説明

非病、健康、活力の三原則を達成し、100才まで持続する事を目的とする。

【課題】非病、健康、活力の三原則を達成し、100才まで維持するための配合医薬品の提供。
【解決手段】コンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸、熟成ニンニクエキス、胎盤エキス、ビタミンB6を含有するHARP−A、又はコンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸、熟成ニンニクエキス、ビタミンB6を含有するHARP−B、更に吸収促進の為熱処理した牡蠣殻末と牡蠣肉エキスを合体したHARP−KK服用、食事療法、運動療法を伴行して行う事によって課題は解決される。上記の医薬品は癌、脳梗塞、心筋梗塞等に対する予防薬として有効である。またGH分泌促進作用、異物からの生体防衛作用等も有し、これにより健全な生体組織構造の構築、免疫機能の強化を達成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医療の分野に属するものでなく、医療の前段階に於ける治癒誘導及び予防効果の確立であって、より高度な根本的体質改善、即ち非病、健康、活力の三原則を達成すべき健全なヒト生体構造の構築に関する技術分野に属する。HARP−A又はHARP−B必要に応じてHARP−KKの服用に加えてバランスの取れた食事、適度な運動、充分な睡眠等は必要な要件である。
【0002】
「請求項3」HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによって、ヒト生体を守る為に存在する幹細胞は健全強化され、特に核酸の補給、サイクリックAMP産生増強によるGH、IGF−1の分泌促進を伴ってDNA改革が達成され、更に健全化された幹細胞より正常、健全な細胞が分化誘導されて健全な組織構造が形成される。健康的で楽しい充実した生活を続ける事によって、幹細胞DNA改革は自然発生的に成立する。この事はヒト生体の恒常性を維持する為の基本となるものである。
【0003】
「請求項4」「請求項5」「請求項6」による小腸上皮組織に発生する腸免疫機構の強化による免疫余力の確立に関しては、医療の分野に属するものでなく、その前段階に於ける高度な技術分野に属する。免疫寛容、正しい免疫応答、異物に対する攻撃力の三者がそろって本来の免疫は成立するが、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの作用は胸腺を必要としないでこの要件を充たしている。
特に特異な免疫能力を有するT細胞が小腸上皮組織で生成され、胸腺に関係なく成熟化されると言う事実は破天荒な事である。更に抗原感作を受けた場合、腸間粘膜固定層に存在するT細胞の量は生体全体の70〜80%に相当すると言う事実により腸免疫の重要性が示唆される。新生児生体は母乳中に含まれるγーリノレン酸により腸蠕動運動を促進し、小腸上皮粘膜の血流を増強して腸免疫機構の強化と共に生体自体の異物に対する防衛力を強化する。高齢化生体が胸腺の萎縮によってT細胞が最盛時の10%まで低下し、癌や自己免疫疾患の発生度も多く、肺炎で死去する率が高いと言う事実が解決される。HARP−A、又はHARP−B中のγーリノレン酸による腸免疫機能の強化は骨髄や胸腺に依存する事なくT細胞の発生から熟成まで行う事が可能となる故、高齢化生体にとっては意義深いものがあると同時に非病、健康、活力の三原則達成の為の基本となる。
【0004】
「請求項7」HARP−A、又はHARP−B含有成分γーリノレン酸から生成されるPGEの強い親和性を有する成長ホルモンはヒト生体組織復活の為の重要な因子である。
早期に幹細胞DNA改革により生体の健全性が確立されている場合は安泰であるが、HARP−A、又はHARP−B服用開始が立ち遅れ、高齢化が進行状態にある場合に於いては成長ホルモン分泌促進による生体組織の復活、健全化は重大な意義を有する。
動物は生殖期が終了するとすぐ死を迎えるがヒト生体に於いては例えば女性の場合、すでに閉経後に於いても成長ホルモン分泌促進によって、若々しさ、活力の復活、女性的魅力さえ復活されて、最高に好ましい状態が現出される。男性に於いても若さ、活力の復活を見て鍛える事によって、筋肉の発達さえ可能となる。
この驚異的な現象は以下の要件を充たす事によって確実なものとなる。
蛋白質の摂取を多くする。糖質は過剰摂取は避けて血糖値を正常或いはやや低い目に維持する。運動を少しずつ慣らしていってやや強い運動が必要である。精神的な刺激活力が必要である。更に熟睡が重要である。成長ホルモンは徐波睡眠に於いて多く分泌される。HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用によって非病、健康、活力の三原則を達成し100才まで維持する事が目的である。
【0005】
「請求項8」動脈硬化はヒト生体に対する最も重大な危険因子である。脳梗塞、心筋梗塞は死亡率の上位を占めるもので更に増加傾向にある。脳及び心臓はヒト生体中、最も多くブドー糖や酸素を消費する臓器で、脳幹は心臓を支配し、心臓は血管を通じてブドー糖や酸素を脳に補給している。故に両機能は密接な関係を有するもので脳及び心臓の血管障害を予防し、更に発生した動脈硬化を治癒させる方向に誘導する事に関しては、医療の技術分野を超越した高度技術分野に属する。
高度技術分野に於けるHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの動脈硬化予防及び改善作用は強力な特異的機能によって発揮される。
(1)HARP−A、又はHARP−B含有成分中コンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸を中心として脳、心臓を始め各内臓組織に対する強力な動脈血管拡張作用、血流促進作用を発揮する。更に血管壁強化作用、血管壁変性に対する修復、再生作用を発揮する。又、赤血球変化機能改善により微小血管血流促進、血管新生作用を発現させる。
(2)γーリノレン酸、熟成ニンニクエキスを中心とした作用によって、コレステロール値を正常に維持させると共に善玉コレステロールHDLを増加させる。
(3)γーリノレン酸、加工牡蠣末中イオン化カルシウムの作用を中心として高血圧を改善、常に正常値以下に保持する事が可能となる。この作用は特に最低血圧に於いて著明である。
(4)動脈硬化の原因である高脂血症は、リポ蛋白代謝の異状によって発生するものであるが、PGEと強い親和性を有するGHは脂肪組織に直接作用して脂肪合成を抑制、脂肪分解を促進して、内臓脂肪を減少させる。
以上の作用は基本的、体質改善的なもので、他に類する作用を有する物質は存在しない。
重大な発明である。
【0006】
「請求項9」脳組織構造改善と組織機能強化による人体改造論で、医療分野を超越した高度技術分野に属する。若いヒト生体と同じ脳組織構造、組織機能に復元する事が可能であれば自動的にヒト生体の若返りと、生体機能活力化が達成される。このような意味に於いて、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは脳組織構造改善、組織機能強化に対して有意性を発揮する唯一無比の物質である。
以上事実は以下記載事項によって確認される。
(1)生命を維持する為に絶対必要な機能を有し、ヒト生体を支配しているのは脳幹である。この脳幹機能強化の基本となるブドー糖及び酸素を充分補給する為に強力な動脈血管拡張、動脈血流促進作用を発揮する。更に副血流促進作用も有意に作用する。
(2)脳幹が直接支配しているのは心臓、血管、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿等の機能であるが、これ等機能を担当する内臓器官に対する強力な動脈血流、副血流増進を中核とする組織復活、機能強化作用を発現させる事による逆流現象が発生して、脳幹作用を尚一層円滑、強固なものとする。
(3)脳幹の後一つの作用は自律神経調節作用であるが、この作用に関しては視床下部も直接関係している。自律神経系は交感神経、副交感神経散在腸管神経の三者から成り立っている。これ等はヒト生体に於いて意志に関係なく自立して機能を果たしている。特に交感神経、副交感神経はお互いの作用を調節しながら生体機能を正常な状態に維持している。
この自律神経機能の調節作用はγーリノレン酸から生成されるPGEが視床下部を介して直接支配している故、この部分に関しては脳幹の機能強化に直接貢献している。
血圧が上昇したり下降したりする事は交感神経、副交感神経によるもので視床下部を介して直接PGEの支配下にある。
(4)脳の組織はほとんど不飽和細胞酸によって構成されていると言っても過言でない位多くの不飽和脂肪酸を含有している。この事に関しては熟成ニンニクエキスの有する抗酸化作用が過酸化脂質の生成を阻止する事によって重大な貢献を果たしている。
(5)ヒト生体に於いて神経細胞は毎日10万個減少すると言われているが、ビタミンBが抑制的に作用する事は一般に認められている。尚、熟成ニンニクエキスにも同一の作用機能がある事が確認され、両者の相乗作用は重大な意義を有する。更にこの作用は蛋白質合成を増強するGH分泌促進作用によって完成される。
更にGH、IGF−1は脳のほとんどの部分で産生され、GH受容体は中枢神経系に広く存在するが特に海馬に多く存在し、その神経細胞増殖機能を発揮する。強いストレス等により萎縮した海馬の組織を復活させて、記憶脳、認知脳を回復させる。IGF−1受容体も海馬に多く存在し同様の作用を発揮する。
記憶脳、認知脳の復活に関しては多くの人によって確認された。以上事実は医療の分野ではなく、ヒト生体のもつ機能を活性化する事により完成されたもので、最もすぐれた画期的発明を開示する。
【0007】
「請求項10」HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKによって非病、健康、活力の三原則を達成し100才まで維持する事を目的とする為の発明集団の中で、癌に関する医療の前段階に於ける技術分野が最も重要、重大な発明である。
直径1ミリメートルの癌が直径1センチメートルの癌細胞集団に成長する迄に約9年間を要するが、そのような長期間の間に癌が発生した細胞組織の幹細胞がDNA変性を発生させて、癌化した細胞を分化誘導して癌化した細胞はどんどん分裂を繰り返す。更にDNA変性した組織幹細胞はすでに変性した自己を防衛する為に免疫抑制物質を発生させ、ヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞の均衡が破れて、生体の免疫機能は大幅に低下する。
この段階以後に於いては医療の分野に属し、癌組織集団の完全切除以外の治療は困難を極める。医療の進歩は目覚しいものがあるが、癌治療の技術分野に於いては、未だその前途はきびしい状態にある。
このような意味に於いて癌治療の医療の技術分野の前段階に於いて、癌を治癒に誘導すると言う事は画期的な発明である。
(1)γーリノレン酸より産生されるPGEは種々の癌細胞のサイクリックAMPを上昇させ、正常細胞に分化誘導させて、その増殖を抑制する。
(2)HARP−A、又はHARP−、HARP−KKによって骨量増加、骨血流促進、骨髄組織再生機能強化により、リンパ系幹細胞より健全なT細胞、B細胞、NK細胞を分化誘導させる。
(3)γーリノレン酸より生成されるPGEによる小腸蠕動運動促進、小腸粘膜血流促進による腸免疫機構の強化によって、免疫余力が確立される。
(4)細胞分裂に於いてDNAがコピーされる時に傷ついたり、狂いが発生しない為にHARP−KKにより核酸を補給する。更にHARP−KK中のイオン化カルシウムは骨髄系幹細胞から分化発生するマクロファージの遊走を促進する。
以上によって癌細胞発生阻止作用、一定の期間内であればHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用により自然治癒力を発揮する。
【0008】
「請求項11」炎症と免疫は一体のもので、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKのように抗炎症作用と免疫強化作用の両方を兼ね備えた物質は他に類を見ない。γーリノレン酸からγージホモリノレン酸を経て生成されるPGEとアラキドン酸カスケードに属するPGEその他のPGとは似ている部分もあるが主としてその作用機序を異にする。通常PGEPGEはマクロファージその他によって生成され胸腺に於いて、免疫寛容、免疫応答調節作用を発揮するが、実際T細胞が熟成され、必要な組織に動員されてその数値が最高値に達している時にはすでにPGEPGEの生成はマクロファージによって抑止されている。PGEは免疫強化作用とは無関係である。HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKを継続して服用した場合に於いては、γーリノレン酸から必要に応じて生成されるPGEが細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化して、サイクリックAMPを上昇させて、炎症を惹起させる原因となる化学物質ヒスタミン、SRM−Aが細胞質内より放出されるのを抑制する事によって、血管壁の透過性の亢進を抑制する。
上記の如く抗炎症作用を発揮するが、一方骨髄機能強化によって、リンパ系幹細胞より健全なT細胞、B細胞、NK細胞が分化誘導される事により、免疫の主流を形成する骨髄胸腺系免疫機構の確立、及び小腸上皮組織強化による腸免疫機構の確立が成立して生体の免疫機能は充実される。以上の如く、免疫力を維持して、強力な抗炎症作用を発揮すると言う事に関しては意義深いものであるが、特に炎症発生の場合には必ず白血球、主として好中球の血管外滲出を容易ならしめる為、血管壁の透過性の亢進が発生する。通常白血球は癌原体その他を貧食、ライゾームにより消化、更に組織崩壊成分も融解する。
炎症性滲出が激しい場合には組織の梗塞、壊死等の組織破壊が進行、特にマクロファージ等の単核細胞も加わってヒト生体に危機状態の発生さえあり得る。このような意味に於いてHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる抗炎症作用はヒト生体の恒常性維持の為、必須のものであって、非病、健康、活力の三原則達成の為の重要な要因となる。
【0009】
「請求項12」自己免疫疾患に関しては、その治療は困難を極めるばかりでなく、生命に関係のある場合もあり得る。治療の前段階に於ける発生抑止が最も重要で、立ち遅れた為に疾患の発生を見ても緩和的抑制に誘導する事が医療の前段階に於ける最も必要性の高い重要な技術分野に属する。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは自己免疫疾患に関して軽症、重症の差はあるがヒト生体の免疫機構の異状化、極端な場合は生体免疫機構の破綻状態を意味するものである。
骨髄はレントゲン照射、重症疾患その他諸々の原因によって発生した機能不全に陥ったリンパ組織を生き返らせる事が可能な唯一の組織で、骨髄リンパ系幹細胞より健全なリンパ球が分化誘導される事によって、生体免疫機構の不全状態は復活され正常化される。
この事実に逆行して、免疫機構の基盤であるべき骨髄幹細胞DNA変性によって異常なT細胞、B細胞、NK細胞を分化発生させた為に生体免疫機構に異状が発生して、諸々の自己免疫疾患の発生の原因となる。特に異常な前駆T細胞は健全な胸腺内に於いても免疫寛容、免疫応答調節正常な熟成化が行われる事が不可能となって、リンホカインの異状を発生させ、更に抗体産生細胞であるB細胞の異状、マクロファージの機能異状の発現を見るに至る。
骨髄がリンパ組織を生き返らせる事が出来るのはリンパ系幹細胞より健全なリンパ球を分化誘導する事によってのみ可能である故、究極的に生体の免疫機能を支配しているのはT細胞である。従ってT細胞が生体免疫の中心的役割を果たしている。然るに自己免疫疾患に於いては症状は異なるが共通する事は自己反応性T細胞が活性化されている事である。自己免疫現象の引き金となるのは連鎖状双球菌、レトロヴィールス等特定のヴィールスの感染が引き金となっている事が確認されるが、いったん自己反応性T細胞が活性化されるとこれ等ヴィールスに対する抗体の発生も認められ、ヴィールス感染には関係なく、自己抗原の発現、炎症性サイトカインの産生促進によって、組織破壊は急速に進行して行く。更に産生されたサイトカインの生理的現象によって多様な症状が形成される。
本発明の分野に於いては、予防作用、早期治癒誘導作用が確実に発揮される。骨髄胸腺系免疫機構の強化、腸免疫機構の強化によってヴィールス感染はあり得ない。更に自己抗体発生、自己反応性T細胞の活性化に関しては、胸腺に於いてPGEはcAMPを増強する作用によって胸腺ホルモン及びマクロファージを介してPGEと共にT細胞の免疫応答に対する免疫寛容、免疫攻撃の調節機能を発揮している。
自己免疫性T細胞を活性化させる為PGE及びPGEの産生を抑制しなければならない故、γーリノレン酸の供給によってPGEのレベルを上昇させて自己免疫性T細胞の活性化を抑制する作用は自然発生的に鮮明に有意な作用を発揮するものであって、本発明の面目躍如たるものがある。
更に自己抗体の発生に関しては、B細胞は抗体産生の為にはヘルパーT細胞の助けが必要である故、この部分に関しても本発明の分野に属する。
自己免疫疾患の診断、治療に副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイドがよく利用されるがあくまで対症療法であるがHARP−A、又はHARP−Bは免疫力を保持して、抗炎症作用を発揮する。細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化してサイクリックAMPを増強して、ヒスタミン、SRM−A等の放出を阻止、血管の透過性の亢進を抑制して、緩和的抑止作用を発揮する。
以上により、HARP−A、又はHARP−B、及びHARP−KKによる自己免疫疾患に対する必要性、重要性が示唆され、ヒト生体の恒常性の維持、非病、健康、活力の三原則を達成する為の要件が成立すると共に重大な発明となる。
【00010】
「請求項13」高齢化進行抑制論である。本発明の範囲内に於ける技術分野に於いては、特に生体の一部に固定された変性の発生した部分を除き、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによって非病、健康、活力の三原則の達成は確立され、100才まで維持する事が目標である。
現実に背中が曲がって、更に足腰が弱った為に歩行困難状態に陥って、杖をついて歩いている高齢化生体現象は、本質的に間違った現象で、高齢化進行抑止論による骨組織強化、軟骨強化によって、このような現象の発生は100%あり得ない。
(重要事項)γーリノレン酸とPGEは個別のもので、γーリノレン酸には固有の作用機序も保有し、必要に応じてPGEを生成させるものである。すべての内臓、組織に於いてはATPが産生される故、PGEによって細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化してサイクリックAMPを産生させ、GH、IGF−1が健全な細胞を分化増殖させる事によって生体が健全、活力的な状態を維持、持続する事により、自然発生的にすべての内臓、組織の幹細胞DNAが改革されて、健全活力的な細胞を分化、誘導させる。その結果、すべての内臓組織の健全性、活力性が維持、持続する事が可能となる。各組織幹細胞はヒト生体を保護、保全の為存在するのである故結果的にヒト生体高齢化抑制的な状態を維持する。脳、心臓はヒト生体の生命を維持する為に必要な臓器であって、ヒト生体の健全性を支配している。脳、心臓は両者でヒト生体の50%以上の酸素ブドー糖を消費するが、PGE、コンドロイチン硫酸ナトリウムは動脈血管拡張、血流促進作用によって、その機能強化に貢献している。
この作用は、熟成ニンニクエキスの服用と軽い持続的運動によって尚一層強化される。更にやや強い運動、蛋白質の摂取量を増やす事、精神的刺激、出来るだけ血糖を低い目におさえる事によって、PGEと最も親和性の強いGHの分泌が促進され、更にGHは肝臓に於けるIGF−1の産生を促進して、両者で成長促進作用にとどまらず蛋白質、脂質、糖、水電解質の代謝作用、特に本発明成分との相乗作用により健全な細胞の分化、増殖、細胞死抑制作用を発揮して、健全な生体組織構造を保持する事によって、高齢化進行を抑制する。特に海馬に於いては神経細胞を増殖させ組織を復活させて、記憶能、認知能を増強する。
更に免疫系、生殖系に於いて重要な役割を果たしている。免疫系に於いてはヴィールス等の感染防止効果を発揮する。特に生殖系に於いては女性のエストロゲンはGH分泌促進作用を有するが、特に男性に於いてはライディッヒ細胞内のcAMP濃度を上昇させる事によりテストステロン放出を促進する。
本発明成分服用、食事の内容を充実し、過食を避けて、運動を持続する事によって、性ステロイド依存症であるGH作用が強化、維持される事が確実視され、本発明は完成されると共に高齢化進行抑制論は充実した成功を見るに至る。
以上事実により、ヒト生体の高齢化抑止論の正しい事が鮮明となる。
【背景技術】
【00011】
「請求項1」「請求項2」新薬の開発に於いては、主として動物実験による結果が基本となる。然し同じ哺乳動物に属していても、ヒト生体と動物生体は根本的に異なるものであって、その結果は決して正しいものではあり得ない。例えばアレルギー性疾患の場合にヒト生体が発生させるのはヒスタミン、SRMA等であるが、動物では主としてセロトニンである。但し人体実験は決して許されるものではあり得ない。本発明は数十年間の長期にわたって自社で製造、自社で販売、その製品の単独又は何種類かの併用販売によって、その効果を確認した結果、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる非病、健康、活力の三原則の達成が確実である事が実証された故に成立したものである。生体実験を行ったものではなく自然発生的に発生したものである。
