説明

電池パック

【課題】車載の電池パックの重量バランスを確保する。
【解決手段】電池パック10は、電池スタック(電池スタック)20を有する。電池スタック20の一方の側に冷却ファン15、ファンリレー22、メインリレー(−側)24を配設し、他方の側にコントロールモジュール17、レジスタ26、メインリレー(+側)28、プレチャージリレー29を配設する。機器類を電池スタック20の両側に配設することで電池パック10の重量を電池パック10の中心近傍に調整する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電池パックに関し、特に車両に搭載される電池パックの構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ハイブリッド車や燃料電池車、あるいは電気自動車には、駆動モータに供給される電力を蓄積するための電池パックが搭載されている。電池パックは、電池スタック(電池スタック)、及び電池スタックを制御するための各種機器が組み込まれる機器ボックスを有する。
【0003】
図7に、従来の電池パック10の平面図を示す。ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等から構成される単セルを複数個積層して電池スタック(電池スタック)20が形成され、電池スタック20に隣接して機器ボックス40が配置される。機器ボックス40内には、メインリレーの他、電池スタック20の充放電を制御するコントロールモジュールやレジスタが設けられる。
【0004】
ところが、電池スタック20の片側に機器ボックス40を配置する構成では、電池スタック20の方が機器ボックス40よりも重量が大きいため、電池パック10全体の重心が電池スタック20側に偏ってしまい、車両に搭載した場合に車両の重量バランスを乱す原因になる。
【0005】
図8に、図7の電池パック10を車両1に搭載した状態を示す。電池パック10の長手方向が車幅に一致するように搭載すると、電池パック10の重心は電池スタック20側に偏っているため、電池パック10の重心位置Pgは車両1の前後中心線からずれてしまい、左右の重量バランスが低下する。
【0006】
そこで、従来より、重量バランスを確保するための方法が提案されている。例えば、下記の特許文献には、駆動モータに電力を供給するバッテリユニットを2分割し、2分割されたバッテリユニットをそれぞれ車両の左右に振り分けて配設することで車両の重量バランスの均一化を図ることが開示されている。
【0007】
図9に、従来のバッテリの配設状態を示す。バッテリ100は、バッテリユニット100a、100bに2分割され、バッテリユニット100bはハイブリッド車250の最後部座席の下Sの後方、すなわち荷物室270の一方の車体側壁210と一方の内装壁220との間のタイヤハウス260上に配設され、バッテリユニット100aは他方の車体側壁230と他方の内装壁240との間のタイヤハウス260上に配設される。また、低電位バッテリ90は、いずれか一方のバッテリユニット100a、100bに近接させて配設される。DC−DCコンバータ140は、ハイブリッド車250の左右の重量配分を均等化するため、低電位バッテリ90の設置側と反対側の車体側壁と内装壁との間に設置される。各バッテリユニット100a、100bは、配線ボックスを介してDC−DCコンバータ140に直列に接続され、低電位バッテリ90もDC−DCコンバータに対して直列に接続される。
【0008】
【特許文献1】特開2004−106807号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記のようにバッテリユニットを2分割して車両の左右に振り分けて配設するのでは、部品点数が徒に増大するとともに、2つのバッテリユニットを直列接続するための配線ボックスを別途設ける必要が生じ無駄となる。したがって、電池パックとして単一の筐体を維持しつつ、車両に搭載した場合でも車両の重量バランスを損なうことがない構造が強く望まれる。
【0010】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、筐体としての単一性あるいは一体性を維持しつつ、重量バランスに優れた電池パックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、車両に搭載される電池パックであって、電池スタックと、機器ボックスとを有し、前記機器ボックスは第1及び第2のボックスから構成され、前記第1のボックス及び前記第2のボックスを前記電池スタックの両側に分けて配設することを特徴とする。
【0012】
本発明の1つの実施形態では、前記第1のボックスは、前記電池スタックに冷媒を供給するための冷却ファンを有し、前記第2のボックスは、前記電池スタックの充放電を制御するコントロールモジュールを有する。
【発明の効果】
【0013】
本発明では、電池スタックに対して機器ボックスを一方側のみに配設するのではなく、機器ボックスを2つに分けて電池スタックの両側に配設するように構成したので、電池パックとしての一体性を維持しつつ電池パックの重心位置を調整でき、例えば電池パックの中心近傍に調整できる。これにより、電池パックを車両に搭載した場合に車両の前後中心線上に位置するように調整することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0015】
