説明

食品を製造するための方法及び装置

容器内で食品を混合するための装置(10)が、軸を有し容器を受容するようになっている容器ホルダ(38)を備えている。攪拌機(30)が、軸を中心にモータ(22)により回転されて、容器ホルダ(38)の上方に配置される。攪拌機(30)の回転の軸が容器ホルダ(38)の軸からずれた状態で攪拌機(30)が容器内に選択的に位置決めされるように、モータ(47)が容器ホルダ(38)を上方に移動させる。攪拌機(30)が容器内にある間は、モータ(45)が容器ホルダ(38)を当該容器ホルダ(38)の軸を中心に回転させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソフトクリーム製品、フローズンドリンクまたはこれらの類似物のような、しばしばスプーンを用いて食される食品を製造するための方法及び装置に関する。更に詳細には、本発明は、カップやその他の容器内に配置された食品及びその他の調味料を自動で混合する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ファーストフード及び類似の施設は、ソフトクリーム、スムージーまたはこれらの類似物のようなセミフローズンドリンクをしばしば提供している。セミフローズンドリンクは、顧客によって選定されたアイスクリームのような製品及びその他の調味料から主になる。従来、そのような製品は、施設の顧客サービス従業員によって機械でカップやその他の容器内で調整されて混合されていた。前記機械には、容器内の食品を混合するべく使用者が手動で当該食品内に位置決めする棒のようなスピニング攪拌機が設けられている。適切に原料を混合するべく使用者は上下にカップを移動させ、製品の全てが適切に混合されることを保証するべく使用者はしばしば円形にカップを移動させることをたいてい要求される。しかしながら、それらは、次の顧客を待つための時間をより有効に活用することができる従業員の時間を必要とする冗長な作業であるだけでなく、しばしば結果としての飲料は充分にあるいは適切に混合されない。加えて、使用者が極めて注意深くはないならば、スピニング攪拌機は、使用者によって動かされながら、カップの底面及び/または側面にかみ合うことがある。このため、前記底面及び/または前記側面に損傷または破損をもたらし、それによって食品の完全な状態を損なわせる可能性がある。
【0003】
結果として、混合工程を自動化するための試行がなされてきている。このような状況下では、使用者は自身で選定した原料をカップに加えて、攪拌機の下方の機械内にカップを設置する。機械の作動中に、スピニング攪拌機は、原料を混合しようとしてカップ内を上下に移動する。そのような機械は、カップへの損傷をたいてい妨げるであろうが、攪拌機がカップの周囲に位置した原料を混合しえないので、前記機械は、たいてい原料を完全に混合することはない。
【0004】
従って、カップへの損傷なく当該カップ内で原料を完全に混合するように作動させられ得る機械に対するニーズが存在している。
【発明の概要】
【0005】
このように、本発明の目的は、容器内で食品原料を効率よく自動で混合するために攪拌機を利用する装置及び当該装置の作動方法を提供することを目的とする。
【0006】
上述したように、容器内で原料をより効率的に混合するべく容器の軸からずれた攪拌機を容器内に設置する方法及び装置を提供ことが、本発明の1つの特徴の目的である。
【0007】
上述したように、容器が回転することにより当該容器内で原料をより効率的に混合するような方法及び装置を提供ことが、本発明の他の特徴の目的である。
【0008】
本発明によるこれらの及び別の目的は、以下の記述から明らかになるであろうが、現存する先行技術の形態に対して利点を有すると共に、これより後に記載され主張される改良によって成し遂げられる。
【0009】
概して、本発明の1つの特徴によれば、容器内で食品を混合するための装置が、軸を有し容器を受容するようになっている容器ホルダを備えている。攪拌機が、軸を中心に回転可能であり、前記容器ホルダの上方に配置されている。前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に選択的に位置決めされるように、前記容器ホルダは上方に可動である。
【0010】
本発明の他の特徴によれば、容器内で食品を混合するための装置が、容器を受容するようになっている容器ホルダを備えている。回転可能な攪拌機が、前記容器ホルダの上方に配置されている。前記容器ホルダは、前記攪拌機が容器内に選択的に位置決めされるように上方に可動である。更に、前記容器ホルダは、前記攪拌機が前記容器内にある間は回転可能である。
【0011】
これらの特徴は、組み合わせられた場合、軸を有し容器を受容するようになっている容器ホルダを備える、容器内で食品を混合するための装置を提供する。攪拌機が、軸を中心に回転可能であり、前記容器ホルダの上方に配置されている。前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に選択的に位置決めされるように、前記容器ホルダは上方に可動である。更に、前記容器ホルダは、前記攪拌機が前記容器内にある間は回転可能である。
【0012】
