説明

食料品保管庫

【課題】湿度調整、防カビおよびエチレンガスの分解を行い、根菜類や果物などの生鮮食料品の鮮度保持を簡易な構成により実現し、また、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどへの組み込みを具体的に実現することのできる食料品保管庫を提供する。
【解決手段】前板5、背板6、左右両側板7および底板8により囲まれた上方に開放した食料品保管部9を有し、前後にスライド可能な引き出し2を収納する前方に開放した空間部3を内部に有する外箱4の内面の総面積の1/3を超える面積の内面部分に空間部内の湿度調整を行う調湿材16が配設されるとともに、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部にエチレン分解触媒17が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、根菜類や果物などの生鮮食料品を保管する食料品保管庫に関する。
【背景技術】
【0002】
じゃがいも、さつまいも、ほうれん草、小松菜などの根菜類やみかん、りんごなどの果物などの生鮮食料品は、湿度調整および成熟ホルモンガスや菌・カビなどの対策を行わないと、乾燥したり、軟化、腐敗が進行したりして食材として使えなくなる。
【0003】
そこで、本出願人は、防カビ、防臭、劣化の原因となるエチレンガスの除去および保湿などを行うことができる食品収納庫を提案している(特許文献1)。
【0004】
上記食品収納庫は、水粒子放出部と、水粒子放出部と対向する対向電極と、水粒子放出部に水を供給するための水供給手段と、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部とを備え、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加することにより水粒子放出部の水からナノメートルサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置が、キッチンに設けた収納庫内のファンによる送風によって空気を循環させる空気循環ユニット内に装備され、空気循環ユニット内の空気通路にエチレンガス除去触媒が配置されたものである。
【0005】
このような食品収納庫では、静電霧化装置により生成した活性種を含んだナノメートルサイズの帯電微粒子水を食品に供給することができ、帯電微粒子水が食品の表皮の細孔内部まで浸透し、保湿することができるとともに、浸透した状態で活性種が作用して殺菌、消臭およびエチレンガスの除去を行うことができ、食品を長期にわたって新鮮に保存することができる。また、収納庫内で循環する空気からエチレンガスをエチレンガス除去触媒によって除去することができ、食品のエチレンガスによる劣化を一層防止することができる。
【特許文献1】特開2006−61072号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように根菜類や果物などの生鮮食料品を長期にわたって新鮮に保存可能とする食品収納庫ではあるが、そのような機能を実現するためには、上記の通り、静電霧化装置および空気循環ユニットという電気機器を組み込む必要があり、構成がやや複雑なものとなっている。また、上記特許文献1では、食品収納庫の具体的形態として床下収納庫が例示されているだけであり、キッチンキャビネット内やキッチンの他の部分に設けられるものであってもよいと記載されているものの、その場合の食品収納庫の詳細は明らかでない。
【0007】
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、湿度調整、防カビおよびエチレンガスの分解を行い、根菜類や果物などの生鮮食料品の鮮度保持を簡易な構成により実現し、また、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどへの組み込みを具体的に実現することのできる食料品保管庫を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の食料品保管庫は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
【0009】
第1に、前板、背板、左右両側板および底板により囲まれた上方に開放した食料品保管部を有し、前後にスライド可能な引き出しを収納する前方に開放した空間部を内部に有する外箱の内面の総面積の1/3を超える面積の内面部分に空間部内の湿度調整を行う調湿材が配設されるとともに、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部にエチレン分解触媒が設けられている。
【0010】
第2に、上記第1の特徴において、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部に揮発性殺菌剤が配設され、揮発性殺菌剤の揮発成分が外箱内部の空間部内に自然流下する。
【0011】
