説明

音声認識機能付き食品製造装置

【課題】使用者の音声信号を判断して対応する文字を有する食品を製造する音声認識機能付き食品製造装置の提供。
【解決手段】音声認識モジュールと食品製造モジュールを包含し、該音声認識モジュールは音声信号を受信し、並びに該音声信号が包含する文字内容を認識し、該食品製造モジュールは該音声認識結果に基づき対応する文字を有する食品を製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一種の音声認識機能付き食品製造装置に係り、特に、使用者の音声信号を判断して対応する文字を有する食品を製造する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
音声或いは語意認識システムは既に広く各種の異なる技術領域、例えば、電話音声システム、入力装置、メディアインタラクティブ装置等に応用されている。
【0003】
周知の特許文献に関しては、例えば特許文献1には音声信号を受信し並びに該音声信号に対応する出力語句を出力し、多種言語を認識可能な音声認識システムが記載され、これによりサービスセンターの電話音声システムの適用グループを拡大している。
【0004】
また特許文献2に記載の音声認識方法とシステムによると、音声を反映した情報を受信し、受信情報の少なくとも一つの大分類を決定し、決定した大分類に基づき、受信情報を分類し、受信情報の分類に基づき、一つのモデルを選択し、並びに選択した模型と受信情報認識音声を使用し、嵌合トレーニング隠れマルコフモデルが混合トレーニングのようには非マッチングチャネル環境で音声認識を行えないという欠点を改善する。
【0005】
また、特許文献3に記載の独立式及び動的時間伸縮音声認識システムによると、マイクロホンで音声信号をアナログ式レベル信号に変換し、並びに増幅器で増幅し、更にアナログデジタル変換器でアナログ音声信号をシリアルデジタル信号に変換し、並びにこのシリアルデジタル信号をパラレルデジタル信号に変換し、デジタルプロセッサでパラレルデジタル信号をプレステージ処理し、特徴点抽出と音声端点検出し、並びにマルチステージ固定点線形予測係数を得て、並びにトレーニング過程でこのマルチステージ固定点線形予測係数を保存して参考サンプルとなし、認識過程で、このマルチステージ固定点線形予測係数を対称法で修正した動態規格対比法で参考サンプルと対比し、認識結果を出力する。
【0006】
また、特許文献4に記載の語意情緒分類システムは、領域と無関係で且つ特定意義を表現する情緒規則データベース構築プログラムと情緒分類モジュールを包含する。それは情緒心理学において情緒を誘発する基本因子への帰納と、意義ラベルを中心とし、データサーチの自動規則生成技術を運用し、語彙化をベクトル空間となし、並びに情緒分類モジュールをトレーニングし、語彙の表現する情緒を分類する。この技術はもともとのマンマシンインタフェース上で情緒コミュニケーションディメンションを増し、使用者の情緒反応に対する探知により、その他のコミュニケーションインタフェース上の不足を補助し、またコンピュータシステムで慣用されている硬直化反応インタフェースに代わり使用されて更に自然なコミュニケーションインタフェース設計とされる。
【0007】
また、特許文献5には、音声認識、音色、及び発音情緒判断処理を同時に行える方法とシステムが記載されている。
【0008】
このほか、周知の米国特許文献には、語意情緒判断関係の技術手段を記載したものが少なからずある。例えば、脈拍、心拍数、呼吸数測定により人体情緒反応を判断するものがあり、嘘発見システムに応用可能である。
【0009】
しかし、周知の特許或いは現在市販されている各種の消費性製品中には、音声或いは語意認識帰納を食品製造設備に実施して、使用者が音声インタラクティブを通し、対応する食品を獲得する技術手段は未だみられない。
【0010】
【特許文献1】台湾特許公告第517221号
【特許文献2】台湾特許公告第574684号
【特許文献3】台湾特許公告第219993号
【特許文献4】台湾特許公告第I269192号
【特許文献5】台湾特許公告第508564号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
周知の技術の欠点を鑑み、本発明は一種の音声認識機能付き食品製造装置を提供することを目的とし、それは使用者の音声信号を判断して対応する文字を具えた食品を製造する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上述の目的を達成するため、本発明の提供する音声認識機能付き食品製造装置は、音声認識モジュールと食品製造モジュールを包含し、該音声認識モジュールは音声信号を受信し、並びに該音声信号が包含する文字内容を認識し、該食品製造モジュールは該音声認識結果に基づき対応する文字を有する食品を製造する。
【発明の効果】
【0013】
