説明

11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬

本発明は、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬である化合物に関する。本発明はさらに、非インシュリン依存性2型糖尿病、インシュリン耐性、肥満、脂質障害、メタボリック症候群ならびに過剰の糖質コルチコイド作用が介在する他の疾患および状態の治療における11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬の使用に関するものでもある。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【化1】

[式中、
、A、AおよびAのうちの一つは、アルキル−NH−アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環カルボニル、複素環スルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、ハロアルキル、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、−S(O)−N(R)、−NR−[C(R)]−C(O)−R10、−O−[C(R1112)]−C(O)−R13、−OR14a、−N(R1516)、−CO17、−C(O)−N(R1819)、−C(R2021)−OR22、−C(R2324)−N(R2526)および複素環からなる群から選択され;ただし、5員複素環は2個の酸素原子を含むことはできず、ならびにA、A、AおよびAからなる群の残りの構成員はそれぞれ個別に水素、アルキル、アルキル−NH−アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、複素環カルボニル、複素環スルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、−S(O)−N(R)、−NR−[C(R)]−C(O)−R10、−O−[C(R1112)]−C(O)−R13、−OR14b、−N(R1516)、−CO17、−C(O)−N(R1819)、−C(R2021)−OR22および−C(R2324)−N(R2526)からなる群から選択され;
nは、0または1であり;
pは、0または1であり;
Dは、結合、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eは、シクロアルキル、アルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;前記ヘテロアリールおよび前記複素環は、利用可能な炭素原子を介して親分子部分に懸垂しており、またはRおよびEがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
Xは、結合、−N(R31)−、−O−、−S−、−S(O)−および−S(O)−からなる群から選択され;
は、水素およびアルキルからなる群から選択され;
は、水素、アルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択され;
およびRは、それぞれ独立に水素、アルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択されるか、またはRおよびRがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
およびRは、それぞれ独立に水素、アルコキシ、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、またはRおよびRがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
およびRは、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択されるか、RとRがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
10は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキルおよび−N(R3233)からなる群から選択され;
11およびR12は、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され、またはR11およびR12がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
13は、ヒドロキシおよび−N(R3435)からなる群から選択され;
14aは、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
14bは、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
15およびR16は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環スルホニル、アルキルスルホニル、シクロアルキルスルホニルおよびアリールスルホニルからなる群から選択され、またはR15およびR16がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
17は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され; R18およびR19は、それぞれ独立に水素、アルコキシ、アルキル、アルキルスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択され、またはR18およびR19がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
20、R21およびR22は、それぞれ独立に水素、アルキル、アリール、アリールアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択され;
23およびR24は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
25およびR26は、それぞれ独立に水素、アルコキシ、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択され、またはR25およびR26がそれらが結合している窒素と一体となって、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
27およびR28は、それぞれ独立に水素、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され、またはR27およびR28がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており、またはR27およびR29がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており、またはR28およびRがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
29およびR30は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アリールオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、複素環および−N(R3637)からなる群から選択され、またはR29およびR30がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており、またはR29およびRがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており、またはR29およびEがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
31は、水素、アルキル、アリール、シクロアルキル、複素環およびヘテロアリールからなる群から選択され、またはR31およびEがそれらが結合している原子と一体となってヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており、またはR31およびRがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
32およびR33は、それぞれ独立に水素、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルスルホニル、シクロアルキルスルホニル、アリールスルホニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され、またはR32およびR33がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
34およびR35は、それぞれ独立に水素、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルスルホニル、シクロアルキルスルホニル、アリールスルホニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され、またはR34およびR35がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;ならびに
36およびR37は、それぞれ独立に水素、アルキルおよびアリールからなる群から選択される。]
【請求項2】
、AおよびAが水素であり;ならびに
およびRが水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;ならびに
Dが結合である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;ならびに
Eが、アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
Eが、アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRが水素であり;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
Eが、アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
が水素であり;
がアルキルであり;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
Eがアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRがアルキルであり;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
Eがアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRがそれらが結合している原子と一体となって、シクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
Eがアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
、AおよびAが水素であり;
およびRが水素であり;
Dが結合であり;
およびEがそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
下記式(II)を有する請求項10の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【化2】

[式中、
tは、1または2であり;
、AおよびAは、水素であり;
およびRは、水素であり;
は、アルキルであり;
は、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択され;ならびに
38は、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;前記アリールアルキルの前記アリールおよび前記ヘテロアリールアルキルの前記ヘテロアリールは、それぞれ独立に未置換であるかまたは、アルキル、ハロゲンおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の置換基で置換されている。]
【請求項12】
下記式(III)を有する請求項10の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【化3】

