説明

電気光学装置及び電子機器

【課題】FPCの折り返し構造において、FPCの弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくでき、しかも基板エッジでFPCの配線パターンが断線する虞がない構造を備えた電気光学装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】一端部が素子基板1の一方の面に圧着接続されたFPC3を、前記素子基板1の端面で折り返すように折り曲げ、そのFPC3の折り返し部分を前記素子基板1のもう一方の面に固定する折り返し構造を有した電気光学装置おいて、前記FPC3の折り曲げ部と前記素子基板1の端面の間に接着剤5を配置し、折り返された該FPC3が前記素子基板1の端面に沿って密接して固定されるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電気光学装置及び電子機器に関し、特にガラス基板等に回路素子や配線パターンを形成してなる素子基板の一面にフレキシブルプリント基板の一端部を圧着接続し、素子基板の端面で折り返すように折り曲げ、フレキシブルプリント基板の折り返された他端側を素子基板の他面に固着するようにした電気光学装置及びこれを用いた電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示装置等においては、表示パネル部から延出した素子基板に導き出された配線パターンの電極部に、帯状のフレキシブルプリント基板の配線パターンの一端側の電極部を接続し、このフレキシブルプリント基板の他端側を他の電子部品に接続することが行なわれている。
【0003】
このように表示パネル部から導き出された配線パターンの電極部に一端側が接続したフレキシブルプリント基板は、表示パネル部から延出するように設けられるため、この延出部分を表示パネル部の素子基板の裏面側に折り返すことで、コンパクトに配置する構成が採られている。
【0004】
従来の液晶表示器等におけるフレキシブルプリント基板の折り返し構造としては、折り返したフレキシブルプリント基板に両面テープを付けて固定したり、或いは、特許文献1に示すように折り曲げたフレキシブルプリント基板をその折り曲げ部分に対応した素子基板の端部に金属製の略コ字状の圧接バネにて挟み込むことが行われていた。
【特許文献1】特開平8−273720号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、一般にフレキシブルプリント基板はポリイミドで形成されていて、塑性変形しないが弾性変形するので、折り曲げ部分に元に戻ろうとする弾性力が働き、折り曲げ部分の曲げRが大きくなったり、或いは、特許文献1のように圧接バネで折り曲げ部分を抑え込む構造では、圧接バネの分だけ厚みが出たり、金属製の圧接バネにて強制的に固定するために折り曲げ部分に対応する素子基板の端面のエッジ部でフレキシブルプリント基板の配線パターンが断線する虞も生ずる。
【0006】
そこで、本発明は上記の問題に鑑み、フレキシブルプリント基板の折り返し構造において、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくでき、しかも基板エッジでフレキシブルプリント基板の配線パターンが断線する虞がない電気光学装置及び電子機器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による電気光学装置は、一端部が素子基板の一方の面に圧着接続されたフレキシブルプリント基板を、前記素子基板の端面で折り返すように折り曲げ、そのフレキシブルプリント基板の折り返された他端側を前記素子基板のもう一方の面に固定するようにした電気光学装置おいて、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部と前記素子基板の端面の間に接着剤を配置し、折り返された該フレキシブルプリント基板が前記素子基板の端面に沿って密接に固定されるようにしたものである。
【0008】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接できるので、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくコンパクトにすることができる。
【0009】
本発明の上記電気光学装置において、前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面及び該端面の少なくとも一方のエッジ部を覆うように塗布されたものであることを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接できるので、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくでき、しかも基板エッジでフレキシブルプリント基板の配線パターンが断線する虞をなくすことができる。
【0011】
本発明の上記電気光学装置において、前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面の少なくとも一部に塗布されたものであることを特徴とする。
