説明

11−ベータ−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの阻害因子としてのN−アドマンチルベンザミド

阻害因子に基づく新規な置換ベンザミド、治療におけるその使用、当該化合物を含んでなる医薬組成物、医薬の製造における当該化合物の使用、及び当該化合物の投与を含んでなる治療方法に関する。本化合物は、11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型(11βHSD1)の活性を調節するため、前記調節が有益である疾患、例えばメタボリック・シンドロームなどの処置において有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

(式中、
1は、水素、メチル、エチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、R2は、以下の式
【化2】

の1つを有する一価の基からなる群から選択され、ここで記号*は結合点を表し、
Qは、ヒドロキシ、−S(=O)2NR56、−CH2OH、−C(CH3)HOH、−C(CH32OH、1−シクロプロパノル、−O−CH2CH2−OH及び−C(=O)NR78からなる群から選択され、
5は、水素、シクロプロピル及びC1〜C4アルキルからなる群から選択され、ここでシクロプロピル及びC1〜C4アルキルは、1又は2個の独立に選択されたR9で任意に置換され、
6は、シクロプロピル及びC1〜C4アルキルからなる群から選択され、ここでシクロプロピル及びC1〜C4アルキルは、1又は2個の独立に選択されたR9で任意に置換され、又はR5及びR6は、それらが結合する窒素原子と共に、1又は2個の独立に選択されたR9で任意に置換された4〜6員環を形成し、
7及びR8は、各々独立に、水素、シクロプロピル及びC1〜C4アルキルからなる群から選択され、ここで、シクロプロピル及びC1〜C4アルキルは1又は2個の独立に選択されたR9で任意に置換され、又はR7及びR8は、それらが結合する窒素原子と共に、1又は2個の独立に選択されたR9で任意に置換された4〜6員環を形成し、
4は、水素、C1〜C4アルキル、シクロプロピル、トリフルオロメチル、ハロゲン、−S(=O)2メチル、−CH2OH、−O−シクロプロピル及び−O−C1〜C4アルキルからなる群から選択され、当該シクロプロピル、C1〜C4アルキル、−O−シクロプロピル及び−O−C1〜C4アルキルはR9で任意に置換され、
95は、C1〜C6アルキル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルからなる群から選択され、ここで当該C1〜C6アルキル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルは、1又は2個の独立に選択されたR96で任意に置換され、
96は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、メチル、シクロプロピル、カルボキシ及び−S(=O)2メチルからなる群から選択され、
97は、水素、シクロプロピル及びC1〜C4アルキルからなる群から選択され、
9は、水素、C1〜C4アルキル、シクロプロピル、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、−CH2OH及びカルボキシからなる群から選択され、
1は、−CR1011、−O−、−S−、−S(=O)−及び−S(=O)2−からなる群から選択され、
2は、−CR8687−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR24−からなる群から選択され、
3は、−CR8889−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR25−からなる群から選択され、
10及びR11は、各々独立に、水素、ヒドロキシ、メチル、エチル、−CH2OH−、フッ素、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、又はR10及びR11は、それらが結合する炭素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここでシクロプロピル又はシクロブチルは、任意にヒドロキシ又はフッ素で置換され、
3は、R13及びR14で置換されたC1〜C4アルキル、R13及びR14で置換されたC3〜C10ヘテロシクリル、R13及びR14で置換されたC3〜C10シクロアルキル、R13及びR14で置換されたアリール、R13及びR14で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R15、−CH(OH)R16、−(CR2223n−C(=O)−NR1718、−(CR2223n−NR19C(=O)R20、−(CR2223n−OR21、−(CR2223n−SR21、−(CR2223n−S(=O)224、−(CR2223n−S(=O)2NR1718、−(CR2223n−NR17S(=O)225、−(CR2223n−NR1718、−(CR2223n−NR17C(=O)−NR1718、−(CR2223n−C=CR4526及び−(CR2223)n−C≡C−R27からなる群から選択され、
nは、0、1及び2からなる群から選択され、
13及びR14は、各々独立に、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(=O)OH、−C(=O)R28、−CH(OH)−R29、−(CR2223m−C(=O)−NR3031、−(CR2223m−NR30C(=O)R28、−(CR2223m−OR32、−(CR2223m−SR32、−(CR2223m−S(=O)233、−(CR2223m−S(=O)2NR3031、−(CR2223m−NR30S(=O)233、−(CR2223m−NR3031、−(CR2223m−NR30C(=O)−NR3031、−(CR2223m−C=CR3435、−(CR2223m−C≡C−R36、R37及びR38で置換された−(CR2223m−C3〜C10ヘテロシクリル、R37及びR38で置換された−(CR2223m−C3〜C10シクロアルキル、R39及びR40で置換された−(CR2223m−アリール、C1〜C6アルキル−R98並びにR39及びR40で置換された−(CR2223m−ヘテロアリールからなる群から選択され、
22及びR23は、各々独立に、水素、ハロゲン、C1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルは、ハロゲン、ヒドロキシ又はオキソからなる群から独立に選択された1又は2個の置換基で任意に置換され、又はR22及びR23は、それらが結合する炭素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここでシクロプロピル又はシクロブチルは、任意にヒドロキシ又はハロゲンで置換され、
86及びR87は、各々独立に、水素、ハロゲン、C1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルは、ハロゲン、ヒドロキシ又はオキソからなる群から独立に選択された1又は2個の置換基で任意に置換され、又はR86及びR87は、それらが結合する炭素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここでシクロプロピル又はシクロブチルは、任意にヒドロキシ又はハロゲンで置換され、
