記クライアント端末は利用者によって選択された電子透かし画像の電子透かしIDのみを前記サーバに送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、QRコードに代えて、人間の目では識別不可能な電子透かしを広告コンテンツ中に埋め込み、この電子透かしによって識別される広告コンテンツの詳細をサーバから取得するようにしているため、広告コンテンツデのデザイン性を低下させることなく広告コンテンツに対するアクセス数を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係る広告コンテンツサービスシステムの一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明に係る広告コンテンツサービスシステムにおける電子透かしによる広告コンテンツ利用の処理概要を示す説明図である。
【図3】図1の実施形態における電子透かし画像の作成過程を示すフローチャートである。
【図4】図1の実施形態における電子透かしクライアント端末と電子透かし管理サーバの処理概要を示すフローチャートである。
【図5】図1の実施形態における電子透かしクライアント端末と電子透かし管理サーバの処理概要を示すフローチャートである。
【図6】電子透かし情報管理データの構成例を示す図である。
【図7】電子透かしIDに関連付けられた広告コンテンツのURLリスト情報の例を示す図である。
【図8】電子透かし利用クライアントにおける対話画面の表示内容の例を示す図である。
【図9】電子透かしIDを利用した広告コンテンツへのアクセス情報の収集データの構成例を示す図である。
【図10】電子透かしクライアント端末から広告コンテンツへのアクセス操作状況を記録した操作集計データの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施する場合の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る広告コンテンツサービスシステムの一実施形態を示す全体構成図である。
この実施形態の広告コンテンツサービスシステムは、電子透かし作成クライアント端末10、電子透かし管理サーバ11、広告コンテンツサーバ12、広告コンテンツDB13、広告コンテンツ印刷サーバ14、印刷装置15、電子透かし付きコンテンツ17が印刷された紙媒体16、電子透かし利用クライアント端末18で構成されている。
電子透かし作成クライアント端末10は、電子透かしコンテンツ作成者101が広告コンテンツに埋め込む電子透かし画像を作成するパーソナルコンピュータ等の情報端末であり、電子透かし画像作成部102を使用して電子透かし画像を作成する。作成された電子透かし画像については、一意の電子透かしIDが生成されて電子透かし管理サーバ11で管理される。
【0010】
電子透かし画像の作成方法は、(1)広告コンテンツ画像のノイズ部分に人間の目では識別不可能な透かし情報を埋め込む代入法、(2)広告コンテンツ画像で類似の画像成分が連続する部分に人間の目では識別不可能な透かし情報を埋め込む選択法、(3)広告コンテンツ画像の量子化ノイズ成分に着目し、その量子化ノイズ成分の一部分に人間の目では識別不可能なノイズ成分から構成された透かし情報を埋め込む構成法があるが、本発明ではいずれの作成方法をも採用することができ、電子透かし画像の作成方法は限定しない。
【0011】
電子透かし管理サーバ11は、電子透かし作成クライアント10で作成された電子透かし画像を管理するサーバであり、電子透かし管理部110、アクセス情報収集部112、操作結果集計部114を備えている。
電子透かし管理部110は、電子透かし作成クライアント10で作成された電子透かし画像を電子透かしID毎に、当該電子透かし画像に関連付けられた広告コンテンツのネットワーク上の存在場所を示すURL情報を関連付け、図6に示すような構成で電子透かし情報管理データベース111に格納する。
なお、ここではURL情報はホームページのアドレスやメールアドレス、および任意のアプリケーションを起動するための識別子を示す。要はネットワーク上の特定のコンテンツを利用するための識別子であればよい。
【0012】
図6に示す電子透かし情報管理データは、電子透かし画像600、電子透かしID601と、これに関連付けられたURLリスト情報XML602で構成されている。
URLリスト情報XML602は、図7にその詳細構成を例示しているように、電子透かし画像のID6020、このID6020に対応付けられている広告製品の名前6021、利用者端末の対話画面181に表示される広告製品(または広告商品)毎の電子透かし画像アイコンの表示座標位置情報6022、ネットワーク上の広告コンテンツの存在場所を示すURL6023で構成されている。
【0013】
アクセス情報収集部112は、電子透かしIDに関連付けられた広告コンテンツに対するアクセスが発生するたびに、図9に示すような電子透かしID910、アクセス元の利用者端末の利用者情報912、位置情報913、広告コンテンツの読取り時刻(現在時刻)914から成るアクセス情報911を収集し、アクセス情報収集データベース113に格納する。
操作結果集計部114は、電子透かし利用クライアント端末18において利用者180が電子透かし付きコンテンツ内の任意の広告製品を選択する操作を行ったとき、当該広告製品に対応付けられている電子透かし画像のアイコンが選択されたことを示す電子透かしIDを収集し、図10に示すような構成の操作集計データをデータベース115に格納し、電子透かし付きコンテンツ内の複数の広告製品についていずれが選択されたかを集計するのに役立てる。操作集計データは図10に示したように、操作ID1010、端末利用者情報1011、選択操作が行われたときの操作時刻1012で構成されている。
【0014】
