説明

電磁波シールドルームの床面構造、電磁波シールドルーム

【課題】 構造が単純で施工性に優れた電磁波シールド構造の床面構造を提供する。
【解決手段】 電磁波シールドルーム2は、地盤3上に形成され、全体を支持するための梁7を有している。
梁7上には複数のグレーチング床パネル9が設けられている。
グレーチング床パネル9は連結部材14によって電気的に接続されている。
グレーチング床パネル9と連結部材14とで床面構造1を形成している。
連結部材14は、コの字形部32を有している。
コの字形部32は、隣接するグレーチング床パネル9の外枠25を挟み込むようにして設けられている。
さらに、コの字形部32と外枠25を貫通するようにして、導電材料で構成されたネジ39a、39bが設けられ、グレーチング床パネル9と連結部材14は、ネジ39a、39bを介して電気的に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁波シールドルームの床面構造および電磁波シールドルームの床面構造を用いた電磁波シールドルームに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報機器の発達により、これに用いられる半導体の需要が高まっている。
【0003】
ここで、半導体の製造プロセスにおいては空気中の微量な不純物の存在が、その特性に大きな影響を与えるため、空気清浄度を制御した環境制御室の一種である、クリーンルーム内で製造されるのが一般的である。
【0004】
クリーンルームの構造としては、特許文献1の図4に示すように、クリーンルーム内を、空気清浄度を制御したプロセスエリアと、床下に設けられた床下エリアと、天井に設けられた天井エリアの3つのエリアに分けた構造がある。
【0005】
上記構造においては、プロセスエリア→床下エリア→天井エリア→プロセスエリアの順に空気を循環させ、天井エリアに設けられたフィルタによって空気を清浄化することにより、プロセスエリア内の空気の清浄度を一定に保っている。
【0006】
また、近年、情報機器の発する電磁波が他の機器に与える影響が指摘されており、クリーンルームを構成する天井や床面を構成する材料には、電磁波遮蔽特性も要求されるようになっている。
【0007】
即ち、近年のクリーンルームは電磁波シールドルームとしての特性も要求されている。
【0008】
さらに、クリーンルームとは別に、電算室等のコンピュータを設置した部屋においては、電算室を、電磁波遮蔽特性を有する電磁波シールドルームとすることが要求される場合もある。
【0009】
このような電磁波シールドルームを構成する場合の床面構造としては、特許文献1の図6に示すように、床面(パネルグレーチング床パネル)の角部を、パネルを支持する鉄骨梁と電気的に接続する構造がある。
【0010】
一方、このような構造では、角部同士の距離の2倍以上の波長を有する電磁波に対する遮蔽効果しか得られない。
【0011】
そこで、特許文献1の図3に示すように、隣接する床面のパネルの全周を、導電性を有するシールドガスケットを用いて電気的に接続した構造が開発されている。
【0012】
【特許文献1】特開2003−213917号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
上記のシールドガスケットを用いた構造は、電磁波シールドルームの電磁波遮蔽特性を高めるという観点からは有用な構造である。
【0014】
しかしながら、電磁波シールドルームの需要が高まると見られる将来を考えると、より単純で施工性に優れた構造が求められる。
【0015】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、構造が単純で施工性に優れた電磁波シールド構造の床面構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前述した目的を達成するために、第1の発明は、電磁波を遮蔽する電磁波シールドルームの床面構造であって、前記電磁波シールドルームを支持する梁に設けられ、前記梁に電気的に接続される角部を有する複数の床板と、隣接する前記床板の前記角部を除く外周の一部を連結するように設けられ、隣接する前記床板を電気的に接続する連結部材と、を有し、前記連結部材は、隣接する前記角部および/または他の前記連結部材との距離をdとし、遮蔽する電磁波の波長をλとすると、以下の式(1)を満たす位置に設けられていることを特徴とする電磁波シールドルームの床面構造である。
【0017】
d≦λ/2…式(1)
前記床板は、板状の本体と、前記本体の外周に設けられ、前記本体の下面側に突き出すように設けられた外枠と、を有し、前記連結部材は、隣接する前記床板の前記外枠を挟み込むように設けられ、側面形状がコの字形であるコの字形部を有している。
【0018】
前記床板は、前記本体に設けられ、前記本体の下面側に突き出すように設けられたリブを有し、前記連結部材は、前記コの字形部の、互いに対向する面を有する板状部の外側の面に設けられ、前記外枠と前記リブの間に挿入されるスペーサを有していてもよい。
【0019】
この場合、前記スペーサは、側面形状がL字形であってもよい。
【0020】
前記連結部材は、ネジにより前記外枠に連結され、電気的に接続されていてもよい。
【0021】
前記連結部材を構成する材料は、非磁性体であり、例えばステンレスである。
【0022】
