説明

電気機器

【課題】電気機器本体の運転と運転停止を操作するリモコンの省電力化を図ることができるようにする。
【解決手段】リモコン10の操作部15で運転時間の情報が入力されると、その運転時間の情報を付加した運転コマンドをインタフェース部13により電気機器本体1に送信すると共に、前記運転時間より少し短い時間をタイマに設定して、電源部12からインタフェース部13及び表示部14に供給する電力を停止し、前記タイマに設定した時間が経過すると電源部12からインタフェース部13及び表示部14に電力を供給させて、前記運転時間経過後に電気機器本体1の通信部3から送られてくる運転レスポンスを受信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモートコントローラの操作により運転(稼動)及び運転停止(稼動停止)が行われる電気機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の電気機器として、家電製品のテレビやエアコン(空調機器)等の電気機器があり、この電気機器は省電力形のものが広く普及してきている。これらの省電力形の電気機器は電気機器本体とリモートコントローラ(以下リモコン)から成り、電気機器本体とリモコンとの通信は、無線通信によるリモコンから電気機器本体への片方向通信が主に採用されている。このような電気機器では、電子機器本体側に設けられたタイマによりリモコンの操作を有効とする時間を設定し、その設定時間のみリモコンからの動作制御信号を受け付けるように制御することで、待機電力の省力化を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−145170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術においては、電気機器本体の省電力制御は行っているものの、電気機器本体の運転中、リモコン側では通信部等に常に電源(電池)からの電力が供給された状態になるため、リモコンの省電力化ができないという問題がある。
また、電気機器本体の運転中にリモコンの電池切れまたは故障が発生した場合は、リモコンの電池交換または電気機器本体の電源オフを行わないと、電気機器本体の運転を停止できないという問題もある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そのため、本発明は、電気機器本体と、タイマ及び電源部を有していて前記電気機器本体の運転と運転停止を操作するリモートコントローラから成り、前記電気機器本体と前記リモートコントローラとが互いの通信部により通信を行う電気機器において、前記リモートコントローラは、入力部から時間の情報が入力されると、入力された時間の情報を付加した運転の指示信号を前記通信部により前記電気機器本体に送信すると共に、前記入力された時間より短い時間を前記タイマに設定して、前記電源部から前記通信部に供給する電力を停止し、前記タイマに設定した時間が経過すると前記電源部から前記通信部に電力を供給させて、前記電気機器本体に送信した時間経過後に前記電気機器本体の通信部から送られてくる信号を受信するよう制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
このようにした本発明は、電気機器本体の運転時間に合わせてリモコンの通信部への電力供給を停止し、電気機器本体の運転が終了する前にリモコンの通信部へ電力を供給して電気機器本体からの運転終了の信号を受信できるように制御しているため、リモコンの省電力化を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】第1の実施例を示すブロック図
【図2】第1の実施例を示すタイムチャート
【図3】第2の実施例を示すタイムチャート
【図4】第3の実施例を示すタイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明による電気機器の実施例を説明する。
【実施例1】
【0009】
図1は第1の実施例を示すブロック図である。図において1は電気機器本体で、例えば家庭用のエアコン(空調機器)であり、この電気機器本体1は、電気機器本体1全体を制御する制御部2と、双方向通信が可能なインタフェース部(通信部)3と、電子機器本体1の運転(稼動)を実行する運転駆動部(アクチュエータ)4を備えている。
【0010】
10は電気機器本体の運転と運転停止を操作するリモートコントローラ(以下リモコン)で、このリモコン10は、リモコン10全体を制御する制御部11と、各部に電力を供給する電源部12と、双方向通信が可能なインタフェース部(通信部)13と、電子機器本体1の運転に係わる情報を表示する表示部14と、操作部(入力部)15を備えている。
【0011】
ここで、電気機器本体1の制御部11はタイマを有し、リモコン10の制御部11はRTC(時計)及びタイマを有していて、RTC(時計)により得られる時刻を表示部14に表示するものとなっている。また、電気機器本体1のインタフェース部3及びリモコン10のインタフェース部13としては、ZigBee、Bluetooth、WiFi、RS232等を使用できるが、双方向通信が可能であればこれらに限られるものではない。また、リモコン10の表示部14はLCDや7SEGあるいはLEDにより構成され、操作部15は複数のスイッチを備えている。
【0012】