【0012】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接できるので、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくコンパクトにすることができる。
【0013】
本発明の上記電気光学装置において、前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の前記素子基板の端面に対応する折り曲げ部内面に塗布されたものであることを特徴とする。
【0014】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接できるので、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくコンパクトにすることができる。
【0015】
本発明の上記電気光学装置において、前記フレキシブルプリント基板の一端部は前記素子基板の一方の面に異方導電性接着剤にて熱圧着され、前記フレキシブルプリント基板の他端側は前記素子基板のもう一方の面に粘着材にて粘着されることを特徴とする。
【0016】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接でき、しかも折り返された部分が素子基板に沿って固定されるので、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくコンパクトにすることができる。
【0017】
本発明の上記電気光学装置において、前記フレキシブルプリント基板の一端部を前記素子基板の一方の面に接着するために異方導電性接着剤を使用し、前記素子基板の表面上における該異方導電性接着剤の貼付位置を該素子基板の端面より若干基板内部側にずらした位置とし、前記接着剤を、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面及び該端面の両方のエッジ部を覆うように塗布することを特徴とする。
【0018】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分が素子基板の端面に密接でき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくできる一方、基板端面の両方のエッジ部を覆うように接着剤を塗布するので、基板端面の両方のエッジでフレキシブルプリント基板の配線パターンが断線する虞をなくすことができる。
【0019】
本発明による電子機器は、上記のいずれかに記載の電気光学装置を表示手段として備えることを特徴とする。
【0020】
このような構成によれば、フレキシブルプリント基板の弾性力による反発を少なくでき、曲げRを小さくして、表示パネルモジュールのサイズを小さくでき、しかも基板エッジでフレキシブルプリント基板の配線パターンが断線する虞をなくした表示手段を備えた電子機器を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0022】
図1は本発明の実施例1の電気光学装置の側面図を示している。この実施例1では、電気光学装置の例として液晶表示装置について説明する。
【0023】
図1において、液晶表示装置10は、薄膜トランジスタ(以下、TFT)が少なくとも画素数分形成され、該TFTのゲート配線やソース配線が形成され、さらにゲートドライバやソースドライバが配置さた素子基板1と、素子基板1に対向して液晶材料を挟持する対向基板2と、素子基板1の端子電極部と電気的に接続したフレキシブルプリント基板(以下、FPC)3と、を備えている。素子基板1と対向基板2とで表示パネル基板を構成する。尚、液晶表示装置10は薄膜ダイオード(TFD)を用いたアクティブタイプ、若しくSTNといったパッシブタイプでも良い。
【0024】
このような表示パネル基板では、素子基板1と対向基板2とが重なり合う領域のほかに、素子基板1と対向基板2が重なり合わない素子基板上の張出し領域がある。この素子基板上の張出し領域には、TFTの配線パターンの端子電極部が形成されている。
【0025】
FPC3の一端は素子基板1上の端子電極部(図示せず)に異方導電性接着剤(以下、ACF)4を用いて圧着接続され、FPC3は前記素子基板1の端面で基板1の裏面側へ折り返されて折り曲げられている。そのFPC3の折り返しの際には、前記素子基板1の端面とこれに対応するFPC3の折り曲げ部の間に接着剤5を配置し、該FPC3の折り返された他端側を前記素子基板1に沿うように密接に配置して、FPC3の他端側を両面テープ等の粘着剤6にて素子基板1の裏面側に固定するようにしている。
【0026】
素子基板1の端面に配置する基板端面固定用の接着剤5としては、例えばセメダイン製瞬間接着剤3000シリーズなどがある。また、FPCの端部側固定用の粘着剤6としては、例えば住友3M製両面テープ9313などがある。
【0027】
