説明

顧客及び販売機器の管理システム

【課題】 顧客情報、機器情報及び販売情報を有効的に利用することができる顧客及び販売機器の管理システムを提供すること。
【解決手段】 顧客情報が登録された顧客情報データベース48と、機器情報データベース50と、販売情報が登録された販売情報データベース80と、各種情報を入力するための入力手段と、を備えた顧客及び販売機器の管理システム。販売情報及び購入情報の双方が入力されると、顧客情報データベース48に登録された顧客情報と販売情報データベース80に登録された販売情報が、顧客情報中の顧客管理データに基づいてリンクされ、また顧客情報データベース48に登録された顧客情報と機器情報データベース50に登録された機器情報が、機器情報中の機器ロットデータに基づいてリンクされ、これによって、これらのデータベース48,50,80が顧客管理データ及び機器ロットデータを介してリンクされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器、電子機器、ガス機器などの各種機器を購入した顧客及び顧客が購入した販売機器を管理する管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電気機器、電子機器などの各種機器に関する情報の管理は、例えば、次の通りにして行われている。即ち、顧客の住所、氏名、電話番号などの顧客情報については、例えば機器製造会社に設置されるパソコン、サーバなどの顧客情報データベースに登録され、機器名、型番、機器ロット番号、製造年月日などの機器情報については、例えば機器製造会社に設置されるパソコン、サーバなどの機器情報データベースに登録され、また購入者の住所、氏名、電話番号、機器名、型番、販売日(購入日)などの販売情報については、例えば販売会社に設置されるパソコン、サーバなどの顧客情報データベースに登録される。このように各種情報が所定のデータベースに登録されるので、例えば、顧客情報(例えば、顧客の氏名、住所など)を取得しようとする場合、顧客情報データベースにアクセスすることによって、登録された所定の顧客情報を読み出すことができ、また機器情報(又は販売情報)を取得しようとする場合、機器情報データベース(又は販売情報データベース)にアクセスすることによって、登録された所定の機器情報(又は顧客情報)を読み出すことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような従来の管理システムでは、顧客情報については顧客情報データベースに、機器情報については機器情報データベースに、また販売情報については販売情報データベースに登録されるが、これらデータベースはそれぞれ独立的に設けられ、これらデータベースに登録された各種情報が相互に関連付けられていない。それ故に、例えば、機器販売会社においては、販売情報データベースに登録された販売情報については自由にアクセスしてその情報を入手することができるが、機器製造データベース又は顧客情報データベースに登録された機器情報又は顧客情報については全くアクセスすることができず、これら機器情報又は顧客情報を販売活動に利用することができないという問題がある。このような問題は、機器情報及び顧客情報を利用する際にも存在する。このようなことから、顧客情報、機器情報及び販売情報を相互に関連付けて機器の販売活動、顧客へのサービス活動の向上を図るための利用が望まれている。
【0004】
本発明の目的は、顧客情報、機器情報及び販売情報を有効的に利用することができる顧客及び販売機器の管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1に記載の顧客及び販売機器の管理システムは、顧客情報が登録された顧客情報データベースと、機器情報が登録された機器情報データベースと、販売情報が登録された販売情報データベースと、機器情報を入力するための第1入力手段と、販売情報を入力するための第2入力手段と、購入情報を入力するための第3入力手段と、を備え、
前記第2入力手段により前記販売情報が入力されると、前記販売情報が前記販売情報データベースに登録されるとともに、前記販売情報の少なくとも一部が前記顧客データベースに仮登録され、その後前記第3入力手段により前記顧客情報が入力されると、前記購入情報が前記機器情報データベースに登録され、その少なくとも一部が前記顧客情報データベースに登録されるとともに、仮登録された前記販売情報の少なくとも一部が前記顧客情報データベースに本登録され、前記販売情報及び前記購入情報の双方が入力された段階で、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記販売情報データベースに登録された前記販売情報が、前記顧客情報中の顧客管理データに基づいてリンクされ、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記機器情報データベースに登録された前記機器情報が、前記機器情報中の機器ロットデータに基づいてリンクされることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項2に記載の顧客及び販売機器の管理システムは、顧客情報が登録された顧客情報データベースと、機器情報が登録された機器情報データベースと、販売情報が登録された販売情報データベースと、機器情報を入力するための第1入力手段と、販売情報を入力するための第2入力手段と、購入情報を入力するための第3入力手段と、を備え、
