説明

電気掃除機

【課題】電気掃除機において、細部の掃除中に隙間ノズルを持ち替える必要が無く、また隙間ノズル使用中にホ−スを引っ張っても、本体が容易に転倒しないこと。
【解決手段】電動送風機3を内部に収納し吸込具2上方で回動可能に軸支された本体4と、前記本体4と着脱自在に設けられ先端部に中空吸引部16を有するハンドル5と、前記電動送風機3の吸引力を前記ハンドル5先端の中空吸引部16に伝達するホース6と、前記吸込具2裏面に回転可能に軸支されたローラー9、10とを備え、前記本体4の重心をその回動中心より前方に構成としたことにより、本体4を吸込具2前方向に回動させ、本体4からハンドル5を外して、ハンドル5先端の中空吸引部16より塵埃をすぐに吸引でき、ハンドル5を持つ以外の手で本体4を支える必要もなく、本体4がそのまま転倒することもない、使い勝手のよい電気掃除機を提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭で使用される電気掃除機に関するもので、特に本体移動時の使用性向上に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気掃除機は、図9に示す様に、床面を掃除するときには、吸込具より塵埃を吸引し、敷居・家具の隙間等を掃除するときには、付属する隙間ノズルより塵埃を吸引するものが多かった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図において、電動送風機と集塵室を内臓し接続口14を下方に設けた本体15と、接続口14に屈曲可能に接続される吸込具16と、本体15上方に取着したハンドル17と、接続口14と集塵室を連通するホ−ス18を備えた接続管19と、接続管19の一端に接続する隙間ノズル20が設けられている。
【0004】
上記構成による、作用は以下の通りである。
【0005】
床面を掃除するときには、吸込具16を掃除面上に置いた状態でハンドル17を持ち、吸込具16より吸引した塵埃を、ホ−ス18を介して集塵室まで搬送し、敷居・家具の隙間等を掃除するときには、隙間ノズル20に接続管19を接続し、隙間ノズル20を手に持った状態でその先端より塵埃を吸引し、ホ−ス18を介して集塵室まで搬送する構造になっていた。
【特許文献1】特許第3498500号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら前記従来の電気掃除機においては、接続口14に設けた吸込具16は自由に屈曲可能に構成されており、またハンドル17までを含めた全高が比較的高いため、吸込具16を床面に置いて本体15を立てたとき、本体15全体の重心点が吸込具16の屈曲点の高方に略近くなり、本体15に少しの力を加えただけで後ろ方向に屈曲し、転倒しやすい特徴を持っており、家具の隙間等を吸引したいとき等は、隙間ノズル20を片手に持ち、もう片方の手でハンドル17を持ち、その結果両方手が塞がってしまい、掃除する部分に障害物等があったときには、いちいち隙間ノズル20を離してそれを退ける必要があり、大変手間がかかる等の問題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するもので、細部の掃除中に隙間ノズルを持ち替える必要が無く、非常に使いやすい電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記従来の課題を解決するために本発明の電気掃除機は、吸込口を有する吸込具と、電動送風機を内部に収納するとともに前記吸込具上方で回動可能に軸支された本体と、前記本体に着脱自在に設けられるとともに先端部に中空吸引部を有するハンドルと、前記電動送風機の吸引力を前記中空吸引部に伝達するホースと、前記吸込具裏面に回転可能に軸支されたローラーとを設け、前記本体の重心点は当該本体の回動中心より前方に構成したものであり、床面を掃除中に家具の隙間等を掃除しようとしたとき、ハンドルを本体から外すだけで先端の中空吸引部より塵埃をすぐに吸引できるものであり、またハンドルを持つ以外の手で本体を支えることなく、本体が後方に回動しそのまま転倒してしまうこともないため、掃除面の障害物を簡単に移動させることができ、そのままホースを引張ったときにも、本体が後方に回動しそのまま転倒することなく、電気掃除機が作業者について移動することができ、あたかも床移動型の電気掃除機の様にも使用することができ、非常に使い易いものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の電気掃除機は、床面の掃除作業中に家具の隙間等の狭い部分を掃除する必要が生じたとき、ハンドルを本体から外すだけで先端の中空吸引部より塵埃をすぐに吸引でき、ハンドルを持つ以外の手で本体を支えることなく、本体が後方に回動しそのまま転倒しないため、掃除面の障害物を簡単に移動させることができ、そのままホースを引張っても、本体が後方に回動して転倒することがないため、電気掃除機が作業者について移動し、あたかも床移動型の電気掃除機の様にも使用することができ、非常に使い易い電気掃除機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