図2は上述した構成の作用を示すタイムチャートで、この図に従ってリモコン10の省電力制御について説明する。尚、以下に説明する電気機器本体1及びリモコン10の動作は、それぞれに設けられた図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいてそれぞれの制御部2、11により制御されるものとする。
【0013】
まず、リモコン10のインタフェース部13及び表示部14は電源部12から電力が供給されているWakeUPの状態にあり、電気機器本体1は運転停止の状態にあるもとする。この状態でユーザ(操作者)がリモコン10を持ち、操作部15のスイッチ操作により電気機器本体1の運転時間t1と運転の指示を入力すると、制御部11は電気機器本体1の運転時間t1の情報を付加した運転コマンド(運転指示信号)をインタフェース部13により電気機器本体1に送信する(a1)。
【0014】
電気機器本体1の制御部2は、インタフェース部13を介してリモコン10からの運転コマンドを受信すると、そのコマンドに対して正しく受信したことを通知する応答信号(ACK)をインタフェース部3によりリモコン10に送信し(a2)、タイマに運転時間t1を設定して運転駆動部4による空調等の運転を開始させる。
【0015】
リモコン10の制御部11は電気機器本体1からの応答信号(ACK)を受信すると、電気機器本体1の運転時間t1が終了する少し前に、リモコン10のインタフェース部13や表示部14をWakeUPさせるため、運転時間t1より少し短い時間t1−nをタイマに設定し、その後、所定の時間が経過すると電源部12からインタフェース部13及び表示部14への電力の供給を停止させる。これによりインタフェース部13及び表示部14はSleep状態になる。
【0016】
そして、リモコン10の制御部11のタイマに設定した時間t1−nが経過(タイムアウト)すると、制御部11は電源部12から電力をインタフェース部13及び表示部14に供給させ、これによりインタフェース部13及び表示部14がSleep状態からWakeUPする。
電気機器本体1では正常に運転が行われて、タイマに設定した時間t1が経過(タイムアウト)すると、制御部2は正常に運転が行われたことを示す運転レスポンスをインタフェース部3を介してリモコン10へ送信し(a3)、運転を停止する。
【0017】
このときリモコン10のインタフェース部13は、前記のようにWakeUP状態に戻っているので、リモコン10の制御部11はインタフェース部13により電気機器本体1からの運転レスポンスを受信し、その運転レスポンスに対する応答信号(ACK)をインタフェース部13を介して電気機器本体1に送信する(a4)。
以後同様の処理が繰り返され、リモコン10についてインタフェース部13と表示部14の電力制御(Sleep及びWakeUP)が行われる。
【0018】
以上説明したように第1の実施例では、電気機器本体1の運転時間に合わせてリモコン10のインタフェース部13や表示部14への電力供給を停止し、電気機器本体1の運転が終了する前にリモコン10のインタフェース部13や表示部14へ電力を供給して電気機器本体1からの運転終了の信号を受信できるように制御しているため、リモコン10の省電力化を図ることができるという効果が得られる。
【実施例2】
【0019】
本発明の第2の実施例について説明する。この第2の実施例は電気機器本体1に運転時間を設定せずに運転する場合のリモコン10の省電力制御を行うもので、その構成は第1の実施例と同じである。
図3は第2の実施例の作用を示すタイムチャートで、この図に従ってリモコン10の省電力制御について説明する。尚、以下に説明する電気機器本体1及びリモコン10の動作についても、それぞれに設けられた図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいてそれぞれの制御部2、11により制御されるものとする。
【0020】
まず、リモコン10のインタフェース部13及び表示部14は電源部12から電力が供給されているWakeUPの状態にあり、電気機器本体1は運転停止の状態にあるもとする。この状態でユーザがリモコン10を持ち、操作部15のスイッチ操作により電気機器本体1に疎通確認アテンション(疎通確認信号)を送信させるための時間t2と運転の指示を入力すると、制御部11は時間t2の情報を付加した運転コマンドをインタフェース部13を介して電気機器本体1に送信する(b1)。
【0021】
電気機器本体1の制御部2は、インタフェース部13を介してリモコン10からの運転コマンドを受信すると、そのコマンドに対する応答信号(ACK)をインタフェース部3によりリモコン10に送信し(b2)、タイマに時間t2を設定して運転駆動部4による空調等の運転を開始させる。
【0022】
リモコン10の制御部11は、電気機器本体1からの応答信号(ACK)により、電気機器本体1が疎通確認アテンションを送信する時間t2が終了する少し前に、リモコン10のインタフェース部13や表示部14をWakeUPさせるため、時間t2より少し短い時間t2−nをタイマに設定し、その後、所定の時間が経過すると電源部12からインタフェース部13及び表示部14への電力の供給を停止させる。これによりインタフェース部13及び表示部14はSleep状態になる。
そして、リモコン10の制御部11のタイマに設定した時間t2−nが経過(タイムアウト)すると、制御部11は電源部12から電力をインタフェース部13及び表示部14に供給させ、これによりインタフェース部13及び表示部14がSleep状態からWakeUPする。
