説明

電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具

【課題】電気転てつ機のロック狂い検知器の固定スリット部材の位置合わせを容易に行うことができる電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具を提供する。
【解決手段】電気転てつ機本体に着脱可能で固定スリットが形成された固定スリット部材と、固定スリットに光を通過させる発光素子および受光素子と、を備えるロック狂い検知器の位置調整を行うための電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21において、電気転てつ機本体に着脱可能な本体部22と、固定スリット部材に着脱可能で本体部22に電気転てつ機の鎖錠カンの移動方向に移動可能に支持された移動部23と、移動部23と連結されて移動部23を鎖錠カンの移動方向に移動させるネジ部24と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具に関する。
【背景技術】
【0002】
電気転てつ機は、ポイント転換が完了したときに、鎖錠カンに形成された切欠き部に鎖錠駒(ロックピース)が挿入され、鎖錠カンの移動が抑止されるように構成されている。そして、電気転てつ機には、鎖錠カンと鎖錠駒のロック狂い(ずれ)を検知するためのロック狂い検知器が設けられている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
このロック狂い検知器は、電気転てつ機本体に固定され固定スリットが形成された固定スリット部材と、鎖錠カンに固定され鎖錠カンとともに移動可能で移動スリットが形成された移動スリット部材と、固定スリット部材に光を通過させる発光素子および受光素子を有する光センサとを備えている。
【0003】
そして、ポイント転換により鎖錠カンが移動すると移動スリット部材も移動し、鎖錠カンが正位置に配置されると、固定スリットと移動スリットとが重なり、発光素子から発光される光が固定スリットおよび移動スリットを通過するように構成されている。
このため、電気転てつ機においてロック狂いが生じ、鎖錠カンが正位置からずれて配置ると、固定スリットと、移動スリットとが重ならず、発光素子から発光された光が遮断される。これにより、ロック狂い検知器は、ロック狂いが生じたことを検知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−2483号公報
【特許文献2】特開2009−113518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなロック狂い検知器は、精度よくロック狂いを検知するため、固定スリット部材が正位置に設置されている必要がある。このため、ロック狂い検知器を設置するときや点検時には、固定スリット部材の位置調整を行っている。
しかし、この固定スリット部材の位置調整は、シビアであるとともに、作業員が素手で行っているため、作業員の技量によって精度が変わり、電気転てつ機の性能に影響することがある。
【0006】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電気転てつ機のロック狂い検知器の固定スリット部材の位置合わせを容易に行うことができる電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具は、電気転てつ機本体に着脱可能で固定スリットが形成された固定スリット部材と、前記固定スリットに光を通過させる発光素子および受光素子と、を備えるロック狂い検知器の位置調整を行うための電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具において、前記電気転てつ機本体に着脱可能な本体部と、前記固定スリット部材に着脱可能であるとともに前記本体部に前記電気転てつ機の鎖錠カンの移動方向に移動可能に支持された移動部と、前記鎖錠カンの移動方向に延在し前記移動部と連結されて該移動部を前記鎖錠カンの移動方向に移動させるネジ部と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明では、ネジ部をその周方向に回転させることにより、ネジ部に連結された移動部を鎖錠カンの移動方向(ネジ部の延在方向)に移動させることができるため、移動部が装着された固定スリット部材の位置調整を容易にかつ精度よく行うことができる。
【0009】
また、本発明に係る電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具では、前記移動部と当接して該移動部の移動を拘束する拘束部を備えていることが好ましい。
このようにすることにより、位置調整された移動部の位置が拘束されると、固定スリット部材の位置が拘束されるため、位置調整された固定スリット部材を電気転てつ機本体に固定するときに、安定した状態で固定スリット部材を電気転てつ機本体に固定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ネジ部をその周方向に回転させることにより、ネジ部に連結された移動部を鎖錠カンの移動方向(ネジ部の延在方向)に移動させることができるため、移動部が装着された固定スリット部材の位置調整を容易にかつ精度よく行うことができる。