回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法の1つの特徴が、軸を有する容器ホルダ内に容器を配置する工程と、前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、前記攪拌機が容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、を含んでいる。
【0013】
攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための開示された方法の他の特徴が、容器ホルダ内に容器を配置する工程と、前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、前記攪拌機が前記容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、前記攪拌機が回転している間に前記容器ホルダを選択的に回転させる工程と、を含んでいる。
【0014】
これらの方法の特徴は、組み合わされた場合、回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法であって、軸を有する容器ホルダ内に容器を配置する工程と、前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、前記攪拌機が前記容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、前記攪拌機が回転している間に前記容器ホルダを選択的に回転させる工程と、を備える方法が提供される。
【0015】
食品を混合するための好ましい典型的な機械及び当該機械の作動方法が、本発明が実施され得る全ての多様な形態及び変形形態を示そうとする試みなく、添付の図面内に例として示される。本発明は、添付された特許請求の範囲によって判断されるものであり、明細書の細部によって判断されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、静止位置で示された本発明による混合機の幾分概略的な平面、正面、右側面斜視図である。
【図2】図2は、幾分概略的な図1と同様な図であるが、図1の作動において示された状態に引き続く位置における混合機を示している。
【図3】図3は、幾分概略的な図1及び図2と同様な図であるが、図2の作動において示された状態に引き続く位置における混合機を示している。
【図4】図4は、図1に示された位置における混合機の幾分概略的な平面、背面、右側面斜視図である。
【図5】図5は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な平面、左側面、正面斜視図である。
【図6】図6は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な正面図である。
【図7】図7は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、静止位置で示された本発明による混合機の幾分概略的な平面、正面、右側面斜視図である。図2は、幾分概略的な図1と同様な図であるが、図1の作動において示された状態に引き続く位置における混合機を示している。図3は、幾分概略的な図1及び図2と同様な図であるが、図2の作動において示された状態に引き続く位置における混合機を示している。図4は、図1に示された位置における混合機の幾分概略的な平面、背面、右側面斜視図である。図5は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な平面、左側面、正面斜視図である。図6は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な正面図である。図7は、図2に示された位置における混合機の幾分概略的な左側面図である。
【0018】
本発明による食品混合機が、全体として符号10により示されている。機械10の構成要素の描写を容易にするために、ハウジングを除いて示されている。さもなければ、ハウジングは、機械10の正面を覆わない状態にしながら上面、背面(後面)及び側面を覆うであろう。機械10は、底板11、中板12及び上板13を含んでいる。底板11には、下方に向けられたフランジ14が両側面及び後面に設けられている。中板12には、下方に向けられたフランジ15が両側面及び後面に設けられており、部分的に正面に沿って設けられている。上板13には、上方に向けられたフランジ16が両側面及び背面に設けられている。フランジ14、15、16は、上述したように、従来の態様で、ハウジング(不図示)を受容して保持するようになっている。
【0019】
中板12は、全体として符号17を付され機械10の各側面に配置された対向する箱型フレームによって、底板11から間隔を空けて支持されている。各箱型フレーム17は、基板18を含んでいる。基板18は、当該基板18の周縁から延在して対向する側壁19と、当該基板18の周縁から延在して対向する端板20(1つが図示されている)と、を有している。一方の端板20は底板11の上面に取付けられており、他方の端板(不図示)は中板12の底面に取付けられている。そのようなものとして、箱型フレーム17は、底板11から上方に間隔を空けて中板12を支持している。