第3に、上記第2の特徴において、引き出しの前板および背板の底板より上位に底板から間隔をあけて食料品保管部の内部に向かって返り板が突設され、揮発性殺菌剤の揮発成分が食料品保管部内で自然循環する。
【0012】
第4に、上記第3の特徴において、返り板の下面に揮発性殺菌剤が配設されている。
【発明の効果】
【0013】
上記第1の発明によれば、外箱の内面の総面積の1/3を超える面積の内面部分に配設された調湿材によって外箱内部の空間部内の湿度調整が行われ、空間部内の湿度の変動が極力小さく抑えられ、根菜類や果物などの生鮮食料品の乾燥を防ぐとともに、高湿度によるカビの発生を防止することができる。また、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部に設けられたエチレンガス分解触媒によって成熟ホルモンガスであるエチレンガスを分解し、成熟速度を抑制し、鮮度保持期間を延ばすことができる。このような乾燥防止、防カビおよび鮮度保持のために電気機器は用いられないので、食料品保管庫の構成は簡易である。さらに、食料品保管庫は、前後にスライド可能な引き出しと、引き出しを収納する前方に開放した空間部を内部に有する外箱とを備えているため、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどに一ユニットなどとして容易に組み込むことができる。
【0014】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部に配設された揮発性殺菌剤の揮発成分が、引き出しの食料品保管部内に収納、保存された生鮮食料品に降り注ぐように外箱内部の空間部内に自然流下するため、カビおよび菌の活動を抑制することができ、生鮮食料品の腐敗を抑え、鮮度保持期間をさらに延ばすことができる。
【0015】
上記第3の発明によれば、上記第2の発明の効果に加え、引き出しの食料品保管部において返り板より下方に揮発性殺菌剤の揮発成分の溜まりを形成することができ、引き出しの開閉にともなう揮発成分の拡散を防止し、引き出しの食料品保管部内で自然循環させ、揮発成分の希釈による殺菌効果の低減を抑制することができる。
【0016】
上記第4の発明によれば、上記第3の発明の効果に加え、揮発性殺菌剤の揮発成分の溜まりを引き出しの食料品保管部の返り板の下方により確実に形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1は、本発明の食料品保管庫の第1の実施形態を示した断面模式図である。
【0018】
図1に示した食料品保管庫1は、前後にスライド可能な引き出し2と、引き出し2を収納する前方に開放した空間部3を内部に有する直方体状の外箱4とを備えている。引き出し2は、外箱4の前端外周部の形状に一致する長方形形状の前板5と、前板5に対向して後方に位置し、外箱4の内部の空間部3内に納まる大きさの長方形形状の背板6と、前板5および背板6を各々の左右両側端部において連結し、背板6の高さと同一またはそれより低い高さを有する長方形形状の左右両側板7と、前板5の下端部ならびに背板6および左右両側板7の下端に配設され、底蓋を形成する長方形形状の底板8とから形成され、前板5、背板6、左右両側板7および底板8により囲まれ、上方に開放した領域が根菜類、果物などの生鮮食料品を収納する食料品保管部9とされている。
【0019】
なお、外箱4の形状である直方体は立方体を含む広義の意味での直方体であり、同様に、引き出し2を形成する前板5、背板6、左右両側板7および底板8の形状である長方形は、広義の意味での長方形であり、正方形も含む。
【0020】
引き出し2を前後にスライド可能とする機構には従来公知の様々なものが採用可能であり、図1に示した食料品保管庫1には、レールなどを含む走行ガイド10が、引き出し2の左右両側板7の外側面または外箱4の内側面の少なくともいずれか一方または両方に設けられており、引き出し2の滑らかな前後のスライドが可能とされている。
【0021】
外箱4は、長方形形状の天板11および底板12が上下に対向配置され、天板11の後端下面と底板12の後端上面との間に長方形形状の背板13が配設されるとともに、天板11の左右両側端下面と底板12の左右両側端上面との間に長方形形状の側板14が配設され、前方に開放した空間部3を有する直方体状の箱に形成されている。天板11、底板12、背板13および左右両側板14の形状である長方形も広義の意味での長方形であり、正方形も含む。
【0022】
外箱4には、底板12の下面に台座15が配設されている。台座15の前後左右面は、天板11および底板12の前端面、背板13の背面ならびに左右両側板14の外側面より内側にひかえて位置している。台座15の前後左右面は、天板11および底板12の前端面、背板13の背面ならびに左右両側板14の外側面と同一面上に配置することもできる。
【0023】
また、外箱4には、内面を形成する天板11の下面部全域および背板13の前面部の一部に調湿材16が配設されている。調湿材16の配設された外箱4の内面部分の面積は、外箱4の内面の総面積の1/3を超えている。
【0024】