これにより、電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】電気転てつ機のロック狂い検知器の一例を示す上面図である。
【図2】本発明の実施形態による電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具の一例を示す斜視図である。
【図3】電気転てつ機に装着された電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態による電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具について、図1乃至図3に基づいて説明する。
(電気転てつ機のロック狂い検知器)
まず、電気転てつ機のロック狂い検知器1について説明する。
図1に示すように、本実施形態による電気転てつ機のロック狂い検知器1は、電気転てつ機本体2に着脱可能で固定スリット3が形成された固定スリット部材4と、固定スリット3に光を通過させる発光素子8および受光素子9を有し受光素子9が受光したか否かを検知する光センサ10と、を備えている。
【0013】
固定スリット部材4は、面方向に直交する方向に間隔をあけて立設する一対の鉛直板11,11を備えている。これらの一対の鉛直板11,11には、面方向に直交する方向に重なる位置に、それぞれ固定スリット3,3が形成されている。
一対の鉛直板11,11は、その面方向が電気転てつ機の鎖錠カン5の移動方向(図中の矢印Aの方向)と平行となるように設置されている。
また、一対の鉛直板11,11は、下端部が電気転てつ機本体2に着脱可能な固定部材12に固定され、上端部どうしが連結板13で連結されている。
【0014】
発光素子8および受光素子9は、発光素子8から受光素子9へ向かう光が固定スリット3,3を通過するように固定スリット部材4を挟む位置に設けられている。これらの発光素子8および受光素子9は、固定部材12に固定されている。
【0015】
電気転てつ機の鎖錠カン5には、移動スリット6が形成された移動スリット部材7が取り付けられている。
この、移動スリット部材7は、鎖錠カン5の上部に立設する鉛直板15を備えていて、この鉛直板15に移動スリット6が形成されている。
移動スリット部材7の鉛直板15は、固定スリット部材4の一対の鉛直板11,11と平行に設置されていて、鎖錠カン5とともに移動したときに、固定スリット部材4の一対の鉛直板11,11の間に配置され、移動スリット6が固定スリット3,3と重なるように構成されている。
【0016】
ところで、電気転てつ機では、ポイント転換が完了した後に、鎖錠カン5に形成された切欠き部5aに鎖錠駒14が挿入される。このとき、鎖錠カン5が正位置に配置されていると、鎖錠カン5の切欠き部5aの鎖錠カン5の移動方向における中心と、鎖錠駒14の鎖錠カン5の移動方向における中心とは、略同一の位置に配置されるように構成されている。このため、ロック狂いが生じ、鎖錠カン5が正位置からずれると、これらの中心がずれることになる。
【0017】
この鎖錠カン5に形成された切欠き部5aは、その幅寸法(鎖錠カン5の移動方向の寸法)W1が、鎖錠駒14の幅寸法(鎖錠カン5の移動方向の寸法)W2よりも大きく形成されている。本実施形態では、切欠き部5aの幅寸法W1と鎖錠駒14の幅寸法W2との差を3.38mmとしており、切欠き部5aの幅方向の中心と鎖錠駒14の幅方向の中心とが一致すると、鎖錠駒14の両側面と切欠き部5aの内面との間には、それぞれ1.69mmずつ間隔があくように構成されている。
【0018】
そして、ロック狂い検知器1では、鎖錠カン5の切欠き部5aの幅方向の中心と鎖錠駒14の幅方向の中心とが略一致し、鎖錠カン5が正位置に配置されているときに、移動スリット6が固定スリット3,3と重なるように移動スリット部材7が鎖錠カン5に取り付けられている。これにより、光センサ10の発光素子8から発光された光が、一方の固定スリット3、移動スリット6および他方の固定スリット3を通過し、受光素子9に受光される。
そして、ロック狂いが生じて鎖錠カン5が正位置からずれると、発光素子8から発光された光が、移動スリット6を通過できずに移動スリット部材7の鉛直板15に遮断される。
【0019】
本実施形態のロック狂い検知器1では、鎖錠カン5の切欠き部5aの幅方向の中心と鎖錠駒14の幅方向の中心とがずれて、いずれか一方の鎖錠駒14の側面と切欠き部5aの内面との間隔が0.5mm未満となったときに、固定スリット3,3と移動スリット6とが重ならず、ロック狂いが生じたと検知するように構成されている。そして、ロック狂い検出器1は、ロック狂いが生じたと検知すると、ロック狂い検出器1に設けられたLEDランプ(不図示)が点灯して作業者に知らせるように構成されている。
【0020】
これにより、ロック狂い検知器1は、受光素子9が受光したときは、鎖錠カン5が正位置に配置されていて、受光素子9が受光できないときは、ロック狂いが生じていることを検知することができる。
なお、固定スリット3,3と移動スリット6とが完全に重ならず、一部どうしが重なっている場合でも受光素子9は受光することができるため、ロック狂い検知器1は、受光素子9の受光量によって、ロック狂いが生じているか否かを検知するように構成されていてもよい。
