説明

靴用クリップ

【課題】本発明は、ブーツなどを脱ぐときに簡単に脱ぐための道具を兼ねる靴用クリップを提案する。
【解決手段】靴用クリップは、上端側の連結部(4)から左右一対の靴へそれぞれ挿入することが可能な左右一対の脚部(8)を垂下させてなるクリップ部材(2)を含んでいる。上記脚部(8)は可撓性を有し、かつ各脚部(8)の下端部分から、靴の踵を挿入することが可能な一定の隙間(S) を存して相互に対向する挟持用片(10)をそれぞれ前方突出したことを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴用クリップ、特にブーツなどの靴に適用される靴クリップに関する。
【背景技術】
【0002】
ブーツなどは安定性が悪く収納時に横に倒れる可能性がある。こうした不都合を是正するために、上端部を連結して、この上端部から二叉状に垂下した左右一対の脚部を、左右一対に並置した靴の内部に挿入可能としたものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−253228
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
またブーツなどは、脱ぐ際に一度座って足を組んで脱いだり、壁につかまりながら脱いだりすることが多く、脱ぐのに非常に労力を費やす。
【0005】
本発明の目的は、ブーツなどを脱ぐときには簡単に脱ぐための道具を兼ねる靴用クリップを提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、上端側の連結部4から左右一対の靴へそれぞれ挿入することが可能な左右一対の脚部8を垂下させてなるクリップ部材2を含む靴用クリップであって、
上記脚部8は可撓性を有し、かつ各脚部8の下端部分から、靴の踵を挿入するための一定の隙間Sを存して相互に対向する挟持用片10をそれぞれ前方突出した。
【0007】
本手段は、図1に示す如く靴内への挿入用の脚部8の各下部分から挟持用片10を前方突出した構成の靴用クリップを提案している。靴用クリップの上端部を把持し、かつそれら挟持用片10の間に靴の踵を挟持させた状態で靴の内部から足を引くと、靴を脱ぐことができる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、
上記一対の脚部8は、上記挟持用片10に下端側で連続するとともに相互に一定の間隔Gを存して向かい合う脚板8pを有し、
上記一対の挟持用片10は、上記脚板8pの下端部から左右方向外側へテーパ状に広がる拡開板部12Aを経て略平行な先板部12Bを前方突出してなる垂直板部12を有し、この垂直板部12の下端から左右方向内方へ突設した張出し板部14を付設した。
【0009】
本手段は、脚部8及び挟持用片10の好適な構成を提案している。各挟持用片10は垂直板部12の下端に張出し板部14を付設したので、十分な剛性を発揮することができ、上記垂直板部12は、一対の脚板8pの下端部から左右方向外側に広がる拡開板部12Aを含むので、踵92の形状に対応して張出し板部14による踵92の挟持を適切に行うことができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、上記脚部8に対して昇降自在に装着され、かつこれら脚部8を少なくとも左右外方から挟み付けるスライド部材20を含む。
【0011】
本手段は、図5に示すように2本の脚部8に対して昇降自在に装着したスライド部材20を提案する。スライド部材20は、2本の脚部が左右方向外側から挟み付けるので、挟持用片10の間に靴の踵を挟んだ状態では、スライド部材20の下方の脚部のみが左右方向外方に撓むことができる。故にスライド部材20を下降させることで挟持用片10により靴の踵を挟持することができる。
【0012】
第4の手段は、第3の手段を有し、かつ
上記スライド部材20は、2枚の脚板8pの左右方向外面に添う2枚の側板部22と、これら脚板8pの間に挿入される中板部24と、これら側板部22及び中板部24の前後方向一方の各端部に連結する第1連結板部26Aとで平面視E字形に形成し、かつ側板部22及び中板部24の前後方向他方の端部の間に、上記2枚の脚板8pの挿入口27を開口することで、2枚の脚板8pに対するスライド部材20の着脱を可能とし、
さらに上記脚板8p上方のスライド部材20部分を二又状の第1ハンドル部Hに形成して、この第1ハンドル部Hを握り締めることで脚板8pが左右方向内方に撓むように形成した。
【0013】
本手段は、スライド部材20の好適な構成を提案している。スライド部材20は図8に示す断面E字形であり、これにより2枚の脚板8pに対してスライド部材20を着脱自在に設けている。また図5に示すように脚板8p上方のクリップ部材2部分に二又状の第1ハンドル部Hを形成している。この構成によれば、利用者は、ブーツの踵を挟持する方法として、スライド部材を操作する手順と第1ハンドル部Hを握り締める手順とを選択できる。
