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電気スタンド

【課題】 視認性の高い時計を有する電気スタンドを提供すること。
【解決手段】 電気スタンド1のセード9の内側に配される光源たる蛍光灯11から放射された光Lが通過するように、前記セード9に窓部16を設け、この窓部16に時計19の透過型又は半透過型液晶表示パネル18を設けたことで、前記光Lが、前記時計19の液晶表示パネル18を通過してこの液晶表示パネル18を明るくし、前記時計19の液晶表示パネル18が前記セード9という比較的使用者に近く且つ高い位置に設けられていることと相まって、前記時計19の視認性を高めることができる。また、前記蛍光灯11と液晶表示パネル18の間に、前記窓部16を通過する光Lの量を制限する制限手段たる光スリット24を設けたことで、前記時計19の液晶表示パネル18が明るくなり過ぎず、これによって使用者が眩しさを感じないようにして、前記時計19の視認性をより高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、机上等で用いられる電気スタンドに関するものであり、特に、時計付きの電気スタンドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気スタンドとしては、基部に目覚まし時計(本発明の液晶時計に該当する)が設けられたもの等が知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらの電気スタンドは、電気スタンドに時計を組み込むことで、机上等に置かれる物品を少なくすることができるので、机上等を広く使うことができるものである。
【特許文献1】特開平9−306230号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような電気スタンドにおいては、この電気スタンドの基部が使用者から離れた位置にあるばかりでなく、前記電気スタンドの光源から放射された光が時計に照射されてしまうので、角度によっては、前記光源からの光が時計で反射してしまい、比較的時計が見難いという問題があった。また、前述した電気スタンドでは、机上等に他の物品、例えば本等を置いた場合、置き方によっては時計が見難くなってしまうという問題があった。
【0004】
本発明は以上の問題点を解決し、視認性の高い時計を有する電気スタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1に記載の電気スタンドは、セードと、このセードの内側に配される光源とを有する電気スタンドにおいて、前記セードに窓部を設け、前記光源から放射された光が前記窓部を通過するように前記光源と窓部とを配置すると共に、前記窓部に透過型又は半透過型液晶表示パネルを有する時計を設けたものである。
【0006】
また、本発明の請求項2に記載の電気スタンドは、請求項1において、前記光源と液晶表示パネルの間に、前記窓部を通過する光を制限する制限手段を設けたものである。
【0007】
更に、本発明の請求項3に記載の電気スタンドは、請求項1乃至2において、前記光源と液晶表示パネルの間に、前記光源から放射された光を前記液晶表示パネルに導く導光体を設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の請求項1に記載の電気スタンドは、以上のように構成することにより、前記光源から放射された光が、前記セードの窓部に取り付けられた時計の透過型又は半透過型液晶表示パネルを通過することで、前記光源が前記時計のバックライトの役割を果たし、この時計が前記セードという比較的使用者に近く且つ高い位置に設けられていることと相まって、前記時計の視認性を高めることができる。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載の電気スタンドは、以上のように構成することにより、前記光源から放射されて前記液晶表示パネルを通過する光が前記制限手段によって制限されるので、前記時計が明るくなり過ぎず、これによって使用者が眩しさを感じないようにして、前記時計の視認性をより高めることができる。
【0010】
更に、本発明の請求項3に記載の電気スタンドは、以上のように構成することにより、前記導光体を用いて前記光源から前記窓部、ひいては前記液晶表示パネルまで光を導くことができるので、前記セードにおける前記光源から放射された光が均一に通過しない位置或いは光が直接届かない位置に前記窓部を設けることができ、これによって、前記電気スタンドのデザインの自由度を高めることができるばかりでなく、前記時計の視認性をより高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について、図1及び図2に基づいて説明する。1は電気スタンドである。この電気スタンド1は、厚い平板状の鋼板によって形成された基部2と、この基部2の後方に立設された支柱部3と、この支柱部3の上部に設けられた屈曲部4と、この屈曲部4の先端に設けられた首部5と、この首部5に取り付けられた灯具6とで構成されている。前記支柱部3の内部には、後述する蛍光灯10を点灯させるための図示しない点灯回路が収容されていると共に、前記支柱部3の前方には、前記点灯回路のためのスイッチ7が設けられている。また、前記屈曲部4は、蛇腹体8の内部に図示しないフレキシブルシャフトを内蔵して構成されている。そして、このフレキシブルシャフトが自在に屈曲することで、前記屈曲部4は自在に屈曲する。
