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鼻腔投与容器
説明

鼻腔投与容器

【課題】薬液を左右の鼻腔に簡単に投与することができる鼻腔投与容器を得る。
【解決手段】鼻腔投与容器100は、バレル10、プランジャー20、ストッパー部材30、およびロック部材40を備える。ストッパー部材30は、プランジャー20が前進移動する際、フランジ部14に対向し、フランジ部14に当接するように配置される第1状態と、プランジャー20が前進移動する際、フランジ部14に対向せず、バレル10の内部10sにプランジャー20とともに入り込むように配置される第2状態と、をそれぞれ選択的に形成する。ロック部材40は、ストッパー部材30から離間するように配置される第3状態と、第2状態を形成しているストッパー部材30に係合可能なようにストッパー部材30寄りに配置される第4状態と、をそれぞれ選択的に形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬液を鼻腔に投与するための鼻腔投与容器に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2001−137344号公報(特許文献1)に開示されるように、鼻腔投与容器は、左右の鼻腔に薬液を投与するために使用される。鼻腔投与容器が使用される際には、まず、鼻腔投与容器が一方の鼻腔に挿入される。この状態で、一方の鼻腔に所定の量の薬液が投与される。次に、鼻腔投与容器が他方の鼻腔に挿入される。この状態で、他方の鼻腔に残りの薬液が投与される。
【0003】
鼻腔投与容器としては、薬液を左右の鼻腔に投与する場合に、簡単且つ適切に所定の量(たとえば半分ずつ)の薬液を各鼻腔に投与することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−137344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、より簡単且つ適切に、薬液を左右の鼻腔に投与することができる鼻腔投与容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に基づく鼻腔投与容器は、先端および基端を含む筒状に形成され、上記基端側に当接部が設けられるとともに、上記当接部の内側に開口部が設けられたバレルと、上記開口部を通して上記バレルの内部に一端側から差し込まれ、上記バレルの上記内部において進退移動可能なプランジャーと、上記プランジャーの他端側に設けられ、上記プランジャーとともに進退移動するストッパー部材と、上記ストッパー部材よりも上記プランジャーの上記一端側に設けられ、上記プランジャーとともに進退移動するロック部材と、を備え、上記ストッパー部材は、上記プランジャーが前進移動する際、上記当接部に対向し、上記当接部に当接するように配置される第1状態と、上記プランジャーが前進移動する際、上記当接部に対向せず、上記バレルの上記内部に上記プランジャーとともに入り込むように配置される第2状態と、をそれぞれ選択的に形成し、上記ロック部材は、上記ストッパー部材から離間するように配置される第3状態と、上記第2状態を形成している上記ストッパー部材に係合可能なように上記ストッパー部材寄りに配置される第4状態と、をそれぞれ選択的に形成し、第1投与のために上記プランジャーが上記バレルの内部に向かって押し込まれるにつれて、上記第1状態を形成している上記ストッパー部材は、上記当接部に接近し、上記第3状態を形成している上記ロック部材は、上記開口部を形成する上記バレルの内周面に接近し、上記ストッパー部材が上記当接部に当接することによって上記プランジャーの移動が停止するとともに上記第1投与が完了し、上記ロック部材が上記内周面に押圧されることによって、上記ロック部材は上記ストッパー部材に接近するとともに上記第3状態から上記第4状態へと遷移し、第2投与のために上記第1状態から上記第2状態へと上記ストッパー部材が遷移されることによって上記ストッパー部材と上記当接部との相互の当接状態が解除され、上記ロック部材が上記ストッパー部材に係合することによって、上記ストッパー部材の上記第2状態が保持され、上記プランジャーは、上記ストッパー部材の上記第2状態が保持されている状態で、上記第2投与のために上記バレルの内部に向かってさらに押し込まれる。
【0007】
好ましくは、上記ストッパー部材は、上記プランジャーに対向する第1板ばね部を含み、上記第1板ばね部が上記プランジャーを押圧することによって、上記ストッパー部材は、上記第1状態から上記第2状態に遷移することが抑制される。
【0008】
好ましくは、上記ストッパー部材は、上記プランジャーに接続された部分を中心として回動可能に構成される。
【0009】
好ましくは、上記ロック部材は、上記プランジャーに対向する第2板ばね部を含み、上記第2板ばね部が上記プランジャーを押圧することによって、上記ロック部材は、上記第3状態から上記第4状態に遷移することが抑制される。
【0010】
好ましくは、上記プランジャーの上記他端側には押圧部が設けられ、上記押圧部の表面には突起部が設けられ、上記突起部が上記ストッパー部材に接触することによって、上記ストッパー部材は、上記第1状態から上記第2状態に遷移することが抑制される。
【0011】
好ましくは、上記ストッパー部材および上記プランジャーは、互いに一体成型されている。
