説明

靴底

【課題】あおり歩行及び裸足に近い足趾の運動を行わせることにより、アーチ形成、足趾把持機能維持向上、足骨形成促進、並びに足趾変形予防を図るようにした靴底を提供することにある。
【解決手段】踵部11と中足部12と爪先部13とからなる靴底1において、靴底前方底面を足の第1〜5中足趾節関節(b−f)後方付近を基点として爪先に向けて上方に湾曲した爪先上がり面15を形成する。そして、前記第2〜3中足趾節関節(c−d)又は第2〜4中足趾節関節(c−e)後方の領域から踵部11及び中足部12との接地面に沿って底面31を前方に延ばすと共に、その底面の頂部32から第2趾爪先方向へ指向した尾根部33とを備えた突出部3を前記爪先上がり面15より下方に突出させて設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布靴、革靴、サンダルなどの履物の靴底に関し、足の健全な成長を促すようにした靴底に関するもので、特に幼児靴や子供靴においてはあおり歩行及び裸足に近い足趾の運動を行わせることにより、アーチ形成、足趾把持機能維持向上、足骨形成促進、並びに足趾変形予防を図るようにした靴底に関するものである。
【背景技術】
【0002】
裸足による正常な人の歩行においては、足の長手方向に沿った縦アーチ、即ち踵骨の後方部から第2中足骨の頭部へかけての縦アーチと、足の短手方向への2つの横アーチ、即ち第1楔状骨から立方骨の先端にかけて第1の横アーチと、第1中足骨の頭部から第5中足骨の頭部にかけてボール部で構成される第2アーチで体重付加による着地衝撃圧を吸収しながら歩行するものである。
【0003】
そして、歩行工程において体重負荷は、まず踵部外側から内側にかけて回内しながら足の踵部裏面に負荷され、次に踵部裏面から足の長手方向における外踏まず部裏面に沿って前方に向かって回外しながら移動され、第5指のボール部裏面、即ち第5中足骨と第5基節骨との関節部裏面で足を強く地面を踏み出してから第1指のボールジョイント部裏面、即ち第1中足骨と第1基節骨との関節部裏面へとローリーングしながら地面を踏み付けて移動され、次に第1基節骨と第1末節骨を反らしながら第1基節骨(第1指)裏面で地面を強力に把握して第1〜第5指、特に第1、2、3指で地面を蹴って前進する工程を繰り返しながら歩行、所謂あおり歩行するものと言われている。
【0004】
そこで、足の健全な成長を促すためには、足趾把持機能が足の骨格構造の促進や静的、動的姿勢の安定による歩行、走行能力に維持向上といった身体能力に向上に大きく関与するもので足趾把持機能の向上を図ることが重要である。また、成長過程にある子供については、足指の運動や素足での歩行によりアーチ形成、足の機能や筋力の発達を促進することが重要となる。
【0005】
そこで、足指の運動については、従来の特開平10−127303号では、ヒール部と中央部とトウ部とからなり、前記ヒール部と中央部とを平坦な底面となし、中央部のトウ部寄りからトウ部は靴底の先端に向かうに従って上方に湾曲した曲面となすとともに、その中央位置に先細に狭まれた平坦底面を形成し、さらに上記トウ部の左右底面を円弧状の切欠底面を形成した構造の靴底が開示されている。
【0006】
この発明によると、直立し停止した時には、ヒール部と中央部とで人体の全体重を受け、バランス良く安定した直立姿勢を維持し、また歩行時には体重が載った軸足と足を前方へ送り出す送足とを、左右交互に入れ替えて上体を前進させる。そして、上体を軸足で送り出す作用点は、トウ部の5本の足の指となるが、トウ部の左右底面に円弧状の切欠底面を形成しているから、長い親指や薬指は地面に対して浮いており、その蹴り出す作用力が親指や薬指に集中することがないので、歩行時において、足の親指、薬指への体重負担の軽減が図られるものである。
【0007】
然しながら、前記靴底は上記の通り蹴り出しの際親指や薬指が歩行面に対して浮いた状態であるので足指でしっかりした地面への蹴り出し動作ができず、また体重負担の軽減が図られることから足指の筋力負荷が不足し把持力低下を招くことがあり、さらにあおり歩行走行も図れないものである。
【0008】
また、従来の特開平11−206408号では、靴底の底面に靴底幅より狭くした凸部を底面の土踏まず部から爪先に設け、また靴底の幅に合わせた凸部を底面の土踏まず部に設けた形状の靴底が開示されている。
【0009】
この発明によると、土踏まずに設けた凸部で土踏まず部が押し上げられ、踵は低地に位置し、また指先に向け厚くした凸部により親指、人差し指、中指、薬指、小指が低く落ち込むことから、指の動きを多くさせるものである。然しながら、本靴底も前記特開平10−127303号と同様に、土踏まず部から爪先部に向けて厚くし、靴底の幅より狭くした凸部を設けて、土踏まずの部位から指先の部位まで上に持ち上がる足位になるので、蹴り出しの際は地面に対して支持されずに親指や薬指が浮いた状態であるのでしっかりした蹴り出し動作ができず、またあおり歩行走行が図れないものである。
