説明

風呂蓋

【課題】風呂蓋の断熱性を阻害することなく、構造及びその製造が簡単で、風呂蓋を楽に開け閉めできる手掛け部を備えた風呂蓋を実現する。
【解決手段】風呂蓋1を、断熱材8の表面及び裏面に表面材11を配するとともに、外周に外縁被覆部材6を配して構成し、風呂蓋1の外周の少なくとも一部において、断熱材6の外周面13から内側に切り欠いて切り欠き21を形成し、この切り欠き21を、外縁被覆部材12で覆い、凹み部22を備えた手掛け部7を設け、断熱材8の切り欠き21の内側の端面30は、浴槽フランジ2の上面の幅内に位置し、手掛け部7は少なくとも浴槽の洗い場側に設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、風呂蓋に関し、特に、外周面に凹み部から成る手掛け部を備えた風呂蓋に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、省エネルギーのニーズが高まり、高断熱浴槽が一般化している。この高断熱浴槽に用いる断熱風呂蓋は、通常の風呂蓋よりも断熱性を向上させるために中間に発泡断熱材等をサンドイッチした厚みのある風呂蓋を使用している。
【0003】
ところが、厚みのある風呂蓋は重量も重く、開けたり閉めたりする際に、持ち上げるのが困難である。また、湯張りした際には水膜ができ、簡単に持ち上げることが困難である。
【0004】
従来、風呂蓋を持ち上げる際等に、風呂蓋をつかみ易いように取手を設ける構成は知られている。例えば、風呂蓋において、蓋板の中央部に貫通口を設け、把手を設ける技術が知られている(特許文献1参照)。また、断熱風呂蓋の中央部に把持部を設けた技術が知られている(特許文献2参照)。
【0005】
一方、風呂蓋が複数に分割されている場合、風呂蓋同士の隙間から熱気が逃げる可能性がある。そこで、風呂蓋同士を確実に嵌合させて断熱性を高めるために、風呂蓋の縁カバー材に凹凸を形成する技術が知られている(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4350710号公報
【特許文献2】特許第3868437号公報
【特許文献3】特開2008−154882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1及び特許文献2に示す従来例の場合は、風呂蓋の中央部において、取手(把手、把持部)を設けた構成であり、取手のための部材を取り付ける必要があり、構造及び工程が必ずしも簡単ではない。
【0008】
また、風呂蓋の中央部に取手があると、風呂の開け閉めに際して、手を伸ばさなくてはならないので、身体にも負担がかかる可能性が生じる。また、取手の部分の裏面や、取手の背面側の風呂蓋の凹所等に、汚れがたまると清掃しにくい等の問題も懸念される。
【0009】
そして、浴槽内の湯の直上に位置して風呂蓋の中央部に取手を構成する部材があると、その部材が、あたかも熱橋(熱を通過させる橋)のようになって放熱されるということも懸念され、断熱性の観点からも好ましくない。
【0010】
特に、特許文献1に示す従来例の場合は、蓋板を構成する断熱材の中央部において貫通口を形成して取手を設けているので、湯気を閉じ込め浴室に逃がさないようにするという、風呂蓋の本来の機能である断熱性が、低下することが懸念される。
【0011】
本発明では、上記従来の問題を解決することを目的とし、風呂蓋の断熱性を阻害することなく、むしろ断熱性を向上させるために増した断熱材の厚みを逆に利用し、構造及びその製造が簡単で、風呂蓋を楽に開け閉めできる手掛け部を備えた風呂蓋を実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、上記課題を解決するために、断熱材を表面材で挟み、外周に外縁被覆部材を配した風呂蓋において、外周面から内側に断熱材を切り欠いて外縁被覆部材で覆い、外周の少なくとも一部に凹み部を設けて手掛け部としたことを特徴とする風呂蓋を提供する。
【0013】
断熱材の切り欠き端面は、浴槽フランジ幅内に位置する構成とすることが好ましい。
【0014】
手掛け部は少なくとも浴槽の洗い場側に設けられている構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、風呂蓋の外周の少なくとも一部において、断熱材に内側に向けて切り欠きを形成し、この切り欠きを形成した外周の部分を外縁被覆部材で覆い、凹み部を備えた手掛け部を構成したので、次のような効果が生じる。
【0016】
(1)使用者は、手を風呂蓋の中央部まで伸ばして取手をつかんだり、浴槽フランジと風呂蓋の間に手を無理に差し込むようなことをすることなく、楽に風呂蓋に手を掛けて開け閉めができる。
【0017】