前記連結部材が前記床板の一辺に複数個設けられていてもよい。
【0023】
第2の発明は、第1の発明の電磁波シールドルームの床面構造を有することを特徴とする電磁波シールドルームである。
【0024】
第3の発明は、電磁波シールドルームの床板に用いられる電磁波シールド用連結部材であって、隣接して配置されるべき2つの床板の隣接する外枠を挟み込むことの出来る幅を有し、側面形状がコの字形であるコの字形部を有していることを特徴とする電磁波シールド用連結部材である。
【0025】
前記電磁波シールド用連結部材は、床板に設けられた外枠とリブとの間に挿入されるべきスペーサを有していてもよく、この場合、前記スペーサは、側面形状がL字形であってもよい。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、構造が単純で施工性に優れた電磁波シールド構造の床面構造を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
【0028】
まず、本実施形態に係る床面構造1が用いられる電磁波シールドルーム2の概略構造について、図1を参照して説明する。
【0029】
ここでは電磁波シールドルーム2として、電磁波遮蔽特性が要求されるクリーンルームが例示されている。
【0030】
図1に示すように、環境制御室としての電磁波シールドルーム2は、プロセスエリア10と、床下エリア20と、天井エリア30、空気循環エリア10aを有する。
【0031】
電磁波シールドルーム2は、地盤3上に形成され、電磁波シールドルーム2全体を支持するための複数の支柱5および支柱5上に設けられた梁7とを有している。
【0032】
梁7上には複数の有孔のグレーチング床パネル9が床板として設けられている。
【0033】
グレーチング床パネル9は連結部材14によって電気的に接続されている。
【0034】
そして、グレーチング床パネル9と連結部材14とで床面構造1を形成している。
【0035】
グレーチング床パネル9には壁面としての複数の側壁パネル11が建て込まれている。
【0036】
側壁パネル11の周囲には電磁波シールドルーム2の外壁としての建築壁12が設けられ、建築壁12の上面には、天井15が設けられている。
【0037】
さらに、側壁パネル11の上面には格子天井13が設けられている。
【0038】
なお、格子天井13は、天井15に吊り下げられた図示しない吊り棒によって支持されている。
【0039】
格子天井13の図示しない格子面には空気を浄化するためのフィルタ16が設けられている。
【0040】
そして、グレーチング床パネル9、側壁パネル11および格子天井13で囲まれた領域がプロセスエリア10を形成している。
【0041】
また、建築壁12とグレーチング床パネル9で囲まれた床下の領域が床下エリア20を形成している。
【0042】
さらに、格子天井13、建築壁12および天井15で囲まれた領域が天井エリア30を形成している。
【0043】
なお、天井エリア30内には空気循環装置24が設けられている。
【0044】
一方、建築壁12、グレーチング床パネル9および格子天井13で囲まれた領域が空気循環エリア10aを形成している。
【0045】
プロセスエリア10は空気の清浄度や電磁波等の環境が制御されたエリアであり、半導体製造装置やコンピュータ等の環境制御下で用いられる装置が設けられている。
【0046】
床下エリア20は、プロセスエリア10の空気が流れ込むエリアである。
【0047】
空気循環エリア10aは、床下エリア20の空気が流れ込むエリアである。
【0048】
天井エリア30は、空気循環エリア10aの空気が流れ込むエリアであり、また、空気を清浄化してプロセスエリア10に流すエリアである。
【0049】
即ち、プロセスエリア10内の空気は空気循環装置24により、グレーチング床パネル9から、床下エリア20、空気循環エリア10aを介して天井エリア30に流れ込む。
【0050】
そして、流れ込んだ空気はフィルタ16によって清浄化され、再びプロセスエリア10に流れ込む。
【0051】
このようにして、プロセスエリア10内の空気は常に、一定の清浄度に保たれる。
【0052】
なお、電磁波シールドルーム2にクリーンルームとしての機能を要求しない場合は、空気循環装置24およびフィルタ16は不要であり、上記のような空気の循環、清浄化は行われない。
【0053】
次に、床面構造1の構造の詳細について、図2〜図6を参照して説明する。
【0054】
図2および図3に示すように、床面構造1は、矩形のグレーチング床パネル9を複数並べ、隣接するグレーチング床パネル9を連結部材14で連結した構造を有している。
【0055】
まず、グレーチング床パネル9の構造について説明する。
【0056】
図4に示すように、グレーチング床パネル9は、矩形の板状の形状を有する本体21を有し、本体21には複数の孔部23が設けられている。
【0057】
なお、本体21の寸法は例えば600mm×600mm程度である。
【0058】
本体21の外周には、本体21の下面側に突き出すように設けられた外枠25を有しており、さらに、本体21の外枠25の近傍には、本体21の下面側に突き出すようにしてリブ27が設けられている。
【0059】
また、図4および図5に示すように、本体21の4つの角部22a、22b、22c、22dは、円弧状の切り欠き形状を有している。
【0060】