【0014】
第5の手段は、第2の手段から第4の手段の何れかを有し、かつ
上記2枚の脚板8pの下端部の左右方向外方に、薬剤を収納可能な揮発窓42付き収納ボックス32を形成している。
【0015】
本手段は、脚部8の外側に薬剤収納用の収納ボックス32を設けた態様を提案している。
【発明の効果】
【0016】
第1の手段に係る発明によれば、靴用クリップの用途の他に、一対の挟持用片10で靴の踵を挟持させることで靴を容易に脱ぐことができるので、便利である。
第2の手段に係る発明によれば、挟持用片10は、垂直板部12の下部から張出し板部14を突出したから、剛性を高めて靴の踵の挟持力を十分に確保でき、垂直板部10は左右方向外側に広がる拡開板部12Aを含むから、踵の側面を挟持し易い。
第3の手段に係る発明によれば、スライド部材20を下降させることで挟持用片10による踵の挟持力を高めることができる。
第4の手段に係る発明によれば、挟持用片10で踵92を挟持する方法としてスライド部材20を下降させる手順と第1ハンドル部H1を握り締める手順とを選択することができる。
第5の手段に係る発明によれば、2枚の脚板8pの下端部の左右方向外方に、薬剤を収納可能な揮発窓42付き収納ボックス32を形成したから、脱臭剤などを収納できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1実施形態に係る靴用クリップの斜視図である。
【図2】図1の靴用クリップを用いて靴を脱ぐ操作を側方から示す説明図である。
【図3】図2のIII−III方向断面図である。
【図4】図1の靴用クリップを用いて靴を固定した状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る靴用クリップの斜視図である。
【図6】図5の靴用クリップを用いて靴を脱ぐ操作を側方から示す説明図であり、同図(a)は挟持用片にブーツの踵を嵌める前の状態、同図(b)は挟持用片にブーツを嵌めた状態を示す図である。
【図7】図6(b)のVII−VII方向断面図である。
【図8】上記挟持用片に踵を嵌めるための他の手順を示す図である。
【図9】図5の靴用クリップの要部のIX−IX方向横断面図である。
【図10】図5の靴用クリップの変形例の斜視図である。
【図11】図10の靴用クリップの要部のXI−XI方向横断面図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係る靴用クリップの要部を斜め前方から見た斜視図である。
【図13】図12の要部を斜め後方から見た斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
図1から図4は、本発明の第1の実施形態に係る靴用クリップである。本実施形態の靴用クリップは、クリップ部材2と称する一つの部材で構成されている。
【0019】
クリップ部材2は、上端側に連結部4を有し、この連結部4から2本の棒状の脚部8を相互に間隙Gを存して垂下するとともに、各脚部8の下端部から挟持用片10をそれぞれ前方突出している。
【0020】
図示のクリップ部材2は、連結部4から各脚部8の上部分(後述の握持部8g)に亘る基部2Aと、脚部8の下部分(後述の脚板8p)から挟持用片10に亘る2つの先部2Bとを別体として設け、先部2Bの上端部を基部2Aの下端部に連結している。上記基部2Aをエラストマー・ゴム・ウレタンなどで形成するとよく、また先部2Bをプラスチック又は金属のように剛弾性を有する可撓材料で形成することが好適である。しかしこれらの構成は適宜変更することができ、クリップ部材2全体を一体に成形しても構わない。
【0021】
上記クリップ部材2の基部2Aは、連結部4の上下方向中間部でくびれており、このくびれ部6の上方の部分を、略球状の第2ハンドル部H2に、またくびれ部6より下方の部分を、二股状の第1ハンドル部H1に形成している。この第1ハンドル部H1を強く握ることで脚部8同士の間隙Gを小さくすることができる。図示例では、上記第2ハンドル部H2にクリップ部材2掛け止め用の紐18を取り付けている。
【0022】
上記脚部8は、ブーツ90の開口部内に挿入するための部分である。好適な図示例では、両脚部8の上部分を、握りに適した半柱状の握持部8gとし、かつ両脚部8の下部分を、左右方向に比べて前後方向へ巾の広い脚板8pに形成している。
【0023】
上記挟持用片10は、垂直板部12の下端部に水平な張出し板部14を付設してなる断面L字形に形成している。
【0024】
上記2枚の垂直板部12は、上記脚板8pの下部前端側から左右方向外方に傾斜させて拡開する拡開板部12Aと、この拡開板部12Aから前方へ並行に延びる先板部12Bとで形成される。
【0025】
上記張出し板部14は、図示例では垂直板部12の全長に亘って左右方向内方に突出している。張出し板部14は、ブーツの踵92の両側を挟持するための部分である。なお、クリップ部材2は自立可能に構成することが望ましく、この構成とした場合には張出し板部14の下面が接地面となる。
