説明

電気機器、及び電気機器の使用開始日の管理方法

【課題】本発明は、ユーザによる使用開始日が明確に把握出来る電気機器、及び電気機器の使用開始日の管理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】電気機器10の出荷前に、不揮発性メモリ13のユーザが書き換えできない領域にある判断用データ領域に1をセットしておく。ユーザによる制御電源11の投入が制御部12によって検知されると、制御部は不揮発性メモリ13の判断用データ領域を参照し、1がセットされていたならばカレンダー部15によるカレンダーデータをユーザが書き換えできない領域にあるカレンダー領域にセットすると共に判断用データ領域を0にリセットする。判断用データ領域が0ならば、制御電源11が投入されてもカレンダーデータ領域を更新しない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器に関し、更に詳しくは顧客先で電源が投入されてからの期間によって補償内容が異なる電気機器に関する。
【背景技術】
【0002】
各種設備の負荷を駆動するインバータ装置等の電気機器は、使用されている設備等において電気機器に故障が生じた場合、その電気機器の販売元や製作元などが修理や代替品との交換を行う。その際、通常保証期間は、ユーザがその電気機器の使用開始を起点にする。しかし電気機器自体は使用期間を管理していないため、ユーザの申告による使用開始期間を元にしており、その電気機器が稼動していたかを販売元や製作元は正確に把握することができない。
【0003】
特許文献1には、外部装置が接続されるのをトリガとして、製造年月日やロットナンバー等の情報を不揮発性メモリに記憶するインバータ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−251934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したインバータ装置等の電気機器は、電源投入時から保証期間を換算するが、販売元や製作元ではユーザのインバータ使用開始日時を明確に把握することが出来ず、保証期間の定義はあいまいになっている。
【0006】
保証期間内外に関わるコストの問題は、ユーザ、及び販売元や製作元にとっては重大な問題であり、明確に定められる基準を設けるべきである。
そこで本発明は、ユーザによる使用開始日が明確に把握出来る電気機器、及び電気機器の使用開始日の管理方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による電気機器は、日にちを特定するデータを出力するカレンダー部と、ユーザが書き換えできない領域を持つ不揮発性メモリ部と、前記ユーザが前記電気機器に特定の操作をした際、前記ユーザが書き換えできない領域を参照し、当該ユーザが書き換えできない領域に日にちを特定する情報を記憶させていないことを示す情報が設定されていたならば、前記カレンダー部が出力する前記日にちを特定する情報を前記ユーザが書き換えできない領域に記憶させる制御部と、を有することを特徴とする。
【0008】
また本発明による電気機器の使用開始日の管理方法は、ユーザが書き換えできない領域を持つ不揮発性メモリを備える電気機器の使用開始日の管理方法であって、前記ユーザが前記電気機器に特定の操作をした際、前記ユーザが書き換えできない領域を参照し、前記参照の結果、前記カレンダー領域に日にちを特定する情報を記憶させていないことを示す情報が設定されていたならば、日にちを特定する情報を前記ユーザが書き換えできない領域に記憶させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザが電気機器の稼働を開始した日にちを特定することが出来るので、その電気機器が保証期間であるかどうかの判断を行うことが出来、またメンテナンス用の情報として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施形態の電気機器の構成を示す図である。
【図2】本実施形態の電気機器が出荷される際に外部設定部を用いて行われる処理を示すフローチャートである。
【図3】ユーザによって電源投入がなされたときの制御部の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本実施形態の電気機器では、内部に無通電時でも電力供給可能な電池によって稼働するカレンダー部および不揮発性メモリを備えている。そして不揮発性メモリには、ユーザ書き換えを行えない領域を設ける。
【0012】
このような構成の電気機器を製作元から出荷する場合に正しい現在時刻をカレンダー部に設定しておき、最終電源遮断時に不揮発性メモリのユーザが書き換えを行えない領域に、稼働前であることを示す情報をセット後に電源を遮断する。そしてこの状態でユーザに出荷する。
【0013】
そしてこの電気機器に対してユーザが電源投入を行うと、電気機器の制御部は、不揮発性メモリのユーザが書き換えを行えない領域を参照する。そしてこのユーザが書き換えを行えない領域に稼働前であることを示す情報がセットされていたならば、不揮発性メモリのユーザが書き換えを行えない領域に、カレンダー部によって示される現在の日付を示す情報を書き込む。そして同時に制御部は、不揮発性メモリのユーザが書き換えを行えない領域の稼働前であることを示す情報を、リセットする。
