説明

電線のマーキング装置及び方法

【課題】装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することが可能な電線のマーキング装置及び方法を提供する。
【解決手段】マーキング装置1は、電線100の被覆部にマーキングを施すものであって、染料インクを収納したインクタンク10と、インクタンク10内の染料インクを導くフェルト部20と、フェルト部20を介してインクタンク10から供給された染料インクを保持すると共に、電線100の被覆部を挟み込んでスタンプする複数のスタンプ部30を備えている。このスタンプ部30は多孔質材料により構成されている。また、染料インクは、粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線のマーキング装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電線の使用目的等を識別するため、電線の被覆部にマーキングを施す電線のマーキング装置が知られている。このような電線のマーキング装置としては、送り出されてくる電線に向けて配置された複数の着色ノズルから、電線に向かって染料インクを吹き付けるものが提案されている(例えば特許文献1参照)。また、1つの着色ノズルから電線に対して染料インクを吹き付けてマーキングを施す装置についても提案されている(例えば特許文献2及び3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−93617号公報
【特許文献2】特開平6−190341号公報
【特許文献3】国際公開第2004/015721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のマーキング装置では複数の着色ノズルを必要としてしまい、装置が大型化してしまうという問題があった。そこで、特許文献2及び3に記載のマーキング装置及び方法を利用することが考えられるが、これらのマーキング方法であっても、電線に吹き付けられなかったインクのロスが多くなってしまう。さらには、被覆部におけるマークの意匠形状が電線の周方向に異なってしまい、識別性が低下してしまう。加えて、染料インクの塗布量の制御が難しくなってしまい、多量の染料インクが塗布されてしまった場合には乾燥性が悪くなってしまう。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することが可能な電線のマーキング装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電線のマーキング装置は、電線の被覆部にマーキングを施す電線のマーキング装置であって、染料インクを収納したインクタンクと、インクタンクから供給された染料インクを保持すると共に、電線の被覆部を挟み込んでスタンプする複数の多孔質材料を備え、染料インクは、粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下であることを特徴とする。
【0007】
この電線のマーキング装置によれば、供給された染料インクを保持する多孔質材料により、電線の被覆部を挟み込んでスタンプするため、複数の着色ノズルを備える必要がなく装置の大型化を抑制することができる。また、多孔質材料を用いているため、電線被覆部へ押し付けられた分に応じて染料インクが使用されることとなり、インクロスを抑えることができると共に、多量に染料インクを塗布してしまうこととならず、乾燥性の悪化についても抑制することができる。さらに、挟み込んでスタンプする方式であるため、電線の被覆部の両サイドからマーキングされることとなり、1つの着色ノズルにて被覆部の一方側からマーキングする場合と比較して、意匠形状が異なり難く識別性の低下を抑制することができる。
【0008】
従って、装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することができる。
【0009】
また、電線のマーキング装置において、染料インクは、アルコール系の染料インクであり、粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であり、染料が1重量%以上10重量%以下であり、固形分が10重量%以上20重量%以下であることが好ましい。
【0010】
この電線のマーキング装置によれば、また、染料インクは、アルコール系の染料インクであるため、一般的な文房具用インクを適用することができる。また、粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であり、染料が1重量%以上10重量%以下であり、固形分が10重量%以上20重量%以下であるため、塗布後も良好な識別性を有することができる。
【0011】
また、電線のマーキング装置において、複数の多孔質材料は、耐アルコール性を有するものであることが好ましい。
【0012】
この電線のマーキング装置によれば、多孔質材料が耐アルコール性を有するものであるため、一般的なアルコール系の染料インクを使用した場合に、多孔質材料が硬くなって変形し、耐久性が低下してしまう事態を抑制することができる。
【0013】