以上のように素子基板1とその対向基板2からなる表示パネル基板を備え、素子基板1の端子電極部にFPC3の電極部を導電接続し且つ該FPC3を素子基板1の裏面側に折り返して固定するようにした液晶表示装置10は、電子機器の筐体の一部を構成する支持部材7に支持されるようになっている。電子機器としては、携帯電話機などがある。
【0028】
図2は素子基板1の端面に配置される接着剤5の塗布例を拡大して示している。
【0029】
図2において、(a)は素子基板1の端面全体に接着剤5を塗布した例、(b)は素子基板1の端面の図示上下のエッジ部付近を除く端面の一部分に接着剤5を塗布した例、(c)は素子基板1の端面全体及び図示上下のエッジ部付近をも覆うように接着剤5を塗布した例、(d)は素子基板1の端面における、図示上下のエッジ部付近のうちFPC3の電極部側の一方のエッジ部付近を除いた端面全体及びもう一方のエッジ部付近を覆うように接着剤5を塗布した例、(e)は素子基板1の端面に対応するFPC3の内面に接着剤5を塗布した例をそれぞれ示している。
【0030】
図2(c)及び(d)による接着剤の塗布例は、図1のようにFPC3を素子基板1の端面で折り曲げて配置したときに基板のエッジ部でFPC3の配線が断線する虞を防ぐのに有効に作用することができる。
【0031】
図3は素子基板1の端子電極部とFPC3の電極部とをACFを用いて導電接続した状態を拡大して示している。
【0032】
素子基板1の端部表面の端子電極部8に対してシート状のACF4を貼り付け、その上にFPC3の配線パターンの電極部9を配置し、熱圧着することで、電極部8,9間が接着かつ電気的に導通される。素子基板1の端部表面のエッジ部直前位置までACF4を貼り付け、FPC3を重ねて、熱圧着すると、図示のようにACF4の中の接着剤成分が若干裾を引いたようにFPC3の面上に広がる。従って、素子基板1の表面上におけるACF4の貼り付け位置を若干図示左方向にずらせば、図2(c)の接着剤5の塗布例を実施したとしても図2(c)における接着剤5がACF接着剤成分と重なるようなことも生じない。
【0033】
図4は本発明実施例による効果を説明する側面図を示している。図4において、(a)は素子基板1の端面に接着剤5を配置して接着を行った本発明実施例を示している。(b)は従来技術を示している。
【0034】
素子基板1の厚みL1は0.4〜0.55mmに対して、従来技術では、FPC3の折り曲げ部分の出っ張りL2(図4(b)参照)は1〜2mmとなっていた。これに対して本発明実施例によれば、素子基板1の端面とFPC3の対応部分の間に接着剤5を配置して接着したことにより、図4(a)に示すようにFPC3の折り曲げ部分の出っ張りを潰すことができ、出っ張りL2を0.5mm以下に抑えることができる。
【0035】
図5は本発明の実施例1の液晶表示装置10の模式的な平面図を示している。図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0036】
図5において、液晶表示装置10は、TFTが少なくとも画素数分形成された素子基板1と、素子基板1に対向して配置された対向基板2と、素子基板1の張出し部1aの配線と電気的に接続したFPC3と、を備えている。素子基板1と対向基板2とは表示パネル基板を構成する。
【0037】
素子基板1は、ガラス等の絶縁性部材で形成された透明基板を備え、TFT(図示せず)や該TFTのゲート配線G及びソース配線S,S’が形成され、さらにゲートドライバ11及びソースドライバ12が配置されている。
【0038】
対向基板2は、素子基板1と対向して液晶材料を挟持するものである。対向基板2は素子基板1の全面と対面しておらず、素子基板1の一部は、対向基板2から張り出して張出し部1aを形成している。
【0039】
本実施例では、上記ゲートドライバ11は素子基板1に作り込まれている例を示している。ゲートドライバ11の入力側のゲート配線Gは走査制御信号入力用配線のほかにゲートドライバ11に電源電圧を供給する電源入力用配線を含んでいる。また、上記ソースドライバ12はドライブ用ICチップで構成され、該ICチップの底面側の図示しない入力側電極,出力側電極をACF(異方導電性接着剤)を用いてソース配線の入力側配線S’,出力側配線Sにそれぞれ接続固定している。ソース配線S’はソースドライバ12の入力側の配線であって映像信号入力用配線のほかにソースドライバ12に電源電圧を供給する電源入力用配線を含んでいる。ソース配線Sはソースドライバ12の出力側の配線であって表示領域1bの複数の液晶画素それぞれを駆動する各TFT(図示せず)のソースに駆動信号を供給する信号線を形成している。
【0040】
素子基板1は、図示しないTFTやゲートドライバ11及びそのゲート配線が形成され、対向基板2に対面する表示領域1bと、FPC3の配線の電極部と電気的に接続する端子電極部8やソースドライバ12及びそのソース配線S’,Sが形成された張出し部1aとの、2つの領域を有している。
【0041】
素子基板1の一部を構成する張出し部1aには、その表面に端子電極部8やソースドライバ12が配設され、内部にゲート線Gとソースドライバ12の入出力配線を構成するソース線S’,Sが形成されている。
【0042】
図6は液晶表示装置10を用いた電子機器の外観図を示している。
【0043】
