説明

食品成分の包装および方法

【課題】供与することに応じて好適な混合物を実現し得る複数の食品成分を包装する食品成分分離包装品を提供する。
【解決手段】同軸および非同軸食品成分包装品は、包装品の対向端部を横切る共通横断シールを通じて合体された内側および外側包装品を提供する。横断シールは、内側包装品の外側表面と外側包装品の内側表面を通って達成される。内側包装品は第1食品成分を受け入れる働きをし、外側包装品は第2食品成分を受け入れる働きをする。選択包装端部に位置する開放機構によって使用者は内側および外側包装品を同時に開封することができ、これによって、適切な混合物のために相補的な方式で包装内容物または包装食品成分の共通分配を容易にする。同軸食品成分または食品の供給および/または提供のための一定の方法論を開示された構造を反映するものとしてさらに提示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して個別の食品成分または食品の区画を有する食品成分または食品の包装に関し、具体的には複数の食品成分または食品を包装し、この包装物から食品成分または食品を分配する働きをする食品成分包装品に関する。
【背景技術】
【0002】
ガス封入キャンデーは、湿気に曝されたときに、湿気に長時間接触すると溶ける傾向がある。湿気に対して十分な時間の曝されたとき(例えば人の口に曝されたとき)、炭酸ガスの気泡を取り囲むキャンデーの外皮が本質的に溶解し、こうして、人の口の中のポッピング感覚としてしばしば表現される作用を有する炭酸ガスを解放する。キャンデーは、その意図する影響を有するために、消費のときに溶解され、したがって食品成分から分離されることが好ましく、さもなければ食品成分は早まってキャンデー外皮を溶解させてポッピングガスを解放しがちになることがある。しかしキャンデーを、プディングなどのかなりの水分を有する食物または食品と共に楽しむことが多い。同時に消費するためにプディングとガス封入キャンデーの両方を成功裡に供給するためには、消費する前に2つの食品成分を分離することが必要である。したがって、消費者が同時かつ便利に両方の食品成分を単一包装物の中に保持して同時に消費して楽しむことができるようにする包装が望ましい。
【0003】
しかし、ガス封入キャンデーおよびプディングは例示的な食品成分である。消費する前に区画化されて分離されることが有利になり得る他の食品または食品成分としては、かなり多数のプロバイオティック製品、および/または、果物、果物ベースの食品成分、ジャム、およびゼリーなどの他の砂糖入り食品成分または食品に対して並置するヨーグルトやコテージチーズなどの活性培養物を含有する製品が含まれる。活性混合物などの前に食品成分または構成部分を区画化するための包装に関するより適切な従来の技術の一部を、以下に説明する。
【0004】
Llewellyn他に特許付与された特許文献1は、可変容積の区画を有する区画包装品を開示している。特許文献1は、薄膜で作られた縦ダイヤフラムがやはり薄膜で作られた円管状部材の内壁に対して密封され、結果として得られる区画の容積が可変になるように縦ダイヤフラムと内壁との間に少なくとも2つの連続した縦の直線接合部を形成する、区画化された包装品を教示している。両区画における無限の相対容積変化性を有する2区画包装品が、好ましい実施形態とされている。
【0005】
Rowellに特許付与された特許文献2は、ある一定の容器とこれらの容器を製造するための機械を開示している。特許文献2は、管状弁部材を含む袋で構成されたシートプラスチックから作ることが好ましい容器を教示している。この袋は、各端部において継ぎ目によって密封され、頂部の密封は、弁部材の中にアクセスチューブを入れるために中に開口部を有し、弁部材は、弁部材を通じて袋の中にアクセスチューブを突き通すことを容易にする密封継ぎ目を有する。第1袋の中に第2袋を備えてもよい。この容器をシート材料から連続的に製造するための機械も開示されている。
【0006】
Kerryらに特許付与された特許文献3は、水溶性の有毒な微粉状または顆粒状製品で満たされた包装品を開示している。Kerryらは、化学製品の中には人体の部分と接触してはならないほどの毒性を有するものもあることに注目している。特許文献3は、包装品の充填中および運搬中、さらに包装品からの製品放出中に、人が製品に接触する危険性を制限して最少にするような構造の包装品を教示しており、この包装品は、製品が水溶性の可撓性材料で構成された閉鎖された内側容器の中にあること、および充填された内側容器が耐水性の可撓性材料で構成された閉鎖された外側容器の内側に位置し、内側容器と外側容器の両方は、2つの端部の近くで横断接合部によって閉鎖されている可撓性チューブで構成されており、内側容器の端部条片は、外側容器の接合条片に、内側容器の内容物と前記接合条片との間に一定の距離があるように連結されていること、および内側容器の端部条片の1つの露出した部分に引裂き線が作られていることを特徴とする。
【0007】
Benkusらに特許付与された特許文献4は、既存の二重袋包装品と穴あけナイフの改訂によって構成された二重袋包装品とこれを製造するための方法を開示している。特許文献4は、いくつかの形成充填包装機械および穴あけナイフを教示している。この特許の好ましい実施形態では、この開示は、単一シートの包装薄膜から、垂直ではなく横向きに印刷されたグラフィックを有する薄膜ロールを縦型製袋充填密封包装機械に供給することによって二重袋包装品を製造すること、および横断シールを交互に切断および穴あけするための新規の穴あけ/切断ナイフの使用を必然的に含む。穴あけ/切断ナイフは、斜め三角形のピラミッド形の歯を有し、各歯は3つの切刃を有する。穴あけ/切断ナイフは、フェイルセイフ方向分離のために誤った引裂きを捕らえて方向修正することができる自己修正T形状穴あけパターンを生成する。
