説明

頭皮カユミ改善用組成物

【課題】リドカインとジフェンヒドラミンとを含有する頭皮カユミ改善用組成物において、水難溶性薬剤のリドカインとジフェンヒドラミンの溶解性を高めて半透明〜透明の液状製剤を提供すると共に、べたつきを抑制して優れた使用感を有する頭皮カユミ改善用組成物を提供すること。
【解決手段】下記の成分(a)〜(f)を含有し、液状であることを特徴とする頭皮カユミ改善用組成物である。
(a)非イオン界面活性剤
(b)セチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウム
(c)エタノール
(d)リドカイン
(e)ジフェンヒドラミン
(f)水

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭皮カユミ改善用組成物に関する。さらに詳しくは、水難溶性薬剤のリドカインとジフェンヒドラミンとを含有する頭皮カユミ改善用組成物において、リドカインとジフェンヒドラミンの溶解性を高めて半透明〜透明の液状製剤を提供すると共に、優れた使用感を有する頭皮カユミ改善用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
リドカインは、局所麻酔剤として公知の水難溶性薬剤である。また、ジフェンヒドラミンは、かゆみ抑制作用を有する公知の水難溶性の抗ヒスタミン剤である。
【0003】
特許文献1には、リドイカインやジフェンヒドラミンを含有するゲル軟膏が開示されている。その剤型はゲルではあるが、半固形軟膏である。特許文献1の実施例4には頭皮のフケ・カユミ治療剤である頭皮用ゲル軟膏が記載されているが、水の配合量は多いものの、塗布用の製剤としては固く、また、毛髪がゲル軟膏に付着してしまい、頭皮に塗布し難いという課題がある。
【0004】
特許文献2には、リドカインやジフェンヒドラミンを含有する外用剤組成物が開示されている。当該外用剤組成物は、患部上に皮膜を形成し、それにより患部の止血、乾燥化を促進して傷口の早期修復をもたらす組成物ではあるが、皮膜が形成されるため、頭全体に塗布して使用する態様には適さない。
【0005】
特許文献3には、エステル系ステロイドとリドイカインやジフェンヒドラミンを含有する皮膚外用剤組成物が開示されている。しかしながら、当該組成物は、アトピー性皮膚炎、敏感肌及び乾燥性皮膚症等の皮膚疾患に伴う肌荒れの予防及び改善を目的とする組成物であり、頭皮への適用は意図していない。
【0006】
特許文献4には、毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤に関する発明が開示されており、その実施例にはセチル硫酸ナトリウムが配合された毛髪処理剤配合用組成物やヘアコンディショナーが記載されている。しかしながら、引用文献4に記載されている毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤は、毛髪に適用するヘアコンディショナー、染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤等であり、頭皮に適用するものではない。さらに、リドイカインやジフェンヒドラミン等の薬剤を配合するものではなく、本願発明の頭皮カユミ改善用組成物とは全く異なる組成物である。
【0007】
一方、頭皮に対する悩みに関する調査により、一番の悩みは頭皮のカユミであることが判明している。しかしながら、頭皮のカユミに対しては、脂漏性湿疹に対応する医科向け薬の抗真菌剤やステロイド等による対処、若しくはOTC薬のステロイドに限られ、実使用において副作用等が懸念された。
【0008】
したがって、特に現代人に多い、ストレス、乾燥、ヘアカラーなどによる炎症気味の頭皮のカユミを改善し、使用感にも優れ、安全性の高い、頭皮カユミ改善用組成物の開発が強く望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2003−321347号公報
【特許文献2】特開2003−97848号公報
【特許文献3】特開2009−184951号公報
【特許文献4】特開2001−213739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上述した観点に鑑み、頭皮のカユミを効果的に改善し、さらに頭皮全体に塗り広げやすく、使用感にも優れた液状の頭皮カユミ改善用組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
すなわち、本発明は、下記の成分(a)〜(f)を含有し、液状であることを特徴とする頭皮カユミ改善用組成物を提供するものである。
(a)非イオン界面活性剤
(b)セチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウム
(c)エタノール
(d)リドカイン
(e)ジフェンヒドラミン
(f)水
【0012】
また、本発明は、さらに(g)多糖類系増粘剤、セルロース及び/又はその誘導体から選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする上記の頭皮カユミ改善用組成物を提供するものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の効果は、頭皮の悩みで一番多い「頭皮のカユミ」を効果的に改善、防止できることである。さらに、液状半透明〜透明組成物なので安心して頭皮全体に塗り広げやすく、使用感にも優れた液状半透明〜透明の頭皮カユミ改善用組成物を提供できることである。
【0014】
本発明の液状半透明〜透明の頭皮カユミ改善用組成物を実使用したパネルからは、他社品の白色乳液状の皮膚カユミ止め組成物と比較して、「頭皮のカユミが止まる」、「頭皮がスーッとしてべたつかない」、「半透明〜透明なので頭部に塗布しても安心である」、「液状なので頭皮の広範囲に塗布しやすい」、「乾きが早い」、「即効感がある」等の効果が報告されている。
【発明を実施するための形態】
【0015】
「(a)非イオン界面活性剤」
本発明に用いる非イオン界面活性剤は特に限定されない。以下に示す非イオン界面活性剤の1種又は2種以上が好ましく使用される。
例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン等);グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル等);ポリグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸ポリグリセリル、モノオレイン酸ポリグリセリル、モノラウリン酸ポリグリセリル、ジステアリン酸ポリグリセリル、トリステアリン酸デカグリセリル、トリオレイン酸ポリグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸デカグリセリル、ヘプタステアリン酸ポリグリセリル、デカステアリン酸ポリグリセリル、デカオレイン酸ポリグリセリル、縮合リシノレイン酸デカグリセリル等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);POEヒマシ油類;POE硬化ヒマシ油類;グリセリンアルキルエーテル;POEソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POEヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタン等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、モノラウリン酸POEソルビット、テトラステアリン酸POEソルビット等);POEグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸POEグリセリル、POEオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸POEグリセリル等);ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール等);POEアルキルエーテル類(例えば、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POEミツロウ誘導体類(例えば、POEソルビットミツロウ等);POEラノリン誘導体類(例えば、POEラノリン、POEラノリンアルコール等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POEステロール類(例えば、POEフィトステロール等);POE水素添加ステロール類(例えば、POEフィトスタノール等);POEプロピレングリコール脂肪酸エステル類;POEアルキルアミン類;POE脂肪酸アミド類;ショ糖脂肪酸エステル類;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド類;トリオレイルリン酸類;レシチン誘導体類;ジメチルシロキサン・メチル(POE)シロキサン共重合体;ステアロイル乳酸ナトリウム;アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体;ポリエーテル変性シリコーン類;POEアルキルエーテルリン酸類(例えば、POEラウリルエーテルリン酸等);POEアルキルエーテルリン酸塩類(例えば、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEセチルエーテルリン酸ナトリウム等)等が挙げられる。
特にグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、レシチン誘導体、ジメチルシロキサン・メチル(POE)シロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテルから選択される1種又は2種以上の非イオン界面活性剤が好ましい。
【0016】
<配合量>
非イオン界面活性剤の配合量は、適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、0.01〜5.0質量%配合することが可能であり、好ましくは0.1〜3.0質量%、さらに好ましくは0.3〜2.0質量%である。
【0017】
「(b)セチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウム」
本発明に用いるセチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウムは、前述の非イオン界面活性剤と共に本願発明の頭皮カユミ改善用組成物における有効成分を安定に配合し、半透明〜透明な外観を保つ作用を発揮する。
前述の非イオン界面活性剤と共にセチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウムを配合しないと、頭皮カユミ改善用組成物の外観は白濁して乳液状になり、有効成分の結晶析出や沈殿物、不溶物生成などが懸念される。
本願発明の半透明〜透明化される液状の頭皮カユミ改善用組成物は、水難溶性の(d)リドカインや(e)ジフェンヒドラミンが、当該液状組成物中にて、沈殿、不溶物生成することなく安定に配合されていることを意味している。
なお、本発明に言う「半透明〜透明化」とは、目視により観察されて決定される。半透明とは、目視による外観が、白濁と透明の中間的な状態であって、試料を通して透かして観察した際、反対側が透けて確認できる状態をさす。
【0018】
<配合量>
セチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウムの配合量は、適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、0.01〜3.0質量%配合することが可能であり、好ましくは0.02〜2.0質量%、さらに好ましくは0.05〜1.0質量%である。
【0019】
「(c)エタノール」
本発明に用いるエタノールは、水と共に、頭皮カユミ改善用組成物を液状組成物にするための成分である。また、リドカイン、ジフェンヒドラミン等の水難溶性の薬剤を溶解する溶媒となる成分である。
【0020】
<配合量>
エタノールの配合量は適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、95%エタノールとして21〜49質量%配合することが可能であり、好ましくは21〜45質量%である。
【0021】
「(d)リドカイン」
本発明に用いるリドカインは、局所麻酔剤として公知の水難溶性薬剤である。本発明において、頭皮のカユミを改善する成分である。
【0022】
<配合量>
リドカインの配合量は適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、0.1〜5.0質量%配合することが可能であり、好ましくは0.1〜4.0質量%、さらに好ましくは0.1〜3.0質量%である。
【0023】
「(e)ジフェンヒドラミン」
本発明に用いるジフェンヒドラミンは、かゆみ抑制作用を有する公知の水難溶性の抗ヒスタミン剤である。本発明において、頭皮のカユミを改善する成分である。
【0024】
<配合量>
ジフェンヒドラミンの配合量は適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、0.1〜5.0質量%配合することが可能であり、好ましくは0.1〜3.0質量%、さらに好ましくは0.1〜2.0質量%である。
【0025】
「(f)水」
本発明に用いる水は、エタノールと共に、頭皮カユミ改善用組成物を液状組成物にするための成分である。
さらに、本発明においては、水に溶解する成分として、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸ナトリウム等の保湿剤を適宜配合することが好ましい。
【0026】
<配合量>
水の配合量は適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、33.0〜78.78質量%配合することが可能であり、好ましくは40.0〜75.0質量%である。
【0027】
「(g)多糖類系増粘剤、セルロース及び/又はその誘導体から選ばれる1種または2種以上」
本発明に用いる多糖類系増粘剤、セルロース及び/又はその誘導体は、増粘剤として配合されることが好ましい。すなわち、液状の頭皮カユミ改善用組成物の粘度を適宜調整し、頭皮に塗布する際に、垂れ落ちたりせず、頭皮全体に塗布し易くするために配合される成分である。
本発明で使用する多糖類系増粘剤やセルロース及び/又はその誘導体は特に限定されないが、その中でも多糖類系増粘剤はキサンタンガムが好ましく、また、セルロース及び/又はその誘導体はヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタル酸エステルなどが好ましい。
【0028】
<配合量>
多糖類系増粘剤、セルロース及び/又はその誘導体の配合量は適宜決定されるが、頭皮カユミ改善用組成物全量に対して、0.001〜5.0質量%配合することが可能であり、好ましくは0.001〜3.0質量%、さらに好ましくは0.001〜2.0質量%である。
【0029】
「液状組成物」
本発明の頭皮カユミ改善用組成物は半透明〜透明の液状組成物である。当該液状組成物は、水難溶性薬剤のリドカインとジフェンヒドラミンが液状組成物である水/エタノール中で、沈殿や不溶物を生成することなく安定に配合され、結果、半透明〜透明状になる液状組成物である。
<製法>
本発明の液状組成物は、(a)非イオン界面活性剤、(c)エタノール、(d)リドカイン、(e)ジフェンヒドラミン、及びエタノール可溶性任意配合成分を攪拌溶解した成分を、(f)水、(b)セチル硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウム、及び任意配合成分の湿潤剤などの水溶性成分を含む成分に徐々に添加し、攪拌混合することにより製造される。
【0030】
本発明の液状半透明〜透明の頭皮カユミ改善用組成物には、上記必須成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で、必要に応じ、各種有効成分、粉末、保湿剤、金属イオン封鎖剤、多価アルコール、増粘剤、pH調節剤、安定化剤、酸化防止剤、防腐剤、香料等を適宜配合して、常法により製造することができる。
【実施例】
【0031】
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。配合量は特記しない限り質量%である。
【0032】
<「表1」及び「表2」に示す頭皮カユミ改善用組成物の製法>
上記「0029」に記載した製法に準じて、常法により、半透明〜透明の液状の頭皮カユミ改善用組成物(実施例)と、白濁乳液状の頭皮カユミ改善用組成物(比較例)を調製した。
得られた組成物に対して、以下の試験を行った。
【0033】
<外観>
「表1」及び「表2」の組成物を、透明ガラス瓶に充填し、室温(20℃)での外観を目視により判定した。
<評価基準>
透明:白濁は観察されず、透明な外観である。
半透明:白濁は観察されず、半透明な外観である。
白濁:乳液状に白濁している外観である。
【0034】
<製剤安定性試験(非イオン界面活性剤及びセチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムの効果)>
【表1】

