説明

駐車支援装置

【課題】車の進行方向に係わらず運転者の駐車を支援することができる駐車支援装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも音声を出力するオーディオユニット20と、映像を表示するリアシートユーザ用のリアモニタ32と、リアモニタ32を使用位置と収容位置との間で移動させるアクチュエータ31とを有する表示装置31と、車両の現在位置を検出する位置検出器2と、位置検出器2によって検出された現在位置が地図データ入力器3に記憶された地図データにおける所定の位置である場合、オーディオユニット20による音声をミュートするか、もしくは音声の出力を停止すると共に、アクチュエータ31を駆動することによってリアモニタ32を収納位置とする駐車支援制御を実行する制御回路1とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車支援装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、駐車を支援する装置として特許文献1に示すものがあった。特許文献1に示す装置においては、メインユニットの制御部は、自動車のトランスミッションのギアがバックギアにシフトしたことを検知すると、フロントモニタとリアモニタにバックカメラからの映像を出力すると共に、フロントモニタまたはリアモニタに映像を出力していたAV再生装置を一時停止状態とする。その後、ギアがパーキングギアにシフトするか車両の通常前進走行中が推定されたならば、制御部は、AV再生装置に再生動作を再開させ、再生映像の、一時停止前にAV再生装置が映像を出力していたモニタへの出力を開始させる。さらに、制御部は、自動車のトランスミッションのギアがバックギアにシフトしたことを検知すると、アクチュエータにてリアモニタを収容位置に移動させるものである。
【特許文献1】特開2004−88155号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に示す装置においては、ビデオ再生装置の一時停止や、リアモニタの収納位置への移動は、トランスミッションがバックギアにシフトした時にしか実行されず、車を前進で駐車する場合には実行されない。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、車の進行方向に係わらず運転者の駐車を支援することができる駐車支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1に記載の駐車支援装置では、映像を表示するリアシートユーザ用のリアモニタと、リアモニタをリアシートユーザがリアモニタの表示を視認可能となる使用位置と、リアモニタが収容された状態となる収容位置との間で移動させるアクチュエータとを有するリア表示装置と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在位置検出手段によって検出された現在位置が所定の位置である場合、アクチュエータを駆動することによってリアモニタを収納位置とする駐車支援制御を実行する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0006】
このように、車両の現在位置が所定の位置である場合に、アクチュエータを駆動することによってリアモニタを収納位置とする駐車支援制御を実行するので、車両の進行方向に係わらず運転者の駐車を支援することができる。
【0007】
また、請求項2に記載の駐車支援装置では、少なくとも音声を出力する出力装置と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在位置検出手段によって検出された現在位置が所定の位置である場合、出力装置による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止する駐車支援制御を実行する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0008】
運転に不慣れなユーザなどは、運転に集中したいものである。したがって、請求項2に示すように、車両の現在位置が所定の位置である場合に、出力装置による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止するので、車両の進行方向に係わらず運転者の駐車を支援することができる。
【0009】
また、請求項3に示すように、車両のユーザの自宅位置を記憶する自宅位置記憶装置を備え、所定の位置としては、自宅位置を含む自宅位置から所定の範囲とすることができる。
【0010】
さらに、自宅付近の場合、夜間などに車両を駐車させようとすると出力装置の音声が車からもれて近所迷惑になる可能性もありうる。しかしながら、請求項3に示すように、現在位置が自宅位置を含む自宅位置から所定範囲である場合に、出力手段による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止することによって、近所迷惑となることも防止できる。
【0011】
また、請求項4に示すように、駐車スペース位置を記憶する駐車スペース位置記憶装置を備え、所定の位置としては、駐車スペース位置とすることもできる。
【0012】
また、請求項5に示すように、道路地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶装置と、ユーザからの指示に基づいて目的地を設定する目的地設定手段と、目的地の位置を記憶する目的地位置記憶装置とを備え、制御手段は、現在位置から目的地までの案内経路を設定し、案内経路に基づく経路案内を行うものであり、所定の位置としては、目的地の位置を含む目的地から所定の範囲とすることもできる。