第1の発明は、吸込口を有する吸込具と、電動送風機を内部に収納するとともに前記吸込具上方で回動可能に軸支された本体と、前記本体に着脱自在に設けられるとともに先端部に中空吸引部を有するハンドルと、前記電動送風機の吸引力を前記中空吸引部に伝達するホースと、前記吸込具裏面に回転可能に軸支されたローラーとを設け、前記本体の重心点は当該本体の回動中心より前方に構成したものであり、床面を掃除中に家具の隙間等を掃除しようとしたとき、ハンドルを本体から外すだけで先端の中空吸引部より塵埃をすぐに吸引できるものであり、ハンドルを持つ以外の手で本体を支えることなく、本体が後方に回動しそのまま転倒してしまうこともないため、掃除面の障害物を簡単に移動させることが可能であり、そのままホースを引っ張ったときにも、本体が後方に回動しそのまま転倒することなく、電気掃除機が作業者について移動することができ、あたかも床移動型の電気掃除機の様にも使用することができ、非常に使い易い。
【0011】
第2の発明は、ホースは本体重心点より下方の吸込具後方近傍より突出し、ハンドルへと連通するものであり、家具の隙間等を掃除しようとしたときには、ハンドルを本体から外して引っ張り、ホースに張力が働いた状態で先端の中空吸引部より塵埃を吸引するが、ホースは本体重心点より下方の吸込具後方近傍より突出しているため、本体の下方にホースからの張力が伝達されることとなり、本体を吸込具後方に回動させようとする力が働きにくく、本体が後方に転倒することもないため、より安定して掃除作業が行なえる。
【0012】
第3の発明は、本体を吸込具前方に回動したとき、本体の後方への回動を規制する回動規制手段を設けたものであり、家具の隙間等を掃除しようとしたときには、ハンドルを本体から外して引っ張り、ホースに張力が働いた状態で先端の中空吸引部より塵埃を吸引するが、本体の後方への回動を規制する回動規制手段を設けたため、本体が後方に転倒することもなく、より安定して掃除作業が行なえる。
【0013】
第4の発明は、本体からハンドルを抜いたとき、吸込具内の吸込口への吸引力供給を停止するものであり、床面を掃除中に家具の隙間等を掃除しようとしたとき、ハンドルを本体から外すだけで吸込具内の吸込口への吸引力供給を停止され、電動送風機で発生させた吸引力を全てホ−スを介してハンドルへと伝えることができ、先端の中空吸引部より強力に塵埃を吸引できるものであり、家具の隙間の奥等の塵埃が非常に吸引しやすい。
【0014】
第5の発明は、本体からハンドルを抜いたとき、吸込具内の吸込口へ供給する吸引力と、ハンドルへ供給する吸引力の比率を調整する吸引力調整手段を設けたものであり、この吸引力調整手段を調整することで、電動送風機で発生させた吸引力を全てホ−スを介してハンドルへと伝え、強力に家具の隙間の奥等の塵埃を吸引したり、また電動送風機で発生させた吸引力を全て吸込具の吸込口に伝えることで、例えばハンドルを引っ張りながら吸込口より床面の塵埃を吸引したり、また双方に吸引力を分配することで、家具の隙間と床面を同時に掃除したりすることができ、使用形態を増すことができるため、非常に使いやすい。
【0015】
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態を、図を用いて説明する。
【0016】
図1〜図4は本発明の実施の形態1における電気掃除機の断面図を示すものである。図1〜図4において、電気掃除機1は、塵埃を吸引する吸込具2及び電動送風機3を収納した本体4、及び前記本体4に抜差し可能に設けられたハンドル5、さらに前記ハンドル5に、前記電動送風機3で発生した吸引力を伝達する伸縮可能なホース6で構成されている。
【0017】
前記吸込具2は、その裏面前方に構成された吸込口7と、前記吸込口7より吸引した塵埃をためる集塵室8から構成されており、前記吸込口7近傍には、床面を移動するための複数の前ローラー9が回転可能に軸支され、さらにその後方のハンドル5接合部直下近傍では、一輪の後ローラー10が、軸支手段11との間に隙間を設けた状態で、回転可能に軸支され、前記後ローラー10上方に構成した回動軸12を回動中心として、本体4が前記吸込具2の前後方向に回動可能に軸支されている。
【0018】
前記本体4内には、塵埃を吸引する吸引力を発生させる電動送風機3、及び前記電動送風機3に電流を供給するコードリール13が収納されており、さらにその上方に構成したハンドル収納部14には、ハンドル5が抜挿し可能に設けられている。
【0019】
前記ハンドル5は、上方に把手部15を設け、先端部が中空の中空吸引部16を構成し、その先端の小型吸込口17から吸引した塵埃を、中空吸引部16、吸込具2へと連通するホース6を通じ、集塵室8に捕集する様、各々連通して構成されている。