【0008】
Richterらによって書かれた特許文献5は、混合して使用する前に構成成分を個別に包装するための複数のチャンバを有する容器を開示している。このRichter他のパンフレットは、少なくとも2つの構成成分を有する製品を収容するための包装品を教示しており、この包装品は少なくとも2つの自給式チャンバを有し、製品の個別の構成成分を、これらが互いに密封式に分離されるように貯蔵することができる。個別のチャンバは、少なくとも1つのチャンバ壁を破ることによってのみ互いに分離できるように互いに連結されている。チャンバ壁の端部領域は個別チャンバのための共通閉鎖部の形をなしているので、個別のチャンバを同時に開くことだけが可能である。この好ましい実施形態では、包装品は少なくとも1つの折り畳まれたカートンを含み、カートンは本質的に前壁と後壁、側壁、底フラップ、および頂フラップを有し、カートンの内側には、一定の方式で少なくとも2つの筒状の内側子袋が配置され、各子袋は構成成分の1つを直接収容し、子袋は個別構成部分のためのチャンバを表し、折り畳まれたカートンの内側から突き出た子袋の頂端部領域は、内側子袋が個別に充填された後に共通の閉鎖部を形成する。
【0009】
これらの公開物および関連技術分野において一般に知られているその他の従来技術の再検討から、従来の技術は最終混合物の食品構成成分を同軸に整列して区画化するための包装品を教示していないことがわかる。さらに従来技術は、食品を最終的に供給するかまたは包装組立て品に対する軸方向転位によって食品成分を提供し、これによって複数の食品または食品成分が消費するときの混合のために同軸に提供される、という確かな方法論を教示していない。したがって従来の技術は、混合物になればその部分の集まりよりも論証可能にはるかに高い旨味価値を有する複数の食品成分を受け入れて消費するための新規の手段を消費者に提供する、包装組立て品とこれに附随する方法論の必要性を認めている。
【0010】
【特許文献1】米国特許第3861522号明細書
【特許文献2】米国特許第4495748号明細書
【特許文献3】米国特許第4681228号明細書
【特許文献4】米国特許第6935086号明細書
【特許文献5】国際公開第94/27886号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、供与することに応じて好適な混合物を実現し得る複数の食品成分を包装して提供するように機能する、食品成分分離包装品を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
一形態では、包装品は、少なくとも1つの内側チューブまたは内側バリヤ、外側チューブまたはバリヤ、第1および第2包装端部、および第1包装端部と第2包装端部の間に延在する縦包装軸を備えてもよい。内側チューブおよび外側チューブは任意に包装軸の周りに同軸に延在してもよい。内側チューブは内側食品成分を受け入れ、外側チューブは、内側食品成分を入れた内側チューブと外側食品成分との両方を受け入れている。内側チューブと外側チューブは第1および第2包装端部で密封されている。これによって内側チューブは不時の食品成分間接触を防止し、これによって外側チューブは、空気、屑、または適切な食品成分の混合物を実現するには問題があると考えられるその他の物質などの周囲物質から、同軸包装品を密封する。
【0013】
内側チューブと外側チューブを互いに第1および第2包装端部で密封してもよく、またこれらのチューブは、好ましくは現況技術による単一の、対になった、連続の、または破線状のレーザスコアリングによって定義されるような、ある一定の手動で可能な端部開放構造を含んでもよい。これによって、使用者は選択包装端部(通常は、外側図解指示によって示される頂部包装端部)を選択的に開封しまたは開き、その後の実施または作用のために内側および外側食品成分を同軸に分配してもよい。同軸食品成分提供および食品供給に関する開示された構造を反映するものとして、ある方法論をさらに提示する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に図面をさらに詳しく参照すると、同軸食品成分または食品包装品もしくは同軸包装組立て品10の実施形態が概して図解され、図1〜5、14、および16に示されている。非同軸食品成分または食品包装組立て品102の別の実施形態が、図17〜19に概して示されている。同軸包装組立て品10は基本的に、食品成分または食品を互いに同軸関係で区画化および包装し、同軸に整列された食品成分または食品を消費者に提供するように設計されている。非同軸包装組立て品102は基本的に、食品成分または食品を消費者のために区画化および包装するように設計されている。これに関して、ある一定の食品成分および/または食品は、しばしば消費または混合のときまでに最良に詰めこまれるか区画化されることに注意されたい。
【0015】