【0013】
さらに、目的地としてコンビニエンスストア(以下、コンビニとも称する)などが設定された場合、夜間などにコンビニの駐車場に車両を駐車させようとすると出力装置の音声が車からもれて近所迷惑になる可能性もありうる。しかしながら、請求項5に示すように、現在位置が目的地の位置を含む目的地から所定の範囲である場合に、出力手段による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止することによって、近所迷惑となることも防止できる。
【0014】
また、請求項6に記載の駐車支援装置では、ユーザによって設定されるものであり、前記駐車支援制御の有効/無効を設定する設定手段を備え、制御手段は、設定手段にて有効と設定されている場合は駐車支援制御を実行し、無効と設定されている場合は駐車支援制御を実行しないことを特徴とするものである。
【0015】
このように、制御手段による駐車支援制御を実行するか否かの設定をできることによって、必要な時にのみ駐車支援制御を実行させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。本実施の形態では、本発明の駐車支援装置を車両に設けられたナビゲーション装置10に適用した例について説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の処理動作を示すフロー図である。
【0018】
本実施の形態におけるナビゲーション装置10は、制御回路1、位置検出器2、地図データ入力器3、操作デバイス4、外部メモリ5、表示装置6、リモコンセンサ7、リモコン8を備える。
【0019】
ナビゲーション装置10全体の制御を行う制御回路1は、本発明における制御手段に相当するものであり、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、ROM、RAM、EEPROMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスラインを備えている。また、制御回路1は、操作デバイス4やリモコンセンサ7からの操作信号、ROM、RAM、EEPROMなどに記憶されるプログラムによって目的地の設定、案内経路の設定、後ほど説明する駐車支援制御の設定、自宅位置の設定などを行う。
【0020】
さらに、制御回路1は、後ほど説明するアクチュエータ31に備えられるモータの回転角度などを用いてリアモニタ32の位置、すなわち使用位置か収納位置かを検出したり、後ほど説明するオーディオユニット20に備えられるアンプの増幅度などによって出力音声のボリュームを検出したりする。
【0021】
なお、制御回路1は、設定した目的地の位置、設定した駐車支援制御の情報、設定した自宅位置などをEEPROMに記憶して、新たに設定されるまでの間保持する。したがって、EEEPROMは、本発明における目的地位置記憶装置、自宅位置記憶装置に相当するものである。
【0022】
位置検出器2は、本発明における現在位置検出手段に相当するものであり、自車両の現在の位置座標(以下、現在位置とも称する)を検出するための装置として、例えばGPS(Global Positioning System)受信機2a、ジャイロスコープ2b、距離センサ2c、地磁気センサ2dなどの各種センサを備える。検出した現在位置は制御回路1に入力される。
【0023】
なお、これらのセンサ2a〜2dは、それぞれが性質の異なる検出誤差を有するので、互いに検出誤差を補完しながら精度の高い位置検出を行うようになっている。また、要求される検出精度のレベルによっては、全てのセンサ2a〜2dを備える必要はなく、必要なものを適宜選択して設ける構成とすることができる。
【0024】
地図データ入力器3は、本発明における地図データ記憶装置、駐車スペース位置記憶装置に相当するものであり、地図表示や経路案内等に用いる道路データ、目印データ、施設データ(ポリゴンデータ)、背景データ、駐車スペース位置等の道路系データと目的地検索や周辺施設検索等に用いる施設名や電話番号などの検索データ系などの地図データからなる地図データベースを記憶する記憶媒体である。この記憶媒体としては、データの容量や取扱上の点から、書き換え可能なHDDなどからなる。なお、地図データ入力器3が書き込み可能な記憶媒体でる場合は、制御回路1によって設定された自宅位置、目的地の位置などを記憶する自宅位置記憶装置、目的地位置記憶装置として用いてもよい。
【0025】
操作デバイス4は、ユーザの操作によって目的地の位置情報などを含む目的地情報などの各種情報、及び現在位置から目的地までの案内経路の設定などのナビゲーション装置10が実行する機能に対応付けられた操作信号などを制御回路1に入力するためのものである。また、操作デバイス4は、表示装置6と一体に構成され表示画面上に設定されるタッチスイッチ、表示装置6の表示画面周囲に設けられたプッシュ型のハードスイッチ、表示装置6の表示画面に表示されたカーソルを多方向に操作することができるジョイスティックなどを備える。なお、これらのスイッチは、単独で用いるようにしてもよいし、複数のスイッチを併用するようにしてもよい。
【0026】
なお、リモコンセンサ7及びリモコン8は、操作デバイス4と同等の機能を備える遠隔操作デバイスである。リモコンセンサ7は、リモコン8から送信される赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換することによって操作信号などを生成し、その操作信号などを制御回路1に入力するものである。
【0027】