【0012】
好ましくは、上記ロック部材および上記プランジャーは、互いに別体成形されている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、より簡単且つ適切に、薬液を左右の鼻腔に投与することができる鼻腔投与容器を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施の形態における鼻腔投与容器を示す第1断面図(側面図)である。
【図2】図1中の矢印II方向からの矢視図であり、実施の形態における鼻腔投与容器を示す第2断面図(正面図)である。
【図3】実施の形態における鼻腔投与容器に用いられるプランジャーおよびストッパー部材を示す第1側面図である。
【図4】図3中におけるIV−IV線に沿った矢視断面図である。
【図5】実施の形態における鼻腔投与容器に用いられるプランジャーおよびストッパー部材を示す第2側面図である。
【図6】図5中におけるVI−VI線に沿った矢視断面図である。
【図7】実施の形態における鼻腔投与容器に用いられるプランジャーおよびストッパー部材を示す第3側面図である。
【図8】図7中におけるVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。
【図9】実施の形態における鼻腔投与容器に用いられるプランジャーにロック部材が取り付けられる際の様子を示す側面図である。
【図10】実施の形態における鼻腔投与容器に用いられるプランジャーにロック部材が取り付けられる際の様子を示す正面図である。
【図11】実施の形態における鼻腔投与容器の初期状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図12】実施の形態における鼻腔投与容器の初期状態を示す第2断面図(正面図)である。
【図13】実施の形態における鼻腔投与容器の吸引完了時の状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図14】実施の形態における鼻腔投与容器の吸引完了時の状態を示す第2断面図(正面図)である。
【図15】実施の形態における鼻腔投与容器のプライミング(完了)時の状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図16】実施の形態における鼻腔投与容器のプライミング(完了)時の状態を示す第2断面図(正面図)である。
【図17】実施の形態における鼻腔投与容器の第1投与(完了)時の状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図18】実施の形態における鼻腔投与容器の第1投与(完了)時の状態を示す第2断面図(正面図)である。
【図19】実施の形態における鼻腔投与容器の第2投与準備(完了)時の状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図20】実施の形態における鼻腔投与容器の第2投与準備(完了)時の状態を示す第2断面図(正面図)である。
【図21】実施の形態における鼻腔投与容器の第2投与(完了)時の状態を示す第1断面図(側面図)である。
【図22】実施の形態における鼻腔投与容器の第2投与(完了)時の状態を示す第2断面図(正面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明に基づいた実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
【0016】
図1および図2を参照して、実施の形態における鼻腔投与容器100について説明する。図1は、鼻腔投与容器100を示す第1断面図である。図1中において、バレル10、ガスケット27、および噴霧ノズル18は、断面図として図示される。図1中において、プランジャー20、ストッパー部材30、およびロック部材40等は、側面図として図示される。これらについては、後述する図11,図13,図15,図17,図19,図21においても同様である。
【0017】
図2は、図1中の矢印II方向からの矢視図であり、鼻腔投与容器100を示す第2断面図である。図2中において、バレル10、ガスケット27、および噴霧ノズル18は、断面図として図示される。図2中において、プランジャー20、ストッパー部材30、およびロック部材40等は、正面図として図示される。これらについては、後述する図12,図14,図16,図18,図20,図22においても同様である。
【0018】
図1および図2に示すように、鼻腔投与容器100は、バレル10、プランジャー20、ストッパー部材30、およびロック部材40を備える。
【0019】
(バレル10)
バレル10は、略筒状に形成される。バレル10は、先端10aおよび基端10bを含む。先端10a側には、開口部11が設けられる。基端10b側には、開口部12が設けられる。開口部11および開口部12は、バレル10の内部10sを通して互いに連通している。バレル10の内部10sに、薬液が貯留される。バレル10の先端10a側には、噴出口19を有する噴霧ノズル18が設けられる(矢印AR18参照)。
【0020】