(2)浴槽の湯の直上の断熱材の部分をくりぬいたり、孔を開けたりすることがないので、風呂蓋の断熱性を低下することがなく、浴槽に溜めた湯の保温性を維持し、湯気を浴室内に逃がしにくくする。
【0018】
(3)手掛け部の構造が簡単であるから、製造については部品点数も少なく、加工の手間が減る等の経済性にもすぐれており、使用に際しても、清掃が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係る風呂蓋の実施例の風呂蓋の構成を説明する図であり、(a)は、風呂蓋における外周面の付近及び外周面に設けた外縁被覆部材の断面図であり、(b)は、風呂蓋における外周面の付近及び外周面に設けた手掛け部の状態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の風呂蓋を説明する図であり、(a)は風呂蓋における外周面の付近及び外周面に設けた手掛け部の斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面図を示す図であり、(c)は断熱材の切り欠きされた部分について、浴槽フランジとの位置関係を説明するための断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明の実施例の適用される形状の異なる風呂蓋の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明に係る風呂蓋を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
【実施例】
【0021】
本発明に係る風呂蓋の実施例を説明する。図1は、本発明の実施例の風呂蓋1が、それぞれ浴槽フランジ2の上縁3と当接している状態を示す図である。図1(a)は、本発明に係る風呂蓋1における要部を示す図であり、外周面の付近及び外周面に設けた従来から使用されている既存の外縁被覆部材6(「エッジプロテクター」とも呼ばれている)の断面図である。
【0022】
図1(b)及び図2(a)は、本発明に係る風呂蓋1における別の要部を示す図であり、外周面の付近の状態及び外周面に設けた手掛け部7の状態を示し、図1(b)は断面図であり、図2(a)は斜視図である。
【0023】
本発明の風呂蓋1は、従来例の風呂蓋1と同様に、断熱材8を表面材11で挟む構成としている。断熱材8は、発泡スチロール(EPS)やウレタン発泡材を使用する。そして、断熱材8を挟む、即ち断熱材8の表面及び裏面にそれぞれ設ける表面材11は、樹脂板を使用する。
【0024】
表面材11としての樹脂板は、ポリプロピレン(PP)、ポリスチロール(PS)等の熱可塑性樹脂を使用する。表面材11は、断熱材8の表面及び裏面に、固定一体化する。この場合、断熱材8がポリプロピレンの場合は、表面材11は接着剤で断熱材8に接着して固定する。
【0025】
また、断熱材8がウレタン発泡材の場合は、表面材11は、内部発泡により接着する。ここで、内部発泡による接着とは、成形中の断熱材8は未だ溶融状態であるが、この溶融状態を利用して、表面材11を、溶融した断熱材8に当接して接着し固定することである。
【0026】
実際の風呂蓋1の製造においては、上記のとおり、断熱材8の表面及び裏面に表面材11を固定一体化した工程の後で、平面視で浴槽の形状に応じた平面形状に裁断する。平面視で異なる形状の風呂蓋の例として、図3(a)〜(c)に風呂蓋33、36、37の平面図を示す。
【0027】
このように表面材11が固定一体化された断熱材8は、浴槽の平面形状に応じて裁断してから、その外周を、図1(a)に示すような既存の外縁被覆部材6で覆うとともに、外周の少なくとも一部は、外周面から内側に断熱材8を切り欠いて、図1(b)、図2(a)に示すような手掛け部7を構成する外縁被覆部材12で覆う。
【0028】
図1(a)に示す既存の外縁被覆部材6と、図1(b)に示す手掛け部7を構成する外縁被覆部材12は、断面形状は異なるが、その材料は同じであり、ともにゴムやエラストマーを使用する。
【0029】
図1(a)に示す既存の外縁被覆部材6は、その断面形状が、例えば、かまぼこ状又は平坦な構成である。この外縁被覆部材6は、風呂蓋1の外周を表面から裏面にわたって覆うように、表面材11が固定一体化された断熱材8の外周に接着される。
【0030】
風呂蓋1の外周輪郭が緩やかなR形状(湾曲形状)の部分であれば、外縁被覆部材6は断熱材8の外周に可撓的に沿うように接着できる。
【0031】
しかし、図2(a)、(b)の断熱材8の角部16に示すように、風呂蓋1の外周輪郭が角部(特に鋭角部)となっている部分には、外縁被覆部材6は角部に沿うように曲げにくいので、隣接する外縁被覆部材6の互いの端部17を、段差が生じることなく、滑らかに接続するように接着する。
【0032】