次に、広告コンテンツサーバ12は、電子透かしIDに関連付けられた電子透かし付き広告コンテンツを記憶し、ネットワーク19を通じたクライアント端末18からの要求に応じて、電子透かし付き広告コンテンツのURLで指定された広告コンテンツを広告コンテンツデータベース13から読み出し、クライアント端末18に配信する。
この場合、広告コンテンツデータベース13には、電子透かし付き広告コンテンツと共にアイコン画像化した電子透かしIDが格納されている。
広告コンテンツ印刷サーバ14は、広告コンテンツサーバ12から電子透かし付き広告コンテンツを取得し、チラシや広告雑誌等の紙媒体16に、電子透かし付き広告コンテンツ17を印刷装置15により印刷し、発行するものである。この場合、印刷される電子透かし付き広告コンテンツには、複数の広告製品(商品)に関する広告情報が含まれている。
【0015】
電子透かし利用クライアント端末18は、利用者対話画面181、カメラ装置182、電子透かし解析部183を備え、紙媒体16に印刷された電子透かし付き広告コンテンツ17の画像をカメラ装置182で撮影し、その撮影画像から電子透かし画像を抽出し、図8に示すように、利用者対話画面181中に、電子透かし付き広告コンテンツ17内に埋め込まれた広告製品ごとの電子透かし画像アイコン800を表示し、そのアイコン800が利用者180によって選択されたとき、電子透かし画像アイコン800が選択されたことを示す電子透かしIDを管理サーバ11に送信し、管理サーバ11から電子透かしIDに対応する広告コンテンツの詳細を取得して対話画面181内に表示する。
【0016】
図2は、電子透かしを利用した広告コンテンツの利用の概要を示す図である。
電子透かしコンテンツ利用者180が電子透かし利用クライアント端末18を操作し、電子透かし画像を埋め込んだチラシ等の紙媒体16に印刷された広告コンテンツの画像をカメラ装置182で撮影すると、電子透かし解析部183が解析し、紙媒体16に印刷された広告コンテンツ中から複数の広告製品の電子透かし画像の電子透かしIDを抽出する。そして、利用者対話画面181内に、図8に示したように広告製品毎の電子透かし画像アイコン800を表示する。そこで、その表示されたアイコン800の選択操作を行うと、電子透かし利用クライアント端末18はアイコン800に対応する電子透かしIDを電子透かし管理サーバ11に送信し、電子透かし管理サーバ11から当該電子透かしIDに関連付けられている広告製品の広告コンテンツの詳細情報のURLを取得する。
【0017】
電子透かしコンテンツ利用者180が利用者対話画面181内に表示された広告コンテンツの詳細情報のURLを選択すると、電子透かし利用クライアント端末18はそのURLを広告コンテンツサーバ12に送信し、広告コンテンツサーバ12から前記URLに対応する広告コンテンツの詳細情報を広告コンテンツデータベース13から取得し、要求元のクライアント端末18に返す。
クライアント端末18は要求した広告コンテンツの詳細情報を利用者対話画面181内に表示する。
【0018】
図3は、電子透かし作成クライアント端末10における電子透かし画像の作成過程を示すフローチャートである。
まず、電子透かし作成クライアント端末10は、電子透かし画像の作成に当たり、電子透かしIDの発行を電子透かし管理サーバ11に依頼する(ステップ301)。
これに対し、電子透かし管理サーバ11は、システムで一意な電子透かしIDを発行し、電子透かし情報管理データベース111に格納する(ステップ302)。この後、発行した電子透かしIDを要求元の電子透かし作成クライアント端末10に返信する。
電子透かし作成クライアント端末10は、管理サーバ11から受信した電子透かしIDそのものをアイコン画像化した電子透かし画像を作成する(ステップ303)。
この場合、アイコン画像化した電子透かしIDにはヘッダ情報を付加し、電子透かしIDとその他のIDとを区別可能に構成されている。
【0019】
そして、電子透かしIDに対応する広告コンテンツのネットワーク上の存在場所を示すURLリスト情報XMLを作成し、画像化した電子透かしIDと共に電子透かし管理サーバ11に送信する(ステップ304)。
電子透かし管理サーバ11は、受信した電子透かしIDのアイコン画像とURLリスト情報XMLとを、ステップ302で格納しておいた電子透かしIDに紐付けて電子透かし情報管理データベース111に登録する(ステップ305)。
なお、ここでは電子透かしIDそのものをアイコン画像化した電子透かし画像を作成しているが、作成者が任意に選択した画像に電子透かしIDを付加した画像を作成するように構成してもよい。要は電子透かし画像から電子透かしIDが抽出可能な構成であればよい。
【0020】
図4は、電子透かし利用クライアント端末18と電子透かし管理サーバ11の処理の概要を示すフローチャートである。
電子透かし利用クライアント端末18は、利用者180が電子透かし付き広告コンテンツ17をカメラ装置182で撮影し、撮影画像が入力されたならば、電子透かし解析部183が撮影画像を解析する(ステップ401)。
電子透かし解析部183は、撮影画像中に電子透かし画像が埋め込まれているか否かをヘッダ情報によって解析し、電子透かし画像が埋め込まれていれば、そのIDを取得し(ステップ402)、図7のアクセス情報を作成する(ステップ403)。次に、電子透かし利用クライアント端末18の現在位置情報をGPS衛星からの電波によって算出し、前記アクセス情報に現在時刻914の情報と共に付加する。そして、電子透かしID910、アクセス情報911からなるアクセス情報収集データを作成し、電子透かし管理サーバ11に送信する(ステップ405)。
電子透かし管理サーバ11のアクセス情報収集部112は、受信したアクセス情報をアクセス情報収集データベース113に登録する(ステップ406)。
【0021】
図5は、電子透かし利用者対話画面181における操作に応じた広告コンテンツサーバ12へのアクセス処理を示すフローチャートである。
