顧客情報管理システム及び顧客情報管理方法
【課題】顧客情報を管理するシステムおよびその方法を提供する。
【解決手段】コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、の各手段を備える。
【解決手段】コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、の各手段を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顧客情報を管理するシステム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
サービスプロバイダは、トランザクション情報を格納する。例えば、航空会社は、航空券の予約、チケットの発行、支払いおよびその他のトランザクション情報を航空会社コンピュータシステムに格納する。ホテルは、予約、支払いおよび他の情報をホテルコンピュータシステムに格納する。
【0003】
サービスプロバイダは、そのコンピュータシステムを独立に管理する。予期しないおよび旅行者にはどうすることもできない事情により行程に変更があった場合には、旅行は困難になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
顧客情報を管理するシステムおよび方法を提供することが望ましい。顧客と互いに独立して業務を行っている異なるサービスプロバイダとの対話を容易に行うためには、マスタ顧客プロファイルおよびマスタデータストアを確立することが望ましい。
【0005】
例えば、旅行者と、旅行者が旅行中に対話を行うことができる、航空会社、レンタカー会社、ホテル、エンタテインメント会社および他のエンティティとの対話を容易に行うためのマスタ旅行プロファイルを確立することは望ましいことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このため、本発明は、コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、の各手段を備えたことを特徴とする顧客情報理システムを提供するものである。
【0007】
さらに、本発明は、コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録するステップと、コンピュータによりプロファイル内に顧客情報を格納するステップと、顧客情報を使用してコンピュータによりプロバイダコンピュータと顧客との間の対話を容易にするステップと、の各ステップを含むことを特徴とする顧客情報理システムを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】顧客情報を管理するためのシステムのブロック図である。
【図2】プロバイダサービスに対する顧客の優先順位を含む例示としての画面である。
【図3】管理サービスに対する顧客の優先順位を含む例示としての画面である。
【図4】例示としての顧客インタフェースにより表示された例示としての画面である。
【図5】例示としての登録および行程登録手続きを示すフローチャートである。
【図6】例示としてのスケジュール監視および事前変更手続きを示すフローチャートである。
【図7】例示としてのフライト状況ルックアップ手続きを示すフローチャートである。
【図8】例示としての出発前のメッセージング手続きを示すフローチャートである。
【図9】例示としての座席オークション手続きを示すフローチャートである。
【図10a】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10b】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10c】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10d】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10e】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10f】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図11】例示としての自動搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図12】例示としての空港クラブ一日券提供手続きを示すフローチャートである。
【図13】事前フライト状況およびフライト再調停手続きを示すフローチャートである。
【図14】例示としての事前到着コンテンツ配信手続きを示すフローチャートである。
【図15a】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15b】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15c】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15d】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図16】例示としての自動レンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図17a】例示としての通常のホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図17b】例示としての通常のホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図18】例示としての自動ホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図19】例示としての食事予約手続きを示すフローチャートである。
【図20】例示としてのショーおよびアトラクションチケット購入手続きを示すフローチャートである。
【図21】例示としての通常のホテルチェックアウト手続きを示すフローチャートである。
【図22】例示としての自動ホテルチェックアウト手続きを示すフローチャートである。
【図23】例示としてのレンタカー返却手続きを示すフローチャートである。
【図24】例示としてのクルーズチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1を参照すると、例示としてのシステム10は、主として、管理コンピュータ12と、プロバイダコンピュータ14と、顧客インタフェース16とを含む。
【0010】
顧客インタフェース16を備える顧客は、管理コンピュータ12に関連するエンティティとのアカウントまたは会員資格を確立する。この管理エンティティは、プロバイダコンピュータ14に関連するプロバイダ会社間で仲介人としての働きをする。管理エンティティは、パートナー関係を含んでいる場合があるプロバイダとの関係を確立する。このエンティティは、顧客へのこのサービスの提供に課金することができる。
【0011】
管理コンピュータ12は、顧客およびプロバイダのために情報を入手し、送信し、格納するソフトウェアを実行する。例示的実施形態の場合には、このソフトウェアは、マネージャソフトウェア36および監視ソフトウェア38を含む。
【0012】
マネージャソフトウェア36は、顧客のプロファイル22の生成および維持を容易にする。マネージャソフトウェア36は、記憶媒体20内にプロファイル22を格納する。
【0013】
プロファイル32は、当該プロバイダ、管理コンピュータ12および選択したプロバイダコンピュータ14にログインするためのユーザ名およびパスワード、選択したプロバイダに対する顧客の優先順位、プロバイダロイヤルティプログラム情報(例えば、マイレージ会員番号など)、および目的に関連する他の情報を含むことができる。
【0014】
例えば、プロファイル22は、第三者連絡先情報を含むことができる。顧客が、旅行中であり、到着が遅れている場合には、監視ソフトウェア38は、友人、親戚、ビジネス関係者、または顧客がプロファイル22内で識別した他の誰かにメッセージを送信することができる。
【0015】
マネージャソフトウェア36は、また、記憶媒体20内で、行程24、履歴26、財布(wallet)28、統計30、ログ32およびコンテンツデータベース34を管理し、格納する。
【0016】
行程24は、航空券、レンタカーおよび他の旅行予約情報を含む。
【0017】
履歴26は、管理コンピュータ12が行った行動の記録を含む。
【0018】
財布28は、プロバイダから購入するためのクレジットカード情報のような支払情報を含む。
【0019】
統計30は、自身が提供するサービスを改善するために、管理コンピュータ12に関連する管理エンティティを助けるための管理コンピュータ12との顧客の対話に関する情報を含むことができる。
【0020】
ログ32は、監視ソフトウェア38が監視したイベントのログである。
【0021】
コンテンツデータベース34は、マネージャソフト36および監視ソフトウェア38が表示したウェブページのための資料を含む。
【0022】
図2を参照すると、例示としてのウェブページ37は、管理エンティティの優先順位を含む。プロバイダは、管理エンティティのパートナーとして識別される。この例の場合には、ウェブページ37は、航空会社である少なくとも1人のパートナーのための優先順位を含む。
【0023】
ウェブページ37は、管理コンピュータ12とプロバイダコンピュータ14との間の接続を可能または不能にするための設定、およびパートナーと行程およびフライト状況を共有するための、または共有しないための設定を含む。
【0024】
ウェブページ37は、さらに、管理コンピュータ12が提供する顧客サービスに関連する設定を含む。例えば、監視ソフトウェア38は、スケジュール変更のために行程を監視および調整すべきか否か、どのタイプの顧客、すなわち、優先順位が指定されている顧客またはすべての顧客を監視および調整すべきか否かという設定を含む。これらのサービスに対する顧客の優先順位は、管理エンティティの優先順位に優先する場合がある。
【0025】
管理コンピュータ12は、管理エンティティの制御下で、記憶媒体20内にこれらの設定を維持し、格納する。
【0026】
図3を参照すると、例示としてのウェブページ39は、管理サービスの顧客の優先順位を含む。顧客は、管理コンピュータ12のウェブサイトにログインし、ウェブページ39を選択し、選択したものをウェブページ39に入力する。
【0027】
ウェブページ39は、監視ソフトウェア38が自動的にスケジュール変更を受け入れるべきか否か、搭乗手続き可能なフライトに対して顧客を自動的に搭乗手続きをするべきか否か、また自動的に代わりのフライトに対して顧客を予約変更すべきか否かのようなフライトの優先順位に対する設定を含む。
【0028】
ウェブページ39は、さらに、監視ソフトウェア38が顧客に通知する方法および時間についての顧客の優先順位を含む。例えば、顧客は、監視ソフトウェア38による自動搭乗手続きの後で、監視ソフトウェア38から通知を受信することを選択することができる。例示としての通知方法としては、テキストメッセージ、電子メールおよび音声による警報等がある。
【0029】
図1に戻って説明すると、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル、行程および財布データを受信し、マネージャソフトウェア36に更新した行程データおよびトランザクションデータを送信する。
【0030】
監視ソフトウェア38が行う多くのことは、顧客の対話なしで発生する。例えば、監視ソフトウェア38は、プロバイダコンピュータ14に周期的に接続することにより、行程24を監視する。監視ソフトウェア38は、行程の更新をマネージャソフトウェア36に送信し、マネージャソフトウェア36は、次に、この更新を記憶媒体20に格納する。
【0031】
監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に従って、メッセージをプロバイダコンピュータ14のうちの任意のコンピュータに送信することができる。例示としてのプロバイダコンピュータ14は、航空会社コンピュータ40と、陸上輸送コンピュータ42と、宿泊コンピュータ44と、エンタテインメントコンピュータ46と、クルーズコンピュータ48とを含むことができる。
【0032】
航空会社コンピュータ40は、種々の航空会社に関連するコンピュータを含む。
【0033】
陸上輸送コンピュータ42は、レンタカー会社、バス会社、列車会社、リムジン会社、チャータ会社に関連するコンピュータ、および他のタイプの陸上輸送会社に関連するコンピュータを含む。
【0034】
宿泊コンピュータ44は、ホテル、モーテルおよび他のタイプの宿泊施設に関連するコンピュータを含む。
【0035】
エンタテインメントコンピュータ46は、レストラン、映画館、ライブエンタテインメントプロバイダ、旅客者アトラクションおよび他のタイプのエンタテインメントプロバイダに関連するコンピュータを含む。
【0036】
クルーズコンピュータ48は、クルーズ船会社に関連するコンピュータを含む。
【0037】
他の顧客は、同じまたは他のプロバイダコンピュータ14と多くのまたは少ないアカウントを有することができる。さらに、顧客は、旅行代理店およびそのコンピュータのような他のプロバイダへの仲介者であるプロバイダとのトランザクションを完了することができる。管理コンピュータ12は、ゲートウェイ52を通してプロバイダコンピュータ40〜48と結合することができる。
【0038】
監視ソフトウェア38は、プロファイル22に記載されている顧客および第三者に、行程および遅延の変更について通知するメッセージを送信することができる。監視ソフトウェア38は、すべてのイベントおよびメッセージのログ32を維持し、ログ32内の情報を使用して履歴26を更新する。
【0039】
例えば、プロバイダコンピュータ14とのオンラインアカウントを通して、顧客は、航空券、レンタカーおよびホテル予約の手配をしようとする。また、顧客は、エンタテインメントイベントを予約しようとする。顧客は、管理コンピュータ12のウェブサイトに接続する。監視ソフトウェア38は、顧客のプロファイル22内の情報を使用して各プロバイダコンピュータ14およびダウンロードプロバイダウェブページに接続する。監視ソフトウェア38は、顧客のプロファイル情報を使用してプロバイダコンピュータ14に顧客の行程24を周期的に同期させる。
【0040】
顧客は、フライトに対する座席指定を選択するために選択を行うことができる。あるいは、顧客は、プロファイル22内の顧客の優先順位に基づいて、座席指定を管理コンピュータに自動的に選択させるように選択することができる。
【0041】
顧客は、予定出発前の24時間内に警報メッセージを受信するために、プロファイル22内に要求を格納している。監視ソフトウェア38は、プロファイル22内で識別した1つまたは複数のフォーマットで、プロファイル22内で識別した顧客インタフェース16に警報メッセージを送信する。例えば、顧客インタフェース16は、プロファイル22内で識別した携帯無線機器であってもよいし、顧客は、その監視ソフトウェア38に、顧客の携帯無線機器にSMSメッセージを送信し、顧客の電子メールアドレスに電子メールメッセージを送信するように指示することができる。
【0042】
監視ソフトウェア38は、印刷可能な搭乗券または電子またはモバイル搭乗券の入手を含む、搭乗手続きを容易にするために、航空会社コンピュータ40のウェブサイトへのリンクを含むメッセージを送信することができる。モバイル搭乗券は、bCodeのような走査可能なバーコードおよびテキストを含むことができる。
【0043】
あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の搭乗手続き優先順位に従って、出発前の所定の時間に、監視ソフトウェア38が、顧客を自動的に搭乗手続きをしたことを表示しているメッセージを送信することができる。
【0044】
監視ソフトウェア38は、周期的に、出発の遅延およびキャンセルについて航空会社コンピュータ40にコンタクトする。スケジュールフライトが遅れたかキャンセルになった場合には、監視ソフトウェア38は、別のフライトを容易に選択することができるように、航空会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信することができる。
【0045】
あるいは、監視ソフトウェア38は、監視ソフトウェア38が、プロファイル22内の顧客のフライト変更優先順位に従って、別のフライトに対して自動的に顧客を再スケジュールしたことを表示しているメッセージを送信することができる。
【0046】
フライトがルートに従って行われている場合には、監視ソフトウェア38は、到着情報を入手するために、航空会社コンピュータ40に周期的にコンタクトすることにより、到着についてフライトを監視する。到着後、監視ソフトウェア38は、レンタカーのレンタルを容易にするために、レンタカー会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信することができる。
【0047】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインし、関連するレンタカー会社により顧客に割り当てられたレンタカーの位置を受信するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックインおよび車両位置の確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。
【0048】
監視ソフトウェア38は、宿泊施設とのチェックインを容易にするために、宿泊施設のウェブサイトへのリンクにより顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0049】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインを行い、部屋番号を入手するために、宿泊コンピュータ44にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックイン、部屋番号、および部屋のキーを入手するためのコードの確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeであっても、または他のタイプのコードであってもよい。
【0050】
監視ソフトウェア38は、エンタテインメントオプションをチェックするために、エンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。監視ソフトウェア38は、顧客に、顧客が選択できるように利用可能なエンタテインメントオプションを含むメッセージを送信し、選択したエンタテインメントオプションを予約し、顧客に、入場許可を入手するために予約およびコードの確認と一緒に、他のメッセージを送信することができる。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeであっても、または他のタイプのコードであってもよい。あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客が指定したエンタテインメントオプションを予約しようとし、次に、顧客に、利用できないことについての確認または否認と一緒にメッセージを送信することができる。
【0051】
また、顧客がクルーズしようとしている場合には、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、クルーズ会社との手続きを容易にするために、クルーズ会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0052】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインし、部屋番号を入手するために、クルーズコンピュータ48にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックイン、部屋番号および部屋のキーを入手するためのコードの確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeコードであっても、または他のタイプのコードであってもよい。