こうして、同軸食品成分包装組立て品10は、個別の同軸区画の中に複数の食品成分または食品を包装するためにうまく機能し得、また図1〜4、6および8〜13ならびに16に図示され参照されるような少なくとも1つのプラスチックの曲げやすいまたはつまむことができる内側食品バリヤまたはチューブ11と、図1〜5および7〜16に図示され参照されるような1つのプラスチックの曲げやすいまたはつまむことができる外側食品バリヤまたはチューブ12と、を含むことが好ましい。さらに包装組立て品10は、図1、3〜5および9〜15に概示するように第1および第2包装端部13および図1〜4、8および14に図示するように縦包装軸100を含むことが好ましいと言うこともできる。
【0016】
内側食品成分または食品バリヤ11は、図16に概示するように第1縦型製袋充填密封(VFFS)組立て体15として形成されることが好ましく、ポリプロピレン、ポリエステル、紙、ポリオレフィン押出し成形品、粘着性積層品、その他の類似材料などの現況技術の材料を含む複合高分子材料から構成され得ることが好ましい。多くの食品成分、食品、または食物製品のためには風味の保持が非常に重要であることが注目される。これに関連して、従来の技術で注目されているように、金属被覆された食物接触層または食物接触表面が、食品成分に隣接して並置されたときにすぐれた風味保持を提供する。したがって、金属被覆された食品接触層または食品成分接触層は好ましくはまたは代替案として、図6に概して表示されるように、食品バリヤ11の最内側表面または層14を形成できることが意図される。
【0017】
図6に概示する内側食品バリヤ11の薄膜組成は、包装組立て品10を構成する場合に必然的に含まれる方法論は図16に概示するタンデムVFFS機械または組立て体の使用を含むことが好ましいので、とにかく食品の成分または食物製品を包装するための縦型製袋充填機械における使用に理想的に適するべきである。バリヤ11の最内側表面14およびバリヤ11の最外側表面または層16の両方は、すぐれた食品接触バリヤ特性(望ましくは例えばアルミニウムの金属被覆薄層)を提供すべきである。さらに、バリヤ11の最外側表面16は最内側表面14に対する密封付着を可能にしなければならない。
【0018】
これに関連して、好ましい縦ラップシールを形成するための現況技術は、金属被覆された二軸延伸ポリプロピレン(OPP)または金属被覆されたポリエチレンテレフタレート(PET)の使用を必然的に伴ってもよいという点に留意されたい。バリヤ11の外側すなわち最外側表面16のためにOPPまたはPETを利用することによって、これが薄膜の縦背面シール(または横断シール)の現況技術の熱密封状態を可能にする限り、すぐれた結果を達成することができる。特に、内側食品成分または食品バリヤ11のためのインク層は、可視化グラフィックなどは余計なものと考えてもよいので不要であり、さもなければこれらは外側バリヤ12によって視界から隠されるか遮蔽される。
【0019】
図6および8を参照すると、内側表面層14の一部分が(図6における)矢印で指示された区域における外側表面または層16の一部分と合わされて、(図8に示される)ラップシール20を形成していることがわかる。この区域におけるラップシール20は通常、このような区域において薄膜に熱と圧力を加えることによって達成してもよい。したがって、注目する図に示されたラップシール設計は、形成された包装品の内側に置こうとする製品が内側食品バリヤ11の径方向外側にある物質から保護され隔離されることを保証する。
【0020】
内側食品バリヤ11は好ましくは、図8に概して表示されている内側食品バリヤ11と外側食品バリヤ12との間の隙間17の中に延在する包装用材料の容積を最小にするように、図8に概して説明され図示された形式の縦ラップシール20を含むことが意図される。図2と図8の比較考察から、バリヤ11の上にラップシール20を備えることは、包装用材料の容積を最小にするのみならず、外側食品の容積18を最大にし、外側食品または食品成分28の軸方向転位中の(1つまたは複数の)障害物を最小にすることがわかる。外側食品容積18は図2に概して表示され、外側食品28は図4、9、14、および16に概して図示され表示されている。
【0021】
外側食品バリヤ12は、さらに図16に概略的に図示されているように、組立て体15の下方に隣接してタンデム式に並置された第2縦型製袋充填密封(VFFS)組立て体19として形成されることが好ましい。外側食品バリヤ12もまた、ポリプロピレン、ポリエステル、紙、ポリオレフィン押出し成形品、粘着性積層品、その他の類似材料などの現況技術の材料を含む複合高分子材料から構成され得ることが好ましい。注目したように、多くの食品または食物製品は、食物の風味を保持するために金属被覆された食物接触包装層または表面の使用から利益を得る。したがって、金属被覆された食物接触層は、図7に表示するように食品バリヤ12の最内側層または表面23を形成してもよい。
【0022】
