説明

電池の利用方法

【課題】 地球温暖化と共に生活環境も食物環境も目に余るものである。即ち、農業、化学肥料、化学物質、防腐剤、殺虫剤などの減少は望めず、その努力も感じられない今日の情況にある。従って、京都議定書の盛り上がりも今や風前の灯と言われる所以である。
【解決手段】 京都議定書以上の国際的な議定を作定して、化学物質の使用量の削減を図り、先進国が総力をあげて本気で実施しない限り地球は滅亡の一途にあると考えるのが肝要である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
あらゆる環境の改善に伴う利便性の促進と改善による長寿社会の促進に関する。
【背景技術】
【0002】
現下の自然環境や生活環境の悪化は目に余る惨憺たる有様である。即ち、農薬、化学肥料、食品添加物、殺虫剤、化学薬品などに加えて酸性雨、二酸化炭素などによる温暖化、水道水の悪化事情に伴う複合汚染による生活状況は正に体力の限界に及んでいるにも拘わらず現下の技術は全て対症療法的なものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
生体や植物(食物)に陰電荷(電子)を中心とする電気エネルギーの刺激と反応で生体の還元的な物質的変性による改善と促進で酸化の抑制と還元作用を目的とした解決手段に加えて既成製品の改善と新規製品化の促進を図る方法を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
概念
生物(人、植物、動物)は全て生体を持ち寿命を有する生物である。従って、生体は全て環境に左右される生体である。即ち、生体の寿命と環境との関連は同義的に属するとも言われる現下にあって将来寿命を41才説を主張する学説さえ出現する今日社会である。
以上の見地から「生体と食物」に誘導エネルギーをチャージして、生体や植物の変性的な改善を図る方法、即ち、「生体と食物のバランス」の改善と促進を図り、以って「健康と栄養」の復元による還元的な生体バランスの回復を図ると共に、生活環境の改善による長寿社会の促進に資するものである。
【0005】
適用形態
電池から誘導(起因する)する電子は、全ての生体に有効である。即ち、還元作用による酸化の抑制と防菌、防疫などの抑制作用である。その反応(反面)として生体の活性化と健康を恒常的に維持する生体のバランス能力もある。
他方の誘導に起因する陽電化(陽子)は、微生物(バクテリア)に正の走性がある。即ち、微生物の大半は陰電荷(負)の生体であるから正の走性が働き、陽電荷に集中する(好環境が生まれる)から増殖反応が起こるのである。
従って、生体、水、土壌などの防菌、防疫には電子を利用し、植物の生長や微生物の増殖には陽子を利用すればよい。
本発明が特に目的とし促進策とするのは、人の健康と好環境社会の創作である。即ち、誘導電子を100%利用することで、生体(人、動物、植物)の活性化の促進である。現下の病因と言われる主たる原因は、ストレス、アレルギー、細菌などによるものである。
従って、その防御策と抑制の創作方法が肝要である。従って、生体に直接、間接的に電子の反応を利用した生体の活性化と汚染に因る細菌などによる改善策であるが、言うは安し実現は至難の業であるが、本発明は「電子と血流」の反応を以って「ラツトやマウス」の実験に成功し、目下実験を続行中にあるが、目的達成に資するものである。
【発明の効果】
【0006】
今日の生活環境や食品環境は目に余るものである。即ち、農薬や化学物質、食品添加物などに冒され通しの昨今である。従って、将来寿命を41才説と唱える学者も登場する時代である。而しながら現下にあっては、それを防御する手立ては何一ツないのである。
本発明は、酸化還元作用の元祖的な電子を以って、生体や食品の活性化と還元作用を用いて農薬や化学物質などの放逐や中和作用を図り以って食品の改善を目的とする。
他方では、住宅、衣服などを用いて細菌(バイキン)などのバリアーやガードを図り「電子による好環境」の創作、創設により病因と言われるストレスやアレルギー、細菌などの放逐と中和、抑制を図り、以って、新しい生活空間と着衣による改善で国家の難題とされている「少子化問題と健康的な長寿社会の復元」の一環として大いに期待される効果がある発明である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明は、電気エネルギーを陰電荷(電子)と陽電荷(陽子)を別個に利用する(従来は陰、陽の合体方式)最もシンプル方式で、而かも最少エネルギーで生体の活性化と健康を目的とするものである。
電子とは、素粒子を司る粒子であるが、電子は「放浪癖とか浮気症」があると言われる中で、電子の好む物質の研究から金属体であることが判った。
従って、静電する直流電池の陰極に直接又はリード線又は通導物を介して金属体に接続印加する実験を重ねた結果、陰電荷(電子)の誘導に成功したのである。又、他方の陽極の陽電荷(陽子)の誘導も可能に至ったのである。
従って、電気エネルギーの陰、陽による単独利用法の創作技術として用途別の利用方法の誕生に至ったのである。
電子を生体と反応させると血流との反応でポカポカ現象が現れて気分が爽快になる特徴がある。即ち、金属体に滞留した電子が人の体熱や摩擦反応で金属体の自由電子や電子の活発な運動が原子や陽子との衝突作用が熱反応となり生体の活発化と暖かさを感じる生体の変性作用が起こるのである。尚、正確で詳しい技術論は今後の課題であると思われる段階であるが、殺菌と放逐能力は抜群である。
実験経緯によると、老人や病弱な人が金属体(シート)上に寝ると数日間で見違える程に回復するケースは驚異的である。
従って、現下の病因といわれるストレスやアレルギー病、細菌(O−157)などの防御策として電子部屋の創設(壁や畳の下に電子板)と着用する電子服(衣服中に電導布、炭素繊維など組み入れる)を着用して細菌などの防御を図る方法の実験に於いても効果が期待される段階であるが、恐らく電子と血流との反応で皮膚が一種のバリアー的な効果と思われる。