【0053】
監視ソフトウェア38は、顧客の目的地と関連する広告を入手するために、1つまたは複数のプロバイダコンピュータ14にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、顧客に、入手可能な広告と一緒にメッセージを送信する。例えば、監視ソフトウェア38は、エンタテインメントコンピュータ46と接続することができ、顧客の目的地のところのレストランがクーポンを提供していると判定することができる。監視ソフトウェア38は、エンタテインメントコンピュータ46から広告の詳細を入手し、エンタテインメントコンピュータ46のウェブサイトへのリンクにより、顧客にメッセージを送信する。あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内に顧客が指定しているように、利用可能な場合には、特定のクーポンまたは広告を自動的にダウンロードすることができ、次に、顧客に、広告またはクーポン、または使用不能を示すメッセージと一緒に、メッセージを送信することができる。
【0054】
監視ソフトウェア38は、宿泊コンピュータ44のウェブサイトへのリンクにより、通信インタフェース16にメッセージを送信することにより、ホテルのチェックアウトを容易にすることができる。
【0055】
あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の優先順位に従って、滞在を終わった時点でチェックアウトするために、宿泊コンピュータ44に自動的に接続することができる。監視ソフトウェア38は、宿泊コンピュータ44からレシートを入手し、顧客に、レシートまたはレシートへのリンクによりチェックアウトが完了したことを示すメッセージを送信する。
【0056】
監視ソフトウェア38は、例えば、陸上輸送コンピュータ42にメッセージを送信することにより、従業員がいない時間または場所で、レンタカーを容易に返却することができる。顧客がレンタカーを返却し、レシートを受け取りたい場合には、顧客は管理コンピュータ12にログオンする。監視ソフトウェア38は、陸上輸送コンピュータ42からレシートを入手し、顧客に、レシートまたはレシートへのリンクにより、返却が完了したことを示すメッセージを送信する。
【0057】
マネージャソフトウェア36および監視ソフトウェア38は、HTML(Hypertext Markup Language)、JavaScript、Javaまたは他の適切なウェブページ開発言語で書かれたウェブページの形で、画面データを表示するウェブアプリケーションとして書くことができる。マネージャソフトウェア36は、コンテンツデータベース34からウェブコンテンツを入手する。
【0058】
顧客インタフェース16は、パーソナルコンピュータ、または携帯電話、または他の無線ハンドヘルドデバイスのようなポータブルコンピューティングデバイスを含む、顧客が使用する1つまたは複数のコンピュータを含むことができる。顧客インタフェース16は、プロセッサと、メモリと、プログラムおよびデータ記憶装置と、ディスプレイと、1つまたは複数のユーザ入力デバイスとを含む。ディスプレイおよびユーザ入力デバイスは、タッチスクリーンとして一体化することができる。
【0059】
また、顧客は、API50を通して、キオスク54から管理コンピュータと対話を行うことができる。
【0060】
顧客インタフェース16は、セルラーネットワーク、およびインターネットのようなグローバル通信ネットワークを含むことができる、1つまたは複数のネットワークを通して管理コンピュータ12に接続する。顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12が格納しているウェブページを含む、ウェブページをダウンロードおよび表示するためにウェブブラウザアプリケーションを実行することができる。
【0061】
また、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12を通してまたは直接、手荷物をチェックするためのカーブサイド(curbside)搭乗手続きコンピュータ、食品を注文するためのクイックサーブキオスク、両替トランザクションを終了するための両替コンピュータ、方向を知るためのウェイファインディング(wayfinding)コンピュータ、銀行取引を完了するための現金自動預払機、予約、手荷物、搭乗手続きトランザクションを処理するためのチケットカウンタコンピュータ、およびパスポートまたは他の国境の出入国管理情報を処理するためのセキュリティコンピュータ、飛行機への搭乗のためのゲートおよび搭乗コンピュータ、および手荷物の受け取りを完了するための手荷物受取所コンピュータのような他のコンピュータと通信することができる。
【0062】
図4a〜図4dを参照すると、例示としての顧客インタフェース16は、タッチスクリーンを含む携帯セルラー通信機器、およびウェブページを受信し、ウェブページに入力された情報を送信することができる無線接続を含む。
【0063】
図4aを参照すると、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12から、例示としてのログインウェブページ60を表示する。顧客は、ユーザ名およびパスワードによりログインする。
【0064】
図4bを参照すると、顧客インタフェース16は、「フライト状況チェック(check flight status)」、「搭乗手続き(check−in)」「チケットの購入(purchase a ticket)」および「ロイヤルティ状況表示(view royalty status)」、および「行程保存表示(view save itineraries)」および「行程の追加(add an itinerary)」を含む、管理コンピュータ12が格納している情報に関連する選択メニューを含む、空の旅行に関連する選択メニューを含む例示としてのウェブページ62を表示する。
【0065】
メニューオプションは、ハイパーリンクとして表示される。ハイパーリンクは、以降のウェブページ、管理コンピュータ12のウェブページまたはプロバイダコンピュータ14のウェブページへのリンクを含むことができる。ハイパーリンクは、また、電子メール、SMS、MMSハイパーリンクのようなメッセージハイパーリンクを含むこともできる。
【0066】
顧客インタフェース16は、電子メール(eメール)メッセージ、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)メッセージ、または他のタイプの警報メッセージとして、監視ソフトウェア38からメッセージを受信することができる。
【0067】
図4cを参照すると、顧客インタフェース16は、顧客にフライトスケジュールの変更について通知する例示としての通知メッセージ64を受信し、表示する。メッセージ64は、監視ソフトウェア38によるフライト監視行動、および自動フライト調整からの顧客の選択の結果である。
【0068】
メッセージ64は、「肯定応答変更」および「行程表示」を含む関連するメニュー選択を含む。顧客は、「肯定応答変更」を選択し、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12にメッセージを送信する。
【0069】
図4dを参照すると、顧客インタフェース16は、例示としての通知メッセージ66を受信し、表示し、顧客の応答に肯定応答し、顧客にフライト調整について通知する。メッセージ66は、監視ソフトウェア38によるフライト監視調整行動の結果である。メッセージ66は、「行程表示」を含む関連するメニュー選択を含む。
【0070】
顧客インタフェース16は、プロファイル22内で情報を生成し、更新し、トランザクションを完了し、また通知を受信するための顧客の主要なデバイスである。しかし、顧客は、また、電話を使用する音声、ファクシミリ装置を使用するファクシミリ、および携帯電話、携帯情報端末または他の移動体通信機器のテキスト機能を使用するテキストを含む、ワールドワイドウェブ以外の他の方法により、管理コンピュータ12に関連するエンティティと通信することもできる。
【0071】
さらに、管理コンピュータ12は、プロバイダコンピュータ40〜46のうちの任意のものと結合することができる。例えば、航空会社コンピュータ40は、管理コンピュータ12として機能することができる。関連する航空会社は、好ましい乗客にそのサービスを提供することができ、他のサービスプロバイダと関係を確立することができ、また他のプロバイダコンピュータ14と接続するように、その管理ソフトウェアを構成することができる。
【0072】
他の例としては、レンタカー会社コンピュータのような陸上輸送コンピュータ42は、管理コンピュータ12として機能することができる。レンタカー会社コンピュータは、顧客が、すべての参加航空会社およびホテルコンピュータを表示し、対話を行うことができるようにすることができるが、他のレンタカー会社コンピュータとはそうすることができない。
【0073】
管理コンピュータ12は、また、API50を通して他のプロバイダのコンピュータ58との接続を容易にすることができる。他のプロバイダは、管理エンティティが、関係を確立するのに失敗したプロバイダを含むことができる。
【0074】
図5〜図24は、管理コンピュータ12に顧客との複数のプロバイダ対話を管理させることに契約する顧客のための例示としての手続きの集まりである。この例の場合には、プロバイダ対話は、航空会社のフライト、レンタカー、ホテル、エンタテインメント、およびクルーズを含む旅行行程に関連する。管理プロバイダ対話の他の例も想定される。ある種の対話は、個々のトランザクションの際の多くのまたは少ない顧客の意志決定、および管理コンピュータ12との顧客の対話に対するプロファイル22内の顧客の優先順位に関連して、「自動」対話に対して「通常」の対話として識別される。
【0075】
図5を参照すると、顧客は、プロバイダ管理プログラムに登録し、プログラムと一緒に行程を登録する。
【0076】
ステップ70において、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12に接続する。例えば、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12のウェブサイトに接続することができる。
【0077】
ステップ72において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22を生成する。
【0078】
ステップ74において、マネージャソフトウェア36は、顧客に、利用可能なプロバイダに対する選択を含む、図3類似の優先順位画面62を提示する。
【0079】
ステップ76において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22内に顧客提供情報を記録し、顧客提供情報を格納する。顧客が財布28を確立したい場合には、マネージャソフトウェア36は、財布28を生成し、それを顧客のプロファイル22と関連付ける。
【0080】
ステップ78において、マネージャソフトウェア36は、優先順位画面62内の選択したパートナーをプロファイル22と関連付ける。
【0081】
ステップ80において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22から顧客が提供したログイン情報を使用してプロバイダコンピュータ14内のパートナー記録から行程24を入手する。
【0082】
ステップ82において、顧客インタフェース16は、顧客がプロファイル22が完全であると満足した場合には、管理コンピュータ12から切断する。
【0083】
図6を参照すると、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に従って、例示としての自動フライトスケジュール監視を開始する。
【0084】
ステップ90において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0085】
ステップ92において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40とコンタクトし、使用中の行程24のフライト状況をチェックするために、フライト情報の問合せを行う。
【0086】
ステップ94において、監視ソフトウェア38は、問合せの結果からスケジュールが変更されたか否かを判定する。スケジュールが変更されなかった場合、監視ソフトウェア38は、ステップ90に戻る。それ以外の場合、監視ソフトウェア38はステップ96に進む。
【0087】
ステップ96において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の優先順位に基づいて、使用中の行程を自動的に調整しようとする。例えば、フライトがキャンセルされた場合には、監視ソフトウェア38は、他のフライトのために顧客を自動的にスケジュールしようとする。
【0088】
ステップ98において、監視ソフトウェア38は、スケジュール変更に関する情報と一緒に、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。例えば、監視ソフトウェア38は、電子メールメッセージ、SMSメッセージ、MMSメッセージ、または他のタイプの警報メッセージを送信することができる。
【0089】
ステップ100において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にスケジュール変更および行われた行動に関する情報を送信する。
【0090】
処理はステップ90に戻って、監視が引き続き行われる。
【0091】
図7を参照すると、監視ソフトウェア38は、フライト状況に対する顧客からの要求に応答する。
【0092】
ステップ110において、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12に接続し、フライト状況を要求する。
【0093】
ステップ112において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0094】
ステップ114において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、プロファイル22に関連する使用中の行程24に対するフライト状況をチェックするために、フライト情報を問い合わせる。
【0095】
ステップ116において、監視ソフトウェア38は、フライト状況情報と一緒に、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0096】
ステップ118において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にフライト状況情報および要求情報を送信する。
【0097】
図8を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前出発前メッセージングを開始する。
【0098】
ステップ120において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0099】
ステップ122において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、出発24時間前の時点で、使用中の行程24に対するフライト状況をチェックするために、フライト情報を問い合わせる。
【0100】
ステップ124において、監視ソフトウェア38は、フライトが搭乗手続き可能であることを確認する。
【0101】
ステップ126において、監視ソフトウェア38は、「Bon Voyage」メッセージを顧客インタフェース16に送信する。
【0102】
ステップ128において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に「Bon Voyage」メッセージを送信したことと一緒にフライト状況情報を送信する。
【0103】
図9を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての座席オークションを開始する。
【0104】
ステップ130において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0105】
ステップ132において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、使用中のフライトのオークション利用可能性をチェックする。
【0106】
ステップ134において、監視ソフトウェア38は、オークション提供と一緒に顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0107】
ステップ136において、顧客インタフェース16は、監視ソフトウェア38への顧客入札を含む入札メッセージを送信することにより応答する。
【0108】
ステップ138において、監視ソフトウェア38は、入札を処理する。
【0109】
ステップ140において、監視ソフトウェア38は、顧客が入札に成功したか失敗したかを判定する。失敗した場合、処理はステップ142に進む。それ以外の場合、処理はステップ146に進む。
【0110】
ステップ142において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、顧客が入札に失敗したことを示すメッセージを送信する。
【0111】
ステップ144において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に入札失敗メッセージを送信したことと一緒に入札履歴を送信する。処理が終了する。
【0112】
ステップ146において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、顧客が入札に成功したことを示すメッセージを送信する。
【0113】
ステップ148において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36に支払要求を送信する。マネージャソフトウェア36は、財布28から入札に対する支払いを処理する。
【0114】
ステップ150において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40内の顧客の座席指定を更新する。
【0115】
ステップ152において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に入札成功メッセージを送信したこと、財布28から支払が行われたこと、および座席指定が更新されたことと一緒に入札履歴を送信する。
【0116】
図10a〜図10fを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のフライトチェックインを開始する。
【0117】
図10aを参照すると、顧客インタフェース16は、ステップ160において、管理コンピュータ12に接続し、チェックインを要求する。
【0118】
ステップ162において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0119】
ステップ164において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40を確認し、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40に接続し、利用可能なアップグレードをチェックする。
【0120】
ステップ166において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0121】
ステップ168において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が自動アップグレードのための優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ172に進む。それ以外の場合、処理はステップ170に進む。
【0122】
ステップ170において、監視ソフトウェア38は、顧客に、顧客がもっと価格の高い座席にアップグレードしたいか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客がアップグレードを拒否した場合、処理はステップ182に進む。それ以外の場合、処理はステップ172に進む。