本発明は一種の音声認識機能付き食品製造装置を提供し、それは使用者の音声信号を判断して対応する文字と味を具えた食品を製造する。特に、一般の食品販売機は僅かに規格品しか販売できないが、本発明は使用者の必要に基づき異なる文字、或いは異なる外観を具えた食品を製造でき、また、使用者の情緒に合わせて異なる味の食品を製造でき、使用者にインタラクティブな方式で食品を購入させられ、消費者の興味と購入意欲をかきたてる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1に示されるように、本発明の提供する音声認識機能付き食品製造装置10は、音声認識モジュール11と食品製造モジュール12を包含する。該音声認識モジュール11は音声信号を受信し、並びに該音声信号が包含する文字内容を認識する。該音声認識モジュール11の認識する文字内容は文字及び字数を包含する。該食品製造モジュール12は該音声認識結果に基づき対応する文字を有する食品を製造し、その供給する食品種類は限定されず、チョコレート、キャンディー或いはクッキー等とされ得る。
【0015】
図1に示されるように、該食品製造モジュール12は食品供給ユニット121及び文字成形ユニット122を包含し、該食品供給ユニット121は少なくとも一種類の食品を供給し、さらに該文字成形ユニット122により該食品供給ユニット121が供給した食品上に少なくとも一つの文字が成形される。該文字成形ユニット122の文字成形の方式には多種類があり、該文字成形ユニット122は圧印装置、例えば文字型とされ得て、該圧印装置は食品表面に該食品表面と高低の落差のある文字を成形でき、例えば成形される文字は該食品表面より凹んだものとされ得る。このほか、該文字成形ユニット122はカッタ等の彫刻装置とされ得て、食品表面に文字を彫刻成形するか、該食品を文字形状に切断する。さらに、該文字成形ユニット122はドローイング装置とされ得て、文字を食品表面にドローイングし、例えば、製菓用絞り出し袋の口金のような工具を通してチョコレート、シュガーフロスティング或いはバター等の原料を食品上に押し出し成形し、さらに乾燥装置により押し出した軟質チョコレート、シュガーフロスティング或いはバター等を急速凝固させ並びに食品と結合させる。また、例えばドローイング装置は直接チョコレート、シュガーフロスティング或いはバター等の原料を文字に押し出す。該文字成形ユニット122内には字体、文字サイズ等の文字関係データが保存されるか、該関係データは独立設置されたデータベース中に保存される。
【0016】
上述の本発明の提供する食品製造装置10は、その製造する文字を具えた食品形態に各種表現方式がある。例えば図2中、Aに示される実施例では、チョコレート60A上に文字61Aがドローイングされ、図2中、Bに示される実施例では、チョコレート60B上に文字61Bが刻まれ、図2中、Cに示される実施例では、チョコレート60C上に突出する文字61Cを有し、この突出する文字61Cは彫刻方式で形成されるか、或いは液状のチョコレート或いはシュガーフロスティングにより該チョコレート60C上に文字が描かれ、文字硬化後にチョコレートと一体に結合され得る。また図2中、Dに示される実施例では、チョコレート60Dで文字の外形を製造し、彫刻方式で文字を形成するか、或いは液状のチョコレート、シュガーフロスティング材料で文字をドローイングし、硬化後に食品製造装置10より送り出す。成形された文字は、文字ごとに分離されているか(図2中、D)或いは、一部接続して文字全体が一体とされている。
【0017】
以上述べたように、食品はチョコレートを使用して文字成形方式は平面印刷とした例では、使用者は本発明の提供する食品製造装置10に向けて、一つずつ「L、O、V、E」と発音する時、該音声認識モジュール11が使用者の発音した音声信号を受け取り、「L、O、V、E」の四つの文字を認識し、さらに食品供給ユニット121より一塊のチョコレートが該文字成形ユニット122に送られ、該文字成形ユニット122が「L、O、V、E」の四つの文字を圧印、或いは彫刻、或いはドローイングの方式でチョコレート表面に形成するか(図2中、AからC)、或いは文字形状のチョコレートに成形し(図2中、D)、さらに該食品製造装置10より送り出し、使用者は表面に「L、O、V、E」の四つの文字が成形されているか或いは「L、O、V、E」の文字外形を有するチョコレートを得られる。英文字のほか、本発明の食品製造装置10は、他の言語、例えば中国語音声を認識可能である。例えば、使用者が食品製造装置10に向けて中国語で「我愛▲ニ―▼」と発音する時、該音声認識モジュール11がこの音声信号を受信し並びに「我愛▲ニ―▼」中の三つの中国語文字を認識し、さらに、該食品供給ユニット121が一塊のチョコレートを該文字成形ユニット122に送り、該文字成形ユニット122が「我愛▲ニ―▼」の三つの中国語文字を圧印或いは彫刻或いはドローイング等の方式でチョコレート表面に成形(図2中のAからCの如し)するか、或いは文字形状のチョコレートを成形し(図2中のDの如し)、さらに該食品製造装置10より送出し、使用者は表面に「我愛▲ニ―▼」の三つの文字を有するか或いは「我愛▲ニ―▼」の字体外形を有するチョコレートを得られる。