【00012】
幹細胞DNAによる人体改造論に対する背景技術
ES細胞(胚性幹細胞)は胚盤胞の一部からつくられる。胚は最終的には全身を形成するが、ES細胞は初期胚の一部なので身体のあらゆる種類の細胞を形成する万能性能力を保持している。ES細胞による難病の治療等に関して一躍脚光を浴びるに至ったが、ES細胞は免疫寛容を保持しているが成長因子に特有の癌発生の可能性が存在する故、研究は現在進行中であるが困難な部分も存在する。
ヒト生体の有する幹細胞に関しては約40年におよぶ実績が存在する。何万人もの人が骨髄移植を受けて回復している事実によって証明される。欠損した身体部位に、健全な幹細胞の注入によって再生出来る事が判明した。即ち先天性の血液疾患、免疫不全、癌治療の為に骨髄に障害が発生した場合等である。
骨髄には血液幹細胞が存在し、毎日何十億の血液細胞、免疫細胞をつくり出している。これ等は血液循環によってヒト生体組織の健全化、免疫力の強化に貢献している。更に骨髄には間葉系肝細胞が存在し、骨、軟骨、脂肪組織、多種筋肉、血内壁細胞を分化誘導している。骨髄幹細胞から分化発生する組織は多種多様であるが、すべて生体の発生初期の中胚葉に属している。これにより各組織幹細胞は胚葉によって区分されているものと考えられる。この事は重大な意義を有する。
本発明すべての含有成分の相乗作用によって生体の全組織の若返りと健全化が達成され、特にGHにより直接DNA、RNA産生が促進され、この脳を中心とする生体の健全化が長期にわたり持続する事によってDNA改革が自然発生的に完成され、更にこの健全状態が長期にわたり持続される事によって100才まで持続する事を目的とする。
【00013】
「請求項4」「請求項5」腸免疫機構強化に関する背景技術的な本発明に属する重要な事項である。
生体の免疫機構を支配しているのは究極的にT細胞である。免疫系組織を支配している骨髄が、放射線照射や重症疾患等の為に機能不全に陥ったリンパ組織を生き返らせる事が出来るのは、骨髄幹細胞より健全なリンパ球を分化誘導させる事によって可能となる。
然るに癌発生の場合は、ヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞の均衡が破れ、免疫抑制作用を有するサプレッサーT細胞作用が増強され、B細胞の抗体産生能も低下して担癌生体の免疫力が大幅に低下して癌細胞が生体を蹂躙する。
更に自己免疫疾患においてもヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞の均衡が逆転して、ヘルパーT細胞作用が増強され、B細胞の自己抗体産生も可能となる。更に自己免疫性T細胞と化したT細胞はその作用が活性化されて、炎症性サイトカインを産生、標的となった自己組織破壊を進行させる。サプレッサーT細胞作用は抑制され、免疫抑制、免疫寛容作用が低下して、機能を失う。
これ等生体免疫機構の崩壊はヒト生体にとっても危機状態の発生を意味する。この状態から生体を防衛するのは免疫の主体をなす骨髄、胸腺系免疫機構に代わるべき小腸上皮組織に存在する腸免疫機構である。本発明に於いてはこの自然的機能を強化する事によって、生体守護の目的を達成する。奇しくも小腸上皮組織に於いてはT細胞が産生され、小腸に於いて、胸腺を介する事なく、免疫調節熟成されて特異機能を発揮する。更に胸腺を介する事なくNK細胞も活性化され、B細胞、マクロファージを加えて細胞性免疫機能を発揮する。この一連の作用は本発明成分γ−リノレン酸より生成されるPGEによって、小腸蠕動運動の促進、小腸上皮の血流促進作用によって増強され完成される。以上により最も必要性の高い画期的な発明を開示する。
【00014】
「請求項6」背景技術として、株式会社エバース・ジャパンより、植物性便秘治療剤エバシエリーン(成分、1日量1.5g中、センナ実1.125gセンナ0.375g)が発売されているが、その効能は(便秘、便秘に伴う次の症状の緩和、頭痛、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異状発酵、痔)
(実証)本発明とは次元が異なるものである。排便は脳幹によって支配されている。HARP−A、又はHARP−B含有成分γーリノレン酸から生成されるPGEはコンドロイチン硫酸ナトリウムとの相乗作用により、脳幹動脈血管拡張、血流促進、更に毛細血管血流促進作用により、ブドー糖や酸素の補給が充分行われる事により脳幹機能は活性化され排便は正常に行われる。更にPGEによる腸蠕動運動促進、コンドロイチン硫酸ナトリウムの数千倍の水をゼリー状にする作用の相乗効果により自然な排便を見る唯一の物質である。乳酸菌、酪酸菌等の服用により腸は正常化される。腸壁粘膜分泌促進により黒便である宿便の排出に寄与する。特に高齢者が7日間も10日間も排便がないと言って便秘薬を服用しても効果が少ない場合、比較的短期に死去する事が多発する故、不思議に思っていたがこの事実は脳幹機能の低下と関連性を有する事が実証される。
HARP−A、又はHARP−Bによる排便機能を支配する脳幹の機能低下を改善する事を基本とする腸清浄化こそ、ヒト生体の腸年齢の改善のみならずヒト生体自体の健全化の目的を果たすもので他に類を見ない重要な発明である。
【00015】
「請求項7」GH分泌促進による生体改造論に対する背景技術として、ES細胞による再生医療が脚光をあびている。然し現時点に於いて未解決な部分が多く存在する。動物実験では完全な形の齒を含んだ奇形腫が発生する。ES細胞をヒト生体に直接注入した場合脳や心臓に腫瘍や齒が出来る危険性がある。現在ES細胞を前駆細胞の段階まで誘導する方法も考えられている。更にES細胞も他の移植臓器と同様に拒絶反応を受ける危険性もある。ES細胞にも表面蛋白質抗原が存在し、異物として攻撃される。色々の課題を抱えて、未来像である再生医療に対して、本発明に於けるGH及びGH作用により肝臓でつくられるGRH−1による健全な細胞分化増殖による細胞再生作用は、生体のもつ自然な能力を基本として活性化されたものである故ES細胞の有する困難な課題には関係なく、現在像としてGH分泌促進による生体の若返り、活力化は、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK持続服用によってヒト生体組織改善、組織再生強化、血管新生作用、更に骨量増加による骨組織強化、骨組織を支える軟骨組織の強化等、ヒト生体の健全化を達成する。
(実証1)HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK長期服用により、GH分泌作用は自然発生的に発生する。ヒト生体に於いては、特に女性の場合、更年期と言われる平均45歳から55歳までの間に骨量の低下は急角度に発生し、その後も低下を持続する。HARP−KK中イオン化カルシウムによる正常値回復は、1年で必ず達成される事は約100名の女性生体によって、病院の検査結果で実証された。骨量の回復は完全に達成されるが、すでに背中が曲がった状態の回復は不可能で、早期服用が必要である。更に軟骨組織復活は、退化が極端な場合を除き、期間は異なるが、最終的に必ず達成される事は実証された。この作用は軟骨組織の主体を成すプルテオグルカンの主成分コンドロイチン硫酸ナトリウムによって達成されたものであるが、GHの分泌も関連性を有する。
(実証2)ヒト生体のみずみずしさの根源はコンドロイチン硫酸ナトリウムによるものであるが、GH分泌促進により、容貌的、形体的変貌現象の発現は程度の差はあるが確実に実証された。実際数年後が楽しみである。実際GH分泌促進作用は高齢化進行に逆行し、若さと活力を維持する為に必須なもので、他の成分との相乗作用によって、更に顕著にその現象の発現が実証されたと言う事は意義深いものである。
(実証3)動物は生殖期が終了するとすぐ死亡し、動物生体は滅び去るが、ヒト生体は本質的に異なるものであって、女性が閉経後に於いても、生命を維持する事が可能である。この場合GH分泌促進作用は大きな福音であって、人生の新しい再出発を意味する。HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用の結果、自然発生的に女性の若さ、活力、更に女性的魅力の発現は認められ実証された。時間を経過する事によって顕著に発現する事は確実視される。更に食事は朝食、昼食を主体として摂取、夕食は蛋白質を多く脂肪、糖質の摂取量を制限して、低血糖を維持する。運動は軽い持続的運動が好ましいが時間をかけてある程度強化する。更に精神的刺激、活力化が必要である。
以上により睡眠中入眠最初の徐波睡眠時にGHの分泌は最高となる。
【00016】
「請求項8」動脈硬化に関する背景技術に関しては、第一三共株式会社より発売されているメバロチンの作用機序の説明(メーカー提供資料による)コレステロール生合成の律速となるHMG−COAからメバロン酸の生合成に関与する酵素HMG−COArcduotase)を特異的且つ競合的に抑制する。メバロチンのコレステロール合成阻害により、肝細胞のコレステロール含量が低下する為にLDL受容体活性が増強し、血中から肝細胞内へのLDLの取り込みが増加し、血清中のLDLコレステロール値が低下する。
以上により作用機序が明らかとなるが、このメバロチンは国内に於いては長期にわたり最高の売上げを持続した、時代の寵児とも言うべき優秀な製品である。
(実証1)コレステロールがヒト生体にとって、細胞、ホルモン、胆汁の原料となるべきもので、絶対必要なものである。コレステロール含有量の多い食物の過剰摂取より、むしろ肝臓にてコレステロールの生成が調節されている。然し現実には高コレステロール血症、高脂血症の人が多く脳梗塞、心筋梗塞が多発している中に於いて、血中LDLを減少させる作用機序を有するメバロチンは必須のものである。
一方、HARP−A或いはHARP−B該当成分服用者10名に依頼、病院等で検査した結果総コレステロール値は正常値を維持し、HDLの増加が確認された。この作用は主としてγーリノレン酸と熟成ニンニクエキスの主体をなす作用によるものである。
(実証2)血圧は自律神経が支配している。γーリノレン酸から生成されるPGEが脳視床下部を介して結果的には支配している。この支配には脳幹も関与している故γーリノレン酸から生成されるPGEの動脈血管拡張作用は脳幹の支配下にある。何れにしても、PGEによる強力な動脈血管拡張作用、コンドロイチン硫酸ナトリウムによる血流促進作用、更に毛細血管血流促進作用により、逆に脳幹機能も強化され、血流促進作用は尚一層確実に発生して、血圧正常値回復はHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用すべての人に発生した。10名の人によって、直接測定して確認された。最低血圧の低下は特に顕著に発現し、この事は動脈硬化改善を意味する。
(実証3)HARP−A又は、HARP−B、更にHARP−KKは動脈硬化改善作用を有する唯一の物質である。糖尿病患者の二次症状として動脈硬化の発生は必然的なものであるが、かなり長期にわたり糖尿病状態が発生していたヒト生体に対して、約2年間HARP−B該当成分を服用後、心電図、CT、エコー、シンチン検査を行った結果、予想に反して、異状は全然発見されなかった。この事実は、長期にわたり胸部痛、時々不整脈の発生により冠状動脈の硬化の発生が確実視されて居たにもかかわらず動脈硬化が改善された事を意味する。その他動脈硬化に起因すると考えられるすべての症状は解消された。
【00017】
「請求項9」「脳機能に関する」に対する背景技術である。近時、生体組織を構成する細胞を生み出す能力のある組織幹細胞が造血系以外に皮膚表皮や乳腺、毛胞、角膜、消化器官、上皮等多くの組織や臓器で発見され、再生能の低い中枢神経に於いても認められている。神経幹細胞は自己複製能を有しニューロン、アトログリア、オリトデントログリア等の細胞を作り出す多分化能を有する。この事実により多くの人の治療に可能となるべきである。
更に予想外の時に生体の思わぬ場所から神経幹細胞が発見されたり、神経細胞が思わぬ性質を持っている事が明らかとなる等の報告が行われている。
以上の如く成人でも脳に於いて、神経幹細胞が存在するにもかかわらず神経細胞の再生能力はこのように低いのか疑問視される。
85歳を過ぎると5人に1人がアルツハイマー型認知証であるという現実に鑑みて、本発明の有意性は特に顕著である。成熟脳であっても、本発明成分の服用と生活環境の改善によって神経細胞の減少を抑制し、更に背景技術によって示唆された如く、神経幹細胞のDNAを改革して神経細胞の充実を達成しなければならない。物質的ではなく精神的に豊かな環境を生み出して、特に運動に留意する事が大切である。
本発明成分と強い親和性を有するPGE、IGF−1は、神経増殖因子、神経伝達因子とも深い関連性を有し、両者の受容体は脳のほとんどの部位で認められ、特に海馬に多く存在して、その神経細胞の増殖、記憶能、認知能の復活が多くの人によって確認されたという事実は重大な意義を有する。
ヒト生体を支配している脳の若返り、活性化はヒト生体の若返り活性化を発生させるものであるが、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは脳の若返りと活性化に対して大きな貢献を果たす。
(実証1)ヒト生体が生きて行く為に絶対必要な機能を有するのは脳幹で心臓、血管機能、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿等の機能の調節を行っている。HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKを連続して服用する事によって、脳幹動脈血流増加、毛細血管血流増加が自然発生的に発生し、その支配下にある内臓組織機能も動脈血流、毛細血管血流の増加によって強化され、その逆流現象によって更に脳幹機能が活性化される事により、ヒト生体全体の若返りと活性化が達成される。この事実は一定の期間HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK該当成分を服用したヒト生体に於いて、審問の結果心臓血管機能、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿の正常化が確認され、実証された。
(実証2)製造メーカー提供資料によると、コンドロイチン硫酸ナトリウム服用者と、服用していないグループに分けて、過去5年間にわたって病院調査の結果、コンドロイチン硫酸ナトリウム服用者にほとんど脳梗塞が発生していない事が判明した。実際コンドロイチン硫酸ナトリウムを含有成分とする製品を1万名以上製造販売したが、脳梗塞、心筋梗塞発生者が服用者に一名も発生しなかった事が実証された。
この事実は、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用者には尚一層顕著となる事は確実視される。
(実証3)躁うつ病発生、42歳女性、病院にて4種類の抗精神病薬を10年間にわたり連続服用、排便困難となって、病院にて便秘薬が各種処方されたが無効、食物繊維を主体とした製品等にて、何とか排便が行われて居たが、γーリノレン酸を服用、10日後に1メートルもあるかと考えられる長い快便を見たと言う報告を受けた。この事実は抗精神薬長期服用の結果、脳幹機能低下が発現し、γーリノレン酸により脳幹に対する動脈血流、毛細血管血流が増強され脳幹機能の復活が実現した事が実証される。排便を見るまでに10日間を要したと言う事がその事実を尚一層確実に証明して居る。
【00018】
「請求項10」癌前段階に於ける治癒誘導の必要性に関する。
(背景技術)代謝性抗悪性腫瘍剤ジエムザール日本イーライリリー株式会社作製医薬品インタービューフォーム記載内容の要約である。
(薬理作用)
(1)作用部位作用機序 CCR−CEM細胞をゲムシタビンで処置した場合の度数分布図は、細胞周期の初期S期に蓄積する事を示した。従ってゲムシタビンは主としてDNA合成が行われているS期の細胞に対し特異的作用を示すと考えられる。
(2)活性化 ゲムスタビンは細胞内で、デオキシシチジンキナーゼによって活性型タクレオチドである二リン酸物及び三リン酸物に代謝され、直接的及び間接的にDNA合成を阻害すると考えられている。
(3)DNA合成阻害作用 dFdCTDはDNAポリメラーゼに対してデオキシシチジン三リン酸と競合して、DNA鎖に取込まれ、DNAの合成を阻害すると考えられる。
(重大な副作用と初期症状)
(1)骨髄抑制、白血球減少、好中球減少、血小板減少(2)間質性肺炎
(3)呼吸困難等のアナフィラキシー様症状(4)心筋梗塞(5)うっ血性心不全
(6)肺水腫(7)気管支痙攣(8)成人呼吸促迫症候群(9)腎不全
(10)溶血性尿毒症症候群
(生存率)ジエムザールが生存期間を有意に延長する事をジエムザール群63例、5−FU群63例によって実施比較する事によって証明した。ジエムザール6ヶ月生存率46%、5−FU31%、9ヶ月生存率ジエムザール24%、5−FU6%、1年生存率ジエムザール18%、5−FU2%。
以上はその優秀性が一般に認められている日本イーライリリー株式会社の癌治療薬ジエムザールに関する薬理作用、重大な副作用、生存率を要約記載、他の抗癌剤も類似した作用を有するものである故、医療の分野に於ける癌治療の実体を把握する事によって、背景技術の実体を示唆するものである。
(本発明に於ける医療の分野の前段階に癌発生を早期に治癒誘導、予防的効果が発生する 事の必要性、重要性に関する実証)
(1)約9年を要して、癌細胞集団が直径1センチメートル以上に達した段階に於いては、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞の均衡が破れ、担癌生体の免疫力は大幅に低下して、癌組織切除以外の方法では治療は困難を極める。
(2)ジエムザールによって証明される如く、一般に抗癌剤は、癌細胞のDNA合成を阻害する事が主要な作用機序となっている故、担癌生体の正常な細胞に対しても影響を及ぼす。
(3)ジエムザールは白血球、特に好中球の減少を示唆しているが、他の抗癌剤に於いても免疫細胞に対して悪影響を及ぼす事が確実視される。以上は骨髄機能の低下を意味するが、放射線治療も含めて免疫関連組織の機能低下を誘発する可能性も存在して、すでに免疫力が低下している担癌生体に対して、尚一層の深刻な免疫機能低下を発生させる。
(4)ジエムザールの重大な副作用記載の如く、他の抗癌剤に於いても治療に逆行する重篤な副作用の発生の可能性も秘めて、尚且つ優秀な抗癌剤ジエムザールに於いてさえ1年間生存率わずか18%、5−FUに至っててはわずか2%に過ぎない。
以上により医療前段階に於いて即ち異状癌細胞集団が組織形成して一定の大きさになる前段階に於いて治癒誘導、予防的効果が発生する事の必要性、重要性が示唆される。この事は立ち遅れた為に発生する癌治療の悲劇があまりにも深刻なものである故、本発明は画期的なものである事が実証される。
(実証1)γーリノレン酸から生成されるPGEは種々の癌細胞のサイクリックAMPを上昇させ、正常細胞に分化誘導させて、その増殖を抑制する。ヒト生体に於いてはすべての内蔵、組織に於いて、ブドー糖と酸素よりATPが産生され、PGEが細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化する事によって、サイクリックAMPを上昇させる事は必要性があればいつでも可能である。この作用によって免疫幹細胞が正常化、健全化され、正常、健全な免疫細胞が分化誘導される。ヒト生体に於いて細胞が分裂する際、DNAがコピーされるが、この時に何らかの因子により異常が発生して、異状細胞である癌細胞が発生する。
そのような場合正常、健全な免疫機能によって、直ちに異物として排除されるが、万一網の目をくぐり抜けても、第二段階で癌細胞のcAMPを上昇させる事により、正常細胞に誘導されて、その増殖は抑制される。この事実は、HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKに該当する成分を服用、持続したヒト生体に癌が発生した例が存在しない事によって実証される。更にこの事実は、風邪、インフルエンザその他感染症に絶対罹患しないという事実により尚一層確実なものとなる。
(実証2)HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用によって、免疫の基盤となる骨髄組織に対して、骨量増加、骨血流促進、組織再生、組織機能強化が達成され、免疫力の基本的強化が確立される。更に小腸上皮組織に発生する腸免疫機構の強化に関しては新生児生体によって証明される如く、ヒト生体自体の免疫力と関連性を有し、全身的免疫力強化につながるものである事が実証される。この事実により癌発生は阻止される。
(実証3)医療の分野とその前段階に於ける治癒誘導は一線を画すべきものである。然し偶発的ににやむを得ない事態の発生もあり得る。
70歳男性、シャックリが2日間止まらない、漢方薬により治癒、その後家族により本人は肝臓癌発生により生存期間3ヶ月である事が知らされた。本人は肝臓癌が発生している事は知らされていないが全身疲弊状態にあった、抗癌剤その他服用していなかった故、HARP−B該当成分を服用し、漸次快方に向かった、2ヶ月毎に病院で検査して検査票の提示を要請した、6ヶ月間継続服用した結果、体調も健全状態に復帰、検査票もすべて正常値に復した。本人は自分自身が癌で3ヶ月の生命である事を病院で宣告された事実を知らない故、突然HARP−B該当成分の服用を中止した。3回電話にて服用を中止しないよう進言したが、本人が癌である事を知らないのであるから仕方がない。あまりにも病状回復が完全であった為、もしかしたら癌でなかったのではないかと思って、そのまま放置した。その後約2年後に死去した事が判明し、肝臓癌であった事が確認された。HARP−B該当成分を連続して服用していた場合、現在に於いても健全状態を維持している事は確実視される。
