説明

電話装置

【課題】電話装置の取り扱いに不慣れなユーザに対して詐欺被害を未然に防止する電話装置を提供する。
【解決手段】相手先との通話中に当該相手先の音声を認識する音声認識手段(制御部21の音声認識部211)と、前記音声認識手段により所定のキーワードを認識すると、特定の宛先へメッセージを報知するメッセージ報知手段(制御部21のメッセージ送信部212)と、を備えた電話装置であって、相手先との通話中に、所定のキーワードを認識すると、不信な着信に応答したことに対して注意を喚起するメッセージを家族等の特定の相手宛に自動的に報知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、留守番電話装置やコードレス電話装置等の電話装置に関するものであり、特に、相手先との通話中に所定のキーワードを認識すると、自動的に家族へ所定のメッセージをメール送信し、あるいは、自動的に家族へ通話呼び出しを行って音声メッセージを送出することができる電話装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、詐欺目的の第三者が知人に成り済まし、電話を利用して金銭の振り込みを要求する詐欺行為、いわゆる「振り込め詐欺」事件が頻発しており、その手口も年々と巧妙化している。このため、この種の犯罪を防止する手段の一つとして通話相手がユーザの知り合いであることを確認する機能を有する電話装置が種々提案されている。
【0003】
例えば、下記特許文献1(特開2010?166393号公報)には、通信相手に対して予め定められた暗証番号の入力を要求することで自動的に通話回線の接続を制御してユーザが振り込み詐欺等の被害にあうことを回避できるようにした電話装置が示されている。
【0004】
特許文献1に開示された電話装置では、通話中に所定のキー操作があると、通話相手に対して暗証番号を入力するように指示するメッセージを送信し、続いて予め定められた暗証番号を通話相手から受信すると通話を継続し、一方、予め定められた暗証番号を通話相手から受信できない場合には回線を切断するように構成されている。この構成によれば、通話相手がユーザの知り合いであることの確認がとれれば通話を継続することが可能となり、通話相手が知り合いでないと判明すれば回線を自動的に切断し、相手先との通話を拒否することが可能となるため、通話相手の成り済まし行為によって着信側のユーザが詐欺等の被害を受けることを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010?166393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の電話装置では、ユーザが通話中に所定のキー操作を行う必要があり、通話中に詐欺行為を冷静に認識し、適切に対処することが難しい状況において、電話装置の取り扱いに不慣れなユーザ、特に高齢者にとっては、この種の防犯機能を十分に活用することができないという問題が生じる。また、暗証番号が万が一盗用された場合には詐欺被害を未然に防止するのは困難であるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、相手先との通話中に所定のキーワードを認識すると、自動的に家族へ所定のメッセージをメール送信し、あるいは、自動的に家族へ通話呼び出しを行って音声メッセージを送出することができる電話装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、相手先との通話中に当該相手先の音声から所定のキーワードを認識する音声認識手段と、前記音声認識手段により所定のキーワードを認識すると、特定の宛先へメッセージを報知するメッセージ報知手段と、を備えたことを特徴とする電話装置。
【0009】
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1の発明にかかる電話装置において、前記所定のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記特定の宛先を記憶する宛先情報記憶手段と、を備え、前記音声認識手段は、前記キーワード記憶手段に記憶されたキーワードに基づいて前記相手先の音声から所定のキーワードを認識し、前記メッセージ報知手段は、前記宛先情報記憶手段に記憶された特定の宛先に基づいてメッセージを報知することを特徴とする。
【0010】
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2の発明にかかる電話装置において、前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる電子メールであることを特徴とする。
【0011】
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項1または請求項2の発明にかかる電話装置において、前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる音声メッセージであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1にかかる発明においては、相手先との通話中に当該相手先の音声から所定のキーワードを認識する音声認識手段と、前記音声認識手段により所定のキーワードを認識すると、特定の宛先へメッセージを報知するメッセージ報知手段と、を備えるように構成した。
