説明

電線接続体

【課題】圧縮作業を行わずに電線を接続する電線接続体を提供する。
【解決手段】電線固定部3と、楔5と、コネクター4とから成り、電線固定部3は、略筒状に形成され、中心孔6は電線固定部3の軸方向に貫通して設けられ、中心孔6の内径は電線固定部3の一端から他端に向かってすぼまったテーパー7を形成し、電線固定部3の中心孔3の大径部側の一端外周はコネクター4に螺着自在な螺子が切られており、楔5は電線固定部3の中心孔6に挿入自在な錐体状であり、コネクター4は筒体を成し、中空孔の中央に隔壁を有し、中空孔の内周両端には、電線固定部3の一端が螺着可能な螺子が切られている構成としたことにより、圧縮工具による圧縮作業を必要とせず、簡単な構成で電線1と電線1とを接続することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電線と電線とを接続する、あるいは電線と機器の端子等とを接続する電線接続体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、電線と電線との直線接続に関し、筒状の圧縮スリーブを用いる構成が知られている。接続する電線の導体である撚り線を夫々、圧縮スリーブの両端から中に差込み、圧縮スリーブを外側から油圧式等の圧縮工具で多数の箇所を圧縮して圧縮スリーブと電線の撚り線を一体化し、各電線と圧縮スリーブの両端との間に絶縁テープを巻いて絶縁して、電線と電線との接続を行うものである。
【特許文献1】特開2006−236783公開特許公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、油圧式の圧縮工具の重量は重く、圧縮工具自体が約40kg、圧縮工具に用いる油圧ポンプが約20kgの計60kgもあり、これを山間部等の足場の悪い作業場へ担いで搬入するには、大変な苦労をともなう上に、電源を必要とした。また、架空線に大きな張力が加わる箇所において接続する場合は、接続部に強い張力が加わっても耐えられる構造とするために、長い圧縮スリーブ(約50cm)を使用し、かつ、数多い箇所(多い場合は、1相で30箇所)を圧縮する必要があり、長時間の作業を要した。また、架空線の接続作業によっては、架空線が張られている10m程度の高さの鉄塔上での接続を強いられる場合もあり、60kgの油圧式圧縮工具をその高さまで上げることは、並大抵の作業ではなかった。さらに圧縮スリーブを用いる構成では、上述したように圧縮スリーブと電線の撚り線を圧着して接続するため、電力供給の系統を変更するため接続を解除する場合にはカッター等を用いて接続部を切断しなければならなかった。
【0004】
そこで、この発明では圧縮工具による圧縮を行わずに電線と電線とを接続する、あるいは電線と機器の端子等とを接続する電線接続体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、電線と電線とを接続する接続体において、
電線の撚り線から成る導体と接触して当該導体を内部で固定する電線固定部と、当該導体の軸方向の中心部に打ち込む楔と、接続する電線の前記二つの電線固定部を接続するコネクターとから成り、
前記電線固定部は、略筒状に形成され、その中心孔は当該電線固定部の軸方向に貫通して設けられ、当該中心孔の内径は当該電線固定部の一端から他端に向かってすぼまったテーパーを形成し、前記電線固定部の前記中心孔の大径部側の一端外周は前記コネクターに螺着自在な螺子が切られており、
前記楔は前記電線固定部の中心孔に挿入自在な錐体状であり、
前記コネクターは筒体を成し、その中空孔の中央に隔壁を有し、当該中空孔の内周両端には、前記電線固定部の一端が螺着可能なように螺子が切られている、電線接続体とした。なお、この明細書でいう電線には、ビルや工場等の幹線ケーブル等の屋内線用電線ないしケーブルや、架空配電線等の電線ないしケーブル等、幅広い種類の電線が含まれる。
【0006】
また、請求項2の発明は、前記コネクターの一端を螺着する一つの外周螺子部を一端に設け、他端に前記コネクターの一端を螺着する外周螺子部を複数設けた接続分岐体を設け、
これらの一端の外周螺子部に前記コネクターを接続し、他端の複数の各外周螺子部に前記コネクターを接続した、請求項1に記載の電線接続体とした。
【0007】
また、請求項3の発明は、電線と機器の端子とを接続する接続体において、
電線の撚り線から成る導体と接触して当該導体を内部で固定する電線固定部と、当該導体の軸方向の中心部に打ち込む楔と、機器の端子と前記電線固定部とを接続するコネクターとから成り、
前記電線固定部は、略筒状に形成され、その中心孔は当該電線固定部の軸方向に貫通して設けられ、当該中心孔の内径は当該電線固定部の一端から他端に向かってすぼまったテーパーを形成し、前記電線固定部の前記中心孔の大径部側の一端外周は前記コネクターに螺着自在な螺子が切られており、
