説明

靴用クリップ

【課題】本発明は、ブーツを含む靴の整理が行い易く、一対物として常時揃えておくことができるとともに、ブーツ等の型崩れのし易い部分を備えたものにあってはその保形性も備え、しかも、消臭効果、除菌効果、除湿効果等の単数及び複数を同時に発揮でき、その使用操作が極めて簡単であり、その構造も極めて簡単な靴用クリップを提案する。
【解決手段】上端部を連結した一対の基板10を備え、各基板の先端部よりそれぞれ外方へ連結板11を介して折り返し、各基板と所定間隔をあけて延設した一対の補助板12を備え、各基板と補助板12との間に、外気との接触で作用する薬剤を充填した窓43付きの薬剤容器Bを、それぞれ着脱可能に係止させ、左右に並列した靴Cの各開口50より各基板をそれぞれ挿入して、靴Cの右足及び左足の隣接する一対の内側壁部を各基板で挟持するとともに、右足内及び左足内にそれぞれ薬剤容器Bを位置させて装着させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は靴用クリップに関する。
【背景技術】
【0002】
靴の保管時等に、左右を揃えて整理し易い様な目的で、或いはブーツの様に形状維持が比較的難しい場合に形状維持をも兼ねての靴用クリップが提案されている。(例えば、特許文献1を参照)
【0003】
上記特許文献1に記載されたクリップは、出掛け先にてブーツを脱いだ際、だらりと広がり見た目にもよくない等の不都合を解消するために提案され、二股に分かれた本体足部のそれぞれの内側に、自在に長さ調節のできる伸縮棒を取り付け、足部の上部中央に持ち手を設け、足部で左右のブーツをの内側壁相互を挟み、伸縮棒を相応に延ばして安定させる如く構成している。
【0004】
また、ブーツの保形性を得るため、加えてブーツ内の脱臭効果を図るためのブーツスタンドも提案されている。(例えば、特許文献2を参照)
【0005】
特許文献2に記載されたブーツスタンドは、板状部材の上下に亘って形成されるとともに、板状部材の幅方向に列状に配設された複数の折曲部を介して板状部材を多角筒形状に折り曲げてブーツの筒脚部内に挿入される本体部と、板状部材に形成され本体部の多角筒形状を保持する本体保持部と、板状部材の下端部に形成され、本体部をブーツの筒脚部内に挿入した際にブーツのつま先方向に開口する通気用切欠部とを備えている。また、袋状の脱臭剤或いは芳香剤を内部底部に一緒に挿入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−253228号公報
【特許文献2】実用新案登録第3155556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ブーツを含む靴の整理が行い易く、一対物として常時揃えておくことができるとともに、ブーツ等の型崩れのし易い部分を備えたものにあってはその保形性も備え、しかも、消臭効果、除菌効果、除湿効果等の単数及び複数を同時に発揮でき、また、その使用操作が極めて簡単であり、その構造も極めて簡単な靴用クリップを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、上端部を連結した一対の基板10を備え、各基板10の先端部よりそれぞれ外方へ連結板11を介して折り返し、各基板10と所定間隔をあけて延設した一対の補助板12を備え、各基板10と補助板12との間に、外気との接触で作用する薬剤を充填した窓43付きの薬剤容器Bを、それぞれ着脱可能に係止させ、左右に並列した靴Cの各開口50より各基板10をそれぞれ挿入して、靴Cの右足及び左足の隣接する一対の内側壁部を各基板10で挟持するとともに、右足内及び左足内にそれぞれ薬剤容器Bを位置させて装着させる。
【0009】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、基板10と補助板12とのそれぞれ対向面に、中央部を縦断する係止突条20を突設し、周囲に凹溝44を周設した薬剤容器Bを、基板10と補助板12の各係止突条20に凹溝44の両側を嵌合摺動させて装着係止した。
【0010】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段又は第2の手段に於いて、各基板10と各補助板12の各係止突条20が、円弧状の湾曲凸部21と円弧状の湾曲凹部22を交互に配列するとともに、各湾曲凸部21と各湾曲凹部22とが対向する如く配置された形態をなし、薬剤容器Bは円筒状で、対向する各湾曲凹部22に両側が密嵌する凹溝44を周設し、端面に窓43を穿設してなり、基板10と補助板12との間に単数又は複数の薬剤容器Bの嵌合が可能に構成した。
【0011】