【0123】
ステップ172において、監視ソフトウェア38は、財布28から支払情報を入手するために、マネージャソフトウェア36にコンタクトする。
【0124】
ステップ174において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してアップグレードのための支払いを処理する。
【0125】
ステップ176において、監視ソフトウェア38は、座席アップグレードを処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0126】
ステップ178において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席タイプの詳細を送信する。
【0127】
ステップ180において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含むアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0128】
図10bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ182において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0129】
ステップ184において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、座席選択に対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ194に進む。それ以外の場合、処理はステップ186に進む。
【0130】
ステップ186において、監視ソフトウェアは、顧客に、座席指定を選択する機会を提供する画面を表示する。顧客が座席指定を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ196に進む。それ以外の場合、処理はステップ188に進む。
【0131】
ステップ188において、監視ソフトウェア38は、顧客のフライトに関連する座席マップ、および利用可能な座席に関連するデータを入手するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0132】
ステップ190において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、利用可能な座席を示すマップと一緒に画面を送信する。
【0133】
ステップ192において、監視ソフトウェア38は、座席指定の顧客の選択を記録する。
【0134】
ステップ194において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席指定を送信する。
【0135】
図10cを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ196において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0136】
ステップ198において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、非常用列座席のようなレッグルームがもっと広い座席、または航空機の前部にもっと近い座席のような好ましい位置の座席を含むことができる、好ましい座席に対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。また、好ましい座席に対する他の基準も想定される。そうである場合、処理はステップ204に進む。それ以外の場合、処理はステップ200に進む。
【0137】
ステップ200において、監視ソフトウェア38は、顧客が好ましい座席を望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客がアップグレードを拒否した場合、処理はステップ214に進む。それ以外の場合、処理はステップ202に進む。
【0138】
ステップ202において、利用可能な好ましい座席が表示され、好ましい座席のうちの1つの座席の顧客の選択が記録される。
【0139】
ステップ204において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36から財布28内の支払情報を入手する。
【0140】
ステップ206において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用して好ましい座席に対する支払いを処理する。
【0141】
ステップ208において、監視ソフトウェア38は、座席優先順位のアップグレードを処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0142】
ステップ210において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席優先順位の詳細を送信する。
【0143】
ステップ212において、監視ソフトウェア138は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含む座席優先順位のアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0144】
図10dを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ214において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0145】
ステップ216において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が食事を含むことができる特定の機内製品またはサービスに対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。機内製品またはサービスに対する他の基準も想定される。含んでいる場合、処理はステップ222に進む。それ以外の場合、処理はステップ218に進む。
【0146】
ステップ218において、監視ソフトウェア38は、顧客に、任意の機内製品またはサービスを望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客が提供を拒否した場合、処理はステップ232に進む。それ以外の場合、処理はステップ220に進む。
【0147】
ステップ220において、監視ソフトウェア38は、製品またはサービスに対する顧客の選択を記録する。
【0148】
ステップ222において、監視ソフトウェア38は、財布28から支払情報を入手するために、マネージャソフトウェア36にコンタクトする。
【0149】
ステップ224において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用して製品またはサービスに対する支払いを処理する。
【0150】
ステップ226において、監視ソフトウェア38は、例えば、製品またはサービスのトランザクションを処理するために、航空会社コンピュータ40またはエンタテインメントコンピュータ46を含むことができる関連プロバイダコンピュータ14にコンタクトする。
【0151】
ステップ228において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に機内製品またはサービスの詳細を送信する。
【0152】
ステップ230において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含む機内製品またはサービストランザクションの詳細を送信する。
【0153】
図10eを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ232において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0154】
ステップ234において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、後のフライトの座席、および無料の将来のフライト、ホテル滞在および食事を含むことができる可能なインセンティブを自発的に放棄するための優先順位を含んでいるか否かを判定する。他のインセンティブも想定される。そうである場合、処理はステップ240に進む。それ以外の場合、処理はステップ236に進む。
【0155】
ステップ236において、監視ソフトウェア38は、顧客に、可能なインセンティブを含む後のフライトを自発的に受け入れることを望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客が拒否した場合、処理はステップ246に進む。それ以外の場合、処理はステップ238に進む。
【0156】
ステップ238において、監視ソフトウェア38は、顧客が自発的に受け入れることを示す顧客の選択を記録する。
【0157】
ステップ240において、監視ソフトウェア38は、顧客を自発的に受け入れる顧客として処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0158】
ステップ242において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に自発的に受け入れる顧客の状況を送信する。
【0159】
ステップ244において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に自発的に受け入れることの状況の詳細を送信する。
【0160】
図10fを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ246における搭乗券配信方法の選択を含む乗客の搭乗手続きのために顧客インタフェース16に画面を送信する。例示としての配信方法は、印刷のためにコンピュータへの搭乗券を送信するステップ、移動ウェブデバイスに搭乗券を送信するステップ、またはファクシミリ装置に搭乗券を送信するステップを含む。
【0161】
ステップ248において、監視ソフトウェア38は、搭乗手続きを完了し、配信方法の顧客の選択に従って搭乗券を送信する。
【0162】
ステップ250において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に搭乗手続きの詳細を送信する。
【0163】
図11を参照すると、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16とのすべてのダイアログをスキップして、プロファイル22内の優先順位に従って、例示としての自動フライトチェックインを開始する。
【0164】
ステップ260において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0165】
ステップ262において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40を確認する。
【0166】
ステップ264において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が座席選択のための優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ266に進む。それ以外の場合、処理はステップ274に進む。
【0167】
ステップ266において、監視ソフトウェア38は、利用可能な座席に関連するデータを入手するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0168】
ステップ268において、監視ソフトウェア38は、データを比較し、優先順位に基づいて座席が利用可能か否かを判定する。利用可能な場合、処理はステップ270に進む。それ以外の場合、処理はステップ272に進む。
【0169】
ステップ270において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に新しい座席指定を送信する。
【0170】
ステップ272において、監視ソフトウェア38は、通信機器16に、顧客に通知するためのメッセージを送信する。
【0171】
ステップ274において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、搭乗券配信方法の選択を含む乗客の搭乗手続きのための画面を送信する。
【0172】
ステップ276において、監視ソフトウェア38は、搭乗手続きを完了し、配信方法の顧客の選択に従って搭乗券を送信する。
【0173】
ステップ278において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に搭乗手続きの詳細を送信する。
【0174】
図12を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての空港クラブ一日券提供を開始する。
【0175】
ステップ280において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0176】
ステップ282において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位をチェックし、望ましい行程24を探索する。
【0177】
ステップ284において、監視ソフトウェア38は、クラブ一日券を購入するようにとの通知と一緒に、顧客インタフェース16を介して顧客にメッセージを送信する。
【0178】
ステップ286において、顧客インタフェース16は、クラブ一日券を購入するための顧客の選択を記録し、管理コンピュータ12にメッセージを送信する。
【0179】
ステップ288において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してクラブ一日券に対する支払いを処理する。
【0180】
ステップ290において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して、航空会社コンピュータ40を含むことができる関連するプロバイダコンピュータ14に接続し、クラブ一日券トランザクションの詳細により関連するプロバイダコンピュータ14を更新する。
【0181】
ステップ292において、監視ソフトウェア38は、履歴26内にクラブ一日券の詳細を格納する。
【0182】
図13を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前フライト手順を開始する。
【0183】
ステップ300において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0184】
ステップ302において、監視ソフトウェア38は、使用中の行程24内のフライトのフライト状況をチェックするために、航空会社コンピュータ40に接続する。
【0185】
また、航空会社コンピュータ40は、ゲート変更、キャンセルおよび遅延のようなフライトの中止について、ホテルおよびエンタテインメント会場のような対応するダウンストリームのパートナーに通知するために、他のプロバイダコンピュータ14に接続する。さらに、航空会社コンピュータ40は、顧客デバイス16により顧客にフライトの中止を通知するメッセージを顧客に送信する。
【0186】
航空会社コンピュータ40が、宿泊を必要とするフライトの中止を報告した場合には、監視ソフトウェア38は、ステップ304において、プロファイル22内の優先順位に従って代わりのフライトを識別する。
【0187】
ステップ306において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、フライトの中止および代わりのフライトを通知するメッセージを送信する。
【0188】
ステップ308において、顧客インタフェース16は、代わりのフライトのうちの1つのフライトの顧客の選択を記録する。
【0189】
ステップ310において、監視ソフトウェア38は、選択を受信し、選択したフライトに顧客を予約変更するために、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40に接続する。
【0190】
ステップ312において、監視ソフトウェア38は、行程24を更新し、履歴26内の予約変更の詳細を格納する。
【0191】
図14を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前到着手順を開始する。
【0192】
ステップ320において、監視ソフトウェア38は、フライト状況をチェックしている間に、航空会社コンピュータ40からフライト到着の表示を受信する。
【0193】
ステップ322において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0194】
ステップ324において、監視ソフトウェア38は、行程24から、現在の位置がフライトの最終目的地であるか否かを判定する。最終目的地である場合、処理はステップ326に進む。それ以外の場合、処理はステップ328に進む。
【0195】
ステップ326において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、到着情報を含むメッセージを送信する。
【0196】
ステップ328において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、コンテンツデータベース34から到着情報および目的地コンテンツを含むメッセージを送信する。コンテンツは、宿泊、輸送、活動、エンタテインメントに関する情報、および目的地に関する事実を含むことができる。
【0197】
ステップ330において、監視ソフトウェア38は、メッセージが送信されたこと、および履歴26内の予約変更のメッセージの詳細を格納する。
【0198】
図15a〜図15dを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のレンタカー予約手順を開始する。
【0199】
図15aを参照すると、顧客は、ステップ340において、顧客インタフェース16を使用してレンタカー予約要求を開始する。
【0200】
ステップ342において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0201】
ステップ344において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、車両在庫情報をチェックするために陸上輸送コンピュータ42に接続する。
【0202】
ステップ348において、監視ソフトウェア38は、顧客に、異なる車種を選択する機会を提供する画面を表示する。顧客が異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ360に進む。それ以外の場合、処理はステップ350に進む。
【0203】
ステップ350において、監視ソフトウェア38は、異なる車種の顧客の選択を記録する。
【0204】
ステップ352において、監視ソフトウェア38は、選択した車種を予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0205】
ステップ354において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に車種情報および車種変更トランザクションの詳細を送信する。
【0206】
図15bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ360において、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0207】
ステップ362において、監視ソフトウェア38は、顧客に、もっと大型の車両にアップグレードする機会を提供する画面を表示する。画面内での選択は、プロファイル22内の優先順位に基づいて行うことができる。例えば、画面は、中型の車両からフルサイズの車両へアップグレードする機会を提供することができる。顧客が異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ370に進む。それ以外の場合、処理はステップ364に進む。
