説明

飲料物サーバー装置

【課題】飲料物が空気に触れることなく飲料物入りの容器を開けて飲料物を飲むことができる飲料物サーバー装置を提供する。
【解決手段】ワインサーバー装置1は、ワインボトル19の注ぎ口の上面に取付けられる本体2を備える。ワインサーバー装置1は、両端が本体2から突出されて本体2に取付けられると共に両端が開放されたワイン用導管3と、一端が本体2から突出されて本体2に取付けられると共に両端が開放されたガス用導管4を備える。本体2の下面から突出した、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部は、ワインボトル19のコルク栓20を貫通できるよう、それぞれの先端が針状になっている。ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部は互いに略同じ方向へ突出している。不活性ガスボンベ5に充填された不活性ガスが、ガス用導管4へ供給される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は飲料物サーバー装置に関する。詳しくは、コルク栓で密封された状態のワインボトルに使用される飲料物サーバー装置に係るものである。
【背景技術】
【0002】
飲料物例えばワインは、変化を受けやすい酒であり、特にワインを変化させてしまうのは「空気」である。そのため、一旦、ワインボトルのコルク栓を抜いてしまうと、ワインボトル内のワインは数日のうちに劣化してしまう。
【0003】
そこで、例えば特許文献1には、図5に示されるような酸化防止用の流体抽出装置が記載されている。即ち、特許文献1には、装置本体161と、その下部に連結された抽出部167と、操作機構170とを備えた流体抽出装置160が記載されている。
また、流体抽出装置160は、ワインボトルBの頭部B1に連結補助具190を介して気密保持状態に装着可能に構成されている。
さらに、装置本体161は、装置をボトルの頭部に装着可能な筒部162及び筒部162と一体に形成されたボディ部164を有する取付部163と、ボディ部164の下部に連結された透明体の容器からなる流体貯留部165とを備える。
また、ボディ部164には、装置本体161内に劣化防止用ガスを供給するためのガス供給口181が設けてある。また、抽出部167は、上部で装置本体161に連結しており、下部には抽出管174が設けてある。
また、抽出部167には、操作機構170の構成部材として操作アーム172が取付けられており、操作アーム172の昇降操作により、抽出管174からボトル中のワインを抽出できる。
また、窒素ガスを充填したガス供給装置185からガス供給ホース186を介してガス供給口181へ接続して、流体抽出装置160へ窒素ガスを供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3601823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された流体抽出装置は、ワインボトルの頭部を下方へ向けてワインボトルを固定しているので、ワインボトルの底に溜まった澱(おり)が拡散して澱も一緒に抽出されるという問題があった。
また、ワインボトルのラベル(エチケット)には、ワインの名称、ビンテージ(収穫年)、生産地、葡萄の品種、生産者、ワインの格付、ボトルの内容量、およびアルコール度数などが記載され、つまりラベルはワインの顔であり品質保証である。そのため、特許文献1の流体抽出装置のようにワインボトルを逆向きにして一箇所に固定されてしまうと、ワインを飲むときの楽しみが半減していた。
さらに、ワインは伝統及び習慣に深くかかわる飲み物であるので、出来るだけ従来のとおり傾けて注がれることが要求されている。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、飲料物が空気に触れることなく飲料物入りの容器を開けて飲料物を飲むことができる飲料物サーバー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明の飲料物サーバー装置は、本体と、少なくとも一端が該本体から突出されて前記本体に取付けられると共に両端が開放された第1の導管と、少なくとも一端が前記本体から突出されて前記本体に取付けられると共に両端が開放された第2の導管とを備え、前記第1の導管の突出部及び前記第2の導管の突出部は、飲料物用容器の蓋部材を貫通可能に構成されると共に互いに略同じ方向へ突出し、前記第2の導管の他端が不活性ガス供給体を取付け可能に構成される。
【0008】
ここで、第1の導管の突出部及び第2の導管の突出部は、飲料物用容器の蓋部材を貫通可能に構成されると共に互いに略同じ方向へ突出しているので、飲料物用容器が蓋で密封された状態のまま、第1の導管と第2の導管を飲料物用容器内に導入することができる。
なお、本発明で言う「本体」とは、飲料物用容器の注ぎ口の上面に取付けられる部材を意味する。
【0009】
また、本発明の飲料物サーバー装置は、第2の導管に取付けられる不活性ガス供給体を備えることができる。
【0010】