【0014】
以降電源が再投入された際は、制御部が不揮発性メモリのユーザが書き換えを行えない領域を参照して、稼働前であることを示す情報がリセットされていることを認識すると、不揮発性メモリにカレンダーデータを書き込む処理は行わないようにしておく。
【0015】
これにより、電気機器の不揮発性メモリには、ユーザが最初に電源投入を行った日付を示すカレンダーデータが記憶される。そしてこの電気機器が故障した際には、対応する販売元若しくは製作元は、不揮発性メモリ内に設定されているユーザが最初に電源投入を行った日付からその電気機器が保証期間内にあるかどうかを明確に知ることが出来る。
【0016】
本実施形態における電気機器について、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電気機器の構成を示す図である。同図に示すインバータ等の電気機器10は、本発明の課題を解決するために必要となる構成要素のみが記載されている。
【0017】
図1において本実施形態の電気機器10は、制御電源11、制御部12、不揮発性メモリ13、外部設定部14、カレンダー部15及び内蔵電源16を有している。
制御電源11は、電気機器10全体の電力を供給する電源であり外部から供給される電力を整流後に電気機器10内部で用いられる電圧値に変換するものである。この制御電源11からの電力は、操作者が不図示の電源スイッチをON/OFFすることにより電気機器10内部に投入/切断がなされる。制御部12は、電気機器10がユーザによって最初に電源投入された日を管理するための処理を行うもので、自身が備えている不揮発性メモリ内の制御プログラムを実行することにより、後述する処理を実現する。不揮発性メモリ13は、制御部12が読出し及び書き込みが可能なメモリで、記憶された内容は制御電源11がOFFとなっても消去されない。外部設定部14は、電気機器10に外付けする、電気機器10に対して脱着可能な入力機器で、この外部設定部14をユーザが操作して電気機器10に対して指示入力を行うものである。この外部設定部14から入力された指示入力に基づいて、制御部10は不揮発性メモリ13のユーザが書き込み可能な領域を書き換える処理を行う。カレンダー部15は、日付や時間を計時し、その結果をカレンダーデータとして出力するものである。なおカレンダー部15が出力するカレンダーデータは、日付データのみを示すデータでも日付と時間の両方を示すデータでも良い。内蔵電源16は、カレンダー部15を動作させるための制御電源11とは独立した小型の電源ユニットである。カレンダー部15は、この内部電源16によって稼働するので、カレンダー部15は、制御電源11のON/OFFに関わりなく、計時を行う。
【0018】
制御部12は、エッジ検出部21、AND回路22、カレンダーデータレジスタ23、判断用データレジスタ24及びスイッチ25を有している。
エッジ検出部21は、不図示の電源スイッチがONとなって制御電源11が立ち上がった際の立上りエッジを検出するもので、制御電源11が立ち上がったことが検出されていないときはAND回路22に対して“0”を出力し、制御電源11が立ち上がったことを検出すると特定期間“1”を出力する。AND回路22は、エッジ検出部21の出力と不揮発性メモリ13の後述する判断用データ領域内の値のANDを取り、結果を判断用データレジスタ24及びスイッチ25に出力するものである。カレンダーデータレジスタ24は、カレンダー部15の出力値を一時的に記憶するレジスタである。判断用データレジスタ24は、AND回路22の出力を一時的に記憶するレジスタである。スイッチ25は、AND回路22の出力値に基づいて、カレンダーデータレジスタ24内の値の不揮発性メモリ13の後述するカレンダーデータ領域への出力のON/OFFを切替えるスイッチである。このスイッチ25は、AND回路22から“1”が入力されるとカレンダーデータレジスタ24の値を不揮発性メモリ13のカレンダーデータ領域に出力し、AND回路22から“0”が入力されるとカレンダーデータ領域への出力を止める。
【0019】
なお制御部12は、電気機器10の電源が切られているときは、内部電源16によってエッジ検出部21のみが稼働している。
不揮発性メモリ13には、ユーザが書き換えることが出来ない領域を備え、その領域内には、更に判断用データ領域とカレンダーデータ領域を有している。判断用データ領域は、判断用データレジスタ24の値が記憶される領域で、この領域の値から制御部12は、この電気機器10がユーザによって最初に電源投入がなされたときのカレンダーデータが記憶されたか否かを判定する。カレンダーデータ領域は、ユーザが最初に電気機器10の電源を投入した際のカレンダーデータを記憶する領域である。このカレンダーデータ領域には、スイッチ25がONになっているときのカレンダーデータレジスタ24の値が記憶される。
【0020】