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、基板10と補助板12との間に嵌合される薬剤容器Bが、除湿剤を収容した第1薬剤容器B1、除菌剤を収容した第2薬剤容器B2、消臭剤を収容した第3薬剤容器B3のうちの単数又は複数である。
【0012】
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第4の手段のいずれかの手段に於いて、装着する靴CがブーツC1であり、各基板10及び各補助板12はブーツC1の縦長部分に挿入する全体として側面視垂直状に形成されている。
【0013】
第6の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第4の手段に於いて、装着する靴Cが短靴C2であり、各基板10は、垂直部15と水平部16とからなり、各補助板12は基板10の水平部16と平行に形成され、全体として側面視横L字状に形成されている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、靴の整理が行い易く、一対物として常時揃えておくことができるとともに、消臭効果、除菌効果、除湿効果等の薬剤効果を同時に発揮でき、また、その使用操作が極めて簡単であり、その構造も極めて簡単であるという特徴を備える。
【0015】
基板10と補助板12とのそれぞれ対向面に、中央部を縦断する係止突条20を突設し、周囲に凹溝44を周設した薬剤容器Bを、基板10と補助板12の各係止突条20に凹溝44の両側を嵌合摺動させて装着係止した場合には、各薬剤容器Bの装着、離脱を極めて簡単に行うことができ、一方、一旦装着した薬剤容器Bは凹溝44と各係止突条20との係合で外れる等の不都合がない。
【0016】
各基板10と各補助板12の各係止突条20が、円弧状の湾曲凸部21と円弧状の湾曲凹部22を交互に配列するとともに、各湾曲凸部21と各湾曲凹部22とが対向する如く配置された形態をなし、薬剤容器Bは円筒状で、対向する各湾曲凹部22に両側が密嵌する凹溝44を周設し、端面に窓43を穿設してなり、基板10と補助板12との間に単数又は複数の薬剤容器Bの嵌合が可能に構成した場合には、前記と同様各薬剤容器Bの装着、離脱を極めて簡単に行うことができるとともに、装着した薬剤容器Bが外れる等の不都合がなく、しかも複数種類の作用を同時に発揮することができ、また、必要に応じて、作用の異なる単一の薬剤容器Bを装着することも可能であり、左右に異なる薬剤容器Bを装着することも可能であり、変化に富んだ対応が可能である。
【0017】
基板10と補助板12との間に嵌合される薬剤容器Bが、除湿剤を収容した第1薬剤容器B1、除菌剤を収容した第2薬剤容器B2、消臭剤を収容した第3薬剤容器B3のうちの単数又は複数である場合には、除湿効果、除菌効果、消臭効果を一遍に発揮することができ、また、必要に応じて、必要な一つの薬効を選択することもできる利点がある。
【0018】
装着する靴CがブーツC1であり、各基板10及び各補助板12はブーツC1の縦長部分に挿入する全体として側面視垂直状に形成されている場合には、同様に靴の整理が行い易く、一対物として常時揃えておくことができるとともに、消臭効果、除菌効果、除湿効果等の薬剤効果を同時に発揮でき、しかも型崩れのし易い部分を変形なく維持しておく保形効果を備えている。
【0019】
装着する靴Cが短靴C2であり、各基板10は、垂直部15と水平部16とからなり、各補助板12は基板10の水平部16と平行に形成され、全体として側面視横L字状に形成されている場合には、同様に靴の整理が行い易く、一対物として常時揃えておくことができるとともに、消臭効果、除菌効果、除湿効果等の薬剤効果を同時に発揮でき、しかもその形状から着脱が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】靴用クリップの正面図である。(実施例1)
【図2】靴用クリップの側面図である。(実施例1)
【図3】薬剤容器の拡大側面図である。(実施例1)
【図4】図1のx−x線に沿う拡大横断面図である。(実施例1)
【図5】靴用クリップの使用を説明する説明図である。(実施例1)
【図6】靴用クリップの使用を説明する説明図である。(実施例2)
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図1は靴用クリップ1の実施例1を示し、該靴用クリップ1は、クリップ本体Aと、クリップ本体Aに着脱可能に装着する複数の薬剤容器Bとを備えている。
【0023】
クリップ本体Aは合成樹脂製で、上端部を連結した一対の基板10と、各基板10とそれぞれ連結板11を介して連結した一対の補助板12とを備えている。