さらに、本発明の飲料物サーバー装置は、第1の導管の他端に連通可能及び着脱可能に取付けられると共に一方の端面が傾斜された注ぎ口部材を備え、注ぎ口部材は、注ぎ口部材の内壁及び第1の導管の他端との間に所定の空間を形成すると共に第1の導管の延長線上に位置するプレートを有する場合、注ぎ口部材によって、飲料物サーバー装置が取付けられた飲料物用容器を傾けてグラスに飲料物を注ぎやすくなり、また、第2の導管から飲料物用容器内に供給される不活性ガスの影響で飲料物が撥ねやすくなっているが、飲料物が撥ねて第1の導管から外部へ飛び出すことをプレートによって防止できる。
【0011】
また、本発明の飲料物サーバー装置は、本体に着脱可能に取付けられると共に注ぎ口部材を囲むよう構成される囲み部材を備える場合、囲み部材を把持しながら飲料物サーバー装置を飲料物用容器に取付けることができるので、飲料物サーバー装置を取付けやすくなる。
【0012】
また、本発明の飲料物サーバー装置において、第1の導管の突出部の表面または第2の導管の突出部の表面に、螺旋状の凸部が形成される場合、第1の導管の突出部または第2の導管の突出部が飲料物用容器の蓋部材を貫通しやすくなる。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る飲料物サーバー装置によって、飲料物が空気に触れることなく飲料物入りの容器を開けて飲料物を飲むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第1の実施態様を示す概略断面図である。
【図2】ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第2の実施態様を示す概略断面図である。
【図3】本発明のワインサーバー装置が保冷ボックスに保存された状態の一例を示す概略図である。
【図4】ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第3の実施態様を示す概略図である。
【図5】従来の流体抽出装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。以下、飲料物用容器としてワインボトル、蓋部材としてコルク栓を例に挙げて説明する。
図1は、ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第1の実施態様を示す概略断面図である。
本発明のワインサーバー装置(飲料物サーバー装置の一例である。)1は、ワインボトル19の注ぎ口の上面に取付けられる本体2を備える。
また、本発明のワインサーバー装置1は、両端が本体2から突出されて本体2に取付けられると共に両端が開放されたワイン用導管(第1の導管の一例である。)3を備える。
また、本発明のワインサーバー装置1は、一端が本体2から突出されて本体2に取付けられると共に両端が開放されたガス用導管(第2の導管の一例である。)4を備える。
また、ワイン用導管3の直径は、ガス用導管4の直径よりも大きい。
また、本体2の下面から突出した、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部は、ワインボトル19のコルク栓20を貫通できるよう、それぞれの先端が針状になっている。また、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部は互いに略同じ方向へ突出している。なお、本体2の下面から突出した、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部の長さは、ワインボトル19内のワインに接触しない程度の長さである。
【0016】
また、ガス用導管4の他端は、本体2に形成されたソケット8と連通しており、不活性ガスボンベ(不活性ガス供給体の一例である。)5をガス用導管4の他端に取付けることができる。なお、不活性ガスボンベ5は、ガス供給ホース6によって減圧器7に接続されており、さらに減圧器7にはガス供給ホース6によってバルブノブ18付きのプラグ8Aが接続されている。そして、バルブノブ18付きのプラグ8Aが、本体2のソケット8に取付けられて、不活性ガスボンベ5に充填された不活性ガス(例えば、窒素ガス、炭酸ガス、またはこれらの混合ガス)が、ガス用導管4へ供給される。
また、本体2に形成されたソケット8に、バルブノブ18付きのプラグ8Aが着脱自在に接続されるので、1つの不活性ガスボンベ5を1つのワインボトル19に対して利用した後、プラグ8Aを本体2から外して、別のワインボトル19に装着された本発明のワインサーバー装置1の本体にプラグ8Aを接続して、不活性ガスを供給できる。
また、減圧器7には、複数のソケット8が形成されているので、複数のバルブノブ18付きのプラグ8Aを減圧器7に取付けることができ、1つの不活性ガスボンベ5を、複数のワインボトル19にそれぞれ装着された本発明のワインサーバー装置1に同時に使用できる。
また、不活性ガスボンベ5、プラグ8A、減圧器7などを小型化して、本発明のワインサーバー装置1に接続することもでき、この場合、1つの不活性ガスボンベ5を1つのワインボトル19に対して利用した後、ワインサーバー装置1から外して、別のワインボトル19に装着された本発明のワインサーバー装置1に接続することができる。
また、複数のワインボトル19にそれぞれ装着された本発明のワインサーバー装置1に、小型化した複数の不活性ガスボンベ5をそれぞれ接続することもできる。