88及びR89は、各々独立に、水素、ハロゲン、C1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル及びC3〜C10シクロアルキルは独立に、ハロゲン、ヒドロキシ又はオキソからなる群から独立に選択された1又は2個の置換基で任意に置換され、又はR88及びR89は、それらが結合する炭素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここでシクロプロピル又はシクロブチルは、任意にヒドロキシ又はハロゲンで置換され、
26及びR27は、各々独立に、水素、−(CR2223m−CO−NR3031、−(CR2223m−NR30C(=O)R28、−(CR2223m−OR32、−(CR2223m−SR32、−(CR2223m−S(=O)233、−(CR2223m−S(=O)2NR3031、−(CR2223m−NR30S(=O)233、−(CR2223m−NR30−C(=O)−NR3031、R37で置換された−(CR2223m−C3〜C10ヘテロシクリル、R38で置換された−(CR2223m−C3〜C10シクロアルキル、R39及びR40で置換された−(CR2223m−アリール、C1〜C6アルキル−R98並びにR39及びR40で置換された−(CR2223m−ヘテロアリールからなる群から選択され、
mは0又は1であり、
15、R16、R20、R21、R24、R25及びR45は、各々独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C10ヘテロシクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル、C3〜C10ヘテロシクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、独立に選択された1、2又は3個のR41で任意に独立に置換され、
17、R18及びR19は、各々独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル、フェニル及びヘテロアリールからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立に選択された、1、2又は3個の置換基で任意に置換され、又はR17及びR18は、それらが結合する窒素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここで前記環は、任意にヒドロキシ、トリフルオロメチル又はハロゲンで置換され、
28、R29、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R98及びR40は、各々独立に、水素、C1〜C6アルキル、フェニル、ヘテロアリール及びC3〜C10シクロアルキルからなる群から選択され、ここで、C1〜C6アルキル、フェニル、ヘテロアリール及びC3〜C10シクロアルキルは、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ及びヒドロキシからなる群から独立に選択された、1、2又は3個の置換基で任意に置換され、
30及びR31は、各々独立に、水素、C1〜C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルは、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立に選択された、1又は2個の置換基で任意に置換され、又はR30及びR31は、それらが結合する窒素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここで前記環は任意にヒドロキシ又はハロゲンで置換され、
41は、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)242、−S−NR4344、−S(=O)2NR4344、シクロプロピル、トリフルオロメチル、−OR42、−SR42、C1〜C6アルキル、−C(=O)NR4344、−NR43(C=O)NR4443、−NR43S(=O)242及び−N(C=O)R42からなる群から選択され、
42は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ及びヒドロキシからなる群から独立に選択された、1、2又は3個の置換基で任意に置換され、
43及びR44は、各々独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C10ヘテロシクリル、C3〜C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、ここでC1〜C6アルキル、C3〜C10ヘテロシクリル、C3〜C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立に選択された1又は2個の置換基で任意に置換され、又はR43及びR44は、それらが結合する窒素原子と共に、シクロプロピル又はシクロブチル環を形成し、ここでシクロプロピル又はシクロブチルは、任意にヒドロキシ又はハロゲンで置換される)
の化合物又は医薬的に許容可能な酸又は塩基とのその塩、又は任意の光学異性体もしくはラセミ体混合物等の光学異性体の混合物、又は任意の互変異性体。
【請求項2】
2が、
【化3】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
−X1−X2−X3−が、−O−CR8687−CR8889−及び−O−CR8687−S(=O)2−からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
−X1−X2−X3−が、−R1011−CR8687−S(=O)2−、−CR1011−CR8687−S−、−CR1011−CR8687−O−、−CR1011−CR8687−NR25−、−CR1011−CR8687−CR8889−、−CR1011−S(=O)2−NR25−及び−CR1011−NR24−S(=O)2−からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
3が、R13及びR14で置換されたC1〜C4アルキル、R13及びR14で置換されたC3〜C10ヘテロシクリル、R13及びR14で置換されたC3〜C10シクロアルキル、R13及びR14で置換されたアリール、R13及びR14で置換されたヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