【0024】
図示例では、クリップ本体Aは上端部を上方に凸の円弧板状をなす正面視形状の頂板13で連結した一対の平行する左基板10a及び右基板10bを備えている。また、左基板10aの先端部より外方へ、下方へ凸の円弧板状をなす正面視形状の左連結板11aを介して折り返し、左基板10aと所定間隔をあけて平行に延設した左補助板12aを備えており、同様に、右基板10bの先端部より外方へ、下方へ凸の円弧板状をなす正面視形状の右連結板11bを介して折り返し、右基板10bと所定間隔をあけて平行に延設した右補助板12bを備えている。各補助板12の先端部は、薬剤容器Bの嵌合を容易ならしめるために、それぞれ外方へ湾曲させている。各基板10の上部の頂板13と間隔をあけた下方に、上方に凸の円弧板状をなす正面視形状の横桟14を掛け渡している。尚、クリップ本体Aは前後左右対称であるが、便宜的に左右の名称を付している。また、その名称に準じれば図1は正面図であるため向かって右側が使用時に左側となる。
【0025】
各基板10及び各補助板12には、薬剤容器Bを係止するための係止手段を構成する係止突条20を突設している。係止突条20は、左基板10aに突設した左内側突条20a、左補助板12aに突設した左外側突条20b、右基板10bに突設した右内側突条20c、右補助板12bに突設した右外側突条20dを備えており、それぞれ対向位置に三つの湾曲凹部22と、三つの湾曲凸部21とを備えている。最下方の湾曲凹部22は連結板11の湾曲面の一部とで構成している。また、対向する各湾曲凹部22は、薬剤容器Bの凹溝44の両側部分がピッタリ嵌合する曲率半径、離間距離を備えている。
【0026】
薬剤容器Bも合成樹脂製で、除湿剤用の第1薬剤容器B1と、除菌剤用の第2薬剤容器B2と、消臭剤用の第3薬剤容器B3とを備えている。各容器はそれぞれ同様形態をなしているので、ここでは代表して第1薬剤容器B1を説明する。第1薬剤容器B1は、図3の側面図及び図4のx−x線(図1)に沿う拡大横断面図で示す如く、容器本体30と蓋体40とからなり、容器本体30は、底壁31の周縁部より円筒状の周壁32を立設した上端開口の有底円筒状で、周壁32外周に上向き段部を介してその上方外面を縮径している。また、蓋体40は、容器本体周壁32に嵌合した円筒状の周壁部41の上端縁より頂壁部42を延設した下端開口の有頂円筒状で、周壁部41下端は上向き段部と所定幅離間した位置まで垂下しており、従って、ここに係止手段を構成する凹溝44が周設される。
【0027】
そして、容器本体30内には薬剤mとしての除湿剤が充填されている。また、頂壁部42には充填された除湿剤と外気とを接触させるための窓43を複数穿設している。本例に於ける窓43は、中央の円形窓43aと、円形窓43aの周囲に放射状に穿設した複数の放射状窓43bとで構成している。
【0028】
薬剤容器Bをクリップ本体Aに装着する場合には、薬剤容器Bの凹溝44を、例えば、右内側突条20cと右外側突条20dに係合させて押し込むことで、最下降位置への嵌合が行える、その際、基板10及び補助板12は弾性的に広がって湾曲凸部21を乗り越えることができ、また、湾曲凹部22間に嵌合された際には基板10及び補助板12の広がりがなく安定的な嵌合を行える。同じ要領で順次三種類の薬剤容器Bの嵌合を行え、同様に左側にも三種類の薬剤容器Bの嵌合が行える。
【0029】
尚、図1では説明の都合上右側に三つの薬剤容器Bを嵌合させた図となっているが、当然左側にも三つの薬剤容器Bを嵌合させる。但し、使用方法としては、必ずしも三つずつ嵌合させる場合に限らず、必要に応じて、一つずつでも、二つずつでも、或いは左右個数が相違しても良く、また、その薬剤容器Bの内容も相違するものを左右に使用しても良く、適宜選択が可能である。
【0030】
この様に構成された靴用クリップ1を靴Cに装着した状態を説明する。図5に於いて靴CはブーツC1であり、上記実施例1の靴用クリップ1はブーツ用のもので、並列した左右一対のブーツ左足C1a及びブーツ右足C1bの各開口50より左基板10a及び右基板10bをそれぞれ挿入し、ブーツ左足C1a及びブーツ右足C1bの隣接する一対の内側壁部を左基板10a及び右基板10bで挟持する。この際、左右にそれぞれ挟持された第1薬剤容器B1、第2薬剤容器B2、第3薬剤容器B3は、それぞれ垂直並列状態でブーツ左足C1a及びブーツ右足C1b内に収納されている。
【0031】
