説明

鬱病、不安および神経変性疾患を治療するためのデキストロメトルファンおよびキニジンを含む薬剤組成物

薬剤組成物、ならびに、この薬剤組成物を投与することによって、鬱病、不安、神経変性疾患、および認知症やアルツハイマー病のような認知障害を治療する方法を提供する。この組成物は、デキストロメトルファンとキニジンの組み合わせを含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
鬱病を治療する方法であって、
デキストロメトルファンとキニジンの組み合わせを、それを必要とする患者に投与するステップを含み、
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約200mg/日を含み、
投与するキニジンの量が約10mg/日から約50mg/日未満を含む方法。
【請求項2】
投与するキニジンの量が約20mg/日から約45mg/日を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約60mg/日を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、アルカリ金属塩、すなわちリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アルカリ土類金属塩、すなわちカルシウム塩、マグネシウム塩、リジン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、コリン塩、ジエタノールアミン塩、エチレンジアミン塩、メグルミン塩、プロカイン塩、トリス塩、遊離酸の塩、遊離塩基の塩、無機塩、すなわち硫酸塩、塩酸塩、および臭化水素酸塩からなる群より選択される、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記キニジンが硫酸キニジンを含み、
前記デキストロメトルファンが臭化水素酸デキストロメトルファンを含み、
投与する硫酸キニジンの量が約30mg/日から60mg/日を含み、
投与する臭化水素酸デキストロメトルファンの量が約30mg/日から約60mg/日を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
デキストロメトルファンおよびキニジンは複合薬の形で投与され、
前記複合薬中のデキストロメトルファンとキニジンの重量比が約1:1.25以下である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
不安を治療する方法であって、
デキストロメトルファンとキニジンの組み合わせを、それを必要とする患者に投与するステップを含み、
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約200mg/日を含み、
投与するキニジンの量が約10mg/日から約50mg/日未満を含む方法。
【請求項9】
投与するキニジンの量が約20mg/日から約45mg/日を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約60mg/日を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、アルカリ金属塩、すなわちリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アルカリ土類金属塩、すなわちカルシウム塩、マグネシウム塩、リジン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、コリン塩、ジエタノールアミン塩、エチレンジアミン塩、メグルミン塩、プロカイン塩、トリス塩、遊離酸の塩、遊離塩基の塩、無機塩、すなわち硫酸塩、塩酸塩、および臭化水素酸塩からなる群より選択される、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
前記キニジンが硫酸キニジンを含み、
前記デキストロメトルファンが臭化水素酸デキストロメトルファンを含み、
投与する硫酸キニジンの量が約30mg/日から60mg/日を含み、
投与する臭化水素酸デキストロメトルファンの量が約30mg/日から約60mg/日を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
デキストロメトルファンおよびキニジンは複合薬の形で投与され、
前記複合薬中のデキストロメトルファンとキニジンの重量比が約1:1.25以下である、請求項8に記載の方法。
【請求項15】
神経変性疾患に伴う症状を治療する方法であって、
デキストロメトルファンとキニジンの組み合わせを、それを必要とする患者に投与するステップを含み、
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約200mg/日を含み、
投与するキニジンの量が約10mg/日から約50mg/日未満を含む方法。
【請求項16】
前記神経変性疾患が、アルツハイマー病である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記神経変性疾患が、認知症である、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記神経変性疾患が、多発性硬化症である、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記神経変性疾患が、筋萎縮性側索硬化症である、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記神経変性疾患が、パーキンソン病である、請求項15に記載の方法。
【請求項21】
前記神経変性疾患が、ハンチントン病である、請求項15に記載の方法。
【請求項22】
投与するキニジンの量が約20mg/日から約45mg/日を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項23】
投与するデキストロメトルファンの量が約20mg/日から約60mg/日を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項24】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項15に記載の方法。
【請求項25】
キニジンとデキストロメトルファンとの少なくとも一つが、アルカリ金属塩、すなわちリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アルカリ土類金属塩、すなわちカルシウム塩、マグネシウム塩、リジン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、コリン塩、ジエタノールアミン塩、エチレンジアミン塩、メグルミン塩、プロカイン塩、トリス塩、遊離酸の塩、遊離塩基の塩、無機塩、すなわち硫酸塩、塩酸塩、および臭化水素酸塩からなる群より選択される、薬剤として許容される塩の形になっている、請求項15に記載の方法。
【請求項26】
前記キニジンが硫酸キニジンを含み、
前記デキストロメトルファンが臭化水素酸デキストロメトルファンを含み、
投与する硫酸キニジンの量が約30mg/日から60mg/日を含み、
投与する臭化水素酸デキストロメトルファンの量が約30mg/日から約60mg/日を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項27】
デキストロメトルファンおよびキニジンは複合薬の形で投与され、
前記複合薬中のデキストロメトルファンとキニジンの重量比が約1:1.25以下である、請求項15に記載の方法。

【図1】
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【公表番号】特表2009−525343(P2009−525343A)
【公表日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−553376(P2008−553376)
【出願日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際出願番号】PCT/US2007/002931
【国際公開番号】WO2007/092329
【国際公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【出願人】(500539033)アバニール・ファーマシューティカルズ (15)
【Fターム(参考)】