調湿材16は、たとえば珪藻土または珪藻土を含む材料などから形成されたものであり、外箱4の内部の空間部3内の湿度が上昇すると、吸湿し、空間部3内の湿度の上昇を抑制し、乾燥時には吸湿した水分を空間部3内に放出し、湿度を上昇させ、空間部3内の湿度の変動を極力小さく抑え、空間部3内の湿度調整を行う。
【0025】
このような調湿材16による外箱4の内部の空間部3内の湿度調整を有効とするためには、調湿材16の配設された外箱4の内面部分の面積が外箱4の内面の総面積の1/3を超える必要がある。1/3以下であると湿度調整が十分に行われない。上限は外箱4の内面の総面積である。
【0026】
なお、水蒸気は空気より軽いことから、調湿材16は極力外箱4の内部の空間部3内の上部に配設するのが好ましい。天板11の下面部全域、背板13の前面上部および左右の側板14の内側面上部から適宜に選択し、調湿材16の配設された外箱4の内面部分の面積が外箱4の内面の総面積の1/3を超えるようにする。
【0027】
さらに、外箱4において天板11の下面部全域に配設された調湿材16の前端側の下面にエチレン分解触媒17が設けられている。エチレン分解触媒17は、外箱4の内部の空間部3内で発生したエチレンガスを分解し、除去するものであり、たとえば、活性炭やゼオライトなどの多孔質体にエチレン酸化酵素であるエチレンモノオキシナーゼなどを吸着させたものやパラジウム触媒、光触媒などから適宜選択される。
【0028】
エチレンガスは、わずかであるが空気より軽いため、エチレン分解触媒17は外箱4の内部の空間部3内の上部に配設する必要がある。たとえば図1に示した食料品保管庫1のように天板11の下側の他、背板13の前側上部または左右の側板14の内側側上部から配設部位を適宜選択する。また、エチレン分解触媒17は、引き出し2の内部の上部に設けることもできる。たとえば、引き出し2の前板5の背面上部に設けることができる。
【0029】
根菜類や果物などの生鮮食料品を食料品保管庫1に収納、保存する際には、引き出し2を前方に引き出し、生鮮食料品を引き出し2の食料品保管部9内に収納し、引き出し2を後方にスライドさせ、外箱4の内部の空間部3内に収納する。外気の湿度が変動しても、食料品保管庫1内、すなわち、外箱4の内部の空間部3内の湿度の変動は調湿材16により軽減される。また、生鮮食料品から放出される水分により空間部3内の湿度が上昇しても、調湿材16の吸湿作用により湿度の上昇が抑制され、また、乾燥時には吸着した水分を空間部3内に放出し、湿度を上昇させる。このため、空間部3内の湿度は、根菜類や果物などの生鮮食料品の保存に最適な湿度に近い湿度に安定に保持され、生鮮食料品の乾燥を抑制することができるとともに、高湿度によるカビの繁殖を抑制することができる。
【0030】
しかも、根菜類や果物などの生鮮食料品から放出される成熟ホルモンであるエチレンガスはエチレン分解触媒17によって分解され、生鮮食料品の成熟を抑制することができる。
【0031】
したがって、根菜類や果物などの生鮮食料品の鮮度保持期間を延ばすことができる。
【0032】
図1に示した食料品保管庫1では、そのような乾燥防止、防カビおよび鮮度保持のために電気機器が一切用いられていないので、食料品保管庫1の構成は簡易となっている。低コスト化が図られる。さらに、食料品保管庫1は、前後にスライド可能な引き出し2と、引き出し2を収納する前方に開放した空間部3を内部に有する外箱4とを備えているため、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどに一ユニットなどとして容易に組み込むことができる。食料品保管庫1を単体として設置するばかりでなく、複数のユニットから構成されるカップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどに一ユニットとして組み込むことができる。
【0033】
図2は、本発明の食料品保管庫の第2実施形態を示した断面模式図である。
【0034】
図2に示した食料品保管庫1において図1に示した食料品保管庫1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0035】
図2に示した食料品保管庫1では、外箱4の天板11の下面部全域に配設された調湿材16の下面においてエチレンガス分解触媒17より空間部3の奥側に揮発性殺菌剤18が配設されている。揮発性殺菌剤18の揮発成分は、空気より重く、外箱4の内部の空間部3内に自然流下し、引き出し2の食料品保管部9内に収納された根菜類や果物などの生鮮食料品に満遍なく降り注ぎ、カビおよび菌の活動を抑制し、生鮮食料品の腐敗を抑え、鮮度保持期間をさらに延ばすことができる。
【0036】
揮発性殺菌剤18は、本願では、殺菌剤はもちろん、揮発性の抗菌剤、防菌剤および防カビ剤を含むものとして定義している。具体的にはわさびが例示され、わさびを付着させたカートリッジなどを外箱4の内部の空間部3内の所定位置に装着することができる。このような揮発性殺菌剤18の配設位置は、揮発成分が空気より重く、引き出し2の食料品保管部9内に収納された生鮮食料品に揮発成分が満遍なく降り注ぐように、外箱4の内部の空間部3内または引き出し2の内部の上部とする。具体的には、図2に示したように、外箱4では、天板11の下側をはじめ、背板13の前側上部または左右の側板14の内側側上部から適宜選択し、引き出し2では、前板5の背面上部、背板6の前面上部、左右の側板7の内側面上部から適宜選択することができる。
