説明

骨疾患を処置するための薬剤を製造するためのSGLT−1/SGLT−2阻害剤活性を有する化合物の使用

骨疾患を処置する薬剤を製造するためのSGLT−1/SGLT−2阻害剤活性を有する化合物の使用。本発明は、骨粗しょう症のような骨疾患を処置する薬剤を製造するためのSGLT−1/SGLT−2阻害剤活性を有する化合物の使用に関する。式Iにおいてラジカルは記載された意味を有する式Iの化合物の使用が好ましい。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
骨粗しょう症を予防及び/又は処置する薬剤を製造するためのSGLT−1/SGLT−2阻害剤活性を有する化合物の使用。
【請求項2】
骨粗しょう症を予防及び/又は処置する薬剤を製造するための、
式I:
【化1】

{上式では下記の意味である:
R1及びR2は、互いに独立して、F又はH[上記において、ラジカルR1又はR2のうちの1つはFでなければならない]であり;
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
R3は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、CO−(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH−(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C6)−アルキル、HO−(C1−C6)−アルキレン、(C1−C6)−アルキレン−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル[上記において、アルキル、アルケニル、アルキニル及びO−アルキルラジカルの1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられていてもよい];
SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH−CO−(C1−C7)−アルキル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって、1〜3回置換されていてもよい]
であり;
R4は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C3−C6)−シクロアルキル、又はフェニルであり、上記は場合により、ハロゲン又は(C1−C4)−アルキルによって置換されていてもよく;
Bは、(C0−C15)−アルキレン[上記において、アルキレンラジカルの1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)−、−N((C1−C6)−アルキルフェニル)−又は−NH−によって置き換えられていてもよい]
であり;
R5、R6、R7は、互いに独立して、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C8)−アルキル、HO−(C1−C6)−アルキレン、(C1−C6)−アルキレン−O−(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキル、アルケニル、アルキニル及びO−アルキルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられていてもよい];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SCF3、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニル環は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
R6及びR7は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc1[上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられていてもよく、そしてCyc1は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい]
であり;
Xは、CO、O、NH、S、SO、SO2又は結合であり;
Lは、(C1−C6)−アルキレン、(C2−C5)−アルケニレン、(C2−C5)−アルキニレン[上記において、いずれの場合にも、1つ又は2つのCH2基は、O又はNHによって置き換えられていてもよい]
であり;
Yは、CO、NHCO、SO、SO2、又は結合であり;
R8、R9は、互いに独立して、水素、SO3H、糖残基、(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキルラジカルの1つ又はそれより多いCH2基は、互いに独立して、(C1−C6)−アルキル、OH、(C1−C6)−アルキレン−OH、(C2−C6)−アルケニレン−OH、O−糖残基、OSO3H、NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−糖残基、NH−SO3H、(C1−C6)−アルキレン−NH2、(C2−C6)−アルケニレン−NH2、(C0−C6)−アルキレン−COOH、(C0−C6)−アルキレン−CONH2、(C0−C6)−アルキレン−CONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SONH2、(C0−C6)−アルキレン−SONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH2、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH−(C1−C6)−アルキル、アダマンチルによって置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているN原子と一緒になって、5〜7員の飽和の環Cyc2[上記において、この環の1つ又はそれより多いCH2基は、O、S、NH、NSO3H、N−糖残基、N−(C1−C6)−アルキルによって置き換えられていてもよく、上記において、アルキルラジカルの1つ又はそれより多いCH2基は、互いに独立して、(C1−C6)−アルキル、OH、(C1−C6)−アルキレン−OH、(C2−C6)−アルケニレン−OH、NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−糖残基、(C1−C6)−アルキレン−NH2、(C2−C6)−アルケニレン−NH2、(C0−C6)−アルキレン−COOH、(C0−C6)−アルキレン−CONH2、(C0−C6)−アルキレン−CONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SONH2、(C0−C6)−アルキレン−SONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH2、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH−(C1−C6)−アルキルによって置換されていてもよい]を形成する}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩の使用;
又は
式II:
【化2】