図7に概示する外側食品バリヤ12の薄膜組成もまた、包装組立て品10を構成する場合に必然的に含まれる方法論はタンデムVFFS機械または組立て体15および19の使用を含むことが好ましいので、とにかく食品の成分または食物製品を包装するための縦型製袋充填機械における使用に理想的に適するべきである。バリヤ12の最内側表面23は、すぐれたバリヤ特性(望ましくは例えばアルミニウムの金属被覆薄層)を提供すべきであり、それ自体に対する密封付着を可能にすべきである。この最後の点に関して、フィンシール22を形成するための現況技術の技法もまた、金属被覆された二軸延伸ポリプロピレン(OPP)または金属被覆されたポリエチレンテレフタレート(PET)の使用を必然的に伴ってもよいという点に留意されたい。OPPまたはPETが薄膜の縦背面シール(または横断シール)の現況技術の熱密封状態を可能にする限り、バリヤ12の内側すなわち最内側表面23のためにOPPまたはPETを利用することによって、すぐれた結果を達成することができる。特に、外側食品バリヤ12は、現況技術のOPPまたはPET材料で構成されてもよい透明な外側層24を通して見ることができるグラフィック表示のために、外側インクまたはグラフィック層を含んでもよい。
【0023】
この最後の点に関して、図2、8、および9に概して図示された縦フィンシール22が、外側食品バリヤ12の背面を縦に密封するために好ましいものであるべきことが注目されよう。外側食品バリヤ12は、包装組立て品の最外側(密閉)シール保全性を最大にするように、概して説明され図示された形式の縦フィンシールを含んでもよいことが好ましく、フィンシールは一般にすぐれた密閉シールを提供することが一般に理解されている。さらに、隙間包装用材料の容積を減らすことによって利益を提供する働きをする内側ラップシール20とは反対に、包装品の外部ではこの形式の同じ利益はなく、したがって外側フィンシール22は、空気、微生物、屑などの包装組立て品10の外部の物質に対してすぐれたシールおよびバリヤを提供することが好適であるべきである。しかし代替案として、例えば材料の保存を必要とする状況では、外側食品バリヤ12を背面密封するためにラップシールも使用してもよいことが意図される。
【0024】
概して図示されたフィンシールの変形によってもまた、形成された包装品の中に置くべき製品が内側表面または層23によってインク層から保護されることになる。さらに、外側層24は通常はいずれの包装された食物製品とも接触しない。図7に図示する好ましい実施形態では、内側表面または層23は折り畳まれて、次いで矢印で指示した区域においてそれ自体密封される。さらにこのシールは、図16を全体的に調べるとわかるように、図示された区域において薄膜に参照番号25において熱と圧力を加えることによって達成される。
【0025】
図16に示す製袋充填密封機械の中に給送される包装用材料は、ポリプロピレン、ポリエステル、紙、ポリオレフィン押出し成形品、粘着性積層品、その他の類似材料、またはこれらの層状組合せなどの包装用薄膜であることが好ましいということをおそらくは繰り返し述べておくべきであろう。風味の保持が重要である多くの食物製品のために、金属被覆された層で最内側層を形成してもよく、内側食品バリヤ11の場合には、金属被覆された層で最内側表面または層14および最外側表面または層16の両方を形成してもよい。
【0026】
図16を調べるとさらにわかるように、内側食品バリヤ11は内側食品成分または内側食品26を受け入れる働きをし、これによって内側(食物)包装品27を形成する。内側食品成分または内側食品26はさらに、図2、4、9、および14に図示され表示されている。次いで外側食品バリヤ12は、内側食物包装品27と包装軸100の周りに実質的に同軸関係にある外側食品28とを受け入れる。内側食品バリヤ11は、図2、4、9、14、および16にさらに図示するように、本質的に内側食品26と外側食品28との間の接触を防止する働きをする。外側食品バリヤ12は、本質的に外側食品28と(空気または屑などの)径方向周囲の物質または包装組立て品10の径方向外側の物質との間の接触を防止する働きをする。
【0027】
最後に、第1および第2包装端部13は、熱圧着密封されて最終的に包装組立て品10を密封することが好ましい。密封された第1および第2包装端部13は、効果的に、内側および外側食品26および28と、包装組立て品10の軸方向周囲の物質または軸方向外部の物質との間の、接触を選択的に防止する働きをする。この最後の点に関して、内側および外側食品26および28と軸方向周囲物質との間の接触を選択的に防止するという注記は、使用者が例えば包装組立て品10を開放することによって上記両者の間の接触を可能にするように選んでもよいことを示唆することを意味する。したがって、同軸食品包装品または包装組立て品10はさらに好ましくは、選択包装端部を使用者が手動で(言い換えれば片手および/または指で)開くことができるようにするための何らかの手動可能な端部開放手段を含んでもよい。この選択包装端部は、第1および第2包装端部13からなる群から選択されるが、これは、外側包装構造を通じて見ることができるグラフィック指示によって示されることによって指示がなされるように、頂端部の近くに位置することが好ましい。
【0028】
端部開放手段を、図11および13に概示するような単一スコア線30、図3、10、12、および14に概示するような対になったスコア線31、図12〜14に概示するような連続スコア線32、および図3、10、および11に概示するような破線状スコア線を含む群から選ばれるような、ある一定の選択スコアリングによって画成してもよいことがさらに意図される。選択スコアリングは好ましくは、図10および14に比較して図示されるように使用者が選択包装端部を除去できるようにするために包装軸100に対して横向きに整列してもまたは直交してもよいことは、注目する図を調べることにより理解されよう。選択スコアリングは好ましくは、それぞれ内側食品26と外側食品28を入れた区画38および39を、図15に概示するように使用者の口101を含む周囲物質に対して手動で均一かつ同時に開放する使用者の能力を向上させるための手段として、レーザスコアリングであってもよいことがさらに意図される。