(実証4)75歳女性、膵臓癌発生、病院生存予告3ヶ月、ジエムザールにて発疹が発生した故、5−FU系薬品使用、6ヶ月間同薬品及びHARP−B該当成分を服用期間中健常状態を維持した。その後5−FU系薬品にも抵抗性が発生し、病状は漸次悪化、食物摂取不可能となった為、点滴による栄養補給に切り替わった。勿論HARP−B該当成分服用も中止された。然し病院生存予告は3ヶ月であったにもかかわらず1年以上生存する事が出来た。
日本イーライリリー株式会社提供インタビューフォームによる5−FU1年間生存率はわずか2%である事から判断した場合、HARP−B該当成分の有意性が確認され、HARP−Bの存在価値が実証される。
【00019】
「請求項11」「請求項12」に関する背景技術としてシオノギ製薬株式会社提供資料を要約して、副腎皮質より分泌される糖質コルチコイドに関して記載致します。糖質コルチコイドの生理作用
(1)肝臓のグリコーゲン生成と糖新生の促進、脂肪組織と筋肉では、脂肪分解の促進、蛋白分解の増大を起こす。肝臓、心臓、脳を除く大部分の組織に於ける糖摂取を抑制する。結果として、血中遊離脂肪酸やブドー糖値が上昇する。
(2)抗炎症、抗アレルギー作用として、炎症による毛細血管透過性の亢進、遊走細胞の遊走、集積などの阻止、抗原抗体反応の遮断、細胞障害活性の抑制、細胞室内より化学物質の遊離抑制。
(3)リンパ球、好酸球減少作用、リンパ組織を萎縮させて、リンパ球数を減少させ、好酸性白血球減少、骨髄での赤血球新生作用を有する。
(4)男性ホルモン様作用を示す。
(5)中枢神経の興奮性を高め、気分を高揚させたり、うつ症状を呈する。
重篤な副作用[1]感染症の誘発、増悪[2]病的骨切(骨粗しょう症)[3]副腎萎縮[4]消化性潰瘍[5]糖尿病の発生、増悪[6]精神神経症状[7]血栓形成[8]成長障害[9]浮腫、高血圧、心不全[10]創傷治癒障害[11]筋萎縮、ミオバテー。
以上副腎皮質ホルモン糖質コルチコイドの生理作用及び重篤な副作用について記載致しました。この糖質コルチコイドはヒト生体に於いて、アナフィラシーショックのような強いショック状態が発生した場合、直ちに分泌されてヒト生体の生命を護るべき作用を発揮する重要な物質である。安易に連続使用する事によって、副腎皮質機能の低下を来たしてはならない。故に一般に使用する事はできないが、医療の分野に於いては、この糖質コルチコイドは、炎症による血管の透過性の亢進を阻止し、難病である自己免疫疾患に対して、たとえ対症療法であるとはいえ、劇的効果を発揮する唯一の物質である故、使用せざるを得ない。この背景技術に対して、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは異物に対する防衛力を保持し、抗炎症作用を発揮する唯一の物質で、自己免疫疾患に対する医療の前段階に於ける治癒誘導、予防的効果は重要なものである。更に驚くべき事に、糖質コルチコイドの有する重篤な副作用にすべて逆行し生体に有意に作用する事である。
(1)感染症に対する防衛力は抜群である。(2)骨粗しょう症に関しては骨量正常値復活は1年で達成される。(3)視床下部を介して副腎皮質機能を強化する。(4)胃液分泌抑制、粘液分泌糖蛋白生成により、胃粘膜保護。(5)ACTHの副腎皮質外作用としてサイクリックAMPを上昇させインシュリン分泌を促進するが、確実な作用としては糖尿病二次症状の発生を抑止する。(6)脳動脈血流促進、毛細血管血流促進作用によってブドー糖、酸素が充分補給される事によって、精神、神経症状改善に有意に働く。(7)動脈血流を強化して血栓形成阻止(8)GHと強い親和性を有しその分泌を促進する。(9)腎動脈血流、毛細血管血流促進により、腎機能を強化、尿量を増加させる。更に生体のすべての内臓組織に対する動脈血流、毛細血管血流を促進、血圧を正常化させる。
心不全に関しても冠状動脈血流促進、副血流促進により機能改善に有意に作用する。
(10)血管透過性亢進を抑制して白血球血管外浸出を阻止、更に組織再生修復作用促進により、創傷治癒力の強化(11)GH分泌強化により蛋白質生成が促進され、筋萎縮改善に有意に作用する。
以上記載事実の如く糖質コルチコイドの重篤な副作用に逆行するばかりでなくHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK自体が血管透過性の亢進を抑制して、炎症作用を阻止する。特に糖質コルチコイドを使用しなければならない医療の分野に於ける治療の前段階に於いて、自己免疫疾患を治癒的状態に誘導、或いはその発生を阻止する予防的分野に属する必要性、重要性を有する発明である。
(実証1)連鎖状双球菌その他のビールス感染が骨髄組織の異状発生或いは免疫幹細胞より発生する免疫細胞の異状に関連性がある場合、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用により確実に防止される。その事実は上記該当成分服用者に風邪、インフルエンザ、その他感染症に罹患した例は存在しない事を以って実証される。
(実証2)HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用により、骨量増加、骨血流促進、骨髄組織再生、強化により、骨髄機能の正常化健全化が達成され、更に上記成分により細胞膜に存在するアデニールシクラーゼが活性化され、サイクリックAMPの増強により、骨髄免疫幹細胞の正常化、健全化、更に分化誘導されるリンパ球の正常化、健全化が達成され、ヒト生体の免疫機能の正常化、健全化が達成される。この事実は上記該当成分服用者の自己免疫疾患、それに類する疾患が発生した例がない事を以って実証される。
(実証3)上記成分による腸免疫機構の強化がヒト生体の免疫機構と関連性を有する事に関しては、母乳中に含まれるγーリノレン酸による新生児生体の免疫力強化によって証明されるが、腸免疫機構に於いて抗原感作を受けた場合、T細胞及びIgA形質細胞が生体全体の70−80%生成される事により、この機能が強力なものである事が証明される。
【10020】
「高齢化進行抑制論に関する」背景技術 ES細胞による再生医療が脚光をあびてその研究が進歩した為に色々の事が判明した。例えば皮膚や肝臓の臓器と違って脳や骨髄等の神経組織は自然には修復せず、神経組織には神経細胞が存在するにもかかわらず実際には修復作用は起こらない。この事実に関しては疑問視されている故、やがて解明される事は確実視される。本発明に於いてはグリア組織の関連性を示唆している。
更にGHとIGF−1は同一機能を発揮せず単独に別機能を発揮する事実も確認された。又、γーリノレン酸とPGEは別個のものでPGEは必要に応じて産生されるもので、作用機序も異なる場合が有り得る。
(実証1)「形態的健全化確立」骨量は1年で正常値回復、軟骨量も特殊な場合を除き一定の期間内に正常化、筋内組織もGH分泌により蛋白質合成が促進され正常化が達成され、高齢化進行が抑止されて颯爽と歩く人の姿が現出された事によって実証される。
(実証2)「生体機能的健全化確立」脳幹に対する動脈血流促進、毛細血管血流促進作用が発揮されて、ブドー糖、酸素が充分補給される事により脳幹機能が活性化復活され、心臓、血管機能の健全化、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿の正常化が達成された事によってヒト生体の高齢化進行が抑制された事が実証される。
(実証3)「生体内臓組織の正常化、健全化」脳幹機能の活性化と相乗的に全身の内臓、組織に対する動脈血流、毛細血管血流が促進され、更にすべての成分の相乗効果により組織再生、復活作用が発揮され、特に各内臓組織幹細胞DNA改革により正常、健全な細胞が分化誘導されて、正常、健全な内臓、組織が形成され、健全な状態が維持可能となった事により実証される。
(実証4)「生体の免疫力の正常化、健全化確立」骨血流促進、骨髄組織再生、復活作用、免疫幹細胞DNA改革によって、正常健全なリンパ球が分化誘導されて生体免疫機能の正常化、健全化が確立される。更に腸免疫機能強化により免疫余力が発生し、この事は健康余力を意味するものである。風邪、インフルエンザ、その他感染症に絶対罹患しない事によって実証される。
(実証5)「生命維持の為の癌、脳心臓血管障害に対する医療の前段階に於ける早期治癒誘導、予防的能力の確立」一定の期間内であれば種々癌細胞のサイクリックAMPを上昇させる事によって正常細胞に分化誘導させてその増殖を抑制する。更に(実証4)による免疫力の正常化、健全化確立、更に免疫余力の確立にて、癌治癒誘導、予防的効果が確立される。更に動脈硬化改善作用、血管壁組織強化作用、血圧正常値維持、更に動脈血流促進、毛細血管血流促進作用により脳梗塞等の血管障害発生を阻止する。脳幹機能健全化は心臓機能活性化に関連性を有し、冠状動脈、毛細血管血流促進作用により心筋梗塞発生が阻止されると同時に心臓機能不全の為に発生した凝血が脳に送られて脳梗塞の原因となる事を阻止する。コンドロイチン硫酸ナトリウム単独でも過去5年間に脳梗塞発生がほとんど存在しない事が証明されているが、実証4も含めて癌発生予防効果及び脳、心臓血管障害予防的効果が、そのような症状が発生した例が存在しない事によって実証される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【10012】
本発明は各種の病気に罹患する事なく、ヒト生体が健全、活力的な状態を維持し、100才まで持続する事が課題である。
「請求項1」「請求項2」に該当する課題。
【10013】
健全に保持されて居るべき内臓、組織に於いて、その機能に跛行性を有し、何れかに疾患の発生があり得る。高齢化と共に、病的異状の発生箇所も多くなる為、医療の分野に於いては投与される治療薬の数も増加する。更に病状によっては長期投与の必要性も発生する。
然し如何に優秀な薬でも、化学的なものである場合はヒト生体にとっては異物である故、代謝、排出する機能に当然負担となる。特に化学物質である故、病巣に対する治癒力は発揮するが、反面健全な組織を形成する為の幹細胞DNA改革には逆行する結果を招来する。この事は抗神経薬に於いては特に顕著である。解決を必要とする重要課題である。
幹細胞DNA改革により、ヒト生体組織の健全化を達成するべき本発明は画期的なものであるが、致命的な改革逆行因子も存在する。例えば抗癌剤はすべて癌細胞のDNA阻害剤である故、組織幹細胞DNAにも重大な影響を及ぼして改革に逆行する。更に自己免疫疾患の最も重要な治療効果を発揮する副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドは幹細胞DNA改革による健全な生体組織機構に対して破壊的因子となる。本発明に対する重要な課題である。「請求項3」に該当する課題。
【10014】
ヒト生体の恒常性を維持し、非病、健康、活力の三原則を達成する為の本発明の重要課題はビールス、細菌等の異物から生体を防衛する為の免疫力の強化である。然るに高齢化と共に胸腺委縮が発生し、免疫の中心となる特異的機能を有するT細胞が最盛時の10%まで減少し、免疫力の大幅低下と共に感染症に罹患する頻度も高く、癌、自己免疫疾患の発生率も高くなる。現在医療の分野に於いては治療に専念する以外に道はなく、困難な状態にある。
本発明による解決が最必要事項である。「請求項4」「請求項5」に該当する課題。
【10015】
ES細胞によるヒト生体の組織再生医療が脚光をあびて、その研究が進行しているが、本発明はそのような外的要素による不自然なヒト生体組織修復、組織再生医療とはその起源を異にするもので、本発明に於いては、ヒト生体が本来保有している優れた機能を活性化する事によってヒト生体の組織修復、組織再生等によりヒト生体を各種疾患から保護し、健全で活力的な組織形成とその機能力の維持を達成させる事が課題である。
「請求項7」に該当する課題。
【10016】
ヒト生体に於ける非病、健康、活力の三原則を達成する為の最大の難関となるのは脳梗塞、心筋梗塞の発生である。その原因となるのは動脈硬化で、コレステロール、主としてLDL値を低下させる薬品が使用されている事はすぐれた有意性が発揮されるが、予防的効果の域を脱していない。高血圧の人には対症療法的薬品が連続投与されているが、完全な動脈硬化改革改善の域には達して居らない。又、脳梗塞が発生した為の治療薬として、主としてアスピリン系の薬品が使用され、最も効果的であるが、梗塞治療薬の特性として逆に脳出血を誘導する可能性が存在する。心臓疾患に関してはその病状は多岐にわたるが、治療薬に関してはニトログリセリンにて代表される如く主として対症療法剤である。
以上により医療の分野に於ける治療の前段階に於ける治癒誘導、予防的効果が必要であって、動脈硬化改善が重要な課題となる。「請求項8」に該当する課題。
【10017】
脳機能の若返りと活性化はヒト生体の若返りと活性化につながるものである。生体の内臓、組織の機能は脳の支配下にある。特に生命を維持する為に必要な機能は脳幹の支配下にある。故に本発明のヒト生体の非病、健康、活力の三原則の達成に対して、脳、特に脳幹の機能の健全化、活性化が必須のものである。この事は医療の分野とは次元が異なるものであって、本発明に於ける最も重要な課題である。「請求項9」に該当する課題。
【10018】
癌発生に関しては、その発生部位、癌細胞の性状等は種々雑多であって、医療の分野に於ても早期発見は困難を極める。ミリ癌が発見される可能性は2,000分の1と言われ、その癌細胞が直径1センチメートルに達するのに約9年を要すると言われている故、ヒト生体はすでに癌細胞を保有し、癌発生予備軍に属している可能性がある。一方、癌早期発見が実現した場合に於いても切除不可能な場所に発生した場合、主として抗癌剤による治療が主体となるが、本発明請求項10に該当する背景技術の項にて証明されている如く、その生存率はあまりにも低いものである。故に一般的に癌の発見は死刑の宣告を意味するものである。
以上により医療技術分野の前段階に於ける旱期治癒誘導、更に発生予防的効果を発揮する事は必要性、重要性を有する大きな課題となる。「請求項10」に該当する課題。
【10019】
近時食生活、環境の変化に基因してI型アレルギーの発生が増加の一途をたどっている。一般には抗ヒスタミン剤を主体とする薬品の服用によって、その場を凌いでいるのが現状であって、根本的な要因の解決にはならない。ヒト生体に於いて炎症を発生させなければならない、又は、又は発生せざるを得ない現象の根底には免疫力低下等の体質的な重大な要因が存在する。この事実に立脚して、本発明が解決しなければならない重要な課題が発生する。更に高齢化進行に伴って自己免疫疾患の発生頻度も多くなるが、自己免疫疾患の発生は生体免疫機構の不全に基因するものである故、万一免疫機構が破滅に近い状態に陥った場合にはヒト生体の破滅を意味するものである故、本発明に於ける重要、且つ重大な課題が発生する。「請求項11」「請求項12」に該当する課題。
【10020】
高齢化による老化現象は自然発生的に進行していくもので、そのまま放置すれば、非病、健康、活力の三原則は徐々に失われ、維持する事は困難で100才まで維持する目的は不可能となる。高齢化進行抑止論は、各請求項によって可能な範囲内に於いて高齢化を阻止する事が課題である。「請求項13」に該当する課題。
【課題を解決する為の手段】
【10021】
「請求項1」「請求項2」本発明に於いて、HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKを服用し、更にバランスのとれた食事の摂取と適度の運動の継続によって、非病、健康、活力の三原則を達成し、100才まで維持する事を目的とする課題は解決されるが、その為には「請求項3」から「請求項13」までの課題をすべて網羅する事が必要である。本発明はすでにその問題を解決している。
【10022】
「請求項3」本発明の発端となったのはHARP−A、又はHARP−B該当成分服用者がいつまでも若さが変わらない事に気付いた事実によってである。更に諸々の内臓、組織にはそれぞれ異なった幹細胞が存在して、その幹細胞のDNA改革が成立すれば常に若々しい健全な細胞が分化誘導され、健全な生体の組織構造が形成される事が判明した。このDNA改革が成立する事により、ヒト生体は若々しい健全な組織構造を維持する事が可能となって、いつまでも組織退化が発生せず若々しさを維持すると言う現象が発現した。この事実はヒト生体各内臓、組織に於いては酸素とブドー糖によってATPが生成され、このATPはHARP−A、又はHARP−B含有成分によって、細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化する事によってcAMPを産生させて、GH、IGF−1作用を強化して正常健全な細胞の発生誘導機能を発揮した結果である。
更にこの作用はHARP−KK含有成分による核酸の補給によって尚一層確実なものとなる。本発明に関しては数十年の長期わたる研究、経験、実績によって確立されたものであって他に類を見る事はあり得ない。
尚医療の分野に於いて治療の為に使用される薬品はほとんど化学物質で、特に抗癌剤、副腎皮質ホルモン製剤はDNAに重大な悪影響を発揮して幹細胞DNA改革に逆行する事が発現し、本発明の課題となるものであるが、現実にはHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは他の請求項発明事項も含めて、医療の分野の前段階に於いて、治癒誘導、予防的作用を発揮する事が確認された。この事実に関する課題は確実に解決され、本発明の有意性のみが開示される。
【10023】
「請求項4」「請求項5」腸免疫機構は、ヒト生体防衛の為必須のものである。異物に対する防衛力がほとんど存在しない状態で生まれて来た新生児生体を護る為に母乳の中に含まれているγーリノレン酸が、単なる腸免疫機構の強化に止まる事なく、全身的な免疫力の強化の必要性が存在する事によって証明される如く腸免疫機構と全身的な免疫機構との関連性が確認された。数十年にわたる研究、経験、実績に基づいて、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用者には風邪は絶対引かない、インフルエンザ等の感染症には絶対罹患しないという実証を得る事が可能となった。
この事実は高齢者に於いても多く発生した事により、腸免疫機構の強化と全身的な免疫力の強化の関連性が存在する事が尚一層確実に立証され、高齢者に於いては、胸腺委縮が発生し、ヒト生体免疫機能の基盤であるT細胞の量が最盛期の10%まで減少しているのである故、免疫機能の低下は著明に発現している。このような状況下に於いて、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用によって、腸免疫機構が強化され小腸上皮組織よりT細胞がどんどん生成されると言う事は高齢化生体にとっては大きな福音となるものであって、高齢者に於ける免疫力の強化は確実に立証される。以上により、本課題を解決する為の手段が確立され、更にこの事実により、本発明は画期的な発明である事が実証される。同時にHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKによる非病、健康、活力の三原則の達成が可能となる。
【10024】
「請求項7」ES細胞による人体再生医療はその前途に複雑な要素が存在し、解決の為には無理な部分が存在する。ヒト生体が自己の健全化を維持する為に生み出したGH及びGH作用によって生成された肝臓由来のIGF−1による組織修復、組織再生作用に関しては自然発生的に複雑な要素がすべて解決されている。本発明に於ける課題を解決する為の手段は、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによるGH分泌促進を中心とした一連の同化作用を発揮させる事である。
特にGHは蛋白質の合成促進、DNA、RNAの合成促進作用を発揮するが、この作用は「請求項3」幹細胞DNA改革による生体組織構造の若がえりと活力化に対して、強力な相乗作用を発揮する。更に「請求項9」脳機能、特に脳幹の若返りと活性化によるヒト生体組織の若返りと活性化の達成に対しても強力な相乗作用を発揮するばかりでなく、ヒト生体にとって致命的な神経細胞の減少に対して、本発明に於いてはビタミンBと熟成ニンニクエキスによる効果を確認しているがGHとの相乗効果は抜群である。
動物は生殖期が終了すると生体は滅亡する。ヒト生体に於いては女性は閉経を迎えてもそのような事はあり得ない。女性の大きな福音として、本発明によるGHを中心とした一連の同化作用は、女性の新しい人生の出発を意味する。この作用により、女性の若さ、魅力、活力が復活する事が認められ、更にGHの骨末端作用に起因すると考えられるが、一部の人に顔貌変化が認められ、顔面指圧、顔面マッサージ等による美顔法が可能になる。
以上説明により、本発明の「請求項7」に於ける重要な第一課題は解決される。GH分泌促進の為の因子の一つとして、夜就寝時に正常な血糖を維持する事が必要あるが最近糖尿病の激増を見ると共に高齢化によるインシュリン作用の低下が発生する故、その課題を解決する為の手段が必要となる。この事に関しては、HARP−A、又はHARP−B服用により、熟成ニンニクエキスに含有されている含硫アミノ酸による糖の酸化促進作用と伴行して、軽い持続的運動によって、血糖値を正常に維持する事が可能となって、この課題は解決される。