一方、図5に示すように、梁7の上面には、円筒状の台駒29が設けられており、台駒29の上面には導電部材であるネジ31がねじ込まれている。
【0061】
そして、図5に示すように、角部22a、22bを台駒29と組み合わせ、ネジ31と接触させることにより、グレーチング床パネル9と梁7が電気的に接続される。
【0062】
なお、角部22c、22dも同様である。
【0063】
グレーチング床パネル9を構成する材料は、電磁波遮蔽特性に優れ、かつ軽量であることが要求される。
【0064】
さらに、電磁波シールドルーム2がクリーンルームとして用いられる場合は、アウトガスの発生源とならないことも要求される。
【0065】
このような要件を満たす材料としては、例えばアルミニウム合金やマグネシウム合金が挙げられる。
【0066】
なお、アルミニウム合金やマグネシウム合金を用いる場合、表面に不動態皮膜を施してもよい。
【0067】
次に、連結部材14の構造について説明する。
【0068】
図3および図6に示すように、連結部材14は、側面形状がコの字形であるコの字形部32を有している。
【0069】
コの字形部32は、2つのグレーチング床パネル9の隣接する外枠25を挟み込むことの出来る程度の幅28を有している。
【0070】
コの字形部32は、板状部33および板状部33の両端に設けられた板状部34a、34bにより構成されている。
【0071】
板状部33、34a、34bのうち、互いに向かい合う面を有する、板状部34a、34bの外側の面35a、35bには、側面形状がL字形のスペーサ37a、37bが設けられている。
【0072】
そして、図3に示すように、コの字形部32は、隣接するグレーチング床パネル9の外枠25を挟み込むようにして設けられている。
【0073】
なお、図6に示す連結部材14を構成する各部の長さ36は、例えば30mm程度であり、厚さ38は、例えば0.8mm程度である。
【0074】
連結部材14を構成する材料には、導電性が求められるとともに、電磁波の発生源とならないように、非磁性体であることが要求される。
【0075】
このような要件を満たす材料としては、例えばステンレスが挙げられる。
【0076】
なお、床面構造1は、コの字形部32と外枠25を貫通するようにして設けられ、導電材料で構成されたネジ39a、39bをさらに有している。
【0077】
即ち、グレーチング床パネル9と連結部材14は、ネジ39a、39bを介して電気的に接続されている。
【0078】
このような構造とすることにより、グレーチング床パネル9の表面に絶縁被覆を設けられている場合であっても、両者を電気的に接続できる。
【0079】
また、スペーサ37a、37bは、外枠25とリブ27の間に挿入されている。
【0080】
このような構造とすることにより、グレーチング床パネル9に連結部材14を取り付けた際にガタが生じるのを防止でき、また、取り付けも容易となる。
【0081】
次に、連結部材14を設ける位置について説明する。
【0082】
連結部材14は、遮蔽したい電磁波の波長をλとし、図2に示す、連結部材14と、隣接する角部22aとの距離(電気的に接続された部分の隣接距離)をdとすると、以下の式(1)を満たす位置に設けられている。
【0083】
d≦λ/2…式(1)
このような要件を満たす位置に連結部材14を設けることにより、電気的に接続された部分の隣接距離の幅が、遮蔽したい電磁波の半波長よりも小さくなるので、電磁波が遮蔽される。
【0084】
例えば、グレーチング床パネル9の寸法が、600mm×600mmで、遮蔽したい電磁波の波長が600mm以上(周波数500MHz)であったとする。
【0085】
この場合、式(1)に波長λ=600mmを代入すると、d≦300mmとなる。
【0086】
そのため、例えば、連結部材14と、隣接する角部との距離が300mmとなる位置、即ち、外周を構成する辺の中央の位置に連結部材14を設けることにより、600mm以上の波長の電磁波を遮蔽できる。
【0087】
このような構造とすることにより、従来と異なり、グレーチング床パネル9の全周を電気的に接続する必要がなくなるため、床面構造1の構造は、従来の床面構造よりも単純であり、また施工性もより良好となる。
【0088】
なお、図2の状態から、さらに短い波長の電磁波を遮蔽したい場合は、図7に示すように、連結部材14を増設し、グレーチング床パネル9の一辺に複数個の連結部材14を設ける。
【0089】
ここで、連結部材14は、連結部材14と、隣接する角部もしくは他の連結部材14の距離dが、式(1)を満たすような位置に設けられる。
【0090】
このように、床面構造1は、遮蔽したい電磁波の波長を変更したい場合に、連結部材14を事後的に設けることも可能である。
【0091】
このように、本実施形態の形態によれば、床面構造1は、グレーチング床パネル9および、隣接するグレーチング床パネル9連結するように設けられた連結部材14を有し、連結部材14と、隣接する角部22aとの距離dが、遮蔽したい電磁波の半波長よりも小さくなる位置に連結部材14が設けられている。
【0092】
従って、グレーチング床パネル9の全周を電気的に接続しなくても電磁波を遮蔽でき、床面構造1の構造は、従来の床面構造よりも単純であり、また施工性もより良好となる。
【産業上の利用可能性】
【0093】