また、電線のマーキング装置において、複数の多孔質材料それぞれを電線側に移動させてマーキングを施す制御手段と、複数の多孔質材料を収納すると共に当該複数の多孔質材料それぞれの一部露出させる筐体と、を備え、制御手段は、電線にマーキングを施さない待機状態において、複数の多孔質材料それぞれの露出部を他の多孔質材料の露出部と接触させることが好ましい。
【0014】
この電線のマーキング装置によれば、電線にマーキングを施さない待機状態において、複数の多孔質材料それぞれの露出部を他の多孔質材料の露出部と接触させるため、待機状態において多孔質材料の外気に露出して乾燥してしまうことを抑制することができる。
【0015】
また、電線のマーキング方法は、電線の被覆部にマーキングを施す電線のマーキング方法であって、インクタンクから供給される粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下である染料インクを保持する複数の多孔質材料により、電線の被覆部を挟み込んでスタンプすることを特徴とする。
【0016】
この電線のマーキング方法によれば、供給された染料インクを保持する多孔質材料により、電線の被覆部を挟み込んでスタンプするため、複数の着色ノズルを備える必要がなく装置の大型化を抑制することができる。また、多孔質材料を用いているため、電線被覆部へ押し付けられた分に応じて染料インクが使用されることとなり、インクロスを抑えることができると共に、多量に染料インクを塗布してしまうこととならず、乾燥性の悪化についても抑制することができる。さらに、挟み込んでスタンプする方式であるため、電線の被覆部の両サイドからマーキングされることとなり、1つの着色ノズルにて被覆部の一方側からマーキングする場合と比較して、意匠形状が異なり難く識別性の低下を抑制することができる。
【0017】
従って、装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することが可能な電線のマーキング装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態に係る電線のマーキング装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示したスタンプ部の一部拡大図である。
【図3】電線のマーキング方法を示す動作図であって、マーキング時の装置状態を示している。
【図4】電線のマーキング方法を示す動作図であって、待機状態における装置状態を示している。
【図5】本実施形態に係る電線のマーキング装置によりマーキングされた電線を示す図である。
【0020】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電線のマーキング装置を示す概略構成図である。
【0021】
図1に示す電線100のマーキング装置1は、電線100の被覆部に電線識別用のマーキングを施すものであって、染料インクを収納するインクタンク10と、インクタンク10内の染料インクを導くフェルト部20と、2つのスタンプ部30と、筐体40とから構成されている。このマーキング装置1は、制御部(不図示の制御手段)からの指令を受けてスタンプ部30を互いに近づく方向及び離間させる方向に移動させる機能を備えている。
【0022】
インクタンク10は、内部に染料インクを収納するものであって、略漏斗形状となっており、漏斗の大径開放部10a側に蓋部材11が設けられている。また、インクタンク10は、小径開放部10b側にフェルト部20が接続されている。インクタンク10内の染料インクは小径開放部10b側からフェルト部20に浸透していく。このインクタンク10は、内部の染料インク10が少量となると、蓋部材11を取り外して染料インクを継ぎ足すことができる。なお、インクタンク10は、継ぎ足し式に限らずカートリッジ式などであってもよい。さらに、インクタンク10は、図1に示す形状等に限るものではなく、他の形状であってもよい。
【0023】
フェルト部20は、インクタンク10からの染料インクをスタンプ部30に供給するものである。このフェルト部20は、毛管間隙を備えるものであればよく、例えば繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂の多孔質気泡体等の多孔質材料、又は軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。その材質は、アクリル繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維樹脂を使用できる。また、フェルト部20は、その外周面に合成樹脂フィルム等によりなる外皮を供えるものであってもよい。
【0024】
スタンプ部30は、多孔質材料により構成されるものであって、例えばアクリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン(登録商標)繊維、ビニロン繊維を原料とし、害原料を樹脂で固めたり、焼結させたりしたものが使用される。このスタンプ部30は、フェルト部20のうちインクタンク10の接続反対側につながっており、インクタンク10からフェルト部20を介して供給された染料インクを保持する。また、このスタンプ部30は、電線100を上下に挟むように配置されており、制御部により駆動されて電線100の被覆部側に移動させられる。
【0025】