{上式では、下記の意味である:
R1及びR2は、互いに独立して、F、H、又はラジカルR1若しくはR2の1つはOHであり;
R3は、OH又はFであり[上記において、ラジカルR1、R2、R3の少なくとも1つは、Fでなければならない];
R4は、OHであり;
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
Xは、C、O、S又はNであり[上記において、Yが、O又はSであるときには、XはCでなければならない];
Yは、N、O又はSであり;
mは、数1又は2であり;
R5は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、CO(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、HO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル、(C1−C6)−アルコキシカルボキシル[上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル又はアルキニルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
YがSであるときは、R5及びR6は、それらを持っているC原子と一緒になってフェニルであり;
R6は、場合により、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルケニル、(C3−C6)−シクロアルキル、又はフェニルであり、上記は場合により、ハロゲン又は(C1−C4)−アルキルによって置換されていてもよく;
Bは、(C0−C15)−アルカンジイルであり、該アルカンジイルラジカル中の1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)−、−N((C1−C6)−アルキル−フェニル)−又は−NH−によって置き換えられることもありえ;
nは、数0〜4であり;
Cyc1は、3員〜7員の、飽和の、部分的に飽和又は不飽和の環[上記において、1個のC原子は、O、N又はSによって置き換えられていてもよい]
であり;
R7、R8、R9は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C8)−アルコキシ、HO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル又はアルキニルラジカル中の、1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SCF3、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc2[上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられることもありえ、そしてCyc2は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい]
である}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩の使用;
又は
式III:
【化3】

{上式では、下記の意味である:
R1、R2は、OH、F若しくはHであるか、又はR1及びR2=Fであり、但し、R1=F、R2=OH、及びR1=OH、R2=F、及びR1、R2=OHの3通りの組み合わせは除く;
R3は、OH又はFであり[上記において、R1、R2、R3ラジカルのうちの少なくとも1つはFでなければならない];
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
R4、R5、R6は、水素、F、Cl、Br、I、OH、NO2、CN、COOH、CO(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、HO(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル[但し、上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル及びアルキニルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
Bは、(C0−C15)−アルカンジイル[但し、該アルカンジイルラジカルの1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)−、−N((C1−C6)−アルキル−フェニル)−又は−NH−によって置き換えられることもありうる]であり;
nは、数0〜4であり;
Cyc1は、3〜7員の、飽和の、部分的に飽和又は不飽和の環であり、該環では、1個のC原子は、O、N又はSによって置き換えられていてもよく;
R7、R8、R9は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキル−OH、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル[但し、上記において、アルキルラジカルの1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc2であり、但し、上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられることもありえ、そしてCyc2は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO−(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩の使用。
【請求項3】
骨粗しょう症を予防及び/又は処置する薬剤を製造するための化合物:
【化4】

及びその製薬学的に許容される塩の使用。
【請求項4】
骨粗しょう症を予防及び/又は処置する薬剤を製造するための化合物:
【化5】

及びその製薬学的に許容される塩の使用。
【請求項5】
関節インプラントにおける骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤を製造するための請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項6】
骨粗しょう症、関節インプラントの骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤に使用するための式I:
【化6】