このような構成において、本実施形態の電気機器10は、まず出荷前に、外部設定機器を接続してこれを操作し、判断用データレジスタ24に“1”を設定する。これにより制御部12は、不揮発性メモリ13の判断用データ領域にこの電気機器10がまだユーザによって使用されていないことを示す“1”が記憶される。この状態で電気機器10の電源を切り、外部設定部14を電気機器10から外した後、電気機器10を出荷する。
【0021】
そしてユーザの元に出荷された電気機器10が、使用されるために電源が投入されると、制御電源11が立ち上がる。これにより制御部12が稼働して、カレンダーデータレジスタ24にカレンダーデータを格納する。そしてエッジ検出回路21は、制御電源11の出力のエッジを検出し、AND回路22に“1”を出力する。
【0022】
このとき不揮発性メモリ13の判断用データ領域には“1”が設定されているので、AND回路22は“1”を出力する。これによりスイッチ25はONとなり、不揮発性メモリ13のカレンダーデータ領域にカレンダーデータレジスタ24にセットされているカレンダーデータが記憶される。
【0023】
またAND回路22の出力は、エッジ検出部21の出力が“1“から“0”になると、AND回路22の出力も1“から“0”に変化し、判断用データレジスタ24の値も“0“となる。これにより、判断用データ領域内の値も“0”が設定される。
【0024】
以降、ユーザによって電気機器10の電源が再投入されても、判断用データ領域にセットされている値が“0”なので、スイッチ25はONとはならず、カレンダーデータがカレンダーデータ領域に再度書き込まれることはない。
【0025】
よってカレンダーデータ領域には、電気機器10が出荷されてから最初に電源が投入されたときのカレンダーデータが設定される。したがって電気機器10に故障が生じた場合、販売元や製作元などは、外部設定部14を用いてカレンダーデータ領域内のカレンダーデータを読出し、その電気機器が最初に電源投入されて使用開始された日付を特定し、故障がその日からどれだけの期間が経過した後に生じたのかを特定することが出来、修理や代替品との交換等のアフターサービスの内容や有料/無料等の判断に用いることが出来る。
【0026】
図2は、本実施形態の電気機器10が出荷される際に、外部設定部14を用いて行われる処理を示すフローチャートである。
同図の処理において、まずステップS1として、操作者は外部設定部14の表示部にカレンダー部15から出力されるカレンダーデータを表示し、カレンダー部15が正確なカレンダーデータを出力するように設定されているかどうかを判断する。その結果、カレンダー部15に正確な設定がなされていなければ(ステップS1、NO)、ステップS2として操作者はカレンダー部15が正確なカレンダーデータを出力するようにカレンダー部15の設定を行う。またステップS1において、カレンダー部15に正確な設定がなされていれば(ステップS1、YES)、ステップS2の処理はスキップする。
【0027】
次に操作者は、ステップS3として、判断用データ領域内の判断用データを参照してその値が“1”かどうかを判断し、“1”である場合は(ステップS3、YES)、そのまま本処理を終了し、“0”である場合は(ステップS、NO)、操作者はステップS4として外部設定部14を操作して、判断用データ領域に“1”をセット後処理を終了する。
【0028】
この図2の処理により本実施形態の電気機器10は、制作元から出荷される際にカレンダー部15の設定が調整されると共に、判断用データ領域に、ユーザがまだ使用していないことを示す“1”が設定される。
【0029】
次にユーザ元において、最初に電源投入がなされたときの本実施形態の電気機器10の動作について説明する。
なお制御部12は、図2では回路ロジックを組んで構成されていたが、制御部12をマイクロコントローラによって構成し、マイクロコントローラが自己が記憶する制御プログラムを実行することにより処理を実現するよう構成しても良い。
【0030】
図3は、ユーザによって電源投入がなされたときの制御部12の動作を示すフローチャートである。同図の処理は、制御部12がマイクロコントローラによって構成されている場合には、マイクロコントローラが制御プログラムを実行することによって実現される。
【0031】
ユーザによる電源投入がなされると、電気機器10の制御部12は、まずステップS11として不揮発性メモリ13の判断用データ領域を参照して、その値が“1”であるかどうかを判定する。
【0032】
ステップS11の判定の結果、判断用データ領域の値が“0”であったならば(ステップS11、NO)、ステップS14としてカレンダーデータ領域にカレンダーデータレジスタ24内のカレンダーデータを設定せずに本処理を終了する。
【0033】
ステップS21の判定の結果、判断用データ領域の値が“1”であったならば(ステップS11、YES)、ステップS11としてカレンダーデータ領域にカレンダーデータレジスタ24内に保持されているカレンダー部15からのカレンダーデータを設定する。そして次に制御部12は、ステップS13として判断用データ領域に“0”をセット後、本処理を終了する。
【0034】
これによりユーザが電気機器10に対して最初に電源投入した際に、その日付もしくは日時を示すカレンダーデータがカレンダーデータ領域に記憶され、以降の電源投入ではこのカレンダーデータ領域内のデータは書き換えられない。したがってカレンダーデータ領域には、ユーザが最初に電源投入した日付もしくは日時を示すデータが記憶されているのでこのデータを参照することにより、電気機器10の使用期間を特定することが出来る。
