説明

11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型および2型のインヒビター

式(I)を有する化合物が提供される:
【化192】


ここで、RおよびRのうちの1つは、式(a)の基であり、ここで、Rは、Hおよびヒドロカルビルから選択され、Rは、ヒドロカルビル基であり、Lは任意のリンカー基であるか、または、RおよびRは一緒になって、基(式(a))で置換された環を形成し、ここで、Rは、Hもしくは置換基であり、ここで、Xは、S、O、NRおよびC(R)(R)から選択され、ここで、Rは、Hおよびヒドロカルビル基から選択され、ここで、RおよびRの各々は、独立して、Hおよびヒドロカルビル基から選択される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

を有する化合物であって、ここで、
およびRのうちの1つは、以下の式:
【化2】

の基であり、ここで、Rは、Hおよびヒドロカルビルから選択され、Rは、ヒドロカルビル基であり、そして、Lは任意のリンカー基であるか、または
およびRは一緒になって、以下の基:
【化3】

で置換された環を形成し、ここで、Rは、Hまたは置換基であり、ここで、Xは、S、O、NRおよびC(R)(R)から選択され、ここで、Rは、Hおよびヒドロカルビル基から選択され、ここで、RおよびRの各々は、独立して、Hおよびヒドロカルビル基から選択される、
化合物。
【請求項2】
以下の式II:
【化4】

を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Lが存在しない、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
およびRが一緒になって、以下の基:
【化5】

で置換された環を形成する、請求項1、2または3に記載の化合物。
【請求項5】
およびRが一緒になって、炭素環式環を形成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
およびRが一緒になって、六員環を形成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
およびRが一緒になって、アリール環を形成する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式III:
【化6】

を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
式IV:
【化7】

を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
式V:
【化8】

を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
式VI:
【化9】

を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
式VII:
【化10】

を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
が、H、ヒドロカルビル、−S−ヒドロカルビル、−S−H−、ハロゲンおよびN(R)(R10)から選択され、ここで、RおよびR10の各々が、独立してHおよびヒドロカルビル基から選択される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
が、H、ならびに、C〜Cアルキル基およびC〜Cアルキル基のようなC〜C10アルキル基から選択される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
が−CHである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
式VIII:
【化11】

を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
式IX:
【化12】

を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
式X:
【化13】

を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
式XI:
【化14】

を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
が、O、ヒドロカルビルおよびN(R)から選択され、ここで、RがHおよびヒドロカルビル基から選択される、請求項16〜19のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
が、O、C〜C10アルケニル基、例えば、C〜Cアルケニル基およびC〜Cアルケニル基、NHならびにN−C〜C10アルキル基、例えば、N−C〜Cアルキル基およびN−C〜Cアルキル基から選択される、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
がH、ならびにC〜Cアルキル基およびC〜Cアルキル基のようなC〜C10アルキル基から選択される、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
がHである、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
が以下の式:
【化15】

の基である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
が置換された環である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
が炭素環式環である、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
が六員環である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
がアリール環である、請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
が以下の式:
【化16】

を有する基であり、ここで、R11、R12、R13、R14およびR15の各々が、独立して、H、ハロゲンおよびヒドロカルビル基から選択される、請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
11、R12、R13、R14およびR15の各々が、独立して、H、ハロゲン、アルキル、フェニル、O−アルキル、O−フェニル、ニトリル、ハロアルキル、カルボキシアルキル、−COH、COアルキルおよびNH−アセチル基から選択される、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
薬学的に受容可能なキャリア、希釈剤、賦形剤またはアジュバントと、必要に応じて配合された、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項32】
医療における使用のための、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
11β−HSDに関連する状態または疾患の治療における使用のための医薬の製造における、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項34】
前記状態または疾患が、糖尿病および肥満のような代謝障害;高血圧のような心脈管障害;緑内障;関節炎または喘息のような炎症性障害;免疫障害;骨粗しょう症のような骨障害;癌;子宮内増殖遅延;顕性鉱質コルチコイド過剰症候群(AME);多嚢胞性卵巣症候群(PCOS);多毛;座瘡;希発月経もしくは無月経;副腎皮質腺腫および癌腫;クッシング症候群;下垂体腫瘍;侵襲性癌腫;乳癌;ならびに子宮内膜癌からなる群より選択される、請求項33に記載の使用。
【請求項35】
有害な11β−HSDレベルに関連する状態または疾患の治療における使用のための医薬の製造における、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項36】
11β−HSD活性を調節するための医薬品の製造における、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項37】
11β−HSD活性を阻害するための医薬品の製造における、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項38】
以下:
(a)請求項1〜30のいずれか1項に規定される式を有する1種以上の候補化合物を用いて、11β−HSDアッセイを実施する工程;
(b)該1種以上の候補化合物が、11β−HSD活性を調節し得るかどうかを決定する工程;および
(c)11β−HSD活性を調節し得る該1種以上の候補化合物を選択する工程
を包含する、方法。
【請求項39】
以下:
(a)請求項1〜30のいずれか1項に規定される式を有する1種以上の候補化合物を用いて、11β−HSDアッセイを実施する工程;
(b)該1種以上の候補化合物が、11β−HSD活性を阻害し得るかどうかを決定する工程;および
(c)11β−HSD活性を阻害し得る該1種以上の候補化合物を選択する工程
を包含する、方法。
【請求項40】
請求項38または請求項39に記載の方法により同定される、化合物。
【請求項41】
医療における使用のための、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
薬学的に受容可能なキャリア、希釈剤、賦形剤またはアジュバントと、必要に応じて配合された、請求項40に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項43】
11β−HSDに関連する状態または疾患の治療における使用のための医薬の製造における、請求項40に記載の化合物の使用。
【請求項44】
前記状態または疾患が、糖尿病および肥満のような代謝障害;高血圧のような心脈管障害;緑内障;関節炎または喘息のような炎症性障害;免疫障害;骨粗しょう症のような骨障害;癌;子宮内増殖遅延;顕性鉱質コルチコイド過剰症候群(AME);多嚢胞性卵巣症候群(PCOS);多毛;座瘡;希発月経もしくは無月経;副腎皮質腺腫および癌腫;クッシング症候群;下垂体腫瘍;侵襲性癌腫;乳癌ならびに子宮内膜癌からなる群より選択される、請求項43に記載の使用。
【請求項45】
有害な11β−HSDレベルに関連する状態または疾患の治療における使用のための医薬の製造における、請求項40に記載の化合物の使用。
【請求項46】
11β−HSDが、11β−HSD 1型である、請求項33〜45のいずれか1項に記載の発明。
【請求項47】
11β−HSDが、11β−HSD 2型である、請求項33〜45のいずれか1項に記載の発明。
【請求項48】
実質的に、実施例のいずれかを参照して明細書中に記載されるような、化合物。
【請求項49】
実質的に、実施例のいずれかを参照して明細書中に記載されるような、組成物。
【請求項50】
実質的に、実施例のいずれかを参照して明細書中に記載されるような、方法。
【請求項51】
実質的に、実施例のいずれかを参照して明細書中に記載されるような、使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公表番号】特表2006−514614(P2006−514614A)
【公表日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−546183(P2004−546183)
【出願日】平成15年10月23日(2003.10.23)
【国際出願番号】PCT/GB2003/004590
【国際公開番号】WO2004/037251
【国際公開日】平成16年5月6日(2004.5.6)
【出願人】(500232695)ステリックス リミテッド (13)
【Fターム(参考)】