【0029】
この最後の点に関して、好ましい開放技術はレーザスコアの形をとり、レーザスコアによって画成されることが意図される。レーザスコアは内側チューブ11と外側チューブ12両方の上にある。包装品がチューブに形成される前に巻物状態にある間に、好ましくはレーザスコアを加えてもよいことがさらに意図される。先に述べたように、スコアを多くのさまざまなデザイン、すなわち実線スコア、(点線として示されるような)破線スコア、ダブルスコアにすることができ、これらのスコアでは、スコアは互いに約1mm離隔して、各チューブの選択包装端部(すなわち頂部)をきれいに除去するために内側および外側スコアを整列しやすくすることが好ましい。レーザスコアを使用することによって、チューブの選択包装端部(すなわち頂部)全体を除去することができ、内部の食品成分または内側および外側食品26および28の分配をさらにきれいにし、または軸方向障害物を最小限に抑える。
【0030】
ある食品供給および/または提供の方法論が、これまでに開示され説明された(1つまたは複数の)構造によって本質的に教示されている。例えば、最終的な食品供給の前に複数の食品間の接触を防止できる、ある食品供給方法が意図される。これに関して、この方法は、内側食品26などの内側食品を包装軸100などの食品軸の周りに整列することを含むいくつかのステップを含むものとして意図される。内側食品を整列するステップは、図15の35において概示するように内側食品を内側食品バリヤ11などの第1食品バリヤによって拘束すなわち包装することによって、構造的に達成してもよい。この方法論はさらに、外側食品28などの少なくとも1つの外側食品を内側食品(および食品軸)の周りに同軸に整列するステップを含んでもよい。外側食品同軸整列のステップを、(1つまたは複数の)外側食品を図15の36において概示するように外側食品12などの(1つまたは複数の)第2または二次食品バリヤで拘束すなわち包装することによって、構造的に達成してもよい。
【0031】
それぞれの食品が軸方向に整列した後に、これらは食品成分または食品を収容および/または輸送するために(空気または屑などの)周囲物質から密封してもよく、食品を、最終食品供給の前に(皿または人の口などの)周囲物質に対して開封すなわち開いてもよい。開封されずに密封されていた食品を開放すなわち開封した後に、この方法論が、例えば食品の消費者の前面に同軸に整列された食品を用意することによって、または食品の消費者に直接食品を同軸整列から分配することによって、例えば図15に概示するように人の口の中に直接内容物を分配することによって、最終的に内側食品と外側食品とを食品の消費者に供給するステップを伴ってもよいことが意図される。
【0032】
特に、食品整列および食品密封の(1つまたは複数の)ステップは、食品を内側および外側食品バリヤ11および12などのそれぞれの食品さや型ケースの中に包装するプロセスによって定義してもよい。したがって、ここで意図される方法論は、同軸食品整列のステップ中に食品の接触を防止するステップをさらに伴ってもよい。さらに、内側および外側食品を、最終食品供給中に、例えば絞るか、(図9および14で37におけるように)つまむか、さもなければ本明細書に明記する構造から食品を強制的に押し出すことによって、同時にかつ軸方向に転位させてもよい。これらの構造は、図8に概示する内側チャンバ38および外側チャンバ39として定義してもよい。
【0033】
この最後の点に関して、図14に概示するように、使用者が内側および外側チャンバ38および39から食品またはその他の食品成分内容物を重力で引っ張ることができるように選ぶことが意図され、この場合、重力(言い換えればベクトル矢印40で示すように包装品内容物の重量)および使用者のつまみ力37の両方が、さらなる処理のために食品26および28をチャンバ38および39から強制的に押し出す働きをしてもよい。したがって、食品軸に沿って食品をつまむことによって、内側および外側食品を手動で強制的に軸方向転位させてもよいと言うこともできる。
【0034】
通常、食品を最終的に供給した後、使用者は食品を同軸または同心整列から外して混合することを選んでもよい。これをかなり多数の方法で達成してもよく、特にこれは図15に暗に示すように食品を口の中で混合することによって達成される。特に、使用者は開いた選択包装端部から容器の内容物を口の中へ直接分配することを選ぶことになるので、食品成分の混合を効果的に達成することもでき、これによって混合された食品または食品成分の消費の前に風味と楽しみがもたらされる。
【0035】
(1つまたは複数の)食品を提供するプロセスは前述の食品供給方法論とは多少異なってもよいことが意図される。提供方法、すなわち複数の食品を食品消費者に同軸に提供するための提供方法は、食品軸の周りに複数の食品を同軸に整列するステップを本質的に含むと考えられる。同軸食品整列のプロセスは、食品軸に沿って食品を軸方向に転位させるプロセスを設定すると考えられ、このプロセスは食品を食品消費者に同軸に提供するプロセスを設定する。言い換えれば、同軸に整列した食品を軸方向に転位した後に、これを食品消費者に提供してもよい。前述のように、食品の同軸整列中に複数の食品が互いに接触することを防止してもよい。さらに、食品は(例えばマーケットの棚の上に収容するために)周囲物質から密封されることから利益を得るべきであるから、食品を周囲物質から密封して、軸方向食品転位の前に開いてもよいことが意図され、この転位は、これまでに意図されたように、つまみ作用またはその他の力のある手段によって効果的に達成または実施してもよい。
