非常用テント
【課題】本発明は、非常用の避難場所となる非常用テントを提案するものである。
【解決手段】非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、袋状シートの相対する2辺に貫通する筒部を設け、本テントを天幕状に固定する固定具を挿入可能とし、前記袋状シートを接続し、固定具を挿入し、各シートに空気を吹き込むことでテントを形成し、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステムシステム。
【解決手段】非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、袋状シートの相対する2辺に貫通する筒部を設け、本テントを天幕状に固定する固定具を挿入可能とし、前記袋状シートを接続し、固定具を挿入し、各シートに空気を吹き込むことでテントを形成し、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステムシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、災害時の非常用テント技術に属する。
【背景技術】
【０００２】
災害時に一時的に公園などにテントを張り地域住民の避難場所とすることが行われている。多くは公園などに設けたコンテナボックスにテントを収納しておき、災害時に使用する例が多い。災害用のテントは仮設用・臨時用として収納に場所をとらず、組立て容易で機械によらず組み立てられることが好ましい。
特開2006-297044にはガスボンベにて膨張させる防災用エアーテントが開示されている。また特開2008-214962には、骨格内に壁シート、屋根シート、床シートからなる袋状のハウスを配置し、骨格の外から屋根シートおよび壁シートをさらにシート部材で覆う仮設テントが開示されている。
コンテナボックスは美観を呈することがなく殺風景であり、通常時は景観を考慮した収納場所に保管する非常用テントが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開2006-297044
【特許文献２】特開2008-214962
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、災害時の避難場所となる非常用テントを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、袋状シートの相対する2辺に貫通する筒部を設け、本テントを天幕状に固定する固定具を挿入可能とし、前記袋状シートを接続し、固定具を挿入し、各シートに空気を吹き込むことでテントを形成し、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステムである。常時は保管場所の景観を考慮し花壇の下に収納可能とし、人力でもテント状に組立て可能とするためテントを複数の袋状シートに分割し、接続部で接続可能とした。
【発明の効果】
【０００６】
本発明は、テントを複数の袋状シートに分割し、シートごとに空気の挿入口を設けたため人力でも空気の吹き込み可能、運搬可能、且つ組立て可能とした。さらに収納場所を花壇下に設定したため常時の景観を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】は、本テントシステムを組み立てた概念図である。
【図２】は、本テントシシテムを構成する袋状シートの概念図である。
【図３】は、袋状シートを接続した状態を示す概念図である。
【図４】は、本テントシステムを花壇下に収納した状態を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を図により詳細に説明する。
図1に示す通り、本非常用テントシステムは複数の袋状シートをその周縁に設けた接続部で図２に示すように接続し、必要な広さを有する平面形状を得る。その後袋状シートの縁部に設けた筒部にテント用の支柱を差込、テントを組み立てるものである。
【０００９】
図３は、袋状シートの概念図である。図に示すように、本袋状シートの一隅には空気を吹き込むためのポンプが備えられている。相対する2辺の縁部には、テントの支柱を挿入するための環状の筒部が設けられている。
本袋状シートを互いに接続するため、３辺に接続部として例えばファスナーが設けられている。ファスナーに限らず接着テープ、あるいは複数の孔を儲けロープで接続するものでもよい。
【００１０】
本テントシステムの保管場所は、駐車場、公園等に設けた花壇の下に収納部を設け保管する。かかる場所は非常時の空き地として本テントシステムを活用するに都合のよい場所である。
【００１１】
テントの支柱は、形成されるテントの、かまぼこ型、四角、円天井を有するものなど、形状に応じて容易することができる。
【産業上の利用可能性】
【００１２】
災害などの非常時に臨時に避難民を一時収容するための簡易テントに使用可能である。
【符号の説明】
【００１３】
１ 非常用テント
２ 袋状シート
３ 接続具
４ 筒部
５ 支柱
６ 空気吹き込みようポンプ
７ 花壇
７１ プランター
７２ 収納部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、災害時の非常用テント技術に属する。
【背景技術】
【０００２】