【0026】
2つの張出し板部14の間には、踵92の左右側面を挟持するための隙間Sを形成する。もっともこの隙間Sは予め踵92の左右巾と同じとする必要はなく、少なくとも脚部8を左右外方へ撓ませた状態で踵92を挟持することができれば足りる。換言すれば脚部8の可撓性により市販のブーツの踵の寸法(左右巾)のばらつきに対応できるようにしている。
【0027】
上記構成によれば、靴を脱ぐときには、図2に示すようにクリップ部材2の挟持用片10の間にブーツ90の踵92を挿入する。前述の通り張出し板部14同士の隙間Sよりも踵92の左右巾が大きいときには、脚部8が左右方向外方へ撓むことで、挟持用片10の間への踵92の挿入を可能とする。この挿入状態で第1ハンドル部H1を握持すると、張出し板部14を踵92の側面に圧接させることができる。これにより踵92と張出し板部14との間の摩擦力が増大するので、ブーツの中から足を引き出すことが容易である。
【0028】
またブーツ90を脱いだ後には、図4に示すように左右に並べた一対のブーツ90の開口部内に脚部8を挿入する。これによりブーツ90が倒れることを防止できる。
【0029】
以下本発明の他の実施形態を説明する。この説明において、第1実施形態と同じ構成については解説を省略する。
【0030】
図5から図11は、本発明の第2実施形態に係る靴用クリップを示している。本実施形態では、靴用クリップは、前述のクリップ部材2の他にスライド部材20を含む。このスライド部材20は合成樹脂材で形成することができる。
【0031】
スライド部材20は、上記一対の脚板8pに対して昇降可能に装着している。図9に示す例では、スライド部材20は、一対の脚板8pの左右方向外面に添う一対の側板部22と、一対の脚板8pの間に挿入される中板部24と、これら側板部22及び中板部24の前端部と連続する第1連結板部26Aとで形成するとともに、側板部22及び中板部24の後端側に挿入口27を開口している。
【0032】
上記側板部22及び中板部24の各後端部の間には、脚板8pの抜止め用凸部28を付設しており、かつこの抜止め用凸部28を乗り越えてスライド部材20を上記一対の脚板8pに対して着脱可能に形成している。好適な図示例では、上記側板部22に切欠30を形成している。この切欠30に指を掛けてスライド部材20を上下動させることができる。
【0033】
スライド部材20の2枚の側板部22の内面間の距離d(図9参照)は、2枚の脚板8pの各上端部の外面間の距離d(図8参照)に一致するように設定する。
【0034】
本実施形態において挟持用片10でブーツ90の踵92を挟む方法の好適な一例は、図6(a)に示すようにスライド部材20を脚板8pの下部に下げておき、そして踵の後方からクリップ部材2を前に動かし、踵92が一対の挟持用片10の間に強制的に嵌めこまれるようにすることである(図6(b)及び図7参照)。スライド部材20によって脚板8pが左右外方へ拡開することができないので、一対の挟持用片10の間に踵92が強く挟持される。踵92を2つの挟持用片10の間に押込む瞬間に大きな力を必要だけであり、前述の如く第1ハンドル部H1を握り続けることを要しない。この状態でスライド部材20の第2ハンドル部H2を把持してブーツが動かないようにし、このブーツから足を引上げると簡単にブーツを脱ぐことができる。その後にスライド部材20を上方へ移動させると、挟持用片10の挟持力が弱まるので、踵92から挟持用片10を外せばよい。この状態でスライド部材20を一対の脚板8pから取り外して、図4と同様に脚部8をブーツ90の内部へ挿入する。
【0035】
なお、踵92のサイズによってはスライド部材20を下げた状態のままで2つの挟持用片10の間に踵92を嵌めこむことが困難な場合がある。そういうときには、図8に示すようにスライド部材20を2枚の脚板8pの上部へ上げておき、これら脚板8pを弾性に抗して左右外方に広げる。次に挟持用片10の間に踵92を挿入する。この状態からスライド部材20を下降させると、このスライド部材20は2枚の脚板8pの撓みを抑制する作用を有するので、スライド部材20より上方の脚板8p部分の撓み量はゼロであり、逆にスライド部材20より下方の脚板8p部分の撓み量(弾性変形量)が増大する。故にスライド部材20を下降させていくことで挟持用片10が踵92を挟持する力が大きくなる。この挟持力を利用して踵92を挟持用片で固定し、ブーツを脱げばよい。次にスライド部材20を一対の脚板8pに沿って上昇させると、上記挟持力が解消され、この状態で挟持用片を踵92から容易に分離させることができる。
【0036】
上記の例では、スライド部材20は脚板8pに対して着脱することも可能であるので、利用者がスライド部材20を利用するか否かを選択できる。すなわち、握力の強い利用者は最初からスライド部材20を取り外して、第1ハンドル部H1を把持することで踵92を挟持用片10で挟持することができる。