3が、−C(=O)R15、−CH(OH)R16、−(CR2223n−C(=O)−NR1718、−(CR2223n−NR19C(=O)R20、−(CR2223n−OR21、−(CR2223n−SR21、−(CR2223n−S(=O)224、−(CR2223n−S(=O)2NR1718、−(CR2223n−NR17S(=O)225、−(CR2223n−NR1718、−(CR2223n−NR17C(=O)−NR1718、−(CR2223n−C=CR4526及び−(CR2223n−C≡C−R27からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−4−メタンスルホニルメトキシ−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−4−メタンスルホニルメトキシ−N−メチル−ベンザミド、4−(4−メタンスルホニルメトキシ−ベンゾイル−アミノ)−アダマンタン−1−カルボン酸、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−4−{2−[1−(ピリジン−2−スルホニル)−ピペリジン−4−イル]−エトキシ}−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−4−{2−[1−(ピリジン−2−スルホニル)−ピペリジン−4−イル]−エトキシ}−ベンザミド、4−{2−[4−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−メチル−カルバモイル]−フェノキシ}−エチル)−ピペリジン−1−カルボン酸イソプロピルアミド、4−(2−{4−[(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イルカルバモイル)−フェノキシ]−エチル}−ピペリジン−1−カルボン酸イソプロピルアミド、N−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−N−メチル−4−フェンエチルオキシ−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−4−フェンエチルオキシ−ベンザミド、4−{2−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピニル)−ピペリジン−4−イル]−エトキシ}−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−ベンザミド、4−{2−[1−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピニル)−ピペリジン−4−イル]−エトキシ}−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−ベンザミド、4−{2−[1−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピニル)−ピペリジン−4−イル]−エトキシ}−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−N−メチル−4−(2−フェニル−エタンスルホニルメトキシ)−ベンザミド、4−[2−(5−エチル−ピリジン−2−イル)−エトキシ]−N−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−N−メチル−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−4−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−4−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−ベンザミド、4−[2−(5−エチル−ピリジン−2−イル)−エトキシ]−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンザミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−4−(ピリジン−2−スルホニルメトキシ)−ベンザミド、及びN−(5−ヒドロキシ−トリシクロ[3.3.1.1.3.7]デカン−2−イル)−N−メチル−4−(ピリジン−2−スルホニルメトキシ)−ベンザミドからなる群から選択される化合物。
【請求項8】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が有益である、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のために有用な剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
細胞内グルココルチコイド値により影響を受ける、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のために有用な剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
メタボリック・シンドローム、インスリン耐性、脂質異常症、高血圧及び肥満からなる群から選択される、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のために有用な剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の処置、防止及び/又は予防のために有用な剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
グルココルチコイド受容体アゴニスト処置又は治療の副作用の、処置、防止及び/又は予防のために有用な剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
有効成分として少なくとも1つの請求項1〜12に記載の任意の化合物を含んでなるとともに、1又は複数の医薬的に許容可能な担体又は賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項14】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が有益である、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項15】
細胞内グルココルチコイド値により影響を受ける、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項16】
メタボリック・シンドローム、インスリン耐性、脂質異常症、高血圧及び肥満からなる群から選択される、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項17】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の処置、防止及び/又は予防のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項18】
グルココルチコイド受容体アゴニスト処置又は治療の副作用の、処置、防止及び/又は予防のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項19】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が有益である、任意の症状、障害及び疾患の、処置、防止及び/又は予防のための方法であって、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の有効量を、それを必要とする対象に投与することを含んでなる方法。

【公表番号】特表2010−519239(P2010−519239A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550269(P2009−550269)
【出願日】平成20年2月18日(2008.2.18)
【国際出願番号】PCT/EP2008/051912
【国際公開番号】WO2008/101885
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(508269525)ハイ ポイント ファーマシューティカルズ,リミティド ライアビリティ カンパニー (26)
【Fターム(参考)】