説明

1,2,4−トリアゾロ[1,5a]ピリジン誘導体の調製および使用

本出願は、一般式Iの化合物
【化1】


およびその塩に関し、式中、X、R1A、R1B、R、R、R、およびRは本明細書において定義されているとおりである。本出願はまた、組成物および過剰増殖性疾患または障害の処置方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式IIの化合物
【化410】

またはその塩(式中:
2Aは、基−T−(CH−U−(CH−Vであって、式中、Tは、直接結合、−CH=CH−、または、−C≡C−、−O−、−S−、または、−NR6A−から選択される結合から選択され、および、Uは、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく、および、Vは、H、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、Hを除いて、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく;
3A、R4AおよびR5Aは、各々、H、OH、CN、NO、ハロゲン、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ハロ(C〜C)アルキル、およびハロ(C〜C)アルコキシから独立して選択され;
6Aは、Hおよび(C〜C)アルキルから選択され;
7Aは、各々、Hおよび(C〜C)アルキルから独立して選択され;
12はHであり、jは0であり、および、R11は、OSOハロ(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、Hを除いて、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく、ただし、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルは未置換N−イソプロピル−ピペラジニルまたは3H−[1,3,4]オキサジアゾール−2−オン−5−イルではなく、(C〜C)ヘテロアリールは未置換トリアゾリルまたはテトラゾリルではなく、および、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルは未置換CH−トリアゾリルまたはCH−イミダゾリルではなく;
または
11はHであり、hは0であり、および、R12は、SO(C〜C)アルキル、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ハロ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、Hを除いて、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく;
または
11およびR12は、一緒になって5員〜10員炭素環もしくは複素環または6員芳香族複素環を形成し得、ここで、前述のもののいずれかは、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく、ただし、前記複素環が1個の窒素原子を含有する5員環である場合、前記環はオキソによっても置換されてはおらず;
h、j、qおよびrは、各々、0、1、2、または3から独立して選択され;ならびに
ここで、前記任意の置換基は、各々、OH、CN、オキソ、NO、ハロゲン、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ヒドロキシ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、NR7A7A、(C〜C)アルキル−NR7A7A、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、SO7A、(C〜C)アルキル−SO7A、(C〜C)アルキル−C(O)NR7A7A、C(O)NR7A7A、(C〜C)アルキル−SONR7A7A、SONR7A7A、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキル、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシ、COR7A、(C〜C)アルキル−COR7A、NR7ACOR7A、(C〜C)アルキル−NR7ACOR7A、NR7ASO7A、(C〜C)アルキル−NR7ASO7A、OSO7A、(C〜C)アルキル−OSO7A、POR7A7A、(C〜C)アルキル−POR7A7A、CO7Aまたは(C〜C)アルキル−CO7Aから独立して選択される)。
【請求項2】
5A、R4A、R3AおよびR12がHであり、ならびに、jが0である、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項3】
12がHであり、jが0であり、および、R11が、6員複素環、(C〜C)アルコキシ;(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシから選択され;ここで、前述のもののいずれかは、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項4】
11が、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、アザホスフィナニル、および、チオモルホリニルから選択され、ここで、前述のもののいずれかは、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよい、請求項3に記載の化合物またはその塩。
【請求項5】
以下:
【表41】

【表42】

【表43】

【表44】

【表45】

【表46】

【表47】

【表48】

【表49】

【表50】

【表51】

【表52】

【表53】

【表54】

【表55】

【表56】

【表57】

【表58】

【表59】

【表60】

【表61】

から選択される、請求項4に記載の化合物またはその塩。
【請求項6】
11が(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシであり、式中、前記(C〜C14)ヘテロシクロアルキル基は、5員または6員ヘテロシクロアルキル基から選択される、請求項3に記載の化合物またはその塩。
【請求項7】
以下:
【表62】

【表63】

【表64】

【表65】

から選択される、請求項6に記載の化合物またはその塩。
【請求項8】
11が(C〜C)アルコキシである、請求項3に記載の化合物またはその塩。
【請求項9】
以下:
【表66】

【表67】

【表68】

から選択される、請求項8に記載の化合物またはその塩。
【請求項10】
11およびR12が一緒になって、1〜4個の置換基で任意により置換されている5員〜10員炭素環を形成していてもよい、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項11】
以下:
【表69】

から選択される、請求項10に記載の化合物またはその塩。
【請求項12】
11およびR12が一緒になって、1〜4個の置換基で任意により置換されている5員〜10員複素環を形成していてもよい、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項13】
以下:
【表70】