以上によって第一、第二の課題は解決され、本発明が画期的なものである事が実証されると同時に本発明の目的とする非病、健康、活力の達成が確実なものとなる。
【10025】
「請求項8」本発明は医療の前段階に於ける治癒誘導、予防的作用を発揮する高度な技術分野に属する。脳及び心臓血管障害が死亡率の上位を占める疾患である故、本発明の有する課題は結果的に動脈硬化改善的機能を発揮する事となる。この重大な課題を解決する為の手段は以下の如くである。本発明は次元の異なる動物実験を排し、数十年の長期にわたる研究、経験、実績(実証)によって確立されたものである。
HARP−A、又はHARP−B、含有成分コンドロイチン硫酸ナトリウム単独又は他の成分と併用服用により過去5年間調査の結果、脳梗塞、心筋梗塞の発生は一例も存在しない事が実証された。更にγーリノレン酸と熟成ニンニクエキスを併用服用した場合、コレステロール値は正常値を維持し、特に善玉コレステロールと言われるHDLを上昇させる作用を発揮する事は多くの人に依頼した病院検査票によって確認された。医療の分野に於けるメバロチンのLDLを減少させる作用は動脈硬化予防的に作用するが、HDL増加作用は動脈硬化改善的に作用する。動脈硬化改善の最も強力な作用は、γーリノレン酸から生成されるPGEとコンドロイチン硫酸ナトリウムによる強力な動脈血管拡張、血流促進作用、血小板凝集抑制作用、赤血球の変化能促進作用によって、毛細血流を促進する作用である。この事実は強力な動脈硬化改善作用を発揮するばかりでなく、梗塞発生抑制作用も発揮する。
熟成ニンニクエキスによる抗酸化作用による脂質過酸化防止によって動脈硬化改善的作用を発揮するが特に運動療法を伴行して行う事によって大きな効果を発揮する。
血管壁強化作用はコンドロイチン硫酸ナトリウム、ビタミンBが機能を発揮するが、「請求項7」GHの分泌促進による蛋白質合成促進、脂質分解促進作用等によって、血管組織の若返りと健全化を達成する。更に「請求項9」血管機能を支配する脳幹機能の強化によって、血管組織全体の機能強化、健全化が達成され、動脈硬化改善作用は完全なものとなる。更に「請求項3」組織幹細胞のDNA改革により、健全な細胞が分化誘導されて、健全な血管組織構造が形成され、健全な血管機能が長期にわたり保持される。
以上により「請求項8」に該当する重要課題は解決されると同時にHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる非病、健康、活力の三原則の達成が確立される。
【10026】
「請求項9」ヒト生体を支配する脳機能低下は、ヒト生体の機能低下、機能の退化を顕著に発現させる。特に脳幹不全が発生した場合はヒト生体に対して壊滅的な打撃をあたえる。
神経細胞は毎日十万個減少すると言われているが、脳幹機能の低下、神経細胞の減少は自然発生的に進行するものである。
以上の事実に則って、本発明の重大な課題は脳、特に脳幹機能の健全化、活性化、更に神経細胞減少を抑止的に機能する事である。数十年にわたる研究、経験、実績(実証)に則って、上記課題の解決手段を披露すると以下の如くである。
(1)γーリノレン酸より生成されるPGE、コンドロイチン硫酸ナトリウムによる動脈血管拡張、動脈血流促進作用、赤血球変化脳改善による毛細血管血流促進作用、更に梗塞発生抑制作用により、生体の20%も消費するブドー糖や酸素が充分補給される事により脳、特に脳幹機能が活性化される。更に生体のすべての内臓、組織の動脈血流、毛細血管血流促進作用の強化によって、その逆流現象によって尚一層脳幹機能が強化される。この事は活性化された脳幹機能が、その支配下にある血管に対し動脈血流、毛細血管血流促進機能を強化する事によって、脳幹に対する動脈血流、毛細血管血流が一段と強化され、充実した機能を発揮する事によって証明される。
(2)梗塞サイズ縮小、梗塞発生防止は動脈血流、毛細血管血流促進作用によるものであるが、脳梗塞、心筋梗塞発生抑止作用は過去5年間の調査によって実証される如く、コンドロイチン硫酸ナトリウムの特異的機能によるものである。血管壁強化作用もコンドロイチン硫酸ナトリウムを中心とした機能によるものであるが、血管壁変性、破損等に対する修復、再生作用はGH作用を中心とするHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKすべての成分の相乗作用によるものである。
(3)脳、特に脳幹の健全、活力的な組織構造構築の為には「請求項7」GH分泌促進作用を中心としたHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK、すべての成分の相乗作用によって達成されるものである。更に「請求項3」による脳、特に脳幹組織幹細胞のDNA改革によって健全、活力的な細胞が分化誘導されて、前記健全、活力的な脳、特に脳幹の組織構造が構築され保持される。
(4)ヒト生体に於いては、神経細胞は1日10万個ずつ減少していると言われている。大酒を飲むと1日100万個減少する事もあり得ると言われている。80歳近くになると物忘れが特にひどくなって来る。この神経細胞の減少は自然発生的に発生するものであって、誰もあまり気にしていないで放置されている。蛋白質合成に関与するビタミンB及び抗酸化力を有する熟成ニンニクエキス服用者に対して調査した結果、かなりの格差が認められた。本発明の中に重大な発見が秘められていた。「請求項7」GH分泌を中心とした他の成分との相乗作用による生体の若返りと活力化を10名の人に調査中、その中の高齢者3名に物忘れがほとんど発生していない事が認められた。
この事実によりGH分泌促進作用とHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK含有成分ビタミンB、熟成ニンニクエキスとの相乗作用により強力な神経細胞減少抑止作用が存在する事が実証された。
以上により「請求項8」に該当する本発明の重要課題が解決される。更に本発明は画期的なものである事が実証されると共に、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる非病、健康、活力の三原則達成は可能となる。
【10027】
「請求項6」腸の正常化と排便の正常化に関する課題の解決は、排便は脳幹の支配下にある故「請求項9」課題を解決する為の手段の項にて脳幹機能の活性化に関する説明によって明らかとなる如く、脳幹機能の活性化によって腸組織の健全化が達成され、排便機能が調節される。腸のヒダにたまった宿便も排出され、腸年齢の若返りを見る。この事はHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる生体の非病、健康、活力の三原則の達成に対し、重要な貢献を果たす。
【10028】
「請求項10」医療の分野に於いては日進月歩、素晴らしい発展途上にあるが、癌治療に関しては、優秀な抗癌剤ジェムザールに於いて、その1年間生存率8%、5−FU2%が示す如くあまりにも低く、更に骨髄機能低下による白血球、好中球の減少等による免疫力の低下が発現し、その治療は困難を極める。
このような現状に鑑みて、本発明が解決する重大な課題は医療分野の前段階に於ける早期治癒誘導、予防的効果を発揮する事が最も重要な課題となって、解決するべき手段は必須のものである。
本発明は数十年の研究、経験、実績(実証)によって確立されたものである。その間、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK該当商品服用者は風邪は絶対ひかない、インフルエンザ等の感染症には絶対罹患しない。癌発生者は一名も存在しない。
(1)「請求項3」ヒト生体幹細胞のDNA改革により、正常、健全な細胞が分化誘導され、癌細胞のような異状な細胞の発生はあり得ない。この事はHARP−KK中の核酸補給により、尚一層確実なものとなる。もしHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの服用が立ち遅れた場合に於いても、その服用によりγーリノレン酸から生成されるPGE1が種々の癌細胞のcAMPを上昇させて正常細胞に分化誘導させて、癌細胞の増殖を抑制する。
(2)骨髄、胸腺系免疫機構の強化、骨血流促進、骨髄組織再生強化作用、更に免疫幹細胞DNA改革により、健全な前駆T細胞、B細胞、NK細胞が分化誘導され、前駆T細胞は胸腺にて熟成化される。小腸上皮組織に於ける腸免疫機構の強化、小腸蠕動運動亢進小腸上皮粘膜血流促進によりT細胞が生成され熟成化される。
以上T細胞を中心とした両免疫機構が強化され、主として細胞性免疫によって癌細胞は排除される。
(3)20年程以前の事であるが新聞紙上に、牛乳を毎日飲む人のグループと牛乳を全然飲まないグループと二つに分けて調査した結果、両者の間に10年間の寿命の開きがある事が掲載されたが、牛乳は最も吸収のよいカルシウム源である故、カルシウムを摂取するかしないかによって、癌になるかならないかの問題であるものと考えられる。故にHARP−KK中のイオン化カルシウムは特に免疫力の強化に関連性を有し、癌発生に予防的効果が存在する事が認められる。更に熟成ニンニクエキスにも免疫力強化作用がある事が、メーカー提供書類によって確認された。以上により免疫力の強化はHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの含有成分の相乗作用によるものである。
医療の段階に於いては癌がすでに直径1センチメートル位になっている場合が多く、ヒト生体の免疫力は大幅に低下し、更に使用する抗癌剤は正常な細胞のDNA生成阻害、免疫組織、免疫細胞に悪影響を与える故、免疫力は尚一層低下し、治療は困難を極める。
然るに本発明の属する医療の前段階における治癒誘導、予防的作用に関しては、長年の研究、経験、実績(実証)によって確実に達成されるものである。HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKを連続服用する事によって癌発生を阻止するべきパスポートを手に入れる事は最大の財産を獲得したに等しい事を意味する。
以上により、重要な課題を解決する為の手段が確立され、本発明が画期的なものである事が立証される。又、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる非病、健康、活力の三原則の達成が可能となる。
【10029】
「請求項11」「請求項12」HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用によって、新しい抗原に対するアレルギー現象は完全に阻止される。然しすでに発生した抗原に対するアレルギー現象は阻止する事は出来ないが緩和的抑止作用を発揮する。γーリノレン酸より生成されるPGEは細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化、cAMPを増強し細胞室内よりヒスタミン、SRM−Aが放出されるのを阻止する事によって、アレルギー現象に緩和的抑止作用を発揮する。この作用は現在一般に使用されている抗ヒスタミン剤とは次元を異にするものである。難病と言われる自己免疫疾患は、種々存在するがその症状は前記1型アレルギー現象に比して、症状も激しく、ヒト生体に対して致命的な打撃を与える症状が発生する場合もあり得る。現在医療の分野で使用されている副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイド該当製品は著効を発揮するがあくまで対症療法剤で根本治療剤ではない。糖質コルチコイドの本来の機能は、ヒト生体にショック等の発生した場合に直ちに分泌されて、急激な症状を解消して、生命を救うのが本来の作用である故、何も知識のない人が勝手に糖質コルチコイドを長期服用して、突然中止した為に突然死を起こす可能性がある。たとえ専門的知識に則った自己免疫疾患の治療の為であっても、副腎皮質機能低下はやむを得ない。
然し仮に糖質コルチコイド製品が存在しなければ尚一層大変である。糖質コルチコイド以外に自己免疫疾患に著効を発揮する製品は他に存在しない故である。
糖質コルチコイドとHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKとの共通点は抗炎症作用で、作用機序及び作用の強弱に関しては差はあるが、何れも自己免疫疾患に対しては有意に作用する。然るに糖質コルチコイドには以下記載の如く、重大な副作用が数多く存在する。この事実に対して、本発明成分に於いては、その重大な副作用すべてに逆行してそのすべてがヒト生体に対して有益な作用を発揮すると言う事である。
以下にその事実を記載する。
糖質コルチコイドの重篤な副作用
(1)肝臓のグリコーゲン新生と糖新生を促進し、肝臓、心臓、脳以外の糖の摂取を抑制し、血中ブドー糖値を上昇させ糖尿病様症状が発生する。
(2)蛋白質の分解を促進する為生体の内臓組織の退化傾向の発現、ブドー糖の補給が抑制された臓器の機能低下が発生する。蛋白異化作用胃液分泌促進による胃潰瘍、腎ナトリウム排出低下により浮腫(円形顔)の発生頻度が高い。脂肪分解促進により血中遊離脂肪酸の量を増大させ、血中高腫血症の発生を見る。
(3)リンパ組織を萎縮させて、リンパ球、抗酸性白血球の減少が発生、免疫力低下による感染症の誘発、憎悪。
(4)骨量を低下させ(骨粗しょう症)病的骨折を誘発する。
(5)糖質コルチコイド製剤長期服用により副腎萎縮が発生して、ショック等の必要時に分泌不能となる。
(6)男性ホルモン様作用を発揮する。
(7)血栓発生作用を発揮する。
(8)蛋白異化作用により筋委縮が発生する。
(9)創傷治癒障害が発生する。
(10)浮腫、高血圧を発生させる。
(11)成長因子に逆行する作用を有する。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは糖質コルチコイドの重篤な副作用を完全に抑制する。
(1)糖尿病に関しては、運動療法等の併用による自然治癒誘導と二次症状完全阻止。
(2)GH分泌を中心とする作用によって蛋白質の合成促進、動脈血流、静脈血流促進作用によってブドー糖、酸素が充分補給されすべての内臓組織の若返りと活力化が達成される。勿論、胃潰瘍治癒効果、腎機能健全化、高脂血症改善作用を発揮する。
(3)骨髄、胸腺系免疫機構、腸免疫機構の強化が確立され、感染症には抜群の防衛力を有する。
(4)HARP−KK中イオン化カルシウムにより、骨量は100%正常値を維持し骨折はあり得ない。
(5)視床下部を介して副腎機能の健全化に貢献している。
(6)すべてのステロイドと強い緩和性を有し、調和の取れた作用を発揮する。
(7)血栓サイズを縮小、脳梗塞、心筋梗塞発生抑止作用を発揮する。
(8)蛋白質合成促進作用、筋肉組織に対する動脈血流、毛細血管血流促進作用により筋肉組織は強化される。
(9)創傷により異物化した組織に対し、血管の透過性の亢進を抑制、白血球の遊走を阻止、更に強力な細菌に対する防衛力を発揮する故、驚異的な早期治癒力を発揮する。
(10)腎血流促進により、腎機能は正常を維持、浮腫の発生はあり得ない。更にヒト生体すべての組織の動脈血流、毛細血管血流を促進する故血圧を正常値に維持する。更に最低血圧の正常化は特に著明に発現する。
(11)GH分泌促進作用を中心とする一連の作用によりヒト生体の若返りと活力化を達成する。
以上により糖質コルチコイドの重篤な副作用とHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは抗炎症作用以外の部分に関してはすべて逆行し、ヒト生体に対して有意に作用する事が証明された。
一概に自己免疫疾患といっても種類も多く、症状の軽重によって異なるが難病と言われるだけに、医療の分野に於いては微妙な部分も存在するがこの糖質コルチコイド系薬品以外にたとえ対症療法であっても著効を発揮する薬品は他に存在しない。従ってたとえ重篤な副作用があったとしても治療の為にこの薬品を使用せざるを得ない。しかも場合によってはこの薬品の長期服用せざるを得ない場合も発生する。自己免疫疾患そのものも生命に危険を及ぼす場合も存在するがこの薬品も長期服用により副腎皮質の萎縮が発生し、強烈なストレスが発生した場合に必要に応じて糖質コルチコイドが分泌されない為に生命の危機が発生する。この事によって自己免疫疾患という第一の危険因子に次いで第二の危険因子の発生を見る。
課題を解決し、自己免疫疾患に関する画期的な発明を開示する。
▲1▼マクロファージはT細胞の免疫過剰を抑制する為にはPGEPGE、を多く分泌してそのレベルを上昇させる。免疫応答によって、T細胞の攻撃の必要性が発生した場合PGEPGEのレベルを低下させてT細胞機能を亢進させる。自己免疫疾患に於いては、自己反応性T細胞機能が亢進して炎症性サイトカインを分泌し、標的となる自己組織の破壊を進行させるのである故、本発明成分γーリノレン酸よりPGEを多く産生させる事によって、自己反応性T細胞の亢進を鎮静化させる事は自明の理である。
▲2▼自己免疫疾患の発症に先立って、連鎖状双球菌、レトロヴィールス等のヴィールス感染が引き金となっていると考えられるが、その防止の為に、本発明成分による骨髄機能強化が成立し骨髄胸腺系免疫機構及び腸免疫機構の強化が成立している。
故にヴィールス感染には強力な防止作用を発揮する。
以上により本発明は自己免疫疾患に対する予防的機能、早期治癒誘導機能は確立されている。
長期にわたりHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK該当商品服用者に自己免疫疾患の発生者は一名も存在しない。高齢者に於いても、風邪、インフルエンザ、その他感染症に感染しない事が確認され、この事は免疫の主流をなす骨髄胸腺系免疫機構の健全化確立のみならず、予備力である腸免疫機構が強化される事により、小腸上皮組織より多くのT細胞が産生され、胸腺を介する事なく小腸上皮組織に於いて免疫寛容、免疫応答調節、熟成されるという事は、重大な意義深い現象である。なぜなら骨髄胸腺系免疫機構に不全が発生した場合この免疫機構の破滅はヒト生体自体の破滅を意味するものである故、小腸上皮組織でT細胞がどんどん生成されるという事によって、ヒト生体は生命を維持する事が可能となる故である。
糖質コルチコイドとHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは、その抗炎症作用の機能の強弱に関しては、比すべきくもないが、逆にその致命的な副作用に逆行して、ヒト生体に対して、有意に作用するという点に関しては大きな格差を有する。以上により本発明の医療の前段階に於ける治癒誘導に関しては緩和的抑止力にとどまるが、予防的効果に関しては確実なものである故、本発明の解決するべき課題の解決する為の手段は確立され、更に本発明の必要性、重要性に於いて、比類のないものである事が実証される。又HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによるヒト生体に対する非病、健康、活力の三原則の達成が確実なものとなる。
【10030】
「請求項13」ヒト生体に於いては、高齢化は自然発生的に粛々として進行して行く。日本国に於いても世界一の高齢化が進行し、国の繁栄を維持する為には、何らかの改善策を講じなければならない。このような意味に於いて、本発明は可能性の範囲内に於いて、高齢化を抑止しなければならない。その重大な課題を解決する為の手段を以下に記載する。
(1)「請求項7」GH分泌促進作用を中心とする総合的な作用によって生体組織構造の若返りと活力化を達成する。更に「請求項3」による生体組織幹細胞のDNA改革によって、健全な細胞を分化誘導して、GH分泌促進等の作用との相乗的効果を発揮して、健全、活力的な生体組織構造の構築を達成する。更にこの事実を保持、持続する事が可能となる。
(2)高齢化進行により胸腺委縮、T細胞が最盛時の10分の1にまで減少するのが通常であるが、「請求項3」骨髄免疫系幹細胞のDNA改革により健全、活力的なT細胞が分化誘導される。特にHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKにより骨血流促進、骨髄組織の再生、強化作用が発揮され、これ等は胸腺機能の再生、復活に貢献する。更に「請求項4」「請求項5」による腸免疫機構の強化により、小腸上皮組織よりT細胞がどんどん産生されるという福音によって、免疫力強化による高齢化抑制因子の改善は達成される。
(3)「請求項8」血管の退化と共に高齢化が進行して行くという事は通念であるが、動脈血管拡張、動脈血流促進、毛細血管血流促進、血管壁強化、更に血管壁に発生した変性、破損、梗塞等の修復改善作用を発揮する。
以上はγーリノレン酸から産生されるPGE、コンドロイチン硫酸ナトリウムを主体としたHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK含有すべての成分の相乗作用によるものである。更にγーリノレン酸、熟成ニンニクエキスによりコレステロール値は正常値を維持し、HDL値を上昇させる事により動脈硬化改善作用を発揮する。更に「請求項7」GH分泌促進作用を中心とした総合作用により血管組織の若返りと健全化が達成される。
尚、GH分泌促進により蛋白質合成、脂肪分解機能が発揮され、血管壁修復強化、血管新生作用に相乗的に働き、高脂血症改善作用により、動脈硬化改善作用が完全なものとなって、高齢化進行抑止に貢献する。
(4)「請求項9」による脳組織の若返りと活性化は、ヒト生体の若返りと活性化を果たす重要な要因である。HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの重要な作用の一つは、脳はすべての生体の20%のブドー糖や酸素を消費する臓器である故、動脈血流促進、毛細血管血流促進によりこの目的を達する事である。
