説明

(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸およびその塩の調製のためのプロセス

本発明は、S1P1レセプター関連障害(例えば、リンパ球によって媒介される疾患および障害、移植片拒絶、自己免疫疾患および障害、炎症性疾患および障害(例えば、急性および慢性の炎症状態)、癌、ならびに血管完全性の根底にある欠陥によって特徴付けられる状態かまたは病的であり得るような(例えば、炎症、腫瘍発生およびアテローム性動脈硬化症において起こり得るような)脈管形成と関連する状態)の処置において有用である、S1P1レセプター調節因子である、式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸およびその塩の調製において有用なプロセスおよび中間体に関する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩:
【化102】

を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、
a)式(IIk)の化合物:
【化103】

であって、ここでRは、C−Cアルキルである化合物を、リパーゼおよび加水分解工程の溶媒の存在下で加水分解して、該式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸を形成する工程;および
b)該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸(式(Ia))と、L−アルギニンもしくはその塩とを、接触工程の溶媒およびHOの存在下で接触させて、該式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩を形成する工程
を包含する、プロセス。
【請求項2】
は、エチルである、請求項1に記載のプロセス。
【請求項3】
前記リパーゼは、固定化されたCandida antarctica リパーゼBである、請求項1または2に記載のプロセス。
【請求項4】
前記加水分解工程の溶媒は、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、テトラヒドロフラン(THF)、もしくはアセトニトリルを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項5】
前記加水分解工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項6】
前記式(IIk)の化合物は、
【化104】

であり、前記リパーゼは、固定化されたCandida antarctica リパーゼBであり;そして
前記加水分解工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、請求項1に記載のプロセス。
【請求項7】
前記工程a)における加水分解する工程は、pH約7.6〜約8.0のリン酸緩衝液の存在下で行われる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項8】
前記リン酸緩衝液は、リン酸カリウム緩衝液である、請求項7に記載のプロセス。
【請求項9】
前記工程a)における加水分解する工程は、約30℃〜約55℃の温度で行われる、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項10】
前記工程a)における加水分解する工程は、前記(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸を単離する工程をさらに包含し、ここで、該単離する工程の後、該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸は、約95%以上のエナンチオマー過剰を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項11】
前記接触工程の溶媒は、イソプロピルアルコールを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項12】
前記(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩を単離する工程をさらに含み、ここで、該単離する工程の後、該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩は、HPLCによって決定される場合に、約95%以上の純度を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項13】
前記(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩を単離する工程をさらに包含し、ここで、該単離する工程の後、該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩は、約95%以上のエナンチオマー過剰を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項14】
前記(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩を単離する工程をさらに包含し、ここで、該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩は、結晶性形態である、請求項1〜13のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項15】
前記結晶性形態は、図5に実質的に示される粉末X線回折(PXRD)パターン、図6に実質的に示される示差走査熱量測定(DSC)トレース、図7に実質的に示される熱重量分析(TGA)プロフィール、もしくは図8に実質的に示される動的水蒸気吸着(DVS)プロフィールを有する。請求項14に記載のプロセス。
【請求項16】
請求項1〜15のいずれか1項に従って調製される、(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩。
【請求項17】
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩および薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物であって、ここで該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩は、請求項1〜15のいずれか1項に従って調製される、薬学的組成物。
【請求項18】
薬学的組成物を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩および薬学的に受容可能なキャリアを混合する工程を包含し、ここで該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩は、請求項1〜15のいずれか1項に従って調製される、プロセス。
【請求項19】
個体におけるS1P1レセプター関連障害を処置するための方法であって、該方法は、それを必要とする該個体に、治療上有効な量の、請求項16に記載の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩、もしくは請求項17に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項20】
医薬の製造における、請求項16に記載の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩の使用。
【請求項21】
S1P1レセプター関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項16に記載の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩の使用。
【請求項22】
治療によるヒトもしくは動物の身体の処置のための方法における使用のための、請求項16に記載の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩。
【請求項23】
S1P1レセプター関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項16に記載の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩。
【請求項24】
前記S1P1レセプター関連障害は、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、高血圧性腎症、糸球体硬化症、心筋虚血−再灌流傷害、および座瘡からなる群より選択される、請求項19に記載の方法、請求項21に記載の使用または請求項23に記載の式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩。
【請求項25】
式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸:
【化105】

を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、式(IIk)の化合物:
【化106】

であって、ここでRは、C−Cアルキルである化合物を、リパーゼおよび加水分解工程の溶媒の存在下で加水分解して、該式(Ia)の(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸を形成する工程
を包含する、プロセス。
【請求項26】
は、エチルである、請求項25に記載のプロセス。
【請求項27】
前記リパーゼは、固定化されたCandida antarctica リパーゼBである、請求項25または26に記載のプロセス。
【請求項28】
前記加水分解工程の溶媒は、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、テトラヒドロフラン(THF)、もしくはアセトニトリルを含む、請求項25〜27のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項29】
前記加水分解工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、請求項25〜27のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項30】
前記式(IIk)の化合物は、
【化107】

であり、
前記リパーゼは、固定化されたCandida antarctica リパーゼBであり;そして
前記加水分解工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、
請求項25に記載のプロセス。
【請求項31】
前記加水分解する工程は、pH約7.6〜約8.0のリン酸緩衝液の存在下で行われる、請求項25〜30のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項32】
前記リン酸緩衝液は、リン酸カリウム緩衝液である、請求項31に記載のプロセス。
【請求項33】
前記加水分解する工程は、約30℃〜約55℃の温度で行われる、請求項25〜32のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項34】
前記加水分解する工程は、前記(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸を単離する工程をさらに包含し、ここで該単離する工程の後、該(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドール−3−イル)酢酸は、約95%以上のエナンチオマー過剰を有する、請求項25〜33のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項35】
式(IIk)の化合物:
【化108】