【0020】
上板13は、板12及び13の後方の角部の間に配置された対向する支柱21によってによって、中板12から間隔を空けて支持されている。必要であるならば、追加の支柱または他の支持物が、当業者にとって明らかなように、板12及び13の前方の角部に設けられ得る。そのようなものとして、支柱21は、中板12から上方に間隔を空けて上板13を支持している。
【0021】
攪拌モータ22が例えばボルト23を用いて上板13により保持されており、それによって、上板13と中板12との間につり下げられている。モータ22は、プーリ25を支持するシャフト24を回転させる。ベルト26が、プーリ25と撹拌機シャフト28によって支持されたプーリ27との間に張架されている。このように、ベルト26を介して、モータ22は、全体として符号30によって図示される食品攪拌機を支持し上板13を貫通して下方に延在する攪拌機シャフト28を回転させる。
【0022】
攪拌機30は、いかなる従来の態様も採用することができるが、スプーンの形状のように図示されている。そのようなものとして、攪拌機30は、一端においてカプラ32により攪拌機シャフト28に取外し可能に取付けられ、他端においてスプーンのくぼみの形状のブレード33が形成された中空ステム31を有している。そのようなスプーンの形状の攪拌機及びそれによる利点は、本発明の完全な理解のために必要となり得る全てのことに対して参照としてここに組込まれた米国特許第4,946,287号明細書に記載されている。
【0023】
前記特許内に論ぜられているように、スプーンの形状の使い捨て可能な攪拌機30を設けることは、いくつかの利点を提供する。機械10を所有するファーストフードまたは他の施設は、顧客にスプーン攪拌機30を安価に提供することができる。そして、顧客は、カプラ32が攪拌機シャフト28に係合するまで当該攪拌機シャフト28上でステム31を単に摺動させる。くぼみ形状のブレード33は、食品の理想的な混合を提供する。食品が混合される際には、使用者はシャフト28からスプーン攪拌機30を取外し、必要であれば食品を食するべく当該スプーン攪拌機30を利用してもよい。同時に、機械の次の使用者の食品を汚染しないように、あるいは別の態様では攪拌機シャフト28を世話の必要な清潔な状態に保つための要求を避けるように、攪拌機シャフト28は、ステム31によって覆われながら清潔な状態を維持している。
【0024】
機械10は、全体として符号35で示された移動プレートを含んでいる。移動プレート35は、全体として形状においてU字に成形され、プラットフォーム部分36と当該プラットフォーム部分36の周縁から下方に延在する対向する支部37とを有している。カップや類似物のような容器のためのホルダが、全体として符号38によって示され、底面39(図6及び図7)と当該底面39から上方に延在する円筒状本体部分40とを含んでいる。本体部分40は、中空である。更に、本体部分40は、アーチ状のフランジ42によって周縁上部を囲まれた幾らかテーパが付けられた容器−受容開口41を形成している。図6及び図7に最もよく示されているように、シャフト43が底面39から移動プレート35のプラットフォーム部分36内の開口を通過して延びている。このように、シャフト43は、容器ホルダ38の軸乃至中心を規定しており、プーリ44を支持している。図4に最もよく視認されるように、モータ45が移動プレート35によって支持されており、モータ45の軸(不図示)が当該移動プレート35を通過して延びて、プーリ46を支持している。ベルト(不図示)が、モータ45の作動により容器ホルダ38のシャフト43を回転させるように、プーリ46とプーリ44とを連結している。これにより、容器ホルダ38は、自身の軸に対して回転可能である。
【0025】
移動プレート35は、中板12によって支持された逆回転可能なモータ47により上方及び下方に移動することができる。スクリューシャフト48が、モータ47から移動プレート35のプラットフォーム部分36内の開口49を通って下方に延びて、更に底板11によって支持されたねじ山のないボス50(図2)内に延びている。スクリューシャフト48は、プラットフォーム部分46の下方で支持されたねじ山が設けられたカプラ(不図示)または類似物を介して移動プレート35に動作可能に連接されている。そのようなものとして、モータ47が一方にシャフト48を回転させる際には、移動プレート35が上方に移動する。シャフト48が他方に回転させられる際には、プレート45が下方に移動する。
【0026】
このような動きの間には、安定のため、移動プレート35が全体として符号55によって示された対向する機構によって案内される。機構55は、底部で底板11によって支持されたレールの形態で示されており、上部での支持のために中板12内のスロット56を通過して延びている。各レールはトラック57を含んでいる。複数のベアリング58がトラック57と連絡している。互いに対向するプレート59が、移動プレート35の互いに対向する支柱37に取付けられており、突出部60を含んでいる。突出部60は、各トラック57に受容されており、図1に概略的に示されている。このように、移動プレート35が上方及び下方に移動すると、突出部60は、ベアリング58の補助を伴いながらトラック57上を進行する。