【0037】
図5〜図9の実施例では、第1ハンドル部H1を握ることで踵92を挟持する手順と、スライド部材20を下降させることで踵92を挟持する手順とを選択可能としているが、図10〜図11に、第1ハンドル部H1を省略して専らスライド部材20の下降により踵92を挟持する例を示す。
【0038】
図10〜図11の実施例では、スライド部材20は、図11に示すように、2枚の側板部22及び中板部24の各前端部を、第1連結板部26Aで、かつこれらの後端部を第2連結板部26Bでそれぞれ連結したものである。また脚部8は長手方向全長に亘って前後方向に巾広の脚板に形成して、スライド部材20の可動範囲を広くしている。
【0039】
図10の靴用クリップは、予め連結部4と、2組の挟持用片10付きの脚部8とをそれぞれ別体として成形し、脚板8p同士を垂直として、これら脚板8pに対してスライド部材20をセットした後に、各脚板8pの上端部を連結部4に取付けることで形成することができる。
【0040】
図12から図13は、本発明の第3実施形態に係る靴用クリップを示している。本実施形態では、左右一対の脚板8pの下端部外面に薬剤の収納ボックス32を形成している。図示の収納ボックス32は上面開口であり、この開口部34の一側に、ヒンジ36を介して、指掛け片40付きの蓋38を付設している。収納ボックス32の周壁ないし蓋38には、適数の揮発窓42を形成する。上記収納ボックス32は、垂直板部12の先板部12Bよりも外側に張り出さないように設ける。
【符号の説明】
【0041】
2…クリップ部材 2A…基部 2B…先部 4…連結部 6…くびれ部
8…脚部 8g…握持部 8p…脚板
10…挟持用片 12…垂直板部 12A…拡開板部 12B…先板部
14…張出し板部 18…紐
20…スライド部材 22…側板部 24…中板部
26A…第1連結板部 26B…第2連結板部 27…挿入口
28…抜止め用凸部 30…切欠
32…収納ボックス 34…開口部 36…ヒンジ 38…蓋 40…指掛け片 42…揮発窓
90…ブーツ 92…踵
G…間隙 H1…第1ハンドル部 H2…第2ハンドル部 S…隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端側の連結部(4)から左右一対の靴へそれぞれ挿入することが可能な左右一対の脚部(8)を垂下させてなるクリップ部材(2)を含む靴用クリップであって、
上記脚部(8)は可撓性を有し、かつ各脚部(8)の下端部分から、靴の踵を挿入することが可能な一定の隙間(S) を存して相互に対向する挟持用片(10)をそれぞれ前方突出したことを特徴とする、靴用クリップ。
【請求項2】
上記一対の脚部(8)は、上記挟持用片(10)に下端側で連続するとともに相互に一定の間隔(G)を存して向かい合う脚板(8p)を有し、
上記一対の挟持用片(10)は、上記脚板(8p)の下端部から左右方向外側へテーパ状に広がる拡開板部(12A)を経て略平行な先板部(12B)を前方突出してなる垂直板部(12)を有し、この垂直板部(12)の下端から左右方向内方へ突設した張出し板部(14)を付設したことを特徴とする請求項1記載の靴用クリップ。
【請求項3】
上記脚部(8)に対して昇降自在に装着され、かつこれら脚部(8)を少なくとも左右外方から挟み付けるスライド部材(20)を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の靴用クリップ。
【請求項4】
上記スライド部材(20)は、2枚の脚板(8p)の左右方向外面に添う2枚の側板部(22)と、これら脚板(8p)の間に挿入される中板部(24)と、これら側板部(22)及び中板部(24)の前後方向一方の各端部に連結する第1連結板部(26A)とで平面視E字形に形成し、かつ側板部(22)及び中板部(24)の前後方向他方の端部の間に、上記2枚の脚板(8p)の挿入口(27)を開口することで、2枚の脚板(8p)に対するスライド部材(20)の着脱を可能とし、
さらに上記脚板(8p)上方のスライド部材(20)部分を二又状の第1ハンドル部(H)に形成して、この第1ハンドル部(H)を握り締めることで脚板(8p)が左右方向内方に撓むように形成したことを特徴とする、請求項3記載の靴用クリップ。
【請求項5】
上記2枚の脚板(8p)の下端部の左右方向外方に、薬剤を収納可能な揮発窓(42)付き収納ボックス(32)を形成したことを特徴とする、請求項2から請求項4の何れかに記載の靴用クリップ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−75091(P2013−75091A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−217690(P2011−217690)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】