【0020】
前記本体4を前記吸込具2前方に回動させたとき、内部の電動送風機3及びコードリール13が回動軸12よりも前方に位置されるため、即ち本体4全体の重心点が回動軸12よりも前方に構成されることとなる。
【0021】
さらに前記本体4前方には凹部を形成した引掛り具18、吸込具2上方には凸部を形成した引掛け具19が構成されており、本体4が前方に回動し、前記引掛け具19が前記引掛り具18に係止したとき、前記本体4が容易に後方に回動することを規制する。
【0022】
前記ハンドル5を前記ハンドル収納部14に挿入したとき、中空吸引部16の先端がスイッチ20を附勢し、このとき吸込具2の吸込口7に設けた電磁弁21を開放するように制御し、前記ハンドル5を前記ハンドル収納部14から抜いたとき、前記スイッチ20への附勢が解除され、電磁弁21を閉鎖するように制御するため、前記吸込口7からの吸引力を停止するように構成されている。
【0023】
以上のように構成された電気掃除機において、以下その動作、作用を説明する。
【0024】
床面を掃除するときには、ハンドル5を持ち、後方に回動させた状態で使用するが、このとき吸込具2を横方向にずらしながら前後移動させるが、ハンドル5を押す力が後ローラー10一輪にかかり、後ローラー10と掃除面が接触する微小面を回転中心として容易に吸込具2の方向転換ができると共に、後ローラー10がその軸支手段11の間に設けた隙間を移動するため軽く方向転換でき、簡単に吸込具2の進行方向を変えることができ、より簡単に掃除作業が行えるものであり、床面を掃除中に家具の隙間等を掃除しようとしたときには、ハンドル5を本体4から外すことで先端の中空吸引部16より塵埃を強力にすぐに吸引でき、ハンドル5を持つ以外の手で本体4が傾くのを支えることなく、本体4が後方に回動しそのまま転倒してしまうこともないため、掃除面の障害物を簡単に移動させることが可能であり、そのままホース6を引っ張ったときにも、本体4が後方に回動しそのまま転倒せず、電気掃除機1が作業者について移動することができ、あたかも床移動型の電気掃除機1の様にも使用することができ、非常に使い易いものである。またこのとき、ホース6は本体4下方の吸込具2後方近傍より突出しているため、本体4の下方にホース6からの張力が伝達され、本体4を吸込具2後方に回動させようとする力が働きにくく、本体4が後方に転倒することもないため、より安定して掃除作業が行なえる。さらにこのとき、本体4の後方への回動を規制するため、引掛け具19を引掛り具18に係止させ、前記本体4が容易に後方に回動しないようにしたため、ホース6を急に引張った場合においても安定して電気掃除機1の移動が行え、使いやすい。また本体4からハンドル5を抜いたとき、吸込具2内の吸込口7への吸引力供給を自動的に停止することにより、床面を掃除中に突然家具の隙間等を掃除しようとしたとき、電動送風機3で発生させた吸引力を全てホ−ス6を介して中空吸引部16先端の小型吸込口17へと伝えることができ、先端の中空吸引部16より強力に塵埃を吸引でき、吸引力が弱くてイライラすることもなく、即座に掃除ができる。
【0025】
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態を、図5〜図8を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成部品には同一符号を付与し、その説明を省略する。
【0026】
図5〜図8は本発明の実施の形態2における断面図であり、ハンドル5に、吸込具2内の吸込口7へ供給する吸引力と、ハンドル5へ供給する吸引力の比率を調整するバルブ部22が構成されている。前記バルブ部22は、操作部23を有する回転軸24がハンドル5を貫通して回転可能に軸支され、前記ハンドル5内の回転軸24に、羽根25が設けられている。前記羽根25をハンドル5と平行になるように回転軸24を回転させたとき、ハンドル5先端の小型吸込口17から吸引する吸引力は最大となり、吸込具2の吸込口7から吸引する吸引力が最小となる。また前記羽根25をハンドル5と垂直になるように回転軸24を回転させたとき、ハンドル5先端の小型吸込口17から吸引する吸引力は最小となり、吸込具2の吸込口7から吸引する吸引力が最大となる。さらにハンドル5内部には、モ−タ−26とファン27からなる吸引手段28が設けられ、前記ファン27が回転することによる働きで吸引力を補助する構成となっている。
【0027】
またハンドル5接合部直下近傍では、一輪の後ローラー10が、吸込具2の左右方向にも回転できるように軸支されていると共に、吸込口7との間に吸引力を伝達する溝状の吸込通路29が構成されている。
【0028】
以上のように構成された電気掃除機1において、以下その動作、作用を説明する。
【0029】