【0027】
図5及び図6に最もよく示されているように、1つの箱型フレーム17の側板19は、複数のリミットスイッチ−下部リミットスイッチ61、中部リミットスイッチ62及び上部リミットスイッチ63−を保持している。リミットスイッチ61、62及び63は、プレート59により保持され箱型フレーム17に隣り合っているタブ64に係合されると共に作動させられるようになっている。ここに記述される形態では、機械10の作動が、プログラマブルコントローラによって順に好ましく制御されるモータ22、45及び47に加えて、リミットスイッチ61、62及び63によって制御される。
【0028】
使用時ではない際の機械10の原位置が、図1に示されている。この位置では、移動プレート35は、リミットスイッチ61により検知された状態で、かなり下方にある。この位置では、使用者は、混合される食品を有する従来のカップまたはその他の容器を容器ホルダ38内に配置する。ホルダ38の開口41は、種々の従来のカップのサイズを受容するように形成されることが可能である。しかしながら、特殊な容器が利用される場合には、特殊に設計された容器ホルダが図示されたホルダ38と置換される。
【0029】
次に、使用者は、機械10のためのプログラムを選択し、モータ47を始動させる。これは、機械10の制御盤に設けられたボタン(不図示)により好ましく成し遂げられる。作動中には、モータ47は、プレート35を上方に移動させる。図2の位置に到達された時に、すなわち攪拌機30がまさに容器に入る時に、スピニング攪拌機30を始動させるようにモータ45を作動させるリミットスイッチ62が作動させられる(けられる)。プレート35の更なる上方への移動は、攪拌機30を食品内に沈める。そして、図3に示されるように、プレート35が上限に到達する際には、容器の底部付近に攪拌機30が位置しながら(しかし容器の底部を傷付けない)、リミットスイッチ63が作動させられる。それにより、自身の軸を中心として容器ホルダ38を回転させるモータ45を作動させる。このとき、モータ45は、当該目的のために中板12に設けられた開口65を上方に通過することに留意されるべきである。移動プレート35が図2の位置に戻るために下方に動き始めるように、リミットスイッチ63の作動がモータ47の方向を反転させる。どれくらいの混合時間がコントローラにプログラムされているかに依存して、典型的にはリミットスイッチ62が再度噛み合わされる時に、モータ47が再び反転して移動プレート35を上方に送る。個別の食品を充分に混合するための予め定められた時間が経過したことをコントローラが検知するまで、図2と図3との位置の間の移動は継続する。その時、プレート35がリミットスイッチ62を通過して、リミットスイッチ61が全てのモータを停止するように噛み合わされる図1の原位置に移動するように、リミットスイッチ62が非作動状態にされる。続いて、使用者は、前述したように、完全に混合された食品を消費するべく、容器及びスプーン攪拌機30を取除き得る。
【0030】
図に示したように、図5及び図7に最もよく示されているであろうが、攪拌機30が容器ホルダ38の軸上に直接位置決めされない方が好ましいことに留意することが重要である。このように、図示したように、先行技術の課題であった、混合がホルダ38内の容器の中心で全て起こることが生じないように、攪拌機30は、前記軸からずらされているまたは中心を外されている。むしろ、たいていは容器ホルダ38の本体部分40によって規定されるが、攪拌機30の軸を容器ホルダ38内の容器の軸と容器の本体部分との間のどこかに設けることによって、食品の完全な混合は容器への損傷なく成し遂げられる。
【0031】
一旦、リミットスイッチ63が容器ホルダ38の回転を始めさせるようにモータ45を作動させると、そのような回転が継続しなくてもよいことが好ましい。すなわち、プレート35が下方に移動すると、容器ホルダ38が例えば約9°だけ回転させられることが好ましく、そのような回転が容器ホルダ38が図2の位置に到達するときまでに停止させられることが好ましい。続いて、移動プレート35が図3の位置に再び到達された際に、当該移動プレート35が再び下方に自身の軌跡を進む間に再び容器ホルダ38を更に9°回転させるべくモータ45が作動させられる。4つの往復上下運動において、例として9°の回転を利用することで、容器内の食品の360°全てが、回転攪拌機30にさらされることを保証される。
【0032】
上述したことを考慮すれば、ここに記載されたように構成されて作動させられる機械は、完全且つ自動に容器内で食品を混合し、これにより、本発明の目的を達成して実質的に当該技術を発展させることが明らかであるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器内で食品を混合するための装置であって、
軸を有し容器を受容するようになっている容器ホルダと、
軸を中心に回転可能であり、前記容器ホルダの上方に配置された攪拌機と、
を備え、
前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に選択的に位置決めされるように、前記容器ホルダは上方に可動である