【0010】
さらに、従来の特開2005−323644号では、足の踵の内側及び外側との両側に第1突起と第2突起を備え、足の前足部の横アーチを構成する第1中足骨骨頭近傍と第5中足骨骨頭近傍との間に対応する底面領域に該底面から突出する突起部を備えた靴底が開示され、これにより前足部の横アーチの低下を抑制することができ、開帳足の抑制、外反母趾を予防できるものである。しかしながら、この靴底は突起部が単に横アーチを支持する機能だけなので重心移動が不安定であるため前傾姿勢から蹴り出し段階での足指のスムーズな動作ができず、あおり歩行走行が図れないものである。
【特許文献1】特開平10−127303号
【特許文献2】特開平11−206408号
【特許文献3】特開2005−323644号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
そこで、本発明は、前記従来の問題点を解決しようとするものであって、その目的とするところは、足の健全な成長を促すようにした靴底を提供することにある。そして、幼児靴や子供靴においてはあおり歩行及び裸足に近い足趾の運動を行わせることにより、アーチ形成、足趾把持機能維持向上、足骨形成促進、並びに足趾変形予防を図るようにした靴底を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するためには、請求項1に係る発明は、踵部と中足部と爪先部とからなる靴底において、靴底前方底面を足の第1〜5中足趾節関節後方付近を基点として爪先に向けて上方に湾曲した爪先上がり面を形成するとともに、前記第2〜3中足趾節関節又は第2〜4中足趾節関節後方の領域から踵部及び中足部との接地面に沿って底面を前方に延ばすと共に、その底面の頂部から第2趾爪先方向へ指向した尾根部とを備えた突出部を前記爪先上がり面より下方に突出させて設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項1によると、蹴り出し段階前の前傾姿勢では突出部より足の横アーチが支持されるとともに体重重心が第1〜2趾爪先先端方向に誘導され、しかも従来での爪先外周底面に切欠き部が形成されてないので、次の蹴り出し段階ではアーチでの支持が解除されながら全ての第1〜5趾の足指でしっかり地面への蹴り動作が直接的にできるとともにあおり歩行を行うことができる。
【0014】
請求項2の靴底は、前記突出部の尾根部の前端を前記爪先上がり面とほぼ同一高さで足の第2趾基節骨頭付近とし、該突出部の頂部から該前端に向けて厚みを漸次薄くし傾斜させるとともにその垂直断面を円弧形状に形成したことを特徴とする。
【0015】
請求項2によると、靴底はその突起部の先端を第2指指先方向に指向させた尾根部を設けたので体重移動がそれに沿って誘導されスムーズなあおり歩行が図られる。また、垂直断面が円弧形状であるので、蹴り動作中では常に円弧形状の曲面で支持されるため左右のバランスを保ちながら、しかも石などの障害物が突起部に引っかかることが回避され、転倒することが防止される。
【0016】
請求項3の靴底は、踵部から爪先部にかけての上面を平坦とし、踵及び中足部との接地面に対して平行又は爪先を踵と比べて若干高く傾斜させて形成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項3によると、靴底上面と接地面とが平行の場合は接地面とほぼ垂直に起立した正常な姿勢で立つことができる。さらには、靴底上面の爪先を踵と比べて若干高く傾斜させた場合は歩行の際の前方への滑り防止や身体を垂直に保つように足裏面に対して踵が下がり身体が地面に対して垂直に立つようにバランスをとり少し前傾姿勢に修正されるため歩行時の蹴り動作で下肢の筋力が大きくなり、足指圧を一層高めることができる。
【0018】
請求項4の靴底は、軽量な弾性部材の靴底本体と、該靴底本体の底面側に前記靴底本体より耐摩耗性を有する弾性部材からなる突出部を備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項4によると、靴底は靴底本体より耐摩耗性を有する弾性部材からなる突出部を部分的に配置したので、靴底の自重の軽量化が図られると共に突出部の摩耗が防止されるので耐久性に優れた靴底が得られる。
【0020】
請求項5の靴底は、前記靴底は上面外周に立ち上がり縁を設け、その立ち上がり縁の内側に胛被を備えたときに、靴底上面の爪先先端部を足指との余裕空間を持たせる程度に幅広くするともに中足部から踵部までの横幅を足を包む程度に幅狭く形成したことを特徴とする。