図2は、図1に示したスタンプ部30の一部拡大図である。図2に示すように、スタンプ部30は、筐体40に形成された開口41から先端が外部に露出する構成となっており、露出部が電線100の被覆部に接触して染料インクを付着させる構成となっている。なお、図2では一方のスタンプ部30しか図示していないが、他方のスタンプ部30についても同様である。すなわち、2つのスタンプ部30それぞれは、筐体40により収納されると共に、それぞれの一部が露出される構成となっている。
【0026】
また、筐体40はガイド部42を備えている。ガイド部42は、筐体40の開口41付近から電線100の配置側に突出する突起である。このガイド部42により電線100への押し込み量が1.0mm以下となるように制御されることとなる。すなわち、電線100の被覆部にマーキングを施す場合に、多孔質材料が1mmを超えて被覆部に押し付けられず、適度なスタンプが実現される。
【0027】
電線100のマーキング方法の概略については以下のようになる。図3は、電線100のマーキング方法を示す動作図であって、マーキング時の装置状態を示している。電線100の被覆部にマーキングを施す場合、制御部からの指令により2つのスタンプ部30が互いに近寄る方向に移動させられる。これにより、スタンプ部30は電線100に接触する(図3参照)。そして、マーキングが施される。その後、制御部からの指令により2つのスタンプ部30が互いに離れる方向に移動させられる(図1参照)。これにより、スタンプ部30は電線100から離間する。
【0028】
このように、電線100の被覆部を挟み込んでスタンプするため、複数の着色ノズルを備える必要がなく装置の大型化を抑制することができる。また、スタンプ部30に多孔質材料を用いているため、電線100の被覆部へ押し付けられた分に応じて染料インクが使用されることとなり、インクロスを抑えることができると共に、多量に染料インクを塗布してしまうこととならず、乾燥性の悪化についても抑制することができる。さらに、挟み込んでスタンプする方式であるため、電線100の被覆部の両サイドからマーキングされることとなり、1つの着色ノズルにて被覆部の一方側からマーキングする場合と比較して、意匠形状が異なり難く識別性の低下を抑制することができる。
【0029】
さらに、本実施形態においてスタンプ部30は、電線100の被覆部にマーキングを施さない待機状態において以下のようになる。図4は、電線100のマーキング方法を示す動作図であって、待機状態における装置状態を示している。図4に示すように、2つのスタンプ部30は、待機状態になると、制御部からの指令により互いに近寄る方向に移動させられる。このとき、スタンプ部30は、電線100の被覆部にマーキングを施すときよりも、互いに近寄る方向へ移動させられて接触することとなる。これにより、スタンプ部30それぞれは、露出部が他方のスタンプ部30の露出部と接触することとなり、実質的に全周が筐体40に覆われたかたちとなる。よって、本実施形態では、染料インクの乾燥が防止されることとなる。
【0030】
さらに、本実施形態において染料インクは、粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下となっている。粘度が1.0mPa・s未満であると、液の流動性が増大し、表面張力が低下するため、染料インクが多孔質材料内で溜まることができずにインク漏れを引き起こしてしまうからである。また、粘度が10000mPa・sを超えると、多孔質材料への浸透が極端に遅くなったり、多孔質材料の毛管力を利用して染料インクを供給できなってしまうからである。
【0031】
特に、染料インクは、アルコール系の染料インクである。これにより、一般的な文房具用のインクを適用することができる。なお、この場合、スタンプ部30を構成する多孔質材料は、耐アルコール性を有するものとすることが望ましい。一般的なアルコール系の染料インクを使用した場合に、多孔質材料が硬くなって変形し、耐久性が低下してしまう事態を抑制することができるからである。
【0032】
また、染料インクは、粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であることが好ましい。粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であると、塗布後に適切な塗膜を形成し、良好な識別性及び乾燥性を有することができるからである。
【0033】
また、染料インクは、染料が1重量%以上10重量%以下であることが好ましい。染料が1重量%以上10重量%以下であると、塗布後に色が濃すぎたり薄過ぎたりするなどが発生せず、良好な識別性を有することができるからである。
【0034】
さらに、染料インクは、固形分が10重量%以上20重量%以下であることが好ましい。固形分が10重量%未満であると、塗布後の膜厚が薄くなり色目が薄くなってしまうからである。また、固形分が20重量%を超えると、塗布後の膜厚が厚くなり、色目が濃くなってしまい良好な識別性を有することができなくなってしまうからである。
【0035】
次に、使用回数について説明する。本実施形態において多孔質材料は耐アルコール性を有するもの(例えばPE)であるため、被覆部にマーキングを施す使用回数についても、優れている。
【0036】
例えば多孔質材料(気孔径70μm、気孔率75%)に塩ビを用いた場合、約30万回のマーキングによりスタンプ部30は硬くなり変形してしまった。これに対して、多孔質材料(気孔径10μm、気孔率64%)にPEを用いた場合、約60万回のマーキングによってもスタンプ部30は硬くならず変形はあまりみられなかった。