ことを特徴とする容器内で食品を混合するための装置。
【請求項2】
前記容器ホルダを運搬する移動プレートを更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記容器ホルダを回転させるべく、前記移動プレートによって支持されたモータを更に備える
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記移動プレートを上方及び下方に移動させるモータを更に備える
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項5】
前記移動プレートが上方及び下方に移動する間に当該移動プレートを案内するべく、当該移動プレートの両側に配置されたガイド機構を更に備える
ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記攪拌機は、
回転可能なシャフトと、
当該シャフトに取付けられた一端を有し、当該シャフトに受容されるステムと、
当該ステムの他端に配置されたブレードと、
を含み、
前記ブレードは、スプーンのくぼみのように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記容器ホルダを上方及び下方に選択的に移動させるための第一モータと、
前記攪拌機を回転させるための第二モータと、
前記容器ホルダを選択的に回転させるための第三モータと、
を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記容器ホルダが上方に予め定められた距離だけ移動した際に前記第二モータを作動させるための第一スイッチと、
前記容器ホルダが上方に最大限に移動した際に前記容器ホルダの移動の方向を反転させるための第二スイッチと、
を更に備える
ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記第二スイッチは、前記第三モータをも作動させる
ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記第一モータを停止させるための第三スイッチを更に備える
ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項11】
容器内で食品を混合するための装置であって、
容器を受容するようになっている容器ホルダと、
当該容器ホルダの上方に配置された回転可能な攪拌機と、
を備え、
前記容器ホルダは、前記攪拌機が前記容器内に選択的に位置決めされるように上方に可動であり、前記攪拌機が前記容器内にある間は回転可能である
ことを特徴とする容器内で食品を混合するための装置。
【請求項12】
軸を中心に前記攪拌機を回転させるためのモータを備え、
前記容器ホルダは、前記攪拌機が前記容器内に位置決めされる際には前記攪拌機の回転の軸からずれているような軸を有する
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記容器ホルダを運搬する移動プレートを更に備える
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記移動プレートが上方及び下方に移動する間に当該移動プレートを案内するべく、当該移動プレートの両側に配置されたガイド機構を更に備える
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記攪拌機は、
回転可能なシャフトと、
当該シャフトに取付けられた一端を有し、当該シャフトに受容されるステムと、
当該ステムの他端に配置されたブレードと、
を含み、
前記ブレードは、スプーンのくぼみのように構成されている
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項16】
前記容器ホルダを上方及び下方に選択的に移動させるための第一モータと、
前記攪拌機を回転させるための第二モータと、
前記容器ホルダを選択的に回転させるための第三モータと、
を更に備える
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項17】
前記容器ホルダが上方に予め定められた距離だけ移動した際に前記第二モータを作動させるための第一スイッチと、
前記容器ホルダが上方に最大限に移動した際に前記容器ホルダの移動の方向を反転させるための第二スイッチと、
を更に備える
ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記第二スイッチは、前記第三モータをも作動させる
ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記第一モータを停止させるための第三スイッチを更に備える
ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項20】
容器内で食品を混合するための装置であって、
軸を有し容器を受容するようになっている容器ホルダと、
軸を中心に回転可能であり、前記容器ホルダの上方に配置された攪拌機と、
を備え、
