説明

顔エステ用のマッサージロッド

【課題】本発明は、従来の顔エステ用のマッサージロッドが有していた問題点を解決するため、磁石、光波の石、電気石、遠赤外線陶磁またはゲルマニウムにはない、ラジウム温泉などにおいて利用されている所謂ホルミシス効果を用いて更なる美容効果を引き出す方法を提供する。
【解決手段】これらを解決するために顔エステ用のマッサージロッドのマッサージ部材にラジウムを原料とする放射性作用部材を取り付け、またロッド自体の素材もラジウムを原料とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラジウムを使用した顔エステに用いるマッサージロッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、支持軸部材とマッサージ部材からなる顔エステ用のマッサージロッドには、放射性作用部材を嵌め込み、該放射性作用部材の持つ人体に有益とされる放射性エネルギー、すなわち磁力、電気、遠赤外線などの効果が期待され、マッサージ部材に磁石、光波の石、電気石、遠赤外線陶磁またはゲルマニウムを嵌め込み、それらの持つ美容効果を期待するものであった。
しかし、これらの製品が持つ放射性エネルギーは、自然界に通常存在する数値と変わりがなく、よって大きな効果は期待できなかった。
【先行技術文献】
【特許文献1】登録実用新案第3160755号
【特許文献2】特許公開2011−30871
【特許文献3】特許公開2010−178961
【特許文献4】特許公開2010−131090
【特許文献5】特許公開2008−36247
【特許文献6】特許公開2004−242770
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来技術が有していた問題点を解決するため、磁石、光波の石、電気石、遠赤外線陶磁またはゲルマニウムにはない、ラジウム温泉などにおいて利用されている所謂ホルミシス効果を用いて更なる美容効果を引き出すことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1は、支持軸部材とマッサージ部材からなる顔エステ用のマッサージロッドであって、支持軸部材の一端にマッサージ部材軸を固定し、そのマッサージ部材軸に回動する第1軸カバーが設け、前記マッサージ部材の外周には数多くの部材用嵌め穴を設け、該部材用嵌め穴に放射性作用部材をはめ込み、該放射性作用部材の一部が該部材用嵌め穴の外周の外に出ており、マッサージ部材にカバー嵌合孔を設けて該カバー嵌合孔に第1軸カバーを嵌装し、マッサージ部材が第1軸カバーとともにマッサージ部材軸の中心に回動するようにしたことを特徴とする顔エステ用のマッサージロッドにおいて、放射性作用部材はラジウムを原料とする顔エステ用マッサージロッド。
請求項2は、前記マッサージ部材の一端に部材用嵌め穴を設け、該部材用嵌め穴にはラジウムを原料とするマッサージ用部材を設け、該マッサージ用部材の部分が部材用嵌め穴の外周の外に出ていることを特徴とする請求項1に記載の顔エステ用のマッサージロッド。
請求項3は、請求項1乃至2の特徴を有するマッサージ部材が支持軸部材より二股に取り付けられ、該マッサージ部材を二本有する顔エステ用のマッサージロッド。
【発明の効果】
【0005】
請求項1乃至請求項3の発明により製造した物は、各部材に存する微量のラジウムが使用に伴い原子核崩壊(アルファ崩壊)し、それによって生じる放射性同位体(ラドン)が人体へのホルミシス効果が生じ、ラドン泉やラジウム泉に入湯しているのと同等の作用効果が期待され免疫細胞の活性化が期待されるという効果を有する。
またマッサージ部材が二股状に二本取り付けられていることから、従来の顔エステ用のマッサージロッドに比して人体に対する更なるホルミシス効果が期待できる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
上記の説明のとおりラジウム、ラドンの持つホルミシス効果を担保するために本件発明にかかる放射性作用部材のラドン含有量は8.25マッヘ単位/kg以上50マッヘ単位/kg未満とすることが望ましい。
【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明は、ホルミシス効果により免疫力の向上、血流の改善促進、体温の上昇などが期待できることから、産業上の利用性は高いものと思料する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持軸部材とマッサージ部材からなる顔エステ用のマッサージロッドであって、支持軸部材の一端にマッサージ部材軸を固定し、そのマッサージ部材軸に回動する第1軸カバーが設け、前記マッサージ部材の外周には数多くの部材用嵌め穴を設け、該部材用嵌め穴に放射性作用部材をはめ込み、該放射性作用部材の一部が該部材用嵌め穴の外周の外に出ており、マッサージ部材にカバー嵌合孔を設けて該カバー嵌合孔に第1軸カバーを嵌装し、マッサージ部材が第1軸カバーとともにマッサージ部材軸の中心に回動するようにしたことを特徴とする顔エステ用のマッサージロッドにおいて、放射性作用部材はラジウムを原料とする顔エステ用マッサージロッド。
【請求項2】
前記マッサージ部材の一端に部材用嵌め穴を設け、該部材用嵌め穴にはラジウムを原料とするマッサージ用部材を設け、該マッサージ用部材の部分が部材用嵌め穴の外周の外に出ていることを特徴とする請求項1に記載の顔エステ用のマッサージロッド。
【請求項3】
請求項1乃至2の特徴を有するマッサージ部材が支持軸部材より二股に取り付けられ、該マッサージ部材を二本有する顔エステ用のマッサージロッド。