【0023】
電気機器本体1では正常な運転中、タイマに設定した時間t2が経過(タイムアウト)すると、制御部2は正常に運転が行われていることを示す疎通確認アテンションをインタフェース部3によりリモコン10へ送信する(b3)。
このときリモコン10のインタフェース部13は、前記のようにWakeUP状態に戻っているので、リモコン10の制御部11はインタフェース部13により電気機器本体1からの疎通確認アテンションを受信し、その疎通確認アテンションに対する応答信号(ACK)をインタフェース部13を介して電気機器本体1に送信する(b4)。
【0024】
その後、所定の時間が経過すると電源部12からインタフェース部13及び表示部14への電力の供給が停止され、インタフェース部13及び表示部14はSleep状態になる。
そして、リモコン10の制御部11のタイマに設定した時間t2−nが経過(タイムアウト)すると、リモコン10の電源部12から電力がインタフェース部13及び表示部14に供給され、これによりインタフェース部13及び表示部14がSleep状態からWakeUPする。
【0025】
電気機器本体1では正常な運転が継続され、再びタイマに設定した時間t2が経過(タイムアウト)すると、制御部2は正常に運転が行われていることを示す疎通確認アテンションをインタフェース部3を介してリモコン10へ送信する(b5)。
この場合もリモコン10のインタフェース部13は、前記のようにWakeUP状態に戻っているので、リモコン10の制御部11はインタフェース部13により電気機器本体1からの疎通確認アテンションを受信し、その疎通確認アテンションに対する応答信号(ACK)をインタフェース部13を介して電気機器本体1に送信する(b6)。
以後同様の処理が繰り返され、リモコン10についてインタフェース部13と表示部14の電力制御(Sleep及びWakeUP)が行われる。
【0026】
電気機器本体1の運転停止はリモコン10からの停止指示コマンドにより行われる。
以上説明したように第2の実施例では、電気機器本体1の運転時間を設定せずに運転する場合でも、定期的に電気機器本体1から送られてくる疎通確認信号に合わせて、リモコン10のインタフェース部13や表示部14への電力供給を停止し、疎通確認信号が送られてくる前にリモコン10のインタフェース部13や表示部14へ電力を供給して電気機器本体1からの疎通確認信号を受信できるように制御しているため、リモコン10の省電力化を図ることができるという効果が得られる。
【実施例3】
【0027】
本発明の第3の実施例について説明する。この第3の実施例は電気機器本体1に運転中にリモコン10の電池切れまたは故障が発生した場合に電気機器本体1の運転を中止するよう制御するもので、この第3の実施例の構成も、第1の実施例と同じである。
図4は第3の実施例の作用を示すタイムチャートで、この図に従ってリモコン10の電池切れまたは故障が発生した場合に電気機器本体1の運転を中止する制御について説明する。尚、以下に説明する電気機器本体1及びリモコン10の動作についても、それぞれに設けられた図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいてそれぞれの制御部2、11により制御されるものとする。
【0028】
この第3の実施例では第2の実施例と同様にリモコン1からの運転コマンドにより電気機器本体1の制御部2がタイマに時間t2を設定して運転駆動部4による空調等の運転を行い、その運転中時間t2が経過するごとに疎通確認アテンション(疎通確認信号)をリモコン10へ送信し、そしてリモコン10からこの疎通確認アテンションに対して応答信号(ACK)をインタフェース部13を介して電気機器本体1に送信するものとする(c1、c2)。
【0029】
そこで、電気機器本体1の正常な運転中、タイマに設定した時間t2が経過(タイムアウト)すると、制御部2は正常に運転が行われていることを示す疎通確認アテンションをインタフェース部3を介してリモコン10へ送信し(c3)、リモコン10からこの疎通確認アテンションに対する応答信号(ACK)が送られてくるのを待つが、一定時間経過してもインタフェース部3がリモコン10からの応答信号(ACK)を受信しない場合、つまり疎通確認アテンションに対する応答信号がリモコン10から送られてこない場合、疎通確認アテンションの送信を予め定めた回数リトライする。
【0030】
そして、このリトライを疎通確認アテンションの送信を予め定めた回数だけ行っても、リモコン10から応答信号(ACK)が送られてこない場合、制御部2はリモコン10の電池切れ、または故障が発生したものと判断して、運転駆動部4を停止させ電気機器本体1の運転を中止する。
【0031】
以上説明したように第3の実施例では、電気機器本体1の運転中、一定時間経過毎に電気機器本体1からリモコン10に疎通確認信号を送信して、リモコン10からの応答信号を受信するようにし、疎通確認信号に対する応答信号がリモコン10から送られてこない場合、電気機器本体1に運転中にリモコン10の電池切れまたは故障が発生した場合に電気機器本体1の運転を自動的に中止するようにしているため、リモコン10の電池交換または電気機器本体1の電源オフを行わなくても、電気機器本体1の運転を停止することができるという効果が得られる。