前記第3入力手段により前記購入情報が入力されると、前記購入情報が前記機器情報データベースに登録されるとともに、前記購入情報の少なくとも一部が前記顧客データベースに仮登録され、その後前記第2入力手段により前記販売情報が入力されると、前記販売情報が前記販売情報データベースに登録され、その少なくとも一部が前記顧客情報データベースに登録されるとともに、仮登録された前記購入情報の少なくとも一部が前記顧客情報データベースに本登録され、前記販売情報及び前記購入情報の双方が入力された段階で、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記販売情報データベースに登録された前記販売情報が、前記顧客情報中の顧客管理データに基づいてリンクされ、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記機器情報データベースに登録された前記機器情報が、前記機器情報中の機器ロットデータに基づいてリンクされることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項3に記載の顧客及び販売機器の管理システムでは、製造後購入されるまでの購入前の未使用期間を演算するための未使用期間演算手段と、販売特典のランクを判定するための販売特典ランク判定手段と、を更に備えており、前記未使用期間演算手段は、前記機器情報中の製造日データ及び前記販売情報中の販売日データに基づいて前記購入前の未使用期間を演算し、前記販売特典ランク判定手段は、前記未使用期間演算手段による演算値に基づいて販売特典のランクを判定することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項4に記載の顧客及び販売機器の管理システムでは、予約申込み後購入するまでの購入前の予約待ち期間を演算するための予約待ち期間演算手段と、予約特典のランクを判定するための予約特典ランク判定手段と、を更に備えており、前記予約待ち期間演算手段は、機器の販売開始日データ及び予約申込み情報中の予約申込み日データに基づいて前記購入前の予約待ち期間を演算し、前記予約特典ランク判定手段は、前記予約待ち期間演算手段による演算値に基づいて予約特典のランクを判定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1に記載の顧客及び販売機器の管理システムによれば、販売情報が第2入力手段により入力されると、その販売情報が販売情報データベースに登録されるとともに、この販売情報の少なくとも一部、例えば顧客情報データベースに登録される情報が顧客情報データベースに仮登録される。その後、購入情報が第3入力手段により入力されると、その購入情報が機器情報データベースに登録され、その少なくとも一部(即ち、機器ロットデータを含む一部)が顧客情報データベースに登録されるとともに、仮登録された販売情報の少なくとも一部、例えば機器名、販売日などが顧客情報データベースに本登録される。このように販売情報及び購入情報の双方が入力された段階で顧客情報が登録されるので、登録される顧客情報は実際に購入した顧客の情報となり、顧客情報を正確に登録管理することができる。また、販売情報及び購入情報が入力された段階で、顧客情報データベースの顧客情報と販売情報データベースの販売情報とが顧客管理データに基づいてリンクされ、またこの顧客情報と機器情報データベースの機器情報とが機器ロットデータに基づいてリンクされるので、顧客情報データベース、販売情報データベース及び機器情報データベースの情報が顧客管理データ及び機器ロット番号を介してリンクされ、これらデータベースの情報を有効に利用することができる。
【0010】
また、本発明の請求項2に記載の顧客及び販売機器の管理システムによれば、購入情報が第3入力手段により入力されると、その購入情報が機器情報データベースに登録され、この機器情報の少なくとも一部、例えば顧客情報データベースに登録される情報(即ち、機器ロットデータを含む情報)が顧客情報データベースに仮登録され、その後、販売情報が第2入力手段により入力されると、その販売情報が販売情報データベースに登録され、その少なくとも一部が顧客情報データベースに登録されるとともに、仮登録された購入情報の少なくとも一部が顧客情報データベースに本登録されるので、上述したと同様に、登録される顧客情報は実際に購入した顧客の情報となり、顧客情報を正確に登録管理することができる。また、販売情報及び購入情報が入力された段階で、上述したと同様に、顧客情報データベース、販売情報データベース及び機器情報データベースの情報が顧客管理データ及び機器ロットデータを介してリンクされるので、これらデータベースの情報を有効に利用することができる。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載の顧客及び販売機器の管理システムによれば、未使用期間演算手段は機器情報中の製造日データ及び販売情報の販売日データに基づいてその機器の購入前の未使用期間を演算し、販売特典ランク判定手段はこの未使用期間に基づいて販売特典のランクを判定するので、未使用期間の期間に対応した販売特典を機器の購入者に付与することができる。このような販売特典を付与することによって、製造後ある程度期間が経過した機器であっても、販売特典を付与することによって、購入者の購入意欲を高めることができ、製造後購入前の未使用期間がある程度長い機器の販売促進を図ることができる。