従って、例えば牛やブタなどの耳たぶに陰電荷電池を装着印加してバリア作りをする。又鳥類の足などに印加する方法で可成の効果が期待できると思われる。(BSE鳥インフルエンザ)
従来は、陰、陽の合体エネルギーの使用のためのエネルギーは相当量に及んでいた。例えば。電気コタツやアンカ、敷毛布も一晩で約300〜500Wと思われる中で本発明の金属体(電子滞留板)は約1W未満の最低エネルギーで目的が達成できる理由は全て実施方法である。
例えば、電池切れ後もポカポカ現象が続行する原因は、畳と床板との間に挿入する金属体(実施例9)の挿入方法である。即ち、金属体とビニール材との静電作用の促進を考慮した設置技術である。
金属体に電池6vを印加すると、即、ポカポカ現象が起きるが、約1時間後に電源を切断しても相当時間に亘りポカポカが続行するのは、金属体とビニール材との摩擦作用による静電エネルギーが金属体に滞留(誘導)作用によるものと思われる。即ち、静電力の活用方法である。従って、1w未満という最低エネルギーで体感温度が約1〜3度も上昇する所以である。
現下の電気に係る暖房エネルギーは全て電磁波を伴う暖房具であるが、電磁波はヒトの細胞を破壊する元凶と言われる今日の製品に対して全く電磁波の発生しない、且つ最低エネルギーで今日社会に貢献できるのは国際的にも例をみない画期的であり、地球温暖化(京都議定書)に最もふさわしい本発明である。
【実施例1】
【0008】
以下、実施例による発明思想の態様を説明するが、例示は単なる説明用のもので発明思想の制限又は限定を意味するものではない。
【実施例2】
【0009】
図1に示す自動車内のソケット(タバコ用12v)より電源を取り、陰電荷リード線(3)より運転席及び助手席の下部(裏)の金属部に印加するのみで両座席はポカポカ現象が起きて気分爽快のルンルン気分で疲労感も半減する。
【実施例3】
【0010】
医師の着用する白衣の両袖と前身ごろに電導布を用いて試着後の感想を尋ねたところ、中々の好評であったが、データーの作成には至らなかったが、これからの課題である。(電子白衣)
【実施例4】
【0011】
水道水の蛇口に乾電池9vの陰電荷を印加して実施して見たところ流し台は通常は3日間隔で掃除するところ10日間目でもその必要はなかった。又ヌルヌルの微生物による汚れもなかったのは減菌効果の現れである。(電子水)
【実施例5】
【0012】
学校給食のおばさんのエプロンの裏地に電導布を用い3v電池を印加して試着した感想は好評のみでデーターは取れなかったが、今後の課題として有意義であった。(電子エプロン)
【実施例6】
【0013】
金属のブレスレットにボタン電池3vの陰電荷を印加して、右手に試着して実施したところ、わずかのポカポカ現象を感じて、手や肩の軽さを感じたがその反面、生体皮膚が一種のバリアー的な効果があると思われる。(防菌作用)
【実施例7】
【0014】
スリッパの中央部に銅シートを貼り付けボタン電池3vの陰電荷を印加するとポカポカ現象が即発生するがこの方式も皮膚が一種のバリアー的な効果を示していると思われる。(防菌作用)
【実施例8】
【0015】
金魚の水槽内に陰電荷金属体を浮体を介して水中に吊り下げて印加すると金魚のウロコ病やスレ病も全く改善された水槽に改善された。(殺菌作用)
【実施例9】
【0016】
図1に示す陰電極(−)のみをリード線を介して金属板を畳と床板との間に挿入するが、金属板をビニール袋に挿入する技術を介して電池6vを印加すると、即、ポカポカ現象が起こるが、約1〜2時間後に印加電源を切っても、尚ポカポカ現象が続行する理由は恐らく静電エネルギーは、金属板からの誘導作用による続行反応と思われる。
【実施例の説明】
【0017】
いずれにしても明確な理論は未知と言わざるを得ない。従って、本発明者は、ある大学の動物生態学の権威に依頼している。即ち実験動物のラツト、マウスを使って「電子による生体の変性」のデーターを依頼している中にある。従って、近い将来には明確に近いデーターを期待するものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】 本発明の実施例(自動車ソケットに取付けた状態を示す)を示す平面図
【図2】 本発明の実施例(エプロンにボタン電池を取付けた状態を示す)を示す裏面図
【図3】 本発明の実施例(水道の蛇口にボタン電池を取付けた状態を示す)を示す側面図
【図4】 本発明の実施例(ブレスレットにボタン電池を取付けた状態を示す)を示す斜視図
【図5】 本発明の実施例(スリッパにボタン電池を取付けた状態を示す)を示す平面図
【符号の説明】
【0019】
1 自動車ソケット
2 金属体
3 リード線
4 リード線取り付け箇所
5 エプロン
6 ボタン電池
7 電導布
8 蛇口
9 金属バンド
10 ブレスレット
11 スリッパ
12 銅シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
陰電極(−)より直接又は電導体(伝導)を介して電導体に印加して起因する陰電荷(電子)を単独又は複数で誘導利用することを特徴とした電池の利用方法。
【請求項2】
陽電極(+)より直接又は電導体を介して電導体に印加して起因する陽電化(電子)を単独又は複数で誘導利用することを特徴とした電池の利用方法。
【請求項3】
電導体(金属)にビニール材などを加えて静電気の発電荷の促進を図り、その静電気を電導体(陰電荷)の誘導によるエネルギーを利用することを特徴とした請求項1,2の電池の利用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−110291(P2006−110291A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−328234(P2004−328234)
【出願日】平成16年10月13日(2004.10.13)
【出願人】(000206794)
【Fターム(参考)】