「請求項7」GH分泌促進を中心とした総合的な作用により脳組織機能の若返りと活性化が達成される。特に神経細胞は一日10万個減少すると言われているが、高齢化と共に、その数は大幅に減少し、物忘れが激しくなって来る。高齢化抑止の為の最重要課題であるが、本発明により初めて解決を見るに至った。この現象は自然発生的に発生するするもので、ただ漠然として放置されるより方法がなかった。
然るに本発明に於いてはビタミンB、熟成ニンニクエキスに加えてGH分泌促進作用により、蛋白質の合成が大幅に増強され、神経細胞減少抑止作用が歴然と認められた。
特にGH受容体に多く存在する海馬に於いて、神経細胞の増殖によって、組織が活性され記憶能、認知能の復活が認められる。この作用は「請求項3」神経幹細胞のDNA改革によって、健全な神経細胞が分化誘導されて、神経細胞減少阻止作用を保全、保護的に持続させる。本発明のこの事実は、高齢化抑止の為の最重要事項である。
(5)「請求項10」癌発生は、生体のすべての内臓、組織にわたり、その種類も種々雑多である。治療の分野に於いては、早期発見による切除以外では、その治療は困難を極める。抗癌剤による治療はその生存率も低く、癌発生は死刑の判決に等しいものである。癌は発生頻度も高く、死亡率の最上位を占めるものである故、本発明が解決しなければならない重要課題である。治療の前段階に於ける早期治癒誘導、予防的作用の達成にて解決される。
(6)「請求項11」「請求項12」ヒト生体に発生する自己免疫疾患は種類も多く、症状も多様なものである。重症の場合には生命の危険性も存在する。生体の免疫組織を支配しているのは骨髄である。更に免疫細胞を支配しているのはT細胞である。この両者の不全により、ヒト生体免疫機構に不全状態が発生し、自己免疫疾患の発生を見るに至る。ヒト生体免疫機構の破滅はヒト生体の破滅を意味するものである故、本発明の治療前段階に於ける緩和的阻止作用は劇症の場合には不可能であるが、予防的作用、早期治癒誘導作用の達成は確実である故、本発明の課題は解決される。以上により、本発明の必要性、重要性が鮮明となって、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの非病、健康、活力の三原則達成は確立される。
【発明の効果】
【10031】
治療か予防か、どちらが正しいかと言う事に関しては、その差は歴然としている。癌治療に於いては、すでに担癌生体の免疫力が大幅に低下している状況下に於いて、生存率が驚く程低い抗癌剤を使用して治療を行うのである故、治療が困難を極める事は当然である。更に脳梗塞、心筋梗塞に於いてはすでに治療不可能な場合も存在する。
以上のように予防医学の重要性が示唆される中に於いて、本発明はその先鞭をつけるものである。数十年の長期にわたって、その研究、経験、実績(実証)によって構築された非病、健康、活力の三原則の達成によって、一連の効果の発生を見るに至った。「請求項3」以下によって、この事実が鮮明となる。
【10032】
「請求項3」に於ける効果はすぐれたものである。「請求項7」GH分泌促進作用を中心とする一連の作用によって、若さと活力的な生体組織構造が構築される。
更に「請求項9」脳、特に脳幹機能の健全化、活性化によって、健全、活力的な機能が発揮される。
このような状態を基盤として、すべての組織にて生成されたATPより細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化する事によってcAMPを産生して、GH及びIGF−1作用が強化され、すべての組織幹細胞のDNA改革を達成して、健全、活力的な組織細胞を分化誘導して、健全、活力的な生体組織構造を構築すると共に、生体組織を保全、保護する為に存在する組織幹細胞である故この作用は長期にわたり保全、持続される。この事実はたとえ高齢者であっても若さと活力に満ちた姿で颯爽と歩く事によって証明される。
以上説明により、最もすぐれた効果の発生が実証される。
【10033】
「請求項4」「請求項5」ヒト生体が有する機能を活性化して発生させた効果の象徴である。高齢化生体に於いては脾臓やリンパ節の大きさに変化なく、マクロファージや形質細胞は増加傾向にある。IgG抗体、IgA抗体も増加傾向にある。然しT細胞の減少が著明で免疫力の低下に否めないもので、感染症に羅患しやすく、特に肺炎の発生頻度が高い。更に癌、自己免疫疾患の発生率も高くなる。先行技術分野に於いてはT細胞の減少は胸腺の萎縮によるものであって、視床下部の機能低下が原因で副腎皮質ホルモンの分泌が不可能となる為であると言う事を示唆しているが、本発明に於いては免疫組織を支配するのは骨髄であって、免疫細胞を支配するのはT細胞である事を認識している。副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイドは生体の免疫力を大幅に低下させる因子で、むしろ組織退化に繋がる。HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用によって、骨量増加、骨血流増加、骨髄組織の再生強化作用が確立され、「請求項3」骨髄免疫系幹細胞のDNA改革によって健全、活力的な前駆T細胞が分化誘導されて、胸腺機能の復活を見る。更に腸免疫機構の強化によって、小腸上皮組織よりT細胞がどんどん生成されると言う大きな福音によって、高齢化生体の免疫力増強という金字塔確立の効果を発揮する。
【10034】
「請求項7」GHはγ−リノレン酸より産生されるPGEと最も親和性の強い視床下部を介して脳下垂体から分泌されるが、更にGHは肝臓に於けるIGF−1の産生を促進し、この両者によって、健全な細胞の分化増殖による生体組織の修復、再生作用を発揮して、ヒト生体の若返りと活力化を達成する。この作用はHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用により、GH作用を中心とした総合機能によって、若さと活力に満ちた生体機構を確立したもので、本発明中に於ける未曾有の効果を発揮する。特に閉経後女性に対して、GH分泌促進、その他成分との相乗作用によって蛋白質合成促進、脂肪分解促進、骨量増加、軟骨量正常化による形態的改善に加えて、女性的若返りと活力化が発生して、この大きな福音は女性の新しい人生の出発を意味するものである故、上記未曾有の効果の発生を見る。
又、「請求項9」脳、特に脳幹機能の若返りと活性化には強力な相乗性を発揮して、ヒト生体の若さと活力的な組織構造の構築に大きく貢献する。特に神経細胞が1日10万個減少すると言う自然発生的な現象はそのまま放置されていた感があるが、本発明に於いて、GH分泌促進作用による蛋白質合成強化作用、熟成ニンニクエキスの抗酸化作用、更にビタミンBの蛋白質合成に関与する作用の相乗作用によって、強力な神経細胞減少抑止作用が実証された。この事実は本発明の効果発生の重要な部分である。
【10035】
「請求項8」現在の背景技術的分野に於いては、動脈硬化予防的範囲に属するべきもので、的確な動脈硬化改善作用を示唆した例は存在しない。一般的概念では不可能な事である故、本発明が発生させた効果は画期的なものである。動脈硬化改善作用の主流となるのは、γーリノレン酸から生成されるPGE、及びコンドロイチン硫酸ナトリウムによる動脈血流促進作用、毛細血管血流促進作用、更に他の成分との相乗作用による血管壁強化、血管壁変性、損傷修復復活作用によるものであるが、更に重要因子として動脈硬化改善を更に一層確実とするのはGH分泌促進作用を中心とした他成分との相乗作用によって若さと活力的な血管組織構造を構築する事である。「請求項3」血管組織幹細胞のDNA改革により、健全な細胞が分化誘導されて、血管組織構造は若さと活力を長期にわたり維持する事が可能となる。
以上により不踏破の動脈硬化が踏破され、本発明による画期的な効果の発生を見る。
【10036】
「請求項9」脳特に脳幹の若返りと活性化を達成する事によって、ヒト生体の健全な組織構造の構築と共に健全な機能を発揮する事が可能となる。この事実に基づいて、本発明は絶妙な効果の発生を見る。その主たる作用は以下の通りである。
(1)脳、特に脳幹に対して、動脈血流、毛細血管血流が促進され、ブドー糖や酸素が充分補給される。
(2)心臓は脳幹の支配下にあるが、「請求項8」動脈硬化改善が達成される事により、死亡率の高い脳梗塞、心筋梗塞の発生を阻止する。本発明の絶妙な効果の発生に大きく寄与する。
(3)「請求項7」GH分泌促進作用を中心とした他成分との相乗作用による若さと活力に満ちた脳、特に脳幹の組織構造が構築されて、健全で活力的な機能を発揮する事が可能となる。
(4)「請求項7」GH分泌促進作用により蛋白質合成が増強され、熟成ニンニクエキス、ビタミンBとの相乗作用により1日10万個減少し、二度と再生されないと言われている神経細胞の減少に対し、強力な抑止作用を発揮する。この事実は画期的な発明で、絶妙な効果の発生に大きく貢献する。
【10037】
「請求項10」癌は発生頻度も高く、死亡率の最上位を占める疾患である。然るに医療の分野に於いて、早期発見による完全切除以外の方法では、その治癒率は最悪の状態にある。
背景技術「請求項10」該当項にて証明される如く優秀な抗癌剤ジエムサールに於いて、一年間生存率わずか8%である。5−FU系製剤の一年間生存率はわずか2%に過ぎない。
更に重篤な副作用が列挙され、特に免疫の総本山である骨髄機能を低下させ、白血球、好中球を減少させる等免疫機能低下を招来する。治療の段階に於いては担癌生体はサプレッサーT細胞、ヘルパーT細胞の均衡も破れ、免疫力が大幅に低下している状況下にある故、更なる免疫力の低下は最悪の事態である。他の抗癌剤に於いても類似作用が存在する故、癌治療は困難を極める。故に一部例外を除き、癌発生予告は死刑の判決に等しいものである。このような医療の分野に於ける状況に鑑みて、HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKによる医療の分野の前段階に於ける早期治癒誘導、予防的作用の確立は必須のものであって、本発明による必要性、重要性を有する最大の効果の発生を見る。
【10038】
「請求項11」「請求項12」現在I型アレルギーに対しては、主として抗ヒスタミン剤が使用されているが、単なる対症療法に過ぎない。更に医療の分野に於ける自己免疫疾患の治療には副腎皮質から分泌される糖質コルチコイド系の製品が専ら使用されている。糖質コルチコイドは自己免疫疾患に対して著効を発揮する唯一無比の物質であるが、あくまで対症療法に過ぎない。
背景技術「請求項11」「請求項12」該当項にて実証される如く、重篤な副作用を有し、特にリンパ組織を萎縮させて、リンパ球、好酸性白血球の減少作用等免疫機能の弱体化は致命的なものである。更に糖尿病の発生増悪は同化ホルモンであるインシュリン作用に逆行し、更に成長因子の抑制、蛋白異化作用等によって、生体組織破壊的に機能するものである。但し医療の分野に於いては慎重に使用され、服用中止時には少しずつ服用量を減少させる等が実施されているが、服用期間が長期にわたり、副腎萎縮が発生した場合には、糖質コルチコイドの本来のアナフィラキジーショック様のショックや強烈なストレスに対し必要に応じて分泌されて生命を護る機能を発揮する事が不可能となる故、第二の生命の危機の発生を見る。然るに自己免疫疾患に於いても、激症で生命に対する第一の危機が発生する場合もあり得る故、糖質コルチコイド系製品は使用をせざるを得ない。
このような状況下に於いて、本来自己免疫疾患に於いては自己免疫性T細胞が活性化されて、自己の組織を障害し、組織破壊が進行するものであるが、この作用は生体内に存在するマクロファージがPGEPGEのレベルを低下させる事によって自己免疫性T細胞の活性化が発生しているのである故、γリノレン酸を補給して、PGEのレベルを増強する事によって自己免疫性T細胞の活性化を抑制する。更にHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKは、細胞室内より化学物質の放出を阻止し、血管の透過性の亢進を抑制する事によって、抗炎症作用を発揮する事実に関しては作用機序は糖質コルチコイドと同一である。確かにその作用は糖質コルチコイドに比して弱いものであるが、糖質コルチコイドの持つ強烈な副作用に全て逆行し、ヒト生体に対して有意に作用するものである故、その差は極めて大きいものである。
以上により本発明の医療の前段階に於ける緩和的抑止効果、予防的作用の確立は、他に類を見る事の有り得ない効果を発揮する。
【10039】
「請求項6」腸清浄化による腸年齢の若返りはヒト生体の若返りと活力化に重要な関連性を有する。HARP−A、又はHARP−Bは正常な排便を見る唯一無比のものであって、大腸壁の分泌促進により腸の襞にたまった宿便を排出し、腸を清浄化させる。新生児の腸は善玉菌のみであるが、高齢者の腸は悪玉菌で満たされている。乳酸菌、酪酸菌、納豆菌、ビール酵母等の同時服用によって効果は完成される。この作用は脳幹機能の強化を意味するものであって、他の便秘薬とは次元を異にするものである故、本発明に於ける重要な効果を発現させる。
【10040】
「請求項13」関連、本発明は数十年の長期にわたる研究、経験、実績(実証)に基づいてHARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKの相乗的作用による医療の分野の前段階に於ける治癒誘導、予防的作用の確立が達成され、本発明の抜群の効果を見るに至った。医学の進歩は目覚しいもので、医療の分野に於いては新しい薬が次々と開発され、治療の成果も進歩の一途をたどっている。然るに一方ではヒト生体の健全な組織構造の構築に逆行作用の発生もあり得る。「請求項10」に於ける抗癌剤の免疫組織の機能低下、免疫細胞の減少、その他生体機能に対する重篤な副作用、「請求項11」「請求項12」に於ける糖質コルチコイド系製品によるリンパ組織萎縮による免疫細胞の減少、ヒト生体構造の健全化に逆行し、組織破壊的因子として作用する。「請求項3」抗精神薬の服用により、組織幹細胞のDNA改革に逆行した作用を発揮する。その他低度の差はあるが、何らかの副作用発生の可能性が存在する。医療の分野に於ける以上のような実状に鑑みて、本発明による医療の前段階に於ける治癒誘導、予防的作用の確立に関しては、障害となるものは存在せず、すぐれた効果の発生を見る。
「請求項3」から「請求項12」に至る効果の発生は、互いに協同して、その相乗的作用機序によって、最終的に画期的な効果の発生が達成される。
【発明を実施する為の最良の形態】
【10041】
【製造法】
HARP−A1回服用量4カプセル中、コンドロイチン硫酸ナトリウム500mg、γーリノレン酸100mg、熟成ニンニクエキス乾燥末400mg、ビタミンB40mg、胎盤エキス乾燥末400mg
【製造法】
製造は大量生産になる、コンドロイチン硫酸ナトリウム500mg、熟成ニンニクエキス乾燥末400mg、ビタミンB40mg、胎盤エキス乾燥末400mgの割合にて賦形剤を加えて混合、最後にγーリノレン酸を加えて顆粒状となし、カプセルに充填する。1回4カプセル、1日3回服用する。
HARP−B1回服用量3カプセル中、コンドロイチン硫酸ナトリウム500mg、γーリノレン酸100mg、熟成ニンニクエキス乾燥末400mg、ビタミンB40mg
【製造法】
製造は大量生産になる、コンドロイチン硫酸ナトリウム500mg、熟成ニンニクエキス乾燥末400mg、ビタミンB40mgの割合にて賦形剤を加えて混合、最後にγーリノレン酸を加えて顆粒状となし、カプセルに充填する。1回3カプセル、1日3回服用する。
HARP−KK1回服用量3カプセル中、牡蠣殻熱加工末400mg、牡蠣肉エキス末500mg
【製造法】
製造は大量生産になる、牡蠣殻熱加工末400mg、牡蠣肉エキス末500mgに賦形剤を加えて顆粒状となし、カプセルに充填する。
更に詳細な技術的な部分に関しては、加工メーカーと相談の上決定する。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK含有成分はヒト生体成分又は生体内に入って、生体成分として機能する物質のみにて構成され、ヒト生体に於ける非病、健康、活力の三原則を達成する。本発明実施の最良の形態に関しては「請求項3」以下にて詳細に説明致します。
【10042】
「請求項3」発明実施形態 「請求項7」GH分泌促進作用を中心とした一連の相乗作用によるヒト生体構造の若返りと活性化「請求項9」脳、特に脳幹機能の正常化、活性化によるヒト生体機能の健全化、活性化等との相乗作用により、すべての内臓、組織幹細胞のDNAを改革する事によって健全、活力的な細胞を分化誘導して、健全、活力的な内臓、組織構造を構築すると共に、その効果を保全、保存する作用を発揮する。この事実はHARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KK該当成分の服用者が、他の人に比して、若さと活力を維持している事を以って実証される。
うつ病が医療分野の前段階に於いて1ヶ月間で幹細胞のDNA改革が成立し、治癒誘導され、その事実が70例にも及んだ。このうつ病という病気でない病気は何らかのショック的な出来事が起因となって発生するものである。人それぞれ発生したショックに対する反応は異なるが、比較的几帳面な人程ショックを大きく感じる故、副腎皮質から糖質コルチコイドが多く分泌され、精神高揚状態になるが、直ちにうつ状態に変化する。但しこの現象は一時的なものであって、持続する事はあり得ない。
このような現象である故、うつ病発生者が1ヶ月ですべて治癒誘導される事実は当然の事である。
HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKによって、うつ病体質の人に対する神経幹細胞のDNA改革によって治癒誘導又は予防的作用が確立される。
近時、学校に於けるいじめと自殺の問題が発生しているが、HARP−B、及びHARP−KKの服用により解決される。理由はいじめによって、いじめられた子供に、ストレス的ショックが発生し、副腎皮質より糖質コルチコイドが分泌され、子供の場合、躁うつ病状態が発生して、躁状態の時には、何でも実行に移して来る故、自殺の発生を見る。男の子であれば、HARP−Bを服用して、毎日スポーツ等によって心身を鍛錬して、強い精神力を育成して、幹細胞DNA改革を達成する事によって解決される。
更に「請求項7」GH分泌促進を中心とした一連の作用により、鍛錬する事によって、精神のみならず頑健な生体組織構造が構築されて、解決される。
これによく似た事実が実際に発生したが、HARP−B、HARP−KK服用による幹細胞DNA改革により解決された。
躁うつ病は病気でない病気である故、医療の分野には属せず、本発明の分野に属すると考えられる。抗精神薬の長期服用により幹細胞DNA改革に逆行し、薬に対する習慣性が発生し、10年以上も同一薬品を服用する事により、服用中止が困難となって、難治性うつ病に移行し、前頭連合野内側面が機能不全に陥っている事が最近明らかとなった。更に脳幹機能の低下が発生し、高齢者に於いては、著明に発現する事が判明した。一例をあげると80歳の躁うつ病発生者に脳幹機能低下に起因して、尿漏れ、便漏れの為に家族との間に軋轢が発生した。HARP−B該当製品の必要性について説明したが、幹細胞DNA改革は顕著に発現する代償として、抗神経薬の習慣性は尚一層強く発現する故、抗神経薬の服用調節と脳幹機能活性化を伴行して行う事を強く進言した。本人は生への執着を強く持っていて、週3回のヘルスケアに参加、毎日軽い運動を必ず実行し、うつ病発生者である故、じっと部屋に籠ったり、長時間寝たまま過ごさないように強く進言していた為、必ず実行されていたにもかかわらず、突然世話をしていた人が足の手術で入院する事になった為、本人も必要性のない入院を余儀なくされた。本人はベッドでじっと寝ていた為に脳幹機能低下が、益々ひどくなって、嚥下出来なくなった為、1ヶ月で死亡した。早期幹細胞DNA改革の必要性、脳幹機能の正常化、活性化の必要性を痛感した。
【10043】
「請求項4」「請求項5」「請求項6」ヒト生体には、免疫の主流をなす骨髄胸腺系免疫機構とは別に、小腸上皮粘膜には生体防衛のリンパ組織がくまなく分布している。T細胞はこのリンパ組織にて産生され、独自に免疫寛容、免疫応答調節が行われ、熟成化される。このT細胞を中心とする腸免疫機構は強力な機能を有している事は抗原感作を受けた場合、正常、健全な状態に於いて、腸間粘膜固定層にはヒト生体の70−80%のT細胞及びIgA形質細胞が存在し、更に5〜10%のマクロファージも存在する。高齢化生体に於いては胸腺萎縮が発生し、T細胞の量が最盛時の10%まで減少し、種々の感染症に羅患しやすく、特に肺炎の発生頻度が高い。更に免疫力低下の為に癌発生、自己免疫疾患の発生頻度も高くなる。
本発明の実施の形態として、比較的高齢化したヒト生体を選んでHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKに該当する製品を服用持続していただいた結果、すべての生体に於いて、風邪、インフルエンザその他すべての感染症に感染した例は一例も発生しなかった。勿論、癌発生、自己免疫疾患の発生も皆無であった。72歳女性はインフルエンザ流行の為、家族3人が羅患したにもかかわらずHARP−B該当成分を連用していた故、罹患する事なく、本人は平素より風邪や他の感染症に羅患した事は一度もなく、6ヶ月に1回胃カメラ、胸部レントゲン等、健康診断を行っているが、私は癌に絶対ならないという自信を持っている。勿論、本発明成分服用者は癌発生はあり得ない。というパスポートを所持しているに等しい。