床面を掃除するときには、ハンドル5を持ち、後方に回動させた状態で使用するが、このとき吸込具2を横方向にずらしながら前後移動させるが、ハンドル5を押す力が後ローラー10一輪にかかり、後ローラー10が吸込具2の左右方向に回転するため、容易に吸込具2の方向転換ができ、より軽い力で簡単に掃除作業が行える。
【0030】
床面を掃除中に家具の隙間等を掃除しようとしたときには、ハンドル5を本体4から外すことで先端の中空吸引部16より塵埃をすぐに吸引でき、ハンドル5を持つ以外の手で本体4が傾くのを支えることなく、本体4が後方に回動しそのまま転倒してしまうこともないため、掃除面の障害物を簡単に移動させることが可能であり、ハンドル5手元の操作部23を回転させるだけで吸引力の調整が簡単に行え、いちいち操作するためにハンドル5を離す等の作業を必要とせず、操作部23を回転させることで容易に吸引力が調整でき、例えばハンドル5を引っ張りながら吸込口7より床面の塵埃を吸引したり、また双方に吸引力を分配することで、家具の隙間と床面を同時に掃除したりすることができ、使用形態を増すことができるため、非常に使いやすい。
【0031】
またハンドル5に中空吸引部16からの吸引力を補助する、モ−タ−26とファン27からなる吸引手段28を設けたため、ホース6・ハンドル5の距離が長いための圧力損失分を補助し、中空吸引部16での吸込力低下を防止することができ、強力に家具の隙間の奥等の塵埃を吸引することができるため、素早く掃除を行うことができる。
【0032】
さらに吸引力を吸込口7と中空吸引部16に分配し、電気掃除機1を移動させながら掃除面の塵埃を吸引するときにも、吸込具2裏面の吸込口7と後ローラー10の間に吸込通路29を設けたため、後ローラー10と軸支手段11の間に塵埃が付着することなく、後ローラー10の回転ロックのために床面を摩擦し、床面に傷を付けてしまうこともないため、非常に安心して使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
以上のように、本発明にかかる電気掃除機によれば、簡単な操作で使用用途が多く、また安心して使える、使い易い電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の断面図
【図2】同電気掃除機の後部から見た断面図
【図3】同電気掃除機の要部を示す断面図
【図4】同電気掃除機の底部から見た詳細図
【図5】本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の底部から見た詳細図
【図6】同電気掃除機の断面図
【図7】同電気掃除機のバルブ部を示す断面図
【図8】同電気掃除機の吸引手段を示す断面図
【図9】従来の電気掃除機の外観図
【符号の説明】
【0035】
1 電気掃除機
2 吸込具
3 電動送風機
4 本体
5 ハンドル
6 ホース
7 吸込口
9 前ローラー
10 後ローラー
11 軸支手段
12 回動軸
16 中空吸引部
18 引掛り具
19 引掛け具
22 バルブ部
28 吸引手段
29 吸込通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸込口を有する吸込具と、電動送風機を内部に収納し前記吸込具上方で回動可能に軸支された本体と、前記本体と着脱自在に設けられ先端部に中空吸引部を有するハンドルと、前記電動送風機の吸引力を前記中空吸引部に伝達するホースと、前記吸込具裏面に回転可能に軸支されたローラーとを備え、前記本体の重心を当該本体の回動中心より前方に構成した電気掃除機。
【請求項2】
ホースは本体重心点より下方の吸込具後方近傍より突出し、ハンドルへと連通する請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】
本体を吸込具前方に回動したとき、本体の後方への回動を規制する回動規制手段を設けた請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項4】
本体からハンドルを外した際は、吸込具内の吸込口への吸引力の供給を停止し、ハンドルのみへ吸引力の供給を行なう請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
【請求項5】
本体からハンドルを外した際の、吸込具内の吸込口へ供給する吸引力と、ハンドルへ供給する吸引力との比率を調整する吸引力調整手段を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−218150(P2006−218150A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−35605(P2005−35605)
【出願日】平成17年2月14日(2005.2.14)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】