【0037】
図5は、本実施形態に係る電線100のマーキング装置1によりマーキングされた電線100を示す図である。本実施形態によれば、電線100の被覆部に回路情報(すなわち電線種別)が分かる色パターンをマーキングすることができる。例えば、図5に示すように、端末部分にドット101を施すと共に端末間となる中間部分にドット102を施すことにより、電線100に回路情報を付与することができる。なお、図5には示していないが、文字をマーキングしたり、記号をマーキングしたりすることもできる。また、単なる打点をマーキングすることもできる。
【0038】
このようにして、本実施形態に係る電線100のマーキング装置及び方法によれば、供給された染料インクを保持する多孔質材料により、電線100の被覆部を挟み込んでスタンプするため、複数の着色ノズルを備える必要がなく装置の大型化を抑制することができる。また、多孔質材料を用いているため、電線1000の被覆部へ押し付けられた分に応じて染料インクが使用されることとなり、インクロスを抑えることができると共に、多量に染料インクを塗布してしまうこととならず、乾燥性の悪化についても抑制することができる。さらに、挟み込んでスタンプする方式であるため、電線100の被覆部の両サイドからマーキングされることとなり、1つの着色ノズルにて被覆部の一方側からマーキングする場合と比較して、意匠形状が異なり難く識別性の低下を抑制することができる。
【0039】
従って、装置の大型化を抑制すると共に、インクロス及び識別性の低下を抑制し、且つ、乾燥性の悪化を抑制することができる。
【0040】
また、染料インクは、アルコール系の染料インクであるため、一般的な文房具用インクを適用することができる。また、粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であり、染料が1重量%以上10重量%以下であり、固形分が10重量%以上20重量%以下であるため、塗布後も良好な識別性を有することができる。
【0041】
また、多孔質材料が耐アルコール性を有するものであるため、一般的なアルコール系の染料インクを使用した場合に、多孔質材料が硬くなって変形し、耐久性が低下してしまう事態を抑制することができる。
【0042】
また、電線にマーキングを施さない待機状態において、複数の多孔質材料それぞれの露出部を他の多孔質材料の露出部と接触させるため、待機状態において多孔質材料の外気に露出して乾燥してしまうことを抑制することができる。
【0043】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1…マーキング装置
10…タンク
20…フェルト部
30…スタンプ部
40…筐体
41…開口
42…ガイド部
100…電線
101,102・・・ドット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線の被覆部にマーキングを施す電線のマーキング装置であって、
染料インクを収納したインクタンクと、
前記インクタンクから供給された前記染料インクを保持すると共に、電線の被覆部を挟み込んでスタンプする複数の多孔質材料を備え、
前記染料インクは、粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下である
ことを特徴とする電線のマーキング装置。
【請求項2】
前記染料インクは、アルコール系の染料インクであり、粘度が2.0mPa・s以上5.0mPa・s以下であり、染料が1重量%以上10重量%以下であり、固形分が10重量%以上20重量%以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の電線のマーキング装置。
【請求項3】
前記複数の多孔質材料は、耐アルコール性を有するものである
ことを特徴とする請求項2に記載の電線のマーキング装置。
【請求項4】
前記複数の多孔質材料それぞれを電線側に移動させてマーキングを施す制御手段と、
前記複数の多孔質材料を収納すると共に当該複数の多孔質材料それぞれの一部露出させる筐体と、を備え、
前記制御手段は、前記電線にマーキングを施さない待機状態において、複数の多孔質材料それぞれの露出部を他の多孔質材料の露出部と接触させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のマーキング装置。
【請求項5】
電線の被覆部にマーキングを施す電線のマーキング方法であって、
インクタンクから供給される粘度が1.0mPa・s以上10000mPa・s以下である染料インクを保持する複数の多孔質材料により、電線の被覆部を挟み込んでスタンプする
ことを特徴とする電線のマーキング方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2012−252943(P2012−252943A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−126278(P2011−126278)
【出願日】平成23年6月6日(2011.6.6)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】