尚、「請求項6」腸清浄化は、新生児の腸は善玉菌で満たされているにもかかわらず、高齢者の腸は悪玉菌によって満たされているのである故、新生児生体は、母乳に含まれるγーリノレン酸によって、腸免疫機構の強化のみならず、全身的生体防衛を果たしている事に鑑みて、腸清浄化によって新生児と条件を同一にする事が必要であると考えられる。
【10044】
「請求項7」HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKによるGH分泌促進作用を中心とした一連の成分の相乗作用による若さと活力に満ちた生体構造の構築は、非病、健康、活力の三原則の達成の最も重要な因子であるが、更に「請求項3」幹細胞DNA改革に対して、特に有意に作用する。抗精神薬の習慣性を助長して、幹細胞DNA改革に逆行する作用があまりにも顕著に出現した事実により、GHを中心とした作用によって若さと活力的な生体構造の構築は、幹細胞DNA改革に大きく貢献する事は確実視される。実際にHARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用者は、他の人に比して若さと活力を長く維持している事によって証明される。
更に「請求項9」脳、特に脳機能の健全化、活性化に対しては特に大きな関連性を有し、脳、脳幹の健全な組織構造の構築に貢献する事は勿論、熟成ニンニクエキス、ビタミンBとの相乗作用により、神経細胞減少を抑止する事は、他に類を見ない重要な作用である。HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KK服用者は、他の人に比して、ほとんど物忘れが発生していない。万一物忘れが発生しても、翌日には必ず思い出すという不思議な特性を持っている。この事実に関しては、特に本発明に於いてGH受容体は海馬に多く存在し、海馬に於いては神経細胞が増殖して、組織を活性化して、記憶能、認知能を強化する事が重大な要因である。GHは生体活力化機能を強力に発揮する事が実証されている。特にやや強い運動、蛋白質の摂取量を増やす。夜は糖質の摂取を減らして低血糖維持、悪玉ストレスは排し、善玉的ストレス強化。
以上を実行して、HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KK服用によりヒト生体の形態的若返り、機能的活性化が多くの人に顕著に確認された。
【10045】
「請求項8」本発明は動物実験によるものではなく、長期にわたる研究、経験、実績(実証)によって確立されたものである。動脈硬化改善作用の重要な因子として、熟成ニンニクエキス、γーリノレン酸の相乗作用によって、総コレステロール値を正常値に維持し、特に善玉コレステロールと言われるHDL値を上昇させる作用である。
この事実に関しては10名の人に依頼して、病院検査票にて確認出来た。
更に重要な因子として、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ビタミンB単独又は熟成ニンニクエキス、更にその他成分との併用服用者も含めて脳梗塞、心筋梗塞発生者は過去5年間に1名も存在しない事に関して確認出来た。
更に動脈硬化改善作用を決定的なものとする重要因子として、
(1)γーリノレン酸より生成されるPGE及びコンドロイチン硫酸ナトリウムによる動脈血流促進作用、毛細血管血流促進作用は梗塞サイズも縮小し、強力な動脈硬化改善作用を発揮する。
(2)HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKすべての成分の相乗作用により、血管壁強化、血管壁変性、破損等の修復、再生作用を発揮する。
(3)動脈硬化発生の危険因子の一つである血圧に関しては、動脈血流促進作用、毛細血管血流促進作用による血圧の正常化作用に加えて、HARP−KK中のイオン化カルシウムによる最低血圧値を降下させる作用は、未だ知られて居ない新しい発明である。10名の人に依頼して、自動血圧計にて何回か期間を置いて測定した結果確認された。
(4)「請求項7」GH分泌促進作用を中心とした一連の作用により健全、活力的な血管組織構造が構築され、動脈硬化改善作用は完成される。
尚、GH分泌促進による蛋白質合成促進による血管組織強化、脂肪分解促進作用による高脂血症改善作用は特に動脈硬化改善に必須のものである。
(5)「請求項9」血管機能を支配している脳幹に対する動脈血流、毛細血管血流を促進して、ブドー糖や酸素の補給を強化する事により、血管機能の健全化、活力化が達成され、動脈硬化改善作用は確実なものとなる。
以上によって実証される如く、動脈硬化改善作用は他に類を見ないもので、HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KKを服用し、バランスの取れた食事、運動療法等により本発明の最も優れた実施形態が構成される。尚、動脈硬化改善作用によりHARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KK該当成分服用者に脳梗塞、心筋梗塞発生者は一名も存在しない事により実証される。
【10046】
「請求項9」脳、特に脳幹機能の活力化は生体の若さと活力化につながるものであるが、その作用は「請求項7」GH分泌促進作用を中心とする一連の作用によるヒト生体の若さと活力的生体構造の構築及び「請求項3」ヒト生体組織幹細胞のDNA改革による健全、活力的な細胞を分化誘導して、健全、活力的な生体組織構造を構築する作用と三つどもえの相乗作用を発揮するが、その基本となるのはやはり脳及び脳幹である。
善玉ストレスはGHの分泌を促進し有意に作用する。ノルアドレナリンと関連性を有し、胸のときめきとか、神経の伝達作用を促進し、うつ病等を治癒させる。悪玉ストレスは排除しなければならない。アドレナリンと関連性を有し、糖質コルチコイド分泌につながるもので、血糖値を上昇させ、生体に対し異化的作用を発揮して、脳幹機能低下を発生させる。
以上説明に則って、HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKによる脳、及び脳幹機能の正常化、健全化、活力化に関して記載する。
(1)γーリノレン酸から生成されるPGE、コンドロイチン硫酸ナトリウムによる脳、脳幹に対する動脈血流、毛細血管血流を促進して、ブドー糖、酸素を充分補給する事により機能を健全化、活力化させる。
(2)「請求項7」GH分泌促進作用を中心とする一連の作用によって、脳、脳幹の健全、活力的な組織構造を構築する。
(3)「請求項3」脳、脳幹組織幹細胞のDNA改革によって健全、活力的な細胞を分化誘導して、健全、活力的な脳幹組織構造を構築し、長期にわたり保全、保存する。
(4)特に神経幹細胞のDNA改革によって、健全、活力的な神経細胞を分化誘導させて、保全、保存作用を発揮する。更に熟成ニンニクエキス、ビタミンBの相乗作用に加えて、強力な蛋白質合成機能を有するGH分泌促進作用によって、自然発生的に1日10万個も減少すると言われている神経細胞に対する減少抑止作用を発揮する。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK服用によって、脳幹機能が健全化、活性化されているかどうかと言う事は実際に証明される。最も分かりやすい現象は快便、快尿、快眠である。更に重要な現象は、高齢化の為よく発生する原因不明の心房細動様の不整脈が消失して、心臓が健全化される事である。更に呼吸も円滑に行われ息苦しいと言う様な事はあり得ない。特に血管機能が調節され、本来の動脈血流、毛細血管血流が促進され、足や手が冷たいと言う現象が解消され全身機能も活性化される。
この現象はHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK該当商品服用者に発生した事により、脳幹機能が正常化、健全化、活力化された事が実証される。
(実証)75歳男性、糖尿病発生の為、脳、脳幹に対するブドー糖膜透過が行われず、脳幹機能に跛行性が発生し、高血糖を放置すると直ちに脳幹機能が低下し、上記記載現象に逆行する現象が発生する。
最も困るのは心臓機能に不全状態が発生する事である。然るにHARP−B該当商品中熟成ニンニクエキス服用量を増量し、1時間軽い運動を持続する事をくり返して、血糖値が正常値を維持し、脳幹機能活力化現象が鮮明に発現した。
この事実によって脳幹機能は低下する事もあれば、活力化される事もあり得る事が判明した。特に多少の心臓機能の不全状態、手足の冷え等の血流不全症状はHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK該当商品によって解決される。更に人それぞれ必要な因子は異なるが、その因子を解消して脳幹機能を健全化、活力化する事によって解決される事も判明した。以上により最良の実施形態が確立される。
【10047】
「請求項10」癌は発生頻度も高く、本発明の目的とする非病、健康、活力の三原則達成に対する最も強力な外敵因子である。又、働き盛りの50歳で死亡する人があれば、2人に1人は癌死である。然るに医療の分野に於いては、癌治療は困難を極め、早期発見による切除以外の方法では、抗癌剤治療等による生存率は驚くべき低さである。以上に鑑みて、治療の前段階に於いて早期治癒誘導、予防作用の確立が本発明実施形態の最重要部分である。
(1)「請求項9」「請求項7」「請求項3」の前記三つどもえ相乗作用によって、各組織幹細胞より、正常、健全な細胞が分化誘導され、更にcAMPの増強、HARP−KK中核酸の補給によって、細胞分裂のDNAコピーも正確に行われ、癌細胞のような異状な細胞の発生は有り得ない。
以上により癌発生予防効果の確立の実施形態は成立する。
(2)本来なら発生しない異常な癌細胞が発生したとしても、癌細胞のcAMPを上昇させて、正常細胞に分化誘導させる。
(3)骨髄機能の強化によって、骨髄免疫系幹細胞により健全、活力的なリンパ球、特に前駆T細胞が分化誘導されて、免疫の主流をなす骨髄、胸腺系免疫機構は完全なものとなる。更に小腸粘膜上皮組織に於いて、免疫寛容、免疫調節、熟成されたT細胞を中心とする腸免疫機構の強化によって、ヒト生体免疫機構の強化は確立される。
以上により癌発生早期治癒誘導は確立され最良の実施形態は完成される。
背景技術「請求項10」該当項記載事実
(実証1)70歳男性、シャックリが2日間止まらない、漢方薬により治癒、その後家族により本人は肝臓癌発生により生存期間3ヶ月である事が知らされた。本人は肝臓癌が発生している事は知らされていないが全身疲弊状態にあった、抗癌剤その他服用していなかった故、HARP−B該当成分を服用し、漸次快方に向かった、2ヶ月毎に病院で検査して検査票の提示を要請した、6ヶ月間継続服用した結果、体調も健全状態に復帰、検査票もすべて正常値に復した。本人は自分自身が癌で3ヶ月の生命である事を病院で宣告された事実を知らない故、突然HARP−B該当成分の服用を中止した。3回電話にて服用を中止しないよう進言したが、本人が癌である事を知らないのであるから仕方がない。あまりにも病状回復が完全であった為、もしかしたら癌でなかったのではないかと思って、そのまま放置した。その後約2年後に死去した事が判明し、肝臓癌であった事が確認された。HARP−B該当成分を連続して服用していた場合、現在に於いても健全状態を維持している事は確実視される。
(実証2)75歳女性、膵臓癌発生、病院生存予告3ヶ月、ジエムザールにて発疹が発生した故、5−FU系薬品使用、6ヶ月間同薬品及びHARP−B該当成分を服用期間中健常状態を維持した。その後5−FU系薬品の使用を突然中止した。病状は漸次悪化、食物摂取不可能となった為、点滴による栄養補給に切り替わった。勿論HARP−B該当成分服用も中止された。然し病院生存予告は3ヶ月であったにもかかわらず1年以上生存する事が出来た。
日本イーライリリー株式会社提供インタビューフォームによる5−FU一年間生存率はわずか2%である事から判断した場合、HARP−B該当成分の有意性が確認され、HARP−Bの存在価値が実証される。
(実証1)(実証2)は生存期間3ヶ月の予告を受けて、医療の分野から見放されたものである故、HARP−B該当成分服用は正しい行為である。
(実証1)の場合は抗癌剤その他の使用は中止されて居た故、HARP−B該当成分単独服用によって、6ヶ月で治癒誘導に成功し、更に連続服用によって完成されるべきものである。
(実証2)の場合は治療困難な膵臓癌で、1年生存率8%の優秀な制癌剤ジエムザールに発疹発生の為、1年生存率わずか2%の5−FU系製品を使用しなければならなかった事は残念である。然し6ヶ月間正常な状態を維持したのである故、そのまま5−FU系製品を使用中止せず継続して居た方が良かったのではないかと考えられる。
なぜなら、5−FU系薬品の副作用の部分はHARP−B該当製品により緩和されている故である。更に担癌生体は免疫力が極端に低下しているのである故、免疫力の増強によって、抗癌剤との相乗作用も必ず発揮され、治癒誘導の可能性もある。なぜなら6ヶ月間併用療法にて正常な状態を維持した故である。奇跡は発生するものではなく、正しい理論の上に立って確立されるものである。抗癌剤によって、膵臓組織幹細胞及び分化誘導された異状癌細胞のDNA阻害作用によって、一時的であったとしても、癌細胞を減少させ、それと併行して癌細胞のcAMPを上昇させ、正常細胞に誘導させると共にその増加を抑制する事が重要である。特に幹細胞のDNA改革が最必要事項である。以上により、抗癌剤単独の場合生存率わずか2%と言うような状態は大幅改善された。この場合5−FU系製品とHARP−B該当成分を服用中全く正常な状態を維持していたのである故、5−FU系製品の服用を突然中止しなければ更に長期間健康状態を維持する事が可能であったと考えられる。
この事は(実証1)によって、生存予告わずか3ヶ月の肝臓癌発生男性が、HARP−B該当商品6ヶ月服用によって治癒誘導が達成された事によって実証される。
(実証1)(実証2)は本発明の実施形態の重要な事項である。
「社会問題となって居る本発明の実施形態の必要性」
近時、血液感染によるC型肝炎が社会問題となっているが、その治療法はインターフェロンによるもので、他に特別な治療法は存在しない。C型肝炎は55歳位から生体の免疫力低下の為に徐々に悪化し、肝硬変、肝臓癌の発生を見るに至る。ヒト生体の免疫機構は複雑な因子によって形成されているもので、現在の主たる治療法であるインターフェロン単独療法にて完成されるものではあり得ない。
(実証1)にて明らかとなる如く、ヒト生体の総合的な免疫力の強化によって初めて完成されるものである。インターフェロン治療と伴行して、HARP−A、或いはHARP−B、更にHARP−KK服用によって早期治癒誘導が完成され、社会問題の解決を見るに至る。特にHARP−AはC型肝炎患者のGOT、GPTの数値を顕著に改善する事が可能な、唯一の物質である事が確認された。
【10048】
「請求項11」「請求項12」炎症はヒト生体に於ける免疫反応の一環として発生する現象であるが、自己免疫疾患のように生体破壊因子として作用する場合も有り得る。医療の分野に於いては、自己免疫疾患に対して唯一劇的な効果を発揮する副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイド系薬品が使用されている。治療にあたっては慎重使用されているが、長期使用の必要性が生ずる場合も有り得る。副腎皮質機能の低下、副腎萎縮状態が発生し、アナフィラキシー様のショック等必要時に糖質コルチコイドが分泌不可能となる故、自己免疫疾患自体重症の場合は生命の危険因子であるにもかかわらず、第二の危険因子の発生を見る。
以下に課題を解決する手段「請求項11」「請求項12」に副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイドの重篤な副作用と、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKがその重篤な副作用にすべて逆行して、ヒト生体に対しすべて有意な機能を発揮する事実を記載致しました。
糖質コルチコイド(1)肝臓のグリコーゲン新生と糖新生を促進し、肝臓、心臓、脳以外の糖の摂取を抑制し、血中ブドー糖値を上昇させ糖尿病様症状が発生する。(2)蛋白質の分解を促進する為生体の内臓組織の退化傾向の発現、ブドー糖の補給が抑制された臓器の機能低下が発生する。蛋白異化作用、胃液分泌促進による胃潰瘍、腎ナトリウム排出低下により浮腫(円形顔)の発生頻度が高い。脂肪分解促進により血中遊離脂肪酸の量を増大させ、血中高腫血症の発生を見る。(3)リンパ組織を萎縮させて、リンパ球、抗酸性白血球の減少が発生、免疫力低下による感染症の誘発、憎悪。
(4)骨量を低下させ(骨粗しょう症)病的骨折を誘発する。
(5)糖質コルチコイド製剤長期服用により副腎萎縮が発生して、ショック等の必要時に糖質コルチコイドが分泌不可能となる。(6)男性ホルモン様作用を発揮する。
(7)血栓発生作用を発揮する。(8)蛋白異化作用により筋委縮が発生する。
(9)創傷治癒障害が発生する。(10)浮腫、高血圧を発生させる。
(11)成長因子に逆行する作用を有する。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKは糖質コルチコイドの重篤な副作用に完全に逆行する。(1)糖尿病に関しては、運動療法等の併用による自然治癒誘導と二次症状完全阻止。(2)GH分泌を中心とする作用によって蛋白質の合成促進、動脈血流、静脈血流促進作用によってブドー糖、酸素が充分補給されすべての内臓組織の若返りと活力化が達成される。勿論、胃潰瘍治癒効果、腎機能健全化、高脂血症改善作用を発揮する。(3)骨髄、胸腺系免疫機構、腸免疫機構の強化が確立され、感染症には抜群の防衛力を有する。(4)HARP−KK中イオン化カルシウムにより、骨量は100%正常値を維持し骨折はあり得ない。(5)視床下部を介して副腎機能の健全化に貢献している。
(6)すべてのステロイドと強い緩和性を有し、調和の取れた作用を発揮する。
(7)血栓サイズを縮小、脳梗塞、心筋梗塞発生抑止作用を発揮する。
(8)蛋白質合成促進作用、筋肉組織に対する動脈血流、毛細血管血流促進作用により筋肉組織は強化される。(9)創傷により異物化した組織に対し、血管の透過性の亢進を抑制、白血球の遊走を阻止、更に強力な細菌に対する防衛力を発揮する故、驚異的な早期治癒力を発揮する。(10)腎血流促進により、腎機能は正常を維持、浮腫の発生はあり得ない。更にヒト生体すべての組織の動脈血流、毛細血管血流を促進する故血圧を正常値に維持する。
更に最低血圧の正常化は特に著明に発現する。(11)GH分泌促進作用を中心とする一連の作用によりヒト生体の若返りと活力化を達成する。
難病と言われる自己免疫疾患は生体にとっての重大な危険因子であるが、自己免疫疾患自体よりむしろその原因となる生体免疫機構の不全状態、更に治療の為に使用する糖質コルチコイドの重篤な副作用等ヒト生体の恒常性を維持する為の重要な実施形態に関して記載致します。
(1)抗炎症作用に関してはHARP−A、又はHARP−Bと糖質コルチコイド系薬品は同一の機能を発揮する。何れも細胞室内より、化学物質が放出されるのを阻止して、血管の透過性の亢進を抑制する事によって炎症の発生を防止する。
(2)糖質コルチコイドは上記記載の如く、(1)から(11)までの重篤な副作用を有し長期使用により生命の危機因子の発生もあり得る。
(3)HARP−A、又はHARP−Bは糖質コルチコイドの(1)から(11)までの重篤な副作用に逆行して、(1)から(11)まで記載の如く、ヒト生体に対して、有意に作用して、健康余力を備蓄して生命の危機因子の発生は有り得ない。
(4)糖質コルチコイドの最も重要な作用は、強いショック様状態が発生した時、それを緩和する作用である。糖質コルチコイド系薬品があれば、生命が救われたと考えられる死亡例に何回か遭遇した。
異例の最良の実施形態の必要性
医療の分野に於いて、自己免疫疾患と糖質コルチコイドとの間は(1)(2)(3)(4)記載の如く深刻な問題が存在する。
又、本発明と医療の分野は次元を異にするのもので、本発明は医療の分野とは一線を画するもので、医療の前段階に於ける治癒誘導、予防的作用の確立がその目的とする所である。然し人の生命は何にも掛け替えのないものである故、何らかの方法を模索する事により必ず解決しなければならない。
結論として、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの自己免疫疾患に於ける抗炎症作用は、糖質コルチコイドにはるかに及ばないがその作用機序にcAMP増強等が関連性を有し、両者併用使用により相乗効果が大幅に増強されて糖質コルチコイド系薬品の使用量が大幅縮小される。更に糖質コルチコイドの重篤な副作用がほとんど解消されて、生体は保全、保護される。必須の実施形態が形成される。
【10049】
「請求項13」可能性の範囲内に於ける高齢化抑止論による本発明の最良の実施形態である。
(1)生体形態的健全化に於ける最善の実施形態
HARP−KK中イオン化カルシウムによって、骨量は一年間で100%正常となる事は病院検査にて確認、HARP−A、又はHARP−B服用により軟骨量も一定の期間内に正常状態に復帰する。更にGH分泌促進作用を中心とした一連の相乗作用により、筋肉組織も健全化され、ヒト生体の若さと活力に満ちた形態構造が構築される事によって、颯爽として歩く人の姿が現出され、最良の実施形態は確立される。
(2)生体の機能的健全化による最良の実施形態
ヒト生体機能を支配しているのは脳、特に脳幹である。脳幹はヒト生体が生命を維持する為に絶対必要な機能を支配している。HARP−A又はHARP−B服用により、脳、特に脳幹に対する動脈血流、毛細血管血流を促進して、脳、特に脳幹が最も必要とするブドー糖や酸素が充分補給され、脳幹が直接支配している機能は勿論、脳視床下部と共に支配している自律神経機能調節に対しても作用して、ヒト生体の機能的健全化が完成される。