図6は実施例2を示し、装着する靴Cが短靴C2である場合に使用する靴用クリップ1を示す。本例では、左基板10a及び右基板10bが、上端を連結した垂直部15と、垂直部15の下端より前方へ延設した水平部16とから構成されている。各左基板10a及び右基板10bの垂直部及び水平部16の全体の長さは、対象となる靴Cが短靴C2であるため、ブーツ用の場合と比較して短く構成されており、短靴C2のサイズに併せて調整されている。使用方法は図1の例の場合と同様に短靴左足C2aと短靴右足C2bの各開口50より、各基板10を挿入して装着する。その他の構成は、各基板10が屈曲していることと、靴Cの形態にあわせて基板10等の長さを調整していること、薬剤容器Bとして、第1薬剤容器B1及び第2薬剤容器B2の各2種類を使用している例であること以外は図1の例と同様である。従って、同符号を付して説明を省略する。
【符号の説明】
【0032】
1:靴用クリップ
A:クリップ本体
10…基板、10a…左基板、10b…右基板、11…連結板、11a…左連結板、
11b…右連結板、12…補助板、12a…左補助板、12b…右補助板、13…頂板、14…横桟、15…垂直部、16…水平部、20…係止突条、20a…左内側突条、
20b…左外側突条、20c…右内側突条、20d…右外側突条、21…湾曲凸部、
22…湾曲凹部
B:薬剤容器
B1:第1薬剤容器
B2:第2薬剤容器
B3:第3薬剤容器
30…容器本体、31…底壁、32…周壁
40…蓋体、41…周壁部、42…頂壁部、43…窓、43a…円形窓、
43b…放射状窓、44…凹溝
m:薬剤
C:靴
C1:ブーツ
C1a…ブーツ左足、C1b…ブーツ右足、50…開口
C2:短靴
C2a…短靴左足、C2b…短靴右足

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端部を連結した一対の基板(10)を備え、各基板(10)の先端部よりそれぞれ外方へ連結板(11)を介して折り返し、各基板(10)と所定間隔をあけて延設した一対の補助板(12)を備え、各基板(10)と補助板(12)との間に、外気との接触で作用する薬剤を充填した窓(43)付きの薬剤容器(B)を、それぞれ着脱可能に係止させ、左右に並列した靴Cの各開口(50)より各基板(10)をそれぞれ挿入して、靴Cの右足及び左足の隣接する一対の内側壁部を各基板(10)で挟持するとともに、右足内及び左足内にそれぞれ薬剤容器(B)を位置させて装着させることを特徴とする靴用クリップ。
【請求項2】
基板(10)と補助板(12)とのそれぞれ対向面に、中央部を縦断する係止突条(20)を突設し、周囲に凹溝(44)を周設した薬剤容器(B)を、基板(10)と補助板(12)の各係止突条(20)に凹溝(44)の両側を嵌合摺動させて装着係止した請求項1記載の靴用クリップ。
【請求項3】
各基板(10)と各補助板(12)の各係止突条(20)が、円弧状の湾曲凸部(21)と円弧状の湾曲凹部(22)を交互に配列するとともに、各湾曲凸部(21)と各湾曲凹部(22)とが対向する如く配置された形態をなし、薬剤容器(B)は円筒状で、対向する各湾曲凹部(22)に両側が密嵌する凹溝(44)を周設し、端面に窓(43)を穿設してなり、基板(10)と補助板(12)との間に単数又は複数の薬剤容器(B)の嵌合が可能に構成した請求項1又は請求項2のいずれかに記載の靴用クリップ。
【請求項4】
基板(10)と補助板(12)との間に嵌合される薬剤容器(B)が、除湿剤を収容した第1薬剤容器(B1)、除菌剤を収容した第2薬剤容器(B2)、消臭剤を収容した第3薬剤容器(B3)のうちの単数又は複数である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の靴用クリップ。
【請求項5】
装着する靴(C)がブーツ(C1)であり、各基板(10)及び各補助板(12)はブーツ(C1)の縦長部分に挿入する全体として側面視垂直状に形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の靴用クリップ。
【請求項6】
装着する靴(C)が短靴(C2)であり、各基板(10)は、垂直部(15)と水平部(16)とからなり、各補助板(12)は基板(10)の水平部(16)と平行に形成され、全体として側面視横L字状に形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の靴用クリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−245286(P2012−245286A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−121209(P2011−121209)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】