【0013】
かかる構成によれば、相手先との通話中に、所定のキーワードを認識すると、不信な着信に応答したことに対して注意を喚起するメッセージを家族等の特定の相手宛に自動的に報知する。従って、通話中の詐欺行為に適切に対処することが難しい状況において、電話装置の取り扱いに不慣れなユーザ、特に高齢者が通話に応答したとしても、注意を喚起するメッセージを受けた家族等が詐欺被害を未然に防止することが可能となる。
【0014】
請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかる電話装置において、前記所定のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記特定の宛先を記憶する宛先情報記憶手段と、を備え、前記音声認識手段は、前記キーワード記憶手段に記憶されたキーワードに基づいて前記相手先の音声から所定のキーワードを認識し、前記メッセージ報知手段は、前記宛先情報記憶手段に記憶された特定の宛先に基づいてメッセージを報知するように構成した。
【0015】
かかる構成によれば、相手先との通話中に、予め記憶された所定のキーワードを認識すると、不信な着信に応答したことに対して注意を喚起するメッセージを予め記憶された家族等の特定の相手宛に自動的に報知する。従って、通話中の詐欺行為に適切に対処することが難しい状況において、電話装置の取り扱いに不慣れなユーザ、特に高齢者が通話に応答したとしても、注意を喚起するメッセージを受けた家族等が詐欺被害を未然に防止することが可能となる。
【0016】
請求項3にかかる発明においては、請求項1または請求項2にかかる電話装置において、前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる電子メールである。従って、通話中の詐欺行為に適切に対処することが難しい状況において、電話装置の取り扱いに不慣れなユーザ、特に高齢者が通話に応答したとしても、注意を喚起する電子メールを受けた家族等が詐欺被害を未然に防止することが可能となる。
【0017】
請求項4にかかる発明においては、請求項1または請求項2にかかる電話装置において、前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる音声メッセージである。従って、通話中の詐欺行為に適切に対処することが難しい状況において、電話装置の取り扱いに不慣れなユーザ、特に高齢者が通話に応答したとしても、注意を喚起する音声メッセージを受けた家族等が詐欺被害を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置の全体図である。
【図2】本発明を適用してなる実施例装置の親機のブロック図である。
【図3】本発明を適用してなる実施例装置の子機のブロック図である。
【図4】親機20の制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術的思想を具体化するためのコードレス電話装置を例示するものであって、本発明をこのコードレス電話装置に特定することを意図するものではなく、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって定められるものである。
【実施例1】
【0020】
図1は、本発明の実施例にかかるコードレス電話装置10の全体構成を示す図である。本実施例のコードレス電話装置10は、電話回線に接続された電話装置の親機20と、無線通信機能を介してこの親機20と接続される2台の子機30a,30bとを有してなる。更に、子機30aと30bとは、親機20を介在して無線接続される。尚、このコードレス電話システム10の通信方式はデジタルコードレス電話の通信方式である。
【0021】
次に、本発明の実施例にかかるコードレス電話装置10の回路構成を説明する。図2は、本発明の実施例にかかる親機20の構成を示すブロック図である。親機20は、制御部21、着信検出部22、回線接続部23、表示部24、操作部25、メモリ部26、ACアダプタ27、電源部28、送信部30、受信部31、周波数シンセサイザー32、送受信アンテナ33、受話器34などを備えて構成されている。
【0022】
制御部21は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様にROM、フラッシュメモリなどのメモリ機能を備えており、このメモリに格納されている各種制御プログラムを読み出して処理を担う。
【0023】
回線接続部23は、電話回線と接続されて回線の解放閉結を行ったり、親機20の電話帳データに記憶されている電話番号情報に基づいて電話回線を通じた発呼処理を行う。又、回線接続部23は、回線の極性反転を検出する機能と、回線からの音声信号を検出する機能と、回線からのRBT(リングバックトーン)を検出する機能を有している。
【0024】
着信検出部22は、回路接続部23からの着信信号を受けて着信を検出すると共に、当該着信信号をパルス信号に波形整形して制御部21に出力する。尚、回線からのRBT(リングバックトーン)を検出する機能をこの着信検出部22に持たせても良い。
【0025】