【0208】
ステップ364において、監視ソフトウェア39は、アップグレードの顧客の選択を記録する。
【0209】
ステップ366において、監視ソフトウェア38は、選択したアップグレードを予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0210】
ステップ368において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアップグレード情報およびアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0211】
図15cを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ370において、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0212】
ステップ372において、監視ソフトウェア38は、顧客に、衛星通信機および全地球測位衛星受信機のようなアドオンを予約する機会を提供する画面を表示する。画面内での選択は、プロファイル22内の優先順位に基いて行うことができる。顧客が、異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ380に進む。それ以外の場合、処理はステップ374に進む。
【0213】
ステップ374において、監視ソフトウェア38は、アドオンの顧客の選択を記録する。
【0214】
ステップ376において、監視ソフトウェア38は、選択したアドオンを予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0215】
ステップ378において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアドオン情報およびアドオントランザクションの詳細を送信する。
【0216】
図15dを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ380において、チェックイン手続きを行うために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0217】
ステップ382において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、車両トランザクション情報、車両識別情報、車両位置情報および役立つ追加情報を含むメッセージを送信する。
【0218】
ステップ384において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に、メッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0219】
図16を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動レンタカー予約手順を開始する。
【0220】
ステップ390において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0221】
ステップ392において、監視ソフトウェア38は、車両在庫をチェックするために陸上輸送コンピュータ42に接続し、プロファイル22内の優先順位に基づいて車両を自動的に予約する。
【0222】
ステップ394において、監視ソフトウェア38は、陸上輸送コンピュータ42によりチェックイン手続きを行う。
【0223】
ステップ394において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、車両トランザクション情報、車両識別情報、車両位置情報および役立つ追加情報を含むメッセージを送信する。
【0224】
ステップ396において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0225】
図17a〜図17bを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のホテルチェックイン手順を開始する。
【0226】
図17aを参照すると、顧客は、ステップ400において、顧客インタフェース16を使用してホテルチェックイン手続きを開始する。
【0227】
ステップ402において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0228】
ステップ404において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位、および行程24内の情報に基づいて、部屋が利用可能か否かをチェックするために、顧客の予約したホテルと提携しているコンピュータである宿泊コンピュータ44に接続する。
【0229】
ステップ406において、監視ソフトウェア38は、顧客に部屋のアップグレードを選択する機会を提供する画面を表示する。この選択は、プロファイル22内の優先順位に基づいて行うことができる。例えば、画面は、もっと眺望の良い部屋にアップグレードする機会を提供することができる。顧客が部屋のアップグレードを選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ420に進む。それ以外の場合、処理はステップ408に進む。
【0230】
ステップ408において、監視ソフトウェア38は、部屋のアップグレードの顧客の選択を記録する。
【0231】
ステップ410において、監視ソフトウェア38は、部屋のアップグレードを予約するために、宿泊コンピュータ44にコンタクトする。
【0232】
ステップ412において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアップグレード情報およびアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0233】
図17bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ420において、予約した部屋が利用可能になったか否かを周期的にチェックする。部屋が利用可能になると、処理はステップ422に進む。
【0234】
ステップ422において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、部屋および予約情報を含み、部屋の準備ができていて、チェックインがまだ行われていないことを示すメッセージを送信する。
【0235】
ステップ424において、監視ソフトウェア38は、ホテルのチェックインを処理するために宿泊コンピュータ44に接続する。
【0236】
ステップ426において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0237】
顧客がホテルに到着した場合、または到着以外でホテルに滞在している場合、顧客は部屋のキーをピックアップするだけでよい。ホテルが部屋に入るためのコードを使用している場合には、ステップ422において顧客に送信したメッセージは、コードを含む。
【0238】
図18を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動ホテルチェックイン手順を開始する。
【0239】
ステップ430において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0240】
ステップ432において、監視ソフトウェア38は、行程24内の情報に基づいて、部屋が利用可能か否かをチェックするために、顧客の予約したホテルと提携しているコンピュータである宿泊コンピュータ44に接続する。
【0241】
ステップ434において、監視ソフトウェア38は、部屋が利用可能になっている場合に、宿泊コンピュータ44とのチェックイン手続きを自動的に行う。
【0242】
ステップ436において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、部屋および予約情報を含み、部屋の準備ができていて、チェックインが完了したことを示すメッセージを送信する。
【0243】
ステップ438において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0244】
顧客がホテルに到着した場合、到着以外でホテルにいる場合、顧客は部屋のキーをピックアップするだけでよい。ホテルが部屋に入るためのコードを使用している場合には、ステップ436において顧客に送信したメッセージは、コードを含む。
【0245】
図19を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての食事予約手順を開始する。
【0246】
ステップ440において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0247】
ステップ442において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、食事のオプションおよび利用可能性をチェックするために、1つまたは複数のレストランと提携している1つまたは複数のコンピュータであるエンタテインメントコンピュータ46に接続する。
【0248】
ステップ444において、監視ソフトウェア38は、顧客に、可能な食事オプションのリストから食事オプションを選択する機会を提供する画面を表示する。
【0249】
ステップ446において、監視ソフトウェア38は、食事オプションからの顧客の選択を記録する。
【0250】
ステップ448において、監視ソフトウェア38は、予約を処理するために、選択したレストランのエンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。
【0251】
ステップ450において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に予約および食事予約トランザクションの詳細を送信する。
【0252】
図20を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのショーまたはアトラクションチケット入手手順を開始する。
【0253】
ステップ460において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0254】
ステップ462において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、ショーおよびアトラクションをチェックするために、1つまたは複数のアトラクションと提携している1つまたは複数のコンピュータであるエンタテインメントコンピュータ46に接続する。
【0255】
ステップ464において、監視ソフトウェア38は、アトラクションオプションのリストからあるアトラクションオプションを選択する機会を提供する画面を表示する。
【0256】
ステップ466において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、アトラクションオプションの顧客の選択を記録する。
【0257】
ステップ468において、監視ソフトウェア38は、チケットを入手するために、選択したアトラクションのエンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。
【0258】
ステップ470において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してチケットの支払いをする。
【0259】
ステップ472において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチケット情報、および支払情報を含むアトラクショントランザクションの詳細を送信する。
【0260】
図21を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のホテルチェックアウト手順を開始する。
【0261】
ステップ480において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0262】
ステップ482において、監視ソフトウェア48は、ホテルのチェックアウト時間を待機する。チェックアウト時間は、ホテルが発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間がチェックアウト時間であると判定した場合、処理はステップ484に進む。
【0263】
ステップ484において、監視ソフトウェア38は、顧客に、チェックアウトするようにとの通知と一緒に、チェックアウト時間を通知するメッセージを送信する。
【0264】
ステップ486において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、チェックアウトしようとしている顧客からの応答を記録する。
【0265】
ステップ488において、監視ソフトウェア38は、ホテルに関連する宿泊コンピュータ44にコンタクトし、チェックアウト手順を行う。
【0266】
ステップ490において、監視ソフトウェア38は、顧客にチェックアウト終了を通知するメッセージを送信する。
【0267】
ステップ492において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチェックアウト手順の詳細を送信する。
【0268】
図22を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動ホテルチェックアウト手順を開始する。
【0269】
ステップ500において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0270】
ステップ502において、監視ソフトウェア38は、ホテルのチェックアウト時間を待機する。チェックアウト時間は、ホテルが発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間がチェックアウト時間であると判定した場合、処理はステップ504に進む。
【0271】
ステップ504において、監視ソフトウェア38は、ホテルに関連する宿泊コンピュータ44に自動的にコンタクトし、プロファイル22内の優先順位に従ってチェックアウト手順を行う。
【0272】
ステップ506において、監視ソフトウェア38は、顧客に、チェックアウト終了を通知するメッセージを送信する。
【0273】
ステップ508において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチェックアウト手順の詳細を送信する。
【0274】
図23を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのレンタカー返却手順を開始する。
【0275】
ステップ510において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0276】
ステップ512において、監視ソフトウェア38は、行程24に基づいて、予定返却時間を待機する。返却時間は、レンタカー会社が発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間が返却時間であると判定した場合、処理はステップ514に進む。
【0277】
ステップ514において、監視ソフトウェア38は、顧客に、レンタカー返却手順を開始するようにとの通知と一緒に、車両の返却時間が来たことを通知するメッセージを送信する。
【0278】
ステップ516において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、返却手順を行いたがっている顧客からの応答を記録する。
【0279】
ステップ518において、監視ソフトウェア38は、レンタカー会社に関連する陸上輸送コンピュータ42にコンタクトし、財布28内の支払情報を使用して、期限がきた任意の支払いを含む返却手順を行う。
【0280】
ステップ520において、監視ソフトウェア38は、顧客に、バーコードおよび返却代理店に確認書を提示するための指示を含むことができる確認書と一緒に返却処理が終了したことを通知するメッセージを送信する。
【0281】
ステップ522において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に確認メッセージが顧客に送信されたことを含む返却手順の詳細を送信する。
【0282】
図24を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのクルーズチェックイン手順を開始する。
【0283】
ステップ530において、監視ソフトウェア38は、クルーズチェックインを開始する前に起こるイベントを待機する。このイベントは、ホテルのチェックアウト、レンタカーの返却、または他の旅行シナリオの場合には、フライトの到着、または他のイベントを含むことができる。監視ソフトウェア38がイベントの表示を受信した場合には、処理はステップ532に進む。
【0284】
ステップ532において、監視ソフトウェア38は、チェックインをするようにという通知と一緒に、顧客にメッセージを送信する。
【0285】
ステップ534において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、顧客からチェックインを開始するという応答を記録する。
【0286】
ステップ536において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0287】
ステップ538において、監視ソフトウェア38は、個室の利用可能性をチェックするために、プロファイル22内の情報を使用して、関連するクルーズ会社のコンピュータであるクルーズコンピュータ48に接続する。個室を利用可能な場合には、処理はステップ540に進む。
【0288】
ステップ540において、監視ソフトウェア38は、チェックインのためにパスポートデータが要求された場合、任意に、プロファイル22からパスポートデータを収集する。
【0289】
ステップ542において、監視ソフトウェア38は、チェックイン手順を完了するために、クルーズコンピュータ48に接続する。
【0290】
ステップ544において、監視ソフトウェア38は、顧客に、クルーズチェックインが完了したことを通知するメッセージを送信する。
【0291】
ステップ546において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージを顧客に送信したことを含むチェックイン手順の詳細を送信する。
【0292】
監視ソフトウェア38は、最初のフライトと類似の方法で、帰航便を処理することができる。監視ソフトウェア38は、顧客のために追加のタスクを処理することができる。
【0293】
特定の実施形態を特に説明してきたが、添付の特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更および修正を行うことができる。
【技術分野】
【0001】
本発明は、顧客情報を管理するシステム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
サービスプロバイダは、トランザクション情報を格納する。例えば、航空会社は、航空券の予約、チケットの発行、支払いおよびその他のトランザクション情報を航空会社コンピュータシステムに格納する。ホテルは、予約、支払いおよび他の情報をホテルコンピュータシステムに格納する。
【0003】
サービスプロバイダは、そのコンピュータシステムを独立に管理する。予期しないおよび旅行者にはどうすることもできない事情により行程に変更があった場合には、旅行は困難になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
顧客情報を管理するシステムおよび方法を提供することが望ましい。顧客と互いに独立して業務を行っている異なるサービスプロバイダとの対話を容易に行うためには、マスタ顧客プロファイルおよびマスタデータストアを確立することが望ましい。
【0005】