図1に、本実施形態における電池パック10の外観斜視図を示す。電池パック10の筐体である電池ケースは、電池スタックの上部をカバーするアッパーケース12及び下部をカバーするロワーケース14を有する。電池パック10内には、ニッケル水素電池等の一つまたは複数の単セルからなる複数の電池モジュールを、それらの間に冷却通路をあけて並列配置(積層)し、その両端に配置した端部材間を拘束して組み立て、かつ、電池モジュールを相互に電気的に直列接続した電池組立体(電池スタック)が内蔵されている。さらに、電池パック10内には冷却ファンが設けられている。電池パック10の一側面、好適には冷却ファンに対向する面に吸気口16が設けられ、吸気口16には異物混入防止用の格子状のルーバーが設けられる。吸気口16の内側にさらにフィルタを配置してもよい。電池パック10の他の側面には排気口18が設けられる。冷却ファンを回転駆動すると、乗員室内のエアが吸気口16から取り込まれ、電池スタックとロワーケース14との間に形成されたチャンバスペースに供給され、電池スタックの下部から上部に流れ、電池スタックとアッパーケース12との間に形成されたチャンバスペースに達して排気口18から外部に排気される。
【0016】
電池パック10のアッパーケース12は、平面ではなく上方に向けて、あるいは電池パック10の外側に向けて突出するように所定の曲率を有し、アーチ形状あるいは凸面をなす。さらに、アッパーケース12には、電池パック10の内側に向けて突設された溝形状のビード部12aが設けられる。図示のように電池パック10の長手方向をx方向、x方向に垂直な幅方向をy方向、高さ方向をz方向とすると、アッパーケース12の曲率はy−z平面内で設けられ、ビード部12aもy−z平面に沿って設けられる。電池パック10の長手方向が車両の幅方向に一致するように車両に搭載する場合、x方向は車幅方向、y方向は車両の前後方向、z方向は車両の高さ方向に一致し、アッパーケース12の曲率は車両の前後方向に設けられることになる。電池スタックの積層方向は長手方向、すなわちx方向であり、アッパーケース12の曲率は積層方向とは垂直方向に設けられると云うことができる。アーチ形状とビード部12aとで、上方からの荷重に対する電池パック10の剛性を向上させることができる。
【0017】
図2に、アッパーケース12を取り外した状態の電池パック10の内部構成を示す。電池パック10の長手方向(x方向)に単セルを複数積層として電池スタック(電池スタック)20が構成されている。本実施形態においては、電池モジュールはモジュール外装部材である一体ケースと、この一体ケースの内部に配置され、隔壁により仕切られた6つの電池セルとを含む。一体ケースは特に限定されるものではないが、例えば樹脂製である。電池モジュールに含まれる6つの電池セルは、一体ケース内で電気的に直列に接続される。電池スタック20のx方向の一端に冷却エアを供給する冷却ファン15が配置され、他端に電池スタック20の充放電を制御するコントロールモジュール17が配置される。コントロールモジュール17はマイクロプロセッサを有し、車両に搭載されるコンピュータとデータ通信を行い、車両コンピュータに対して電池スタック20の電圧、電流、温度、SOC(state of charge:充電状態)等の状態データを送信するとともに、車両コンピュータからの指令に応じて電池スタック20を制御する。具体的には、冷却ファンの流量をコントロールして電池スタック20を所定温度範囲内に保持する。さらに、メインリレー(+)28、メインリレー(−)24、プリチャージリレー29のオンオフを制御する。冷却ファン15の前面には格子状のルーバーで覆われた吸気口16が設けられ、冷却ファン15を駆動することで図中矢印で示すように乗員室内からの冷却エアを取り込む。冷却エアは内部ダクトを介して電池スタック20の下部とロワーケース14との間に形成されたチャンバスペース24に供給され、電池スタック20を下から上に流れ(紙面の垂直方向)、電池スタック20の上部とアッパーケース12との間に形成されたチャンバスペース22に達することで電池スタック20を所望の冷却特性で冷却する。図1では、アッパーケース12に形成される曲面は、電池パック10の長手方向の全てにわたって形成されているが、電池スタック20の直上においてのみ形成されていてもよい。すなわち、アッパーケース12は、電池スタック20の直上において曲面で構成され、冷却ファン15あるいはコントロールモジュール17の真上では平面で構成されていてもよい。
【0018】
図3に、電池パック10の機能ブロック図を示す。上記のとおり、電池スタック20の両側に冷却ファン15及びコントロールモジュール17が分けて配置される。冷却ファン15及びコントロールモジュール17を電池スタック20の両側に配設することで、電池パック10の重量バランスを確保することができる。冷却ファン15の近傍にはファンリレー22及びメインリレーの負極側(−)24が配設され、コントロールモジュール17の近傍にはレジスタ26、メインリレーの正極側(+)28が配設され、さらにプレチャージ用のリレー29も配設される。