基端10b側には、外方に向かって環状に突出するフランジ部14(当接部)が設けられる。本発明における当接部としては、基端10bは外方に向かってフランジ状に突出していなくてもよい。フランジ部14の内側に、開口部12が設けられる。開口部12を形成するバレル10の内周面13は、基端10b側から先端10a側に向かうにつれ、内径が徐々に小さくなるようにテーパー状に形成される。
【0021】
(プランジャー20)
図3は、プランジャー20およびストッパー部材30を示す第1側面図である。図3においては、プランジャー20からロック部材40(図示せず)が取り外された状態が示されている。詳細は後述されるが、ロック部材40(図1および図2参照)は、プランジャー20に取り付けられる。
【0022】
図3に示すように、プランジャー20は、一端20aおよび他端20bを有する。プランジャー20は、一端20a側から他端20b側に向かって延びる略棒状に形成される。プランジャー20の一端20aには、ガスケット27が取り付けられる。
【0023】
プランジャー20は、プランジャー20の一端20a側から、バレル10(図1,図2参照)の開口部12を通してバレル10の内部10sにガスケット27とともに差し込まれる。プランジャー20およびガスケット27は、バレル10の内部10sにおいて、矢印AR方向(図1,図2参照)に進退移動することができる。
【0024】
プランジャー20の他端20bには、円板状の押圧部26が設けられる。押圧部26には、押圧部26の表面26sから凹むように三日月状の凹部29が設けられる。押圧部26の表面26s(凹部29の近傍)には、半球状の微小突起28(突起部)が設けられる。微小突起28および凹部29の各々の機能の詳細については後述する。
【0025】
プランジャー20は、板状に形成された4つのリブ片21を有する。4つのリブ片21は、プランジャー20の一端20a側から押圧部26に向かって延在する。4つのリブ片21は、90°の間隔を空けて並んでいる。
【0026】
4つのうちの1つのリブ片21には、第1切欠部24および第2切欠部25が設けられる。第1切欠部24は、略L字状に形成される。第1切欠部24は、リブ片21の端面からプランジャー20の長手方向に対して直交する方向に延在するとともに、延在方向の先端から折れ曲がって他端20b側に垂れ下がるように設けられる。
【0027】
第2切欠部25は、第1切欠部24よりもプランジャー20の他端20b寄りに設けられる。第2切欠部25は、リブ片21の端面から、プランジャー20の長手方向に対して直交する方向に延在するように設けられる。詳細は後述されるが、第1切欠部24および第2切欠部25を利用して、ロック部材40がプランジャー20に取り付けられる。
【0028】
プランジャー20には、第1突起部22および第2突起部23も設けられる(図1〜図3参照)。第2突起部23は、第1突起部22よりもプランジャー20の他端20b寄りに位置する。第1突起部22および第2突起部23の各々は、プランジャー20の長手方向に対して直交する方向に突出するように設けられる。第1突起部22および第2突起部23の各々は、4つのうちの3つのリブ片21を跨ぐように、半円形状に形成される。
【0029】
詳細は図15および図16を参照して後述されるが、第1突起部22は、鼻腔投与容器100に対してプライミング動作が実施される際にいわゆるストッパーとして利用される。また、第1突起部22は、鼻腔投与容器100に対して第1投与が開始される際に、プランジャー20への押圧力を向上させるためにも利用される。
【0030】
詳細は図17および図18を参照して後述されるが、第2突起部23は、鼻腔投与容器100に対して第2回目の投与が開始される際に、プランジャー20への押圧力を向上させるために利用される。
【0031】
(ストッパー部材30)
図4は、図3中におけるIV−IV線に沿った矢視断面図である。図3および図4を参照して、ストッパー部材30は、プランジャー20の他端20b側に設けられる。ストッパー部材30は、プランジャー20とともに、バレル10に対して(図1,図2中における矢印AR方向に)進退移動する。
【0032】
具体的には、ストッパー部材30は、本体部31、板ばね部32、切欠部33、係合部34、接続部36、および後端面38を含む。本実施の形態においては、ストッパー部材30およびプランジャー20は、互いに一体成型されている。ストッパー部材30およびプランジャー20は、互いに別体成形された後に、接着などによって互いに一体化されてもよい。
【0033】
本体部31は、半円弧状(図4参照)に湾曲するように形成された板状の部材から構成される。係合部34は、本体部31の上方側(プランジャー20の一端20a寄り)の端部に形成される。詳細は後述されるが、係合部34は、ロック部材40(図1,図2参照)の係合部47と互いに係合することができる。
【0034】
本体部31の略中央部を貫通するように、U字状の切欠部33が設けられる。切欠部33の内側に、板ばね部32(第1板ばね部)が形成される。板ばね部32は、本体部31から突出するように延在するとともに、プランジャー20に対向するように配置される。板ばね部32は、プランジャー20によって押圧された場合、本体部31の内側に収容されるように弾性変形する。
【0035】
本体部31の側方の端部に、接続部36が形成される。ストッパー部材30およびプランジャー20は、接続部36を挟んで互いに接続される。本体部31は、接続部36(プランジャー20に接続された部分)を中心として、リブ片21に接近する方向、および、リブ片21から遠ざかる方向にそれぞれ回動することができる(図4中の矢印AR30参照)。