例えば、旅行者と、旅行者が旅行中に対話を行うことができる、航空会社、レンタカー会社、ホテル、エンタテインメント会社および他のエンティティとの対話を容易に行うためのマスタ旅行プロファイルを確立することは望ましいことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このため、本発明は、コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、の各手段を備えたことを特徴とする顧客情報理システムを提供するものである。
【0007】
さらに、本発明は、コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録するステップと、コンピュータによりプロファイル内に顧客情報を格納するステップと、顧客情報を使用してコンピュータによりプロバイダコンピュータと顧客との間の対話を容易にするステップと、の各ステップを含むことを特徴とする顧客情報理システムを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】顧客情報を管理するためのシステムのブロック図である。
【図2】プロバイダサービスに対する顧客の優先順位を含む例示としての画面である。
【図3】管理サービスに対する顧客の優先順位を含む例示としての画面である。
【図4】例示としての顧客インタフェースにより表示された例示としての画面である。
【図5】例示としての登録および行程登録手続きを示すフローチャートである。
【図6】例示としてのスケジュール監視および事前変更手続きを示すフローチャートである。
【図7】例示としてのフライト状況ルックアップ手続きを示すフローチャートである。
【図8】例示としての出発前のメッセージング手続きを示すフローチャートである。
【図9】例示としての座席オークション手続きを示すフローチャートである。
【図10a】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10b】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10c】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10d】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10e】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図10f】例示としての通常の搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図11】例示としての自動搭乗手続きを示すフローチャートである。
【図12】例示としての空港クラブ一日券提供手続きを示すフローチャートである。
【図13】事前フライト状況およびフライト再調停手続きを示すフローチャートである。
【図14】例示としての事前到着コンテンツ配信手続きを示すフローチャートである。
【図15a】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15b】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15c】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図15d】例示としての通常のレンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図16】例示としての自動レンタカー予約手続きを示すフローチャートである。
【図17a】例示としての通常のホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図17b】例示としての通常のホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図18】例示としての自動ホテルチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【図19】例示としての食事予約手続きを示すフローチャートである。
【図20】例示としてのショーおよびアトラクションチケット購入手続きを示すフローチャートである。
【図21】例示としての通常のホテルチェックアウト手続きを示すフローチャートである。
【図22】例示としての自動ホテルチェックアウト手続きを示すフローチャートである。
【図23】例示としてのレンタカー返却手続きを示すフローチャートである。
【図24】例示としてのクルーズチェックイン手続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1を参照すると、例示としてのシステム10は、主として、管理コンピュータ12と、プロバイダコンピュータ14と、顧客インタフェース16とを含む。
【0010】
顧客インタフェース16を備える顧客は、管理コンピュータ12に関連するエンティティとのアカウントまたは会員資格を確立する。この管理エンティティは、プロバイダコンピュータ14に関連するプロバイダ会社間で仲介人としての働きをする。管理エンティティは、パートナー関係を含んでいる場合があるプロバイダとの関係を確立する。このエンティティは、顧客へのこのサービスの提供に課金することができる。
【0011】
管理コンピュータ12は、顧客およびプロバイダのために情報を入手し、送信し、格納するソフトウェアを実行する。例示的実施形態の場合には、このソフトウェアは、マネージャソフトウェア36および監視ソフトウェア38を含む。
【0012】
マネージャソフトウェア36は、顧客のプロファイル22の生成および維持を容易にする。マネージャソフトウェア36は、記憶媒体20内にプロファイル22を格納する。
【0013】
プロファイル32は、当該プロバイダ、管理コンピュータ12および選択したプロバイダコンピュータ14にログインするためのユーザ名およびパスワード、選択したプロバイダに対する顧客の優先順位、プロバイダロイヤルティプログラム情報(例えば、マイレージ会員番号など)、および目的に関連する他の情報を含むことができる。
【0014】
例えば、プロファイル22は、第三者連絡先情報を含むことができる。顧客が、旅行中であり、到着が遅れている場合には、監視ソフトウェア38は、友人、親戚、ビジネス関係者、または顧客がプロファイル22内で識別した他の誰かにメッセージを送信することができる。
【0015】
マネージャソフトウェア36は、また、記憶媒体20内で、行程24、履歴26、財布(wallet)28、統計30、ログ32およびコンテンツデータベース34を管理し、格納する。
【0016】
行程24は、航空券、レンタカーおよび他の旅行予約情報を含む。
【0017】
履歴26は、管理コンピュータ12が行った行動の記録を含む。
【0018】
財布28は、プロバイダから購入するためのクレジットカード情報のような支払情報を含む。
【0019】
統計30は、自身が提供するサービスを改善するために、管理コンピュータ12に関連する管理エンティティを助けるための管理コンピュータ12との顧客の対話に関する情報を含むことができる。
【0020】
ログ32は、監視ソフトウェア38が監視したイベントのログである。
【0021】
コンテンツデータベース34は、マネージャソフト36および監視ソフトウェア38が表示したウェブページのための資料を含む。
【0022】
図2を参照すると、例示としてのウェブページ37は、管理エンティティの優先順位を含む。プロバイダは、管理エンティティのパートナーとして識別される。この例の場合には、ウェブページ37は、航空会社である少なくとも1人のパートナーのための優先順位を含む。
【0023】
ウェブページ37は、管理コンピュータ12とプロバイダコンピュータ14との間の接続を可能または不能にするための設定、およびパートナーと行程およびフライト状況を共有するための、または共有しないための設定を含む。
【0024】
ウェブページ37は、さらに、管理コンピュータ12が提供する顧客サービスに関連する設定を含む。例えば、監視ソフトウェア38は、スケジュール変更のために行程を監視および調整すべきか否か、どのタイプの顧客、すなわち、優先順位が指定されている顧客またはすべての顧客を監視および調整すべきか否かという設定を含む。これらのサービスに対する顧客の優先順位は、管理エンティティの優先順位に優先する場合がある。
【0025】
管理コンピュータ12は、管理エンティティの制御下で、記憶媒体20内にこれらの設定を維持し、格納する。
【0026】
図3を参照すると、例示としてのウェブページ39は、管理サービスの顧客の優先順位を含む。顧客は、管理コンピュータ12のウェブサイトにログインし、ウェブページ39を選択し、選択したものをウェブページ39に入力する。
【0027】
ウェブページ39は、監視ソフトウェア38が自動的にスケジュール変更を受け入れるべきか否か、搭乗手続き可能なフライトに対して顧客を自動的に搭乗手続きをするべきか否か、また自動的に代わりのフライトに対して顧客を予約変更すべきか否かのようなフライトの優先順位に対する設定を含む。
【0028】
ウェブページ39は、さらに、監視ソフトウェア38が顧客に通知する方法および時間についての顧客の優先順位を含む。例えば、顧客は、監視ソフトウェア38による自動搭乗手続きの後で、監視ソフトウェア38から通知を受信することを選択することができる。例示としての通知方法としては、テキストメッセージ、電子メールおよび音声による警報等がある。
【0029】
図1に戻って説明すると、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル、行程および財布データを受信し、マネージャソフトウェア36に更新した行程データおよびトランザクションデータを送信する。
【0030】
監視ソフトウェア38が行う多くのことは、顧客の対話なしで発生する。例えば、監視ソフトウェア38は、プロバイダコンピュータ14に周期的に接続することにより、行程24を監視する。監視ソフトウェア38は、行程の更新をマネージャソフトウェア36に送信し、マネージャソフトウェア36は、次に、この更新を記憶媒体20に格納する。
【0031】
監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に従って、メッセージをプロバイダコンピュータ14のうちの任意のコンピュータに送信することができる。例示としてのプロバイダコンピュータ14は、航空会社コンピュータ40と、陸上輸送コンピュータ42と、宿泊コンピュータ44と、エンタテインメントコンピュータ46と、クルーズコンピュータ48とを含むことができる。
【0032】
航空会社コンピュータ40は、種々の航空会社に関連するコンピュータを含む。
【0033】
陸上輸送コンピュータ42は、レンタカー会社、バス会社、列車会社、リムジン会社、チャータ会社に関連するコンピュータ、および他のタイプの陸上輸送会社に関連するコンピュータを含む。
【0034】
宿泊コンピュータ44は、ホテル、モーテルおよび他のタイプの宿泊施設に関連するコンピュータを含む。
【0035】
エンタテインメントコンピュータ46は、レストラン、映画館、ライブエンタテインメントプロバイダ、旅客者アトラクションおよび他のタイプのエンタテインメントプロバイダに関連するコンピュータを含む。
【0036】
クルーズコンピュータ48は、クルーズ船会社に関連するコンピュータを含む。
【0037】
他の顧客は、同じまたは他のプロバイダコンピュータ14と多くのまたは少ないアカウントを有することができる。さらに、顧客は、旅行代理店およびそのコンピュータのような他のプロバイダへの仲介者であるプロバイダとのトランザクションを完了することができる。管理コンピュータ12は、ゲートウェイ52を通してプロバイダコンピュータ40〜48と結合することができる。
【0038】
監視ソフトウェア38は、プロファイル22に記載されている顧客および第三者に、行程および遅延の変更について通知するメッセージを送信することができる。監視ソフトウェア38は、すべてのイベントおよびメッセージのログ32を維持し、ログ32内の情報を使用して履歴26を更新する。
【0039】
例えば、プロバイダコンピュータ14とのオンラインアカウントを通して、顧客は、航空券、レンタカーおよびホテル予約の手配をしようとする。また、顧客は、エンタテインメントイベントを予約しようとする。顧客は、管理コンピュータ12のウェブサイトに接続する。監視ソフトウェア38は、顧客のプロファイル22内の情報を使用して各プロバイダコンピュータ14およびダウンロードプロバイダウェブページに接続する。監視ソフトウェア38は、顧客のプロファイル情報を使用してプロバイダコンピュータ14に顧客の行程24を周期的に同期させる。
【0040】
顧客は、フライトに対する座席指定を選択するために選択を行うことができる。あるいは、顧客は、プロファイル22内の顧客の優先順位に基づいて、座席指定を管理コンピュータに自動的に選択させるように選択することができる。
【0041】
顧客は、予定出発前の24時間内に警報メッセージを受信するために、プロファイル22内に要求を格納している。監視ソフトウェア38は、プロファイル22内で識別した1つまたは複数のフォーマットで、プロファイル22内で識別した顧客インタフェース16に警報メッセージを送信する。例えば、顧客インタフェース16は、プロファイル22内で識別した携帯無線機器であってもよいし、顧客は、その監視ソフトウェア38に、顧客の携帯無線機器にSMSメッセージを送信し、顧客の電子メールアドレスに電子メールメッセージを送信するように指示することができる。
【0042】
監視ソフトウェア38は、印刷可能な搭乗券または電子またはモバイル搭乗券の入手を含む、搭乗手続きを容易にするために、航空会社コンピュータ40のウェブサイトへのリンクを含むメッセージを送信することができる。モバイル搭乗券は、bCodeのような走査可能なバーコードおよびテキストを含むことができる。
【0043】
あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の搭乗手続き優先順位に従って、出発前の所定の時間に、監視ソフトウェア38が、顧客を自動的に搭乗手続きをしたことを表示しているメッセージを送信することができる。
【0044】
監視ソフトウェア38は、周期的に、出発の遅延およびキャンセルについて航空会社コンピュータ40にコンタクトする。スケジュールフライトが遅れたかキャンセルになった場合には、監視ソフトウェア38は、別のフライトを容易に選択することができるように、航空会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信することができる。
【0045】
あるいは、監視ソフトウェア38は、監視ソフトウェア38が、プロファイル22内の顧客のフライト変更優先順位に従って、別のフライトに対して自動的に顧客を再スケジュールしたことを表示しているメッセージを送信することができる。
【0046】
フライトがルートに従って行われている場合には、監視ソフトウェア38は、到着情報を入手するために、航空会社コンピュータ40に周期的にコンタクトすることにより、到着についてフライトを監視する。到着後、監視ソフトウェア38は、レンタカーのレンタルを容易にするために、レンタカー会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信することができる。
【0047】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインし、関連するレンタカー会社により顧客に割り当てられたレンタカーの位置を受信するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックインおよび車両位置の確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。
【0048】
監視ソフトウェア38は、宿泊施設とのチェックインを容易にするために、宿泊施設のウェブサイトへのリンクにより顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0049】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインを行い、部屋番号を入手するために、宿泊コンピュータ44にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックイン、部屋番号、および部屋のキーを入手するためのコードの確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeであっても、または他のタイプのコードであってもよい。
【0050】
監視ソフトウェア38は、エンタテインメントオプションをチェックするために、エンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。監視ソフトウェア38は、顧客に、顧客が選択できるように利用可能なエンタテインメントオプションを含むメッセージを送信し、選択したエンタテインメントオプションを予約し、顧客に、入場許可を入手するために予約およびコードの確認と一緒に、他のメッセージを送信することができる。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeであっても、または他のタイプのコードであってもよい。あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客が指定したエンタテインメントオプションを予約しようとし、次に、顧客に、利用できないことについての確認または否認と一緒にメッセージを送信することができる。
【0051】
また、顧客がクルーズしようとしている場合には、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、クルーズ会社との手続きを容易にするために、クルーズ会社のウェブサイトへのリンクにより、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0052】
あるいは、監視ソフトウェア38は、チェックインし、部屋番号を入手するために、クルーズコンピュータ48にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、チェックイン、部屋番号および部屋のキーを入手するためのコードの確認と一緒に、顧客にメッセージを送信する。例示としてのコードは、数字コードであっても、バーコードであっても、bCodeコードであっても、または他のタイプのコードであってもよい。
【0053】
監視ソフトウェア38は、顧客の目的地と関連する広告を入手するために、1つまたは複数のプロバイダコンピュータ14にコンタクトすることができる。監視ソフトウェア38は、顧客に、入手可能な広告と一緒にメッセージを送信する。例えば、監視ソフトウェア38は、エンタテインメントコンピュータ46と接続することができ、顧客の目的地のところのレストランがクーポンを提供していると判定することができる。監視ソフトウェア38は、エンタテインメントコンピュータ46から広告の詳細を入手し、エンタテインメントコンピュータ46のウェブサイトへのリンクにより、顧客にメッセージを送信する。あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内に顧客が指定しているように、利用可能な場合には、特定のクーポンまたは広告を自動的にダウンロードすることができ、次に、顧客に、広告またはクーポン、または使用不能を示すメッセージと一緒に、メッセージを送信することができる。
【0054】
監視ソフトウェア38は、宿泊コンピュータ44のウェブサイトへのリンクにより、通信インタフェース16にメッセージを送信することにより、ホテルのチェックアウトを容易にすることができる。
【0055】
あるいは、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の優先順位に従って、滞在を終わった時点でチェックアウトするために、宿泊コンピュータ44に自動的に接続することができる。監視ソフトウェア38は、宿泊コンピュータ44からレシートを入手し、顧客に、レシートまたはレシートへのリンクによりチェックアウトが完了したことを示すメッセージを送信する。