{上式では下記の意味である:
R1及びR2は、互いに独立して、F又はH[上記において、ラジカルR1又はR2のうち1つはFでなければならない]であり;
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
R3は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、CO−(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH−(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C6)−アルキル、HO−(C1−C6)−アルキレン、(C1−C6)−アルキレン−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル、(C1−C6)−アルコキシカルボニル[上記において、アルキル、アルケニル、アルキニル及びO−アルキルラジカルの1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられていてもよい];
SO2−NH2、SO2−NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH−CO−(C1−C7)−アルキル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって、1〜3回置換されていてもよい]
であり;
R4は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C3−C6)−シクロアルキル、又はフェニルであり、上記は場合により、ハロゲン又は(C1−C4)−アルキルによって置換されていてもよく;
Bは、(C0−C15)−アルキレン[上記において、アルキレンラジカルの1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)−、−N((C1−C6)−アルキルフェニル)−又は−NH−によって置き換えられていてもよい]
であり;
R5、R6、R7は、互いに独立して、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C8)−アルキル、HO−(C1−C6)−アルキレン、(C1−C6)−アルキレン−O−(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキル、アルケニル、アルキニル及びO−アルキルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられていてもよい];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SCF3、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニル環は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]であり;
又は
R6及びR7は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc1[上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられていてもよく、そしてCyc1は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい]
であり;
Xは、CO、O、NH、S、SO、SO2又は結合であり;
Lは、(C1−C6)−アルキレン、(C2−C5)−アルケニレン、(C2−C5)−アルキニレン[上記において、いずれの場合にも、1つ又は2つのCH2基は、O又はNHによって置き換えられていてもよい]
であり;
Yは、CO、NHCO、SO、SO2、又は結合であり;
R8、R9は、互いに独立して、水素、SO3H、糖残基、(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキルラジカルの1つ又はそれより多いCH2基は、互いに独立して、(C1−C6)−アルキル、OH、(C1−C6)−アルキレン−OH、(C2−C6)−アルケニレン−OH、O−糖残基、OSO3H、NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−糖残基、NH−SO3H、(C1−C6)−アルキレン−NH2、(C2−C6)−アルケニレン−NH2、(C0−C6)−アルキレン−COOH、(C0−C6)−アルキレン−CONH2、(C0−C6)−アルキレン−CONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SONH2、(C0−C6)−アルキレン−SONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH2、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH−(C1−C6)−アルキル、アダマンチルによって置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているN原子と一緒になって、5〜7員の飽和の環Cyc2[上記において、この環の1つ又はそれより多いCH2基は、O、S、NH、NSO3H、N−糖残基、N−(C1−C6)−アルキルによって置き換えられていてもよく、上記において、アルキルラジカルの1つ又はそれより多いCH2基は、互いに独立して、(C1−C6)−アルキル、OH、(C1−C6)−アルキレン−OH、(C2−C6)−アルケニレン−OH、NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−糖残基、(C1−C6)−アルキレン−NH2、(C2−C6)−アルケニレン−NH2、(C0−C6)−アルキレン−COOH、(C0−C6)−アルキレン−CONH2、(C0−C6)−アルキレン−CONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SONH2、(C0−C6)−アルキレン−SONH−(C1−C6)−アルキル、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH2、(C0−C6)−アルキレン−SO2NH−(C1−C6)−アルキルによって置換されていてもよい]を形成する}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩。
【請求項7】
骨粗しょう症、関節インプラントの骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤に使用するための式II:
【化7】

{上式では、下記の意味である:
R1及びR2は、互いに独立して、F、H、又はラジカルR1若しくはR2の1つはOHであり;
R3は、OH又はFであり[上記において、ラジカルR1、R2、R3の少なくとも1つは、Fでなければならない];
R4は、OHであり;
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
Xは、C、O、S又はNであり[上記において、Yが、O又はSであるときには、XはCでなければならない];
Yは、N、O又はSであり;
mは、数1又は2であり;
R5は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、CO(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、HO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル、(C1−C6)−アルコキシカルボキシル[上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル又はアルキニルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
YがSであるときは、R5及びR6は、それらを持っているC原子と一緒になってフェニルであり;
R6は、場合により、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルケニル、(C3−C6)−シクロアルキル、又はフェニルであり、上記は場合により、ハロゲン若しくは(C1−C4)−アルキルによって置換されていてもよく;
Bは、(C0−C15)−アルカンジイルであり、該アルカンジイルラジカル中の1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)−、−N((C1−C6)−アルキル−フェニル)−又は−NH−によって置き換えられることもありえ;
nは、数0〜4であり;
Cyc1は、3員〜7員の、飽和の、部分的に飽和又は不飽和の環[上記において、1個のC原子は、O、N又はSによって置き換えられていてもよい]
であり;
R7、R8、R9は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C8)−アルコキシ、HO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル[上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル又はアルキニルラジカル中の、1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SCF3、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc2[上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられることもありえ、そしてCyc2は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい]
である}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩。
【請求項8】
骨粗しょう症、関節インプラントの骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤に使用するための式III:
【化8】