【0032】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、上述した第1の実施例では、運転時間を電気機器本体1に通知するものとして説明したが、電気機器本体1が時計機能を有するものであれば、運転開始時刻、終了時刻リモコン10から電気機器本体1に通知して、運転と停止を行わせることもできる。
また、上述した第1の実施例では、電気機器本体1からリモコン10へ運転レスポンス送信するものとして説明したが、電気機器本体1の運転時間経過後にリモコン10から運転状況を確認するコマンドを電気機器本体1に送信して送達確認を行うようにすることもできる。
【0033】
また、上述した第2の実施例では、電気機器本体1から疎通確認アテンションをリモコン10へ送信するものとして説明したが、リモコン10から疎通を確認するコマンドを送信して、疎通確認を行うこともできる。
また、上述した第1、第2の実施例では、省電力制御を行う対象をリモコン10のインタフェース部13と表示部14としたが、待機電力の削減を行う機能を持った回路やコントロールチップを省電力制御対象として適用することも可能である。
【0034】
また、上述した第1、第2、第3の実施例ではインタフェース部13の送達確認をACK応答により行うものとして説明したが、ネットワーク通信におけるデータリンク層の肯定応答を使用することも可能である。
また、上述した第1、第2、第3の実施例では、制御部2、11とインタフェース部3、13が分かれているものとして説明したが、インタフェース部のコントロールチップ及び回路を内蔵した制御部(CPU等)であっても適用可能である。
【0035】
また、上述した第3の実施例では、電気機器本体1から疎通確認アテンションを送信するものとして説明したが、リモコン10から疎通を確認するコマンドを送信して、この疎通確認コマンドを一定時間内に電気機器本体1で受信できなければ、リモコン10の電池切れまたは故障と判断して電気機器本体1の運転を中止させるようにすることもできる。
更に、上述した第1、第2、第3の実施例では、電気機器本体1とリモコン10により構成されるエアコンを例にして説明したが、各種家電機器、産業用電気機器にも適用可能である。
【符号の説明】
【0036】
1 電気機器本体
2 制御部
3 インタフェース部
4 運転駆動部
10 リモートコントローラ
11 制御部
12 電源部
13 インタフェース部
14 表示部
15 操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器本体と、タイマ及び電源部を有していて前記電気機器本体の運転と運転停止を操作するリモートコントローラから成り、前記電気機器本体と前記リモートコントローラとが互いの通信部により通信を行う電気機器において、
前記リモートコントローラは、入力部から時間の情報が入力されると、入力された時間の情報を付加した運転の指示信号を前記通信部により前記電気機器本体に送信すると共に、前記入力された時間より短い時間を前記タイマに設定して、前記電源部から前記通信部に供給する電力を停止し、前記タイマに設定した時間が経過すると前記電源部から前記通信部に電力を供給させて、前記電気機器本体に送信した時間経過後に前記電気機器本体の通信部から送られてくる信号を受信するよう制御することを特徴とする電気機器。
【請求項2】
請求項1に記載の電気機器において、
前記リモートコントローラは、入力部から運転時間の情報が入力されると、入力された運転時間の情報を付加した運転の指示信号を前記電気機器本体に送信し、
前記電気機器本体は、前記運転時間だけ運転を行って、運転時間が経過すると前記通信部により前記リモートコントローラに運転終了の信号を送信することを特徴とする電気機器。
【請求項3】
請求項1に記載の電気機器において、
前記リモートコントローラは、入力部から疎通確認のための時間の情報が入力されると、入力された疎通確認のための時間の情報を付加した運転の指示信号を前記電気機器本体に送信し、
前記電気機器本体は運転中、前記疎通確認のための時間が経過すると前記通信部により前記リモートコントローラに前記疎通確認の信号を送信することを特徴とする電気機器。
【請求項4】
電気機器本体と、電源を電池として前記電気機器本体の運転と運転停止を操作するリモートコントローラから成り、前記電気機器本体と前記リモートコントローラとが互いの通信部により通信を行う電気機器において、
前記リモートコントローラは、入力部から疎通確認のための時間の情報が入力されると、入力された疎通確認のための時間の情報を付加した運転の指示信号を前記電気機器本体に送信し、
前記電気機器本体は運転中、前記疎通確認のための時間が経過する毎に前記通信部により前記リモートコントローラに前記疎通確認の信号を送信し、この疎通確認の信号を送信してから一定時間経過しても前記リモートコントローラにから応答信号が送られてこない場合、前記リモートコントローラの電池切れまたは故障と判断して、運転を停止することを特徴とする電気機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−186717(P2012−186717A)
【公開日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−49288(P2011−49288)
【出願日】平成23年3月7日(2011.3.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
2.Bluetooth
【出願人】(591089556)株式会社 沖情報システムズ (276)
【Fターム(参考)】