【0036】
上記の説明は多くの特異性を含んでいるが、この特異性を本発明の範囲を限定するものとして解釈してはならない。しかし本発明の1つの具体例として解釈される。例えば、本発明を、実際の消費のときまで分離されていることが得である別個の食品成分を収容するための別個の同軸区画を有する同軸食品包装品として説明してもよい。開示された好ましい実施形態は2チャンバ型食品包装品を図解している。しかし、これまでに述べた教示による3つ以上の別個の区画を含む同軸食品包装品が意図されている。メーカーは3つまたはそれ以上の区画を形成することを選択するはずであるから、内側バリヤは内側食品バリヤ11の形をとるべきであり、最外側バリヤは外側食品バリヤ12の形をとるべきであることが意図される。
【0037】
さらに、複数の食品または食品成分を包装して提供するための食品またはその他の食品成分の包装品を開示する。包装品は本質的に、少なくとも1つの(バリヤ11などの)内側食品または食品成分バリヤ、(バリヤ12などの)外側食品または食品成分バリヤ、第1および第2包装端部、および少なくとも1つの(軸100などの)縦包装軸を含む。内側食品バリヤは、内側食品を受け入れて1つまたは複数の内側食品包装品を形成するために、外側食品バリヤと包装軸との間を延在する。外側食品バリヤは(1つまたは複数の)内側食品包装品と外側食品とを受け入れ、外側食品は本質的に外側バリヤと(1つまたは複数の)内側食品包装品との間の隙間空間を充填する。内側食品バリヤは本質的に、内側食品と外側食品との間の接触を防止する働きをし、外側食品バリヤは本質的に、外側食品と径方向周囲物質との間の接触を防止する働きをする。
【0038】
第1および第2包装端部は、内側および外側食品と軸方向周囲物質との間の接触を選択的に防止するために密封されている。これに関して、本明細書に述べた教示から多軸食品包装品を見つけてもよいことが意図され、この場合、食品包装品は、ある一定の内側食品バリヤと、(1つまたは複数の)内側食品バリヤと外側食品バリヤとの間の隙間空間を充填する単一外側食品とによって拘束された、複数の内側食品を含んでもよい。さらに、食品提供方法に関して、複数の食品を食品消費者に提供するための方法は、複数の食品を食品消費者に軸方向に提供するために、軸方向に整列した複数の食品を食品軸に沿って軸方向に転位するステップと、軸方向に整列して軸方向に転位した食品を食品消費者に提供するステップとを含むものと言ってもよい。この方法を、軸方向転位の前に複数の食品または食品成分を同軸に整列させることによって定義してもよいことは好ましい。
【0039】
最後の問題点として、包装品の中に貯蔵可能な食品成分の形式は、ガス封入キャンデーとプディングなどの水分の多い食品成分の場合のように必ずしも互いに反発的である必要はないことがわかるであろう。包装品は、(BREAKSTONE’S(登録商標)の食品成分/KNUDSEN(登録商標)COTTAGE DOUBLES(登録商標)ブランドのスナックパックのような)外側のコテージチーズと内側のフルーツソース、外側のチョコレートソースと内側のマシュマロクリーム、外側のプディングと内側のホィップクリーム、外側のピーナツバターと内側のゼリー、外側のケチャップと内側のマスタード、および外側のプディングと内側のガス封入キャンデーなどの食品成分の対などを分離するようにうまく働くこともできる。包装品を、両方の食品を含む内容物を包装品のために使用される薄膜の透明性を通じて可視性にすることができるように、または外部製品を薄膜の透明性を通じて部分的に見ることができ、これによって外側包装品はブランド名を備えることもでき、必要に応じてメーカーの宣伝もするように製造することができる。
【0040】
次に図17〜19の実施形態に移ると、包装品102の構造と製造は上に論述した包装品10の構造と製造に似ているが、同軸ではない。さらに詳しくは、包装品102は、外側食品バリヤ112の内部に配置された内側食品バリヤ111を含む。内側食品バリヤ111は、内側食品126を含み内側食品126を外側食品バリヤ111の外側層124とその中に入れられた外側食品128から分離する外側層116を有してもよい。内側食品126と外側食品128は異なってもよく、または同じであってもよい。やはり先に論述した包装品10と同様に、包装品110は図18に示すように、密封された第1および第2端部113、内側食品バリヤ111の外側層116の端部の間のラップシール120、および外側食品バリヤ112の外側層124の端部の間のフィンシール122を有する。図19に図示すように、外側食品128は必ずしも内側食品バリヤ111を取り囲む必要はない。
【0041】
好ましい実施形態とある一定の代替実施形態を参照して説明したが、新規の組立て品をこれらの実施形態によって限定することを意図するものではなく、この変更は上記の開示の広義の範囲と精神、上に記載された特許請求の範囲、および添付の図面の中に含まれることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】同軸食品成分包装組立て品の一実施形態の前面または頂面斜視図である。