【0021】
(電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具)
次に、図2および図3に示す電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21について説明する。
本実施形態による電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21は、電気転てつ機本体2(図3参照)に着脱可能な本体部22と、固定スリット部材4(図1参照)および光センサ10(図3参照)に着脱可能で本体部22に鎖錠カン5(図1参照)の移動方向(図中の矢印Aの方向)に移動可能に支持された移動部23と、鎖錠カン5の移動方向に延在し一方の端部24a(図2参照)が移動部23と連結されるとともに他方の端部24bが本体部22から外方に突出し本体部22に周方向に回転可能に支持されたネジ部24と、移動部23の移動を拘束可能な拘束部25(図2参照)と、を備えている。
【0022】
本体部22には、電気転てつ機本体2に吸着可能な固定用マグネット31と、電気転てつ機本体2に係止可能な固定用ネジ32(本実施形態では2箇所)と、が設けられている。
通常、図1に示すロック狂い検知器1の上部には、電気転てつ機本体2にネジ(不図示)によって着脱可能なカバー体(不図示)が設置されていて、電気転てつ機本体2には、カバー体を固定するためネジが挿通されるネジ孔2aが形成されている。そして、このカバー体は、ロック狂い検知器1の位置調整を行うときには外される。
このため、本実施形態では、固定用ネジ32は、カバー体を固定するためのネジが挿入されるネジ孔2aに挿通されるように構成されている。
【0023】
移動部23は、下方が開口した略コの字型の断面形状に加工された鋼板33を備え、この鋼板33が固定スリット部材4および光センサ10に上方からはめ込まれることで、固定スリット部材4および光センサ10を一体に保持可能に構成されている。本実施形態では、鋼板33は、断面形状がL字型に加工された2枚の鋼板を組み合わせている。また、移動部23は、本体部22の下側に配置されている。
【0024】
また、固定スリット部材4に移動部23が装着されているときも、固定スリット部材4の一対の鉛直板11,11間に、移動スリット部材7の鉛直板15(図1参照)が配置可能となるように、移動部23の鋼板33には、移動スリット部材7と干渉しないための切欠き33aが形成されている。
【0025】
ネジ部24は、他方の端部24bに作業者が把持可能な把持部34が設けられていて、作業者が把持部34を把持してネジ部24の周方向に回転させることで、延在方向(鎖錠カン5の移動方向)に移動するように構成されている。
拘束部25は、ネジ部24が接続されている側とネジ部24の延在方向の反対側から移動部23と当接可能で、鎖錠カン5の移動方向に延在するネジ材であり、一方の端部25aが移動部23と当接可能に構成され、他方の端部25bが本体部22から外方に突出し、この他方の端部25bに作業者が把持可能な把持部35が設けられている。
また、拘束部25は、ネジ部24と同様に鎖錠カン5の移動方向に延在していて、作業者が把持部35を把持して周方向に回転させることで、延在方向に移動するように構成されている。拘束部25が移動部23と当接することで、移動部23が拘束部25側に移動することが拘束される。
【0026】
次に、上述した電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21によるロック狂い検知器1の位置調整方法について説明する。
このロック狂い検知器1の位置調整では、固定スリット部材4が正位置に配置されるように調整している。
なお、固定スリット4の位置調整に先行して、鎖錠カン5の切欠き部5aの幅方向の中心と鎖錠駒14の幅方向の中心とが略一致するとともに、鎖錠駒14の側面と切欠き部5aの内面との間隔が0.5mm以上となる位置に移動調整器などを用いて鎖錠カン5を設置する。このとき、鎖錠カン5には、移動スリット部材7が取り付けられている。
【0027】
そして、ロック狂い検知器1の上部に設けられたカバー体(不図示)を外し、固定部材12と電気転てつ機本体2とを係止するネジ(不図示)を外して、固定スリット部材4および光センサ10が固定部材12とともに移動可能な状態とする。
続いて、電気転てつ機本体2にロック狂い検知器の位置調整冶具21の本体部22を固定する。このとき、固定用マグネット31を電気転てつ機本体2に吸着させるとともに、固定用ネジ32をカバー体用のネジ孔2aに螺合させて本体部22を固定する。
また、このとき、固定スリット部材4および光センサ10に移動部23を装着し、移動部23とともに固定スリット部材4および光センサ10が移動可能な状態とする。なお、固定スリット部材4および光センサ10は固定部材12に固定されているため、固定スリット部材4および光センサ10が移動すると固定部材12も移動する。
【0028】
続いて、ネジ部24の把持部34を把持してネジ部24を周方向に廻し、移動部23をネジ部24の延在方向に移動させる。このとき、ネジ部24を周方向に廻して移動部23をネジ部24の延在方向へ移動させているため、移動部23の位置の微調整を容易に行うことができる。
