説明

食用微生物を使用して生産し投与される経口ワクチン

本発明の抗病原体ワクチンは、組み換え細菌及び/又は形質転換植物において産生され、その後、標準のワクチン導入方法を介して、または経口投与を介して投与される。病原体の抗原の発現のために、コード化されるDNA配列が単離され、細菌または形質転換植物において表面抗原の産生を調節することができるプロモーターに結合される。好ましくは、外来遺伝子は、植物または細菌の一部に発現し、および抗原を発現する植物または細菌の全部または一部が、ワクチン投与に使用される。好ましい手順において、ワクチンは、食物として食用に適した植物の消費を介して投与され、または細菌は、経口投与される。本発明は、また、経口ワクチンとして、食用に適する、および/又は、乳酸連鎖球菌株を含む乳酸菌のような摂取されたとき動物又はヒトに害がないと一般的に認識されている遺伝子組み換え微生物を使用する方法を提供する。1つの実施形態において、鳥インフルエンザHA遺伝子を発現する乳酸連鎖球菌遺伝子は、H5N1ウイルス感染からの防護のための経口ワクチンとして使用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗原を発現する遺伝子組み換え型の細菌または植物を含む、被験体において抗原への免疫反応を引き起こすための組成物。
【請求項2】
前記細菌が、マイクロカプセルへと調剤されることを特徴とする請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記植物が、食用に適した植物、全植物体の形態、植物の一部または植物抽出物であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記植物が、アラビドプシスであることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記抗原が、細菌抗原またはウイルス抗原であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記細菌が、前記抗原を発現するDNAと複合化されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記細菌が、ラクトコッカス属であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記抗原が、鳥インフルエンザウイルスH5N1の赤血球凝集素であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記抗原が、粘膜細胞膜の表面上のグリコシル化された分子を結合することができることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記抗原が、キメラタンパク質であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
被験体において抗原への免疫反応を引き起こす方法であって、前記方法は、前記被験体に請求項1に記載の組成物を投与する工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項12】
前記免疫反応が、体液性免疫反応、粘膜性免疫反応または防護免疫反応であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記組成物が経口で投与されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項14】
被験体において免疫反応を引き起こすための医薬として使用するための請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
被験体において免疫反応を引き起こすための医薬を調製するための請求項1に記載の組成物の使用。

【図12】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2012−532933(P2012−532933A)
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−520712(P2012−520712)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【国際出願番号】PCT/US2010/041792
【国際公開番号】WO2011/008735
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(512009023)ヴァックスジーン コーポレーション (2)
【Fターム(参考)】