【0012】
前記灯具6について詳述する。この灯具6は、下方が開放したセード9と、このセード9に設けられたソケット10に対して着脱自在に取り付けられる光源たる蛍光灯11とを有して構成されている。なお、前記蛍光灯11としては、例えばFPL型の蛍光灯等が用いられる。前記セード9は、下方が開放したセード本体12と、このセード本体12の左端側に設けられると共に前記ソケット10を収容する収容部13とで構成されている。そして、前記収容部13は、前記首部5に対して取り付けられている。また、セード本体12には、反射板14が取り付けられていると共に、この反射板14の下方に、前記蛍光灯11の先端側を保持するための保持金具15が設けられている。更に、前記セード本体12の右端側の前側には、窓部16及び貫通孔17が形成されている。そして、前記窓部16には、透過型又は半透過型の液晶表示パネル18を表示素子として用いた時計19が取り付けられている。また、前記貫通孔17には、前記時計19を操作するための操作部20が取り付けられており、この操作部20を介して、前記時計19の図示しないスイッチが押圧されるように構成されている。更に、前記セード本体12の右端側は、カバー体21によって下方から覆われており、このカバー体21の立壁21Aによって、前記セード本体12における右端側と中央部とが仕切られている。また、前記カバー体21の底壁21Bには、電池蓋22及びスリット23が形成されている。そして、前記電池蓋22を開放することで、電池収容部22Aに図示しない電池が収容されるように構成されている。また、前記スリット23の内側には、前記時計19のアラームを鳴らすための図示しないスピーカーが設けられている。更に、前記カバー体21の立壁21Aには、制限手段たる光スリット24が形成されており、この光スリット24の内側には、前記蛍光灯11から放射された光を前記液晶表示パネル18に導くための導光体25が設けられている。なお、この導光体25は、透明な合成樹脂等によって、前記光スリット24から前記液晶表示パネル18の裏に渡って構成されている。
【0013】
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、使用者は前記電気スタンド1を机上等の任意の位置に置き、図示しない電源プラグを図示しないコンセントに差し込む。そして、前記スイッチ7を操作することで、図示しない点灯回路によって前記ソケット10に接続された蛍光灯11が点灯する。この蛍光灯11が点灯すると、この蛍光灯11から放射された光によって、机上等が照らされる。具体的には、前記蛍光灯11から下方に放射された光によって、机上等が直接照らされると共に、前記蛍光灯11から上方に放射された光が前記反射板14で下方に反射されて机上等が照らされる。
【0014】
また、前記電池収容部22Aに図示しない乾電池を収容し、前記操作部20を操作することで、前記時計19の時刻が合わせられる。そして、この時計19は、他の部位と比較して、使用者との距離が短く且つ前記机上面等からの高さが高い部位である前記セード9に設けられているので、机上等に置かれた物品によって前記時計19が隠されないことと相まって、他の部位、例えば前記基部2等に設けられた場合に比べて視認性を高めることができる。なお、この時計19自体は、前述したように、図示しない乾電池によって作動するものであるので、前記電源プラグがコンセントから抜かれた状態であっても作動し続ける。また、前記操作部20を操作することで、前記時計19はアラーム音を発することができる。このアラーム音は、図示しない前記スピーカーから前記スリット23を経て前記カバー体21の底壁21Bの外部に放出される。
【0015】
そして、前記時計19は、前記蛍光灯11から放射された光Lによって、背後から照らされる。これについて詳述すると、まず、前記蛍光灯11から放射された光のうち、一部の光Lは、前記カバー体21の立壁21Aに形成された前記光スリット24を通過して、前記導光体25に入る。そして、前記光Lは前記導光体25によって導かれて、前記時計19を構成する透過型又は半透過型の液晶表示パネル18の背面側に向かってムラなく放射される。そして、前記液晶表示パネル18の背面側に放射された光Lが、前記液晶表示パネル18を通過するので、前記時計19は背後から光Lによって照らされる。これによって、前記時計19の周囲が暗い状態であっても、時刻を確実に知ることができる。なお、前述したように、前記蛍光灯11から放射された光のうち、一部の光Lが前記光スリット24を通過するので、この光スリット24によって前記導光体25に入る光の量が制限されることになる。