表示部24は、液晶パネル等から構成される表示ユニットであり、制御部21からの制御信号に応じて、電話帳データである電話番号、通話時間や、通話料金などのテキストデータ等の適宜の表示を行う。
【0026】
操作部25は、数字や文字の入力などを行うためのテンキー、発呼および通話の開始などを操作するための通話キー、通話の終了などを操作するための終話キー、電話帳の検索・登録を行うための電話帳キー、その他の各種モードを設定するための操作を行うためのモード設定キー等から構成される。
【0027】
メモリ部26は、例えばフラッシュメモリによって構成され、氏名と電話番号とを対で複数格納可能な電話帳機能や、着信履歴や発信履歴を格納する機能等を有している。
【0028】
電源部28は、ACアダプタ27から所定の直流電圧を受けて、各回路構成要素に電源を供給する。
【0029】
送信部30と受信部31は、送受信アンテナ33を介して子機30との間に無線通信による通話リンクを確立させて、信号の送受信を行う。また、周波数シンセサイザー32は、当該子機との無線通信のための信号発振を担い、制御部21からの制御信号によって、送信部30と受信部31の送受信周波数を適宜切り換える。
【0030】
受話器34は、通話用のスピーカ(SP)とマイク(MIC)とで構成される。スピーカ(SP)は、図示しない制御部21内の音声信号処理部で生成された電気信号を増幅して音声として出力する。マイク(MIC)は、音声を電気信号に増幅変換して制御部21内の音声信号処理部に出力する。
【0031】
次に、図3を参照しつつ、本発明の実施例にかかる子機30の構成を説明する。コードレス電話装置10の子機30は、制御部41、表示部42、操作部43、メモリ部44、電源部45、充電部46、ACアダプタ47、送信部48、受信部49、周波数シンセサイザー50、送受信アンテナ51、レシーバ52などを備えて構成されている。これらの構成は基本的な機能は親機と変わらず、親機20と異なる構成のみ以下に説明する。
【0032】
電源部45は、充電式のバッテリーを内蔵し、子機30の各回路構成要素に電源を供給する。充電部46は、子機30が充電台(図示せず)に載置されている間、ACアダプタ47から与えられる直流電圧により電源部45のバッテリーの充電を行う。
【0033】
送信部48と受信部49は、送受信アンテナ51を介して親機20との間に無線通信による通話リンクを確立させて、信号の送受信を行う。また、周波数シンセサイザー50は、当該親機20との無線通信のための信号発振を担い、制御部41からの制御信号によって、送信部48と受信部49の送受信周波数を切り換える。
【0034】
コードレス電話装置10は相手先との通話中に、「オレオレ」、「振込み」等のキーワードを認識すると、不信な着信に応答したことに対して注意を喚起するメッセージを家族宛に自動的に報知する。このため、親機20の制御部21は、図4に示すように、通話中の会話内容に基づいて相手先の音声から所定のキーワードを認識する音声認識部211、メッセージ送信部212を備えている。メッセージ送信部212は、通話中の相手先の発言がキーワード記憶部213に予め記憶されている「オレオレ」や「振込み」といった詐欺行為を示唆するキーワードと一致すると音声認識部211により判別されると、メッセージ記憶部214に予め記憶されている所定のメッセージを所定の宛先へ報知する。
【0035】
所定のメッセージは、例えば、タイトルを『緊急(不信な着信がありました)。』とし、本文が『家の電話に振込み詐欺と思われる着信があり応答しました。ただちに家の人に連絡し確認してください。』からなる電子メール、あるいは、『家の電話に振込み詐欺と思われる着信があり応答しました。ただちに家の人に連絡し確認してください。』という音声メッセージなどである。また、制御部21は所定のメッセージを報知するための宛先情報として家族の連絡先(メールアドレスあるいは電話番号)を記憶するためのアドレス記憶部215を備えている。
【0036】
コードレス電話装置10は、このような構成であるので、例えば、家にお年寄り(例えば、おばあちゃん)しかいない場合に、おばあちゃんが振り込み詐欺の着信に出ると、自動的に家族へ報知し、家族からおばあちゃんに何らかの方法、例えば、電話であるいは家に戻って振り込んでは駄目と注意することができる。
【0037】
上述のような構成を有する本実施例の電話装置の動作内容を図5のフローチャートを参照しつつ以下詳細に説明する。図5は親機20の動作を示すフロー図である。
【0038】
図5のS01ステップにおいて、制御部21は、回路接続部23からの着信信号を受けて着信検出部22から出力されるパルス信号を受信することで着呼があると判定すると、子機30との間に無線通信による通話リンクを確立させて着呼動作を行い、S02ステップへ処理を進める。
【0039】
続くS02ステップでは、制御部21は、ユーザが親機20または子機30から応答することで回線接続部23が回線接続を行い、通話状態に移行したか否か判別する。ユーザが着呼に応答して通話中であればS03ステップへ処理を進め、着呼に応答しなければ、ユーザ設定に応じて留守番電話機能への切り替え等を行って処理を終了する。
【0040】
S03ステップでは、制御部21は、回線接続部23から音声信号を受け取り、S04ステップでは、制御部21に制御された音声認識部211は、キーワード記憶部213に記憶された所定のキーワードに基づいて、S03ステップで受け取った音声信号の認識処理を実行する。