また、不活性ガスを供給できるものであれば、必ずしも不活性ガスボンベを用いなくてもよく、例えば窒素ガス発生装置を用いてもよい。
【0017】
また、ワイン用導管3には、ワイン用導管3を通るワインの流量を調整できるよう、流体バルブ9が取付けられている。
また、ガス用導管4には、ガス用導管4を通る不活性ガスの流量を調整できるようガスバルブ10が取付けられている。
さらに、流体バルブ9及びガスバルブ10を操作できるバルブノブ11が本体2に取付けられている。
【0018】
また、ワイン用導管3の突出部の表面及びガス用導管4の突出部の表面には、螺旋体12が取付けられて螺旋状の凸部が形成されている。なお、ワイン用導管3の突出部の表面及びガス用導管4の突出部の表面に螺旋状の凸部が形成できるのであれば、必ずしも螺旋体を取付けなくてもよく、ワイン用導管3の突出部の表面及びガス用導管4の突出部の表面に螺旋状の溝を形成して螺旋状の凸部を形成するようにしてもよい。
また、図1のワインサーバー装置1において、螺旋体12を取付けず、さらに、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部それぞれの先端を尖らせずに、図2に示すような針状補助具21をワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部に取付けることもできる。
【0019】
また、本体2には、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部を囲むように、本体2の下面から突出する固定部材13が取付けられている。そして、図1に示すように、本体2をワインボトル19の注ぎ口の上面に取付けたときに、固定部材13はワインボトル19の頭部に沿って位置し、ゴムバンド14によってワインボトル19の頭部に固定される。
【0020】
また、本発明のワインサーバー装置1は、ワイン用導管3の他端に連通可能及びネジ山構造によって着脱可能に取付けられると共に一方の端面が傾斜された注ぎ口部材15を備える。
また、注ぎ口部材15は、注ぎ口部材15の内壁及びワイン用導管3の他端との間に所定の空間を形成すると共にワイン用導管3の延長線上に位置する液撥ね防止プレート16を有する。
また、本発明のワインサーバー装置1は、本体2にネジ山構造によって着脱可能に取付けられると共に注ぎ口部材15を囲むよう構成される囲み部材17を備える。また、囲み部材17の側面は傾斜している。
また、ワイン貯蔵室などに本発明のワインサーバー装置1を取付けた状態でワインボトル19を保管する場合には、注ぎ口部材15と囲み部材17とを本体2から取外して、代わりに嵩が小さい蓋などを取付けておく。
【0021】
図2は、ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第2の実施態様を示す概略断面図である。
第2の実施態様では、本体2の外側表面には、利用者が把持しやすいように凹凸が形成されている。
また、流体バルブ9及びガスバルブ10が本体2の外側に位置しており、利用者は流体バルブ9及びガスバルブ10を直接操作して、流量を調整できる。
また、ガス用導管4の他端が本体2から突出しており、不活性ガスボンベ5に接続しているガス供給ホース6がガス用導管4の他端に連結される。
また、ワイン用導管3の突出部の先端とガス用導管4の突出部の先端は、どちらも針状に尖っておらず、その代わり、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部には、先端が尖った針状補助具21が取付けられる。なお、針状補助具21は、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部を内部に収容している。また、本体2の下面から突出した、ワイン用導管3の突出部とガス用導管4の突出部の長さは、ワインボトル19内のワインに接触しない程度の長さである。
また、針状補助具21の先端部分には、コルク栓20との摩擦を減らすためにフッ素コーティングが施されているが、必ずしもフッ素コーティングが施されていなくてもよい。
また、針状補助具21をワイン用導管3の突出部の先端とガス用導管4の突出部の先端にだけ取付け、さらに図1で示したような螺旋体12を、ワイン用導管3の突出部の表面及びガス用導管4の突出部の表面に取付けて、螺旋状の凸部を形成することもできる。また、単に、図2に示す針状補助具21に螺旋体12を取付けてもよい。
また、一方の固定部材13には、複数の固定用穴22Aが形成された固定用ゴムバンド22が取付けられており、他方の固定部材13には、固定用穴22Aに挿入されるよう構成された突起部23が取付けられている。
また、注ぎ口部材15と囲み部材17は本体2に取付けられておらず、ワイン用導管3の他端は露出している。また、図2に示すように、ワイン用導管3の他端の端面は傾斜している。
【0022】
図3は、本発明のワインサーバー装置が保冷ボックスに保存された状態の一例を示す概略図である。
図3に示すように、二重底の構造を有する保冷ボックス24の底部には、保冷ボックス24の内部を冷蔵するための冷蔵ユニット25、並びに不活性ガスボンベ5が設置されている。また、不活性ガスボンベ5と連結した状態のワインサーバー装置1が取付けられた複数のワインボトル19が、保冷ボックス24に保管されている。