【0036】
図5は、プランジャー20およびストッパー部材30を示す第2側面図である。図6は、図5中におけるVI−VI線に沿った矢視断面図である。図5および図6においては、ストッパー部材30が、接続部36を中心として、リブ片21寄りに回動している様子が示されている。板ばね部32は、リブ片21に当接している。
【0037】
図7は、プランジャー20およびストッパー部材30を示す第3側面図である。図8は、図7中におけるVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。図7および図8においては、ストッパー部材30が、接続部36を中心として、リブ片21寄りにさらに回動している様子が示されている。板ばね部32(図示せず)は、本体部31(切欠部33)の内側に収容されている。
【0038】
図3〜図8に示すように、ストッパー部材30が回動することによって、ストッパー部材30は、第1状態および第2状態をそれぞれ選択的(択一的)に形成する。以下、第1状態および第2状態について具体的に説明する。
【0039】
(第1状態)
第1状態においては、ストッパー部材30は、プランジャー20のリブ片21からは離間するように配置される(たとえば図3〜図6に示す状態)。詳細は後述されるが、薬液の投与または投与の準備のために、プランジャー20はバレル10の内部に入り込むように前進移動する。プランジャー20が前進移動することによってプランジャー20がバレル10(図1,図2参照)の内部に入り込む際、第1状態においては、ストッパー部材30とフランジ部14とは互いに対向している。ストッパー部材30は、フランジ部14に当接するように配置される。
【0040】
(第2状態)
一方、第2状態においては、ストッパー部材30は、プランジャー20のリブ片21に沿うように配置される(たとえば図7および図8に示す状態)。プランジャー20が前進移動することによってプランジャー20がバレル10(図1,図2参照)の内部に入り込む際、第2状態においては、ストッパー部材30とフランジ部14とは互いに対向していない。ストッパー部材30は、プランジャー20とともに、バレル10の内部10sに入り込むように配置される。
【0041】
(板ばね部32の機能)
ストッパー部材30(本体部31)が回動する際、板ばね部32は、本体部31よりも先にプランジャー20に接触する(図6参照)。板ばね部32は、ストッパー部材30(本体部31)が回動する際、本体部31をリブ片21から遠ざけるように作用する。ストッパー部材30の回動に対して板ばね部32がプランジャー20のリブ片21を押圧することによって、ストッパー部材30は、第1状態(図5,図6に示す状態)から第2状態(図7,図8に示す状態)に遷移することが抑制(妨害)されている。
【0042】
ストッパー部材30が第2状態に遷移した際には、板ばね部32は、本体部31の内部に収容されるように弾性変形している。詳細は後述されるが、ストッパー部材30が第2状態を形成した状態は、ストッパー部材30の係合部34とロック部材40の係合部47との相互の係合によって保持される。
【0043】
(微小突起28および凹部29の機能)
本実施の形態においては、本体部31の後端面38と押圧部26の表面26sとが略同一平面上に位置している。上述のとおり、押圧部26には、凹部29が設けられる。凹部29が設けられる領域内においては、ストッパー部材30は押圧部26に接触せずに回動する。
【0044】
上述のとおり、押圧部26の表面26s上における凹部29の近傍に、微小突起28が設けられる。ストッパー部材30(本体部31)が凹部29側からリブ片21寄りに回動する際、本体部31の後端面38は、微小突起28に摺接する。微小突起28は、ストッパー部材30(本体部31)が凹部29側からリブ片21寄りに回動する際、抵抗として作用する。微小突起28によっても、ストッパー部材30は、第1状態(図3,図4に示す状態)から第2状態(図7,図8に示す状態)に遷移することが抑制されている。
【0045】
(ロック部材40)
図9は、プランジャー20にロック部材40が取り付けられる際の様子を示す側面図である。図10は、プランジャー20にロック部材40が取り付けられる際の様子を示す正面図である。
【0046】
図9および図10を参照して、ロック部材40は、ストッパー部材30よりもプランジャー20の一端20a側に設けられる。ストッパー部材30と同様に、ロック部材40も、プランジャー20とともにバレル10に対して(図1,図2中における矢印AR方向に)進退移動する。
【0047】
具体的には、ロック部材40は、右腕部41、左腕部42(図10参照)、突起部43、第1取付軸44、第2取付軸45、板ばね部46、および係合部47を含む。本実施の形態においては、プランジャー20およびロック部材40は、互いに別体成形される。
【0048】
右腕部41および左腕部42の各々は、略棒状に形成される。右腕部41および左腕部42は、互いに間隔を空けて平行に並んで設けられる。右腕部41の上端と左腕部42の上端との間を接続するように、円柱状の第1取付軸44が設けられる。右腕部41の下方と左腕部42の下方との間を接続するように、円柱状の第2取付軸45が設けられる。
【0049】