【0035】
上記「表1」の結果から、非イオン界面活性剤とセチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムとを配合することにより薬剤の優れた溶解性が確認される。
















【0036】
【表2】

【0037】
上記「表2」の結果から、エタノールの配合量は、95%エタノールに換算して組成物全体量のうち20%より多く50質量%より少なく配合することにより薬剤を安定に配合することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明によれば、リドカインとジフェンヒドラミンとを含有する頭皮カユミ改善用組成物において、水難溶性薬剤のリドカインとジフェンヒドラミンの溶解性を高めて半透明〜透明の液状製剤にすることより、頭皮のカユミを効果的に改善すると共に、べたつきを抑制して優れた使用感を有する頭皮カユミ改善用組成物を提供できる。
本発明は、頭皮のカユミに対して、医科向け薬の抗真菌剤やステロイド、OTC薬のステロイド等によるのではなく、頭皮カユミ改善用組成物により副作用の懸念も少なく、手軽に対処出来る新規有用な発明である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の成分(a)〜(f)を含有し、液状であることを特徴とする頭皮カユミ改善用組成物。
(a)非イオン界面活性剤
(b)セチル硫酸ナトリウム及び/又はラウリル硫酸ナトリウム
(c)エタノール
(d)リドカイン
(e)ジフェンヒドラミン
(f)水
【請求項2】
さらに(g)多糖類系増粘剤、セルロース及び/又はその誘導体から選ばれる1種または2種以上を含有すること特徴とする請求項1記載の頭皮カユミ改善用組成物。

【公開番号】特開2012−250928(P2012−250928A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−124120(P2011−124120)
【出願日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【特許番号】特許第5008162号(P5008162)
【特許公報発行日】平成24年8月22日(2012.8.22)
【出願人】(000001959)株式会社 資生堂 (1,748)
【Fターム(参考)】