【0019】
本実施形態では電池スタック20を制御するための各種機器が電池スタック20の両側に分けて配設されるため、電池パック10は大別して3つの機能部位から構成されることになる。すなわち、電池パック10の中央部に位置する電池スタック部位10b、電池スタック部位10bの左側に配設される第1機器部位10a、及び電池スタック部位10bの右側に配設される第2機器部位10cである。冷却ファン15とコントロールモジュール17の重量は略等しいものの、正確には(冷却ファンの重量)>(コントロールモジュールの重量)である。第2機器部位10cにレジスタ26やプレチャージリレー29を配設してこれらの重量を付加することで、ほぼ(第1機器部位10aの重量)=(第2機器部位10cの重量)、つまり、実質的に両者の重量が等しいとみなせる程度に設定することができ、電池パック10の重心を電池パック10の中心位置近傍に設定することができる。両者の重量が実質的に等しいか否かは、車載時に車両の重量バランスに影響を与えない程度であるか否かにより判定され得る。
【0020】
図4に、図7に示す従来の電池パック10に対応する機能ブロック図を示す。図3と図4とを対比することで、本実施形態の優位性が明らかとなろう。機器ボックス40は電池スタック20の一方の側に隣接して配設されており、機器ボックス40内にはコントロールモジュール17、レジスタ26、メインリレー(+)28、メインリレー(−)24、プレチャージリレー29等が配設される。冷却ファンは電池パック10と別個に設けられ、電池パック10から離間した位置に配置されているため、機能ブロックとしては存在していない。機器ボックス40の機能部位を機器部位10dとすると、(電池スタック部位10bの重量)>>(機器部位10dの重量)であり、電池パック10の重心は電池スタック20側に偏る。本実施形態の電池パック10は、冷却ファン15を電池パック10の外部に配設するのではなく電池パック10に内蔵し、かつ、冷却ファン15を含む機器ボックスを2つに分割して電池スタック20の両側に配設することで重量バランスを確保したものということができる。冷却ファン15を電池パック10の外部に配設し、ダクトで電池パック10の内部まで冷却エアを誘導する構成ではダクトの存在により電池パック10の冷却エア取り入れ口側に機器ボックスを配設することができず、機器ボックスは電池スタック20の片側のみに配設せざるを得ない。本実施形態では、冷却ファン15を電池パック10に内蔵させてこのような制約を取り除き、電池スタック20の両側に機器ボックスを配設させることを可能ならしめたものである。もちろん、単に重量バランスを確保するとの観点からは、図4の機能ブロック図において電池スタック20の右側にウエイトを配設することも考えられるが、徒に電池パック10のサイズ及び重量を増大させるだけとなり車載用に適用できないことはいうまでもない。
【0021】
図5に、本実施形態の電池パック10を車両1に搭載した状態を示す。従来の搭載状態を示す図8に対応するものである。電池パック10は第1機器部位10a、電池スタック部位10b、第2機器部位10cの3つの機能部位から構成され、電池パック10の長手方向が車両1の車幅方向に一致するように搭載する。電池パック10の重心は電池パック10の中心近傍に位置するため、図のように電池パック10の重心は車両1の前後中心線上に位置するようになり、搭載時に車両1の左右重量バランスを乱すことがない。
【0022】
図6に、電池パック10の車両搭載状態の斜視図を示す。電池パック10は、リアタイヤのホイールハウス30、32の間に設けられた車両後部座席34の座面下に配置される。後部座席34は可倒式であって、倒した状態でラゲッジスペースと一体化してラゲッジスペースを拡張することができる。後部座席34の上に荷物等を搭載した場合、電池パック10のアッパーケース12にも荷重が印加されることになるが、電池パック10のアッパーケース12は曲面、あるいは鉛直上方に向けた凸面で構成されているため、上方からの耐荷重特性が向上し、荷重によりチャンバスペース22が縮小あるいは潰れることがなく、電池スタック20を保護できる。また、電池スタック20の所望の冷却特性を維持することができる。
【0023】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で他の態様も可能である。
【0024】
例えば、本実施形態では、図3に示すように第1機器部位10aに冷却ファン15、ファンリレー22、メインリレー(−)24を配設しているが、冷却ファン15の重量如何によってはメインリレー(−)も第2機器部位10cに配設してもよい。あるいは、第2機器部位10c内のメインリレー(+)28あるいはレジスタ26を第1機器部位10aに配設してもよい。要は、主要な重量源である冷却ファン15及びコントロールモジュール17をそれぞれ電池スタック20の両側に配設し、残りの機器を重量配分を考慮して配設すればよい。
【0025】
以下に、第1機器部位10a及び第2機器部位10cに配設される機器の組み合わせを例示する。
<第1パターン>
第1機器部位10a内:
冷却ファン、冷却ファンリレー