[式中、
tは、1または2であり;
、AおよびAは、水素であり;
およびRは、水素であり;
は、アルキルであり;
は、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択され;ならびに
38は、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;前記アリールアルキルの前記アリールおよび前記ヘテロアリールアルキルの前記ヘテロアリールは、それぞれ独立に未置換であるかまたはアルキル、ハロゲンおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の置換基で置換されている。]
【請求項13】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;ならびに
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;ならびに
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;ならびに
Xが、結合である請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、結合であり;
およびRが、水素であり;
27、R28、R29、R30がそれぞれ独立に、水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、結合であり;
が、水素であり;
が、アルキルであり;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、結合であり;
およびRが、アルキルであり;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、結合であり;ならびに
およびRがそれらが結合している原子と一体となって、シクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、結合であり;
およびRがそれらが結合している原子と一体となって、シクロアルキル環を形成しており;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;ならびに
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択され;
およびRが、水素であり;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択され;
が、水素であり;
が、アルキルであり;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択され;
およびRが、アルキルであり;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択され;
およびRがそれらが結合している原子と一体となって、シクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
、AおよびAが、水素であり;
およびRが、水素であり;
Dが、−C(R2728)−X−および−C(R2728)−C(R2930)−X−からなる群から選択され;
Eが、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
Xが、−N(R31)−および−O−からなる群から選択され;
およびRがそれらが結合している原子と一体となって、シクロアルキル環を形成しており;
27、R28、R29およびR30が、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;ならびに
が、ヘテロアリール、−CO17、−C(O)−N(R1819)、アルキルスルホニルおよび−S(O)−N(R)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
E−4−{[1−(4−クロロ−フェニル)−シクロブタンカルボニル]−アミノ}−アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−[(1−フェニル−シクロプロパンカルボニル)−アミノ]−アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−(2−メチル−2−フェニル−プロピオニルアミノ)−アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[1−(4−クロロ−フェニル)−シクロブタンカルボニル]−アミノ}−アダマンタン−1−カルボン酸アミド;
E−4−[(1−フェニル−シクロプロパンカルボニル)−アミノ]−アダマンタン−1−カルボン酸アミド;
E−4−(2−メチル−2−フェニル−プロピオニルアミノ)−アダマンタン−1−カルボン酸アミド;
E−4−({[1−(4−クロロフェニル)シクロヘキシル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−クロロフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[(1−フェニルシクロペンチル)カルボニル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(3−フルオロフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−フルオロフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(2−フルオロフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[(1−メチルシクロヘキシル)カルボニル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(2,4−ジクロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−メチルフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(4−ピリジン−4−イルフェニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−チエン−2−イルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−チエン−3−イルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−{4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]フェニル}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({[1−(4−メトキシフェニル)シクロペンチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−ブロモフェニル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−1−(2−メチルベンジル)−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−ベンジル−3−メチル−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−1−(2−メチルベンジル)−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−(2−クロロベンジル)−3−メチル−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−(3−クロロベンジル)−3−メチル−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−ブロモフェニル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[4−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(4−ピリジン−3−イルフェニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−{[({(E)−4−[(2−メチル−2−チエン−2−イルプロパノイル)アミノ]−1−アダマンチル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;
E−4−({2−メチル−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−1−(1−メチル−1−フェニルエチル)−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]ピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−[(1S)−1−フェニルエチル]ピロリジン−3−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(1,3−チアゾール−2−イル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−(4−クロロベンジル)−3−メチルピペリジン−3−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−ベンジル−3−メチル−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(4−フェノキシフェニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(1−ベンゾチエン−3−イル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;および
E−4−[(2−メチル−2−キノキサリン−2−イルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項28】
(E)−4−[(2−メチル−2−ピラジン−2−イルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−(2−ピリジン−2−イルエチル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボン酸メチル;
(E)−4−({2−メチル−2−[3−(1,3−チアゾール−4−イルメトキシ)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−{3−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ]フェニル}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−{[(1−フェニルシクロプロピル)カルボニル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸メチル;
(E)−4−{[2−(6−フルオロピリジン−3−イル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−N−[3−(アミノカルボニル)ベンジル]−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−1−(2−クロロベンジル)−3−メチル−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−(ピリジン−4−イルメチル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
(E)−4−{[2−メチル−2−(4−フェノキシフェニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−1−フェニルシクロプロパンカルボキサミド;
(E)−4−({3−[(5−シアノピリジン−2−イル)オキシ]−2,2−ジメチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−(1−ピリジン−2−イルエチル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−3−フェニルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−{[2−メチル−2−(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({[1−(4−クロロフェニル)シクロブチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸メチル;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−(ピリジン−3−イルメチル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−2−{6−[(2−モルホリン−4−イルエチル)アミノ]ピリジン−3−イル}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−2−{4−[(E)−2−ピリジン−4−イルビニル]フェニル}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロパンアミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[3−(2−モルホリン−4−イルエトキシ)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−{[2−(3−シアノピリジン−2−イル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
N−[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]−3−メチル−2−オキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
(E)−N−[4−(アミノスルホニル)ベンジル]−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−メチル−2−[4−(ペンチルオキシ)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−4−({2−メチル−2−[4−(1,3−チアゾール−4−イルメトキシ)フェニル]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−N−(1,3−チアゾール−5−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−4−{[2−(5−シアノピリジン−2−イル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−{[2−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
4−[({[(E)−4−({2−メチル−2−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパノイル}アミノ)−1−アダマンチル]カルボニル}アミノ)メチル]安息香酸;
4−{[({(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−1−アダマンチル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;
3−{[({(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−1−アダマンチル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;
(E)−4−({[1−(4−メチルフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−N−(ピリジン−4−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({[1−(2,4−ジクロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−N−(2−フリルメチル)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
3−[(E)−4−({2−メチル−2−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]プロパノイル}アミノ)−1−アダマンチル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−N−(ピリジン−3−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−[(2−メチル−2−フェニルプロパノイル)アミノ]−N−(ピリジン−2−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
(E)−4−({2−[4−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
(E)−4−[(2−メチル−2−{4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]フェニル}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボン酸;および
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−1−(2−クロロベンジル)−3−メチル−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項29】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素の阻害方法。
【請求項30】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での障害を治療する方法。
【請求項31】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での非インシュリン依存性2型糖尿病を治療する方法。
【請求項32】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのインシュリン耐性を治療する方法。
【請求項33】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での肥満を治療する方法。
【請求項34】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での脂質障害を治療する方法。
【請求項35】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのメタボリック症候群を治療する方法。
【請求項36】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での過剰糖質コルチコイド作用が介在する疾患および状態を治療する方法。
【請求項37】
製薬上好適な担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を含む医薬組成物。

【公表番号】特表2008−526874(P2008−526874A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550479(P2007−550479)
【出願日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/000402
【国際公開番号】WO2006/074330
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】