板ばね部46(第2板ばね部)は、右腕部41および左腕部42から遠ざかる方向に延在している。板ばね部46は、右腕部41および左腕部42の各々の下方を基点として、外方に向かって斜めに突出するように設けられる。板ばね部46の延在方向の先端部(板ばね部46の下端部)に、係合部47が設けられる。上述のとおり、係合部47は、ストッパー部材30の本体部31に設けられた係合部34と互いに係合することができる。
【0050】
突起部43は、板ばね部46の表面に設けられる。詳細は図17および図18を参照して後述されるが、突起部43は、鼻腔投与容器100に対して第2回目の投与が開始される際に、プランジャー20への押圧力を向上させるために利用される。
【0051】
ロック部材40がプランジャー20に取り付けられる際には、まず、ロック部材40の第1取付軸44がプランジャー20の第1切欠部24に嵌め込まれる(矢印AR44参照)。この際、右腕部41および左腕部42は、1つのリブ片21を挟んで対向するように配置される。第1取付軸44は、第1切欠部24内をプランジャー20に対して直交する方向に嵌め込まれ、その後、プランジャー20の他端20b側に向かって落とし込まれる。
【0052】
次に、ロック部材40の第2取付軸45がプランジャー20の第2切欠部25に嵌め込まれる(矢印AR45参照)。第2取付軸45と第2切欠部25とは互いに嵌合する。当該嵌合によって、ロック部材40はプランジャー20に対して固定される(図1,図2参照)。ロック部材40は、プランジャー20と予め一体化されるように成形されてもよい。
【0053】
図1および図2を再び参照して、ロック部材40がプランジャー20に固定された状態では、右腕部41および左腕部42(図2参照)は、リブ片21に寄り添うように配置されている。板ばね部46は、リブ片21(プランジャー20)から遠ざかるように斜めに起立している。上述のとおり、ロック部材40も、プランジャー20とともにバレル10に対して(矢印AR方向に)進退移動する。
【0054】
薬液の投与または投与の準備のために、プランジャー20はバレル10の内部に入り込むように前進移動する。プランジャー20が前進移動することによってプランジャー20がバレル10の内部に入り込む際、板ばね部46の表面は、開口部12を形成するバレル10の内周面13に接近する。プランジャー20がさらに前進移動することによって、板ばね部46の表面は、内周面13に当接する。
【0055】
プランジャー20がさらに前進移動することによって、板ばね部46の表面は、内周面13によって押圧される。ロック部材40においては、右腕部41、左腕部42、および板ばね部46が、弾性的に変形する。右腕部41、左腕部42、および板ばね部46が弾性的に変形することによって、ロック部材40は、第3状態および第4状態をそれぞれ選択的(択一的)に形成する。以下、第3状態および第4状態について具体的に説明する。
【0056】
(第3状態)
第3状態においては、ロック部材40(板ばね部46)は、ストッパー部材30から離間するように配置される(たとえば図1,図2に示す状態)。具体的には、ロック部材40の板ばね部46は、バレル10の内部10sに入り込んでいない。板ばね部46の表面は、バレル10の内周面13によって押圧されていない。板ばね部46は、プランジャー20(リブ片21)から遠ざかるように斜めに起立している。
【0057】
(第4状態)
一方、第4状態においては、ロック部材40(係合部47)は、ストッパー部材30に係合可能なようにストッパー部材30寄りに配置される。具体的には、ロック部材40の板ばね部46は、バレル10の内部10sに入り込んでいる。ロック部材40は、板ばね部46がバレル10の内周面13によって押圧されることによって全体として弾性変形している。ロック部材40の係合部47は、第2状態を形成しているストッパー部材30(図7,図8参照)に係合可能なように、ストッパー部材30寄りに配置される(詳細は図17,図18を参照して後述する)。
【0058】
(板ばね部46の機能)
上述のとおり、板ばね部46は、右腕部41および左腕部42から遠ざかる方向に延在している。板ばね部46は、右腕部41および左腕部42の各々の下方を基点として、外方に向かって斜めに突出するように設けられる。
【0059】
ロック部材40が第3状態から第4状態に遷移しようとするとき(詳細は後述する)、板ばね部46はプランジャー20を押圧する。板ばね部46は、ロック部材40が第3状態から第4状態に遷移することを抑制している。
【0060】
(鼻腔投与容器100の動作)
図11〜図22を参照して、以上のように構成される鼻腔投与容器100の動作について説明する。
【0061】
(初期状態S1)
図11は、鼻腔投与容器100の初期状態S1を示す第1断面図(側面図)である。図12は、鼻腔投与容器100の初期状態S1を示す第2断面図(正面図)である。
【0062】
図11および図12に示すように、鼻腔投与容器100が組み立てられることによって、鼻腔投与容器100の初期状態S1が得られる。初期状態S1においては、プランジャー20はバレル10に対して深く差し込まれている。
【0063】
初期状態においては、ストッパー部材30は、プランジャー20に寄り沿うように配置されている。ストッパー部材30は、第2状態を形成している。ロック部材40は、全体として弾性変形している。ロック部材40は、第4状態を形成している。ロック部材40の係合部47とストッパー部材30の係合部34とは互いに係合している。