【0035】
インバータ等の電気機器10は、一般的に制御部12や不揮発性メモリ13を備えているので、計時機能さえ備えていれば本実施形態を実現するために新たに特別な構成を付加する必要がない。
【0036】
また上記例では、出荷前に電気機器10に外部設定部14を接続して不揮発性メモリ13の判断用データ領域に“1”をセットしていたが、本実施形態の電気機器10はこのような構成に限定されるものではなく、ユーザが電気機器10を操作設定するのに使用するスイッチ等をふだんの操作ではユーザが行わない操作を行うことによって判断用データ領域の値をセットしたり、カレンダーデータ領域の値を読み出したりする構成としても良い。
【0037】
更には上記例では、ユーザが電気機器10の電源を投入するのをトリガとしてカレンダーデータをカレンダーデータ領域に記憶しているが、本実施形態の電気機器はこのような構成に限定されるものではなく、ユーザが他の操作、例えば操作パネルを最初に操作した際、あるいはインバータ装置の出力電流が最初に検出された際等、他の特定の操作を行った際にカレンダーデータをカレンダーデータ領域に記憶する構成としても良い。
【0038】
上記例では不揮発性メモリ13内に判断用データ領域とカレンダーデータ領域を設ける構成としたが、カレンダーデータ領域のみを設ける構成としても良い。この場合制御部はカレンダーデータ領域にカレンダーデータが既に設定されているかあるいは意味のないデータ(たとえばNULL)が設定されているかを判断することによって、既にユーザによって電気機器10が稼働されたかどうかを判断する。
【符号の説明】
【0039】
10 電気機器
11 制御電源
12 制御部
13 不揮発性メモリ
14 外部設定部
15 カレンダー部
16 内蔵電源
21 エッジ検出部
22 AND回路
23 カレンダーデータレジスタ
24 判断用データレジスタ
25 スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器であって、
日にちを特定するデータを出力するカレンダー部と、
ユーザが書き換えできない領域を持つ不揮発性メモリ部と、
前記ユーザが前記電気機器に特定の操作をした際、前記ユーザが書き換えできない領域を参照し、当該ユーザが書き換えできない領域に日にちを特定する情報を記憶させていないことを示す情報が設定されていたならば、前記カレンダー部が出力する前記日にちを特定する情報を前記ユーザが書き換えできない領域に記憶させる制御部と、
を有することを特徴とする電気機器。
【請求項2】
前記特定の操作は、前記電気機器の電源の投入であることを示す請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記不揮発性メモリ部は、前記ユーザが書き換えできない領域に日にちを特定する情報を記憶するカレンダー領域及び判断領域を有し、
前記制御部は、前記ユーザが前記電気機器に特定の操作をした際、前記判断領域を参照し前記カレンダー領域に日にちを特定する情報を記憶させていないことを示す情報が設定されていたならば、前記カレンダー部が出力する前記日にちを特定する情報を前記カレンダー領域に記憶させると共に前記判断領域に前記カレンダー領域に日にちを特定する情報を記憶させたことを示す情報を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記判断領域を参照した際、前記カレンダー領域に日にちを特定する情報を記憶させたことを示す情報が設定されていたならば、前記カレンダー部が出力する前記日にちを特定する情報を前記カレンダー領域に記憶させる処理をスキップすることを特徴とする請求項3に記載の電気機器。
【請求項5】
前記制御部は、当該制御部が実行するプログラムを記憶するメモリを備える、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の電気機器。
【請求項6】
前記電気機器は、インバータであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の電気機器。
【請求項7】
ユーザが書き換えできない領域を持つ不揮発性メモリを備える電気機器の使用開始日の管理方法であって
前記ユーザが前記電気機器に特定の操作をした際、前記ユーザが書き換えできない領域を参照し、
前記参照の結果、前記カレンダー領域に日にちを特定する情報を記憶させていないことを示す情報が設定されていたならば、日にちを特定する情報を前記ユーザが書き換えできない領域に記憶させる
ことを特徴とする電気機器の使用開始日の管理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−181954(P2010−181954A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−22705(P2009−22705)
【出願日】平成21年2月3日(2009.2.3)
【出願人】(591083244)富士電機システムズ株式会社 (1,717)
【Fターム(参考)】