【0021】
請求項5によると、靴底の爪先部に空間を設けているため裸足に近い状態が再現でき、足指の阻害することなく自由に動かせ、しかも足の中足部から踵部までが靴底で保持されるので歩行の際足が前にずれることが防止され、一層フィット感が高まる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の靴底は歩行状態においては突起部で足裏が支持されるためアーチ形成が促進されると共に足指が自然と下方に屈曲し足の指先に自然と力が入り接地面を直接的に蹴り動作でき、足指の把持動作を活発に行わせることができる。また直立状態では突出部が接地面と同じ平坦位置にあるので足裏に支持力が作用せず踏付け部及び踵部で支持され直立の姿勢安定性が高まる。そして、本発明の靴底は爪先に空間を設けて裸足に近い状況にし、しかも踵部を包む形状に形成しているので、フィット感を有しながら足指を自由に動かすことができ、足の健全な成長を促すことができる。
【実施例1】
【0023】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は第1実施例の靴底と足の骨格構造との関係を示す説明図である。図2は第1実施例の靴底の側面図であり、図3は第1実施例の靴底のA−A断面図であり、図4は第1実施例のB−B断面図で、図5は第1実施例の平面図である。
【0024】
本発明の第1実施例の靴底1は、図1〜2に示すように、踵部11、中足部12並びに爪先部13とで構成される。また本発明の第1実施例の靴底1は、図2〜4に示すように爪先部を上方に湾曲させた形状の靴底本体2と、その靴底本体2の爪先上がり面15に突出部3を積層した2層構造とした。本発明の靴底1の実施例は子供靴用の靴底とした。
【0025】
靴底1の靴底本体2は、爪先底面を上方に湾曲し始める箇所を第1〜5中足趾節関節(b−f)後部付近とし、その前後の境界線を第1〜5中足趾節関節(b−f)後部から靴底の長手方向に対して直角又は斜めとしてもよい。本実施例では境界線を第1図に示すようにC−C線とし第1中足骨中間部から第5中足骨頭部を結んだ斜め線とした。また、爪先上がり面の爪先高さHは接地面4より10〜20mmで形成される。
【0026】
また靴底本体2は、靴底にかかる衝撃力を緩和する材料として、発泡EVAや発泡ウレタンなど軽量な弾性部材が使用される。靴底素材の硬度は歩行の際足に受ける衝撃力を和らげられるのにC硬度(アスカー(高分子計器)SRIS0101)で50〜70度が好ましい。また、靴底1は踵部11、中足部12及び爪先部13の上面14を平坦に形成されるとともに該上面14を踵部11と中足部12との接地面4に対して平行又は爪先を踵に比べ高く傾斜させて形成される。傾斜角度は接地面4に対して少し傾斜しておけばよく、具体的には約1〜3度程度が好ましい。また靴底1はその上面14に必要に応じて屈曲溝5を形成してもよい。
【0027】
そして、靴底1の上面14には図3に示すように靴の胛被(図示略)と接合される立ち上がり縁16が設けられる。また靴底1は図5に示すように爪先部上面の足の爪先先端部に空間W1を設けて広くしかも中足部横幅W2及び踵部横幅W3は足の中足部から踵部を密接する幅に合わせて形成される。例えば、靴底の爪先部においては、第1趾及び第5趾に相当するボールガースの側角度について、第1趾を−5〜5度とし、また第5趾を−5〜8度とすれば靴内の爪先部において余裕ができ、指の動きが制限されることがない。
【0028】
そして、突出部3は図1に示すように記第2〜3中足趾節関節(c−d)又は第2〜4中足趾節関節(c−e)後部付近から踵部11と中足部12との接地面4に沿って前方へ底面31を延長して形成するとともに、尾根部33をその底面の頂部32から第2基節骨頭g辺り向けて厚みを漸次薄くして形成するとともに、その垂直断面を円弧形状に形成される。突出部3の頂部32の高さhは爪先上がり面15より1mm〜3mm程度に形成される。
【0029】
突出部3は、靴底底面が爪先に向かって上方に立ち上がり始めた爪先上がり面15において踵部11と中足部12との接地面4に沿って延長された底面31で形成されているので、直立の状態では突出部による支持力を足裏に感じることがない。そして突起部3は第2〜3中足趾骨頭部付近を他の接地面より突出し高く形成した底面31の頂部32から爪先の第2趾基節骨頭g付近に向けて漸次低くした尾根部33が形成されているので、蹴り出し状態ではスムーズに足裏が支持される。
【0030】