{上式では、下記の意味である:
R1、R2は、OH、F若しくはHであるか、又はR1及びR2=Fであり、但し、R1=F、R2=OH、及びR1=OH、R2=F、及びR1、R2=OHである3通りの組み合わせは除く;
R3は、OH又はFであり[上記において、R1、R2、R3ラジカルのうちの少なくとも1つはFでなければならない];
Aは、O、NH、CH2、S又は結合であり;
R4、R5、R6は、水素、F、Cl、Br、I、OH、NO2、CN、COOH、CO(C1−C6)−アルキル、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、HO(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、フェニル、ベンジル[但し、上記において、アルキル、アルコキシ、アルケニル及びアルキニルラジカル中の1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
Bは、(C0−C15)−アルカンジイル[但し、該アルカンジイルラジカルの1つ又はそれより多いC原子は、互いに独立して、−O−、−(C=O)−、−CH=CH−、−C≡C−、−S−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF2−、−(S=O)−、−(SO2)−、−N((C1−C6)−アルキル)、−N((C1−C6)アルキル−フェニル)又は−NH−によって置き換えられることもありうる]であり;
nは、数0〜4であり;
Cyc1は、3〜7員の、飽和の、部分的に飽和又は不飽和の環であり、該環では、1個のC原子は、O、N又はSによって置き換えられていてもよく;
R7、R8、R9は、水素、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C8)−アルコキ
シ、(C1−C6)−アルキル−OH、(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル[但し、上記において、アルキルラジカルの1つの、1つより多い、又は全部の水素は、フッ素によって置き換えられることもありうる];
SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−アルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2o−フェニル、SO−(C1−C6)−アルキル、SO−(CH2o−フェニル、SO2−(C1−C6)−アルキル、SO2−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、そしてフェニルラジカルは、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって最高2回まで置換されていてもよい];
NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、NH(C1−C7)−アシル、フェニル、O−(CH2o−フェニル[上記において、oは、0〜6でありえ、上記において、フェニル環は、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1−C6)−アルキル、N((C1−C6)−アルキル)2、SO2−CH3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい]
であり;
又は
R8及びR9は、それらを持っているC原子と一緒になって、5〜7員の、飽和の、部分的に又は完全に不飽和の環Cyc2であり、但し、上記において、この環の1又は2個のC原子は、N、O又はSによって置き換えられることもありえ、そしてCyc2は、場合により、(C1−C6)−アルキル、(C2−C5)−アルケニル、(C2−C5)−アルキニルによって置換されていてもよく、上記において、いずれの場合にも、1つのCH2基は、Oによって置き換えられていてもよく、又はH、F、Cl、OH、CF3、NO2、CN、COO(C1−C4)−アルキル、CONH2、CONH(C1−C4)−アルキル、OCF3によって置換されていてもよい}
の化合物及びその製薬学的に許容される塩。
【請求項9】
骨粗しょう症、関節インプラントの骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤に使用するための下記:
【化9】

化合物。
【請求項10】
骨粗しょう症、関節インプラントの骨溶解又は無菌性弛緩を予防及び/又は処置する薬剤に使用するための下記:
【化10】

化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−506635(P2013−506635A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−531438(P2012−531438)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【国際出願番号】PCT/EP2010/064620
【国際公開番号】WO2011/039338
【国際公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(504456798)サノフイ (433)
【Fターム(参考)】