【0012】
また、本発明の請求項4に記載の顧客及び販売機器の管理システムによれば、予約待ち期間演算手段は販売開始日データ及び予約申込み日データに基づいて購入前の予約待ち期間を演算し、予約特典ランク判定手段はこの予約待ち期間に基づいて予約特典ランクを判定するので、予約待ち期間に対応した販売特典を予約をして機器を購入した購入者に付与することができる。このような予約特典を付与することによって、販売開始前の購入者の購入意欲を高め、販売前における機器の販売促進を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明に従う顧客及び販売機器の管理システムの一実施形態について説明する。図1は、本発明に従う管理システムの一実施形態の全体を簡略的に示すシステム概略図であり、図2は、図1の機器製造会社におけるシステムをより具体的に示すブロック図であり、図3は、図1の機器販売会社におけるシステムをより具体的に示すブロック図であり、図4は、図1の管理システムの各種データベースに登録されるデータを示す図であり、図5は、図1の管理システムの特典情報データベースの特典データを示す図であり、図6は、図1の管理システムの特典情報データベースの予約特典データを示す図であり、図7は、図1の管理システムにおける販売データ登録の流れを示すフローチャートであり、図8は、図1の管理システムにおける購入データの登録の流れを示すフローチャートであり、図9は、図1の管理システムにおける購入特典の取得の流れを示すフローチャートであり、図10は、図1の管理システムにおける機器の予約の流れを示すフローチャートである。
【0014】
図1において、図示の顧客及び販売機器の管理システムは、例えば、電気機器、電子機器、ガス機器などの各種機器を製造する機器製造会社2側に設置されるパソコン4及びサーバ6と、各種機器を販売する機器販売会社8側に設置されるパソコン10及びサーバ12と、顧客14側に設置されるパソコン16と、から構成され、これらのパソコン6,10,12が例えばインターネット網18を介して通信接続されている。尚、図1において、説明を容易にするために、機器製造会社2側のパソコン4を2台、また機器販売会社8側のパソコン10を1台示しているが、機器製造会社2及び機器販売会社8には多数のパソコン4,10が設置されている。また、機器販売会社8については2社、顧客14についても2人示しているが、機器販売会社8及び顧客14も多数存在する。
【0015】
図2をも参照して、機器製造会社2側のパソコン4について説明すると、各パソコン4は、各種データを演算処理するためのマイクロプロセッサ(CPU)20を備え、図示の形態では、このマイクロプロセッサ20は、データ仮登録手段22、データ登録手段24、データ読出し手段26、未使用期間演算手段28、販売特典ランク判定手段30、判定情報読出し手段32、ポイント演算手段34、顧客チェック手段36及び顧客番号付与手段38を含んでいる。データ仮登録手段22は後述する如く入力された販売情報の一部及び購入情報の一部を仮登録し、データ登録手段24は各種情報を登録するとともに、仮登録された情報を本登録し、またデータ読出し手段26はサーバ6、12に登録された各種情報を読み出す。また、未使用期間演算手段28は後述する如くして未使用期間を演算し、販売特典ランク判定手段30は未使用期間演算手段28による演算値に基づいて販売特典ランクを後述する如く判定し、判定情報読出し手段32は判定された販売特典ランクに対応する判定情報を読み出す。更に、ポイント演算手段34は後述する如くポイントを演算し、顧客チェック手段36は顧客情報をチェックし、顧客番号付与手段38は顧客管理番号が付与されていない顧客に顧客管理番号を付与する。
【0016】
このパソコン4は、更に、入力手段40(第1入力手段を構成する)、表示手段42、記憶手段44及び通信手段46を備えている。入力手段40はキーボード、マウスなどから構成され、各種情報を入力する際に操作される。また、表示手段42は液晶表示装置、CRTなどから構成され、各種情報の内容を表示する。記憶手段44はハードディスク記憶装置(HDD)などから構成され、各種情報を記憶する。更に、通信手段46は送受信手段から構成され、各種データ信号をインターネット網18を介して送信、受信する。
【0017】
この実施形態では、サーバ6は、顧客情報が登録される顧客情報データベース48、機器情報が登録される機器情報データベース50及び特典情報が登録される特典情報データベース52を有し、特典情報データベース52は、未使用期間に対応して付与される販売特典に関する販売特典情報54及び予約待ち期間に対応して付与される予約特典に関する予約特典56を含んでいる。尚、顧客情報データベース50の顧客情報、機器情報データベース50の機器情報及び特典データベース52の特典情報の一部又は全部をパソコン4の記憶手段44に登録するようにしてもよい。