【0018】
図3に示される本発明の第2実施例の構造を参照されたい。該食品製造装置20は音声認識モジュール21、語意認識モジュール22、及び食品製造モジュール23を包含する。該食品製造モジュール23は食品供給ユニット231及び文字成形ユニット232を包含し、該音声認識モジュール21、食品製造モジュール23の作用及びその達成する機能は図1の実施例と同じであるため、重複した説明は行わない。本実施例の特徴は、語意認識モジュール22を設けたことにあり、該語意認識モジュール22は音声信号が包含する情緒を認識する。その認識方式には多種類があり、音量の高低、音声速度、音色、或いは使用者の脈拍、心拍数及び呼吸回数等の方式で人体情緒反応を判断する。該語意認識モジュール22を設置することで、使用者の当時の情緒に基づき、食品製造モジュール23が対応する味の食品、例えば甘い味、酸っぱい味、苦い味、辛い味などのいずれか或いはそれらの任意の組合せの味の食品を製造する。このほか、異なる情緒に合わせて、文字のほかに、関係記号或いは幾何パターンを組み合わせることができ、該関係記号或いは幾何パターンは字体、文字サイズ、文字の色及び文字配列方式等の文字関連データと共に、該文字成形ユニット232に保存されるか、或いは独立設置されたデータベース中に保存され得る。
【0019】
例えば、使用者の心情が楽しい時、本発明の提供する食品製造装置20に向けて、「L、O、V、E」と発音する時、その声調が柔和で、該音声認識モジュール21が使用者の発した音声信号を受け取り、並びに「L、O、V、E」の四つの文字を認識し、さらに語意認識モジュール22が使用者の心情が良い状態を認識し、該食品供給ユニット231を制御して一塊のスイートチョコレートを該文字成形ユニット232に送り、該文字成形ユニット232が「L、O、V、E」の四つの文字をスイ−トチョコレート表面に形成するか或いは文字形状のスイートチョコレートを形成し、さらに該食品製造装置20より送出する。使用者が怒って本発明の提供する食品製造装置20に「H、A、T、E」と発音すると、その声調は強張っており、該音声認識モジュール21が使用者の発した音声信号を受け取り、並びに「H、A、T、E」の四つの文字を認識し、さらに語意認識モジュール22が使用者の心情が悪い状態を認識し、該食品供給ユニット231を制御して一塊のビター或いは甘みのないチョコレートを該文字成形ユニット232に送り、該文字成形ユニット232が「H、A、T、E」の四つの文字をチョコレート表面に形成するか或いは文字形状のチョコレートを形成し、さらに該食品製造装置20より送出する。これから類推されるように、使用者が当時の情緒状態において異なる語句を発音することで、文字及び味の異なる食品を得られる。同様に、英文字外形のほか、本発明の食品製造装置20は、他の言語、例えば中国語音声を認識し、使用者が当時の情緒状態において異なる中国語語句を発音し、例えば、食品製造装置20 に対して、「我討厭▲ニ―▼」と発音する時、音声認識モジュール21は使用者の発した音声信号を受け取り、並びに「我討厭▲ニ―▼」の四つの文字を認識し、さらに語意認識モジュール22が使用者の心情が悪い状態を認識し、該食品供給ユニット231を制御して一塊のビター或いは甘みのないチョコレートを該文字成形ユニット232に送り、該文字成形ユニット232が「我討厭▲ニ―▼」の四つの文字をチョコレート表面に形成するか或いは文字形状のチョコレートを形成し、さらに該食品製造装置20より送出する。こうして使用者が当時の情緒状態において異なる中国語語句を発音することで、異なる中国語文字(語句)及び味を有する食品を得られる。
【0020】
以上の実施例はまず音声認識モジュール21が字体を認識し、さらに語意認識モジュール22が語意を認識しているが、両者の順序は反対でもよく、或いは同時に実行され得る。
【0021】
図4に示される本発明の具体的実施例の構造を参照されたい。該食品製造装置30は機台31を包含し、該機台31にマイクロホン32、表示装置33、入力装置34及び出口35が設けられている。該表示装置33はスクリーンとされ、該入力装置34は実体キーボードとされるか、或いは該表示装置33と一体に結合されたタッチパネルキーボードとされ得る。該機台31内に音声認識モジュール36、語意認識モジュール37、及び食品製造モジュール38が設けられる。該食品製造モジュール38は食品供給ユニット381及び文字成形ユニット382を包含する。使用者が機台31の前でマイクロホン32に向けて「我愛▲ニ―▼」と発音する時、マイクロホン32は音声信号を受信し、並びに信号を音声認識モジュール36及び語意認識モジュール37に送り音声及び語意認識を行ない、その後、該表示装置33により該音声認識モジュール36及び語意認識モジュール37による認識結果を表示する。図示されるように、該表示装置33は食品表面に成形される文字、食品種類、味及び数量等を表示し、このほか、文字サイズ、文字色及び文字配列方式等の文字内容も表示でき、或いは、該表示装置33が製造する食品のシミュレート外観映像を表示できるように設定することができる。