【0023】
図4は、ワインボトルに取付けられた本発明のワインサーバー装置の第3の実施態様を示す概略図である。
図4に示すように、ワインボトル19に本発明のワインサーバー装置1が取付けられた状態で、ワイン用導管3の先端がワインボトル19の底部近くまで延びてワインに浸されている。また、ガス用導管4の先端もワインに浸されており、ガス用導管4から不活性ガスがワイン内に供給される。その結果、不活性ガスのガス圧によって、ワインがワイン用導管3を通って外部へ押し出され、ワインボトル19を傾けなくてもグラス等にワインを注ぐことができる。
【0024】
以上のように、本発明のワインサーバー装置は、ワイン用導管の突出部とガス用導管の突出部が、ワインボトルのコルク栓を貫通できるよう、それぞれの先端が針状になっており、また、ワイン用導管の突出部とガス用導管の突出部は互いに略同じ方向へ突出しているので、ワインボトルがコルク栓で密封された状態のまま、ワイン用導管とガス用導管をワインボトル内に導入することができる。よって、コルク栓を抜かず、しかもガス用導管から不活性ガスをワインボトル内に導入できるので、ワイン(飲料物)が空気に触れることなくワインボトルを開けてワインを飲むことができる。
【0025】
また、本体の下面から突出した、ワイン用導管の突出部とガス用導管の突出部の長さは、ワインボトル内のワインに接触しない程度の長さであるため、ワインサーバー装置をワインボトルに装着した時に、ワインボトルを立てた状態でガス圧を上げ、ガス用導管からガスを注入し、ワイン用導管からワインボトル内の酸素を放出できる。
また、ワイン用導管の突出部とガス用導管の突出部の長さは、ワインボトル内のワインに接触しない程度の長さであるため、ワインを注ぐ際に、ガス圧に頼らずワインの自重を利用してワインボトルを傾けるようにするので、ワインにプレッシャーをかけることがない。
また、ワイン用導管の突出部とガス用導管の突出部の長さは、ワインボトル内のワインに接触しない程度の長さであるため、ワインサーバー装置の装着も簡単である。
【0026】
また、本発明のワインサーバー装置はワインボトルを逆さにして注ぐ形式ではなく、徐々にワインボトルを傾けて注ぐ形式なので、ワインボトルの底部に溜まった澱の拡散がなく、ラベルも読みづらくなることがなく、そして、伝統的な注ぎ方ができる。
【符号の説明】
【0027】
1 ワインサーバー装置
2 本体
3 ワイン用導管
4 ガス用導管
5 不活性ガスボンベ
6 ガス供給ホース
7 減圧器
8 ソケット
8A プラグ
9 流体バルブ
10 ガスバルブ
11 バルブノブ
12 螺旋体
13 固定部材
14 ゴムバンド
15 注ぎ口部材
16 液撥ね防止プレート
17 囲み部材
18 バルブノブ
19 ワインボトル
20 コルク栓
21 針状補助具
22 固定用ゴムバンド
22A 固定用穴
23 突起部
24 保冷ボックス
25 冷蔵ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、
少なくとも一端が該本体から突出されて前記本体に取付けられると共に両端が開放された第1の導管と、
少なくとも一端が前記本体から突出されて前記本体に取付けられると共に両端が開放された第2の導管とを備え、
前記第1の導管の突出部及び前記第2の導管の突出部は、飲料物用容器の蓋部材を貫通可能に構成されると共に互いに略同じ方向へ突出し、
前記第2の導管の他端が不活性ガス供給体を取付け可能に構成される
飲料物サーバー装置。
【請求項2】
前記第2の導管に取付けられる不活性ガス供給体を備える
請求項1に記載の飲料物サーバー装置。
【請求項3】
前記第1の導管の他端に連通可能及び着脱可能に取付けられると共に一方の端面が傾斜された注ぎ口部材を備え、
該注ぎ口部材は、同注ぎ口部材の内壁及び前記第1の導管の他端との間に所定の空間を形成すると共に前記第1の導管の延長線上に位置するプレートを有する
請求項1または請求項2に記載の飲料物サーバー装置。
【請求項4】
前記本体に着脱可能に取付けられると共に前記注ぎ口部材を囲むよう構成される囲み部材を備える
請求項3に記載の飲料物サーバー装置。
【請求項5】
前記第1の導管の突出部の表面または前記第2の導管の突出部の表面に、螺旋状の凸部が形成される
請求項1〜4のいずれか1つに記載の飲料物サーバー装置。
【請求項6】
前記飲料物用容器がワインボトルであり、
前記飲料物用容器の蓋部材がコルク栓であり、
前記第1の導管の突出部の先端及び前記第2の導管の突出部の先端が針状である
請求項1〜5のいずれか1つに記載の飲料物サーバー装置。
【請求項7】
前記飲料物用容器がワインボトルであり、
前記飲料物用容器の蓋部材がコルク栓であり、
前記第1の導管の突出部及び前記第2の導管の突出部に取付けられる針状物を備える
請求項1〜4のいずれか1つに記載の飲料物サーバー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−197081(P2012−197081A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−169811(P2009−169811)
【出願日】平成21年7月21日(2009.7.21)
【出願人】(509205582)
【Fターム(参考)】