【0018】
この実施形態では、販売特典情報54として、図5に示す販売特典テーブルが登録されている。即ち、機器の未使用期間、即ち機器の製造日から販売日までの期間(この実施形態では、日数で演算している)に対応して、販売特典ランクが「A」〜「E」の5段階に設定され、例えば、未使用期間が0〜90(又は91〜180、181〜365、366〜730、731以上)日のときには、特典ランク判定手段30が販売特典ランク「A」(又は「B」、「C」、「D」、「E」)と判定する。また、販売特典として、販売した機器の保証期間を延長する保証期間の延長と、機器の販売価格を割り引く割引ポイントとがあり、延長保証期間及び割引ポイントが各販売特典ポイントに応じて設定され、販売特典ランクが高くなるに従って延長保証期間が長く、割引ポイントが大きくなるように設定され、このように設定することによって、未使用期間の長い機器に対し、購入者の購入意欲を高め、このような機器の販売促進を行うことができる。
【0019】
また、予約特典情報56として、図6に示す予約特典テーブルが登録されている。即ち、機器の予約待ち期間、即ち機器の予約申込み日から販売開始日までの期間(この実施形態では、日数で演算している)に対応して、予約特典ランクが「A」〜「D」の4段階に設定され、例えば、予約待ち期間が0〜10(又は11〜30、31〜60、61以上)日のときには、後述する予約特典ランク判定手段(後述する)が予約特典ランク「A」(又は「B」、「C」、「D」)と判定する。予約特典として、機器の販売価格を割り引く割引ポイントがあり、割引ポイントが各販売特典ポイントに応じて設定され、予約特典ランクが高くなるに従って割引ポイントが大きくなるように設定され、このように設定することによって、販売開始前における購入者の購入意欲を高め、新らしい機器の販売開始前における販売促進を行うことができる。
【0020】
尚、この実施形態では、販売特典として延長保証期間及び割引ポイントを、また予約特典として割引ポイントを設定しているが、このような特典に代えて、又はこのような特典に加えて、その他の特典、例えば特典景品などを設定するようにしてもよい。また、販売特典については機器の未使用期間に応じて5段階に、また予約特典については機器の予約待ち期間に応じて4段階に設定しているが、これらの段階に限定されず、販売特典及び予約特典の特典ランクの段階を適宜設定することができる。
【0021】
次に、図1及び図3を参照して機器販売会社8のパソコン10及びサーバ12について説明すると、図示のパソコン10は、各種データを演算処理するためのマイクロプロセッサ(CPU)58を備え、図示の形態では、このマイクロプロセッサ58は、データ登録手段60、データ読出し手段62、顧客番号確認手段64、予約待ち期間演算手段66、予約特典ランク判定手段68及び判定情報読出し手段70を含んでいる。データ登録手段60は各種情報を登録し、またデータ読出し手段26は各種情報を読み出す。また、予約待ち期間演算手段66は上記予約待ち期間を演算し、予約特典ランク判定手段68は予約待ち期間演算手段66による演算値に基づいて予約特典ランクを判定し、判定情報読出し手段70は判定された予約特典ランクに対応する判定情報を読み出す。
【0022】
このパソコン10は、機器製造会社2のパソコン4と同様に、入力手段72(第2入力手段を構成する)、表示手段74、記憶手段76及び通信手段78を備え、この通信手段78により各種データ信号がインターネット網18を介して送信、受信される。
【0023】
この実施形態では、サーバ12は、販売情報が登録される販売情報データベース80を有している。尚、販売情報データベース80の販売情報の一部又は全部をパソコン10の記憶手段76に登録するようにしてもよい。
【0024】
また、顧客側14のパソコン16は、具体的に示していないが、機器製造会社2及び機器販売会社8のパソコン4,10と同様に、データを演算処理するためのマイクロプロセッサ、入力手段(第3入力手段を構成する)、表示手段、記憶手段及び通信手段を備え、この通信手段によりインターネット網18を介して各種データ信号の送信、受信が行われる。
【0025】
次に、図4を参照して、顧客情報データベース48の顧客情報、機器情報データベース50の機器情報及び販売情報データベース80の販売情報について説明する。この実施形態では、顧客情報データベース48に登録される顧客情報は、機器製造会社2の機器を購入した購入者に関する情報であり、顧客の住所、氏名、電話番号、顧客管理番号(所謂、顧客管理データであって、数字、ローマ字、記号などで表示される)に加えて、購入した機器名、型番、機器ロット番号(所謂、機器管理データであって、数字、ローマ字、記号などで表示される)、データ機器の販売日(販売年月日)、機器の予約申込み日(予約申込み年月日)及び特典ポイントなどが登録される。また、機器情報データベース50に登録される機器情報は、機器製造会社2にて製造された機器に関する情報であり、機器名、型番、機器ロット番号(機器管理データ)、製造日(製造年月日)などが登録される。更に、販売情報データベース80に登録される販売情報は、機器製造会社2にて製造された機器の販売に関する情報であり、販売した顧客の顧客管理番号(顧客管理データ)、顧客の住所、氏名、電話番号、販売した機器名、その型番、その機器を販売した販売日(販売年月日)、販売開始日(販売開始年月日)、予約申込み日及び特典保証期間(即ち、延長保証期間)などが登録される。