【0064】
バレル10の先端10aには、薬液を貯留した容器(図示せず)が嵌め込まれる。鼻腔投与容器100の内部10sに薬液(図13,図14における薬液LQを参照)を入れるために、プランジャー20は、バレル10に対して矢印DR1方向に引き抜かれる。プランジャー20の動作に合わせて、ガスケット27も矢印DR1方向に移動する。
【0065】
(吸引完了時の状態S2)
図13は、鼻腔投与容器100の吸引完了時の状態S2を示す第1断面図(側面図)である。図14は、鼻腔投与容器100の吸引完了時の状態S2を示す第2断面図(正面図)である。
【0066】
プランジャー20は、バレル10に対して矢印DR2方向に引き抜かれる。薬液LQは、開口部11を通して、バレル10の内部10sに向かって吸引される。プランジャー20の後退移動に合わせて、ストッパー部材30およびロック部材40もバレル10に対して矢印DR2方向に後退移動する。
【0067】
図13および図14に示すように、ロック部材40が後退移動することによって、ロック部材40と内周面13との相互の当接状態は解除される。ロック部材40は、内周面13によって押圧されなくなり、矢印DR2a方向に変形する。ロック部材40は、弾性変形していない状態に復帰する。ロック部材40は、第4状態から第3状態へと遷移する。ロック部材40の係合部47は、ストッパー部材30から離間するように配置される。
【0068】
係合部34と係合部47との相互の係合状態は、ロック部材40の変形によって解除される。ストッパー部材30の板ばね部32は、プランジャー20のリブ片21を押圧する。ストッパー部材30は、プランジャー20から遠ざかる方向に回動する(矢印DR2b参照)。ストッパー部材30は、第2状態から第1状態に遷移する。ストッパー部材30は、プランジャー20のリブ片21からは離間するように配置される。
【0069】
以上のようにして、薬液LQの吸引が完了する。ここで、薬液LQがバレル10の内部10sに吸引される際、バレル10の内部10sには、空気SSも入り込むことがある(図13,図14に示す状態)。
【0070】
(プライミング時の状態S3)
図15は、鼻腔投与容器100のプライミング(完了)時の状態S3を示す第1断面図(側面図)である。図16は、鼻腔投与容器100のプライミング(完了)時の状態S3を示す第2断面図(正面図)である。
【0071】
図15および図16を参照して、鼻腔に投与されるべき薬液LQの量を所定の値に規定することと、(必要に応じて)バレル10の内部10sに入り込んだ空気SSを抜くこととを目的として、プライミングという動作(プライミング動作)が実施される。
【0072】
具体的には、プランジャー20がバレル10の内部に押し込まれる(矢印DR3参照)。プランジャー20の動作に合わせて、ガスケット27も矢印DR3方向に移動する。空気SSは、バレル10の内部10sから徐々に排出される。プランジャー20に設けられた第1突起部22は、バレル10の内周面13に徐々に接近する。
【0073】
図15および図16に示すように、第1突起部22が内周面13に当接することによって、プランジャー20の前進移動は停止する(図15および図16に示す状態)。バレル10の内部10sに混入していた空気は、バレル10の外部に排出される。プライミング動作が完了する。鼻腔に投与されるべき薬液LQの量は、所定の値に規定される。
【0074】
プランジャー20の前進移動が停止する際、板ばね部46の表面とバレル10の内周面13とは、相互に当接していてもよく、相互に離間していてもよい。ストッパー部材30は、引続き第1状態を形成している。ロック部材40は、引続き第3状態を形成している。
【0075】
(第1投与時の状態S4)
図17は、鼻腔投与容器100の第1投与(完了)時の状態S4を示す第1断面図(側面図)である。図18は、鼻腔投与容器100の第1投与(完了)時の状態S4を示す第2断面図(正面図)である。
【0076】
図17および図18を参照して、鼻腔に投与されるべき薬液LQの量が所定の値に規定された後、バレル10の先端10aに設けられた噴霧ノズル18(図1参照)が一方の鼻腔の中に配置される。この状態で、押圧部26を利用して、プランジャー20は第1投与のためにバレル10の内部に強く押し込まれる(矢印DR4参照)。プランジャー20の動作に合わせて、ガスケット27は、バレル10の内部に入り込む。薬液LQは、噴霧ノズル18から噴出された後、鼻腔の中に投与される。
【0077】
プランジャー20が第1投与のために前進移動を開始する時点において、プランジャー20の第1突起部22とバレル10の内周面13との相互の当接状態が解除される。プランジャー20に第1突起部22が設けられていることによって、第1突起部22と内周面13とが所定以上の押圧力まで係合する。薬液LQは、噴霧開始時から高圧で鼻腔内に安定して噴霧されることが可能となる。
【0078】
プランジャー20がバレル10の内部に押し込まれる際、第1状態を形成しているストッパー部材30および第3状態を形成しているロック部材40も、矢印DR4方向に移動する。第1状態を形成しているストッパー部材30は、フランジ部14に徐々に接近する。第3状態を形成しているロック部材40は、開口部12を形成しているバレル10の内周面13に徐々に接近する。その後、ロック部材40はバレル10の内部10sに徐々に入り込む。
