説明

鳩目連結縫い合せ道具

【課題】近年テレビ・新聞等で被災後の現場を見てその応急処置で多くのシートが使用されてゐるがその扱いが非常に不適正なもので、その用を成していなく、多くの努力が徒労となり被災者の苦労が報われてない事が多く、見るに忍びなく心を痛めています。
【解決手段】そこでこれらの課題を克服するためシートに張力がかからず且つ連結が完全に出来る方法を考えました。それは鳩目ピンを使用しロープとシートを縫い合わせる様な方法で、シートにかかる張力を、鳩目ピンとロープの作用〔鳩目ピンとロープの滑りを利用。〕によりロープに転換しシートの破裂を防ぐと同時に重ねたシートを密着させる事も出来るものである。これは使用する皆様に喜ばれる事と期待します。この方法が各方面に利用されて多くの人々、又社会に役立つ事を切望します。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は鳩目の装着されたシート等を簡単且つ強力に連結するものである。
【技術背景】
【0002】
従来の使用方法は個別に鳩目部分を〔図1(A)〕引張ったり平列〔図1(B)〕に繋いで引張る方法で使用した、ため鳩目とシートの間が破裂したり、シート自体が破れたりして、複数のシートを繋いだり、強風の時には使用不可能であった。
【発明開示】

【発明が解決しようとする問題】
【0003】
前述の弱点を鳩目やシート等を補強する事なく、従来の鳩目やシート等をそのまま使用して完全且つ早急に設置する事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで上記の課題を解決するために、シート等の大きさを扱いやすいものに統一、又鳩目の間隔も一定に統一規格化し、鳩目の装着された制品をすべて強化連結することを可能にする。
又この作業を早急且つ完全に施行するために特殊な形をしたピン〔図4〕(鳩目ピンと呼ぶ)とロープを使用して〔図2、(A)(B)〕図の様な方法で縫い合わせて、鳩目やシート等に負担をかけない仕掛けになっている.
この時に使用する道具〔図5.6〕が作業をスムーズにするものである。この道具はロープ・ピッターと呼ぶ。
【発明の効果】
【0005】
これにより従来の弱点が解消され、シート等鳩目の装着された製品が世間に飛躍的に有効且つ広範囲に使用されることと確信します。
又、鳩目ピンとロープ・ピッターによって作業が早急に捗るものと思います。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の実施形態を〔図2、(A)(B)、図3〕に示す.
この方法によると〔図2(A)〕に示す様にロープを両方に引張っても鳩目ピンの作用により張力は鳩目を圧迫するだけでシートには張りは感じさせない。
鳩目ピンは表面の滑らかな普通のプラスチックでよい.又ロープ・ピッターも強い力が加わらないのでプラスチックで充分である。その他ロープの材質・鳩目の大きさも重要。
【実施形態の効果】
【0007】
鳩目ピンは中央部を凹ましているため脱落が防止出来る、又〔図4、(A)▲イ▼〕は糸を通す穴、で鳩目に装着用。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】従来の使用図(A)単一使用例、(B)複数使用例
【図2】申請した図(A)横から見たもの、(B)上から見たもの
【図3】申請した全体図
【図4】申請した鳩目ピン 装着された時の各面図(A)(B)(C)(D)
【図5】申請したロープ・ピッターの図.(A)ロープを引き出すときの図(B)横と縦の図(C)ロープを押し込むときの図.
【図6】ロープ・ピッターの全体図.

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鳩目を装着してあるシート・テント・ネット等を連結する方法、従来の方法と異り縫い合せ方法。
【請求項2】
上記の方法を操作するために使用する部品と道具.

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−285983(P2008−285983A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−166950(P2007−166950)
【出願日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【出願人】(507212366)
【Fターム(参考)】