【0026】
後に詳述するように、顧客情報データベース48の顧客情報と販売情報データベース80の販売情報とは、顧客情報中の顧客管理番号(顧客管理データ)と販売情報中の顧客管理番号に基づいて関連付けられて相互にリンクされ、また機器情報データベース50の機器情報と顧客情報データベース48の顧客情報とは、機器情報中の機器ロット番号(機器ロットデータ)と顧客情報中の機器ロット番号に基づいて関連付けられて相互にリンクされ、このように構成することことによって、顧客情報データベース48の顧客情報、機器情報データベース50の機器情報及び販売情報データベース80の販売情報とが顧客管理番号及び機器ロット番号を介してリンクされ、これらのデータベース48,50,80の情報を相互に関連付けて利用することができる。
【0027】
次に、主として、図1〜図3及び図7〜図10を参照して、この管理システムの運用の流れについて説明する。まず、主として図1、図3及び図7を参照して機器を販売した機器販売会社2側からの流れについて説明すると、機器販売会社8において機器の販売を行うと、この機器販売会社8がパソコン10の入力手段72(第2入力手段)を入力操作して、販売した機器及び購入者に関する販売情報、例えば、顧客管理番号、購入者の氏名、住所、機器名、型番、販売日などを入力する(ステップS1)。かくすると、データ登録手段60はこの入力販売情報をサーバ12に送って販売情報データベース80に登録する(ステップS2)。また、この販売情報の一部、例えば顧客管理番号(顧客管理番号を有しない顧客については入力されない)、住所、氏名、機器名、機器型番、販売日などを含む情報がインターネット網18を介して機器製造会社2のパソコン4に送られ(ステップS4)、パソコン4のデータ仮登録手段22がこの販売情報の一部をサーバ6の顧客情報データベース48に仮登録する(ステップS4)。販売情報が購入情報に先立って入力されると、このように先に入力された販売情報の一部が顧客情報データベース48に仮登録される。
【0028】
その後、機器を購入した購入者、即ち顧客14がパソコン16の入力手段(第3入力手段)を操作して機器製造会社2のサーバ6にアクセスして購入情報の入力を行う(ステップS5)と、販売情報及び購入情報の双方が入力された段階で、この機器が販売されたと判断して顧客のチェックが行われる(ステップS6)。この顧客のチェックは、顧客チェック手段36が、顧客情報データベース48に登録された顧客情報と、機器販売会社8からの販売情報及び顧客(購入者)からの購入情報とに基づき、これら情報を対比して行う。
【0029】
そして、販売情報及び購入情報の顧客データが顧客情報データベース48に登録されていないと、新規な顧客であるとして、ステップS7からステップS8に進み、パソコン4の顧客管理番号付与手段38はこの顧客についての顧客管理番号を付与し、この顧客管理番号とともに顧客情報データベース48に仮登録されていた販売情報(このとき、顧客の住所、氏名、機器名、型番などの情報)が、顧客情報データベース48に本登録される(ステップS9)。一方、販売情報及び購入情報の顧客データが顧客情報データベース48に登録されていると、新規な顧客でないとして、ステップS7からステップS9に進み、顧客情報データベース48に仮登録されていた販売情報の一部(このとき、顧客管理番号、顧客の住所、氏名、電話番号を除く他の情報、即ち機器名、型番などの情報)が、顧客情報データベース48に本登録される。
【0030】
購入者が購入情報を入力すると、この購入情報は機器情報データベース50に登録されるとともに、その購入情報の一部、例えば機器ロット番号(機器ロットデータ)などが、インターネット網18を介してサーバ6に送られ、販売情報の一部とともに顧客情報データベース48に登録され、機器情報データベース50の機器情報と顧客情報データベース48の顧客情報とが機器ロット番号を介して関連付けられて相互にリンクされる。
【0031】
その後、顧客情報データベース48に登録された顧客管理番号がインターネット網18を介して機器販売会社8のパソコン10に送られ(ステップS10)、その顧客管理番号確認手段64が顧客情報の顧客管理番号と販売情報データベース80の販売情報の顧客管理番号とを確認する(ステップS11)。
【0032】
そして、販売情報の顧客管理番号が正しく入力されていない、例えば顧客管理番号が入力されていないと、ステップS12からステップS13に進み、顧客情報中の顧客管理番号が販売情報データベース80の販売情報に登録され、顧客情報データベース48の顧客情報と販売情報データベース50の販売情報とが、この顧客管理番号を介して関連付けられて相互にリンクされる(ステップS14)。一方、販売情報の顧客管理番号が正しく入力されていると、ステップS12からステップS14に進み、顧客管理番号を介して顧客情報データベース48の顧客情報と販売情報データベース50の販売情報とが相互にリンクされる。このようにして顧客情報データベース48の顧客情報、機器情報データベース50の機器情報及び販売情報データベース80の販売情報が機器ロット番号及び顧客管理番号を介して所要の通りにリンクされ、これらデータベース48,50,80の情報を利用することができる。