【0041】
S05ステップでは、制御部21に制御された音声認識部211は、認識された音声とキーワード記憶部213に記憶されたキーワードとが一致したか否かを判定する。キーワードが一致して所定のキーワードと認識するとS06ステップへ処理を進める。一方、キーワードが一致しない場合には、S02ステップへ戻り処理を繰り返す
S06ステップでは、メッセージ送信部212は、制御部21の制御により、メッセージ記憶部214に予め記憶されている所定のメッセージをアドレス記憶部215に予め記憶された所定の宛先へ報知し、一連の処理を終了する。
【0042】
尚、S05ステップにおいてキーワード記憶部213に記憶されたキーワードと一致するキーワードを音声認識すると、回線を切断した後にS06ステップにおいて、メッセージ記憶部214に記憶されている所定のメッセージを所定のあて先へ送信する構成としても良いし、通話中にメール送信可能であれば、音声認識直後にメールを送信する構成としても良い。
【0043】
又、メッセージは音声メッセージでも良く、通話終了後に所定のあて先へ発呼を行い、相手側との回線が接続されると親機から相手先に音声メッセージを送信する構成としても良い。
【0044】
又、上記実施例では、キーワード記憶部213、メッセージ記憶部214、およびアドレス記憶部215を親機20の制御部21に備えた場合について説明したが、所定のキーワード、メッセージ、および宛先情報を親機20のメモリ部26に記憶させる構成であってもよい。
【0045】
また、上記実施例では、親機20の制御部21に音声認識機能(音声認識部211とキーワード記憶部213)およびメッセージ送信機能(メッセージ送信部212、メッセージ記憶部214、および、アドレス記憶部215)を備えた場合について説明したが、子機30の制御部41に音声認識機能およびメッセージ送信機能を備えたものであってもよく、また、親機の制御部21にメッセージ送信機能を備え、子機30の制御部が41に音声認識機能を備える構成であってもよい。
【0046】
また、本実施例ではコードレス電話装置について本発明を適用する例で説明したが、コードレス電話機能付ファクシミリ装置、Voip(Voice Over Internet Protocol)等の電話装置、携帯電話機においても同様に本発明を適用することが可能である。また、コードレス電話装置としては、アナログコードレス電話、デジタルコードレス電話を問わず本発明を適用することができる。
【符号の説明】
【0047】
10・・・・コードレス電話装置
20・・・・親機
21・・・・制御部
211・・・音声認識部
212・・・メッセージ送信部
213・・・キーワード記憶部
214・・・メッセージ記憶部
215・・・アドレス記憶部
22・・・・着信検出部
23・・・・回線接続部
24・・・・表示部
25・・・・操作部
26・・・・メモリ部
27・・・・メモリ
27・・・・ACアダプタ
28・・・・電源部
30・・・・送信部
30a,30b 無線子機
31・・・・受信部
32・・・・周波数シンセサイザー
33・・・・無線通信アンテナ
34・・・・受話器
41・・・・制御部
42・・・・表示部
43・・・・操作部
44・・・・メモリ部
45・・・・電源部
46・・・・充電部
47・・・・ACアダプタ
48・・・・送信部
49・・・・受信部
50・・・・周波数シンセサイザー
51・・・・無線通信アンテナ
52・・・・レシーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
相手先との通話中に当該相手先の音声から所定のキーワードを認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段により所定のキーワードを認識すると、特定の宛先へメッセージを報知するメッセージ報知手段と、を備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項2】
前記所定のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記特定の宛先を記憶する宛先情報記憶手段と、を備え、
前記音声認識手段は、前記キーワード記憶手段に記憶されたキーワードに基づいて前記相手先の音声から所定のキーワードを認識し、
前記メッセージ報知手段は、前記宛先情報記憶手段に記憶された特定の宛先に基づいてメッセージを報知することを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
【請求項3】
前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる電子メールであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話装置。
【請求項4】
前記所定のメッセージとは、予め登録された定型文からなる音声メッセージであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2012−70218(P2012−70218A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−213310(P2010−213310)
【出願日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】