【0037】
また、図2に示した食料品保管庫1では、引き出し2の前板5および背板6の底板8より上位に、具体的には、左右両側板7の上端位置に、底板8から間隔をあけて食料品保管部9の内部に向かって返り板19が突設されている。返り板19によって、揮発性殺菌剤18から外箱4の内部の空間部3内に自然流下した揮発成分が、引き出し2の食料品保管部9において返り板19より下方に溜まる。この揮発成分の溜まりによって生鮮食料品の腐敗が一層抑えられ、鮮度保持期間の延長に有効となる。しかも、食料品保管庫1では、生鮮食料品の取り出しおよび備蓄のために引き出し2の開け閉めがたびたび行われるが、その際、揮発性殺菌剤18の揮発成分は引き出し2の食料品保管部9内において前後に移動し、引き出し2の前板5の背面および背板6の前面に当たり、揮発成分は上方に移動するものの、返り板19によって下方に跳ね返され、食料品保管部9内で自然循環する。したがって、揮発成分の拡散が防止され、引き出し2の食料品保管部9内の揮発成分が希釈されることはなく、殺菌効果の低減が抑制される。
【0038】
なお、返り板19は、引き出し2の前板5および背板6の横幅にわたって設けることができる他、揮発性殺菌剤18の揮発成分の拡散防止を有効に行える限りにおいて短尺のものを一定間隔で設けたり、前板5と背板6との間で千鳥状に設けたりすることなどもできる。
【0039】
また、図2に示した食料品保管庫1も図1に示した食料品保管庫1の基本構成を踏襲しているので、食料品保管庫1を単体として設置するばかりでなく、複数の単体ユニットから構成されるカップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどに一ユニットとして容易に組み込むことができる。
【0040】
図3は、本発明の食料品保管庫の第3実施形態を示した断面模式図である。
【0041】
図3に示した食料品保管庫1において図2に示した食料品保管庫1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0042】
図3に示した食料品保管庫1では、揮発性殺菌剤18の配設位置が図2に示した食料品保管庫1と異なっている。すなわち、図3に示した食料品保管庫1では、揮発性殺菌剤18は、引き出し2の前板5の背面および背板6の前面に食料品保管部9の内側に向かって突設された返り板19の下面に配設されている。このようにすることにより、揮発性殺菌剤18から自然流下する揮発成分の溜まりが、引き出し2の食料品保管部9の返り板19の下方により確実に形成され、揮発成分の拡散防止および殺菌効果の持続に一層効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の食料品保管庫の第1の実施形態を示した断面模式図である。
【図2】本発明の食料品保管庫の第2実施形態を示した断面模式図である。
【図3】本発明の食料品保管庫の第3実施形態を示した断面模式図である。
【符号の説明】
【0044】
1 食料品保管庫
2 引き出し
3 空間部
4 外箱
5 前板
6 背板
7 側板
8 底板
9 食料品保管部
16 調湿材
17 エチレン分解触媒
18 揮発性殺菌剤
19 返り板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前板、背板、左右両側板および底板により囲まれた上方に開放した食料品保管部を有し、前後にスライド可能な引き出しを収納する前方に開放した空間部を内部に有する外箱の内面の総面積の1/3を超える面積の内面部分に空間部内の湿度調整を行う調湿材が配設されるとともに、外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部にエチレン分解触媒が設けられていることを特徴とする食料品保管庫。
【請求項2】
外箱内部の空間部内または引き出し内部の上部に揮発性殺菌剤が配設され、揮発性殺菌剤の揮発成分が外箱内部の空間部内に自然流下することを特徴とする請求項1に記載の食料品保管庫。
【請求項3】
引き出しの前板および背板の底板より上位に底板から間隔をあけて食料品保管部の内部に向かって返り板が突設され、揮発性殺菌剤の揮発成分が食料品保管部内で自然循環することを特徴とする請求項2に記載の食料品保管庫。
【請求項4】
返り板の下面に揮発性殺菌剤が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の食料品保管庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−237080(P2008−237080A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−81024(P2007−81024)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】