このため、前記時計19の液晶表示パネル18が過度に明るくなることがないので、前記蛍光灯11からの光Lによって照らされることで逆に前記時計19の視認性が低下してしまうという問題を解消することができる。また、前記時計19の液晶表示パネル18自体は厚さが薄いものの、前記時計19全体としては、この時計19の図示しないスイッチを操作する操作部20、スピーカー、乾電池を収容する電池収容部22A、及びこれらを接続する配線等が必要なため、前記時計19を設置する前記セード9の部位によっては、このセード9自体が部分的に厚くなってしまう虞がある。このため、現実的には、前記セード9において前記時計19の液晶表示パネル18を設置する部位は、本実施形態のように前記セード本体12の端部或いは収容部13ということになる。このような部位は、前記蛍光灯11からの光が直接届かない、或いは前記蛍光灯11から放射された光が均一に通過しない部位であるといえる。しかしながら、前記液晶表示パネル18は、前記導光体25によって導かれた光Lによって背後から照らされるので、前記セード9における前記蛍光灯11からの光が直接届かない部位、或いは前記蛍光灯11から放射された光が均一に通過しない部位に前記窓部16を設けたとしても、この窓部16まで前記導光体25によって導かれた光Lで均一に照らされる。これによって、前記電気スタンド1のデザインの自由度を高めることができるばかりでなく、前記時計19を均一に照らすことで視認性をより高めることができる。
【0016】
以上のように本発明は、電気スタンド1のセード9の内側に配される光源たる蛍光灯11から放射された光Lが通過するように、前記セード9に窓部16を設け、この窓部16に時計19の透過型又は半透過型液晶表示パネル18を設けたことで、前記光Lが、前記時計19の液晶表示パネル18を通過してこの液晶表示パネル18を明るくし、前記時計19の液晶表示パネル18が前記セード9という比較的使用者に近く且つ高い位置に設けられていることと相まって、前記時計19の視認性を高めることができるものである。
【0017】
また本発明は、前記蛍光灯11と液晶表示パネル18の間に、前記窓部16を通過する光Lの量を制限する制限手段たる光スリット24を設けたことで、前記時計19の液晶表示パネル18が明るくなり過ぎず、これによって使用者が眩しさを感じないようにして、前記時計19の視認性をより高めることができるものである。
【0018】
更に本発明は、前記蛍光灯11と液晶表示パネル18の間に、前記蛍光灯11から放射された光Lを前記液晶表示パネル18に導く導光体25を設けたことで、前記セード9における前記光Lが均一に通過しない位置、或いは前記光Lが直接届かない位置に前記窓部16を設けることができ、これによって、前記電気スタンド1のデザインの自由度を高めることができるばかりでなく、前記液晶表示パネル18の明るさをほぼ均一にして、前記時計19の視認性をより高めることができるものである。
【0019】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、前記窓部は、前記光源からの光が直接或いは導光体を介して届く部位であれば、前記セードの任意の部位に設けることが可能である。また、上記実施形態では、制限手段として光スリットを用いたが、これ以外の手段、例えば光フィルター等を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の一実施例を示す電気スタンドの外観図であり、(a)は正面図、(b)は灯具を下方から見た図である。
【図2】同上、光源と液晶表示パネルの関係を表す簡略化した説明図である。
【符号の説明】
【0021】
1 電気スタンド
9 セード
11 蛍光灯(光源)
16 窓部
18 液晶表示パネル
19 時計
24 スリット(制限手段)
25 導光体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セードと、このセードの内側に配される光源とを有する電気スタンドにおいて、
前記セードに窓部を設け、前記光源から放射された光が前記窓部を通過するように前記光源と窓部とを配置すると共に、前記窓部に透過型又は半透過型液晶表示パネルを有する時計を設けたことを特徴とする電気スタンド。
【請求項2】
前記光源と液晶表示パネルの間に、前記窓部を通過する光を制限する制限手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気スタンド。
【請求項3】
前記光源と液晶表示パネルの間に、前記光源から放射された光を前記液晶表示パネルに導く導光体を設けたことを特徴とする請求項1乃至2記載の電気スタンド。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−120580(P2006−120580A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−310040(P2004−310040)
【出願日】平成16年10月25日(2004.10.25)
【出願人】(000109325)ツインバード工業株式会社 (176)
【Fターム(参考)】