説明

馬尾神経組織血流増加剤

【課題】 安全性が高く、かつ有効な馬尾神経組織血流増加剤を提供すること。
【解決手段】 一般式(I−1)


(式中、環Aは置換基を有していてもよい5又は6員単環式含窒素複素環を表し、前記環Aはさらに窒素原子、酸素原子及び/又は硫黄原子を含んでいてもよく、Eは酸化されていてもよい硫黄原子を表し、Yは窒素原子又は炭素原子を、Wは置換基を有していてもよい炭化水素基を表わす。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド、その溶媒和物又はそのプロドラッグ、又はそのシクロデキストリン包接化合物を含有してなる馬尾神経組織血流増加剤。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I−1)
【化1】

(式中、環Aは置換基を有していてもよい5又は6員単環式含窒素複素環を表し、前記環Aはさらに窒素原子、酸素原子及び/又は硫黄原子を含んでいてもよく、Eは酸化されていてもよい硫黄原子を表し、Yは窒素原子又は炭素原子を、Wは置換基を有していてもよい炭化水素基を表わす。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド、その溶媒和物又はそのプロドラッグ、又はそのシクロデキストリン包接化合物を含有してなる馬尾神経組織血流増加剤。
【請求項2】
腰痛、下肢の疼痛、下肢のしびれ、間欠跛行、膀胱直腸障害、及び性機能不全から選択される1種以上を改善する請求項1記載の剤。
【請求項3】
請求項1記載の一般式(I−1)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド、その溶媒和物又はそのプロドラッグ、又はそのシクロデキストリン包接化合物と、プロスタグランジン類、プロスタグランジン誘導体、非ステロイド系抗炎症薬、ビタミン剤、筋弛緩薬、抗うつ薬、一酸化窒素合成酵素阻害薬、アルドース還元酵素阻害薬、ポリADP−リボースポリメラーゼ阻害薬、興奮性アミノ酸受容体拮抗薬、ラジカルスカベンジャー、アストロサイト機能改善薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬及び免疫抑制薬から選択される一種以上とを組み合わせてなる医薬。
【請求項4】
請求項1記載の一般式(I−1)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド、その溶媒和物又はそのプロドラッグ、又はそのシクロデキストリン包接化合物の有効量を哺乳動物に投与することを特徴とする、馬尾神経組織血流を増加させる方法。
【請求項5】
馬尾神経組織血流増加剤を製造するための、請求項1記載の一般式(I−1)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド、その溶媒和物又はそのプロドラッグ、又はそのシクロデキストリン包接化合物の使用。

【公開番号】特開2011−132257(P2011−132257A)
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−66795(P2011−66795)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【分割の表示】特願2005−515970(P2005−515970)の分割
【原出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(000185983)小野薬品工業株式会社 (180)
【Fターム(参考)】