図6(a)は、携帯電話機21であり、その前面上方に表示部として液晶表示装置10を備えている。図6(b)は、腕時計22であり、本体の前面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設けられている。図6(c)は、携帯情報機器23であり、液晶表示装置10からなる表示部と入力部24とを備えている。これらの電子機器は、液晶表示装置10の他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生成部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報機器の場合にあっては入力部24から入力された情報等に基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供給されることによって表示画像が形成される。
【0044】
なお、本実施形態の液晶表示装置10が組み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、および携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手帳、電卓、POS端末、ミニディスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、液晶表示装置に限定されず、EL装置、プラズマディスプレイ装置等の電気光学物質を用いた電気光学装置及びこれを用いた電子機器に広く応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施例1の電気光学装置の側面図。
【図2】素子基板の端面とFPC間に配置される接着剤の塗布例を拡大して示す側面図。
【図3】素子基板の端子電極部とFPCの電極部とを導電接続した状態をを拡大して示す側面図。
【図4】本発明実施例による効果を説明する側面図。
【図5】本発明の実施例1の電気光学装置の模式的な平面図。
【図6】本発明実施例の液晶表示装置を用いた電子機器の外観図。
【符号の説明】
【0047】
1…素子基板、2…対向基板、3…FPC、4…異方導電性接着剤(ACF)、5…接着剤、6…粘着剤。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端部が素子基板の一方の面に圧着接続されたフレキシブルプリント基板を、前記素子基板の端面で折り返すように折り曲げ、そのフレキシブルプリント基板の折り返された他端側を前記素子基板のもう一方の面に固定するようにした電気光学装置おいて、
前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部と前記素子基板の端面の間に接着剤を配置し、折り返された該フレキシブルプリント基板が前記素子基板の端面に沿って密接して固定されるようにしたことを特徴とする電気光学装置。
【請求項2】
前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面及び該端面の少なくとも一方のエッジ部を覆うように塗布されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面の少なくとも一部に塗布されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記接着剤は、前記フレキシブルプリント基板の前記素子基板の端面に対応する折り曲げ部内面に塗布されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
前記フレキシブルプリント基板の一端部は前記素子基板の一方の面に異方導電性接着剤にて熱圧着され、前記フレキシブルプリント基板の他端側は前記素子基板のもう一方の面に粘着材にて粘着されることを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
【請求項6】
前記フレキシブルプリント基板の一端部を前記素子基板の一方の面に接着するために異方導電性接着剤を使用し、前記素子基板の表面上における該異方導電性接着剤の貼付位置を該素子基板の端面より若干基板内部側にずらした位置とし、前記接着剤を、前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部に対応する前記素子基板の端面及び該端面の両方のエッジ部を覆うように塗布することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれかに記載の電気光学装置を表示手段として備えることを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−78622(P2006−78622A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−260553(P2004−260553)
【出願日】平成16年9月8日(2004.9.8)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】