【0056】
監視ソフトウェア38は、例えば、陸上輸送コンピュータ42にメッセージを送信することにより、従業員がいない時間または場所で、レンタカーを容易に返却することができる。顧客がレンタカーを返却し、レシートを受け取りたい場合には、顧客は管理コンピュータ12にログオンする。監視ソフトウェア38は、陸上輸送コンピュータ42からレシートを入手し、顧客に、レシートまたはレシートへのリンクにより、返却が完了したことを示すメッセージを送信する。
【0057】
マネージャソフトウェア36および監視ソフトウェア38は、HTML(Hypertext Markup Language)、JavaScript、Javaまたは他の適切なウェブページ開発言語で書かれたウェブページの形で、画面データを表示するウェブアプリケーションとして書くことができる。マネージャソフトウェア36は、コンテンツデータベース34からウェブコンテンツを入手する。
【0058】
顧客インタフェース16は、パーソナルコンピュータ、または携帯電話、または他の無線ハンドヘルドデバイスのようなポータブルコンピューティングデバイスを含む、顧客が使用する1つまたは複数のコンピュータを含むことができる。顧客インタフェース16は、プロセッサと、メモリと、プログラムおよびデータ記憶装置と、ディスプレイと、1つまたは複数のユーザ入力デバイスとを含む。ディスプレイおよびユーザ入力デバイスは、タッチスクリーンとして一体化することができる。
【0059】
また、顧客は、API50を通して、キオスク54から管理コンピュータと対話を行うことができる。
【0060】
顧客インタフェース16は、セルラーネットワーク、およびインターネットのようなグローバル通信ネットワークを含むことができる、1つまたは複数のネットワークを通して管理コンピュータ12に接続する。顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12が格納しているウェブページを含む、ウェブページをダウンロードおよび表示するためにウェブブラウザアプリケーションを実行することができる。
【0061】
また、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12を通してまたは直接、手荷物をチェックするためのカーブサイド(curbside)搭乗手続きコンピュータ、食品を注文するためのクイックサーブキオスク、両替トランザクションを終了するための両替コンピュータ、方向を知るためのウェイファインディング(wayfinding)コンピュータ、銀行取引を完了するための現金自動預払機、予約、手荷物、搭乗手続きトランザクションを処理するためのチケットカウンタコンピュータ、およびパスポートまたは他の国境の出入国管理情報を処理するためのセキュリティコンピュータ、飛行機への搭乗のためのゲートおよび搭乗コンピュータ、および手荷物の受け取りを完了するための手荷物受取所コンピュータのような他のコンピュータと通信することができる。
【0062】
図4a〜図4dを参照すると、例示としての顧客インタフェース16は、タッチスクリーンを含む携帯セルラー通信機器、およびウェブページを受信し、ウェブページに入力された情報を送信することができる無線接続を含む。
【0063】
図4aを参照すると、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12から、例示としてのログインウェブページ60を表示する。顧客は、ユーザ名およびパスワードによりログインする。
【0064】
図4bを参照すると、顧客インタフェース16は、「フライト状況チェック(check flight status)」、「搭乗手続き(check−in)」「チケットの購入(purchase a ticket)」および「ロイヤルティ状況表示(view royalty status)」、および「行程保存表示(view save itineraries)」および「行程の追加(add an itinerary)」を含む、管理コンピュータ12が格納している情報に関連する選択メニューを含む、空の旅行に関連する選択メニューを含む例示としてのウェブページ62を表示する。
【0065】
メニューオプションは、ハイパーリンクとして表示される。ハイパーリンクは、以降のウェブページ、管理コンピュータ12のウェブページまたはプロバイダコンピュータ14のウェブページへのリンクを含むことができる。ハイパーリンクは、また、電子メール、SMS、MMSハイパーリンクのようなメッセージハイパーリンクを含むこともできる。
【0066】
顧客インタフェース16は、電子メール(eメール)メッセージ、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)メッセージ、または他のタイプの警報メッセージとして、監視ソフトウェア38からメッセージを受信することができる。
【0067】
図4cを参照すると、顧客インタフェース16は、顧客にフライトスケジュールの変更について通知する例示としての通知メッセージ64を受信し、表示する。メッセージ64は、監視ソフトウェア38によるフライト監視行動、および自動フライト調整からの顧客の選択の結果である。
【0068】
メッセージ64は、「肯定応答変更」および「行程表示」を含む関連するメニュー選択を含む。顧客は、「肯定応答変更」を選択し、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12にメッセージを送信する。
【0069】
図4dを参照すると、顧客インタフェース16は、例示としての通知メッセージ66を受信し、表示し、顧客の応答に肯定応答し、顧客にフライト調整について通知する。メッセージ66は、監視ソフトウェア38によるフライト監視調整行動の結果である。メッセージ66は、「行程表示」を含む関連するメニュー選択を含む。
【0070】
顧客インタフェース16は、プロファイル22内で情報を生成し、更新し、トランザクションを完了し、また通知を受信するための顧客の主要なデバイスである。しかし、顧客は、また、電話を使用する音声、ファクシミリ装置を使用するファクシミリ、および携帯電話、携帯情報端末または他の移動体通信機器のテキスト機能を使用するテキストを含む、ワールドワイドウェブ以外の他の方法により、管理コンピュータ12に関連するエンティティと通信することもできる。
【0071】
さらに、管理コンピュータ12は、プロバイダコンピュータ40〜46のうちの任意のものと結合することができる。例えば、航空会社コンピュータ40は、管理コンピュータ12として機能することができる。関連する航空会社は、好ましい乗客にそのサービスを提供することができ、他のサービスプロバイダと関係を確立することができ、また他のプロバイダコンピュータ14と接続するように、その管理ソフトウェアを構成することができる。
【0072】
他の例としては、レンタカー会社コンピュータのような陸上輸送コンピュータ42は、管理コンピュータ12として機能することができる。レンタカー会社コンピュータは、顧客が、すべての参加航空会社およびホテルコンピュータを表示し、対話を行うことができるようにすることができるが、他のレンタカー会社コンピュータとはそうすることができない。
【0073】
管理コンピュータ12は、また、API50を通して他のプロバイダのコンピュータ58との接続を容易にすることができる。他のプロバイダは、管理エンティティが、関係を確立するのに失敗したプロバイダを含むことができる。
【0074】
図5〜図24は、管理コンピュータ12に顧客との複数のプロバイダ対話を管理させることに契約する顧客のための例示としての手続きの集まりである。この例の場合には、プロバイダ対話は、航空会社のフライト、レンタカー、ホテル、エンタテインメント、およびクルーズを含む旅行行程に関連する。管理プロバイダ対話の他の例も想定される。ある種の対話は、個々のトランザクションの際の多くのまたは少ない顧客の意志決定、および管理コンピュータ12との顧客の対話に対するプロファイル22内の顧客の優先順位に関連して、「自動」対話に対して「通常」の対話として識別される。
【0075】
図5を参照すると、顧客は、プロバイダ管理プログラムに登録し、プログラムと一緒に行程を登録する。
【0076】
ステップ70において、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12に接続する。例えば、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12のウェブサイトに接続することができる。
【0077】
ステップ72において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22を生成する。
【0078】
ステップ74において、マネージャソフトウェア36は、顧客に、利用可能なプロバイダに対する選択を含む、図3類似の優先順位画面62を提示する。
【0079】
ステップ76において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22内に顧客提供情報を記録し、顧客提供情報を格納する。顧客が財布28を確立したい場合には、マネージャソフトウェア36は、財布28を生成し、それを顧客のプロファイル22と関連付ける。
【0080】
ステップ78において、マネージャソフトウェア36は、優先順位画面62内の選択したパートナーをプロファイル22と関連付ける。
【0081】
ステップ80において、マネージャソフトウェア36は、プロファイル22から顧客が提供したログイン情報を使用してプロバイダコンピュータ14内のパートナー記録から行程24を入手する。
【0082】
ステップ82において、顧客インタフェース16は、顧客がプロファイル22が完全であると満足した場合には、管理コンピュータ12から切断する。
【0083】
図6を参照すると、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に従って、例示としての自動フライトスケジュール監視を開始する。
【0084】
ステップ90において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0085】
ステップ92において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40とコンタクトし、使用中の行程24のフライト状況をチェックするために、フライト情報の問合せを行う。
【0086】
ステップ94において、監視ソフトウェア38は、問合せの結果からスケジュールが変更されたか否かを判定する。スケジュールが変更されなかった場合、監視ソフトウェア38は、ステップ90に戻る。それ以外の場合、監視ソフトウェア38はステップ96に進む。
【0087】
ステップ96において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の顧客の優先順位に基づいて、使用中の行程を自動的に調整しようとする。例えば、フライトがキャンセルされた場合には、監視ソフトウェア38は、他のフライトのために顧客を自動的にスケジュールしようとする。
【0088】
ステップ98において、監視ソフトウェア38は、スケジュール変更に関する情報と一緒に、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。例えば、監視ソフトウェア38は、電子メールメッセージ、SMSメッセージ、MMSメッセージ、または他のタイプの警報メッセージを送信することができる。
【0089】
ステップ100において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にスケジュール変更および行われた行動に関する情報を送信する。
【0090】
処理はステップ90に戻って、監視が引き続き行われる。
【0091】
図7を参照すると、監視ソフトウェア38は、フライト状況に対する顧客からの要求に応答する。
【0092】
ステップ110において、顧客インタフェース16は、管理コンピュータ12に接続し、フライト状況を要求する。
【0093】
ステップ112において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0094】
ステップ114において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、プロファイル22に関連する使用中の行程24に対するフライト状況をチェックするために、フライト情報を問い合わせる。
【0095】
ステップ116において、監視ソフトウェア38は、フライト状況情報と一緒に、顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0096】
ステップ118において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にフライト状況情報および要求情報を送信する。
【0097】
図8を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前出発前メッセージングを開始する。
【0098】
ステップ120において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0099】
ステップ122において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、出発24時間前の時点で、使用中の行程24に対するフライト状況をチェックするために、フライト情報を問い合わせる。
【0100】
ステップ124において、監視ソフトウェア38は、フライトが搭乗手続き可能であることを確認する。
【0101】
ステップ126において、監視ソフトウェア38は、「Bon Voyage」メッセージを顧客インタフェース16に送信する。
【0102】
ステップ128において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に「Bon Voyage」メッセージを送信したことと一緒にフライト状況情報を送信する。
【0103】
図9を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての座席オークションを開始する。
【0104】
ステップ130において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0105】
ステップ132において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40にコンタクトし、使用中のフライトのオークション利用可能性をチェックする。
【0106】
ステップ134において、監視ソフトウェア38は、オークション提供と一緒に顧客インタフェース16にメッセージを送信する。
【0107】
ステップ136において、顧客インタフェース16は、監視ソフトウェア38への顧客入札を含む入札メッセージを送信することにより応答する。
【0108】
ステップ138において、監視ソフトウェア38は、入札を処理する。
【0109】
ステップ140において、監視ソフトウェア38は、顧客が入札に成功したか失敗したかを判定する。失敗した場合、処理はステップ142に進む。それ以外の場合、処理はステップ146に進む。
【0110】
ステップ142において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、顧客が入札に失敗したことを示すメッセージを送信する。
【0111】
ステップ144において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に入札失敗メッセージを送信したことと一緒に入札履歴を送信する。処理が終了する。
【0112】
ステップ146において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、顧客が入札に成功したことを示すメッセージを送信する。
【0113】
ステップ148において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36に支払要求を送信する。マネージャソフトウェア36は、財布28から入札に対する支払いを処理する。
【0114】
ステップ150において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40内の顧客の座席指定を更新する。
【0115】
ステップ152において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に入札成功メッセージを送信したこと、財布28から支払が行われたこと、および座席指定が更新されたことと一緒に入札履歴を送信する。
【0116】
図10a〜図10fを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のフライトチェックインを開始する。
【0117】
図10aを参照すると、顧客インタフェース16は、ステップ160において、管理コンピュータ12に接続し、チェックインを要求する。
【0118】
ステップ162において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0119】
ステップ164において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40を確認し、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40に接続し、利用可能なアップグレードをチェックする。
【0120】
ステップ166において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0121】
ステップ168において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が自動アップグレードのための優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ172に進む。それ以外の場合、処理はステップ170に進む。
【0122】
ステップ170において、監視ソフトウェア38は、顧客に、顧客がもっと価格の高い座席にアップグレードしたいか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客がアップグレードを拒否した場合、処理はステップ182に進む。それ以外の場合、処理はステップ172に進む。
【0123】
ステップ172において、監視ソフトウェア38は、財布28から支払情報を入手するために、マネージャソフトウェア36にコンタクトする。
【0124】
ステップ174において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してアップグレードのための支払いを処理する。
【0125】
ステップ176において、監視ソフトウェア38は、座席アップグレードを処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0126】
ステップ178において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席タイプの詳細を送信する。
【0127】
ステップ180において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含むアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0128】
図10bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ182において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0129】
ステップ184において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、座席選択に対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ194に進む。それ以外の場合、処理はステップ186に進む。
【0130】