特に、図2(a)、(b)に示すように、既存の外縁被覆部材6の端部17と手掛け部7を構成する外縁被覆部材12の端部18との接続部分についても、段差や隙間がなく、なめらかに接続するように接着する必要がある。
【0033】
このような外縁被覆部材間の接続部に段差や隙間があると、汚れが溜まり易い汚れ溜まりとなったり、湯気の逃げ路となったりするので、接続部に段差や隙間が生じないように、接着して接続する必要がある。
【0034】
ところで、本発明に係る風呂蓋1の特徴は、風呂蓋1の外周の少なくとも一部において、断熱材8の外周面13から内側に向けて、図2(b)、(c)に示すように、切り欠き21を形成し、この切り欠き21を形成した外周の部分を外縁被覆部材12で覆い、凹み部22を備えた手掛け部7を構成する点である。
【0035】
要するに、近年省エネルギーのために益々厚くなり、重みの増している断熱材8について、その厚みを逆に利用して、断熱材8の外周の少なくとも一部に沿って、凹み部22を有する手掛け部7を設けた点であり、従来にない発想である。
【0036】
手掛け部7を構成する外縁被覆部材12は、図1(b)に示すように、上部26、底部27及び側部28を備えており、断熱材8の内側に向けて窪んだ凹み部22が設けられている。この凹み部22に、使用者が手を掛けて風呂蓋1を持ち上げることができる。
【0037】
手掛け部7を構成する外縁被覆部材12で、風呂蓋1の外周を覆う場合には、図2(b)、(c)に示すように、覆うべき外周の部分について、断熱材8を、その外周面13から内側に向けて切り欠く。図2(c)は、断熱材8の切り欠き21について、浴槽フランジ2との関係を示す断面図である。
【0038】
図2(c)に示すように、断熱材8を切り欠いて得られる断熱材8の切り欠き21の端面30(本発明では、「切り欠き端面」という)が、浴槽フランジ2の上面における厚みの幅W内に位置するように、断熱材8の切り欠き21を形成する。その意義は、次のとおりである。
【0039】
手掛け部7の凹み部22の内側方向への深さd(図2(c)参照)は使用者の指が掛けられる程度であればよい。切り欠き端面30が浴槽フランジ2の幅Wから外れるように、切り欠き21を、断熱材8の内側にあまり深く切り込みすぎると、断熱材8の切り欠き21が、浴槽内の湯の直上に位置することとなり、断熱効果が減少する。また、断熱材8の内側にあまり深く切り込みすぎると、手掛け部7を設けた外周の部分の強度が弱くなる。
【0040】
手掛け部7を構成する外縁被覆部材12を風呂蓋1の外周に接着して覆う場合も、既存の外縁被覆部材6と同様に、断熱材8の外周面13に接着する。
【0041】
ただ、手掛け部7を構成する外縁被覆部材12の場合は、既存の外縁被覆部材6とは異なり、凹み部22を断熱材8の切り欠き21内に位置するように接着する。具体的には、側部28は断熱材8の切り欠き端面30に当接して接着し、底部27及び側部28はそれぞれ表面材11に当接して接着する。
【0042】
上部26及び底部27には、それぞれ折り返し部29が形成されており、この折り返し部29が表面材11の端部31を覆うように接着されている。これによって、外縁被覆部材12は、風呂蓋1における表面材11が固定一体化された断熱材8の外周を、表面から裏面にわたって覆うように接着されることとなる。
【0043】
風呂蓋1の外周のうち、少なくとも、洗い場に面する側のように、使用者が風呂蓋1を持ち上げ易い外周の一部を、手掛け部7を構成する外縁被覆部材12によって、覆う構成とすることが好ましい。
【0044】
なお、風呂蓋1の全外周を、手掛け部7を構成する外縁被覆部材12によって、覆うように設けてもよい。しかし、手掛け部7を構成する外縁被覆部材12は、凹み部22を有する断面形状をしているので、既存の外縁被覆部材6に比べると、外周面13に沿うようする作業がしにくいという、作業上の問題はある。
【0045】
風呂蓋1の外周の一部を手掛け部7で覆う構成とする場合について、いくつかの例を、図3(風呂蓋の平面図)で説明する。なお、説明の都合上、「左右」及び「前後」という用語を使用するが、「左右」は、図3の紙面において左右を指し、「前後」は図3の紙面において上下を指すものとする。
【0046】
図3(a)に示す、分割されて成る左右の風呂蓋33は、平面視で左右対称及び前後対称に形成されており、全体として、左右前後の角部が切り欠かれている形状である。このような左右の風呂蓋33は、その前方又は後方に洗い場が設けられている場合には、それぞれ外周の前後の部分に、手掛け部7が設けられている構成とすることが好ましい。
【0047】
図3(b)に示す左右の風呂蓋36は、平面視で左右対称に形成されており、全体として、左右の前方の角部が切り欠かれている形状である。このような左右の風呂蓋36は、その前方に洗い場が設けられている場合には、それぞれ風呂蓋36の外周の前側の部分に手掛け部7が設けられている構成とすることが好ましい。