【0022】
該表示装置33の表示する文字内容、味等の食品情報が正確である時、使用者は該入力装置34を通して確認し、さらに該食品製造モジュール38により食品を製造し並びに該出口35に送る。使用者はこうして「我愛▲ニ―▼」の三つの中国語文字を有するスイートチョコレート60Eを得られる。もし、表示装置33の表示する食品情報が不正確である時は、使用者は該入力装置34により修正でき、例えば使用者の音量不足、発音不正確により音声認識モジュール36の認識エラーが発生して文字内容が使用者の必要なものでなくなった時、或いは語意認識モジュール37が使用者の情緒の認識エラーを生じて食品の味にエラーが発生した時に修正できる。このほか、使用者は直接該入力装置34を通して自分で必要な文字内容、字体、味及び数量を設計でき、並びに該表示装置33に食品情報を表示できる。もし更なる修正が必要であれば、さらに該入力装置34を利用して使用者が満足するまで修正でき、さらに該食品製造モジュール38で食品を製造し並びに送出でき、これにより使用者に異なる製造方式の選択が提供され、さらにマンマシンインタラクティビティーが向上される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の第1実施例の構造表示図である。
【図2】本発明の表現する異なる食品態様表示図である。
【図3】本発明の第2実施例の構造表示図である。
【図4】本発明の第3実施例の構造表示図である。
【符号の説明】
【0024】
10、20、30 食品製造装置
11、21 音声認識モジュール
12、23、5 食品製造モジュール
121、231 食品供給ユニット
122、232 文字成形ユニット
22 語意認識モジュール
31 機台
32 マイクロホン
33 表示装置
34 入力装置
35 出口
36 音声認識モジュール
37 語意認識モジュール
38 食品製造モジュール
381 食品供給ユニット
382 文字成形ユニット
60A、60B、60C、60D、60E チョコレート
61A、61B、61C 文字

【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声認識機能付き食品製造装置において、
音声信号を受信して該音声信号の包含する文字内容を認識する音声認識モジュールと、 該音声認識モジュールの音声認識結果に基づき対応する文字を具えた食品を製造する食品製造モジュールと、
を包含したことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項2】
請求項1記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該食品製造モジュールは、
少なくとも一種類の食品を供給する食品供給ユニットと、
該食品供給ユニットの供給する食品に少なくとも一つの文字を成形する文字成形ユニットと、
を包含したことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項3】
請求項2記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットは圧印装置とされ、該圧印装置は食品表面に圧印して該食品表面に該食品表面と異なる高低落差を有する文字を成形することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項4】
請求項2記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットは彫刻装置とされ、該彫刻装置は該食品の表面に文字を彫刻することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項5】
請求項2記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットはドローイング装置とされ、該ドローイング装置は文字を該食品の表面にドローイングすることを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項6】
請求項2記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットは該食品を文字形状に成形することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項7】