【表71】

【表72】

【表73】

【表74】

【表75】

【表76】

【表77】

【表78】

【表79】

【表80】

【表81】

【表82】

【表83】

から選択される、請求項12に記載の化合物またはその塩。
【請求項14】
11およびR12が一緒になって、1〜4個の置換基で任意により置換されている6員芳香族複素環を形成していてもよい、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項15】
以下:
【表84】

から選択される、請求項14に記載の化合物またはその塩。
【請求項16】
11がHであり、hが0であり、および、R12が、SO(C〜C)アルキル、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ハロ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、Hを除いて、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物またはその塩。
【請求項17】
以下:
【表85】

【表86】

【表87】

【表88】

から選択される、請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項18】
以下:
【表89】

【表90】

【表91】

【表92】

【表93】

【表94】

から選択される、請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項19】
以下:
【表95】

から選択される、請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項20】
以下:
【表96】

【表97】

【表98】

【表99】

から選択される、請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項21】
以下:
【表100】

から選択される、請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項22】
式IIIの構造:
【化411】

(式中、R12は、SO7A、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ハロ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキルおよび(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシから選択され、ここで、前述の基の各々は、1〜4個の置換基で任意により置換されていてもよく;
は、1〜4個の置換基で任意により置換されている、SO7A、POR7A7A、NR7ASO7A、ハロ(C〜C)アルキル、ハロゲン、または(C〜C14)ヘテロシクロアルキルから選択され;
jは、0、1、2または3から選択され;ならびに
ここで、前記任意の置換基は、各々、OH、CN、オキソ、NO、ハロゲン、(C〜C)アルキル、(C〜C)アルコキシ、ヒドロキシ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルキル、ハロ(C〜C)アルコキシ、(C〜C14)シクロアルキル、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)シクロアルキルオキシ、(C〜C14)シクロアルキル(C〜C)アルコキシ、NR7A7A、(C〜C)アルキル−NR7A7A、(C〜C10)アリール、(C〜C10)アリール(C〜C)アルキル、(C〜C10)アリールオキシ、(C〜C10)アリール(C〜C)アルコキシ、SO7A、(C〜C)アルキル−SO7A、(C〜C)アルキル−C(O)NR7A7A、C(O)NR7A7A、(C〜C)アルキル−SONR7A7A、SONR7A7A、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキルオキシ、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルキル、(C〜C14)ヘテロシクロアルキル(C〜C)アルコキシ、(C〜C)ヘテロアリール、(C〜C)ヘテロアリールオキシ、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルキル、(C〜C)ヘテロアリール(C〜C)アルコキシ、COR7A、(C〜C)アルキル−COR7A、NR7ACOR7A、(C〜C)アルキル−NR7ACOR7A、NR7ASO7A、(C〜C)アルキル−NR7ASO7A、OSO7A、(C〜C)アルキル−OSO7A、POR7A7A、(C〜C)アルキル−POR7A7A、CO7Aまたは(C〜C)アルキル−CO7Aから独立して選択される)
を有する請求項16に記載の化合物またはその塩。
【請求項23】
以下:
【表101】

【表102】

【表103】

【表104】

【表105】

【表106】

【表107】

から選択される、請求項22に記載の化合物またはその塩。
【請求項24】
以下:
【表108】

【表109】

【表110】

【表111】

【表112】

【表113】

から選択される、請求項22に記載の化合物またはその塩。
【請求項25】
請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物またはその塩、および、少なくとも1種の薬学的に許容可能な賦形剤を含む組成物。
【請求項26】
JAK2またはFAKキナーゼの少なくとも一方の阻害の必要性が示される過剰増殖性疾患の処置における使用のための、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物またはその塩。
【請求項27】
少なくともJAK2の阻害の必要性が示される疾患または障害の処置における使用のための、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物またはその塩であって、インビトロで前記JAK2酵素を優先的に阻害する化合物またはその塩。
【請求項28】
前記化合物またはその塩が、インビトロで、前記JAK3酵素よりも前記JAK2酵素に対して少なくとも20倍選択的である、請求項27に記載の使用。

【公表番号】特表2012−528886(P2012−528886A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−514166(P2012−514166)
【出願日】平成22年6月4日(2010.6.4)
【国際出願番号】PCT/US2010/037363
【国際公開番号】WO2010/141796
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(509021085)セファロン、インク. (24)
【Fターム(参考)】