前記楔は前記電線固定部の中心孔に挿入自在な錐体状であり、
前記コネクターは、その一端に機器の端子に固定自在な端子を有し、他端は略筒状を成し、当該筒状部の内周に、前記電線固定部の一端の螺子が螺着可能な内周螺子が切られている、電線接続体とした。
【0008】
また、請求項4の発明は、前記楔には、軸方向の中心部に、電線の前記導体の中央部の撚り線が挿通自在な貫通孔が設けられている、請求項1〜3に記載の電線接続体とした。
【発明の効果】
【0009】
請求項1〜4の発明によれば、電動式の圧縮工具を使用せずに、電線固定部と楔とコネクターとを用いて電線と電線又は電線と機器の端子を接続する構成としたため、電源を確保する必要がなくなる。また簡単な構成で電線等を接続することが可能となる。架空電線や地中電線を接続するためにその作業現場である地上10メートル以上の高所や狭いマンホール内への接続工具の運搬がしやすい。又、圧縮工具を用いずに電線等を接続するため、接続部が不必要に長くなることはない。圧縮作業が不必要になるため作業時間全体を短縮することができる。更に電線等の接続はコネクターと電線固定部とを螺着させて行うため、電力供給の系統を変更するため接続を解除し、別の電線等に接続を変更することも容易に行うことが可能となる。また、電線に張力が加わるほど、楔が電線の撚り線に食い込み、外れ難くなるため、架空電線等の張力が大きく加わる箇所にも有効である。
【0010】
また、特に請求項2の発明よれば、コネクターとコネクターとの間に、一端に単数の外周螺子部を設け、他端に複数の外周螺子部を設けた接続分岐体を介在させる構成としたため、1つの電線から複数の電線に分岐して接続することができる。
【0011】
また、特に請求項3の発明によれば、電線の撚り線に電線固定部を装着し、電線固定部にコネクターを螺着させて、コネクターと機器の端子を接続する構成としたため、電線の撚り線を直接、機器の端子に接続する場合に比べて、電線と機器の端子との接続の確実性が高まり、接続作業も簡単に行うことができる。
【0012】
また、特に請求項4の発明によれば、楔の軸方向の中心に貫通孔が設けられている構成にしたため、電線の導体である撚り線の一部をその貫通孔に挿通させることにより、楔と電線の導体との密着性をより高めることができ、接続強度が増すとともに、電気的接続もより確実となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
電線と電線とを接続する接続体において、電線の撚り線から成る導体と接触して当該導体を内部で固定する電線固定部と、当該導体の軸方向の中心部に打ち込む楔と、接続する電線の前記二つの電線固定部を接続するコネクターとから成り、前記電線固定部は、略筒状に形成され、その中心孔は当該電線固定部の軸方向に貫通して設けられ、当該中心孔の内径は当該電線固定部の一端から他端に向かってすぼまったテーパーを形成し、前記電線固定部の前記中心孔の大径部側の一端外周は前記コネクターに螺着自在な螺子が切られており、前記楔は前記電線固定部の中心孔に挿入自在な錐体状であり、前記コネクターは略筒体を成し、その中空孔の中央に隔壁を有し、当該中空孔の内周両端には、前記電線固定部の一端が螺着可能な螺子が切られている構成とすることにより、圧縮工具による圧縮作業を必要とせず、簡単な構成で電線と電線とを接続することができる。
【実施例1】
【0014】
以下、この発明の実施例1を図1〜5に基づいて説明する。図1は、本実施例の電線接続体Aの構成を示した一部断面正面図である。本実施例は一つの電線1と他の電線1を直線的に接続する構成であり、夫々の電線1の撚り線2に電線固定部3が装着され、電線固定部3を夫々コネクター4に螺着させることで、電線1と電線1とを接続している。また、夫々の電線1の撚り線2には、楔5が電線固定部3の中心孔6の大径部側から、打ち込まれ、撚り線2の内部に埋め込まれている。電線固定部3とコネクター4と楔5は、電線1の撚り線2と同じ材質であることが望ましい。例えば、撚り線2の材質が銅であれば、電線固定部3等の材質も銅にする。電線固定部3等が撚り線2と同じ材質であれば、電流を流した場合に電気抵抗の値がほとんど変化せず、便宜である。なお、電線固定部3等は電線1の撚り線2と同じ材質であることが望ましいが、少なくとも電線固定部3等の材質は金属等の導体であればよい。
【0015】