さらに、移動部23が装着された固定スリット部材4の固定スリット3が移動スリット6と重なる位置に移動部23が配置されるまで、ネジ部24を回転させる。
そして、移動部23を上記位置に配置することにより、固定スリット部材4および光センサ10が正位置に配置される。
【0029】
このとき、移動部23の鋼板33には、移動したときに移動スリット部材7と干渉しないための切欠き33aが形成されているため、固定スリット部材4の一対の鉛直板11,11間に、移動スリット部材7の鉛直板15を配置させることができる。
そして、固定スリット部材4の位置が正位置に配置されているかを確認するために、光センサ10を作動させて、固定スリット部材4が配置された位置において、ロック狂いが生じていないかを確認してもよい。
【0030】
続いて、拘束部25を移動させて移動部23と当接させる。これにより、移動部23が拘束部25側に移動することが拘束される。
続いて、固定スリット部材4および光センサ10が固定された固定部材12を電気転てつ機本体2に固定する。これにより、固定スリット部材4および光センサ10が電気転てつ機本体2に固定される。
【0031】
続いて、固定用マグネット31および固定用ネジ32を外してロック狂い検知器の位置調整冶具21を電気転てつ機本体2から外す。
そして、カバー体をロック狂い検知器1の上部に設置する。
このようにして、電気転てつ機のロック狂い検知器1が位置調整されて固定される。
【0032】
次に、上述した電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21の作用効果について図面を用いて説明する。
本実施形態による電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21では、ネジ部24を周方向に回転させることにより、ネジ部24に連結された移動部23を鎖錠カン5の移動方向(ネジ部24の延在方向)に移動させることができるため、固定スリット部材4の位置調整を容易にかつ精度よく行うことができる。
これにより、電気転てつ機のロック狂い検知器1の位置調整を容易に行うことができる。
また、拘束部25によって位置調整された移動部23の位置が拘束され、固定スリット部材4の位置が拘束されるため、位置調整された固定スリット部材4を電気転てつ機本体2に固定するときに、安定した状態で固定スリット部材4を電気転てつ機本体2に固定することができる。
【0033】
以上、本発明による電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具21は、 固定用マグネット31および固定用ネジ32を用いて本体部22を電気転てつ機本体2に固定しているが、固定用マグネット31および固定用ネジ32のいずれか一方のみで本体部22を電気転てつ機本体2に固定してもよく、他の固定具で本体部22を電気転てつ機本体2に固定してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 ロック狂い検知器(電気転てつ機のロック狂い検知器)
2 電気転てつ機本体
3 固定スリット
4 固定スリット部材
5 鎖錠カン
5a 切欠き部
6 移動スリット
7 移動スリット部材
8 発光素子
9 受光素子
10 光センサ
12 固定部材
21 ロック狂い検知器の位置調整冶具(電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具)
22 本体部
23 移動部
24 ネジ部
25 拘束部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気転てつ機本体に着脱可能で固定スリットが形成された固定スリット部材と、
前記固定スリットに光を通過させる発光素子および受光素子と、を備えるロック狂い検知器の位置調整を行うための電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具において、
前記電気転てつ機本体に着脱可能な本体部と、
前記固定スリット部材に着脱可能であるとともに前記本体部に前記電気転てつ機の鎖錠カンの移動方向に移動可能に支持された移動部と、
前記鎖錠カンの移動方向に延在し前記移動部と連結されて該移動部を前記鎖錠カンの移動方向に移動させるネジ部と、を備えていることを特徴とする電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具。
【請求項2】
前記移動部と当接して該移動部の移動を拘束する拘束部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電気転てつ機のロック狂い検知器の位置調整冶具。



【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2013−35493(P2013−35493A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−174921(P2011−174921)
【出願日】平成23年8月10日(2011.8.10)
【出願人】(399039719)東日本電気エンジニアリング株式会社 (30)
【Fターム(参考)】