第2機器部位10c内:
コントロールモジュール、レジスタ、メインリレー(+)、メインリレー(−)、プレチャージリレー
<第2パターン>
第1機器部位10a内:
冷却ファン、冷却ファンリレー、メインリレー(+)、メインリレー(−)
第2機器部位10c内:
コントロールモジュール、レジスタ、プレチャージリレー
<第3パターン>
第1機器部位10a内:
冷却ファン、ファンリレー、プレチャージリレー
第2機器部位10c内:
コントロールモジュール、レジスタ、メインリレー(+)、メインリレー(−)
<第4パターン>
第1機器部位10a内:
冷却ファン
第2機器部10c内:
コントロールモジュール、ファンリレー、メインリレー(+)、メインリレー(−)、レジスタ、プレチャージリレー
【0026】
また、本実施形態ではアッパーケース12にビード部12aを形成しているが、ビード部12aを形成することなく曲面のみを形成してもよい。
【0027】
また、本実施形態では、冷却エアは電池スタック20の下から上に流れるように構成しているが、冷却エアを電池スタック20の上から下に流れるように構成してもよい。いずれの場合においても、アッパーケース12は電池スタック20の上部に冷却エアのためのチャンバスペース22を形成し、アッパーケース12の曲面によりチャンバスペース22に供給される冷却エアの流量分布を調整できる。
【0028】
さらに、本実施形態では、第1機器部位10aと第2機器部位10cとにより電池パック10の重心位置を電池パック10の中心位置に調整しているが、第1機器部位10aあるいは第2機器部位10c内の機器を増減することで、電池パック10の重心位置を任意に調整できることは理解されよう。このことは、車両1に搭載する場合の重心位置を所望の位置に調整できることを意味する。電池パック10が搭載されるべき車両1の車種に応じて重心位置を任意に調整する等も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】実施形態における電池パックの斜視図である。
【図2】電池パックの内部状態説明図である。
【図3】電池パックの機能ブロック図である。
【図4】従来の電池パックの機能ブロック図である。
【図5】電池パックの車両搭載説明図である。
【図6】電池パックの車両搭載状態を示す斜視図である。
【図7】従来の電池パックの構成図である。
【図8】従来の電池パックの車両搭載説明図である。
【図9】従来の電池パックの車両搭載状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
10 電池パック、10a 第1機器部位、10b 電池スタック部位、10c 第2機器部位、12 アッパーケース、12a ビード部、14 ロワーケース、15 冷却ファン、16 吸気口、17 コントロールモジュール、18 排気口、20 電池スタック。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載される電池パックであって、
電池スタックと、
機器ボックスと、
を有し、前記機器ボックスは第1及び第2のボックスから構成され、前記第1のボックス及び前記第2のボックスは前記電池スタックの両側に分けて配設されることを特徴とする電池パック。
【請求項2】
請求項1記載の電池パックにおいて、
前記第1のボックスは、前記電池スタックに冷媒を供給するための冷却ファンを有し、
前記第2のボックスは、前記電池スタックの充放電を制御するコントロールモジュールを有することを特徴とする電池パック。
【請求項3】
請求項2記載の電池パックにおいて、
前記第1のボックスは、さらに前記冷却ファンのリレーを有することを特徴とする電池パック。
【請求項4】
請求項2記載の装置において、
前記第1のボックスは、さらに前記電池スタックの第1の極のリレーを有し、
前記第2のボックスは、さらに前記電池スタックの第2の極のリレーを有することを特徴とする電池パック。
【請求項5】
請求項1記載の電池パックにおいて、
前記第1のボックスと前記第2のボックスの重量は略等しいことを特徴とする電池パック。
【請求項6】
請求項1記載の電池パックにおいて、
前記第1及び第2のボックスは、前記電池スタックに対して前記車両の車幅方向に配設されることを特徴とする電池パック。
【請求項7】
車両に搭載される電池パックであって、
電池スタックと、
前記電池スタックの一方側に配設される第1の電池スタック制御手段と、
前記電池スタックの他方側に配設される第2の電池スタック制御手段と、
を有し、前記第1の電池スタック制御手段と前記第2の電池スタック制御手段により前記電池パックの重心位置を調整することを特徴とする電池パック。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−172938(P2007−172938A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−366901(P2005−366901)
【出願日】平成17年12月20日(2005.12.20)
【出願人】(399107063)パナソニック・イーブイ・エナジー株式会社 (193)
【Fターム(参考)】