次に図2は、電線固定部3、楔5、コネクター4を夫々示した分解断面正面図である。電線固定部3は筒状に形成され、その中心孔6は電線固定部3の軸方向に貫通して設けられ、中心孔6の径は電線固定部3の一端から他端に向かってすぼまったテーパー7を形成しており、電線固定部3の中心孔6の大径部である一端外周には、コネクター4に螺着自在な螺子8が切られている。また例えば、中心孔6のテーパー7の傾斜角は1.5度である。楔5は電線固定部3の中心孔6に挿入自在な大きさの錐体状であればよく、円錐状でも三角錐状でも四角錐状であってもよい。また楔5は、軸方向の中心部に電線1の撚り線2の一部を挿通させる貫通孔9が設けられていることが望ましいが、この貫通孔9がない構成でもよい。貫通孔9があることによって、電線1の撚り線2に楔5を打ち込んだ際に、撚り線2の一部が貫通孔9に挿通し、撚り線2と楔5の密着性が高まり、接続強度が増すとともに、電気的接続もより確実となる。また、楔5のテーパー10の傾斜角は例えば3度であり、電線固定部3の中心孔6のテーパー7の傾斜角よりわずかに大きくすることが望ましい。コネクター4は筒体を成し、その中空孔11の中央に隔壁4aを有し、中空孔11の内周両端には、電線固定部3の一端が螺着可能なように螺子12が切られている。
【0016】
次に、電線接続体Aの組み立て手順を図3〜5を用いて説明する。図3及び図4は夫々一部断面正面図であり、図5は正面図である。まず図3に示すように電線1の撚り線2に、中心孔6の小径部側から電線固定部3を差込んで、撚り線2を電線固定部3の中心孔6に挿通させる。次に図4に示すように、楔5を電線固定部3の中心孔6の大径部側から撚り線2の中心部にハンマー等を用いて打ち込んで、楔5を撚り線2の内部に埋め込む。このように撚り線2の中心部に楔5を打ち込むことにより図1に示すように撚り線2が広がって電線固定部3の中心孔6のテーパー7に密着し、電線1の導体である撚り線2と電線固定部3が一体化する。また撚り線2と電線固定部3を一体化させることで、撚り線2と電線固定部3の接触面が確保され、通電に耐える。さらにこの場合、図4に示すように楔5には貫通孔9が設けられているため、電線1の撚り線2の一部が貫通孔9を挿通する。この様にして、電線固定部3が装着され、楔5が撚り線2に埋め込まれた状態の二つの電線1の電線固定部3の螺子8を相互に突き合わせ、図5に示すようにコネクター4の両側の螺子12に螺着させる。なお両側の螺子12の螺子の切られている方向は夫々異なっているため、コネクター4を回転させるだけで、両側の螺子12を同時に外したり、同時に締め付けたりすることができる。
【0017】
電線接続体Aは、上述したように電線固定部3、楔5、コネクター4は導体であり、図1に示すように両電線1の夫々の撚り線2に電線固定部3が接触し、電線固定部3がコネクター4に螺着されている構成になっているため、電流が導通する。また、電線1に張力が加わるほど、楔5が電線1の撚り線2に食い込み、外れ難くなるため、架空電線等の張力が大きく加わる箇所にも有効である。更に、楔5を電線1の撚り線2に打ち込んだ後、コネクター4を電線固定部3に螺着させる構成になっているため、楔5の抜けを防止することができる。
【実施例2】
【0018】
次にこの発明の実施例2について説明する。本実施例は、上述した実施例1の電線接続体に更なる構成を付加したものであり、その他の構成及び効果は実施例1と同様である。
【0019】
図6は電線接続体Bを示した一部断面正面図であり、図6に示すように、電線接続体Bは略中央に、一端に一つのコネクター4の螺子12を螺着可能な一つの外周螺子13を有し、他端に二つのコネクター4の螺子12を螺着可能な二つの外周螺子13を有する接続分岐体14が設けられている。なお、本実施例では他端に二つの外周螺子13を有する接続分岐体14の構成をあげたが、接続分岐体14の他端の外周螺子13の数は限定されず、三つでも四つでもよい。また接続分岐体14は、電線1の撚り線2と同じ材質であることが望ましいが、少なくとも金属等の導体であればよい。
【0020】
コネクター4とコネクター4との間に、一端に単数の外周螺子13を設け、他端に複数の外周螺子13を設けた接続分岐体14を介在させる構成としたため、1つの電線から複数の電線に分岐して接続することができる。
【実施例3】
【0021】
次にこの発明の実施例3について説明する。実施例1及び2では、電線1と電線1を接続する構成を示したが、本実施例では機器の端子(図示省略)と電線1とを接続する構成を示す。
【0022】
図7は電線接続体Cを示した一部断面正面図であり、図7に示すように、コネクター15は、その一端に機器の端子に固定自在な端子16を有し、他端は筒状を成し、当該筒状部の内周に、電線固定部3の螺子8が螺着可能な内周螺子17が切られている。
【0023】
機器の端子に固定自在な端子16は、板状で機器の端子に固定しやすいように、先端が半円弧状であり、嵌合孔18が設けられている構成になっている。なお端子16の形状は、機器の端子に固定しやすい形状であれば限定はなく、機器の端子に挟めるようにワニ口のクリップ状であっても、機器の端子に差し込めるように棒状であってもよい。
【0024】