【0079】
ロック部材40は、バレル10の内部10sに入り込む際、バレル10の内周面13に押圧される。ロック部材40は、右腕部41、左腕部42および板ばね部46が略一直線上に配置されるように弾性変形しつつ、バレル10の内部10sに入り込む。ロック部材40は、第3状態から徐々に第4状態へと遷移する。
【0080】
ストッパー部材30の先端部がフランジ部14の下面(バレル10の基端10b)に当接することによって、プランジャー20の移動は停止する。この際、プランジャー20の第2突起部23およびロック部材40の突起部43も、バレル10の内周面13に当接するように構成されるとよい。以上のようにして、第1投与が完了する(図17および図18に示す状態)。プランジャー20のバレル10に対するストローク量が、第1回目の薬液LQの投与量を規定している。
【0081】
第1投与が完了した時点においては、ロック部材40は、第4状態を形成している。ロック部材40(係合部47)は、ストッパー部材30に係合可能なようにストッパー部材30寄りに配置される(図17および図18に示す状態)。
【0082】
(第2投与準備時の状態S5)
図19は、鼻腔投与容器100の第2投与準備(完了)時の状態S5を示す第1断面図(側面図)である。図20は、鼻腔投与容器100の第2投与準備(完了)時の状態S5を示す第2断面図(正面図)である。
【0083】
図19および図20を参照して、第1投与の完了後、ストッパー部材30は、鼻腔投与容器100の使用者等によって矢印DR5方向に回動される。ストッパー部材30は、第2投与の準備のために第1状態から徐々に第2状態へと遷移する。
【0084】
この際、ストッパー部材30の後端面38は、微小突起28を乗り越える(図19および図20に示す状態)。微小突起28によって、ストッパー部材30が意に反して回動してしまうこと(意に反して第1状態から第2状態へと遷移してしまうこと)は抑制されている。さらに、板ばね部32はリブ片21を押圧する。板ばね部32によっても、ストッパー部材30が意に反して回動してしまうこと(意に反して第1状態から第2状態へと遷移してしまうこと)は抑制されている。
【0085】
ストッパー部材30とフランジ部14との相互の当接状態が解除されることによって、ストッパー部材30は第2状態へと遷移する。ストッパー部材30は、プランジャー20のリブ片21に沿うように配置される。ストッパー部材30とフランジ部14とは互いに対向していない。ストッパー部材30は、プランジャー20とともに、バレル10の内部10sに入り込むように配置される。
【0086】
ストッパー部材30が第2状態を形成した後、ストッパー部材30の係合部34とロック部材40の係合部47とは互いに係合される(図19および図20に示す状態)。当該係合によって、プランジャー20が第2状態を形成していることは保持される。鼻腔投与容器100の使用者がストッパー部材30から手を離しても、ストッパー部材30は、プランジャー20のリブ片21に沿うように配置されたままとなる。
【0087】
(第2投与時の状態S6)
図21は、鼻腔投与容器100の第2投与(完了)時の状態S6を示す第1断面図(側面図)である。図22は、鼻腔投与容器100の第2投与準備(完了)時の状態S6を示す第2断面図(正面図)である。
【0088】
図21および図22を参照して、バレル10の先端10aに設けられた噴霧ノズル18(図1参照)が他方の鼻腔の中に配置される。この状態で、押圧部26を利用して、プランジャー20はバレル10の内部に強く押し込まれる(矢印DR6参照)。プランジャー20の動作に合わせて、ガスケット27は、バレル10の内部に入り込む。薬液LQは、噴霧ノズル18から噴出された後、鼻腔の中に投与される。
【0089】
プランジャー20が第2投与のために前進移動を開始する時点において、プランジャー20の第2突起部23とバレル10の内周面13との相互の当接状態が解除される。ロック部材40の突起部43とバレル10の内周面13との相互の当接状態も解除される。プランジャー20に第2突起部23が設けられていることによって、第2突起部23と内周面13とが所定以上の押圧力まで係合する。薬液LQは、噴霧開始時から高圧で鼻腔内に安定して噴霧されることが可能となる。ロック部材40の突起部43についても同様である。
【0090】
ガスケット27がバレル10の内周面に当接することによって、プランジャー20の移動は停止する。以上のようにして、第2投与が完了する。プランジャー20のバレル10に対するストローク量が、第2回目の薬液LQの投与量を規定している。鼻腔投与容器100は以上のように動作するとともに、鼻腔投与容器100による薬液LQの投与は以上のように実施される。
【0091】
(作用・効果)
鼻腔投与容器100においては、上述のとおり、第1状態および第2状態を選択的に形成するストッパー部材30と、第3状態および第4状態を選択的に形成するロック部材40とが、プランジャー20にそれぞれ設けられる。
【0092】
第1投与の際には、これらの動作によってプランジャー20が停止する。鼻腔投与容器100によれば、簡単且つ適切に、薬液を一方の鼻腔に投与することができる。ストッパー部材30およびロック部材40は、第1投与が完了して初めて、相互に係合することが可能となる。第2投与において投与されるべき薬液が、誤って第1投与時に投与されることは確実に防止されている。したがって鼻腔投与容器100によれば、簡単且つ適切に、薬液を他方の鼻腔に投与することもできる。