この事実に関してはヒト生体に於いて、心臓、血管の機能の健全化、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿等の機能の健全化が実際に達成された事によって証明される。これにより最良の実施形態は確立される。
(3)体内内臓組織の健全化による最良の実施形態
HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用により、GH分泌促進作用を中心とする一連の相乗作用により、健全、活力的な内臓組織構造が構築される。
脳、脳幹機能の強化も相乗効果を発揮する。更にHARP−A、又はHARP−Bによる内臓組織に対する動脈血流の促進、毛細血管血流促進によって、内蔵組織は健全化、活力化される。更に内臓組織幹細胞DNA改革によって、健全な細胞が分化誘導されて健全な内蔵組織構築と共に保全持続される。この事実は実際にHARP−A、又はHARP−B服用者に於いて、内臓組織機構の異状が発生する事なく機能的にも健全な状態を維持して居る事は多くの人によって確認され、証明される。
以上により本発明の最良の実施形態は確立された。
(4)生体免疫力の健全化による最良の実施形態
HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用により、骨血流促進、骨髄組織復活、再生強化により、骨髄免疫系幹細胞により、健全なリンパ球が分化誘導され、特に前駆T細胞が胸腺に於いて免疫寛容、免疫調節、熟成化される。これにより生体免疫機構の主体を成す骨髄、胸腺系免疫機構の健全化が達成される。更に腸蠕動運動の亢進、小腸粘膜組織の血流促進により小腸粘膜組織にて生成され、免疫寛容、免疫調節、熟成化されるT細胞を中心とした腸免疫機構の強化により、ヒト生体の総免疫力強化が確立される。この事実は、高齢化生体に於いても、風邪、インフルエンザ、その他感染症に罹患した例が一例も存在しない事によって立証される。
以上により、本発明の最良の実施形態が確立される。
(5)死亡率の高い癌、脳梗塞、心筋梗塞に対する早期治癒誘導、予防的作用の確立による最良の実施形態
HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK服用により、「請求項3」各組織幹細胞のDNA改革により、正常、健全な細胞が分化誘導される。更にcAMP増強作用、核酸補給により、細胞分裂時のDNAコピーも正確に行われ、異状癌細胞の発生は有り得ない。万一異状癌細胞が発生しても、癌細胞のcAMPを増強して正常細胞に誘導する事が可能である。更に(4)記載の如く、骨髄、胸腺免疫系免疫機構、腸免疫機構の強化によって、癌早期治癒誘導、予防的作用の達成は確実である。
この事実はHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK該当製品服用者に、癌発生者は一名も存在しない。更に高齢者に於いても風邪、インフルエンザ、その他感染症に罹患した例が皆無である事によって免疫力が強化される。更にHARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KKによる脳梗塞、心筋梗塞、早期治癒誘導予防効果の達成に関しては、最良の実施形態「請求項8」該当項に於いて、動脈硬化改善作用の確立を示唆しているが、特に脳、心臓に対する動脈血流、毛細血管血流促進作用は梗塞予防効果の最も重要な因子である。万一発生した梗塞サイズ縮小作用も発揮するが、特に血管強化作用、血管壁変性、損傷修復再生作用は重要因子である。
以上の作用は「請求項7」GH分泌促進作用を中心とした一連の作用によって脳、心臓血管組織構造の改革によって目的を達する。更に一歩進めて脳、心臓本体の改革による健全な組織構造の構築、更に一歩進めて、熟成ニンニクエキス、ビタミンB6とGH分泌促進による蛋白質合成増強作用を中心とした機能との相乗作用による神経細胞減少抑制作用は本発明の重要な部分である。脳幹は心臓、血管を支配し、心臓、血管の機能強化によって、動脈血流、毛細血管血流が増強され、ブドー糖や酸素が充分補給されて脳幹機能は更に強化される。尚、心臓機能の健全化によって、凝血した血流が脳に送られて脳梗塞を発生させる事も解消される。HARP−A、又はHARP−B、更にHARP−KK該当商品服用者に、脳梗塞、心筋梗塞の発生者は存在しないが、すでに脳梗塞発生者に於いて改善作用が鮮明に出現した。
以上により、本発明の最良の実施形態が確立された。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
HARP−Aに関する。 HARP−Aはコンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸、熟成ニンニクエキス、胎盤エキス、ビタミンBを含有し、ヒト生体の非病、健康、活力の三原則を達成、100才まで維持する事を目的とする。
HARP−A含有5つの成分の相乗作用によって、目的とする作用が発揮されるものであって単独成分では不可能であるばかりでなく、目的とする作用に逆行する場合も有り得る故、5つの成分を以ってHARP−Aと言う1個の物質を形成する。HARP−A含有成分は、全てヒト生体成分、或いは体内に入ってヒト生体成分としての働きをする成分をもって構成されている。
ヒト生体は一体のもので、全ての内臓組織は生体維持の為に関連性を有している故HARP−Aは全ての内臓組織に有意に作用すると共に、全ての疾患に対しては一段階前に治癒効果を発揮する所謂予防医療に属する根本的な体質改善薬である。尚HARP−Aは食事等で摂取可能な成分は全て除外して、最低必須な成分によって構成されている故、バランスの取れた食事、適度の運動の必要性が存在する。以下HARP−Aの作用機序の有意性、優れた作用による必要性に関して請求項3以下に列挙致しますが、一言一句全て斬新的なもので全て特許に値するものである。
【請求項2】
HARP−Bに関する。 HARP−Bはコンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸、熟成ニンニクエキス、ビタミンBを含有し、ヒト生体の非病、健康、活力の三原則を達成、100才まで維持する事を目的とする。以下請求項1記載事項と同一作用であるが、胎盤エキスが除外され、4つの成分によって構成されたもので、比較的高齢で内臓萎縮、体力低下のある場合組織再生、体力増強作用が顕著に発揮される胎盤エキス含有のHARP−A使用の方が好ましい。
【請求項3】
幹細胞DNA改革による人体改造論及びHARP−KKに関する。健全な幹細胞より、健全な細胞を分化、発生させて、健全な生体組織構造を形成させる為の人体改造論である。ヒト生体には約60兆の細胞が存在するが全て同じものではなく、各機能、各組織構造によって形態は全て異なる。元来幹細胞は自己修正して、無期限分裂を繰り返して、生命体を維持する為に種々雑多な細胞に分化誘導する能力を有する。例えば免疫細胞、神経細胞、筋肉細胞その他諸々の臓器細胞は全て幹細胞から分化されて、成熟細胞に成長する。故に幹細胞はヒト生体細胞保護保全の為必須なものである。又幹細胞の核の中にはDNAが存在して、人それぞれの個性が存在する。この幹細胞のDNA改革は例えば免疫力の強化、各種疾患の予防、中枢神経及び末梢神経の機能強化、その他全てのヒト生体組織構造強化の為に必須のものである。
HARP−A及びHARP−Bは上記目的を達成する為の最低必要な成分によって構成されている。食事で摂取する事が可能なもの、DNAに悪影響を及ぼす可能性のある化学的物質は除外されている。更に食事で摂取がやや困難であるが必須のカルシウムと核酸補給物質として、吸収促進の為熱処理した牡蠣殻末と牡蠣肉エキスを合体したHARP−KKの服用によって、HARP−A又はHARP−Bの隙間を補って、DNA改革及び幹細胞自体の改革を完全なものとする事が出来る。
幹細胞DNA改革、即ち幹細胞改革による人体改造論は未だ且て存在しない画期的な発明である。ヒト生体はHARP−A又はHARP−B及びHARP−KKを持続して服用、更にヒト生体が健康、健全な状態を維持し、持続する事によって幹細胞より、健全な細胞が分化誘導されて健全な組織構造を構築する事が可能となる。ヒト生体はブドー糖がビルビン酸、アセチルCoAを経てTCAサイクルを廻ってエネルギーを発生させて、炭酸ガスと水に変化する。更に完全に有酸素性代謝を受けると、ブドー糖1分子から38個のATPが産生される。何れの組織に於いてもATPが産生され、γーリノレン酸から生成されるPGEが細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化する事によってサイクリックAMPをヒト生体全組織に発生させる故、すべての内臓器官幹細胞の正常化健全化と共に更に分化発生するすべての細胞が正常化健全化されるのである故ヒト生体改革はこれによって達成される。更にHARP−KKによる核酸の補給によって尚一層確実なものとなる。以上は他に類を見ない画期的な発明であると同時に、非病、健康、活力の三原則達成の重要な要因である。
【請求項4】
免疫寛容、免疫応答に関する。 免疫の機構に於いては、免疫寛容誘導と、異物に対する攻撃力の両方がそろって初めて、生体防衛は完全なものとなる。即ち免疫応答が正確に行われる事が必須条件である。異物の生体侵入時に、免疫細胞、特にマクロファージによって分泌されたプラスタグランディンE(以下PGEとする)、プラスタグランディンE(以下PGEとする)は特異的免疫を担当するT細胞及びマクロファージに対し免疫応答が過剰に進行する事を抑制する。前駆T細胞の成熟、分化を調節する因子である胸腺ホルモンに対して、PGEPGEは重要な役割を果たしている。
又胸腺には皮質に存在する皮質型胸腺T細胞と髄質に存在する髄質型胸腺T細胞と二種類に区分され、両者は相反する性格のもので、前駆幹細胞の段階でその起源を異にしている。
免疫担当細胞であるT細胞が分化成熟されて、組織に放出され動員される為には、皮質型T細胞から髄質型T細胞に変化させなければならない。この重要な役割を果たすのは、胸腺内T細胞の分化成熟に至るまでその主要な働きを担当している胸腺ホルモン及びマクロファージである。胸腺ホルモンのこの一連の働きは、PGEPGEのサイクリックAMPを上昇させる作用を介して目的が果たされている。更に異物刺激に対応して免疫担当細胞であるT細胞の免疫過剰は抑制するが、生体内の免疫応答に従って、マクロファージがPGEPGEの生成を調節している為に必要に応じてPGEPGEのレベルを急速に低下させてT細胞機能を最高値に達せしめる事が出来る。
以上により免疫寛容と免疫攻撃の調和の必要性及び生体防衛の為に免疫応答の正確である事の重要性が示唆されるがこの主要な役割を果たしているのがPGEPGEである。以上によりHARP−A、又はHARP−B含有成分γーリノレン酸より生成されるPGEはPGEと共に免疫にとって最も大切な免疫寛容、免疫応答の調節に対して重要な機能を発揮する事は請求項5免疫機構の強化、免疫予備力増強と重大な関連性を有し、ヒト生体の非病、健康、活力三原則達成に大切な要因となる。
【請求項5】
腸免疫機構の重要性に関する。 ヒト生体には通常の免疫機構とは異なった小腸上皮に特異的な免疫機構が備わっている。この免疫機構はヒト生体内に入って来た異物に対して免疫寛容及び免疫応答を正方向に誘導する能力を有している。この事に関しては請求項3によって、γーリノレン酸から生成されるPGEと更にPGEによってマクロファージを介して行う事が可能である事を示唆している。このような免疫機構は全身の粘膜系組織に普遍的に見られる。小腸上皮粘膜には異物を認識し、生体を防衛するリンパ装置がくまなく分布している。異物に特異的に結合するIgAを産生する形質細胞の前駆細胞であるB細胞の分化される場所はPeyer板に代表されるリンパ装置である。このPeyer板で抗原感作されたT細胞及びB細胞はPeyer板から分化、成熟しながら腸間膜リンパ節を経て胸管から血管系に入りPeyer板の傍琥胞域にある特殊に分化した血管系から再び腸管に戻って小腸粘膜固定層や小腸上皮細胞間にそれぞれの機能に応じて分布する。粘膜固定層でB細胞はIgA形質細胞に最終分化する。腸内粘膜固定層には健全正常な状態で多くのIgA形質細胞が存在し、その量はヒト生体全身の70〜80%に相当する。T細胞も多く存在し、その量は形質細胞と同様のほぼ70〜80%に達する。更に5〜10%のマクロファージ系細胞も存在する。この驚異的な事実はヒト生体にとっては重大な意義を有する。HARP−A或いはHARP−B更にHARP−KKによる腸免疫機構の強化は免疫予備力の強化を意味し、健康予備力の増強を意味する。この事実によってHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの有意性を明らかにすると共に請求項4、請求項5によって示唆されたこの事実は重大な発明である。
今まで保護されていた母体や胎盤を離れて、1つの個体として生まれてきた新生児生体にとっては、外界のヴィールス、細菌等異物に対する免疫力はあまりにも弱体である。この免疫力を強化するのは母乳に含まれるIgA抗体とγーリノレン酸から生成されるPGEによって強化される腸免疫機構である。PGEは小腸蠕動運動を高め、小腸上皮粘膜の血流を促進して、小腸上皮細胞より生成されて、常在するT細胞を中心とする一連の特異的腸免疫機構によって、新生児生体防衛の目的を果たす。特異的腸免疫機構は下記の通りである。免疫の基本となる機能を有するT細胞は、骨髄または小腸上皮組織にて生成される。骨髄で生成した前駆T細胞は胸腺に入って胸腺T細胞となってリンパ節に定着する。小腸上皮細胞で生成されたT細胞は腸粘膜固定層に定着する。又T細胞はリンパ節や脾臓、末梢血その他の組織では対応抗原によって増殖が分化する事は不可能であって、胸腺または小腸上皮組織に於いてのみ増殖分化可能である。又胸腺及び小腸上皮組織に同一のレセプターが存在する。さらにNK細胞は骨髄由来であるがその分化に於いて脾臓や胸腺等の二次組織に依存しないで小腸上皮組織内に広く分布している。このNK細胞の作用はインターフェロンによる機能的分化、誘導であるが、実際には小腸上皮組織に常在するT細胞の活性化に伴うT細胞由来のインターロイキン2を介して活性化される。
このようにT細胞の障害活性に加えてT細胞系列にコミットされたNK細胞による障害活性が増強される結果となる。このT細胞、NK細胞によって形成された免疫機構は腸免疫の中核をなすものであるが、両者が胸腺を介する事なく構築されたという事に関して重大な意義を有する。更に小腸上皮細胞間にはT細胞が多く存在するが、粘膜固定層には多くのB細胞、形質細胞が分布している。又粘膜下リンパ装置のリンパ小節はB細胞から成っている。その他マクロファージ系細胞も粘膜固定層に存在する、生体の免疫系はT細胞、B細胞、マクロファージといった機能を異にする細胞によって構成されている。体内に侵入してきた異物はこれ等免疫細胞による主として細胞性免疫によって処理される。
請求項4及び請求項5を要約すると、母乳中に含有されるγ−リノレン酸から生成されるPGE小腸蠕動運動を亢進し、小腸上皮膜の血流を増進する事によって、T細胞、NK細胞等胸腺を必要としないリンパ球を中心とした小腸上皮組織によって確立された腸免疫機構によって新生児生体を異物から防衛する。この事実は腸免疫機構は完全に隔離されたものではなく、新生児生体のように免疫力弱体化即ち免疫力不全状態に陥った時に、ヒト生体防衛の為に有意に機能が稼働される事を証明している。腸免疫機構に於いてはT細胞は骨髄から生成される事なく小腸上皮組織にて生成され、小腸上皮組織に於いて熟成され機能を発揮する。而も感作されたT細胞は熟成されて腸間粘膜固定層に於いてヒト生体全体の70〜80%の多きを占める。更にB細胞より分化されたIgA形質細胞もほぼ同数存在する。更に腸免疫機構に於いては免疫寛容、免疫応答の調節も確立されて、強力な免疫系列が成立する事はヒト生体に対して大きな貢献を果たす。HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの非病、健康、活力の達成に対して、腸免疫機能の強化は重大な関連性を示唆するものである。更に骨髄、胸腺免疫系列に於いて、骨髄或いは胸腺の不全、又は骨髄幹細胞より分化発生した前駆T細胞をすべてに機能不全が発生した場合、B細胞より抗体の発生も不可能となって免疫機能の破滅、ひいてはヒト生体の破滅を意味するものである故、母乳に含まれるγーリノレン酸による腸免疫機能の強化は重大な発明である。更に非病、健康、活力の三原則達成の為の重要な要因となる。
【請求項6】
腸清浄化に関する。 ヒト生体は高齢化が進行するに従って、腸蠕動運動の低下が著明となる。その為排便回数が減少し、7日間以上に及ぶことも多い。この事は腸内毒素、更に過酸脂質等増加の為、ヒト生体の急速な老化現象の進行を認める。新生児の腸内は善玉菌で満たされているが、高齢化成体の腸内は悪玉菌が占めている。HARP−A、又はHARP−B中、γーリノレン酸は腸蠕動運動亢進作用を発揮、コンドロイチン硫酸ナトリウムの大腸下部に於ける便に水分を保持する作用との相乗作用によって、他の如何なる物質にも類のない正常な快便を見る。更に大腸に於ける粘液分泌を促進して腸のヒダにこびりついた宿便ともいわれる黒便を排出する。更に酪酸菌、乳酸菌、納豆菌等の中の何れか或いはすべてを服用する事が必要で、この事によって、腸清浄化が達成され、腸年齢の若返りはヒト生体そのものの若返りにつながる。排便の正常化は脳幹機能の健全状態を意味する。HARP−A、又はHARP−B含有成分による腸清浄化は、ヒト生体の非病、健康、活動達成に重要な要因となる。更にこの事に関しては重要な発明である。
【請求項7】
成長ホルモンによる人体改造論に関する。 γーリノレン酸から生成されるPGEは間脳、視床下部に働き、脳下垂体前葉ホルモンACTHの分泌を促進する。このACTHは副腎皮質ホルモンの産生促進作用を発揮する。又ACTHは副腎外作用として、副腎皮質膜に存在するレセプターと強い新和性を有し、膜の酵素アデニールシクラーゼを活性化してサイクリックAMPを産生させる。ACTHはこの事によって、成長ホルモン分泌、インシュリン分泌を促進する。インシュリンは糖の酸化を促進すると共に同化ホルモンとして作用する故、生長因子である成長ホルモンとの相乗作用は成体の若さと活力を生み出す為の最も重要な要因となる。成長ホルモンは組織のアミノ酸の取り込み、アミノ酸よりの蛋白質の合成、RNAの合成を促進する。この作用はHARP−A中のビタミンBと相乗的に作用する。又脂肪を分解して、脂肪酸とグリセロールを放出させる。ブドウ糖の摂取は促進するが、過血糖になればブドー糖の酸化を抑制する。更に腎細尿管に於ける水、電解質の再吸収を促進する。成長ホルモンの分泌は睡眠中、特に入眠最初の徐波睡眠に於いて著明に増加する。又分泌を促進する為にタンパク質の摂取、運動、精神的刺激、低血糖維持が必要である。HARP−A、又はHARP−Bのインシュリン、成長ホルモン分泌の促進によって非病、健康、活力の三原則を達成する。
更に上記作用に加えてHARP−A、又はHARP−B含有成分、熟成ニンニクエキス中含硫アミノ酸によるインシュリンとの相乗作用、ビタミンBの蛋白合成、コンドロイチン硫酸ナトリウム、γーリノレン酸、胎盤エキスによる組織再生血管新生作用と成長ホルモンとの相乗効果は他に類を見ないものである。
一般に動物は生殖期間が終わると生命は終了するがヒト生体ではそのような事はあり得ない。特に女性は平均55歳位で閉経を迎えるが以後女性ホルモンの分泌量減少の為に、肥満による高脂血症、又骨量の大幅低下の為に骨粗鬆症の発生頻度が高くなる。女性の閉経は動物であれば生殖期間の終結を意味する。然るに成長ホルモン分泌促進という福音によって、女性としての若さ、女性としての魅力的長寿法につながるものである。更に脂肪分解、蛋白質、RNA合成促進作用により痩身美容法が成立する。更に成長ホルモンは骨末端に作用して、努力次第によっては美顔的顔貌変化が自然発生的に発生する。
特に女性の場合はHARP−A及びHARP−KKによって、骨量の低下、軟骨量の低下が発生していた場合でも、骨量に関しては1年で正常値に復活、軟骨量に関しても特殊な場合を除き正常状態に復元する事が可能である。故に高齢化に関係なく、容姿に於いても、体躯に於いても颯爽とした姿が現出される。又男性に於いても、HARP−A又はHARP−B更にHARP−KKを服用、更に強い運動、精神的活力、低血糖維持、深い睡眠によって、成長ホルモン分泌が強力に促進され、骨量、軟骨量増加は勿論、蛋白質合成が強化され筋肉の発達も著明で、更に内臓機能も強化され、頑健な生体形成が実現する。
特にPGEと成長ホルモンの親和性の強さは他に類を見ないものである故、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる、成長ホルモンを中心として、他の因子も加味した人体改造論は、斬新的且つ重要な発明である。非病、健康、活力の三原則を達成する重要な因子となる。
【請求項8】
動脈硬化に関する。 動脈硬化は血管壁の肥厚、硬化による動脈病変で、心筋梗塞症などの虚血性心疾患、脳血管障害、大動脈瘤等の原因となる。又動脈硬化症は中膜硬化、細動脈硬化、粥状硬化の三種から構成されている。
ヒト生体は血管と共に年を取ると言われ、脳、心臓血管障害は癌と共に死亡率の最上位を占める。これ等血管障害の主たる危険因子となるのは高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症等であるが、現実には中年女性の2人に1人は高脂血症であると言われ、又国民の約40%が高血圧であると言われている。更にLDLコレステロールは比重の低いコレステロールで悪玉コレステロールと言われて、動脈硬化の元凶のように言われているが、逆に低HDLコレステロール血症は動脈硬化の重要な危険因子である。