このような構成にすれば、電線1の撚り線2を直接、機器の端子に接続する場合に比べて、電線1と機器の端子との接続の確実性が高まり、接続作業も簡単に行うことができる。
【0025】
なお、上述していない本実施例のその他の構成及び効果は実施例1と同様である。
【0026】
また上述したように、電線固定部3と、コネクター4又はコネクター15は夫々独立した部材であるため、コネクターを代えることにより、二つの電線を接続したり、一つの電線から複数の電線へ分岐接続したり、電線と機器の端子とを接続することが可能である。また、コネクター4又は15と電線固定部3との接続や、接続分岐体14とコネクター4との接続は、夫々螺子式であるため、容易に取り外すことができ、楔5を引き抜くことにより、必要に応じて、電線1、電線固定部3、コネクター4等を再利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】この発明の実施例1の電線接続体Aを示す一部断面正面図である。
【図2】この発明の実施例1の電線固定部、楔、コネクターを夫々示した分解断面正面図である。
【図3】この発明の実施例1の電線接続体Aの組み立て手順を示した一部断面正面図である。
【図4】この発明の実施例1の電線接続体Aの組み立て手順を示した一部断面正面図である。
【図5】この発明の実施例1の電線接続体Aの組み立て手順を示した正面図である。
【図6】この発明の実施例2の電線接続体Bを示す一部断面正面図である。
【図7】この発明の実施例3の電線接続体Cを示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 電線、 2 撚り線、 3 電線固定部、 4 コネクター、
4a 隔壁、 5 楔、 6 中心孔、 7 テーパー、 8 螺子、 9 貫通孔、 10 テーパー、 11中空孔、 12 螺子、 13 外周螺子、 14 接続分岐体、 15 コネクター、 16 端子、 17 内周螺子、 18 嵌合孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線と電線とを接続する接続体において、
電線の撚り線から成る導体と接触して当該導体を内部で固定する電線固定部と、当該導体の軸方向の中心部に打ち込む楔と、接続する電線の前記二つの電線固定部を接続するコネクターとから成り、
前記電線固定部は、略筒状に形成され、その中心孔は当該電線固定部の軸方向に貫通して設けられ、当該中心孔の内径は当該電線固定部の一端から他端に向かってすぼまったテーパーを形成し、前記電線固定部の前記中心孔の大径部側の一端外周は前記コネクターに螺着自在な螺子が切られており、
前記楔は前記電線固定部の中心孔に挿入自在な錐体状であり、
前記コネクターは筒体を成し、その中空孔の中央に隔壁を有し、当該中空孔の内周両端には、前記電線固定部の一端が螺着可能なように螺子が切られていることを特徴とする、電線接続体。
【請求項2】
前記コネクターの一端を螺着する一つの外周螺子部を一端に設け、他端に前記コネクターの一端を螺着する外周螺子部を複数設けた接続分岐体を設け、
これらの一端の外周螺子部に前記コネクターを接続し、他端の複数の各外周螺子部に前記コネクターを接続したことを特徴とする、請求項1に記載の電線接続体。
【請求項3】
電線と機器の端子とを接続する接続体において、
電線の撚り線から成る導体と接触して当該導体を内部で固定する電線固定部と、当該導体の軸方向の中心部に打ち込む楔と、機器の端子と前記電線固定部とを接続するコネクターとから成り、
前記電線固定部は、略筒状に形成され、その中心孔は当該電線固定部の軸方向に貫通して設けられ、当該中心孔の内径は当該電線固定部の一端から他端に向かってすぼまったテーパーを形成し、前記電線固定部の前記中心孔の大径部側の一端外周は前記コネクターに螺着自在な螺子が切られており、
前記楔は前記電線固定部の中心孔に挿入自在な錐体状であり、
前記コネクターは、その一端に機器の端子に固定自在な端子を有し、他端は略筒状を成し、当該筒状部の内周に、前記電線固定部の一端の螺子が螺着可能な内周螺子が切られていることを特徴とする、電線接続体。
【請求項4】
前記楔には、軸方向の中心部に、電線の前記導体の中央部の撚り線が挿通自在な貫通孔が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3に記載の電線接続体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−151951(P2009−151951A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−326436(P2007−326436)
【出願日】平成19年12月18日(2007.12.18)
【出願人】(000141060)株式会社関電工 (115)