ステップ186において、監視ソフトウェアは、顧客に、座席指定を選択する機会を提供する画面を表示する。顧客が座席指定を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ196に進む。それ以外の場合、処理はステップ188に進む。
【0131】
ステップ188において、監視ソフトウェア38は、顧客のフライトに関連する座席マップ、および利用可能な座席に関連するデータを入手するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0132】
ステップ190において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、利用可能な座席を示すマップと一緒に画面を送信する。
【0133】
ステップ192において、監視ソフトウェア38は、座席指定の顧客の選択を記録する。
【0134】
ステップ194において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席指定を送信する。
【0135】
図10cを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ196において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0136】
ステップ198において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、非常用列座席のようなレッグルームがもっと広い座席、または航空機の前部にもっと近い座席のような好ましい位置の座席を含むことができる、好ましい座席に対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。また、好ましい座席に対する他の基準も想定される。そうである場合、処理はステップ204に進む。それ以外の場合、処理はステップ200に進む。
【0137】
ステップ200において、監視ソフトウェア38は、顧客が好ましい座席を望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客がアップグレードを拒否した場合、処理はステップ214に進む。それ以外の場合、処理はステップ202に進む。
【0138】
ステップ202において、利用可能な好ましい座席が表示され、好ましい座席のうちの1つの座席の顧客の選択が記録される。
【0139】
ステップ204において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36から財布28内の支払情報を入手する。
【0140】
ステップ206において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用して好ましい座席に対する支払いを処理する。
【0141】
ステップ208において、監視ソフトウェア38は、座席優先順位のアップグレードを処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0142】
ステップ210において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に座席優先順位の詳細を送信する。
【0143】
ステップ212において、監視ソフトウェア138は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含む座席優先順位のアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0144】
図10dを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ214において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0145】
ステップ216において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が食事を含むことができる特定の機内製品またはサービスに対する優先順位を含んでいるか否かを判定する。機内製品またはサービスに対する他の基準も想定される。含んでいる場合、処理はステップ222に進む。それ以外の場合、処理はステップ218に進む。
【0146】
ステップ218において、監視ソフトウェア38は、顧客に、任意の機内製品またはサービスを望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客が提供を拒否した場合、処理はステップ232に進む。それ以外の場合、処理はステップ220に進む。
【0147】
ステップ220において、監視ソフトウェア38は、製品またはサービスに対する顧客の選択を記録する。
【0148】
ステップ222において、監視ソフトウェア38は、財布28から支払情報を入手するために、マネージャソフトウェア36にコンタクトする。
【0149】
ステップ224において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用して製品またはサービスに対する支払いを処理する。
【0150】
ステップ226において、監視ソフトウェア38は、例えば、製品またはサービスのトランザクションを処理するために、航空会社コンピュータ40またはエンタテインメントコンピュータ46を含むことができる関連プロバイダコンピュータ14にコンタクトする。
【0151】
ステップ228において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に機内製品またはサービスの詳細を送信する。
【0152】
ステップ230において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に財布28からの支払いの処理を含む機内製品またはサービストランザクションの詳細を送信する。
【0153】
図10eを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ232において、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から行程24を入手する。
【0154】
ステップ234において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が、後のフライトの座席、および無料の将来のフライト、ホテル滞在および食事を含むことができる可能なインセンティブを自発的に放棄するための優先順位を含んでいるか否かを判定する。他のインセンティブも想定される。そうである場合、処理はステップ240に進む。それ以外の場合、処理はステップ236に進む。
【0155】
ステップ236において、監視ソフトウェア38は、顧客に、可能なインセンティブを含む後のフライトを自発的に受け入れることを望んでいるか否かを問い合わせるプロンプトを表示する。顧客が拒否した場合、処理はステップ246に進む。それ以外の場合、処理はステップ238に進む。
【0156】
ステップ238において、監視ソフトウェア38は、顧客が自発的に受け入れることを示す顧客の選択を記録する。
【0157】
ステップ240において、監視ソフトウェア38は、顧客を自発的に受け入れる顧客として処理するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0158】
ステップ242において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に自発的に受け入れる顧客の状況を送信する。
【0159】
ステップ244において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に自発的に受け入れることの状況の詳細を送信する。
【0160】
図10fを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ246における搭乗券配信方法の選択を含む乗客の搭乗手続きのために顧客インタフェース16に画面を送信する。例示としての配信方法は、印刷のためにコンピュータへの搭乗券を送信するステップ、移動ウェブデバイスに搭乗券を送信するステップ、またはファクシミリ装置に搭乗券を送信するステップを含む。
【0161】
ステップ248において、監視ソフトウェア38は、搭乗手続きを完了し、配信方法の顧客の選択に従って搭乗券を送信する。
【0162】
ステップ250において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に搭乗手続きの詳細を送信する。
【0163】
図11を参照すると、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16とのすべてのダイアログをスキップして、プロファイル22内の優先順位に従って、例示としての自動フライトチェックインを開始する。
【0164】
ステップ260において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22から情報を入手し、マネージャソフトウェア36から関連する使用中の行程24を入手する。
【0165】
ステップ262において、監視ソフトウェア38は、航空会社コンピュータ40を確認する。
【0166】
ステップ264において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22が座席選択のための優先順位を含んでいるか否かを判定する。含んでいる場合、処理はステップ266に進む。それ以外の場合、処理はステップ274に進む。
【0167】
ステップ266において、監視ソフトウェア38は、利用可能な座席に関連するデータを入手するために、航空会社コンピュータ40にコンタクトする。
【0168】
ステップ268において、監視ソフトウェア38は、データを比較し、優先順位に基づいて座席が利用可能か否かを判定する。利用可能な場合、処理はステップ270に進む。それ以外の場合、処理はステップ272に進む。
【0169】
ステップ270において、監視ソフトウェア38は、行程24内に格納するためにマネージャソフトウェア36に新しい座席指定を送信する。
【0170】
ステップ272において、監視ソフトウェア38は、通信機器16に、顧客に通知するためのメッセージを送信する。
【0171】
ステップ274において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16に、搭乗券配信方法の選択を含む乗客の搭乗手続きのための画面を送信する。
【0172】
ステップ276において、監視ソフトウェア38は、搭乗手続きを完了し、配信方法の顧客の選択に従って搭乗券を送信する。
【0173】
ステップ278において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に搭乗手続きの詳細を送信する。
【0174】
図12を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての空港クラブ一日券提供を開始する。
【0175】
ステップ280において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0176】
ステップ282において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位をチェックし、望ましい行程24を探索する。
【0177】
ステップ284において、監視ソフトウェア38は、クラブ一日券を購入するようにとの通知と一緒に、顧客インタフェース16を介して顧客にメッセージを送信する。
【0178】
ステップ286において、顧客インタフェース16は、クラブ一日券を購入するための顧客の選択を記録し、管理コンピュータ12にメッセージを送信する。
【0179】
ステップ288において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してクラブ一日券に対する支払いを処理する。
【0180】
ステップ290において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の情報を使用して、航空会社コンピュータ40を含むことができる関連するプロバイダコンピュータ14に接続し、クラブ一日券トランザクションの詳細により関連するプロバイダコンピュータ14を更新する。
【0181】
ステップ292において、監視ソフトウェア38は、履歴26内にクラブ一日券の詳細を格納する。
【0182】
図13を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前フライト手順を開始する。
【0183】
ステップ300において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0184】
ステップ302において、監視ソフトウェア38は、使用中の行程24内のフライトのフライト状況をチェックするために、航空会社コンピュータ40に接続する。
【0185】
また、航空会社コンピュータ40は、ゲート変更、キャンセルおよび遅延のようなフライトの中止について、ホテルおよびエンタテインメント会場のような対応するダウンストリームのパートナーに通知するために、他のプロバイダコンピュータ14に接続する。さらに、航空会社コンピュータ40は、顧客デバイス16により顧客にフライトの中止を通知するメッセージを顧客に送信する。
【0186】
航空会社コンピュータ40が、宿泊を必要とするフライトの中止を報告した場合には、監視ソフトウェア38は、ステップ304において、プロファイル22内の優先順位に従って代わりのフライトを識別する。
【0187】
ステップ306において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、フライトの中止および代わりのフライトを通知するメッセージを送信する。
【0188】
ステップ308において、顧客インタフェース16は、代わりのフライトのうちの1つのフライトの顧客の選択を記録する。
【0189】
ステップ310において、監視ソフトウェア38は、選択を受信し、選択したフライトに顧客を予約変更するために、プロファイル22内の情報を使用して航空会社コンピュータ40に接続する。
【0190】
ステップ312において、監視ソフトウェア38は、行程24を更新し、履歴26内の予約変更の詳細を格納する。
【0191】
図14を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての事前到着手順を開始する。
【0192】
ステップ320において、監視ソフトウェア38は、フライト状況をチェックしている間に、航空会社コンピュータ40からフライト到着の表示を受信する。
【0193】
ステップ322において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0194】
ステップ324において、監視ソフトウェア38は、行程24から、現在の位置がフライトの最終目的地であるか否かを判定する。最終目的地である場合、処理はステップ326に進む。それ以外の場合、処理はステップ328に進む。
【0195】
ステップ326において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、到着情報を含むメッセージを送信する。
【0196】
ステップ328において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、コンテンツデータベース34から到着情報および目的地コンテンツを含むメッセージを送信する。コンテンツは、宿泊、輸送、活動、エンタテインメントに関する情報、および目的地に関する事実を含むことができる。
【0197】
ステップ330において、監視ソフトウェア38は、メッセージが送信されたこと、および履歴26内の予約変更のメッセージの詳細を格納する。
【0198】
図15a〜図15dを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のレンタカー予約手順を開始する。
【0199】
図15aを参照すると、顧客は、ステップ340において、顧客インタフェース16を使用してレンタカー予約要求を開始する。
【0200】
ステップ342において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0201】
ステップ344において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、車両在庫情報をチェックするために陸上輸送コンピュータ42に接続する。
【0202】
ステップ348において、監視ソフトウェア38は、顧客に、異なる車種を選択する機会を提供する画面を表示する。顧客が異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ360に進む。それ以外の場合、処理はステップ350に進む。
【0203】
ステップ350において、監視ソフトウェア38は、異なる車種の顧客の選択を記録する。
【0204】
ステップ352において、監視ソフトウェア38は、選択した車種を予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0205】
ステップ354において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に車種情報および車種変更トランザクションの詳細を送信する。
【0206】
図15bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ360において、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0207】
ステップ362において、監視ソフトウェア38は、顧客に、もっと大型の車両にアップグレードする機会を提供する画面を表示する。画面内での選択は、プロファイル22内の優先順位に基づいて行うことができる。例えば、画面は、中型の車両からフルサイズの車両へアップグレードする機会を提供することができる。顧客が異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ370に進む。それ以外の場合、処理はステップ364に進む。
【0208】
ステップ364において、監視ソフトウェア39は、アップグレードの顧客の選択を記録する。
【0209】
ステップ366において、監視ソフトウェア38は、選択したアップグレードを予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0210】
ステップ368において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアップグレード情報およびアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0211】
図15cを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ370において、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0212】
ステップ372において、監視ソフトウェア38は、顧客に、衛星通信機および全地球測位衛星受信機のようなアドオンを予約する機会を提供する画面を表示する。画面内での選択は、プロファイル22内の優先順位に基いて行うことができる。顧客が、異なる車種を選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ380に進む。それ以外の場合、処理はステップ374に進む。
【0213】
ステップ374において、監視ソフトウェア38は、アドオンの顧客の選択を記録する。
【0214】
ステップ376において、監視ソフトウェア38は、選択したアドオンを予約するために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0215】
ステップ378において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアドオン情報およびアドオントランザクションの詳細を送信する。