災害時に一時的に公園などにテントを張り地域住民の避難場所とすることが行われている。多くは公園などに設けたコンテナボックスにテントを収納しておき、災害時に使用する例が多い。災害用のテントは仮設用・臨時用として収納に場所をとらず、組立て容易で機械によらず組み立てられることが好ましい。
特開2006-297044にはガスボンベにて膨張させる防災用エアーテントが開示されている。また特開2008-214962には、骨格内に壁シート、屋根シート、床シートからなる袋状のハウスを配置し、骨格の外から屋根シートおよび壁シートをさらにシート部材で覆う仮設テントが開示されている。
コンテナボックスは美観を呈することがなく殺風景であり、通常時は景観を考慮した収納場所に保管する非常用テントが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開2006-297044
【特許文献２】特開2008-214962
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、災害時の避難場所となる非常用テントを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、袋状シートの相対する2辺に貫通する筒部を設け、本テントを天幕状に固定する固定具を挿入可能とし、前記袋状シートを接続し、固定具を挿入し、各シートに空気を吹き込むことでテントを形成し、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステムである。常時は保管場所の景観を考慮し花壇の下に収納可能とし、人力でもテント状に組立て可能とするためテントを複数の袋状シートに分割し、接続部で接続可能とした。
【発明の効果】
【０００６】
本発明は、テントを複数の袋状シートに分割し、シートごとに空気の挿入口を設けたため人力でも空気の吹き込み可能、運搬可能、且つ組立て可能とした。さらに収納場所を花壇下に設定したため常時の景観を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】は、本テントシステムを組み立てた概念図である。
【図２】は、本テントシシテムを構成する袋状シートの概念図である。
【図３】は、袋状シートを接続した状態を示す概念図である。
【図４】は、本テントシステムを花壇下に収納した状態を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を図により詳細に説明する。
図1に示す通り、本非常用テントシステムは複数の袋状シートをその周縁に設けた接続部で図２に示すように接続し、必要な広さを有する平面形状を得る。その後袋状シートの縁部に設けた筒部にテント用の支柱を差込、テントを組み立てるものである。
【０００９】
図３は、袋状シートの概念図である。図に示すように、本袋状シートの一隅には空気を吹き込むためのポンプが備えられている。相対する2辺の縁部には、テントの支柱を挿入するための環状の筒部が設けられている。
本袋状シートを互いに接続するため、３辺に接続部として例えばファスナーが設けられている。ファスナーに限らず接着テープ、あるいは複数の孔を儲けロープで接続するものでもよい。
【００１０】
本テントシステムの保管場所は、駐車場、公園等に設けた花壇の下に収納部を設け保管する。かかる場所は非常時の空き地として本テントシステムを活用するに都合のよい場所である。
【００１１】
テントの支柱は、形成されるテントの、かまぼこ型、四角、円天井を有するものなど、形状に応じて容易することができる。
【産業上の利用可能性】
【００１２】
災害などの非常時に臨時に避難民を一時収容するための簡易テントに使用可能である。
【符号の説明】
【００１３】
１ 非常用テント
２ 袋状シート
３ 接続具
４ 筒部
５ 支柱
６ 空気吹き込みようポンプ
７ 花壇
７１ プランター
７２ 収納部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、本テントを天幕状に固定する固定具を備え、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステム。
【請求項１】
非常用テントシステムであって、当該システムは空気吹き込みようポンプを備えた袋状シートであり、当該シートの周辺に互いに接続可能とする接続部が設けられ、本テントを天幕状に固定する固定具を備え、非使用時には花壇の下に設けられた収納部に保管される非常用テントシステム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１０−２２２７８５（Ｐ２０１０−２２２７８５Ａ）
【公開日】平成２２年１０月７日（２０１０．１０．７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−６７９３８（Ｐ２００９−６７９３８）
【出願日】平成２１年３月１９日（２００９．３．１９）
【出願人】（３０６０２４８０５）株式会社 林物産発明研究所 (155)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年１０月７日（２０１０．１０．７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年３月１９日（２００９．３．１９）
【出願人】（３０６０２４８０５）株式会社 林物産発明研究所 (155)
【Ｆターム（参考）】
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