【図2】図1に示す同軸食品成分包装組立て品の横断面図である。
【図3】隠れた内側食品成分区画の外形を点線で図示する、同軸食品成分包装組立て品の一実施形態の前面または頂面平面図である。
【図4】同軸の内側および外側食品成分区画を図示する、図3に示す同軸食品成分包装組立て品の縦断面図である。
【図5】図3に示す同軸食品成分包装組立て品の端面図である。
【図6】ラップシール型の縦シールのために構成された同軸食品成分包装組立て品の内側食品成分バリヤの背部または底部斜視図である。
【図7】フィンシール型の縦シールのために構成された同軸食品成分包装組立て品の外側食品成分バリヤの背部または底部斜視図である。
【図8】縦包装軸の周りに同軸に整列された同軸食品成分包装組立て品の内側食品成分バリヤと外側食品成分バリヤの背部または底部斜視図である。
【図9】第1端部が除去されており、使用者が第2端部をつまむかまたは絞って、第1および第2同軸整列食品成分を包装組立て品から同軸に転位させる状態を示す、同軸食品成分包装組立て品の背部または底部斜視図である。
【図10】手動の端部除去を可能にするための破線状の対になったスコア線を図示する、同軸食品成分包装組立て品から手動で除去される選択包装端部の部分図である。
【図11】端部の除去が図の左で始まり、さらなる手動の端部除去を可能にするための破線状の単一スコア線を図示する、選択包装端部の部分図である。
【図12】手動の端部除去を可能にするための連続する対になったスコア線を図示する、同軸食品成分包装組立て品の選択包装端部の部分図である。
【図13】手動の端部除去を可能にするための連続する単一スコア線を図示する、同軸食品成分包装組立て品の選択包装端部の部分図である。
【図14】第1包装品端部が除去され、使用者が第2端部をつまむかまたは絞り、これによって第1および第2食品成分の軸方向転位を手動で助け、第1および第2食品成分を開放された第1包装端部において同軸に提供する状態を示す、同軸食品成分包装組立て品の前面または頂面拡大図である。
【図15】使用者が同軸食品成分包装組立て品を密封された第1包装端部においてつまむかまたは絞り、これによって同軸に整列した第1および第2食品成分を、口の中で混合するために開放した第2包装端部を介して使用者の口の中に直接軸方向に転位している状態を示す部分図である。
【図16】同軸食品成分包装組立て品を形成する2つのタンデム縦型製袋充填密封組立て体の頂部斜視図である。
【図17】食品成分包装組立て品の別の実施形態の前面または頂面斜視図である。
【図18】図17の線18−18に沿って取った図17の食品成分包装組立て品の断面図である。
【図19】図18の線19−19に沿って取った図17の食品成分包装組立て品の断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の食品を別個の同軸区画の中に包装するための同軸食品包装品であって、少なくとも1つの内側食品バリヤと、外側食品バリヤと、第1および第2包装端部と、縦包装軸とを含み、前記内側食品バリヤは内側食品を受け入れることで内側食物包装品を形成し、前記外側食品バリヤは、前記内側食品包装品と、前記包装軸の周りに実質的に同軸関係にある外側食品とを受け入れ、前記内側食品バリヤは前記内側および外側食品間の接触を防止し、前記外側食品バリヤは前記外側食品と径方向周囲物質との間の接触を防止し、前記第1および第2包装端部は、前記内側および外側食品と軸方向周囲物質との間の接触を選択的に防止するために密封されていることを特徴とする同軸食品包装品。
【請求項2】
前記内側食品バリヤは縦ラップシールを含み、前記外側食品バリヤは縦フィンシールを含み、前記ラップシールは前記内側および外側食品バリヤ間の包装材料容積を最小にするためのものであり、前記フィンシールは密封の保全性を最大にするためのものであることを特徴とする請求項1に記載の同軸食品包装品。
【請求項3】
手動の端部開放手段を含み、前記端部開放手段は使用者が選択包装端部を手動で開くことができるようにするためのものであり、前記選択包装端部は前記第1および第2包装端部からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の同軸食品包装品。
【請求項4】
前記端部開放手段は選択スコアリングによって画成され、前記選択スコアリングは、単一スコア線と、対になったスコア線と、連続スコア線と、破線状スコア線とを含む群から選択され、前記選択スコアリングは包装軸に直交していることを特徴とする請求項3に記載の同軸食品包装品。
【請求項5】
前記選択スコアリングは、前記選択包装端部を手動で開放する使用者の能力を向上させるためにレーザスコアリングにより形成されていることを特徴とする請求項4に記載の同軸食品包装品。
【請求項6】
複数の食品を包装して提供するための食品包装品であって、少なくとも1つの内側食品バリヤと、外側食品バリヤと、第1および第2包装端部とを含み、前記内側食品バリヤは前記外側食品バリヤ内に延在して、内側食品を取り囲んで内側食物包装品を形成し、前記外側食品バリヤは前記内側食物包装品と外側食品とを受け入れ、前記内側食品バリヤは前記内側食品バリヤを取り囲んで前記内側および外側食品間の接触を防止し、前記外側食品バリヤは前記外側食品と径方向周囲物質との間の接触を防止し、前記第1および第2包装端部は、前記内側および外側食品と軸方向周囲物質との間の接触を選択的に防止するために密封されていることを特徴とする食品包装品。