外部メモリ5は、制御回路1内で取り扱うデータなどを必要に応じて記憶しておくためのもので、例えば、後ほど説明する駐車スペースの位置などを含む駐車スペース情報と目的地とを関連付けて記憶されたりする。また、なお、制御回路1によって設定された自宅位置、目的地の位置などを記憶する自宅位置記憶装置、目的地位置記憶装置として用いてもよい。なお、外部メモリ5の記憶媒体としては、例えばハードディスク、EEPROMなどの不揮発性メモリユニット、記憶可能なICカードなどを用いる。
【0028】
表示装置6は、インパネに設けられるカラー液晶パネルなどのメインモニタなどを備える。この表示装置6は地図データ入力器3に記憶されている地図データなどによって生成される車両周辺の道路地図などを表示する。
【0029】
オーディオユニット20は、本発明における出力装置に相当するものであり、CDや経路案内などの音楽・音声を出力する再生装置、アンプ、スピーカなどを備える。
【0030】
リア表示装置30は、映像を表示するリアシートユーザ用のリアモニタ32と、このリアモニタ32をリアシートユーザがリアモニタ32の表示を視認可能となる使用位置と、リアモニタ32が収容された状態となる収容位置との間で移動させるモータなどのアクチュエータ31を備える。
【0031】
ここで、本実施の形態における駐車支援制御について説明する。運転に不慣れなユーザの場合、車両の進行方向に係わらず、すなわち前進で駐車する場合であっても、後進で駐車する場合であっても運転に集中したいものである。したがって、車両を駐車させるとみなせる場合、すなわち車両の現在位置が自宅付近、目的地付近などである場合は、オーディオ装置20による音声出力のボリュームを小さくするか、音声出力を停止する。
【0032】
さらに、車両を後進で駐車する場合や、車両を切り返して駐車する場合、リアモニタ32が使用位置であると、車両の後方確認がし難くい。したがって、車両を駐車させるとみなせる場合、すなわち車両の現在位置が自宅付近、目的地付近などである場合は、リアモニタ32を収納位置とする。
【0033】
次に、本実施の形態におけるナビゲーション装置10の経路案内処理について図2を用いて説明する。図2に示すフローは、少なくともオーディオユニット20による音声が出力されているか、リアモニタ32の位置が使用位置である場合にスタートする。
【0034】
ステップS10では、制御回路1は、設定確認を行う。この設定確認とは、駐車支援制御を有効にするか無効にするかの設定を確認するものである。駐車支援制御に関する設定は、ユーザの操作によって操作デバイス4もしくはリモコン8から駐車支援制御を有効にするか無効にするかを示す操作信号を出力することによって設定することができる。制御回路1は、操作デバイス4もしくはリモコン8から駐車支援制御を有効にするか無効にするかを示す操作信号が出力されると駐車支援制御を有効にするか無効にするかの情報をEEPROMに記憶する。そして、制御回路1は、このEEPROMの記憶されている駐車支援制御を有効にするか無効にするかの情報を確認することによって設定確認を行う。
【0035】
ステップS20では、制御回路1は、ステップS10での設定確認の結果に基づいて、有効であるか否かを判定する。制御回路1は、EEPROMに駐車支援制御を有効とする情報が記憶されており有効と判定した場合はステップS30へ進み、EEPROMに駐車支援制御を無効とする情報が記憶されており無効と判定した場合は処理を終了する。
【0036】
このように、ユーザによって駐車支援制御を有効とするか無効とするか、すなわち制御回路1による駐車支援制御を実行するか否かを設定できることによって、必要な時にのみ駐車支援制御を実行させることができる。
【0037】
ステップS30では、制御回路1は、目的地が設定され現在その目的地に向けて経路案内を行っているか否かを判定する。制御回路1は、経路案内中であると判定した場合はステップS40へ進み、経路案内中でないと判定した場合はステップS30へ進む。
【0038】
ステップS40では、制御回路1は、位置検出器2によって検出された車両の現在位置とEEPROMに記憶された目的地の位置とを比較して、現在位置が目的地付近であるか否か、すなわち現在位置が目的地の位置を含むこの目的地から所定の範囲であるか否かを判定する。制御回路1は、現在位置が目的地の位置を含むこの目的地から所定の範囲であり目的地付近であると判定した場合はステップS60へ進み、現在位置が目的地の位置を含むこの目的地から所定の範囲ではなく目的地付近でないと判定した場合はステップS30へ戻る。
【0039】
一方、ステップS30にて経路案内中でないと判定した場合、ステップS50では、制御回路1は、位置検出器2によって検出された車両の現在位置とEEPROMに記憶された自宅位置とを比較して、現在位置が自宅付近であるか否か、すなわち現在位置が自宅位置を含むこの自宅から所定の範囲であるか否かを判定する。制御回路1は、現在位置が自宅位置を含む自宅から所定の範囲であり自宅付近であると判定した場合はステップS60へ進み、現在位置が自宅位置を含むこの自宅から所定の範囲ではなく自宅付近でないと判定した場合はステップS50での処理を終了する。
【0040】
ステップS60では、制御回路1は、駐車支援制御を実行する。すなわち、制御回路1は、オーディオ装置20による音声出力のボリュームを小さく(ミュート)するか、音声出力を停止する。さらに、制御回路1は、アクチュエータ31に駆動信号を出力することによってリアモニタ32を収納位置とする。なお、駐車支援制御と実行する場合、制御回路1は、オーディオ装置20による音声出力が出力されてない場合は、リアモニタ32のみを収納位置へと移動させる。また、制御回路1は、リアモニタ32が収納位置である場合は、オーディオ装置20による音声出力のボリュームを小さく(ミュート)するか、音声出力を停止のみを行う。
【0041】