【0048】
図3(c)に示す左右の風呂蓋37は、平面視で左右及び前後には非対称に形成されている。この左右の風呂蓋37の前方に洗い場が設けられているとした場合は、図3(c)に示すように、それぞれ風呂蓋37の外周の前側の部分に、手掛け部7が設けられている構成とすることが好ましい。
【0049】
図3(a)〜(c)に示す左右の風呂蓋33、36、37は、いずれも外周の一部に沿って手掛け部7が設けられている構成としているが、左右の風呂蓋37の外周において、手掛け部7が設けられていない部分は、既存の外縁被覆部材6で覆われている。なお、前記したとおり、全外周に手掛け部7が設けられている構成としてもよい。
【0050】
(作用)
以上のとおり、本発明に係る風呂蓋1は、外周の少なくとも一部に、断熱材8の外周面13から内側に断熱材8を切り欠いて、凹み部22を有する手掛け部7を構成する外縁被覆部材12で覆ってなる構成とした。
【0051】
従って、使用者は風呂蓋1の中央部まで手を伸ばすことなく、しかも風呂蓋1と浴槽フランジ2の隙間に無理に手を差し込みこじ開けるようなことをすることなく、風呂蓋1の外周に設けた手掛け部7に手を掛ければよいので、楽に風呂蓋1の開け閉めが可能となる。
【0052】
手掛け部7の構造は、従来例のように風呂蓋1に取手を別途取り付ける構成に比べて、簡単であり、製造については部品点数も少なく、加工の手間が減る等、経済性にもすぐれている。また、従来の取手の裏面のような汚れ溜まりとなる箇所がないので、清掃が容易であり、しかも、風呂蓋1の表面から手掛け部7が突出するような構成ではないので、収納に際しても邪魔とならない。
【0053】
さらに、従来例のように風呂蓋1の断熱材の中央部に貫通口を設けたりせず、断熱材の外周において、浴槽内の湯の直上とならない部分に切り欠き21を形成して手掛け部7を設けたので、浴槽を閉じて湯気や熱を逃がしにくくするという風呂蓋本来の断熱機能を阻害することがない。従って、浴槽内の湯の保温性を維持することができ、湯気を浴室内に逃がしにくい。
【0054】
風呂蓋1の平面形状が略正方形の場合は、風呂蓋1を浴槽フランジ2上に載せて閉じる際に、使用者が風呂蓋1を正確に載置する方向に迷う場合が生じる。風呂蓋1を浴槽フランジ2上に、その向きを誤って載せると、浴槽フランジ2と風呂蓋1の間に隙間が生じ、湯の保温上、好ましくない。
【0055】
しかし、本発明に係る風呂蓋1は、その外周の一部に手掛け部7が設けられており、向きが一目瞭然であるから、使用者は、風呂蓋1を正確に載置する方向を誤ることなく正しく載せることが可能となり、浴槽フランジ2と風呂蓋1の間に隙間が生じることがないように閉じることが可能である。
【0056】
以上、本発明に係る風呂蓋を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明に係る風呂蓋は上記のような構成であるから、近年、省エネルギー目的でその厚みを増しているいろいろな形状の風呂蓋に適用可能である。
【符号の説明】
【0058】
1 風呂蓋
2 浴槽フランジ
3 浴槽フランジの上縁
6 既存の外縁被覆部材
7 手掛け部
8 断熱材
11 表面材
12 手掛け部を構成する外縁被覆部材
13 断熱材の外周面
16 断熱材の角部
17 既存の外縁被覆部材の端部
18 手掛け部を構成する外縁被覆部材の端部
21 断熱材の切り欠き
22 凹み部
26 (手掛け部を構成する外縁被覆部材の)上部
27 (手掛け部を構成する外縁被覆部材の)底部
28 (手掛け部を構成する外縁被覆部材の)側部
29 上部及び底部の折り返し部
30 切り欠き端面
31 表面材の端部
33、36、37 風呂蓋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
断熱材を表面材で挟み、外周に外縁被覆部材を配した風呂蓋において、外周面から内側に断熱材を切り欠いて外縁被覆部材で覆い、外周の少なくとも一部に凹み部を設けて手掛け部としたことを特徴とする風呂蓋。
【請求項2】
請求項1に記載の風呂蓋において、断熱材の切り欠き端面は、浴槽フランジ幅内に位置することを特徴とする風呂蓋。
【請求項3】
請求項1または2に記載の風呂蓋であって、手掛け部は少なくとも浴槽の洗い場側に設けられていることを特徴とする風呂蓋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−70829(P2013−70829A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−211779(P2011−211779)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(000004709)株式会社ノーリツ (1,293)
【Fターム(参考)】