【0033】
次に、主として図1及び図8を参照して機器を購入した購入者(顧客側)の流れについて説明する。機器を購入すると、購入した顧客14はパソコン16の入力手段(第3入力手段)を入力操作して、インターネット網18を介して機器製造会社2側のサーバ6にアクセスして購入者に関する購入情報、例えば、顧客管理番号、購入者の氏名、住所、機器名、型番、機器ロット番号などを入力する(ステップS21)。かくすると、この購入情報がインターネット網18を介して機器製造会社2のサーバ6に送られ(ステップS22)、データ登録手段24は機器ロット番号と関連付けて機器情報データベース50に登録する(ステップS23)。また、この購入情報の一部、例えば顧客管理番号(顧客管理番号を有しない顧客については入力されない)、住所、氏名、機器名、機器型番、機器ロット番号などを含む情報が、インターネット網18を介してサーバ6の顧客情報データベース48に送られ(ステップS24)、パソコン4のデータ仮登録手段22がこの購入情報の一部を顧客情報データベース48に仮登録する(ステップS25)。購入情報が販売情報に先立って入力されると、このように先に入力された購入情報の一部が顧客情報データベース48に仮登録される。
【0034】
その後、機器を販売した機器販売会社8がパソコン10の入力手段72(第2入力手段)を操作して販売情報の入力を行う(ステップS26)と、販売情報及び購入情報の双方が入力された段階で、この機器が販売されたと判断して顧客のチェックが行われる(ステップS27)。この顧客のチェックは、図7のステップS6と略同様に、顧客情報データベース48に登録された顧客情報と、機器販売会社8からの販売情報及び顧客(購入者)からの購入情報とに基づき、これら情報を対比して行われる。
【0035】
そして、販売情報及び購入情報の顧客データが顧客情報データベース48に登録されていないと、新規な顧客であるとして、ステップS28からステップS29に進み、パソコン4の顧客管理番号付与手段38はこの顧客についての顧客管理番号を付与し、この顧客管理番号とともに顧客情報データベース48に仮登録されていた購入情報(このとき、顧客の住所、氏名、機器名、型番などの情報)が、顧客情報データベース48に本登録される(ステップS30)。一方、販売情報及び購入情報の顧客データが顧客情報データベース48に登録されていると、新規な顧客でないとして、ステップS28からステップS30に進み、顧客情報データベース48に仮登録されていた購入情報の一部(このとき、顧客管理番号、顧客の住所、氏名、電話番号を除く他の情報、即ち機器ロット番号、機器名、型番などの情報)が、顧客情報データベース48に本登録され、機器情報データベース80の機器情報と顧客情報データベース48の顧客情報とが機器ロット番号を介して関連付けられてリンクされる。
【0036】
機器販売会社が販売情報を入力すると、この販売情報は販売情報データベース80に登録されるとともに、その販売情報の一部、例えば販売日などが、インターネット網18を介してサーバ6に送られ、購入情報の一部とともに顧客情報データベース48に登録される。
【0037】
このように購入情報の一部及び販売情報の一部が顧客情報データベース48に登録された後は、図7のステップS10に移り、ステップS10〜ステップS14が実行され、顧客情報データベース48の顧客情報及び販売情報データベース80の販売情報の顧客管理番号の確認が行われた後に、顧客情報データベース48の顧客情報と販売情報データベース80の販売情報とが顧客管理番号を介して関連付けられてリンクされる。
【0038】
この実施形態では、販売特典の付与は、機器販売会社8からの販売情報と顧客14からの購入情報とが入力された段階で、次のようにして行われる。主として図2、図5及び図9を参照して、機器販売会社8から販売情報が入力され、顧客14から購入情報が入力されると、ステップS31及びステップS32を経てステップS33に進み、パソコン4の未使用期間演算手段28は、販売された機器についての販売日(販売情報データベース80に登録された販売情報中の販売日データ)とその機器についての製造日(機器情報データベース50に登録された製造日データ)とをピックアップし、これら販売日及び製造日に基づいてそれらの間の期間、即ち機器の未使用期間を演算する(ステップS34)。
【0039】
このように未使用期間が演算されると、販売特典ランク判定手段30は演算された未使用期間に基づいて販売特典ランクを判定する(ステップS35)。この販売特典ランクの判定は、特典情報データベース54の販売特典情報54、即ち図5に示すテーブルを利用して行われ、例えば未使用期間が例えば160日であるときには、販売特典ランク判定手段30は販売特典ランク「B」と判定し、判定情報読出し手段32は、図5のテーブルから販売特典ランク「B」に対応する販売特典内容を読み出し(ステップS36)、読み出した販売特定内容データを機器を購入した顧客4のパソコン16に送る。