このように、車両の現在位置が自宅付近、目的地付近などである場合に、オーディオ装置20による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止すると共に、アクチュエータ31を駆動することによってリアモニタ32を収納位置とする駐車支援制御を実行することによって、車両の進行方向に係わらず運転者の駐車を支援することができる。
【0042】
また、自宅付近の場合、夜間などに車両を駐車させようとするとオーディオ装置20の音声が車両からもれて近所迷惑になる可能性もありうる。しかしながら、現在位置が自宅位置を含む自宅位置から所定範囲である場合に、オーディオ装置20による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止することによって、近所迷惑となることも防止できる。
【0043】
また、目的地としてコンビニエンスストア(以下、コンビニとも称する)などが設定された場合、夜間などにコンビニの駐車場に車両を駐車させようとするとオーディオ装置20の音声が車からもれて近所迷惑になる可能性もありうる。しかしながら、現在位置が目的地の位置を含む目的地から所定範囲である場合に、オーディオ装置20による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止することによって、近所迷惑となることも防止できる。
【0044】
なお、本実施の形態においては、駐車支援制御を実行するための一つの条件である位置として、目的地付近と自宅付近を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、駐車スペースであっても本発明の目的を達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の処理動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0046】
10 ナビゲーション装置、1 制御回路、2 位置検出器、2a GPS受信機、2b ジャイロスコープ、2c 距離センサ、2d 地磁気センサ、3 地図データ入力器、4 操作デバイス、5 外部メモリ、6 表示装置、7 リモコンセンサ、8 リモコン、20 オーディオユニット、30 リア表示装置、31 アクチュエータ、32 リアモニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像を表示するリアシートユーザ用のリアモニタと、当該リアモニタを当該リアシートユーザが当該リアモニタの表示を視認可能となる使用位置と、当該リアモニタが収容された状態となる収容位置との間で移動させるアクチュエータとを有するリア表示装置と、
車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
前記現在位置検出手段によって検出された前記現在位置が所定の位置である場合、前記アクチュエータを駆動することによって前記リアモニタを収納位置とする駐車支援制御を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする駐車支援装置。
【請求項2】
少なくとも音声を出力する出力装置と、
車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
前記現在位置検出手段によって検出された前記現在位置が所定の位置である場合、前記出力装置による音声のボリュームを小さくするか、もしくは音声の出力を停止する駐車支援制御を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする駐車支援装置。
【請求項3】
前記車両のユーザの自宅位置を記憶する自宅位置記憶装置を備え、前記所定の位置は、当該自宅位置を含む当該自宅位置から所定の範囲を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐車支援装置。
【請求項4】
駐車スペース位置を記憶する駐車スペース位置記憶装置を備え、前記所定の位置は、当該駐車スペース位置を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の駐車支援装置。
【請求項5】
道路地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶装置と、ユーザからの指示に基づいて目的地を設定する目的地設定手段と、当該目的地の位置を記憶する目的地位置記憶装置とを備え、前記制御手段は、前記現在位置から前記目的地までの案内経路を設定し、当該案内経路に基づく経路案内を行うものであり、前記所定の位置は、当該目的地の位置を含む当該目的地から所定の範囲を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の駐車支援装置。
【請求項6】
ユーザによって設定されるものであり、前記駐車支援制御の有効/無効を設定する設定手段を備え、前記制御手段は、前記設定手段にて有効と設定されている場合は前記駐車支援制御を実行し、無効と設定されている場合は前記駐車支援制御を実行しないことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の駐車支援装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−230263(P2007−230263A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−51175(P2006−51175)
【出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】