であって、ここでRは、C−Cアルキルである化合物を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、式(IIj)の化合物:
【化109】

を、アルキル化工程の塩基およびアルキル化工程の溶媒の存在下、4−(クロロメチル)−1−シクロペンチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゼン(式(IIc)):
【化110】

でアルキル化して、該式(IIk)の化合物を形成する工程
を包含し、ただし、該アルキル化工程の溶媒は、ジメチルホルムアミド(DMF)およびジメチルアセトアミド(DMA)からなる群の溶媒以外である、プロセス。
【請求項36】
は、エチルである、請求項35に記載のプロセス。
【請求項37】
前記アルキル化工程の塩基は、炭酸セシウムを含む、請求項35または36に記載のプロセス。
【請求項38】
前記アルキル化工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、請求項35〜37のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項39】
前記式(IIj)の化合物は、
【化111】

であり;
前記アルキル化工程の塩基は、炭酸セシウムを含み;そして
前記アルキル化工程の溶媒は、アセトニトリルを含む、請求項35に記載のプロセス。
【請求項40】
前記4−(クロロメチル)−1−シクロペンチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンと、前記式(IIj)の化合物もしくはその塩と、前記アルキル化工程の塩基との間のモル比は、約1.0:1.0:1.0〜約1.2:1.0:1.5である、請求項35〜39のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項41】
前記アルキル化は、約15℃〜約90℃の温度で行われる、請求項35〜40のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項42】
式(IIj)の化合物:
【化112】

であって、ここでRは、C−Cアルキルである化合物を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、
式(IIi)の化合物:
【化113】

であって、ここでR、R、およびRは、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロゲン、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、およびニトロからなる群より各々独立して選択される化合物を、還元工程の剤および還元工程の触媒の存在下で還元して、該式(IIj)の化合物を形成する工程を包含する、
プロセス。
【請求項43】
は、エチルである、請求項42に記載のプロセス。
【請求項44】
前記還元工程の剤は、ギ酸および還元塩基を含む、請求項42または43に記載のプロセス。
【請求項45】
前記還元塩基は、トリエチルアミンを含む、請求項44に記載のプロセス。
【請求項46】
前記還元工程の触媒は、パラジウムを含む、請求項42〜45のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項47】
前記還元する工程は、還元工程の溶媒の存在下で行われ、該還元工程の溶媒は、酢酸エチルを含む、請求項42〜46のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項48】
前記式(IIi)の化合物と、ギ酸と、前記還元塩基との間のモル比は、約1.0:2.0:2.0〜約1.0:4.0:4.0である、請求項42〜47のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項49】
前記還元する工程は、約15℃〜約55℃の温度で行われる、請求項42〜48のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項50】
式(IIi)の化合物:
【化114】

であって、ここでRは、C−Cアルキルであり;R、R、およびRは、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロゲン、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、およびニトロからなる群より各々独立して選択される化合物を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、
式(IIg)の化合物:
【化115】

であって、ここでRおよびRは、各々独立して、C−Cアルキルであるか、またはRおよびRは、これらがともに結合される窒素原子と一緒になって、5員もしくは6員の複素環式環を形成する化合物と、式(IIh)の化合物:
【化116】

もしくはその塩であって、ここでR、R、およびRは、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロゲン、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、およびニトロからなる群より各々独立して選択される化合物とを、インドール形成酸の存在下で反応させて、式(IIi)の化合物を形成する工程、
を包含する、プロセス。
【請求項51】
およびRはこれらがともに結合される窒素原子と一緒になって、モルホリニルを形成する、請求項50に記載のプロセス。
【請求項52】
は、エチルである、請求項50または51に記載のプロセス。
【請求項53】
、R、およびRは、各々Hである、請求項50〜52のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項54】
前記式(IIh)の化合物は、(4−(ベンジルオキシ)フェニル)ヒドラジンヒドロクロリドである、請求項50〜53のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項55】
前記式(IIg)の化合物:
【化117】

である、請求項50に記載のプロセス。
【請求項56】
前記インドール形成酸は、酢酸を含む、請求項50〜55のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項57】
前記反応させる工程は、C−Cアルキルアルコール溶媒の存在下で行われ、ここで、該C−Cアルキルアルコール溶媒は、エタノールを含む、請求項50〜56のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項58】
前記式(IIg)の化合物と、前記式(IIh)の化合物もしくはその塩との間のモル比は、約1.0:1.0〜約1.0:1.3である、請求項50〜57のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項59】
前記反応させる工程は、約25℃〜約80℃の温度で行われる、請求項50〜58のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項60】
式(IIi)の化合物:
【化118】

であって、ここでRは、C−Cアルキルであり;R、R、およびRは、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロゲン、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、およびニトロからなる群より各々独立して選択される、化合物。
【請求項61】
は、エチルであり、R、R、およびRは、各々Hである、請求項42に記載の化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−518106(P2013−518106A)
【公表日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−551175(P2012−551175)
【出願日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際出願番号】PCT/US2011/000153
【国際公開番号】WO2011/094008
【国際公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】