まず、電子透かし利用クライアント端末18でカメラ装置182により電子透かし付き広告コンテンツ17から電子透かし情報の読取り操作を行うと、電子透かし解析部183がアイコン画像化された電子透かしIDを抽出し、その電子透かしIDを電子透かし管理サーバ11に送信する(ステップ501)。
電子透かしIDを受信した電子透かし管理サーバ11は、電子透かし情報管理データベース111から受信した電子透かしIDに関連付けて登録されているURLリスト情報XML602を取得し、要求元の電子透かし利用クライアント端末18に通知する(ステップ502)。
【0022】
電子透かし利用クライアント端末18は、受信したURLリスト情報XML602を対話画面181に表示する(ステップ503)。
表示されたURLリスト情報XML602の中から利用者180が任意のURLを選択すると、その選択されたURLを電子透かし管理サーバ11および広告コンテンツサーバ12に通知する(ステップ504)。
電子透かし管理サーバ11は、利用者が選択したURLに対応する電子透かしIDを図10に示すような操作集計データと操作集計データベース115に格納する(ステップ507)。なお、図10の操作集計データの構成例では、URLを格納するようになっていない、URLを格納するように構成してもよい。
一方、広告コンテンツサーバ12は、利用者が選択したURLから広告コンテンツの詳細情報を取得し、要求元の電子透かし利用クライアント端末18に送信し、表示させる(ステップ505)。
【0023】
なお、上記実施形態において、電子透かし管理サーバと広告コンテンツサーバとは別々の独立した構成としているが、一体化構成してもよい。これは広告コンテンツ印刷サーバについても同様である。
また、電子透かし付き広告コンテンツは紙媒体に印刷されたものを使用したが、表示装置の画面に表示されるものであってもよい。
【符号の説明】
【0024】
10 電子透かし作成クライアント端末
11 電子透かし管理サーバ
12 広告コンテンツサーバ
13 広告コンテンツデータベース
14 広告コンテンツ印刷サーバ
15 印刷装置
16 紙媒体
17 電子透かし付き広告コンテンツ
18 電子透かし利用クライアント端末
102 電子透かし画像作成部
110 電子透かし管理部
111 電子透かし情報管理データベース
112 アクセス情報収集部
113 アクセス情報収集データベース
114 操作結果集計部
181 利用者対話画面
182 カメラ装置
183 電子透かし解析部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラを備えたクライアント端末と、このクライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた広告コンテンツを提供するサーバとから成る広告コンテンツサービスシステムであって、
前記クライアント端末は、広告コンテンツを印刷または表示した媒体に埋め込まれた電子透かし画像を前記カメラで読取って解析し、当該電子透かし画像から電子透かしIDを抽出し、前記サーバに送信する手段を有し、
前記サーバは、前記クライアント端末から受信した電子透かしIDに関連付けられた前記広告コンテンツの詳細をデータベースから取得し、要求元の前記クライアント端末に送信して表示させる手段を有していることを特徴とする電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項2】
前記媒体に埋め込む電子透かし画像は、広告コンテンツの詳細毎に一意に定めた電子透かしIDをアイコン画像化したものであることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項3】
前記アイコン画像を、前記サーバより受信した広告コンテンツの詳細に基づき、前記クライアント端末が読み取った電子透かし画像に重ね合わせ、前記クライアント端末に表示をさせることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項4】
前記媒体に埋め込む電子透かし画像は、広告コンテンツの詳細毎に一意に定めた電子透かしIDを任意の画像に付加して作成した画像であることを特徴とする請求項1に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項5】
前記広告コンテンツ中には複数の電子透かし画像が埋め込まれており、前記クライアント端末は利用者によって選択された電子透かし画像の電子透かしIDのみを前記サーバに送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項6】
前記電子透かしIDとともに、アクセス元の利用者端末の利用者情報、位置情報、広告コンテンツの読取り時刻から成るアクセス情報を収集し、アクセス情報収集データベースに格納することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。
【請求項7】
前記電子透かし画像のアイコンが選択されたことを示す操作IDを収集し、端末利用者情報、選択操作が行われたときの操作時刻とともに、操作集計データをデータベースに格納することを特徴とする請求項1に記載の電子透かし広告コンテンツサービスシステム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−26848(P2013−26848A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−160110(P2011−160110)
【出願日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000233055)株式会社日立ソリューションズ (1,610)
【Fターム(参考)】