【0040】
このように販売特典内容が送られると、顧客14はその特典を入力手段(第3入力手段)を入力操作して選定する。顧客14が販売特典として延長保証期間(即ち、特典保証期間)を選ぶと、ステップS38からステップS39に進み、この選定された延長保証期間データ、即ち延長保証期間「3か月」が機器販売会社8のパソコン10に送られ、販売情報データベース80に登録され、機器販売会社80側にてこの延長保証期間が管理される。一方、顧客14が販売特典として割引ポイントを選ぶと、ステップS38からステップS40を経てステップS41に進み、この選定された割引ポイントデータ、即ち割引ポイント「100」が機器製造会社2のパソコン4に送られ、顧客情報データベース48に登録され(ステップS41)、機器製造会社2側にてこの割引ポイントが管理される。このとき、ポイント演算手段34は、既に登録されている割引ポイントに今回取得した割引ポイントを加算し、加算した割引ポイントが登録される。このように取得した割引ポイントは、次に機器を購入するときに使用することができ、取得した割引ポイントに応じた割引を機器を購入する際に受けることができる。
【0041】
この実施形態では、機器の販売開始前にその機器の購入を予約すると予約特典を受けることができ、この予約特典の付与は、次のようにして行われる。主として図3、図6及び図10を参照して、購入者が機器販売会社2にて発売前の機器を購入予約し、機器販売会社8のパソコン10の入力手段72(第2入力手段)から購入予約情報(例えば、住所、氏名、電話番号、機器名、型番、予約日)が入力される(ステップS51)と、この購入予約情報がサーバ12の販売情報データベース80に登録される(ステップS52)。かくすると、パソコン10の予約待ち期間演算手段66は、購入予約された機器についての販売開始日(販売情報データベース80に登録された販売開始日データ)とその機器の予約申込み日(販売情報データベース80に登録された購入予約情報中の予約申込み日データ)とを読み出し、これら販売開始日及び予約申込み日に基づいてそれらの間の期間、即ち購入予約された機器の予約待ち期間を演算する(ステップS53)。
【0042】
このように予約待ち期間が演算されると、予約特典ランク判定手段68は演算された予約待ち期間に基づいて予約特典ランクを判定する(ステップS54)。この予約特典ランクの判定は、特典情報データベース54の予約特典情報56、即ち図6に示すテーブルを利用して行われ、例えば予約待ち期間が例えば35日であるときには、予約特典ランク判定手段68は予約特典ランク「C」と判定し、判定情報読出し手段70は、図6のテーブルから予約特典ランク「C」に対応する予約特典内容を読み出す(ステップS55)。
【0043】
このように予約特典内容が読み出されると、予約者(顧客)はその特典を確認して選定する(ステップS56)。この実施形態では、予約特典として割引ポイント(特典ポイント)のみが設定されているので、予約特典として割引ポイント「200」が自動的に選定される。
【0044】
この選定された割引ポイントデータ、即ち割引ポイント「200」が機器製造会社2のパソコン4に送られ、顧客情報データベース48に登録され(ステップS57)、機器製造会社2側にてこの割引ポイントが管理される。このとき、ポイント演算手段34は、既に登録されている割引ポイントに今回取得した割引ポイントを加算し、加算した割引ポイントが登録される。このように取得した割引ポイントは、次に機器を購入するときに使用することができる。
【0045】
以上、本発明の顧客及び機器販売の管理システムの一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0046】
例えば、上述した実施形態では、機器製造会社2側のサーバ6及び機器販売会社10側のサーバ12によって顧客情報、機器情報及び顧客情報を管理しているが、このような構成に限定されず、例えば顧客サービス管理会社を設け、例えば顧客情報をこの顧客サービス管理会社で管理するようにしてもよい。
【0047】
また、上述した実施形態では、顧客に付与する特典として、未使用期間に対応した販売特典及び予約待ち期間に対応した予約特典の双方を設定しているが、販売特典及び予約特典のいずれか一方のみを付与するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に従う管理システムの一実施形態の全体を簡略的に示すシステム概略図。
【図2】図1の機器製造会社におけるシステムをより具体的に示すブロック図。
【図3】図1の機器販売会社におけるシステムをより具体的に示すブロック図。
【図4】図1の管理システムの各種データベースに登録されるデータを示す図。
【図5】図1の管理システムの特典情報データベースの特典データを示す図。
【図6】図1の管理システムの特典情報データベースの予約特典データを示す図。
【図7】図1の管理システムにおける販売データ登録の流れを示すフローチャート。
【図8】図1の管理システムにおける購入データの登録の流れを示すフローチャート。
【図9】図1の管理システムにおける購入特典の取得の流れを示すフローチャート。