【0093】
また、ストッパー部材30が第1状態から第2状態に遷移することは、板ばね部32によって抑制されている上に、微小突起28によっても抑制されている。ロック部材40が第3状態から第4状態に遷移することも、板ばね部46によって抑制されている。これらの点においても、鼻腔投与容器100においては、第2投与において投与されるべき薬液が、誤って第1投与時に投与されることは確実に防止されている。
【0094】
以上、本発明に基づいた実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0095】
10 バレル、10a 先端、10b 基端、10s 内部、11,12 開口部、13 内周面、14 フランジ部(当接部)、18 噴霧ノズル、19 噴出口、20 プランジャー、20a 一端、20b 他端、21 リブ片、22 第1突起部、23 第2突起部、24 第1切欠部、25 第2切欠部、26 押圧部、26s 表面、27 ガスケット、28 微小突起(突起部)、29 凹部、30 ストッパー部材、31 本体部、32 板ばね部(第1板ばね部)、33 切欠部、34,47 係合部、36 接続部、38 後端面、40 ロック部材、41 右腕部、42 左腕部、43 突起部、44 第1取付軸、45 第2取付軸、46 板ばね部(第2板ばね部)、100 鼻腔投与容器、LQ 薬液、SS 空気。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端および基端を含む筒状に形成され、前記基端側に当接部が設けられるとともに、前記当接部の内側に開口部が設けられたバレルと、
前記開口部を通して前記バレルの内部に一端側から差し込まれ、前記バレルの前記内部において進退移動可能なプランジャーと、
前記プランジャーの他端側に設けられ、前記プランジャーとともに進退移動するストッパー部材と、
前記ストッパー部材よりも前記プランジャーの前記一端側に設けられ、前記プランジャーとともに進退移動するロック部材と、を備え、
前記ストッパー部材は、
前記プランジャーが前進移動する際、前記当接部に対向し、前記当接部に当接するように配置される第1状態と、
前記プランジャーが前進移動する際、前記当接部に対向せず、前記バレルの前記内部に前記プランジャーとともに入り込むように配置される第2状態と、をそれぞれ選択的に形成し、
前記ロック部材は、
前記ストッパー部材から離間するように配置される第3状態と、
前記第2状態を形成している前記ストッパー部材に係合可能なように前記ストッパー部材寄りに配置される第4状態と、をそれぞれ選択的に形成し、
第1投与のために前記プランジャーが前記バレルの内部に向かって押し込まれるにつれて、前記第1状態を形成している前記ストッパー部材は、前記当接部に接近し、前記第3状態を形成している前記ロック部材は、前記開口部を形成する前記バレルの内周面に接近し、
前記ストッパー部材が前記当接部に当接することによって前記プランジャーの移動が停止するとともに前記第1投与が完了し、前記ロック部材が前記内周面に押圧されることによって、前記ロック部材は前記ストッパー部材に接近するとともに前記第3状態から前記第4状態へと遷移し、
第2投与のために前記第1状態から前記第2状態へと前記ストッパー部材が遷移されることによって前記ストッパー部材と前記当接部との相互の当接状態が解除され、前記ロック部材が前記ストッパー部材に係合することによって、前記ストッパー部材の前記第2状態が保持され、
前記プランジャーは、前記ストッパー部材の前記第2状態が保持されている状態で、前記第2投与のために前記バレルの内部に向かってさらに押し込まれる、
鼻腔投与容器。
【請求項2】
前記ストッパー部材は、前記プランジャーに対向する第1板ばね部を含み、
前記第1板ばね部が前記プランジャーを押圧することによって、前記ストッパー部材は、前記第1状態から前記第2状態に遷移することが抑制される、
請求項1に記載の鼻腔投与容器。
【請求項3】
前記ストッパー部材は、前記プランジャーに接続された部分を中心として回動可能に構成される、
請求項1または2に記載の鼻腔投与容器。
【請求項4】
前記ロック部材は、前記プランジャーに対向する第2板ばね部を含み、
前記第2板ばね部が前記プランジャーを押圧することによって、前記ロック部材は、前記第3状態から前記第4状態に遷移することが抑制される、
請求項1から3のいずれかに記載の鼻腔投与容器。
【請求項5】
前記プランジャーの前記他端側には押圧部が設けられ、
前記押圧部の表面には突起部が設けられ、
前記突起部が前記ストッパー部材に接触することによって、前記ストッパー部材は、前記第1状態から前記第2状態に遷移することが抑制される、
請求項1から4のいずれかに記載の鼻腔投与容器。
【請求項6】
前記ストッパー部材および前記プランジャーは、互いに一体成型されている、
請求項1から5のいずれかに記載の鼻腔投与容器。
【請求項7】
前記ロック部材および前記プランジャーは、互いに別体成形されている、
請求項1から6のいずれかに記載の鼻腔投与容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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