【0216】
図15dを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ380において、チェックイン手続きを行うために、陸上輸送コンピュータ42にコンタクトする。
【0217】
ステップ382において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、車両トランザクション情報、車両識別情報、車両位置情報および役立つ追加情報を含むメッセージを送信する。
【0218】
ステップ384において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に、メッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0219】
図16を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動レンタカー予約手順を開始する。
【0220】
ステップ390において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0221】
ステップ392において、監視ソフトウェア38は、車両在庫をチェックするために陸上輸送コンピュータ42に接続し、プロファイル22内の優先順位に基づいて車両を自動的に予約する。
【0222】
ステップ394において、監視ソフトウェア38は、陸上輸送コンピュータ42によりチェックイン手続きを行う。
【0223】
ステップ394において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、車両トランザクション情報、車両識別情報、車両位置情報および役立つ追加情報を含むメッセージを送信する。
【0224】
ステップ396において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0225】
図17a〜図17bを参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のホテルチェックイン手順を開始する。
【0226】
図17aを参照すると、顧客は、ステップ400において、顧客インタフェース16を使用してホテルチェックイン手続きを開始する。
【0227】
ステップ402において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0228】
ステップ404において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位、および行程24内の情報に基づいて、部屋が利用可能か否かをチェックするために、顧客の予約したホテルと提携しているコンピュータである宿泊コンピュータ44に接続する。
【0229】
ステップ406において、監視ソフトウェア38は、顧客に部屋のアップグレードを選択する機会を提供する画面を表示する。この選択は、プロファイル22内の優先順位に基づいて行うことができる。例えば、画面は、もっと眺望の良い部屋にアップグレードする機会を提供することができる。顧客が部屋のアップグレードを選択するオプションを拒否した場合、処理はステップ420に進む。それ以外の場合、処理はステップ408に進む。
【0230】
ステップ408において、監視ソフトウェア38は、部屋のアップグレードの顧客の選択を記録する。
【0231】
ステップ410において、監視ソフトウェア38は、部屋のアップグレードを予約するために、宿泊コンピュータ44にコンタクトする。
【0232】
ステップ412において、監視ソフトウェア38は、行程24および履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にアップグレード情報およびアップグレードトランザクションの詳細を送信する。
【0233】
図17bを参照すると、監視ソフトウェア38は、ステップ420において、予約した部屋が利用可能になったか否かを周期的にチェックする。部屋が利用可能になると、処理はステップ422に進む。
【0234】
ステップ422において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、部屋および予約情報を含み、部屋の準備ができていて、チェックインがまだ行われていないことを示すメッセージを送信する。
【0235】
ステップ424において、監視ソフトウェア38は、ホテルのチェックインを処理するために宿泊コンピュータ44に接続する。
【0236】
ステップ426において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0237】
顧客がホテルに到着した場合、または到着以外でホテルに滞在している場合、顧客は部屋のキーをピックアップするだけでよい。ホテルが部屋に入るためのコードを使用している場合には、ステップ422において顧客に送信したメッセージは、コードを含む。
【0238】
図18を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動ホテルチェックイン手順を開始する。
【0239】
ステップ430において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0240】
ステップ432において、監視ソフトウェア38は、行程24内の情報に基づいて、部屋が利用可能か否かをチェックするために、顧客の予約したホテルと提携しているコンピュータである宿泊コンピュータ44に接続する。
【0241】
ステップ434において、監視ソフトウェア38は、部屋が利用可能になっている場合に、宿泊コンピュータ44とのチェックイン手続きを自動的に行う。
【0242】
ステップ436において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して顧客に、部屋および予約情報を含み、部屋の準備ができていて、チェックインが完了したことを示すメッセージを送信する。
【0243】
ステップ438において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージの詳細およびメッセージを送信したことを送信する。
【0244】
顧客がホテルに到着した場合、到着以外でホテルにいる場合、顧客は部屋のキーをピックアップするだけでよい。ホテルが部屋に入るためのコードを使用している場合には、ステップ436において顧客に送信したメッセージは、コードを含む。
【0245】
図19を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての食事予約手順を開始する。
【0246】
ステップ440において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0247】
ステップ442において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、食事のオプションおよび利用可能性をチェックするために、1つまたは複数のレストランと提携している1つまたは複数のコンピュータであるエンタテインメントコンピュータ46に接続する。
【0248】
ステップ444において、監視ソフトウェア38は、顧客に、可能な食事オプションのリストから食事オプションを選択する機会を提供する画面を表示する。
【0249】
ステップ446において、監視ソフトウェア38は、食事オプションからの顧客の選択を記録する。
【0250】
ステップ448において、監視ソフトウェア38は、予約を処理するために、選択したレストランのエンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。
【0251】
ステップ450において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に予約および食事予約トランザクションの詳細を送信する。
【0252】
図20を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのショーまたはアトラクションチケット入手手順を開始する。
【0253】
ステップ460において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0254】
ステップ462において、監視ソフトウェア38は、プロファイル22内の優先順位に基づいて、ショーおよびアトラクションをチェックするために、1つまたは複数のアトラクションと提携している1つまたは複数のコンピュータであるエンタテインメントコンピュータ46に接続する。
【0255】
ステップ464において、監視ソフトウェア38は、アトラクションオプションのリストからあるアトラクションオプションを選択する機会を提供する画面を表示する。
【0256】
ステップ466において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、アトラクションオプションの顧客の選択を記録する。
【0257】
ステップ468において、監視ソフトウェア38は、チケットを入手するために、選択したアトラクションのエンタテインメントコンピュータ46にコンタクトする。
【0258】
ステップ470において、監視ソフトウェア38は、財布28内の支払情報を使用してチケットの支払いをする。
【0259】
ステップ472において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチケット情報、および支払情報を含むアトラクショントランザクションの詳細を送信する。
【0260】
図21を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての通常のホテルチェックアウト手順を開始する。
【0261】
ステップ480において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0262】
ステップ482において、監視ソフトウェア48は、ホテルのチェックアウト時間を待機する。チェックアウト時間は、ホテルが発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間がチェックアウト時間であると判定した場合、処理はステップ484に進む。
【0263】
ステップ484において、監視ソフトウェア38は、顧客に、チェックアウトするようにとの通知と一緒に、チェックアウト時間を通知するメッセージを送信する。
【0264】
ステップ486において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、チェックアウトしようとしている顧客からの応答を記録する。
【0265】
ステップ488において、監視ソフトウェア38は、ホテルに関連する宿泊コンピュータ44にコンタクトし、チェックアウト手順を行う。
【0266】
ステップ490において、監視ソフトウェア38は、顧客にチェックアウト終了を通知するメッセージを送信する。
【0267】
ステップ492において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチェックアウト手順の詳細を送信する。
【0268】
図22を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としての自動ホテルチェックアウト手順を開始する。
【0269】
ステップ500において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22を入手する。
【0270】
ステップ502において、監視ソフトウェア38は、ホテルのチェックアウト時間を待機する。チェックアウト時間は、ホテルが発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間がチェックアウト時間であると判定した場合、処理はステップ504に進む。
【0271】
ステップ504において、監視ソフトウェア38は、ホテルに関連する宿泊コンピュータ44に自動的にコンタクトし、プロファイル22内の優先順位に従ってチェックアウト手順を行う。
【0272】
ステップ506において、監視ソフトウェア38は、顧客に、チェックアウト終了を通知するメッセージを送信する。
【0273】
ステップ508において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にチェックアウト手順の詳細を送信する。
【0274】
図23を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのレンタカー返却手順を開始する。
【0275】
ステップ510において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0276】
ステップ512において、監視ソフトウェア38は、行程24に基づいて、予定返却時間を待機する。返却時間は、レンタカー会社が発行するある時間であっても、時間帯であってもよい。監視ソフトウェア38が、現在の時間が返却時間であると判定した場合、処理はステップ514に進む。
【0277】
ステップ514において、監視ソフトウェア38は、顧客に、レンタカー返却手順を開始するようにとの通知と一緒に、車両の返却時間が来たことを通知するメッセージを送信する。
【0278】
ステップ516において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、返却手順を行いたがっている顧客からの応答を記録する。
【0279】
ステップ518において、監視ソフトウェア38は、レンタカー会社に関連する陸上輸送コンピュータ42にコンタクトし、財布28内の支払情報を使用して、期限がきた任意の支払いを含む返却手順を行う。
【0280】
ステップ520において、監視ソフトウェア38は、顧客に、バーコードおよび返却代理店に確認書を提示するための指示を含むことができる確認書と一緒に返却処理が終了したことを通知するメッセージを送信する。
【0281】
ステップ522において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36に確認メッセージが顧客に送信されたことを含む返却手順の詳細を送信する。
【0282】
図24を参照すると、監視ソフトウェア38は、例示としてのクルーズチェックイン手順を開始する。
【0283】
ステップ530において、監視ソフトウェア38は、クルーズチェックインを開始する前に起こるイベントを待機する。このイベントは、ホテルのチェックアウト、レンタカーの返却、または他の旅行シナリオの場合には、フライトの到着、または他のイベントを含むことができる。監視ソフトウェア38がイベントの表示を受信した場合には、処理はステップ532に進む。
【0284】
ステップ532において、監視ソフトウェア38は、チェックインをするようにという通知と一緒に、顧客にメッセージを送信する。
【0285】
ステップ534において、監視ソフトウェア38は、顧客インタフェース16を介して、顧客からチェックインを開始するという応答を記録する。
【0286】
ステップ536において、監視ソフトウェア38は、マネージャソフトウェア36からプロファイル22および行程24を入手する。
【0287】
ステップ538において、監視ソフトウェア38は、個室の利用可能性をチェックするために、プロファイル22内の情報を使用して、関連するクルーズ会社のコンピュータであるクルーズコンピュータ48に接続する。個室を利用可能な場合には、処理はステップ540に進む。
【0288】
ステップ540において、監視ソフトウェア38は、チェックインのためにパスポートデータが要求された場合、任意に、プロファイル22からパスポートデータを収集する。
【0289】
ステップ542において、監視ソフトウェア38は、チェックイン手順を完了するために、クルーズコンピュータ48に接続する。
【0290】
ステップ544において、監視ソフトウェア38は、顧客に、クルーズチェックインが完了したことを通知するメッセージを送信する。
【0291】
ステップ546において、監視ソフトウェア38は、履歴26内に格納するためにマネージャソフトウェア36にメッセージを顧客に送信したことを含むチェックイン手順の詳細を送信する。
【0292】
監視ソフトウェア38は、最初のフライトと類似の方法で、帰航便を処理することができる。監視ソフトウェア38は、顧客のために追加のタスクを処理することができる。
【0293】
特定の実施形態を特に説明してきたが、添付の特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更および修正を行うことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、
前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、
前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、
の各手段を備えたことを特徴とする顧客情報管理システム。
【請求項2】
コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録するステップと、
前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納するステップと、
前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にするステップと、
の各ステップを含むことを特徴とする顧客情報管理方法。
【請求項1】
コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録する手段と、
前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納する手段と、
前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にする通信手段と、
の各手段を備えたことを特徴とする顧客情報管理システム。
【請求項2】
コンピュータにより複数のプロバイダと対話を行うための顧客情報および優先順位を記録するステップと、
前記コンピュータによりプロファイル内に前記顧客情報を格納するステップと、
前記顧客情報を使用して前記コンピュータによりプロバイダコンピュータと前記顧客との間の対話を容易にするステップと、
の各ステップを含むことを特徴とする顧客情報管理方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図10c】
【図10d】
【図10e】
【図10f】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図15c】
【図15d】
【図16】
【図17a】
【図17b】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図10c】
【図10d】
【図10e】
【図10f】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図15c】
【図15d】
【図16】
【図17a】
【図17b】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【公開番号】特開2011−28745(P2011−28745A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−157502(P2010−157502)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.JavaScript
【出願人】(391007161)エヌ・シー・アール・コーポレイション (85)
【氏名又は名称原語表記】NCR CORPORATION
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.JavaScript
【出願人】(391007161)エヌ・シー・アール・コーポレイション (85)
【氏名又は名称原語表記】NCR CORPORATION
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