【図10】図1の管理システムにおける機器の予約の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
【0049】
4,10,16 パソコン
6,12 サーバ
22 データ仮登録手段
24,60 データ登録手段
28 未使用期間演算手段
30 販売特典ランク判定手段
32,70 判定情報読出し手段
34 ポイント演算手段
38 顧客管理番号付与手段
40,72 入力手段
48 顧客情報データベース
50 機器情報データベース
52 特典情報データベース
66 予約待ち期間演算手段
68 予約特典ランク判定手段
80 販売情報データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客情報が登録された顧客情報データベースと、機器情報が登録された機器情報データベースと、販売情報が登録された販売情報データベースと、機器情報を入力するための第1入力手段と、販売情報を入力するための第2入力手段と、購入情報を入力するための第3入力手段と、を備え、
前記第2入力手段により前記販売情報が入力されると、前記販売情報が前記販売情報データベースに登録されるとともに、前記販売情報の少なくとも一部が前記顧客データベースに仮登録され、その後前記第3入力手段により前記顧客情報が入力されると、前記購入情報が前記機器情報データベースに登録され、その少なくとも一部が前記顧客情報データベースに登録されるとともに、仮登録された前記販売情報の少なくとも一部が前記顧客情報データベースに本登録され、前記販売情報及び前記購入情報の双方が入力された段階で、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記販売情報データベースに登録された前記販売情報が、前記顧客情報中の顧客管理データに基づいてリンクされ、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記機器情報データベースに登録された前記機器情報が、前記機器情報中の機器ロットデータに基づいてリンクされることを特徴とする顧客及び販売機器の管理システム。
【請求項2】
顧客情報が登録された顧客情報データベースと、機器情報が登録された機器情報データベースと、販売情報が登録された販売情報データベースと、機器情報を入力するための第1入力手段と、販売情報を入力するための第2入力手段と、購入情報を入力するための第3入力手段と、を備え、
前記第3入力手段により前記購入情報が入力されると、前記購入情報が前記機器情報データベースに登録されるとともに、前記購入情報の少なくとも一部が前記顧客データベースに仮登録され、その後前記第2入力手段により前記販売情報が入力されると、前記販売情報が前記販売情報データベースに登録され、その少なくとも一部が前記顧客データベースに登録されるとともに、仮登録された前記購入情報の少なくとも一部が前記顧客情報データベースに本登録され、前記販売情報及び前記購入情報の双方が入力された段階で、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記販売情報データベースに登録された前記販売情報が、前記顧客情報中の顧客管理データに基づいてリンクされ、前記顧客情報データベースに登録された前記顧客情報及び前記機器情報データベースに登録された前記機器情報が、前記機器情報中の機器ロットデータに基づいてリンクされることを特徴とする顧客及び販売機器の管理システム。
【請求項3】
製造後購入されるまでの購入前の未使用期間を演算するための未使用期間演算手段と、販売特典のランクを判定するための販売特典ランク判定手段と、を更に備えており、前記未使用期間演算手段は、前記機器情報中の製造日データ及び前記販売情報中の販売日データに基づいて前記購入前の未使用期間を演算し、前記販売特典ランク判定手段は、前記未使用期間演算手段による演算値に基づいて販売特典のランクを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の顧客及び販売機器の管理システム。
【請求項4】
予約申込み後購入するまでの購入前の予約待ち期間を演算するための予約待ち期間演算手段と、予約特典のランクを判定するための予約特典ランク判定手段と、を更に備えており、前記予約待ち期間演算手段は、機器の販売開始日データ及び予約申込み情報中の予約申込み日データに基づいて前記購入前の予約待ち期間を演算し、前記予約特典ランク判定手段は、前記予約待ち期間演算手段による演算値に基づいて予約特典のランクを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の顧客及び販売機器の管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−11817(P2006−11817A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−188000(P2004−188000)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【出願人】(000000284)大阪瓦斯株式会社 (2,453)