即ち総コレステロール値が低ければよいと言う様なものではなく、HDL、LDLの比率が大切である。HDLは泡沫細胞からコレステロールを除去し、これを肝臓へ運んで行く事が示唆されている故、これが抗動脈硬化作用の本体である。
HARP−A及びHARP−Bは総コレステロール値を正常に維持し、HDLコレステロール値を増加させる唯一の物質である。
この作用は主として熟成ニンニクエキス、γーリノレン酸の相乗作用によるものであるが、更に熟成ニンニクエキスのグルタチオンパーオキシターゼの抗酸化作用によって、LDLの酸化を抑制し、マクロファージに認識されない為泡沫細胞の形成を防止する事ができる。HARP−A及びHARP−Bは動脈硬化による血管障害を復元する事が可能な唯一の物質である。γーリノレン酸から生成されるPGEは他のアラキドン酸カスケードに属するプラスタグランディンとは作用機序を異にしている。PGEは強力な血管拡張作用と血小板凝集抑制、赤血球変化能改善作用を有している。血管拡張作用は特に動脈系で強く、その血管拡張作用はPGIの100倍である。このPGEとコンドロイチン硫酸ナトリウムとの相乗作用によって動脈血管内を血液がさらさらと流れて血栓形成を阻止すると共に梗塞サイズを縮小する作用を有する。更にHARP−A及びHARP−B含有全成分の相乗作用によって血管壁に発生した傷及び組織破損を修復、復元する事が出来る。
HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる動脈硬化改善作用は画期的な発明である。理由は以下の通りである。
強力な動脈血管拡張作用を有し、更に血流促進作用を有する。また微小血管血流も促進する。特に運動を持続する事により血管新生作用を発揮する。過去5年間に脳梗塞、心筋梗塞が派生した例は存在しない。又梗塞発生抑止作用と同時に血管強化作用を有する故脳出血等の予防的効果を有する。註 一般に脳梗塞治療薬は脳出血等を発生させる傾向がある。血管壁に発生した組織変性に対しては、組織修復、組織再生作用が著明である。更にすでに発生した血管壁の肥厚、硬化に対しては時間がかかるが動脈硬化の危険因子をすべて排除する事によって目的を達する。
1.血圧に関しては強力な動脈血管拡張作用によって正常値以下を保持し、更にイオン化カルシウム因子の作用も加味されて、特に最低血圧の改善に関して顕著である。
2.高脂血症に関しては成長ホルモン分泌促進作用により脂肪が脂肪酸とグリセロールに分解される事、更にγーリノレン酸と熟成ニンニクエキスの作用によって、総コレステロール値は正常値を保持し、善玉コレステロール即ちHDLを増加させる作用を発揮する事によって動脈硬化状態を改善する。
3.冠、肝、腎の血流増加により、血圧上昇防止、尿酸地上性抑制、解毒作用の強化により直接間接的に動脈硬化作用を改善する。
4.熟成ニンニクエキスの抗酸化作用による脂質過酸化防止は動脈硬化改善に大きく貢献するが、更に含硫アミノ酸による耐糖能異常改善、運動療法を並行する事によって動脈硬化を改善する。
以上たとえ時間がかかっても、HARP−A又はHARP−B、必要に応じてHARPKKを服用、更に食事療法を実行して、動脈硬化を改善しない限りヒト生体の生命の危機は常に存在する。
以上により、非病、健康、活力の三原則が達成され、必要且つ重要な発明となる。
【請求項9】
脳機能に関する。 ヒト生体を支配しているのは脳である。脳の老化と共に生体の老化は進行していく。逆に脳の若がえりと活性化が達成出来れば生体の若かえりと活力化が自然発生的に可能となる。
ブドウ糖や酸素が毛細血管によって脳組織に運ばれて来るが、脳で消費されるブドー糖や酸素の量はヒト生体の20%に達する。この大量の酸素やブドー糖はATPの産生に関与するが、脳神経細胞内で、ホルモン伝達物質、蛋白質の合成にこのATPが使用されるがそのほとんどが脳神経細胞の活動によって消費される。又この作用はγーリノレン酸から生成されるPGEの動脈血管拡張、赤血球変化能改善作用による毛細血管血流促進作用及び必要に応じて肝臓にて糖を発生させる作用によって目的を果たす。更に重要な事はPGEは細胞膜に存在するアデニールシクラーゼの活性化によって、ATPからサイクリックAMPを生成させて脳機能調節に貢献する。
多くの種類のプルテオグルカンが神経組織に存在し、脳、神経組織の形態形成によって、種々機能を発生させている。プルテオグルカンは大部分がコンドロイチン硫酸ナトリウムで形成され、一部蛋白組織を含んで成立している。プルテオグルカンは神経細胞の分化、移動、神経突起の伸展に関係している。更に脳神経組織は多くの不飽和脂肪酸によって形成されている。熟成ニンニクエキスのグルタチオンパーオキシターゼによる抗酸化作用は必須である。脳は大脳、小脳、脳幹から構成されている。その中で生きていくために絶対必要な機能を保つのは脳幹で、心臓や血管の機能、嚥下、睡眠、呼吸、排便、排尿等の機能調節を行う。又自立神経には交感神経、副交感神経、散在腸管神経の三つの神経系から成り立っている。前二者は交互に協調しながら働く。散在腸管神経系は胃腸の働きを調節する。自律神経は意志に左右されず自律して機能する神経系であるが直接関係しているのは視床下部及び脳幹である。血圧の上り下りは交感神経副交感神経によるもので、視床下部に関係がある。γーリノレン酸から生成されるPGEは視床下部とは特に密接な関係を有し、自律神経に対しては直接その作用を調節している。
生命維持の為に必要な脳幹に関しては、PGE、コンドロイチン硫酸ナトリウムの相乗作用によって、強力な動脈血管拡張、血流促進作用、微小血管の血流促進による副血流増強作用、更に血管壁保護、強化作用によってブドー糖、酸素が充分補給され、健全な機能を営む事が可能となる。又脳幹が支配している心臓、血管、肺臓、腎臓等の強力な動脈血管拡張、血流促進による機能強化が達成される事による逆流現象が発生して、脳幹機能は尚一層円滑、健全な機能を構成する。更に請求項3記載、神経幹細胞のDNA改革によって健全な神経細胞が分化されるが、この神経細胞は毎日10万個ずつ減少していくと言われているが、ビタミンB、熟成ニンニクエキスの相乗作用によりある程度抑制されるが、成長ホルモン分泌促進作用により、蛋白質合成が増強され、神経細胞減少抑止作用が完成される。他に類を見ない発明である。脳、特に脳幹の健全、活性化はヒト生体の健全、活性化を意味するものである。
尚、HARP−KK中イオン化されたカルシウムは吸収率がよく、神経の伝達促進作用を発揮、更に自然のトランキライザーと言われ、熟成ニンニクエキスとの相乗作用によりストレスに強くなる。
以上により脳機能の健全化、活性化こそヒト生体の若さを維持し、或いは復活させ、活力を保持する為の源泉となるものである事が明らかとなって、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの有用性が示唆されると共にこの事実は最も有意義で重要な発明である。
【請求項10】
癌前段階に於ける治療に関する。 骨髄中に存在する多能性造血幹細胞は骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分かれる。骨髄系幹細胞から赤血球、巨核球、血小板、多形核白血球、マクロファージが分化誘導される。又リンパ系幹細胞からT細胞、B細胞、NK細胞が分化誘導される。更にT細胞は胸腺内に於いて熟成され、機能を発揮する。又B細胞は骨髄に於いて熟成細胞となる。更に小腸上皮組織に発生したT細胞及びNK細胞は胸腺非依存性である。
ヒト生体に変異細胞が発生した場合、免疫応答によってこれを識別排除するのはリンパ球を中心とする細胞性免疫である。ヒト生体幹細胞は成体を正常な状態に維持し、保護、保全の為に必須のものであるが、その機能、組織構造によって種々雑多で、各人各様である。変異細胞である癌発生に関しても種々雑多、各人各様なものである。正常な幹細胞から正常な細胞が発生する事は当然であるが、細胞が二つに分裂する際に細胞の核の中に存在するDNAがコピーされるのであるが、何らかの外的因子又は内的因子によってこのDNAに何らかの狂いが生じて、発生した状態が癌である。細胞性免疫を中心とする一連の免疫機構の網の目を逃れて、偶然発生した直系1ミリメートルの癌が直径1センチメートルの癌細胞集団を形成するに至るのに平均約9年間を要すると言われているが、この段階ではすでに生体の恒常性を維持する為の組織幹細胞が長期間にわたった為に次第にDNA変性が進行し、変異細胞を発生させる為の変異幹細胞に変性して、変性した自己を防衛する為に免疫抑制物質を発生させるようになって、サプレッサーT細胞とヘルパーT細胞の均衡が破れ、担癌成体の免疫が大幅に低下して治療は困難となる。免疫抑制物質の代表的なものは特殊な免疫寛容力を有する胎児性抗原AFP及びCEAである。
HARP−A及びHARP−Bの治療効果はこの前段階に於いて行われるもので最も正しい方法である。更にミリ癌が発見される可能性は至難な事であるが、HARP−A及びHARP−Bの早期治癒誘導、及び予防効果はそのような事に関係なく、正確で確実なものである。請求項5記載、新生児生体を異物から防衛する為に母乳中に含まれているγーリノレン酸から発生するPGEによる小腸蠕動運動を高め、小腸上皮膜の血流を促進して、小腸上皮組織常在性のT細胞、NK細胞を中心とする小腸上皮組織免疫機構による癌細胞に対する障害活性を発揮する。更にPGEは種々の癌細胞のサイクリックAMPを上昇させ、正常細胞に分化誘導させて、その増殖を抑制する。HARP−A又はHARP−B及びHARP−KK早期服用者に癌発生はあり得ない事が確定的である。
請求項3によって免疫幹細胞のDNA改革による健全な免疫細胞の分化誘導、請求項4、請求項5によって、腸免疫機能の強化が示唆され、癌細胞に対する防衛機能の強化が確立される。
以上により、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KKによる非病、健康、活力の三原則達成の為の最も重要な事項が解決される。しかもヒト生体にとって死亡率の最も高い癌撲滅に対するこの事実は画期的且つ重大な発明である。
【請求項11】
炎症の発生に関する。 炎症は細胞や組織に対して、免疫に関係のある何らかの攻撃が加わった時に、それに対する防御反応の一環として、発疹や腫賑等の症状を発生させ、特に毛細血管の透過性を亢進させる事によって白血球等の血管外滲出を容易ならしめる必要性があって発生した反応で、炎症と免疫は一体のものである。
血管外に遊走した白血球、特に好中球は、病原菌体成分、組織崩壊成分に対して作用するが、抗原抗体複合物に対しても同様の作用を持つ、組織内に浸潤集積した白血球は病原体その他の物質を貧食し、細胞質に存在するライゾソームにより消化、組織崩壊成分も変性融解して、炎症局所を清浄化する。打撲や傷害によってその部分の組織、細胞が異物化し白血球の攻撃により治癒期間が大幅に延長される。又炎症性滲出が激しい場合には血管内凝血、血栓形成が認められ、組織の梗塞壊死が発生し一方では止血に働く組織侵襲後8時間になると好中球に変わってマクロファージを主とする単核細胞が滲出細胞の大部分を占めるようになる。HARP−A及びHARP−Bはヒト生体に於ける顕著な抗炎症作用と同時に異物攻撃に対する強力な防御機能を有する唯一の物質である。上記は生体防衛の定石となるべき炎症反応を記載したものであるがHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKはこの炎症反応を鎮圧する為の定石ともいうべき機能を発揮する。例えば打撲や傷害により発生した生体破壊は驚く程短期間に自然治癒する。更I型、II型、III型、IV型アレルギーに対して疾患発生の前段階に於いては形態は異なるが、阻止する事が可能である。しかし抗原抗体反応或いはそれに類する作用によって発生した疾患に関しては、同一抗原によって惹起された作用を阻止する事は不可能である。I型アレルギーに於いてはIGE抗体が抗塩基球あるいは肥満細胞の表面受容体と結合して対応抗原と特異的に結合、高次構造の変化を惹起し、更に細胞受容体の変化によって細胞内の顆粒を放出する。この顆粒に含まれているヒスタミン、SRM−A等が血管透過性の亢進平滑筋収縮、粘液分泌亢進等の症状を惹起する。γーリノレン酸から生成されるPGEは細胞質に存在するアデニールシクラーゼの作用を活性化してサイクルックAMPを上昇させる事によって、ヒスタミン、SRM−A等の細胞室内からの遊離を抑制する。I型アレルギーに対しては鮮明な緩和、抑制作用を発揮する。
更にIII型アレルギー関節リュウマチに於いてはIgG−抗IgGが関節内で発生し、これに補体が結合して連鎖的に細胞質内より、ヒスタミン、SRM−Aを放出させ血管透過性を亢進させて、白血球を血管外に遊走させる。この作用はPGEが細胞膜に存在するアデニールシクラーゼを活性化し、サイクリックAMPを増加させる事によって細胞室よりのヒスタミン、SRMーA等の放出を防ぐ事によって防止される。
以上の如くHARP−A、又はHARP−B及びAHARP−KKはアレルギー性炎症に対しては緩和的抑制作用を発揮する。更に炎症性滲出が激しい場合、血管内凝血、血栓形成、組織梗塞、壊死が発生した場合、このような状態を修復、再生する強力な作用を発揮する。
上記炎症を防止する作用は他の対症療法剤と比較して本質的な体質改善的なもので、ヒト生体の恒常性を維持する為に必須のものであって非病、健康、活力の達成に重大な意義を有する。請求項8と請求項11で斬新的な発明を構成する。
【請求項12】
自己免疫疾患に関する。 難病といわれる疾患の大部分は自己免疫が関与している。長期の研究、検討の究極的な結果は以下の通りである。
自己免疫疾患の原因は内的因子または外的因子による骨髄幹細胞の異常に起因するものである。骨髄幹細胞より発生するT細胞の異常の為に、インターロイキンII等のリンホロインの異常が生じ、更に抗体産生細胞であるB細胞、マクロファージの機能の異常を発生させる結果を招来する。
T細胞の機能不全は胸腺の機能不全によるものではなく、前駆T細胞の異常の為に胸腺内で分化熟成されない事が原因である。本来なら骨髄は免疫の基盤となる重要な組織で、放射線照射や重症疾患等の為に機能不全に陥ったリンパ組織を生き返らせる事が出来る唯一の幹細胞の供給源である。
B細胞が抗原に応答して抗原産生細胞に分化増殖する為にはヘルパーT細胞の協同作用が必要である。免疫反応の発現はヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞の二重支配によって調節されている。多種多様の自己免疫疾患の発生の原因は骨髄幹細胞の異常によって異状なT細胞を発生させた事に起因する事実は確実視されるが、現実に骨髄から発生する前駆T細胞がすべて異常な機能を発揮したとすればヒト生体の存続はあり得ない。
骨髄は全身の骨に存在し、その重量は総計2000g以上に達する大きな組織で広範囲にわたっている。故に骨髄幹細胞より変異T細胞を発生させると言う事に関しては、骨髄全組織ではなく一部組織であると考えられる。この事は残された骨髄機能の賦活、強化する事によって、諸々の自己免疫疾患の治療に有意に作用すると考えられる。尚この骨髄幹細胞の不全に対して連鎖状双球菌等のビールスの関連性が示唆されているが、現実に慢性関節リューマチ、慢性腎炎等にも連鎖状双球菌が関係している故、この事実も重要な要因である。
HARP−A或いはHARP−BとHARP−KKは、請求項4、請求項5記載の如く免疫力を保有して、ヴィールス等の感染には強力な防衛力を確保している。更に請求項3、免疫幹細胞のDNA改革が成立し、骨髄幹細胞より健全な前駆T細胞が分化産生させる事が可能である。
特に骨髄組織の正常化、健全化に関しては、HARP−A或いはHARP−B及びHARP−KKの最も得意とする所であって、骨量増強、骨血流増加による骨組織増強、組織修復、再生、強化作用によって、健全な骨髄機能に改革、骨髄幹細胞より正常、健全な前駆T細胞を分化誘導する事によって、脾臓、胸腺等の機能修復、改善されると共に、T細胞を中心としたすべての免疫細胞の正常化健全化によるヒト生体免疫機構の正常化、健全化が達成され、自己免疫疾患の前段階に於ける予防効果は勿論、発生以後に於いても完全な組織破壊が存在しない限り緩和的阻止作用を発揮する事が可能である。
以上によりHARP−A、又はHARP−B、HARP−KKの自己免疫疾患に対する有用性が明らかとなるが、請求項7、請求項8を含めてこれ等事実は重要な発明を開示するものである。但し発生頻度の少ない自己免疫疾患よりも、基本的な事は正しい健全な免疫機能、正しい免疫寛容、正しい免疫応答に従って、諸々の炎症による組織破壊からヒト生体を保護して、尚且つ異物である外敵から生体を防衛する事によってヒト生体の恒常性を維持する事こそ最も大切なことである。
【請求項13】
高齢化進行抑制論に関する。 自然状態で放置すると高齢化はどんどん進行して行く、如何なる疾患よりも強力な外的因子である。HARP−A或いはHARP−B更にHARP−KKを服用して非病、健康、活力の三原則を達成し、100才まで維持する為、この強力な外的因子を撃退する方法論である。20才のみずみずしさの根源はコンドロイチン硫酸ナトリウムである。コンドロイチン硫酸ナトリウムはヒト生体に存在する60兆の細胞基質の主成分で、高齢化進行を阻止して、若さを維持する基本となるもので、数千倍の水をゼリー状にする作用を有し、強力な外的因子の一つである脳梗塞、心筋梗塞を起こす可能性を排除する。ヒト生体の骨格は骨組織とそれを支える軟骨組織で構成されている。この軟骨はコンドロイチン硫酸ナトリウムを主成分とするプルテオグルカンが主体となって形成されている。HARP−KK含有成分牡蠣殻末中イオン化カルシウムは十二指腸の上部で70〜80%吸収され、高齢化女性に多い骨粗しょう症も一年で正常な骨量に復帰する故、強靭な骨組織と軟骨組織に支えられた高齢化生体が颯爽として歩く事が可能となって、高齢化抑制論は確立される。
ヒト生体に存在する60兆の細胞被膜は不飽和脂肪酸で出来ている為に容易に過酸化されて毀される。更に細胞内に存在する小袋の皮膜も不飽和脂肪酸である為、過酸化されて毀され、中からライゾームが流出して自己細胞を破壊する。この現象は熟成ニンニクエキスのグルタチオンパーオキシターゼによって過酸化が阻止され、細胞は正常状態を維持する。細胞は細胞分裂の時にDNAがコピーされるが核酸が不足すると正常な細胞が発生されない場合があり得る。HARP−KK含有成分牡蠣肉エキスにより核酸が補給され、正常細胞が生成されるが、特にγーリノレン酸より生成されるPGEはサイクリックAMPの増強によって正常細胞へ誘導する。単なる細胞分裂による正常細胞の発生とは次元を異にするものであって、重要な各組織幹細胞のDNA改革によって、健全な組織細胞を分化誘導する事によって各組織の若返りと健全化が達成され、維持する事が可能となる。この事実により高齢化抑制論は確立される。
γーリノレン酸より生成されるPGEによる動脈血管拡張作用、コンドロイチン硫酸ナトリウムによる血液をさらさらさせる事による血流促進作用、更に両者による微小血管血流促進作用によって、内蔵その他の組織機能はすべて活性化される。特に脳、心臓は糖酸素を最も多く消費する臓器で、両者で前内臓組織の50%以上を占める。脳、心臓はヒト生体を支配している臓器で、その活性化によって、非病、健康、活力の三原則は必然的に達成される。
尚、動脈血流促進により、糖、酸素が充分補給されるべきであるが、糖尿病患者の場合は糖の膜透過が正常に行われない為、支障を来たす場合があり得るが、高齢者の場合にもインシュリン分泌が減少して同一状態が発現して、頭のふらつき、心臓の息切れ等を訴える場合も存在する。
熟成ニンニクエキスに含まれる含硫アミノ酸によってこの問題は解決される。この際、軽い持続的な運動が最も有効である。更に運動強化によって、HARP−A、又はHARP−B、HARP−KK全成分の相乗作用により組織再生、微小血管新生作用が発現して、生体機能強化が確立される。更に運動の強化、蛋白質の摂取量を増やす事によってγーリノレン酸から生成されるPGEと強い親和力を有する成長ホルモンの分泌が促進され、高齢化進行に逆行して、生体の若返りと活力化が達成されて高齢化抑制論は確立される。
目は内臓の鏡と言われ、目がはっきりしている事は内臓の健全である事を意味する。高齢者白内障、糖尿病性網膜症を除き、コンドロイチン硫酸ナトリウム、熟成ニンニクエキスを中心とする作用で視力の回復は90%以上の成果を達成している。東洋医学に於いては目と肝臓との関係を示唆しているが、γーリノレン酸より生成されるPGEによる動脈血流促進と胆汁分泌促進による肝機能強化、コンドロイチン硫酸ナトリウム、熟成ニンニクエキスによる肝細胞機能改善作用により肝機能は健全化される。
尚、特異な作用として熟成ニンニクエキス成分中含硫アミノ酸は最終的にタウリンを生成し、このタウリンを連用する事により胆石が自然消滅する事、及びγーリノレン酸、プラセンタエキスの相乗作用によりC型肝炎に於けるGOT、GPTの上昇を正常値に改善する事が、証明された事を確認する。
以上により高齢化抑制論は確立される。高齢化抑制論の確立により、非病、健康、活力の目的達成は確立され、100才までこの事を維持する事に挑戦する事は可能となる。
尚、上記事実は総合的に重要、重大な発明となる。

【公開番号】特開2008−308499(P2008−308499A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−154622(P2008−154622)
【出願日】平成20年5月18日(2008.5.18)
【出願人】(399119642)
【出願人】(507196332)
【Fターム(参考)】