請求項6記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットは彫刻装置とされ、該彫刻装置は該食品を文字形状に彫刻することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項8】
請求項6記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該文字成形ユニットはドローイング装置とされ、該ドローイング装置はドローイングにより文字形状を具えた食品を形成することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項9】
請求項1記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該音声認識モジュールの認識した文字を表示する表示装置を具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項10】
請求項9記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該表示装置は字体、文字サイズ、文字色及び文字配列方式等の文字内容を表示できることを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項11】
請求項9記載の音声認識機能付き食品製造装置において、使用者が文字入力できる入力装置を具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項12】
請求項9記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該表示装置は食品種類、食品の味、食品数量を表示できることを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項13】
請求項12記載の音声認識機能付き食品製造装置において、食品種類、食品の味、食品数量を入力できる入力装置を具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項14】
請求項1記載の音声認識機能付き食品製造装置において、使用者が文字を入力できる入力装置を具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項15】
請求項14記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該入力装置は、字体、文字サイズ、文字色及び文字配列方式等の文字内容を入力できることを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項16】
請求項13記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該入力装置は食品種類、食品の味、食品数量を入力できることを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項17】
請求項14記載の音声認識機能付き食品製造装置において、該入力装置は該食品製造モジュールに電気的に接続され、該食品製造モジュールにより、使用者が入力した情報に基づき対応する文字を具えた食品を製造することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項18】
請求項1記載の音声認識機能付き食品製造装置において、少なくとも一種類の字形、少なくとも一種類の文字サイズ、少なくとも一種類の文字色を保存するデータベースを具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項19】
請求項1記載の音声認識機能付き食品製造装置において、前記音声信号の包含する情緒を認識する語意認識モジュールを具えたことを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。
【請求項20】
請求項19記載の音声認識機能付き食品製造装置において、前記食品製造モジュールが該語意認識モジュールの語意認識結果に基づき対応する味を具えた食品を製造することを特徴とする音声認識機能付き食品製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−104351(P2010−104351A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−299230(P2008−299230)
【出願日】平成20年11月25日(2008.11.25)
【出願人】(390023582)財団法人工業技術研究院 (524)
【氏名又は名称原語表記】INDUSTRIAL TECHNOLOGY RESEARCH INSTITUTE
【住所又は居所原語表記】195 Chung Hsing Rd.,Sec.4,Chutung,Hsin−Chu,Taiwan R.O.C
【Fターム(参考)】