また、突出部3は、歩行の際接地面と擦れることから靴底本体2より耐摩耗性を有した素材で造られることが好ましい。突出部3の素材としては、耐久性、耐摩耗性、防滑性に良好な材料が使用され、例えば天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、ポリウレタン又は合成ゴムまたはそれらを2種以上の混合物が用いられる。突出部3の硬度は、50から80度(SRIS 0101によるスプリング硬さ試験A型硬度)で成形されることが好ましい。本発明の靴底1は成形された突出部3を靴底本体2の爪先下面に成形された窪みに接着剤で接着されて完成される。
【0031】
前記靴底の突出部3には、必要によって横断する屈曲溝5を形成しておけば屈曲性が向上し歩き易くなる。また、突起部3は別の外底部材と連結して一体に成形してもよい。さらに突起部3の表面には必要に応じて滑り止め防止のため凹凸意匠を形成してもよい。また別の実施例として、靴底本体と突起部とを天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂などの発泡弾性部材で一体成形した1層からなる構造でもよい。そして、本発明の実施例の靴底は靴底上面側に胛被(図示略)を備えて靴に使用される。本発明の靴底の実施例は子供靴の靴底としたが他の幼児靴、婦人靴、紳士靴などの用途にも適用できる。
【0032】
本発明の靴底は、歩行の際突出部3により足裏が支持されアーチ形成がなされると共に第1〜5趾の足指が自然に下方へ屈曲して把持運動が行われ、しかも突起部3の尾根部33により体重移動が第1〜2趾先端方向へスムーズに誘導されあおり歩行が図られた。そして、本発明の靴底は爪先に空間を設けて裸足に近い状況となり、しかも踵部及び不踏部を包む形状に形成しているので、足の後部が保持されフィット感を有しながら足指を自由に動かすことができ、足の健全な成長を促すことができた。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】第1実施例の靴底と足の骨格構造との関係を示す説明図である。
【図2】第1実施例の靴底の側面図である。
【図3】第1実施例の靴底のA−A断面図である。
【図4】第1実施例の靴底のB−B断面図である。
【図5】第1実施例の靴底の平面図である。
【符号の説明】
【0034】
1…靴底 11…踵部 12…中足部 13…爪先部
14…上面 15…爪先上がり面 16…立ち上がり縁
2…靴底本体
3…突出部 31… 底面 32…頂部 33… 尾根部
4…接地面
5…屈曲溝
a …足骨 b …第1中足趾節関節 c …第2中足趾節関節
d …第3中足趾節関節 e …第4中足趾節関節 f …第5中足趾節関節
g …第2趾基節骨頭
H…爪先高さ h …突出部の高さ
W1…空間 W2…不踏部横幅 W3…踵部横幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
踵部と中足部と爪先部とからなる靴底において、靴底前方底面を足の第1〜5中足趾節関節後方付近を基点として爪先に向けて上方に湾曲した爪先上がり面を形成するとともに、前記第2〜3中足趾節関節又は第2〜4中足趾節関節後方の領域から踵部及び中足部との接地面に沿って底面を前方に延ばすと共にその底面の頂部から第2趾爪先方向へ指向した尾根部とを備えた突出部を前記爪先上がり面より下方に突出させて設けたことを特徴とする靴底。
【請求項2】
前記突出部はその尾根部の前端を前記爪先上がり面とほぼ同一高さで足の第2趾基節骨頭付近とすると共に、前記尾根部の頂部から該前端に向けて厚みを漸次薄くして傾斜させ、しかもその垂直断面を円弧形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の靴底。
【請求項3】
前記靴底は踵部から爪先部にかけての上面を平坦とし、踵及び中足部との接地面に対して平行又は爪先を踵と比べて若干高く傾斜させて形成されていることを特徴とする請求項1〜2記載の靴底。
【請求項4】
前記靴底は軽量な弾性部材の靴底本体と、該靴底本体の底面側に前記靴底本体より耐摩耗性を有する弾性部材からなる突出部を備えたことを特徴とする請求項1〜3記載の靴底。
【請求項5】
前記靴底は上面外周に立ち上がり縁を設け、その立ち上がり縁の内側に胛被を備えたときに、靴底上面の爪先先端部を足指との余裕空間を持たせる程度に幅広くするともに中足部から踵部までの横幅を足を包む程度に幅狭く形成したことを特徴とする請求項1〜4記載の靴底。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−51657(P2010−51657A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−221285(P2008−221285)
【出願日】平成20年8月29日(2008.8.29)
【出願人】(000004433)株式会社アサヒコーポレーション (15)
【Fターム(参考)】