上記した実施形態では、本発明を電磁波遮蔽特性が求められるクリーンルーム用の床面構造に適用した場合について説明したが、本発明は、何等、これに限定されることなく、電磁波を遮蔽する必要のある全ての電磁波シールドルームに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】電磁波シールドルーム2を示す側面図である。
【図2】図1のA1の向きの矢視図である。
【図3】図2の領域S付近のB1−B1断面図である。
【図4】図4(a)はグレーチング床パネル9を示す平面図であって、図4(b)は図4(a)のB2−B2断面図である。
【図5】図5(a)は梁7を示す斜視図であって、図5(b)は梁7にグレーチング床パネル9を設けた状態を示す斜視図である。
【図6】図6(a)は連結部材14を示す斜視図であって、図6(b)は連結部材14を示す側面図である。
【図7】図2の変形例を示す図である。
【符号の説明】
【0095】
1 床面構造
2 電磁波シールドルーム
3 地盤
5 支柱
7 梁
9 グレーチング床パネル
10 プロセスエリア
10a 空気循環エリア
11 側壁パネル
12 建築壁
13 格子天井
14 連結部材
15 天井
16 フィルタ
20 床下エリア
21 本体
22a 角部
23 孔部
25 外枠
27 リブ
29 台駒
30 天井エリア
31 ネジ
32 コの字形部
33 板状部
35a 面
37a スペーサ
39a ネジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電磁波を遮蔽する電磁波シールドルームの床面構造であって、
前記電磁波シールドルームを支持する梁に設けられ、前記梁に電気的に接続される角部を有する複数の床板と、
隣接する前記床板の前記角部を除く外周の一部を連結するように設けられ、隣接する前記床板を電気的に接続する連結部材と、
を有し、
前記連結部材は、
隣接する前記角部および/または他の前記連結部材との距離をdとし、遮蔽する電磁波の波長をλとすると、以下の式(1)を満たす位置に設けられていることを特徴とする電磁波シールドルームの床面構造。
d≦λ/2…式(1)
【請求項2】
前記床板は、
板状の本体と、
前記本体の外周に設けられ、前記本体の下面側に突き出すように設けられた外枠と、
を有し、
前記連結部材は、隣接する前記床板の前記外枠を挟み込むように設けられ、側面形状がコの字形であるコの字形部を有していることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項3】
前記床板は、
前記本体に設けられ、前記本体の下面側に突き出すように設けられたリブを有し、
前記連結部材は、
前記コの字形部の、互いに対向する面を有する板状部の外側の面に設けられ、前記外枠と前記リブの間に挿入されるスペーサを有していることを特徴とする請求項2記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項4】
前記スペーサは、側面形状がL字形であることを特徴とする請求項3記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項5】
前記連結部材は、ネジにより前記外枠に連結され、電気的に接続されていることを特徴とする請求項2記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項6】
前記連結部材を構成する材料は、非磁性体であることを特徴とする請求項5記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項7】
前記連結部材を構成する材料は、ステンレスであることを特徴とする請求項6記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項8】
前記連結部材が前記床板の一辺に複数個設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電磁波シールドルームの床面構造。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれかに記載の電磁波シールドルームの床面構造を有することを特徴とする電磁波シールドルーム。
【請求項10】
電磁波シールドルームの床板に用いられる電磁波シールド用連結部材であって、
隣接して配置されるべき2つの床板の隣接する外枠を挟み込むことの出来る幅を有し、側面形状がコの字形であるコの字形部を有していることを特徴とする電磁波シールド用連結部材。
【請求項11】
床板に設けられた外枠とリブとの間に挿入されるべきスペーサを有していることを特徴とする請求項10記載の電磁波シールド用連結部材。
【請求項12】
前記スペーサは、側面形状がL字形であることを特徴とする請求項11記載の電磁波シールド用連結部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−24388(P2009−24388A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−188197(P2007−188197)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【出願人】(504157024)国立大学法人東北大学 (2,297)
【出願人】(593022342)ベニックス株式会社 (13)
【出願人】(507244219)惠亞工程股▲ふん▼有限公司 (3)
【Fターム(参考)】