【請求項7】
前記外側食品バリヤは、前記内側食物包装品と、前記包装軸の周りに実質的に同軸関係にある外側食品とを受け入れ、前記端部開放手段と内側および外側境界が協働することによって使用者は前記内側および外側食品を同軸に分配することができることを特徴とする請求項6に記載の食品包装品。
【請求項8】
手動の端部開放手段を含み、前記端部開放手段は、使用者が選択包装端部を手動で開放して、これから前記内側および外側食品を軸方向に分配することを可能にするためのものであり、前記選択包装品は前記第1および第2包装端部からなる群から選択されることを特徴とする請求項6に記載の食品包装品。
【請求項9】
前記端部開放手段は選択スコアリングによって画成され、前記選択スコアリングは、単一スコア線と、対になったスコア線と、連続スコア線と、破線状スコア線とを含む群から選択されることを特徴とする請求項8に記載の同軸食品包装品。
【請求項10】
複数の食品成分を提供するための食品成分包装品であって、少なくとも1つの内側チューブと、外側チューブと、第1および第2包装端部とを含み、前記内側チューブは内側食品成分を受け入れ、前記外側チューブは前記内側チューブと外側食品成分とを受け入れ、前記内側および外側チューブは前記第1および第2包装端部において密封されることによって、前記内側チューブは食品成分の接触を防止し、前記外側チューブは包装品を周囲物質から密封することを特徴とする食品成分包装品。
【請求項11】
前記内側および外側チューブは前記第1および第2包装端部において互いに密封され、選択包装端部は手動の端部開放手段を含み、前記端部開放手段は、使用者が前記選択包装端部を手動で開放して、これから前記内側および外側食品成分を軸方向に分配することを可能にするためのものであることを特徴とする請求項10に記載の包装品。
【請求項12】
前記端部開放手段は選択スコアリングによって画成され、前記選択スコアリングは、単一スコア線と、対になったスコア線と、連続スコア線と、破線状スコア線とを含む群から選択されることを特徴とする請求項11に記載の食品包装品。
【請求項13】
混合可能な食品を食品消費者に供給するための食品供給方法であって、
内側食品を食品軸の周りに整列するステップと、
少なくとも1つの外側食品を前記内側食品の周りで同軸に整列させるステップと、
最終食品供給の前に、前記内側および外側食品を周囲物質から密封するステップと、
食品を最終的に供給するため前記内側および外側食品を周囲物質に対して開放するステップと、
前記内側および外側食品を最終的に供給するステップと
を含むことを特徴とする食品供給方法。
【請求項14】
前記内側および外側食品は同軸に整列される間に互いに接触が防止されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記内側および外側食品は最終食品供給中に同時かつ軸方向に転位されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記内側および外側食品は、前記食品を前記食品軸に沿ってつまむことによって手動で強制的に軸方向転位されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記内側および外側食品は最終食品供給後に口の中で混合されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項18】
複数の食品を食品消費者に同軸に提供するための食品提供方法であって、
複数の食品を食品軸の周りで同軸に整列させるステップと、
前記食品を食品消費者に同軸に提供するために、前記食品を前記食品軸に沿って軸方向に転位するステップと、
前記の同軸に整列されて軸方向に転位した食品を食品消費者に提供するステップと
を含むことを特徴とする食品提供方法。
【請求項19】
前記食品は同軸に整列される間に互いに接触が防止されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記食品は軸方向食品転位の前に周囲物質から密封されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項21】
前記食品は軸方向食品転位の前に周囲物質に対して開放されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項22】
つまむことで前記食品の軸方向食品転位が行われることを特徴とする請求項18に記載の方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate


【公開番号】特開2008−280089(P2008−280089A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−119696(P2008−119696)
【出願日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【出願人】(501360131)クラフト・フーヅ・ホールディングス・インコーポレイテッド (49)
【氏名又は名称原語表記】KRAFT FOODS HOLDINGS, INC.
【住所又は居所原語表記】Three Lakes Drive, Northfield, Illinois 60093 United States of America
【Fターム(参考)】