前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に選択的に位置決めされるように、前記容器ホルダは上方に可動であり、
前記容器ホルダは、前記攪拌機が前記容器内にある間は回転可能である
ことを特徴とする容器内で食品を混合するための装置。
【請求項21】
回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法であって、
軸を有する容器ホルダ内に容器を配置する工程と、
前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、
前記攪拌機が前記容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、
を備える
ことを特徴とする、回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法。
【請求項22】
前記容器ホルダを選択的に回転させる工程を更に備える
ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記容器ホルダは、一回転より少なく回転させられ、その後停止され、再び一回転より少なく回転させられる
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記攪拌機が前記容器内にある間に、前記容器ホルダの移動の方向を反転させる工程を更に備える
ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記攪拌機が前記容器の底部に近づくまで、前記容器ホルダが前記攪拌機の方に移動させられる工程と、
前記攪拌機が前記容器の上端付近に位置するまで、前記容器ホルダの移動を反転させる工程と、
を更に備え、
前記食品が混合されるまでこれらの工程が繰り返される
ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項26】
攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法であって、
容器ホルダ内に容器を配置する工程と、
前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、
前記攪拌機が前記容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、
前記攪拌機が回転している間に前記容器ホルダを選択的に回転させる工程と、
を備える
ことを特徴とする、攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法。
【請求項27】
前記容器ホルダは、一回転より少なく回転させられ、その後停止され、再び一回転より少なく回転させられる
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記攪拌機が前記容器内にある間に、前記容器ホルダの移動の方向を反転させる工程を更に備える
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記攪拌機が前記容器の底部に近づくまで、前記容器ホルダが前記攪拌機の方に移動させられる工程と、
前記攪拌機が前記容器の上端付近に位置するまで、前記容器ホルダの移動を反転させる工程と、
を更に備え、
前記食品が混合されるまでこれらの工程が繰り返される
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項30】
回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法であって、
軸を有する容器ホルダ内に容器を配置する工程と、
前記攪拌機の回転の軸が前記容器ホルダの軸からずれた状態で前記攪拌機が前記容器内に入るように、前記容器ホルダを前記攪拌機の方に移動させる工程と、
前記攪拌機が前記容器内にある間に当該攪拌機を回転させる工程と、
前記攪拌機が回転している間に前記容器ホルダを選択的に回転させる工程と、
を備える
ことを特徴とする、回転の軸を有する攪拌機を用いて容器内で食品を混合するための方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公表番号】特表2012−533297(P2012−533297A)
【公表日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−520584(P2012−520584)
【出願日】平成22年5月28日(2010.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2010/001565
【国際公開番号】WO2011/008234
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(500178485)ビタ−ミックス・コーポレイション (11)
【氏名又は名称原語表記】Vita−Mix Corporation
【住所又は居所原語表記】8615 Usher Road, Cleveland, Ohio, The United States of America
【Fターム(参考)】